細胞増殖関連疾患のための方法および組成物
ネオ活性変異体を有する対象を治療および評価する方法が、本明細書に記載される。一局面において、本発明は、i)2HGネオ活性を有する変異体IDHの存在、またはii)2HGの上昇したレベルを特徴とする細胞増殖関連疾患を有する対象を治療する方法を提供し、前記対象は、2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有しないか、または2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有すると診断されていない対象であり、前記方法は、それを必要とする前記対象に、治療的に有効な量の、対象の2HGの前記上昇したレベルを減少させる治療薬、2HGネオ活性を有する前記変異体IDHの阻害剤、対象の前記上昇したレベルの2HGの望ましくない効果を改善する治療薬、または2HGネオ活性を有する前記変異体IDHをコードするmRNAを標的とする、核酸に基づく阻害剤のうちの1つ以上を投与し、それによって、前記対象を治療することを含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
i)2HGネオ活性を有する変異体IDHの存在、またはii)2HGの上昇したレベルを特徴とする細胞増殖関連疾患を有する対象を治療する方法であり、前記対象は、2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有しないか、または2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有すると診断されていない対象であり、前記方法は、それを必要とする前記対象に、治療的に有効な量の
対象の2HGの前記上昇したレベルを減少させる治療薬、
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHの阻害剤、
対象の前記上昇したレベルの2HGの望ましくない効果を改善する治療薬、または
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHをコードするmRNAを標的とする、核酸に基づく阻害剤のうちの1つ以上を投与し、
それによって、前記対象を治療することを含む、方法。
【請求項2】
前記細胞増殖関連疾患は、癌または前癌疾患である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記癌は、星状腫瘍、希突起膠腫、乏突起星細胞系腫瘍、未分化星状細胞腫、線維肉腫、傍神経節腫、前立腺癌、急性リンパ芽球性白血病、または急性骨髄性白血病である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記癌は、グリア芽腫である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記対象に、2HGネオ活性を有する前記変異体IDHの阻害剤を投与することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記変異体IDHは、変異体IDH1である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記変異体IDH1は、IDH1R132Xである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記変異体IDH1は、IDH1R132H、IDH1R132C、IDH1R132S、IDH1R132G、IDH1R132L、またはIDH1R132Vである、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記変異体IDH1は、IDH1R132HまたはIDH1R132Cである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記変異体IDHは、変異体IDH2である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Xである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記変異体IDH2は、IDH2R172K、IDH2R172M、IDH2R172S、IDH2R172G、またはIDH2R172Wである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Kである、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
2HGネオ活性を有する変異体IDHの前記阻害剤は、
a. 式(X)の化合物であって、
【化13】
式中、Xは、C1−C6アルキレン(例えば、メチレン)、C(O)、またはC(O)C1−C6アルキレンであり、Xは、任意で置換され、
R1は、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1−C6アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミド、−C(O)OH、またはC(O)OC1−C6アルキルであり、かつ
mは、0、1、2、または3であるか、あるいは
b. 下の表中の化合物のいずれか1つから選択される化合物である、請求項1または請求項5に記載の方法。
【化14−1】
【化14−2】
【化14−3】
【請求項15】
対象の前記上昇した2HGの望ましくない効果を改善する治療薬を投与することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHをコードするmRNAを選択的に標的とする核酸に基づく阻害剤を投与することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
第2の抗癌剤または療法を、それを必要とする前記対象に投与することを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
癌の存在または感受性に関して、対象を評価する方法であって、
a)前記対象が、2−ヒドロキグルタル酸尿症を有しないか、または2−ヒドロキグルタル酸尿症を有すると診断されていない、2HGの存在、分布、もしくはレベル、
b)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらの存在、分布、もしくはレベル、
c)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするRNAの存在、分布、もしくはレベル、あるいは
d)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするDNAの存在、のうちの1つ以上に関して、前記対象または前記対象からの試料を分析し、
それによって、そのような癌に関して、前記対象を評価することを含む、方法。
【請求項19】
前記癌は、星状腫瘍、希突起膠腫、乏突起星細胞系腫瘍、未分化星状細胞腫、線維肉腫、傍神経節腫、前立腺癌、急性リンパ芽球性白血病、または急性骨髄性白血病である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記癌は、グリア芽腫である、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらの存在、分布、もしくはレベル、あるいは変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするRNAを分析することを含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
DNA配列決定、免疫分析、または酵素活性アッセイによる、前記対象の組織、産物、または体液の評価を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記変異体IDH1は、IDH1R132Xである、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記変異体IDH1は、IDH1R132H、IDH1R132C、IDH1R132S、IDH1R132G、IDH1R132L、またはIDH1R132Vである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記変異体IDH1は、IDH1R132HまたはIDH1R132Cである、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Xである、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記変異体IDH2は、IDH2R172K、IDH2R172M、IDH2R172S、IDH2R172G、またはIDH2R172Wである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Kである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記2HGの存在、分布、またはレベルを分析することを含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
前記2HGの存在、分布、またはレベルは、画像分析または分光分析によって非侵襲的に決定される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記画像分析または分光分析は、磁気共鳴画像法もしくは磁気共鳴分光法を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記2HGの存在、分布、もしくはレベルは、前記対象の組織、産物、または体液を評価することによって決定される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
請求項21〜28のいずれか1項に記載の方法をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
請求項29〜32のいずれか1項に記載の方法をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
変異体IDHの2HGネオ活性を阻害する能力に関して、候補化合物を評価する方法であって、
前記候補化合物を、2HGネオ活性を有する変異体IDHと接触させることと、
前記2HGネオ活性を調節する前記候補化合物の能力を評価することと、を含み、
それによって、前記候補化合物を評価することを含む、方法。
【請求項36】
2HGネオ活性を有する変異体IDHをコードするRNAの翻訳を阻害するか、または2HGネオ活性を有する変異体IDHを阻害する能力に関して、候補化合物を評価する方法であって、
前記候補化合物を、2HGネオ活性を有する変異体IDHをコードするRNAと、または細胞もしくは細胞溶解物を含む系と接触させることと、
前記RNAの前記翻訳を阻害するか、または2HGネオ活性を有する変異体IDHを阻害する前記候補化合物の能力を評価することと、を含み
それによって、前記候補化合物を評価する、方法。
【請求項37】
前記変異体IDHは、変異体IDH1である、請求項35または請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記変異体IDHは、変異体IDH2である、請求項35または請求項36に記載の方法。
【請求項39】
細胞増殖関連疾患を有する対象に対して、2HGネオ活性を有する変異体IDHの阻害剤での治療に関する支払クラスを選択する方法であって、
前記対象が、2HGネオ活性産物もしくは2HGネオ活性、または2HGネオ活性を有する変異体IDH1もしくは変異体IDH2の増加したレベルにおいて陽性であるかの評価を提供することと、
(1)前記対象が陽性の場合に、第1の支払クラスを選択すること、および(2)前記対象が陽性ではない場合に、第2の支払クラスを選択すること、のうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、方法。
【請求項40】
a. 式(X)の化合物であって、
【化15】
式中、Xは、C1−C6アルキレン、C(O)、またはC(O)C1−C6アルキレンであり、Xは、任意で置換され、
R1は、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1−C6アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミド、−C(O)OH、またはC(O)OC1−C6アルキルであり、かつ
mは、0、1、2、または3であるか、あるいは
b. 下の表中の化合物のいずれか1つから選択される化合物を含む、医薬組成物。
【化16−1】
【化16−2】
【請求項1】
i)2HGネオ活性を有する変異体IDHの存在、またはii)2HGの上昇したレベルを特徴とする細胞増殖関連疾患を有する対象を治療する方法であり、前記対象は、2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有しないか、または2−ヒドロキシグルタル酸尿症を有すると診断されていない対象であり、前記方法は、それを必要とする前記対象に、治療的に有効な量の
対象の2HGの前記上昇したレベルを減少させる治療薬、
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHの阻害剤、
対象の前記上昇したレベルの2HGの望ましくない効果を改善する治療薬、または
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHをコードするmRNAを標的とする、核酸に基づく阻害剤のうちの1つ以上を投与し、
それによって、前記対象を治療することを含む、方法。
【請求項2】
前記細胞増殖関連疾患は、癌または前癌疾患である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記癌は、星状腫瘍、希突起膠腫、乏突起星細胞系腫瘍、未分化星状細胞腫、線維肉腫、傍神経節腫、前立腺癌、急性リンパ芽球性白血病、または急性骨髄性白血病である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記癌は、グリア芽腫である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記対象に、2HGネオ活性を有する前記変異体IDHの阻害剤を投与することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記変異体IDHは、変異体IDH1である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記変異体IDH1は、IDH1R132Xである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記変異体IDH1は、IDH1R132H、IDH1R132C、IDH1R132S、IDH1R132G、IDH1R132L、またはIDH1R132Vである、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記変異体IDH1は、IDH1R132HまたはIDH1R132Cである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記変異体IDHは、変異体IDH2である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Xである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記変異体IDH2は、IDH2R172K、IDH2R172M、IDH2R172S、IDH2R172G、またはIDH2R172Wである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Kである、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
2HGネオ活性を有する変異体IDHの前記阻害剤は、
a. 式(X)の化合物であって、
【化13】
式中、Xは、C1−C6アルキレン(例えば、メチレン)、C(O)、またはC(O)C1−C6アルキレンであり、Xは、任意で置換され、
R1は、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1−C6アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミド、−C(O)OH、またはC(O)OC1−C6アルキルであり、かつ
mは、0、1、2、または3であるか、あるいは
b. 下の表中の化合物のいずれか1つから選択される化合物である、請求項1または請求項5に記載の方法。
【化14−1】
【化14−2】
【化14−3】
【請求項15】
対象の前記上昇した2HGの望ましくない効果を改善する治療薬を投与することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
2HGネオ活性を有する前記変異体IDHをコードするmRNAを選択的に標的とする核酸に基づく阻害剤を投与することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
第2の抗癌剤または療法を、それを必要とする前記対象に投与することを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
癌の存在または感受性に関して、対象を評価する方法であって、
a)前記対象が、2−ヒドロキグルタル酸尿症を有しないか、または2−ヒドロキグルタル酸尿症を有すると診断されていない、2HGの存在、分布、もしくはレベル、
b)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらの存在、分布、もしくはレベル、
c)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするRNAの存在、分布、もしくはレベル、あるいは
d)変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするDNAの存在、のうちの1つ以上に関して、前記対象または前記対象からの試料を分析し、
それによって、そのような癌に関して、前記対象を評価することを含む、方法。
【請求項19】
前記癌は、星状腫瘍、希突起膠腫、乏突起星細胞系腫瘍、未分化星状細胞腫、線維肉腫、傍神経節腫、前立腺癌、急性リンパ芽球性白血病、または急性骨髄性白血病である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記癌は、グリア芽腫である、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらの存在、分布、もしくはレベル、あるいは変異体IDH1酵素または変異体IDH2酵素のいずれかが2HGネオ活性を有する、それらをコードするRNAを分析することを含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
DNA配列決定、免疫分析、または酵素活性アッセイによる、前記対象の組織、産物、または体液の評価を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記変異体IDH1は、IDH1R132Xである、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記変異体IDH1は、IDH1R132H、IDH1R132C、IDH1R132S、IDH1R132G、IDH1R132L、またはIDH1R132Vである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記変異体IDH1は、IDH1R132HまたはIDH1R132Cである、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Xである、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記変異体IDH2は、IDH2R172K、IDH2R172M、IDH2R172S、IDH2R172G、またはIDH2R172Wである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記変異体IDH2は、IDH2R172Kである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記2HGの存在、分布、またはレベルを分析することを含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
前記2HGの存在、分布、またはレベルは、画像分析または分光分析によって非侵襲的に決定される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記画像分析または分光分析は、磁気共鳴画像法もしくは磁気共鳴分光法を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記2HGの存在、分布、もしくはレベルは、前記対象の組織、産物、または体液を評価することによって決定される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
請求項21〜28のいずれか1項に記載の方法をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
請求項29〜32のいずれか1項に記載の方法をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
変異体IDHの2HGネオ活性を阻害する能力に関して、候補化合物を評価する方法であって、
前記候補化合物を、2HGネオ活性を有する変異体IDHと接触させることと、
前記2HGネオ活性を調節する前記候補化合物の能力を評価することと、を含み、
それによって、前記候補化合物を評価することを含む、方法。
【請求項36】
2HGネオ活性を有する変異体IDHをコードするRNAの翻訳を阻害するか、または2HGネオ活性を有する変異体IDHを阻害する能力に関して、候補化合物を評価する方法であって、
前記候補化合物を、2HGネオ活性を有する変異体IDHをコードするRNAと、または細胞もしくは細胞溶解物を含む系と接触させることと、
前記RNAの前記翻訳を阻害するか、または2HGネオ活性を有する変異体IDHを阻害する前記候補化合物の能力を評価することと、を含み
それによって、前記候補化合物を評価する、方法。
【請求項37】
前記変異体IDHは、変異体IDH1である、請求項35または請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記変異体IDHは、変異体IDH2である、請求項35または請求項36に記載の方法。
【請求項39】
細胞増殖関連疾患を有する対象に対して、2HGネオ活性を有する変異体IDHの阻害剤での治療に関する支払クラスを選択する方法であって、
前記対象が、2HGネオ活性産物もしくは2HGネオ活性、または2HGネオ活性を有する変異体IDH1もしくは変異体IDH2の増加したレベルにおいて陽性であるかの評価を提供することと、
(1)前記対象が陽性の場合に、第1の支払クラスを選択すること、および(2)前記対象が陽性ではない場合に、第2の支払クラスを選択すること、のうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、方法。
【請求項40】
a. 式(X)の化合物であって、
【化15】
式中、Xは、C1−C6アルキレン、C(O)、またはC(O)C1−C6アルキレンであり、Xは、任意で置換され、
R1は、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1−C6アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミド、−C(O)OH、またはC(O)OC1−C6アルキルであり、かつ
mは、0、1、2、または3であるか、あるいは
b. 下の表中の化合物のいずれか1つから選択される化合物を含む、医薬組成物。
【化16−1】
【化16−2】
【図4】
【図8B】
【図11B】
【図21】
【図21A】
【図21B】
【図22】
【図22A】
【図22B】
【図27】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図39A】
【図39B】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19】
【図20】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図24E】
【図24F】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31A】
【図31B】
【図32A】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図8B】
【図11B】
【図21】
【図21A】
【図21B】
【図22】
【図22A】
【図22B】
【図27】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図39A】
【図39B】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19】
【図20】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図24E】
【図24F】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31A】
【図31B】
【図32A】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【公表番号】特表2012−520327(P2012−520327A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554264(P2011−554264)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027253
【国際公開番号】WO2010/105243
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(511223394)アジオス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027253
【国際公開番号】WO2010/105243
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(511223394)アジオス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】
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