細胞成長を促進するデンドリマーの使用
本発明は、細胞培養の成長を促進するか又は培養細胞を活性化するモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの使用に関する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
細胞培養の成長を促進するか又は培養細胞を活性化するモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの使用。
【請求項2】
細胞が造血細胞である請求項1に記載の使用。
【請求項3】
生体試料からNKG2D受容体を発現するリンパ系細胞で富化した細胞組成物の製造のためのモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの、請求項1又は2に記載の使用。
【請求項4】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、第n世代のものであり、結合価mを有する中心核§を含み、中心核が結合鎖と、好ましくは互いに同一の結合鎖と、m−2個の結合を(但し、mが2を超えるものである)、又はm−1個の結合を(但し、mが1を超えるものである)、又はm個の結合を確立することができ、mが1〜20の整数、特に1〜10の整数、より特には1〜8の整数を表し、nが0〜12の整数を表し、前記結合鎖が、
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合する世代鎖であって、nが1を超えるか又は等しいとき、所定の世代の世代鎖が、
− 所定の世代の直ぐ下の世代の世代鎖、又は所定の世代が1のときは核に結合しており、及び
− 所定の世代の直ぐ上の世代の少なくとも2個の世代鎖、又は所定の世代がnであるときは、場合により少なくとも1個の中間鎖に結合することがあり、
末端基が第n世代の各世代鎖の末端に、若しくは、あてはまる場合には各中間鎖の末端に結合しているものである世代鎖、又は
● 核の周囲に各結合上に結合する中間鎖であって、nが0のときは、末端基が各中間鎖の末端に結合しているものである中間鎖、
によって構成され;
前記末端基が式:
【化1】
(式中、
A1は、N;P=Y基(式中、YはO、S、又は任意の原子を表す);N−R基又はC−R基を表し、RはH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合により、ヒドロキシル基、−NR’R’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’及びR’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A2は、単結合又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、酸素原子、リン原子又は窒素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、そして前記の各構成員は、場合により、H、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜24個のアリール基又はヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’は互いに独立に、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A3はH、又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合によりヘテロ原子から選択されることがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、各構成員は、場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の基によって置換されることができ、R’’及びR’’’は互いに独立にH又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは7〜16個のアラルキル基、又は
【化2】
を表し、
特にA3は、
【化3】
を表すことができ、各A2は同一か異なっており;
各OXは、各ホスホノ基について同一か又は異なり、OH、アルキル基が1〜16個の炭素原子を含むOアルキル基、アリール基が6〜24個の炭素原子を含むOアリール基、アラルキル基が7〜24個の炭素原子を含むOアラルキル基、アルキルアリール基が7〜24個の炭素原子を含むOアルキルアリール基、OSiR’1R’2R’3(式中、R’1、R’2及びR’3は、同一か又は異なり、炭素原子1〜16個のアルキル基を表す)、又はO−M+(式中、M+は元素周期表のIA、IB、IIA、IIB又はIIIA、IIIB族の元素のカチオンであり、好ましくはM+はナトリウム、カリウム、銅、カルシウム、バリウム、亜鉛、マグネシウム、リチウム、及びアルミニウム原子のカチオンから選択され、又は炭素原子1〜100個の炭化水素基、又は炭素原子0〜100個の含窒素基、例えばNR1R2R3R4+(式中、互いに独立にR1、R2、R3及びR4は、H又は、1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)である)を表す)
によって表され;
前記中心核§は、1〜500個の原子を含む基を表し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子が好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子から選択される、
ものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用。
【請求項5】
核§が:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合した世代鎖であって、中心核から最も遠くにある世代の各鎖の末端が末端基か中間鎖のいずれかに結合し、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである世代鎖によってか、又は
● 核の周囲に各結合上に結合した中間鎖であって、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである中間鎖によってか、
いずれかによって構成されるm個の同一の結合鎖とm個の結合を確立するものである、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
核が:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合した世代鎖であって、中心核から最も遠くにある世代の各鎖の末端が末端基か中間鎖のいずれかに結合し、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである世代鎖によってか、又は
● 核の周囲に各結合上に結合した中間鎖であって、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである中間鎖によってか、
いずれかによって構成されるそれぞれm−2個又はm−1個の同一の結合鎖と、m−2個又はm−1個の結合を確立し、mが3〜20の整数、特に3〜10の整数、より特には3〜8の整数であり;
1個又は2個の残りの結合が:
− 前記定義の結合鎖の部分によってか、又は
− 水素原子によってか、又は
− 1〜500個の炭素原子を含む炭化水素基であって、前記炭化水素基が特に、H又は1〜200個の構成員を有し、場合により1個以上の二重若しくは三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖によって構成され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子であるような炭化水素基によってか、
いずれかによって構成される同一か又は異なる結合鎖に結合し、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合しているものである、請求項4に記載の使用。
【請求項7】
世代鎖が、1〜12個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある任意の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖から選択され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、又は炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表すものである、請求項4〜6のいずれか一項に記載の使用。
【請求項8】
中間鎖が、式:
【化4】
(式中、
− Jは、酸素原子若しくは硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある、直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当する基から選択されるものである、請求項4〜7のいずれか一項に記載の使用。
【請求項9】
核が:
− 窒素原子又はケイ素原子;
− 式:
【化5】
(式中、Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子又は=NR基を表し、Rは、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、例えば式:
【化6】
で表されるチオホスホリル基を表す)
で表される基;
− 式:
【化7】
で表されるビスフェニルオキシ基、
− 式:
【化8】
で表される1,2−ジアミノエタン基、
− 式:
【化9】
で表される1,4−ジアミノブタン基、
− 式:
【化10】
で表されるシクロトリホスファゼン基(N3P3又はP3N3とも示される)、
− 式:
【化11】
で表されるシクロテトラホスファゼン基(N4P4又はP4N4とも示される)、
から選択されるものである、請求項4〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項10】
PAMAM、DAB又はPMMH構造のデンドリマーの請求項1〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項11】
下記一般式(1a):
【化12】
(式中、nは0〜3の整数を表し、すなわち、
− n=0のとき、式(1a)は下記式(2a):
【化13】
に相当し、
− n=1のとき、式(1a)は下記式(3a):
【化14】
に相当し、
− n=2のとき、式(1a)は下記式(4a):
【化15】
に相当し、及び
− n=3のとき、式(1a)は下記式(5a):
【化16】
に相当し、並びに
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化17】
から選択され;
● mは3、6又は8を表し;
● 世代鎖は式:
【化18】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化19】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化20】
(式中、A1、A3及びXは前記で定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当する)
に相当する、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの請求項4〜5及び7〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項12】
一般式(1a)で表されるデンドリマーにおいてA3は:
【化21】
を表し、
そのとき前記一般式(1a)は下記一般式(1):
【化22】
に相当し、§、A、B、C、D、E、G、J、K、L、A1、A2、X、m及びnは請求項11に定義のとおりである、
式(1a)で表されるデンドリマーの、請求項11に記載の使用。
【請求項13】
PMMH構造の一般式(1)で表されるデンドリマーにおいて、
§は:
【化23】
を表し;
mは6を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
前記デンドリマーはGCnで示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(1)で表されるデンドリマーの、請求項12に記載の使用。
【請求項14】
下記諸式:
【化24】
で表される化合物、
又は下記諸式GC1:
【化25】
【化26】
で表される化合物の、請求項4、5及び7〜13のいずれか一項に記載の使用。
【請求項15】
下記一般式(7):
【化27】
(式中、nは0〜3の整数を表し、mは3、6又は8を表し、pはm−1又はm−2を表し、及びjは、pがm−1を表すときは0、pがm−2を表すときは1を表し、すなわち:
− p=m−1のとき、式(7)は下記式(8):
【化28】
に相当し、
− p=m−2のとき、式(7)は下記式(9):
【化29】
に相当し、及び
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化30】
から選択され;
● 世代鎖は式:
【化31】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化32】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることがあり、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化33】
(式中、A1、A2及びXは前に定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当し、
Z1及びZ2は同一か又は異なっており、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合し、及び、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子は好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子である)
に相当する、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの、請求項4及び6〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項16】
PMMH構造の一般式(8)で表されるデンドリマーにおいて、
§は:
【化34】
を表し;
mは6を表し;
pは5を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
Z1はフェニルオキシ基を表し;
前記デンドリマーはGCn’で示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(8)で表されるデンドリマーの、請求項15に記載の使用。
【請求項17】
下記諸式の化合物:
【化35】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、PO3H2を表し、前記化合物は特に下記式(10)で表されるGC1’化合物:
【化36】
に相当する);
又は下記式の化合物:
【化37】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Rは:
【化38】
から選択される蛍光性の基を表す)
の使用であり、前記化合物が特に下記諸式の化合物:
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
に相当するものである、請求項4、6〜9又は15〜16のいずれか一項に記載の使用。
【請求項18】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞が、NK細胞、CD8+αβTリンパ球又はγδTリンパ球に由来し、特にNK細胞に由来する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の使用。
【請求項19】
培養中の単球系細胞がモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーによって活性化され、単球系細胞の活性化が特に:
− 非活性化細胞に比べて活性化細胞のサイズの増加、及び/又は
− 非活性化細胞に比べてMHCクラスI及びクラスII分子、又はCD14分子の発現の減少、及び/又は
− NFκB因子の核移行の増加
に相当するものである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の使用。
【請求項20】
培養の単球系細胞が、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの不在下に培養した単球系細胞に比べてアポトーシスの減少を示す、請求項19に記載の使用。
【請求項21】
少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー化合物を含むことを特徴とする細胞培地。
【請求項22】
更に少なくとも1種の成長因子及び/又はNK細胞活性化因子を含むことを特徴とする請求項21に記載の培地。
【請求項23】
IL−2、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、又はIL−21を含む群から選択される少なくとも1種のインターロイキンを含むことを特徴とする請求項21又は22に記載の培地。
【請求項24】
IL−2と組み合わせて少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー化合物を含むことを特徴とする請求項21〜23にいずれか一項に記載の培地。
【請求項25】
デンドリマー化合物が請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項21〜24に記載の培地。
【請求項26】
デンドリマー化合物が請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項21〜24のいずれか一項に記載の培地。
【請求項27】
約10〜約50μM、特に20μMの濃度のGC1化合物を、約4〜40ng/mlの濃度に相当する約100〜約1000単位/mlの濃度、特に約16ng/mlの濃度に相当する約400単位/mlの濃度のIL−2と組み合わせて含むこと、及びIL−2がヒト組み換えIL−2に相当することを特徴とする、請求項21〜26のいずれか一項に記載の培地。
【請求項28】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞で富化した細胞組成物の製造方法であって、生体試料をモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーと一緒にする工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項29】
リンパ系細胞及び/又は単球系細胞を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
生体試料が、ヒト血液、特にヒト末梢血試料の単核細胞画分によって構成されることを特徴とする請求項28又は29に記載の方法。
【請求項31】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項28〜30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項28〜31に記載の方法。
【請求項33】
請求項28〜32のいずれか一項に記載の方法によって得られる、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞で富化した細胞組成物。
【請求項34】
更にモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー、特にGC1を含むことを特徴とする請求項33に記載の細胞組成物。
【請求項35】
活性化単球、又は活性化単球を含む細胞組成物の製造方法であって、単球を含む生体試料をモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーと一緒にする工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項36】
生体試料が、ヒト血液、特にヒト末梢血試料の単核細胞画分によって構成されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
【請求項37】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項3〜16のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項35又は36に記載の方法。
【請求項38】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項35〜37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
請求項35〜38のいずれか一項に記載の方法によって得られる、活性化単球、又は活性化単球を含む細胞組成物。
【請求項40】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞、及び少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーを含むことを特徴とする医薬組成物。
【請求項41】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項40に記載の医薬組成物。
【請求項42】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項40又は41に記載の医薬組成物。
【請求項43】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として、請求項33に定義の細胞組成物及び/又は請求項39に定義の活性化単球、若しくは活性化単球を含む細胞組成物を含有することを特徴とする医薬組成物。
【請求項44】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞を約105〜約5x109の単回用量で個体に投与するのに適していることを特徴とする請求項40〜43のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項45】
骨髄性白血病若しくは未分化リンパ腫などの造血組織腫瘍及びメラノーマを含む癌を治療及び/又は予防することを意図した薬剤の製造のための、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞、及びGC1の使用。
【請求項46】
骨髄性白血病若しくは未分化リンパ腫などの造血組織腫瘍及びメラノーマを含む癌を治療及び/又は予防することを意図した薬剤の製造のための、請求項33に定義の細胞組成物及び/又は請求項39に定義の活性化単球、若しくは活性化単球を含む細胞組成物の使用。
【請求項47】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーを含む医薬組成物。
【請求項48】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項4〜14のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項47に記載の医薬組成物。
【請求項49】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項47又は48に記載の医薬組成物。
【請求項50】
第n世代のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーであって、nは0〜12の整数を表し、結合価mを有する中心核§を含み、mが3〜20の整数、特に3〜10の整数、より特には3〜8の整数を表し、核は、それぞれm−2又はm−1個の同一の結合鎖と、m−2又はm−1個の結合を確立し、結合鎖は:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合する世代鎖であって、nが1を超えるか又は等しいとき、所定の世代の世代鎖が、
− 所定の世代の直ぐ下の世代の世代鎖、又は所定の世代が1のときは核に結合しており、及び
− 所定の世代の直ぐ上の世代の少なくとも2個の世代鎖、又は所定の世代がnであるときは、場合により少なくとも1個の中間鎖に結合することがあり、
末端基が各世代鎖の外側に、若しくはあてはまる場合には、各中間鎖の末端に結合しているものである世代鎖、又は
● 核の周囲に各結合上に結合する中間鎖であって、nが0のときは、末端基が各中間鎖の末端に結合しているものである中間鎖、
によって構成され;
前記末端基は、式:
【化43】
(式中、
A1は、N;P=Y基(式中、YはO、S、又は任意の原子を表す);N−R基又はC−R基を表し、RはH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’R’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’及びR’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A2は、単結合又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、酸素原子、リン原子又は窒素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、そして前記の各構成員は場合により、H、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜24個のアリール基若しくはヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’は互いに独立に、H又は1〜16個の構成員を有し場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A3はH、又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子から選択されることがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、各構成員は場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立にH又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは7〜16個のアラルキル基、又は
【化44】
を表し、
特にA3は、
【化45】
を表すことができ、各A2は同一か異なっており;
各OXは、各ホスホノ基について同一か又は異なり、OH、アルキル基が1〜16個の炭素原子を含むOアルキル基、アリール基が6〜24個の炭素原子を含むOアリール基、アラルキル基が7〜24個の炭素原子を含むOアラルキル基、アルキルアリール基が7〜24個の炭素原子を含むOアルキルアリール基、OSiR’1R’2R’3(式中、R’1、R’2及びR’3は、同一か又は異なり、炭素原子1〜16個のアルキル基を表す)、又はO−M+(式中、M+は元素周期表のIA、IB、IIA、IIB又はIIIA、IIIB族の元素のカチオンであり、M+は好ましくはナトリウム、カリウム、銅、カルシウム、バリウム、亜鉛、マグネシウム、リチウム、及びアルミニウム原子のカチオンから選択され、又は炭素原子1〜100個の炭化水素基、又は炭素原子0〜100個の含窒素基、例えばNR1R2R3R4+(式中、互いに独立にR1、R2、R3及びR4は、H又は、1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)である)を表す)
によって表され;
1個又は2個の残りの結合は、
一方では前記定義の結合鎖によってか、
又は水素原子によってか、
又は1〜500個の炭素原子を含む炭化水素基であって、
前記炭化水素基が特に、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖によって構成され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子であるような炭化水素基によってか、
いずれかによって構成される同一か又は異なる結合鎖に結合し、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合しており;
前記中心核§は、1〜500個の原子を含む基を表し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子が好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子から選択されるものであるデンドリマー。
【請求項51】
世代鎖が、1〜12個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある任意の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖から選択され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−RR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表すものである、請求項50に記載のデンドリマー。
【請求項52】
中間鎖が、式:
【化46】
(式中、
− Jは、酸素原子若しくは硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当する基から選択される、請求項50又は51に記載のデンドリマー。
【請求項53】
核が:
− 窒素原子又はケイ素原子;
− 式:
【化47】
(式中、Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子又は=NR基を表し、Rは、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、例えば式:
【化48】
で表されるチオホスホリル基を表す)
で表される基;
− 式:
【化49】
で表されるビスフェニルオキシ基、
− 式:
【化50】
で表される1,2−ジアミノエタン基、
− 式:
【化51】
で表される1,4−ジアミノブタン基、
− 式:
【化52】
で表されるシクロトリホスファゼン基、
− 式:
【化53】
で表されるシクロテトラホスファゼン基、
から選択されるものである、請求項50〜52のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項54】
PAMAM、DAB又はPMMH構造の、請求項50〜53のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項55】
下記一般式(7):
【化54】
(式中、nは0〜3の整数を表し、mは3、6又は8を表し、pはm−1又はm−2を表し、及びjは、pがm−1を表すときは0、pがm−2を表すときは1を表し、すなわち:
− p=m−1のとき、式(7)は下記式(8):
【化55】
に相当し、
− p=m−2のとき、式(7)は下記式(9):
【化56】
に相当し、及び
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化57】
から選択され;
● 世代鎖は式:
【化58】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化59】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であり、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化60】
(式中、A1、A2及びXは前に定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当し、
Z1及びZ2は同一か又は異なっており、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合し、及びH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子は好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子である)
に相当するビスホスホノ末端基を有する、請求項50〜53のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項56】
PMMH構造の一般式(8)に相当するデンドリマーにおいて、
§は:
【化61】
を表し;
mは6を表し;
pは5を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
Z1はフェニルオキシ基を表し;
前記デンドリマーはGCn’で示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(8)に相当する、請求項55に記載のデンドリマー。
【請求項57】
下記諸式:
【化62】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、前記デンドリマーは特に下記式(10)で表されるGC1’化合物:
【化63】
に相当する)
で表される、請求項50〜56のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項58】
下記式:
【化64】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Rは:
【化65】
から選択される蛍光性の基を表す)
で表される、デンドリマーであって、
前記デンドリマーが特に下記諸式:
【化66】
【化67】
【化68】
【化69】
で表される化合物に相当するものである、請求項50〜55のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項59】
下記式:
【化70】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Q1及びQ2は、同一か又は異なり、P=S又はシクロトリホスファゼン(N3P3)を表し、lは、Q2がP=Sを表すときは2を、又はQ2がN3P3を表すときは5を表し、及びkは、Q1がP=Sを表すときは2を、又はQ1がN3P3を表すときは5を表す)で表されるビスホスホノ末端基を有するデンドリマーであって、前記デンドリマーは特に下記諸式:
【化71】
によって表されるものであるデンドリマー。
【請求項60】
下記式:
【化72】
(式中、Rは:
【化73】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
から選択される基を表す)
で表される、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項61】
下記式:
【化74】
(式中、Rは:
【化75】
(式中、Wは、PO3Si2Me6、PO3Me2、PO3HNa又はPO3H2を表す)
から選択される基を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項62】
下記式:
【化76】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表されるモノホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項63】
下記式:
【化77】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項64】
下記式:
【化78】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、kは、1、2又は3を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項65】
下記式:
【化79】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、kは、0又は1を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項66】
下記式:
【化80】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項67】
下記式:
【化81】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項1】
細胞培養の成長を促進するか又は培養細胞を活性化するモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの使用。
【請求項2】
細胞が造血細胞である請求項1に記載の使用。
【請求項3】
生体試料からNKG2D受容体を発現するリンパ系細胞で富化した細胞組成物の製造のためのモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの、請求項1又は2に記載の使用。
【請求項4】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、第n世代のものであり、結合価mを有する中心核§を含み、中心核が結合鎖と、好ましくは互いに同一の結合鎖と、m−2個の結合を(但し、mが2を超えるものである)、又はm−1個の結合を(但し、mが1を超えるものである)、又はm個の結合を確立することができ、mが1〜20の整数、特に1〜10の整数、より特には1〜8の整数を表し、nが0〜12の整数を表し、前記結合鎖が、
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合する世代鎖であって、nが1を超えるか又は等しいとき、所定の世代の世代鎖が、
− 所定の世代の直ぐ下の世代の世代鎖、又は所定の世代が1のときは核に結合しており、及び
− 所定の世代の直ぐ上の世代の少なくとも2個の世代鎖、又は所定の世代がnであるときは、場合により少なくとも1個の中間鎖に結合することがあり、
末端基が第n世代の各世代鎖の末端に、若しくは、あてはまる場合には各中間鎖の末端に結合しているものである世代鎖、又は
● 核の周囲に各結合上に結合する中間鎖であって、nが0のときは、末端基が各中間鎖の末端に結合しているものである中間鎖、
によって構成され;
前記末端基が式:
【化1】
(式中、
A1は、N;P=Y基(式中、YはO、S、又は任意の原子を表す);N−R基又はC−R基を表し、RはH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合により、ヒドロキシル基、−NR’R’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’及びR’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A2は、単結合又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、酸素原子、リン原子又は窒素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、そして前記の各構成員は、場合により、H、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜24個のアリール基又はヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’は互いに独立に、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A3はH、又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合によりヘテロ原子から選択されることがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、各構成員は、場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の基によって置換されることができ、R’’及びR’’’は互いに独立にH又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは7〜16個のアラルキル基、又は
【化2】
を表し、
特にA3は、
【化3】
を表すことができ、各A2は同一か異なっており;
各OXは、各ホスホノ基について同一か又は異なり、OH、アルキル基が1〜16個の炭素原子を含むOアルキル基、アリール基が6〜24個の炭素原子を含むOアリール基、アラルキル基が7〜24個の炭素原子を含むOアラルキル基、アルキルアリール基が7〜24個の炭素原子を含むOアルキルアリール基、OSiR’1R’2R’3(式中、R’1、R’2及びR’3は、同一か又は異なり、炭素原子1〜16個のアルキル基を表す)、又はO−M+(式中、M+は元素周期表のIA、IB、IIA、IIB又はIIIA、IIIB族の元素のカチオンであり、好ましくはM+はナトリウム、カリウム、銅、カルシウム、バリウム、亜鉛、マグネシウム、リチウム、及びアルミニウム原子のカチオンから選択され、又は炭素原子1〜100個の炭化水素基、又は炭素原子0〜100個の含窒素基、例えばNR1R2R3R4+(式中、互いに独立にR1、R2、R3及びR4は、H又は、1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は、場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)である)を表す)
によって表され;
前記中心核§は、1〜500個の原子を含む基を表し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子が好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子から選択される、
ものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用。
【請求項5】
核§が:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合した世代鎖であって、中心核から最も遠くにある世代の各鎖の末端が末端基か中間鎖のいずれかに結合し、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである世代鎖によってか、又は
● 核の周囲に各結合上に結合した中間鎖であって、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである中間鎖によってか、
いずれかによって構成されるm個の同一の結合鎖とm個の結合を確立するものである、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
核が:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合した世代鎖であって、中心核から最も遠くにある世代の各鎖の末端が末端基か中間鎖のいずれかに結合し、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである世代鎖によってか、又は
● 核の周囲に各結合上に結合した中間鎖であって、各中間鎖の末端が末端基に結合しているものである中間鎖によってか、
いずれかによって構成されるそれぞれm−2個又はm−1個の同一の結合鎖と、m−2個又はm−1個の結合を確立し、mが3〜20の整数、特に3〜10の整数、より特には3〜8の整数であり;
1個又は2個の残りの結合が:
− 前記定義の結合鎖の部分によってか、又は
− 水素原子によってか、又は
− 1〜500個の炭素原子を含む炭化水素基であって、前記炭化水素基が特に、H又は1〜200個の構成員を有し、場合により1個以上の二重若しくは三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖によって構成され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子であるような炭化水素基によってか、
いずれかによって構成される同一か又は異なる結合鎖に結合し、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合しているものである、請求項4に記載の使用。
【請求項7】
世代鎖が、1〜12個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある任意の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖から選択され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、又は炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表すものである、請求項4〜6のいずれか一項に記載の使用。
【請求項8】
中間鎖が、式:
【化4】
(式中、
− Jは、酸素原子若しくは硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある、直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は、場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当する基から選択されるものである、請求項4〜7のいずれか一項に記載の使用。
【請求項9】
核が:
− 窒素原子又はケイ素原子;
− 式:
【化5】
(式中、Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子又は=NR基を表し、Rは、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、例えば式:
【化6】
で表されるチオホスホリル基を表す)
で表される基;
− 式:
【化7】
で表されるビスフェニルオキシ基、
− 式:
【化8】
で表される1,2−ジアミノエタン基、
− 式:
【化9】
で表される1,4−ジアミノブタン基、
− 式:
【化10】
で表されるシクロトリホスファゼン基(N3P3又はP3N3とも示される)、
− 式:
【化11】
で表されるシクロテトラホスファゼン基(N4P4又はP4N4とも示される)、
から選択されるものである、請求項4〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項10】
PAMAM、DAB又はPMMH構造のデンドリマーの請求項1〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項11】
下記一般式(1a):
【化12】
(式中、nは0〜3の整数を表し、すなわち、
− n=0のとき、式(1a)は下記式(2a):
【化13】
に相当し、
− n=1のとき、式(1a)は下記式(3a):
【化14】
に相当し、
− n=2のとき、式(1a)は下記式(4a):
【化15】
に相当し、及び
− n=3のとき、式(1a)は下記式(5a):
【化16】
に相当し、並びに
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化17】
から選択され;
● mは3、6又は8を表し;
● 世代鎖は式:
【化18】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化19】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化20】
(式中、A1、A3及びXは前記で定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当する)
に相当する、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの請求項4〜5及び7〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項12】
一般式(1a)で表されるデンドリマーにおいてA3は:
【化21】
を表し、
そのとき前記一般式(1a)は下記一般式(1):
【化22】
に相当し、§、A、B、C、D、E、G、J、K、L、A1、A2、X、m及びnは請求項11に定義のとおりである、
式(1a)で表されるデンドリマーの、請求項11に記載の使用。
【請求項13】
PMMH構造の一般式(1)で表されるデンドリマーにおいて、
§は:
【化23】
を表し;
mは6を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
前記デンドリマーはGCnで示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(1)で表されるデンドリマーの、請求項12に記載の使用。
【請求項14】
下記諸式:
【化24】
で表される化合物、
又は下記諸式GC1:
【化25】
【化26】
で表される化合物の、請求項4、5及び7〜13のいずれか一項に記載の使用。
【請求項15】
下記一般式(7):
【化27】
(式中、nは0〜3の整数を表し、mは3、6又は8を表し、pはm−1又はm−2を表し、及びjは、pがm−1を表すときは0、pがm−2を表すときは1を表し、すなわち:
− p=m−1のとき、式(7)は下記式(8):
【化28】
に相当し、
− p=m−2のとき、式(7)は下記式(9):
【化29】
に相当し、及び
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化30】
から選択され;
● 世代鎖は式:
【化31】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化32】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることがあり、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化33】
(式中、A1、A2及びXは前に定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当し、
Z1及びZ2は同一か又は異なっており、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合し、及び、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子は好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子である)
に相当する、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの、請求項4及び6〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項16】
PMMH構造の一般式(8)で表されるデンドリマーにおいて、
§は:
【化34】
を表し;
mは6を表し;
pは5を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
Z1はフェニルオキシ基を表し;
前記デンドリマーはGCn’で示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(8)で表されるデンドリマーの、請求項15に記載の使用。
【請求項17】
下記諸式の化合物:
【化35】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、PO3H2を表し、前記化合物は特に下記式(10)で表されるGC1’化合物:
【化36】
に相当する);
又は下記式の化合物:
【化37】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Rは:
【化38】
から選択される蛍光性の基を表す)
の使用であり、前記化合物が特に下記諸式の化合物:
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
に相当するものである、請求項4、6〜9又は15〜16のいずれか一項に記載の使用。
【請求項18】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞が、NK細胞、CD8+αβTリンパ球又はγδTリンパ球に由来し、特にNK細胞に由来する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の使用。
【請求項19】
培養中の単球系細胞がモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーによって活性化され、単球系細胞の活性化が特に:
− 非活性化細胞に比べて活性化細胞のサイズの増加、及び/又は
− 非活性化細胞に比べてMHCクラスI及びクラスII分子、又はCD14分子の発現の減少、及び/又は
− NFκB因子の核移行の増加
に相当するものである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の使用。
【請求項20】
培養の単球系細胞が、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーの不在下に培養した単球系細胞に比べてアポトーシスの減少を示す、請求項19に記載の使用。
【請求項21】
少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー化合物を含むことを特徴とする細胞培地。
【請求項22】
更に少なくとも1種の成長因子及び/又はNK細胞活性化因子を含むことを特徴とする請求項21に記載の培地。
【請求項23】
IL−2、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、又はIL−21を含む群から選択される少なくとも1種のインターロイキンを含むことを特徴とする請求項21又は22に記載の培地。
【請求項24】
IL−2と組み合わせて少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー化合物を含むことを特徴とする請求項21〜23にいずれか一項に記載の培地。
【請求項25】
デンドリマー化合物が請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項21〜24に記載の培地。
【請求項26】
デンドリマー化合物が請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項21〜24のいずれか一項に記載の培地。
【請求項27】
約10〜約50μM、特に20μMの濃度のGC1化合物を、約4〜40ng/mlの濃度に相当する約100〜約1000単位/mlの濃度、特に約16ng/mlの濃度に相当する約400単位/mlの濃度のIL−2と組み合わせて含むこと、及びIL−2がヒト組み換えIL−2に相当することを特徴とする、請求項21〜26のいずれか一項に記載の培地。
【請求項28】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞で富化した細胞組成物の製造方法であって、生体試料をモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーと一緒にする工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項29】
リンパ系細胞及び/又は単球系細胞を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
生体試料が、ヒト血液、特にヒト末梢血試料の単核細胞画分によって構成されることを特徴とする請求項28又は29に記載の方法。
【請求項31】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項28〜30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項28〜31に記載の方法。
【請求項33】
請求項28〜32のいずれか一項に記載の方法によって得られる、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞で富化した細胞組成物。
【請求項34】
更にモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー、特にGC1を含むことを特徴とする請求項33に記載の細胞組成物。
【請求項35】
活性化単球、又は活性化単球を含む細胞組成物の製造方法であって、単球を含む生体試料をモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーと一緒にする工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項36】
生体試料が、ヒト血液、特にヒト末梢血試料の単核細胞画分によって構成されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
【請求項37】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項3〜16のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項35又は36に記載の方法。
【請求項38】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項35〜37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
請求項35〜38のいずれか一項に記載の方法によって得られる、活性化単球、又は活性化単球を含む細胞組成物。
【請求項40】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞、及び少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーを含むことを特徴とする医薬組成物。
【請求項41】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項4〜17のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項40に記載の医薬組成物。
【請求項42】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項40又は41に記載の医薬組成物。
【請求項43】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として、請求項33に定義の細胞組成物及び/又は請求項39に定義の活性化単球、若しくは活性化単球を含む細胞組成物を含有することを特徴とする医薬組成物。
【請求項44】
NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞を約105〜約5x109の単回用量で個体に投与するのに適していることを特徴とする請求項40〜43のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項45】
骨髄性白血病若しくは未分化リンパ腫などの造血組織腫瘍及びメラノーマを含む癌を治療及び/又は予防することを意図した薬剤の製造のための、NKG2D受容体を発現するリンパ系細胞、特にNK細胞、及びGC1の使用。
【請求項46】
骨髄性白血病若しくは未分化リンパ腫などの造血組織腫瘍及びメラノーマを含む癌を治療及び/又は予防することを意図した薬剤の製造のための、請求項33に定義の細胞組成物及び/又は請求項39に定義の活性化単球、若しくは活性化単球を含む細胞組成物の使用。
【請求項47】
薬学的に許容可能な賦形剤と組み合わせて、活性成分として少なくとも1種のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーを含む医薬組成物。
【請求項48】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項4〜14のいずれか一項に定義のデンドリマーに相当することを特徴とする請求項47に記載の医薬組成物。
【請求項49】
モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーが、請求項14に定義のデンドリマー、又はGC0若しくはGC2、特にGC1に相当することを特徴とする請求項47又は48に記載の医薬組成物。
【請求項50】
第n世代のモノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマーであって、nは0〜12の整数を表し、結合価mを有する中心核§を含み、mが3〜20の整数、特に3〜10の整数、より特には3〜8の整数を表し、核は、それぞれm−2又はm−1個の同一の結合鎖と、m−2又はm−1個の結合を確立し、結合鎖は:
● 核の周囲に各結合上に樹状構造に結合する世代鎖であって、nが1を超えるか又は等しいとき、所定の世代の世代鎖が、
− 所定の世代の直ぐ下の世代の世代鎖、又は所定の世代が1のときは核に結合しており、及び
− 所定の世代の直ぐ上の世代の少なくとも2個の世代鎖、又は所定の世代がnであるときは、場合により少なくとも1個の中間鎖に結合することがあり、
末端基が各世代鎖の外側に、若しくはあてはまる場合には、各中間鎖の末端に結合しているものである世代鎖、又は
● 核の周囲に各結合上に結合する中間鎖であって、nが0のときは、末端基が各中間鎖の末端に結合しているものである中間鎖、
によって構成され;
前記末端基は、式:
【化43】
(式中、
A1は、N;P=Y基(式中、YはO、S、又は任意の原子を表す);N−R基又はC−R基を表し、RはH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’R’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’及びR’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A2は、単結合又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、酸素原子、リン原子又は窒素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、そして前記の各構成員は場合により、H、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−NRR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜24個のアリール基若しくはヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’は互いに独立に、H又は1〜16個の構成員を有し場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し;
A3はH、又は1〜6個の構成員を有する直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子から選択されることがあり、前記へテロ原子は好ましくは硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子、より好ましくは窒素原子から選択され、各構成員は場合によりヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立にH又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは7〜16個のアラルキル基、又は
【化44】
を表し、
特にA3は、
【化45】
を表すことができ、各A2は同一か異なっており;
各OXは、各ホスホノ基について同一か又は異なり、OH、アルキル基が1〜16個の炭素原子を含むOアルキル基、アリール基が6〜24個の炭素原子を含むOアリール基、アラルキル基が7〜24個の炭素原子を含むOアラルキル基、アルキルアリール基が7〜24個の炭素原子を含むOアルキルアリール基、OSiR’1R’2R’3(式中、R’1、R’2及びR’3は、同一か又は異なり、炭素原子1〜16個のアルキル基を表す)、又はO−M+(式中、M+は元素周期表のIA、IB、IIA、IIB又はIIIA、IIIB族の元素のカチオンであり、M+は好ましくはナトリウム、カリウム、銅、カルシウム、バリウム、亜鉛、マグネシウム、リチウム、及びアルミニウム原子のカチオンから選択され、又は炭素原子1〜100個の炭化水素基、又は炭素原子0〜100個の含窒素基、例えばNR1R2R3R4+(式中、互いに独立にR1、R2、R3及びR4は、H又は、1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子及び/又は1個以上の二重若しくは三重結合から選択され、前記の各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)である)を表す)
によって表され;
1個又は2個の残りの結合は、
一方では前記定義の結合鎖によってか、
又は水素原子によってか、
又は1〜500個の炭素原子を含む炭化水素基であって、
前記炭化水素基が特に、H又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することがある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖によって構成され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子であるような炭化水素基によってか、
いずれかによって構成される同一か又は異なる結合鎖に結合し、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合しており;
前記中心核§は、1〜500個の原子を含む基を表し、場合により1個以上のヘテロ原子を含有することがあり、前記へテロ原子が好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子又はケイ素原子から選択されるものであるデンドリマー。
【請求項51】
世代鎖が、1〜12個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある任意の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖から選択され、前記の各構成員が場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子が好ましくは窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員が場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−RR’基、−CN基、−CF3基、ヒドロキシル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されることがあり、R及びR’が互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表すものである、請求項50に記載のデンドリマー。
【請求項52】
中間鎖が、式:
【化46】
(式中、
− Jは、酸素原子若しくは硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素が好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であることができ、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当する基から選択される、請求項50又は51に記載のデンドリマー。
【請求項53】
核が:
− 窒素原子又はケイ素原子;
− 式:
【化47】
(式中、Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子又は=NR基を表し、Rは、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、例えば式:
【化48】
で表されるチオホスホリル基を表す)
で表される基;
− 式:
【化49】
で表されるビスフェニルオキシ基、
− 式:
【化50】
で表される1,2−ジアミノエタン基、
− 式:
【化51】
で表される1,4−ジアミノブタン基、
− 式:
【化52】
で表されるシクロトリホスファゼン基、
− 式:
【化53】
で表されるシクロテトラホスファゼン基、
から選択されるものである、請求項50〜52のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項54】
PAMAM、DAB又はPMMH構造の、請求項50〜53のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項55】
下記一般式(7):
【化54】
(式中、nは0〜3の整数を表し、mは3、6又は8を表し、pはm−1又はm−2を表し、及びjは、pがm−1を表すときは0、pがm−2を表すときは1を表し、すなわち:
− p=m−1のとき、式(7)は下記式(8):
【化55】
に相当し、
− p=m−2のとき、式(7)は下記式(9):
【化56】
に相当し、及び
前記諸式において:
● 中心核§は下記の基:
【化57】
から選択され;
● 世代鎖は式:
【化58】
(式中、
− Aは、酸素原子、硫黄原子、リン原子又は−NR−基を表し;
− Bは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Dは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Eは、水素原子、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子、又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Gは、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、又は=NR基を表し;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し、
● 中間鎖は式:
【化59】
(式中、
− Jは、酸素原子、硫黄原子、又は−NR−基を表し;
− Kは、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基(ヘテロ元素は好ましくは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子1〜16個のアルキル基を表し、それぞれは場合により、ハロゲン原子又は−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH基、炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基によって置換することができ;
− Lは、0〜10個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合によりヘテロ原子であり、前記へテロ原子は好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子から選択され、各構成員は場合により、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、酸素原子、−NO2、−NRR’、−CN、−CF3、−OH、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ;
R及びR’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基、若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表す)
に相当し;
● 末端基は式:
【化60】
(式中、A1、A2及びXは前に定義されており、各Xは同一か又は異なる)
に相当し、
Z1及びZ2は同一か又は異なっており、場合により一緒に結合することがあり、特に共有結合により結合し、及びH又は1〜16個の構成員を有し、場合により1個以上の二重又は三重結合を含有することのある直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素鎖を表し、前記の各構成員は場合により、ヘテロ原子(前記へテロ原子は好ましくは窒素原子、酸素原子、リン原子、ケイ素原子又は硫黄原子から選択される)、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子1〜24個のヘテロアリール基、カルボキシル基、>C=NR基から選択されることがあり、各構成員は場合により、ヒドロキシル基、−NR’’R’’’基、炭素原子1〜16個のアルコキシ基、炭素原子1〜16個のアルキル基、ハロゲン原子、−NO2基、−CN基、−CF3基、炭素原子6〜24個のアリール基、炭素原子7〜16個のアラルキル基から選択される少なくとも1個の置換基によって置換することができ、R’’及びR’’’は互いに独立に、H又は炭素原子1〜16個のアルキル基、炭素原子6〜24個のアリール基若しくは炭素原子7〜16個のアラルキル基を表し、前記炭化水素鎖の第1の構成員が好ましくは酸素原子又は窒素原子である)
に相当するビスホスホノ末端基を有する、請求項50〜53のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項56】
PMMH構造の一般式(8)に相当するデンドリマーにおいて、
§は:
【化61】
を表し;
mは6を表し;
pは5を表し;
nは0、1、又は2を表し;
Aは酸素原子を表し;
Bはベンゼン基を表し;
Dは水素原子を表し;
Eはメチル基を表し;
Gは硫黄原子を表し;
Jは酸素原子を表し;
Kはベンゼン基を表し;
Lは2個の炭素原子を有する非置換の直鎖状飽和炭化水素鎖を表し;
A1は窒素原子を表し;
A2はCH2基を表し;
Xはメチル基、又は水素原子若しくはナトリウム原子を表し;
Z1はフェニルオキシ基を表し;
前記デンドリマーはGCn’で示され、nは前記定義のものである、
PMMH構造の式(8)に相当する、請求項55に記載のデンドリマー。
【請求項57】
下記諸式:
【化62】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、前記デンドリマーは特に下記式(10)で表されるGC1’化合物:
【化63】
に相当する)
で表される、請求項50〜56のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項58】
下記式:
【化64】
(式中、WはPO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Rは:
【化65】
から選択される蛍光性の基を表す)
で表される、デンドリマーであって、
前記デンドリマーが特に下記諸式:
【化66】
【化67】
【化68】
【化69】
で表される化合物に相当するものである、請求項50〜55のいずれか一項に記載のデンドリマー。
【請求項59】
下記式:
【化70】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、Q1及びQ2は、同一か又は異なり、P=S又はシクロトリホスファゼン(N3P3)を表し、lは、Q2がP=Sを表すときは2を、又はQ2がN3P3を表すときは5を表し、及びkは、Q1がP=Sを表すときは2を、又はQ1がN3P3を表すときは5を表す)で表されるビスホスホノ末端基を有するデンドリマーであって、前記デンドリマーは特に下記諸式:
【化71】
によって表されるものであるデンドリマー。
【請求項60】
下記式:
【化72】
(式中、Rは:
【化73】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
から選択される基を表す)
で表される、モノホスホノ又はビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項61】
下記式:
【化74】
(式中、Rは:
【化75】
(式中、Wは、PO3Si2Me6、PO3Me2、PO3HNa又はPO3H2を表す)
から選択される基を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項62】
下記式:
【化76】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表されるモノホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項63】
下記式:
【化77】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項64】
下記式:
【化78】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、kは、1、2又は3を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項65】
下記式:
【化79】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表し、kは、0又は1を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項66】
下記式:
【化80】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【請求項67】
下記式:
【化81】
(式中、Wは、PO3Me2、PO3HNa、又はPO3H2を表す)
で表される、ビスホスホノ末端基を有するデンドリマー。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【公表番号】特表2008−508244(P2008−508244A)
【公表日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−523122(P2007−523122)
【出願日】平成17年7月29日(2005.7.29)
【国際出願番号】PCT/FR2005/002003
【国際公開番号】WO2006/024769
【国際公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【出願人】(505409247)サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェ シアンティフィク (16)
【氏名又は名称原語表記】CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENTIFIQUE
【出願人】(592236234)アンスティテュー・ナシオナル・ドゥ・ラ・サンテ・エ・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・メディカル・(イ・エヌ・エス・ウ・エール・エム) (12)
【氏名又は名称原語表記】INSTITUT NATIONAL DE LA SANTE ET DE LA RECHERCHE MEDICALE (I.N.S.E.R.M.)
【出願人】(507031963)ローディア ユーケー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】RHODIA UK LIMITED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年7月29日(2005.7.29)
【国際出願番号】PCT/FR2005/002003
【国際公開番号】WO2006/024769
【国際公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【出願人】(505409247)サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェ シアンティフィク (16)
【氏名又は名称原語表記】CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENTIFIQUE
【出願人】(592236234)アンスティテュー・ナシオナル・ドゥ・ラ・サンテ・エ・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・メディカル・(イ・エヌ・エス・ウ・エール・エム) (12)
【氏名又は名称原語表記】INSTITUT NATIONAL DE LA SANTE ET DE LA RECHERCHE MEDICALE (I.N.S.E.R.M.)
【出願人】(507031963)ローディア ユーケー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】RHODIA UK LIMITED
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]