説明

細菌における多剤耐性の克服に使用されるアルギネートオリゴマー

本発明は、多剤耐性細菌において少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服する方法であって、上記細菌を抗生物質と共にアルギネートオリゴマーに接触させることを含む、多剤耐性細菌において少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服する方法を提供する。多剤耐性細菌は有生物表面上のものであっても、又は無生物表面上のものであってもよく、医学的及び非医学的な使用及び方法の両方が提供される。一態様では、本発明は、多剤耐性細菌に感染した、感染した疑いがある、又は感染のリスクがある被験体の治療において、上記多剤耐性細菌における抗生物質に対する耐性を克服するために、少なくとも1つの抗生物質と共に使用されるアルギネートオリゴマーを提供する。別の態様では、該方法は、多剤耐性細菌による部位のコンタミネーションを抑制するために、例えば消毒目的及び清浄目的で使用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
MDR細菌において少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服する方法であって、前記細菌を前記抗生物質と共にアルギネートオリゴマーに接触させることを含む、MDR細菌において少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服する方法。
【請求項2】
MDR細菌に感染した、感染した疑いがある、又は感染のリスクがある被験体の治療において、前記細菌における少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服するために、前記抗生物質と共に使用されるアルギネートオリゴマー。
【請求項3】
MDR細菌に感染した、感染した疑いがある、又は感染のリスクがある被験体の治療において、前記細菌における少なくとも1つの抗生物質に対する耐性を克服するために、前記抗生物質と共に使用される薬剤の製造に対するアルギネートオリゴマーの使用。
【請求項4】
MDR細菌に感染した、感染した疑いがある、又は感染のリスクがある被験体の治療において、前記細菌における抗生物質に対する耐性を克服するために、別々に、同時に又は順次に使用される複合製剤としてアルギネートオリゴマーと前記抗生物質とを含有する製品。
【請求項5】
MDR細菌による部位のコンタミネーションを抑制するin vitro方法であって、前記部位及び/又は前記細菌を該細菌が耐性を有する抗生物質と共にアルギネートオリゴマーに接触させることを含む、MDR細菌による部位のコンタミネーションを抑制するin vitro方法。
【請求項6】
前記細菌がマクロライド系抗生物質、β−ラクタム系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質、ポリペプチド系抗生物質及びキノロン系抗生物質から選択される3つ以上の抗生物質群に対して耐性を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項7】
前記細菌がアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、トロレアンドマイシン、ロキシスロマイシン、スピラマイシン、アズトレオナム、イミペネム、メロペネム、エルタペネム、ドリペネム、パニペネム・ベタミプロン合剤、ビアペネム、PZ−601、セフィキシム、セフジニル、セフジトレン、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セフェピム、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンB、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン及びトロバフロキサシンから選択される3つ以上の抗生物質に対して耐性を有する、請求項6に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項8】
前記細菌がセフタジジム、イミペネム/シラスタチン、メロペネム、アズトレオナム、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、スピラマイシン、オキシテトラサイクリン及びシプロフロキサシンから選択される1つ又は複数の抗生物質に対して耐性を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項9】
前記細菌が、該細菌に対する従来の治療法である1つ又は複数の抗生物質に対して耐性を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項10】
前記細菌がグラム陰性細菌である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項11】
前記細菌が腸内細菌科(Enterobacteriacee)のものであるか、又は非発酵グラム陰性細菌である、請求項10に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項12】
前記細菌がシュードモナス属、アシネトバクター属、ステノトロホモナス属、バークホルデリア属、エシェリキア属、プロビデンシア属及びクレブシエラ属から選択され、好ましくは前記細菌がシュードモナス・エルギノーサ、アシネトバクター・バウマンニ、ステノトロホモナス・マルトフィリア、バークホルデリア種、大腸菌、プロビデンシア・スチュアルティイ及びクレブシエラ・ニューモニエの1つである、請求項11に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項13】
前記細菌がシプロフロキサシン、メロペネム、セフタジジム、アズトレオナム、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、スピラマイシン、オキシテトラサイクリン及びイミペネム/シラスタチンから選択される1つ又は複数の抗生物質に対して耐性を有する、シュードモナス・エルギノーサ、クレブシエラ・ニューモニエ、セパシア菌、プロビデンシア・スチュアルティイ又はアシネトバクター・バウマンニのMDR株である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項14】
前記抗生物質がマクロライド系抗生物質、β−ラクタム系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質、ポリペプチド系抗生物質及びキノロン系抗生物質、好ましくはマクロライド系抗生物質、β−ラクタム系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質及びキノロン系抗生物質、より好ましくはマクロライド系抗生物質、β−ラクタム系抗生物質及びキノロン系抗生物質から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項15】
前記抗生物質がアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、テリスロマイシン、カルボマイシンA、ジョサマイシン、キタサマイシン、ミデカマイシン、オレアンドマイシン、スピラマイシン、タイロシン、トロレアンドマイシン、アズトレオナム、イミペネム、メロペネム、エルタペネム、ドリペネム、パニペネム・ベタミプロン合剤、ビアペネム、PZ−601、セフィキシム、セフジニル、セフジトレン、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セフェピム、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンB、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン及びトロバフロキサシン、好ましくはセフタジジム、イミペネム/シラスタチン、メロペネム、アズトレオナム、オキシテトラサイクリン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、スピラマイシン及びシプロフロキサシンから選択される、請求項14に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項16】
前記抗生物質がマクロライド系抗生物質であり、好ましくはアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン及びスピラマイシンから選択される、請求項14に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項17】
MDR細菌の成長を阻害するマクロライド系抗生物質の有効性を改善する方法であって、前記抗生物質をアルギネートオリゴマーと共に使用することを含む、MDR細菌の成長を阻害するマクロライド系抗生物質の有効性を改善する方法。
【請求項18】
MDR細菌に感染した、感染した疑いがある、又は感染のリスクがある被験体の治療において、少なくとも1つのマクロライド系抗生物質と共に使用されるアルギネートオリゴマー。
【請求項19】
アルギネートオリゴマー及びマクロライド系抗生物質、好ましくは請求項2及び6〜18のいずれか一項で規定されるアルギネートオリゴマーを含む組成物。
【請求項20】
前記マクロライド系抗生物質がアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、テリスロマイシン、カルボマイシンA、ジョサマイシン、キタサマイシン、ミデカマイシン、オレアンドマイシン、スピラマイシン、トロレアンドマイシン及びタイロシン、好ましくはアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン及びスピラマイシンから選択される、請求項17〜19のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー又は組成物。
【請求項21】
前記細菌がバークホルデリア種である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項22】
前記バークホルデリア種がセパシア菌、類鼻疽菌及び鼻疽菌から選択され、好ましくはセパシア菌である、請求項21に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項23】
前記抗生物質がアジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、テリスロマイシン、カルボマイシンA、ジョサマイシン、キタサマイシン、ミデカマイシン、オレアンドマイシン、スピラマイシン、タイロシン、トロレアンドマイシン、アズトレオナム、イミペネム、メロペネム、エルタペネム、ドリペネム、パニペネム・ベタミプロン合剤、ビアペネム、PZ−601、セフィキシム、セフジニル、セフジトレン、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セフェピム、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンB、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン及びトロバフロキサシン、好ましくはセフタジジム、イミペネム/シラスタチン、メロペネム、アズトレオナム、オキシテトラサイクリン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、スピラマイシン及びシプロフロキサシンから選択される、請求項21又は22に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項24】
前記細菌が臨床株又は臨床分離株である、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項25】
前記アルギネートオリゴマーが35000ダルトン未満、好ましくは30000ダルトン、25000ダルトン又は20000ダルトン未満の平均分子量を有する、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項26】
前記アルギネートオリゴマーが2〜100、好ましくは2〜75、2〜50、2〜35、2〜30、2〜25又は2〜20の数平均重合度を有する、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項27】
前記アルギネートオリゴマーが最大100個のモノマー残基を有し、好ましくは2−mer〜35−mer、2−mer〜30−mer、3−mer〜35−mer、3−mer〜28−mer、4−mer〜25−mer、6−mer〜22−mer、8−mer〜20−mer又は10−mer〜15−merである、請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項28】
前記アルギネートオリゴマーが少なくとも70%のG残基を有する、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項29】
前記アルギネートオリゴマーが少なくとも80%又は少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%又は100%のG残基を有する、請求項28に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項30】
前記G残基の少なくとも80%がGブロック中に配置される、請求項28又は29に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項31】
前記アルギネートオリゴマーが少なくとも70%のM残基を有する、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項32】
前記アルギネートオリゴマーが少なくとも80%又は少なくとも90%のM残基、好ましくは少なくとも95%又は100%のM残基を有する、請求項31に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項33】
前記M残基の少なくとも80%がMブロック中に配置される、請求項31又は32に記載の方法、アルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項34】
前記感染が口腔、生殖器官、尿路、気道、胃腸管、腹膜、中耳、前立腺、血管内膜、結膜若しくは角膜組織を含む眼、肺組織、心臓弁、皮膚、頭皮、爪、創傷内側における表面、若しくは副腎組織、肝臓組織、腎臓組織、膵臓組織、下垂体組織、甲状腺組織、免疫組織、卵巣組織、精巣組織、前立腺組織、子宮内膜組織、眼組織、乳房組織、脂肪組織、上皮組織、内皮組織、神経組織、筋肉組織、肺組織、表皮組織若しくは骨組織の表面から選択される身体の内部若しくは外部の表面の感染、又は血液、血漿、血清、脳脊髄液、消化管内容物、痰、肺分泌物及び精液から選択される体液中の感染、又は副腎組織、肝臓組織、腎臓組織、膵臓組織、下垂体組織、甲状腺組織、免疫組織、卵巣組織、精巣組織、前立腺組織、子宮内膜組織、眼組織、乳房組織、脂肪組織、上皮組織、内皮組織、神経組織、筋肉組織、肺組織、表皮組織又は骨組織から選択される身体組織内若しくは身体組織上の感染である、請求項2〜4、6〜16、18及び21〜33のいずれか一項に記載のアルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項35】
前記被験体が予め確立した感染を患う被験体、免疫障害を患う被験体、集中治療又は救急治療を受けている被験体、外傷を患っている被験体、火傷を有する被験体、急性創傷及び/又は慢性創傷を有する被験体、新生児期の被験体、高齢の被験体、がんを有する被験体、自己免疫性病状を患っている被験体、上皮若しくは内皮の分泌及び/又は分泌物排出が低減した若しくは阻害された被験体、又は医療デバイスを装着した被験体から選択される、請求項2〜4、6〜16、18及び21〜34のいずれか一項に記載のアルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項36】
前記被験体がHIV、敗血症、敗血症ショック、AIDS、免疫系のがん、関節リウマチ、I型糖尿病、クローン病、COPD、COAD、COAP、気管支炎、嚢胞性線維症、気腫、肺がん、喘息、肺炎及び副鼻腔炎から選択される病状を有する被験体、化学療法及び/又は放射線療法の準備をしている、該療法を受けている、若しくは該療法から回復している被験体、臓器移植被験体、健康管理機関に居住している被験体、又は喫煙者から選択される、請求項35に記載のアルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項37】
前記被験体が、好ましくはCOPD、COAD、COAP、気管支炎、嚢胞性線維症、気腫、肺がん、喘息及び肺炎から選択される呼吸器の病状又は疾患を有する被験体から選択される、請求項35に記載のアルギネートオリゴマー、使用又は製品。
【請求項38】
前記細菌が有生物若しくは無生物の表面上、又は有生物若しくは無生物の材料中のものである、請求項1、5〜17及び20〜33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記細菌が食品若しくは飲料の加工処理、調製、貯蔵若しくは充填用の機械若しくは設備の表面、空調装置の表面、工業用機械の表面、貯蔵タンクの表面、医療用設備若しくは外科用設備の表面、水上用/海洋用設備の表面、又は建築物及び他の構造の表面から選択される表面上のものである、請求項1、5〜17及び20〜33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記表面が食品の加工処理、貯蔵、充填若しくは調製用の設備若しくは表面、タンク、コンベヤ、床、ドレイン、クーラー、フリーザ、設備表面、壁、バルブ、ベルト、パイプ、空調管、冷却装置、食品若しくは飲料の充填ライン、熱交換器、ボートの船体、歯科用水道、石油掘削管、コンタクトレンズ、コンタクトレンズ貯蔵ケース、カテーテル、人工デバイス又は植込式医療デバイスから選択される、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記細菌が医療廃棄物/実験廃棄物、動物又はヒト用の食品、個人衛生用品、化粧品、飲料水、廃水、農業用飼料及び農業用水、殺虫剤製剤、農薬製剤、除草剤製剤、工業用潤滑油、細胞及び組織の培地、並びに細胞及び組織の培養物から選択される材料中のものである、請求項1、5〜17及び20〜33のいずれか一項に記載の方法。

【公表番号】特表2012−528841(P2012−528841A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−513675(P2012−513675)
【出願日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際出願番号】PCT/GB2010/001097
【国際公開番号】WO2010/139957
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(511292459)
【Fターム(参考)】