説明

細胞結合性CA125/O772Pに結合する抗体およびその使用方法

【課題】細胞結合性CA125/O772Pに結合する抗体およびその使用方法の提供。
【解決手段】脱落CA125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA125/O772Pポリペプチドに優先的に結合する、抗体、および抗体の抗原結合断片、融合ポリペプチドならびに類似物質。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA 125/O77
2Pポリペプチドに優先的に結合する、単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項2】
前記抗体または抗体断片は、ELISA競合アッセイにおいて、図1のペプチドの25
倍(重量/重量)過剰の脱落CA 125/O772Pの存在下で、図1のペプチドに対
して約25%未満の結合阻害を示す、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合
抗体断片。
【請求項3】
前記抗体または抗体断片は、ELISA競合アッセイにおいて、図1のペプチドの25
倍(重量/重量)過剰の脱落CA 125/O772Pの存在下で、図1のペプチドに対
して約20%未満の結合阻害を示す、請求項2に記載の単離された抗体、または抗原結合
抗体断片。
【請求項4】
前記抗体または抗体断片は、ELISA競合アッセイにおいて、図1のペプチドの25
倍(重量/重量)過剰の脱落CA 125/O772Pの存在下で、図1のペプチドに対
して約15%未満の結合阻害を示す、請求項3に記載の単離された抗体、または抗原結合
抗体断片。
【請求項5】
前記抗体または抗体断片は、ELISA競合アッセイにおいて、図1のペプチドの25
倍(重量/重量)過剰の脱落CA 125/O772Pの存在下で、図1のペプチドに対
して約10%未満の結合阻害を示す、請求項4に記載の単離された抗体、または抗原結合
抗体断片。
【請求項6】
前記抗体または抗体断片は、ELISA競合アッセイにおいて、図1のペプチドの25
倍(重量/重量)過剰の脱落CA 125/O772Pの存在下で、図1のペプチドに対
して約5%未満の結合阻害を示す、請求項5に記載の単離された抗体、または抗原結合抗
体断片。
【請求項7】
前記抗体または抗体断片は、フローサイトメトリーアッセイにおいて、陽性細胞パーセ
ントによって測定される、少なくとも約0.05mg/mlの脱落CA 125/O77
2PのIC50を示す、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項8】
前記抗体または抗体断片は、フローサイトメトリーアッセイにおいて、陽性細胞パーセ
ントによって測定される、少なくとも約0.25mg/mlの脱落CA 125/O77
2PのIC50を示す、請求項7に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項9】
前記抗体または抗体断片は、フローサイトメトリーアッセイにおいて、陽性細胞パーセ
ントによって測定される、少なくとも約0.5mg/mlの脱落CA 125/O772
PのIC50を示す、請求項8に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項10】
前記抗体または抗体断片は、フローサイトメトリーアッセイにおいて、陽性細胞パーセ
ントによって測定される、少なくとも約0.75mg/mlの脱落CA 125/O77
2PのIC50を示す、請求項9に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項11】
前記抗体または抗体断片は、フローサイトメトリーアッセイにおいて、陽性細胞パーセ
ントによって測定される、少なくとも約1.0mg/mlの脱落CA 125/O772
PのIC50を示す、請求項10に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項12】
前記抗体または抗体断片は、図1のペプチドには結合するが、脱落CA 125/O7
72Pに結合することは認められない、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結
合抗体断片。
【請求項13】
前記抗体がIgGクラス抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項14】
前記抗体がIgGアイソタイプである、請求項13に記載の単離された抗体。
【請求項15】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項16】
前記抗体がキメラモノクローナル抗体である、請求項15に記載の単離された抗体。
【請求項17】
前記キメラモノクローナル抗体がCγ1定常領域を含む、請求項16に記載の単離され
た抗体。
【請求項18】
前記キメラモノクローナル抗体がCγ4定常領域を含む、請求項16に記載の単離され
た抗体。
【請求項19】
前記抗体がヒト化モノクローナル抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項20】
前記抗体がヒトモノクローナル抗体である、請求項15に記載の単離された抗体。
【請求項21】
前記抗体が二重特異性抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項22】
前記抗体が多重特異性抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項23】
前記抗体がキメラ抗体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項24】
前記抗体が単鎖抗体、ジスルフィド結合Fs、単鎖Fsまたは抗イディオタイプ抗
体である、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項25】
前記抗原結合抗体断片がFab断片、F(ab’)断片、VL含有断片、VH含有断
片、または相補性決定領域(CDR)含有断片である、請求項1に記載の抗原結合抗体断
片。
【請求項26】
ハイブリドーマ4E7(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5109)
、7A11(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5110)、7C6(A
TCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5111)、7F10(ATCC(登録
商標)アクセッション番号PTA−5112)、7G10(ATCC(登録商標)アクセ
ッション(登録商標)PTA−5245)、7H1(ATCC(登録商標)アクセッショ
ン番号PTA−5114)、8A1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−
5115)、8B5(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5116)、8
C3(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5246)、8E3(ATCC
(登録商標)アクセッション番号PTA−5118)、8G9(ATCC(登録商標)ア
クセッション番号PTA−5119)、15C9(ATCC(登録商標)アクセッション
番号PTA−5106)、16C7(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−
5107)、16H9(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5108)、
117.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−4567)、325.1
(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5120)、368.1(ATCC
(登録商標)アクセッション番号PTA−4568)、446.1(ATCC(登録商標
)アクセッション番号PTA−5549)、501.1(ATCC(登録商標)アクセッ
ション番号PTA−4569)、621.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号
PTA−5121)、633.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5
122)、654.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5247)、
725.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5124)、または77
6.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−4570)によって産生され
る、モノクローナル抗体。
【請求項27】
請求項26の記載のモノクローナル抗体の結合と競合する、モノクローナル抗体。
【請求項28】
ハイブリドーマ4E7(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5109)
、7A11(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5110)、7C6(A
TCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5111)、7F10(ATCC(登録
商標)アクセッション番号PTA−5112)、7G10(ATCC(登録商標)アクセ
ッション(登録商標)PTA−5245)、7H1(ATCC(登録商標)アクセッショ
ン番号PTA−5114)、8A1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−
5115)、8B5(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5116)、8
C3(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5246)、8E3(ATCC
(登録商標)アクセッション番号PTA−5118)、8G9(ATCC(登録商標)ア
クセッション番号PTA−5119)、15C9(ATCC(登録商標)アクセッション
番号PTA−5106)、16C7(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−
5107)、16H9(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5108)、
117.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−4567)、325.1
(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5120)、368.1(ATCC
(登録商標)アクセッション番号PTA−4568)、446.1(ATCC(登録商標
)アクセッション番号PTA−5549)、501.1(ATCC(登録商標)アクセッ
ション番号PTA−4569)、621.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号
PTA−5121)、633.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5
122)、654.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5247)、
725.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−5124)、または77
6.1(ATCC(登録商標)アクセッション番号PTA−4570)として寄託された
ハイブリドーマ。
【請求項29】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:27に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項30】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:29に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項31】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:31に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項32】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:33に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項33】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:54に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項34】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:56に示したアミノ酸配列を含む軽鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項35】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:28に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項36】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:30に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項37】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:32に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項38】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:34に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項39】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:53に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項40】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:55に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項41】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:28に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項29に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項42】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:30に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項30に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項43】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:32に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項31に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項44】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:34に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項32に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項45】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:53に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項33に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項46】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、配列番号:55に示したアミノ酸配列を含む重鎖
可変領域を含む、請求項34に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項47】
請求項29〜40のいずれかの抗体または抗原結合抗体断片の可変鎖領域をコードする
ヌクレオチド配列を含む、単離された核酸分子。
【請求項48】
前記核酸分子が配列番号:35、36、37、38、39、40、41、42、52、
57、58または59のヌクレオチド配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項49】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が、BIAcoreアフィニティアッセイにおいて
測定される、約100nMのKで、図1のペプチドと結合する、請求項1に記載の単離
された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項50】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が、BIAcoreアフィニティアッセイにおいて
測定される、約10nMのKで、図1のペプチドと結合する、請求項49に記載の単離
された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項51】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が、BIAcoreアフィニティアッセイにおいて
測定される、約1nMのKで、図1のペプチドと結合する、請求項50に記載の単離さ
れた抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項52】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が、BIAcoreアフィニティアッセイにおいて
測定される、約100pMのKで、図1のペプチドと結合する、請求項51に記載の単
離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項53】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が、BIAcoreアフィニティアッセイにおいて
測定される、約10pMのKで、図1のペプチドと結合する、請求項52に記載の単離
された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項54】
前記抗体または抗原結合抗体断片がアミノ酸置換、欠失、または付加、またはその組合
せにより修飾され、かつ、対応する非修飾抗体または抗原結合抗体断片と比較して、細胞
結合性CA 125/O772Pに対して同じまたは上昇した親和性を有する、請求項1
に記載の抗体または抗原結合抗体断片。
【請求項55】
前記抗体または抗原結合抗体断片がアミノ酸置換、欠失、または付加、またはその組合
せにより修飾され、かつ、抗体または抗原結合抗体断片が、対応する非修飾抗体または抗
原結合抗体断片と比較して、同じまたは延長された血清半減期を示す、請求項1に記載の
単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項56】
前記抗体または抗体断片が、ADCCアッセイにおいて、CA 125/O772P陽
性腫瘍細胞の溶解を仲介する、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断
片。
【請求項57】
前記抗体または抗体断片が、ADCCアッセイにおいて、抗体または抗原結合断片1m
l当たり5.0μgの濃度での50:1 エフェクター:標的の比で、CA 125/O
772P陽性腫瘍細胞の少なくとも約10%の溶解を仲介する、請求項56に記載の単離
された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項58】
前記抗体または抗体断片が、ADCCアッセイにおいて、抗体または抗原結合断片1m
l当たり5.0μgの濃度での25:1 エフェクター:標的の比で、CA 125/O
772P陽性腫瘍細胞の少なくとも約10%の溶解を仲介する、請求項56に記載の単離
された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項59】
前記抗体または抗体断片が、ADCCアッセイにおいて、抗体または抗原結合断片1m
l当たり5.0μgの濃度での12.5:1 エフェクター:標的の比で、CA 125
/O772P陽性腫瘍細胞の少なくとも約10%の溶解を仲介する、請求項56に記載の
単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項60】
前記抗体または抗体断片が、ADCCアッセイにおいて、抗体または抗原結合断片1m
l当たり50ngの濃度での12.5:1 エフェクター:標的の比で、CA 125/
O772P陽性腫瘍細胞の少なくとも約10%の溶解を仲介する、請求項56に記載の単
離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項61】
前記抗体または抗体断片が、補体依存性傷害(CDC)アッセイにおいて、CA 12
5/O772P陽性腫瘍細胞の溶解を仲介する、請求項1に記載の単離された抗体、また
は抗原結合抗体断片。
【請求項62】
前記抗体または抗体断片が、5μg/mlの抗体または抗原結合抗体断片にて約15%
の溶解から、約0.1μg/mlの抗体または抗原結合抗体断片にて約95%の溶解まで
の範囲で仲介する、請求項61に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項63】
前記抗体または抗体断片がCA 125/O772P陽性腫瘍の増殖を阻害する、請求
項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項64】
脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA 125/O77
2Pポリペプチドに優先的に結合する抗体または抗原結合抗体断片、および薬学的に許容
される担体を含む、薬学的組成物。
【請求項65】
脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA 125/O77
2Pポリペプチドに優先的に結合するモノクローナル抗体または抗体結合モノクローナル
抗体断片、および薬学的に許容される担体を含む、薬学的組成物。
【請求項66】
包装材料と、包装材料中に含有された脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比
較して細胞結合性CA 125/O772Pポリペプチドに優先的に結合する抗体、また
は抗原結合抗体断片、および薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物であって、対象
に投与するのに適切な形の前記薬学的組成物とを含む、製品。
【請求項67】
前記薬学的組成物の使用または投与に関する印刷された説明書をさらに含む、請求項6
6に記載の製品。
【請求項68】
前記説明書がCA 125/O772P関連障害の1又はそれ以上の症状の防止または
治療のための投与計画を示している、請求項67に記載の製品。
【請求項69】
前記説明書が細胞増殖性障害の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計
画を示している、請求項67に記載の製品。
【請求項70】
前記説明書が癌の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計画を示してい
る、請求項69に記載の製品。
【請求項71】
前記説明書が卵巣癌の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計画を示し
ている、請求項70に記載の製品。
【請求項72】
前記薬学的組成物の使用または投与に関するラベルをさらに含む、請求項66に記載の
製品。
【請求項73】
前記ラベルがCA 125/O772P関連障害の1又はそれ以上の症状の防止または
治療のための投与計画を示している、請求項66に記載の製品。
【請求項74】
前記ラベルが細胞増殖性障害の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計
画を示している、請求項73に記載の製品。
【請求項75】
前記ラベルが癌の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計画を示してい
る、請求項74に記載の製品。
【請求項76】
前記ラベルが卵巣癌の1又はそれ以上の症状の防止または治療のための投与計画を示し
ている、請求項75に記載の製品。
【請求項77】
異種薬剤に機能するように結合した、脱落CA 125/O772Pと比較して細胞結
合性CA 125/O772Pに優先的に結合する抗体、または抗原結合抗体断片を含む
、融合ポリペプチド。
【請求項78】
CA 125/O772P関連障害の症状を改善する方法であって:前記改善の必要が
ある対象に、細胞増殖性障害の症状を改善するのに十分な量の、脱落CA 125/O7
72Pと比較して細胞結合性CA 125/O772Pに優先的に結合する抗体または抗
体の抗原結合断片を投与することを含む、前記方法。
【請求項79】
前記CA 125/O772P関連障害が細胞増殖性障害である、請求項78に記載の
方法。
【請求項80】
前記細胞増殖性障害が癌である、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記癌が子宮頚癌または子宮癌である、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記癌が乳癌または肺癌である、請求項80に記載の方法。
【請求項83】
前記癌が卵巣癌である、請求項80に記載の方法。
【請求項84】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、モノクローナル抗体または抗体結合モノクローナ
ル抗体断片である、請求項78に記載の方法。
【請求項85】
前記抗体または抗原結合抗体断片が、約5μg/kg〜約10mg/kgの用量で投与
される、請求項78に記載の方法。
【請求項86】
前記方法が癌併用療法の一部として実施される、請求項78に記載の方法。
【請求項87】
前記癌併用療法が対象への化学療法剤の投与をさらに含む、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記化学療法剤がパクリタキセルまたはシスプラチンである、請求項87に記載の方法

【請求項89】
前記癌併用療法が放射線療法を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項90】
前記抗体が325.1、621.1、633.1、654.1、725.1、8G9、
7F10、8A1、8C3、15C9、8E3、8B5、7G10、16C7、7C6、
7H1、16H9、7A11、4E7、117.1、368.1、446.1、501.
1および776.1から成る群より選択される、請求項78に記載の方法。
【請求項91】
細胞結合性CA 125/O772Pに優先的に結合する抗体、または抗原結合抗体断
片を同定するのに役立つ方法であって:
(a)抗体または抗原結合抗体断片を、脱落CA 125/O772Pの存在下で、細
胞結合性CA 125/O772Pを含むペプチドと共に、細胞結合性CA 125/O7
72Pを含む前記ペプチドまたは脱落CA 125/O772Pへの抗体または抗原結合
抗体断片の結合を可能にする条件下で、インキュベートすること;
(b)脱落CA 125/O772Pと、細胞結合性CA 125/O772Pを含む前
記ペプチドに結合していない抗体または抗原結合抗体断片とを除去すること;
(c)細胞結合性CA 125/O772Pを含む前記ペプチドに結合している抗体ま
たは抗原結合抗体断片の量を測定すること;および
(d)(c)での量を、脱落CA 125/O772Pの非存在下における、細胞結合
性CA 125/O772Pを含む前記ペプチドに結合する抗体または抗原結合抗体断片
の量と比較すること;
を含む、前記方法。
【請求項92】
前記細胞結合性CA 125/O772Pを含むペプチドが固体表面に固定化されてい
る、請求項91記載の方法。
【請求項93】
前記方法がELISA形式で実施される、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記脱落CA 125/O772Pおよび細胞結合性CA 125/O772Pを含むペ
プチドは、脱落CA 125/O772Pが細胞結合性CA 125/O772Pを含むペ
プチドに対して、約25:1(wt/wt)の比で存在する、請求項91に記載の方法。
【請求項95】
細胞結合性CA 125/O772Pに優先的に結合する抗体、または抗原結合抗体断
片を同定するのに役立つ方法であって:
(a)抗体、または抗原結合断片を、細胞結合性CA 125/O772Pを含むペプ
チドと、脱落CA 125/O772Pの存在下で、細胞結合性CA 125/O772P
を含むペプチドを抗体または抗原結合抗体断片に結合させる条件下で、接触させること;
(b)細胞結合性CA 125/O772Pを含む非結合ペプチドを除去すること;
(c)抗体、または抗原結合断片によって結合された細胞結合性CA 125/O77
2Pを含むペプチドの量を測定すること、および
(d)(c)で測定した量を、脱落CA 125/O772Pの非存在下における、抗
体または抗原結合抗体断片が結合する細胞結合性CA 125/O772Pを含む前記ペ
プチドの量と比較すること;
を含む、前記方法。
【請求項96】
前記脱落CA 125/O772Pの量が約25倍(重量/重量)過剰量である、請求
項95に記載の方法。
【請求項97】
前記抗体、または抗原結合抗体断片が固体表面に固定化されている、請求項95に記載
の方法。
【請求項98】
前記方法がELISA形式で実施される、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
細胞結合性CA 125/O772Pに優先的に結合する抗体、または抗原結合抗体断
片を同定するのに役立つ方法であって:
(a)抗体、または抗原結合断片を、CA 125/O772Pを発現する細胞と、脱
落CA 125/O772Pの量の存在下で、CA 125/O772Pを抗体または抗原
結合抗体断片に結合させる条件下で、接触させること;
(b)非結合細胞を除去すること;
(c)抗体、または抗原結合断片に結合されたCA 125/O772Pを発現する細
胞の量を測定すること、および
(d)(c)で測定した量を、脱落CA 125/O772Pの前記量の非存在下にお
ける、抗体または抗原結合抗体断片に結合する、CA 125/O772Pを発現する細
胞の量と比較すること;
を含む、前記方法。
【請求項100】
前記脱落CA 125/O772Pの量が少なくとも約0.5mg/mlである、請求
項99に記載の方法。
【請求項101】
測定がフローサイトメトリーによって実施される、請求項99に記載の方法。
【請求項102】
前記測定が蛍光活性化細胞分取によって実施される、請求項99に記載の方法。
【請求項103】
請求項1に記載の抗体を分泌することができるハイブリドーマ。
【請求項104】
細胞毒性薬に結合された、請求項1に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片

【請求項105】
前記細胞毒性薬が放射性同位体である、請求項104に記載の単離された抗体、または
抗原結合抗体断片。
【請求項106】
前記放射性同位体が125I、131I、111In、99mTcおよび90Yから成
る群より選択される、請求項105に記載の単離された抗体、または抗原結合抗体断片。
【請求項107】
細胞毒性薬に結合された、請求項26または27に記載のモノクローナル抗体。
【請求項108】
前記細胞毒性薬が放射性同位体である、請求項107に記載のモノクローナル抗体。
【請求項109】
前記放射性同位体が125I、131I、111In、99mTcおよび90Yから成
る群より選択される、請求項108に記載のモノクローナル抗体。
【請求項110】
前記抗体または抗原結合断片が細胞毒性薬に結合された、請求項64または65に記載
の薬学的組成物。
【請求項111】
前記細胞毒性薬が放射性同位体である、請求項110に記載の薬学的組成物。
【請求項112】
前記放射性同位体が125I、131I、111In、99mTcおよび90Yから成
る群より選択される、請求項111に記載の薬学的組成物。
【請求項113】
前記抗体または抗原結合断片が細胞毒性薬から結合された、請求項78に記載の方法。
【請求項114】
前記細胞毒性薬が放射性同位体である、請求項113に記載の方法。
【請求項115】
前記放射性同位体125I、131I、111In、99mTcおよび90Yから成る
群より選択される、請求項114に記載の方法。
【請求項116】
325.1、621.1、633.1、654.1、725.1、8G9、7F10、
8A1、8C3、15C9、8E3、8B5、7G10、16C7、7C6、7H1、1
6H9、7A11、4E7、117.1、368.1、446.1、501.1、および
776.1から成る群より選択されるモノクローナル抗体、またはその抗原結合抗体断片

【請求項117】
請求項116に記載のモノクローナル抗体の結合と競合する、抗体または抗原結合抗体
断片。
【請求項118】
325.1、621.1、633.1、654.1、725.1、8G9、7F10、
8A1、8C3、15C9、8E3、8B5、7G10、16C7、7C6、7H1、1
6H9、7A11、4E7、117.1、368.1、446.1、501.1、および
776.1から成る群より選択されるモノクローナル抗体、またはその抗原結合抗体断片
、および薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物。
【請求項119】
図1のペプチドに結合する、単離された抗体または抗原結合抗体断片。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−34692(P2012−34692A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−177484(P2011−177484)
【出願日】平成23年8月15日(2011.8.15)
【分割の表示】特願2005−501455(P2005−501455)の分割
【原出願日】平成15年10月15日(2003.10.15)
【出願人】(599108792)ユーロ−セルティーク エス.エイ. (134)
【Fターム(参考)】