説明

細菌細胞壁骨格成分の製造方法

【課題】 癌免疫療法剤として有用な、高純度BCG−CWS及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 以下の(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、BCG−CWSの製造方法:
(1)BCG菌を破砕し、細胞壁(WCW)を集める工程、
(2)(1)で得られる細胞壁(WCW)をベンゾナーゼ及びプロナーゼで処理する工程、
(3)(2)で得られる生成物を、55℃〜65℃の加温下に、界面活性剤で処理する工程、
(4)(3)で得られる生成物を、有機溶媒で洗浄する工程。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、細菌細胞壁骨格成分、詳しくは、BCG菌の細胞壁骨格成分(BCG−CWS)の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
細菌細胞壁骨格成分〔細胞壁骨格成分(Cell Wall Skeleton)を、以下CWSと略する場合がある〕は、免疫賦活作用を有し、例えば動物モデルを用いた実験的腫瘍系、およびヒト癌の免疫療法において抗腫瘍活性を示すことが知られている物質である。
例えばBacille Calmette-Guerin菌(BCG菌)の細胞壁骨格成分(以下、BCG−CWSと略する場合がある)を用いた癌免疫療法では、ヒトの癌治療において優れた成績が得られたことが報告されている(非特許文献1及び2を参照)。BCG−CWSの製造方法は、東らにより報告されているが(非特許文献3を参照)、医薬品原薬として工業的スケールで高純度のBCG−CWSを製造する方法が求められていた。
【非特許文献1】A. Hayashi et al., Pro. Japan Acad., 70, Ser. B 205-209 (1994)
【非特許文献2】A. Hayashi et al., Pro. Japan Acad., 74, Ser. B 50-56(1998)
【非特許文献3】I. Azuma et al., Journal of the National Cancer Institute, Vol. 52, NO. 1 95-101(1974)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、高純度のBCG−CWSの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは、工業的スケールで、高純度のBCG−CWSを製造すべく、鋭意検討を行った結果、本発明を完成した。
即ち本発明は、
〔1〕 以下の(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、BCG−CWSの製造方法:
(1)BCG菌を破砕し、細胞壁(WCW)を集める工程、
(2)(1)で得られる細胞壁(WCW)をベンゾナーゼ及びプロナーゼで処理する工程、
(3)(2)で得られる生成物を、55℃〜65℃の加温下に、界面活性剤で処理する工程、
(4)(3)で得られる生成物を、1又は複数の有機溶媒で、1又は複数回洗浄する工程;
〔2〕 工程(3)における界面活性剤が非イオン性界面活性剤である、〔1〕に記載の製造方法;
〔3〕 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル(Triton X-100)である、〔1〕又は〔2〕に記載の製造方法;
〔4〕 工程(4)における有機溶媒が、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒及びこれらの混合溶媒から選択される1又は複数の、同一又は異なる有機溶媒である、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の製造方法;
〔5〕 工程(4)における有機溶媒が、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジクロロエタン及びこれらの混合溶媒から選択される1又は複数の、同一又は異なる有機溶媒である、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の製造方法;
〔6〕 工程(4)における有機溶媒が、テトラヒドロフラン、クロロホルム−メタノール(2:1)、及びメタノールである、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の製造方法;
〔7〕 BCG菌が、BCG菌東京株である、〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の製造方法;
〔8〕 〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の製造方法で得られる、高純度のBCG−CWS;
に関する。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、工業的スケールで、高純度のBCG−CWSを提供することが可能になった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本明細書において、BCG−CWSとは、ミコバクテリウム属細菌である、Mycobacterium bovis(ウシ型結核菌)、詳しくは、BCG菌(カルメット・ゲラン菌;Bacille Calmette-Guerin)由来の細胞壁骨格成分(Cell Wall Skeleton; CWS)を表す。ここで、BCG菌として、具体的には、東京株、ロシア株、ブラジル株、スウェーデン株及びオーストラリア株等が挙げられる。更に好ましいBCG菌として、BCG菌Tokyo 172株(ATCC35737)を挙げることができる。
「細胞壁骨格成分(CWS)」とは、細菌の菌体を物理的に粉砕した後、ヌクレアーゼによる除核酸、プロテアーゼによる除蛋白、有機溶媒での洗浄による脱脂などの精製工程を経て得られる、タンパク質、核酸及び脂肪酸等の可溶性成分を実質的に含まない不溶性残渣を表し、CWSそのものは公知である(J. Nat. Cancer Inst., 52, 95-101 (1974) )。当該不溶性残渣は、長鎖ヒドロキシ脂肪酸であるミコール酸、及びペプチドグリカンを含む高分子であることが知られている。
【0007】
出発原料として用いられるBCG菌は、公知であり、当業者に公知の方法で製造することができる。すなわち、BCG菌を、ソートン培地等の適当な培地中、約37℃で7-10日、初期定常期まで培地表面に菌膜として培養する。培養細胞は、約80℃で30分間加熱することによって不活性化した後、全培養液を7000xg、40分間、4℃で遠心分離することにより、沈殿物としてBCG死菌を得ることができる(J. Nat. Cancer Inst., 52, 95-101 (1974) 等を参照)。
【0008】
本発明において用いられるベンゾナーゼ(Benzonase(登録商標)Enzyme Commission (EC) Number 3.1.30.2)とは、DNA、RNA、一本鎖、二本鎖、直鎖、環状、スーパーコイルを問わず、核酸を分解する酵素であり、組換え大腸菌で発現させたSerratia marcescens由来のエンドヌクレアーゼ(非特異的phosphodiesteraseとして分類される)である。
本発明において用いられるプロナーゼ(Pronase;EC Number 2329666)とは、Streptomyces griseus由来のタンパク質・ペプチドを非特異的に加水分解する酵素である。
【0009】
本発明において用いられる界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤が挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル(Triton X-100)を挙げることができる。
【0010】
本発明の製造方法の各工程について以下に詳細に説明する。
(1)BCG菌を破砕し、細胞壁(WCW)を集める工程:
原料となるBCG死菌は、通常乾燥していないウェットなものを用いる。BCG菌を600gあたり約2L〜5Lの水にけん濁し、破砕する。破砕する手段には特に限定は無いが、通常は高圧ホモジナイザー等の破砕機を用いて30〜40kpsi、好ましくは約35kpsiの加圧下に破砕することができる。破砕された細胞は、遠心分離を1又は複数回繰り返すことにより、破砕が不十分な細胞片や破砕されていない細胞が除去された均一な細胞壁(以下WCWという場合がある)とすることができる。当該細胞壁の粒子の大きさは約0.5μm〜0.7μmである。
ここで、CWSを製造するための原料となる細胞壁を得るための遠心分離の条件は、適宜選択することができる。例えば、20〜30℃、好ましくは約25℃下に、5000xg〜9000xg、好ましくは7000xgで、5〜15分間、好ましくは約10分間遠心分離した後、上清を20〜30℃、好ましくは約25℃下に、16000xg〜20000xg、好ましくは18000xgで30〜90分、好ましくは約60分間遠心分離すればよい。
【0011】
(2)(1)で得られる細胞壁(WCW)をベンゾナーゼ及びプロナーゼで処理する工程:
(1)で得られる細胞壁(WCW)をベンゾナーゼ(Benzonase)及びプロナーゼ(Pronase)で処理する。
ここで、両酵素で処理する順番に特に限定は無いが、好ましくは、ベンゾナーゼで処理した後に、プロナーゼで処理する。
ベンゾナーゼで処理する工程は、通常WCW1gあたり800〜1200U、好ましくは約1000Uのベンゾナーゼを用い、約20〜30℃、好ましくは25℃下に、約15〜17時間反応させる。
プロナーゼで処理する工程は、通常WCW1gあたり5〜15mg、好ましくは約10mgのプロナーゼを用い、約35〜40℃、好ましくは約37℃下に、15〜17時間反応させる。
第一の酵素及び第二の酵素で処理する工程は、特に限定は無く、当業者に周知の方法で適宜行うことができる。通常は、WCWをトリスバッファー等のpH7.5〜9のバッファー中にけん濁して第一の酵素で処理した後、遠心分離によりWCWを回収する。WCWを回収する際、適宜界面活性剤を添加することができる。また、WCWを回収した後、界面活性剤の存在下または非存在下水で再度けん濁し、遠心分離することによってWCWを洗浄する工程を行ってもよい。当該界面活性剤としては、前述のものが挙げられ、具体的には、1%Triton X−100等を用いることができる。洗浄する工程は、例えば、約23℃〜27℃下に、約1時間撹拌した後、16000xg〜20000xg、好ましくは約18000xgで約30〜90分、好ましくは約60分間遠心分離する操作を、1又は複数回、好ましくは1〜5回行えばよい。
次いで、回収したWCWをトリスバッファー等のpH7.5〜9のバッファー中にけん濁して第二の酵素で処理した後、遠心分離によりWCWを回収する。WCWを回収する際、適宜界面活性剤を添加することができる。また、WCWを回収した後、界面活性剤の存在下または非存在下水で再度けん濁し、遠心分離することによってWCWを洗浄する工程を行ってもよい。当該界面活性剤としては、前述のものが挙げられ、具体的には、1%Triton X−100等を用いることができる。洗浄する工程は、例えば、約20〜30℃、好ましくは約25℃下に、16000xg〜20000xg、好ましくは約18000xgで30〜90分間、好ましくは約60分間遠心分離する操作を、1又は複数回、好ましくは1〜5回行えばよい。当該界面活性剤としては、前述のものが挙げられる。
上記の工程を経て、BCG−CWSを得ることができる。
【0012】
(3)(2)で得られる生成物を、55〜65℃の加温下に、界面活性剤で処理する工程:
(2)で得られるBCG−CWSを界面活性剤の存在下に水にけん濁させ、55〜65℃、好ましくは約60℃の加温下に、約30〜90分間、好ましくは約60分間攪拌することにより、精製することができる。当該界面活性剤としては、前述のものが挙げられ、具体的には、0.9〜1.1%、好ましくは1%のTriton X−100等を用いることができる。攪拌後、遠心分離により、BCG−CWSを沈殿物として得ることができる。
【0013】
(4)(3)で得られる生成物を、有機溶媒で洗浄する工程:
(3)で得られたBCG−CWSの粗精製物を、有機溶媒で洗浄することにより、高純度のBCG−CWSを得ることができる。有機溶媒としては、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒及びこれらの混合溶媒から選択される1又は複数の有機溶媒が挙げられる。アルコール系溶媒として、具体的には、メタノール、エタノール等が挙げられる。エーテル系溶媒としては、テトラヒドロフランが挙げられる。ハロゲン系溶媒としては、クロロホルム、1,1-ジクロロエタン等が挙げられ、通常はアルコール系溶媒との混合溶媒として用いる。当該混合溶媒としては、クロロホルム−メタノール(1:1〜3:1、好ましくは2:1)等が挙げられる。
洗浄操作は、上述の有機溶媒から選択される同一もしくは異なる溶媒で、適宜1又は複数回行うことができる。また、1回の洗浄に使用する有機溶媒量は、通常BCG−CWS10gあたり1.8L〜2.0Lである。
具体的には、例えば以下の1)〜3)の工程:
1)エタノール等のアルコール系溶媒で洗浄する工程、
2)テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、及びハロゲン系溶媒とアルコール系溶媒の混合溶媒で洗浄する工程、及び
3)メタノール等のアルコール系溶媒で洗浄する工程、
を含む。
前記2)において、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒による洗浄、及びハロゲン系溶媒とアルコール系溶媒の混合溶媒による洗浄は、どちらが先でもよい。
更に好ましくは、エタノール、テトラヒドロフラン、クロロホルム−メタノール(2:1)、及びメタノールの順に洗浄する。
洗浄後に、残渣を乾燥させることにより、高純度のBCG−CWSを得ることができる。
【0014】
本発明の製造方法により得られる高純度のBCG−CWSもまた本発明の範疇に含まれる。具体的には、本発明の製造方法により、蛋白質含有量が非構成アミノ酸の合計量として、2.1%(w/w)以下(脱水物換算)、非構成中性糖(グルコース及びマンノース)の含有量が1.7%以下(脱水物換算)である等の性質を有する、高純度のBCG−CWSが得られる。
更に具体的には、本発明の製造方法により、上記に加えてエンドトキシン(リポポリサッカライド;LPS)の含有量が0.0015EU/mg以下(第十五改正日本薬局方に記載のエンドトキシン標準品を用いた場合)、トレハロースジミコレート(TDM)の含有量が0.05%(w/w)未満、核酸の含有量が0.05%(w/w)未満(λ-Hind III digestを標準品として用いた場合)であるなどの性質を有する高純度のBCG−CWSが得られる。
【0015】
本発明のBCG−CWSは、免疫賦活化作用を有し、癌等における免疫療法剤として用いられる。すなわち、本発明のBCG−CWSを、スクワラン、スクワレン又は鉱物油(ドラケオール、モレスコバイオレス等)等の油成分中に分散し、適宜マンニトール等の安定化剤、界面活性剤を添加して水中に乳化させることにより、水中油型エマルション製剤とすることができる。当該水中油型エマルション製剤を凍結乾燥することにより、長期保存可能な凍結乾燥製剤を得ることもできる。これらのBCG−CWSを含む製剤については、国際公開パンフレット第00/03724号、同第2004/012751号又は同第2005/102369号を参照することができる。
【0016】
以下の実施例に、本発明を具体的に記載するが、本発明はもとより、これに限定されるものではない。
【実施例1】
【0017】
BCG−CWSの製造
BCG菌:M.bovis BCG Tokyo 172株(ATCC35737)を、ソートン(Sauton)培地中37℃で初期定常期まで培地表面に菌膜として培養した。培養細胞を30分間80℃に加熱することによって不活性化させ、遠心分離した。沈殿物として得られるBCG死菌を原料として、BCG−CWSを調製した。
約600gのBCG死菌(ウェット)を2Lの水にけん濁し、Mini DeBEE(登録商標)(BEEインターナショナル社製)を用いて35kpsiで破砕した。破砕された細胞は、25℃下に6760xgで10分間遠心分離し、大きな細胞片や破砕されていない細胞を除去した。
次いで、上清を25℃下に18000xgで1時間遠心分離し、ペレットを得た(当該ペレットを、WCWという)。600gのBCG死菌(ウェット)から得られるWCWの収量は、約190gであった。次に、WCWにベンゾナーゼ(Benzonase;Merck Ltd.製)を加えて、25℃で17時間インキュベートし、核酸を分解させた。得られたWCWを遠心分離によって1%Triton X−100で5回洗浄した後、プロナーゼ(Pronase;Sigma−Aldrich Co.製)を加えて、37℃で17時間処理し、タンパク質を分解させた。25℃下に18000xgで20分間遠心分離して細胞壁を集め、1%Triton X−100に再けん濁させ、穏やかに60℃で2時間攪拌してタンパク質分解物を除去した。細胞壁を集め、エタノールで洗浄した。
テトラヒドロフラン、クロロホルム−メタノール(2:1)、次いでメタノールで抽出することによって、遊離脂肪成分を除去した後、残渣を乾燥し、BCG−CWSを得た。乾燥BCG−CWSの収量は、約10gであった。
【実施例2】
【0018】
BCG−CWSの分析結果
実施例1で得られたBCG−CWSを分析した結果を以下に示す。実施例1で得られたBCG−CWSは、非構成アミノ酸(具体的には、アスパラギン、バリン、アルギニン、システイン、グリシン、スレオニン、イソロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、セリンなどが挙げられる)の含有量が1.3%であり、及び非構成中性糖(グルコース及びマンノース)の含有量が1.2%であり、高純度であった。
【0019】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明の製造方法で製造されるBCG−CWSは、癌免疫療法剤の原薬等として有用である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、BCG−CWSの製造方法:
(1)BCG菌を破砕し、細胞壁(WCW)を集める工程、
(2)(1)で得られる細胞壁(WCW)をベンゾナーゼ及びプロナーゼで処理する工程、
(3)(2)で得られる生成物を、55℃〜65℃の加温下に、界面活性剤で処理する工程、
(4)(3)で得られる生成物を、1又は複数の有機溶媒で、1又は複数回洗浄する工程。
【請求項2】
工程(3)における界面活性剤が非イオン性界面活性剤である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルである、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
工程(4)における有機溶媒が、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒及びこれらの混合溶媒から選択される1又は複数の、同一又は異なる有機溶媒である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
【請求項5】
工程(4)における有機溶媒が、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジクロロエタン及びこれらの混合溶媒から選択される1又は複数の、同一又は異なる有機溶媒である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
【請求項6】
工程(4)における有機溶媒が、テトラヒドロフラン、クロロホルム−メタノール(2:1)、及びメタノールである、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
【請求項7】
BCG菌が、BCG菌東京株である、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法で得られる、高純度のBCG−CWS。

【公開番号】特開2008−214266(P2008−214266A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−53772(P2007−53772)
【出願日】平成19年3月5日(2007.3.5)
【出願人】(000002912)大日本住友製薬株式会社 (332)
【Fターム(参考)】