説明

細長いエッジング・アセンブリ

【課題】造園物質及び/又は舗装物質を予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング・アセンブリを提供する。
【解決手段】アセンブリは、第一及び第二の細長いエッジャー部材10で構成され、それらは各々、細長い直立した物質保持プレート12と対応する部材の端に隣接して配置されたコネクタ20、22を含む。コネクタ20、22は、プレート上で、その端近くに配置されたそれぞれの相互係合可能なメーティング・コンポーネントを含むのが望ましい。コンポーネントは、協同して部材を連結し、それぞれのプレートの端をプレートとほぼ当接関係でほぼ整列させて維持するように構成されている。部材は、パケットに配列され、パケットは一対の細長い部材を含み、それらは開いた内部を有する単一の細長い構造体を形成するように接合されるのが理想的である。前記部材の少なくとも一つの付属品が、開いた内部に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画成された区域に造園物質及び/又は舗装物質を適切に保持するために特に有用な細長いエッジング・デバイス又は保持デバイスに関する。詳しくは、本発明は、柔軟であって、経済的に設置することができ、様々な形の区域に容易に適合させることができるエッジング・デバイスに関する。さらに詳しくは、本発明は、新しいコネクタ構造であって、それを用いて複数のデバイスを端と端をつなぐ形で容易に配置してエッジを画成する列として確実に保持することができるコネクタ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
細長い造園用の保持ストリップ又はエッジング・ストリップは、長手方向で地面に設置される細長いバリアであって、バリアは、地面とほぼ垂直になるように設置される。このようなエッジング・ストリップは、土の層又はその他の造園用盛土(すなわち、礫、装飾的岩石、樹皮、土砂、サンド、腐葉土)の保持及び/又は分離、又は舗装物質(すなわち、れんが、舗装用石材、ロック、礫、など)の保持及び維持の用途で用いられる。
【0003】
舗装物質及び造園物質を配置して保持するために地面に固定される保持ストリップは、以前から用いられている。従来、そのようなデバイスの多くは、設置することが困難であり、設置のためには溝を掘ることが必要な場合もあった。さらに、そのような保持ストリップは、地面と平行な水平面内で曲げることができる場合があるが、地面と保持ストリップ・バリアとの間の垂直関係を維持しながら地面の傾斜の変化に順応するために必要な可撓性を欠く場合が多い。そのような非可撓性のために、ときには垂直にアングルがついたジョイントを用いて地面の傾斜の著しい変化に対応することが必要になる。そのようなジョイントを用いても、与えられたストリップが地面の傾斜の変化に順応できないと、ときには地面とストリップとの間に間隙が生ずる。そのような間隙を通してストリップの下に草及び/又は破片が侵食する。従来のそのようなデバイスは、また、一般に地面から引き出されるという問題、特に地面が凍結又は水分量の変化によって隆起するときに引き上げられるという深刻な問題がある。従来のデバイスの多くは、比較的複雑なアセンブリであり、比較的多数のセグメントの正確な配列とオーバーラップが、不必要に面倒で時間がかかる厄介な仕事になっている。
【0004】
造園用の保持ストリップは、下向き又は側方への力による大きな変形を避けるために、十分な機械的強度を持たなければならない。特に造園用エッジング・デバイスを用いて、例えば礫を含む歩道で礫などを保持している場合、礫の上を歩くと礫は側方へ移動する傾向があるため、このような強度が重要になる。しかし、従来のフラット垂直壁の保持ストリップは、このような側方への力に耐えるのに十分な強度があるけれども、一般に地面の傾斜の変化に順応できるだけの十分な可撓性を持たない。
【0005】
従来のエッジング・デバイスに関する別の問題点は、実際上の理由からそれらが小さな長さに作製されなければならず、したがって、通常は仕事の現場でそれらを結合しなければならないということである。今日のコネクタはしばしば欠陥があり、設置及び使用時にデバイスに加わる多様な力に完全に抗することができない。すなわち、あるデバイスは、ある方向に加えられる力又はねじれに抗することができても、その同じデバイスが、異なる方向に加えられる力又はねじれには抗することができないことがある。これは特に、複数の別々のエッジングを結合し、それらを整列させて保持するためのコネクタにあてはまる。したがって、端と端をつなぐ形で容易に、しかし堅牢に連結できるエッジング・デバイスを提供することが、以前から必要とされている。
【0006】
従来のエッジング・デバイスは、特許文献1, 特許文献2、特許文献3, 特許文献4, 特許文献5, 及び特許文献6に開示されている。これらの特許の開示内容は、引用することにより全体が本明細書の記載に替えられる。
【特許文献1】米国特許第5,240,343号明細書
【特許文献2】米国特許第5,375,941号明細書
【特許文献3】米国特許第6,071,038号明細書
【特許文献4】Re第33,550号明細書
【特許文献5】米国特許第6,767,159号明細書
【特許文献6】米国特許第6,409,421号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術の問題と欠点のいくつかに対処して、エッジング・デバイスの技術を全般的に進歩させるために、本発明のある重要な様態では、造園物質及び/又は舗装物質を予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング・アセンブリが提供される。このアセンブリは、第一の細長い直立する物質保持プレートを含む第一の細長いエッジャー(edger)部材と、第一の部材の端に隣接して配置されたコネクタと第二の細長い直立する物質保持プレートを含む第二の細長いエッジャー部材と、第二の部材の端に隣接して配置されたコネクタを含むことが望ましい。コネクタは、それぞれ、プレートの端の近くに配置された相互係合可能なメーティング・コンポーネントを含む。これらのコンポーネントは、協同して部材を相互連結し、それぞれのプレートの端をほぼ当接させ、プレートがほぼ整列する形に維持するように構成されている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述したメーティング・コンポーネントは、一方のプレートにタングを含み、他方のプレートに相補的なタング受容溝を含むことが好ましい。タングは、一方のプレートの表面にあることが望ましい。理想的には、タングは、細長くプレートの上方へ延びるように配置され、溝は、上向きにプレートの上端でその長さの一部分だけに向かって延びるように配置される。本発明の特に望ましい様態では、溝は、取り付けられるプレートの一端から延びる棚に画成され、それをタングの後に配置された長手方向に延びる相互依存的チャネルに突出するように位置する長手方向に延びる隆起となるように構成できる。
【0009】
別の重要な様態で、本発明は、各部材に対する外向きに延びる支持構造体の設置を含み、コネクタは支持構造体に配置されるそれぞれの相互係合可能なメーティング・エレメントを含む。この支持構造体は、プレートの下端に隣接して取り付けられ、プレートに対して長手方向に構成され、配置されることが好ましい。
【0010】
本発明のさらに別の様態では、一方のプレートの端に位置する破片排除シールドを含む。このようなシールドは、別のプレートの表面の一部にオーバーラップするように構成され、配置される。理想的には、シールドの外側エッジに、溝を画成する棚が取り付けられる。
【0011】
重要なことは、タングと溝が、タングを長手方向に溝の中にスライドさせることによって係合するように構成され、配置されるということである。あるいはまた、タングと溝は、タングを溝の中にはめ込むことによって係合するように構成することもできる。
【0012】
本発明の別の好ましい望ましい様態では、各部材は、対応するプレートの表面に取り付けられた外向きに延びる支持構造体を含む。理想としては、各支持構造体は複数の長手方向に間隔をあけた外向きに延びるフーチング(footing)構造を含む。各フーチング構造にはブレース(brace)が設けられ、本発明の特に好ましい形態では、ブレースはネイル・ボス(nail boss)を含む。本発明の別の望ましい形態では、ブレースは各々、対応するプレート表面とネイル・ボスとの間に延びるガセット(gusset)板を含む。
【0013】
支持構造体上のコネクタ・エレメントの一方がブレースを含み、支持エレメントの他方がブレースに対するボンネット(bonnet)を含むことが好ましい。さらに、コネクタは、ガセット板のカバーを含むとよい。
【0014】
別の非常に重要な様態で、本発明は、造園及び/又は舗装物質などを予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング部材を提供する。本発明のこの様態によれば、この部材は、細長い直立する物質保持プレートと、プレートの一端の近くに配置された第一コンポーネントを含む第一コネクタと、プレートの反対側の端の近くに配置された第二コンポーネントを含む第二コネクタを含む。この部材が横方向にカットされて各々が別々のプレート・セグメントを有する前記二つの別々のセグメントになった場合、前記コネクタは部材のセグメントを、それぞれのプレート・セグメントの隣接する端をほぼ当接してほぼ長手方向に整列した形で連結することができるように、コンポーネントは構成され、適合し、及び配置されることが好ましい。
【0015】
さらに別の重要な様態で、本発明は、造園及び/又は舗装物質などを予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング・アセンブリであって、第一及び第二のエッジャー部材、望ましくはそれぞれが細長い直立する物質保持プレートとそのプレートに取り付けられた外向きに延びる支持構造体から構成される第一及び第二のエッジャー部材を含むエッジング・アセンブリを提供する。エッジャー部材は、それぞれのプレートの隣接端がほぼ当接する関係でその間に当接シームを形成するように長手方向で整列して連結されるように適合して配置されることが理想的である。本発明のこの様態によれば、部材はプレートの端に配置された破片排除シールドを含む。そのようなシールドは、シームにオーバーラップするように配置され、構成された第一セグメントを含むことが望ましい。シールドは、好適には、部材が当接する関係にあるときに別の部材の支持構造体と接触するように配置された第二セグメントを含む。シールドの第一セグメントは、当接する部材のプレート表面の一部にオーバーラップするように配置され構成され、シールドの第二セグメントは、当接する部材の支持構造体の上面の一部にオーバーラップするように配置され構成されることが理想的である。本発明の特に好ましい形態では、シールドの第一セグメントは、細長く、当接する部材のプレートの高さ全体に向かって必然的に垂直に延びるように配置される。
【0016】
さらに別の重要な様態で、本発明は、関連物品を整然とまとめたパケットを提供する。本発明のこの重要な様態によれば、パケットは一対の細長いピースを含み、その各々は略L-形の横方向断面形態を有する。これらのピースは、開いた内部と略長方形の横方向断面形態を有する単一の細長い構造体を形成するように、構成され、配置され、整列され、及び結合されることが望ましい。パケットはさらに、ピースに付属する少なくとも一つの付属物と、少なくとも一つの取り付け突起を含む固定エレメントを含むことができる。付属物は、シングル・パックとなるように固定エレメントに取り付けることができる。少なくとも一つの細長いピースには、取り付けホール(mounting hole)が設けられ、このホールは構造体の内部に開くように配置することができるのが望ましい。このパックは、固定エレメントの突起を取り付けホールの内部に伸ばすことによって、パケットの内部に懸垂することができる。これらのピース、固定エレメント、及び付属物はすべて、鋳造プラスチックで形成されるのが好ましい。固定エレメントと付属物は、単一成形物として形成されるのが望ましい。あるいは、パックは、付属物を含むブリスター(blister)・パックから成り、取り付け突起は、ブリスター・パックの一部として又はそれに付着して形成される。
【0017】
パケットのピースは同一であり、それは適当な長さのプラスチック製エッジングであり、前記付属物は、少なくとも一つのピースを地面の適所に保持するためのスパイクであることが理想的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本明細書に記載される本発明のコンセプトと原理を具体化した、予め定められた場所に造園物質などを配置して保持するための細長いエッジャー部材10が、図1と2に示されている。この部材10の商業的な実施形態は、大体は約122cm(約4フィート)の長さになるが、部材10の長さは本発明の決定的な特徴ではない。一般的に言うと、やはり本発明の決定的な特徴ではないが、部材10は、ポリエチレンなどの熱可塑性物質から射出成形によって形成される。本発明によれば、部材10,特に図2に示されるような部材10は、理想としては、予め定められた場所に造園物質を配置して保持するために利用される。舗装石材や煉瓦などの舗装物質を予め定められた場所に適切に保持するためには、望ましくは以下で記述される別のもっと構造的に強化された本発明の実施形態が用いられる。
【0019】
特に図2を参照すると、部材10は、細長い直立する物質保持プレート12と、参照数字14で一般的に表される外向きに延びる支持構造体を含むことが分る。使用時、この支持構造体14は、地面に、望ましくは予め準備された地面に着座し、直立するプレート12をその位置に保持し、根おおいなどの造園物質を予め定められた場所に保持する。支持構造体14は、一般にプレート12の長手方向に、ほぼその全長にわたって延びるように配置され、望ましくはプレート12の下端に隣接してプレート12の表面26に取り付けられる。必ずしも必要ではないが、プレート12と構造体14は、一緒に成形されて一体構造になるのが望ましい。ある特に好ましい実施形態では、プレート12は、高さが約50.8mm(約2インチ)であり、構造体14はプレート12から外側へ、そして表面26から外側へ約63.5mm(約2 1/2インチ)延びている。
【0020】
構造体14は、好ましくは、一連の又は複数の長手方向に間隔をおいた、外側へ延びるフーチング構造16から作製され、理想としては、図示されたように各フーチング構造16の中央に位置するネイル・ボス18の形のブレースが設けられる。以下でさらに詳しく説明するように、ネイル・ボス又はブレース18は、部材10を地面に固定するためのスパイクと合わせて用いることができる。必ずしも必要ではないが、剛性と美観を高めるために、リブ19を特に図2に示されるように設けることが望ましい。上述の特に好ましい実施形態では、フーチング構造16はすべて本質的に同一であり、幅が19.05mm(3/4インチ)で約101.6mm(約4インチ)離れて位置するセンターライン上に配置される。切り離すことができるキャッピング・ストリップ15を設けて、取扱いと設置の際に剛性を高めることができることが望ましい。
【0021】
部材10は、また、その対向端にそれぞれ配置された別々の離散的コネクタ20と22を含むことができる。コネクタ20は、プレート12の表面上に、その端28の近くに位置する細長い上向きに延びたタング24の形のコンポーネントを含むことができる。コネクタ22は、タング24と相補的な細長い上向きに延びたタング収容溝30の形のコンポーネントを含むことができる。溝30は、プレート12の一端34から長手方向で離れる方向に延びる棚32内に画成されることが望ましい。溝30は、プレート12の上方エッジ35からほんの短い距離だけ、理想的には約12.7mm(約1/2インチ)くらい、そこから下向きに延びているのが好ましい。この点に関して、溝は、プレート12のほぼ全長にわたって延びることもできるが、もっと短い溝の方が、当接する部材10の連結を容易にする。
【0022】
図2から分るように、タング24と溝30は、プレート12上で対向する端の近くにそれぞれ配置され、以下の説明で意味がはっきりしてくるように、コンポーネントは、タング24と溝30が協同して、部材10が横方向にカットされて各々が別々のプレート・セグメントを有する二つの別々の長手方向に延びるセグメントになった場合、タング24と溝30は、それぞれのプレート・セグメントの隣接する端をほぼ当接してほぼ長手方向に整列した形で連結することができるように、構成され、適合され、及び配置される。
【0023】
部材10は、望ましい形として、プレート12の端34に配置された破片排除シールド36を含むことも注意すべきである。シールド36の目的と機能は、以下でさらに説明され、明らかにされる。ここでは、シールド36が、プレート12の端34から部材10の長手方向に突出し、図示のように棚32の取り付け部位となる上向きに延びるセグメント38を含むことを言えば十分である。さらに、シールド36のセグメント38は、プレート12と当接関係で配置される別のプレート又はプレート・セグメントの表面の隣接部分とオーバーラップするように配置され、構成される。シールド36は、また、構造体14の一端42から部材10の長手方向に突出する外側へ延びるセグメント40を含む。シールド36のセグメント40は、構造体14と当接関係で配置される別の構造体又は構造体セグメントの表面の隣接部分とオーバーラップするように配置され、構成される。
【0024】
コネクタ22は、さらに、構造体14の端42から部材10の長手方向に延びるボンネット44を含むのが好ましく、図2に示された好適な実施形態では、セグメント40がボンネット44の取り付け部位となることが分る。ここでは、ボンネット44と構造体14の対向端43近傍のネイル・ボス18’は協同して、部材10が横方向にカットされて各々が別々の構造体セグメントを有する二つの別々の長手方向に延びるセグメントになった場合、ボンネット44とネイル・ボス18’が、別々の構造体セグメントを、それぞれの構造体セグメントの隣接する端をほぼ当接してほぼ長手方向に整列した形で連結することができるように、構成され、適合され、及び配置されるということを言えば十分である。この点に関連して、ネイル・ボス18’は、コネクタ20の一部であるエレメントであり、ボンンネット44は、コネクタ22の一部であるエレメントであるということを理解すべきである。したがって、ボンンネット44とネイル・ボス18’は、構造体14の対向する端に配置されたそれぞれ相互係合可能なメーティング・エレメントになる。図2に示された好適な実施形態では、セグメント40には成形を容易にするための面取りされたエッジ41を設けることができる。
【0025】
図3から7までを参照すると、複数の部材又は部材セグメント10aと10bを接合して、特に図7に示されるように、予め定められた場所に造園物質を配置して保持する細長いエッジング・アセンブリ100にすることができると分かる。これに関連して、図3から5まで及び図7は、二つの別々の部材の二つのセグメント10aと10bだけをアセンブリ100の部分として示しているが、システム自体は造園区域を囲む又は画成するために必要なだけの数の完全な又は部分的な部材10を含むということを、当業者は容易に理解するであろう。これに関連して、図示された本発明の好ましい形態で、部材10aと10bは互いに同一であり、図2に示されている部材10と同一であることが望ましいということも理解されるであろう。分かり易くするために、明細書の以下の部分では、部材10aと10bの別々のエレメント及びコンポーネントは、図2の番号付けに対応する参照数字の後に個々の図に該当する“a”又は“b”を付けて特定する。
【0026】
図3と4に示されているように、部材10aと10bは、タング24bと溝30aの相互係合、及びネイル・ボス18’とボンネット44aの下側に設けられたソケット46aの相互係合によって確実に連結される。この好適な実施形態では、部材10の各個別ピースは各端に相補的なコネクタを有するので、画成すべき与えられた区域で完全なシステムとなるまで、個々の部材又は部材セグメントを追加し続けることができる。したがって、システムは、プレート12aと12bの端28bと34aの近くに配置された溝30aとタング24bという形の相互係合可能なメーティング・コンポーネントを含み、それらのコンポーネントは、協同して部材10aと10bを連結し、図3に示されているように、プレート12aと12bの端28bと34aをプレート12aと12bとほぼ当接させほぼ整列させて維持するように構成されるのが好ましい。また、システムは、支持構造体14aと14bの端42aと43bの近くに配置されたネイル・ボス18’bとボンネット44aという形の相互係合可能なメーティング・コンポーネントを含み、それらのコンポーネントも、協同して部材10aと10bを連結し、やはり図3に示されているように、支持構造体14aと14bの端42aと43bをほぼ当接関係でほぼ整列させて維持するように構成されるのが望ましい。従来のシステムと異なり、ここに記載される発明は、当接する直立するプレート12aと12bの隣接端34aと28bを保持する確実な結合を与える。さらに、ここに記載される発明は、当接する直立するプレート12aと12bの隣接端34aと28bを保持する確実な結合を与えるだけでなく、当接する支持構造体14aと14bの隣接端42aと43bを保持する確実な結合を与える。
【0027】
前述したことに関連して、フーチング構造16b/ネイル・ボス18bの組み合わせはすべて同一であり、そのいずれもネイル・ボス18’bの機能を発揮することが望ましいということが理解されるであろう。したがって、部材10bは、与えられたスペース条件に対処するために様々な長さのいずれにもカットすることもできる。
【0028】
前述したように、溝30aとタング24bは、細長く、プレート12aと12bの上方へ延びることが望ましい。これに関連して、本発明の好適な実施形態では、溝30aとタング24bは、タング24bを長手方向に上向きに溝30aに沿ってその中へスライドさせることによって相互係合するように配置されていることに注意すべきである。他方、タングと溝は、当業者に理解されるように、タング24bを側方へ溝30aにスナップ式にはめ込むように構成し、配置することができる。
【0029】
図5,5A及び5Bを参照すると、溝30aとタング24bは、その間で確実なインターロック結合を容易にするような特別の相補的な構造形態を含むことが望ましく、好ましいことが分る。このために、特に図5Aを参照すると、タング24bは、長手方向に延びるチャネル60bが後に配置されるように構成されていることが分る。特に図5Bを参照すると、溝30aは、長手方向に延びる隆起62aを含むように構成され、タング24bと溝30aが図5に示すように結合されるときそれがチャネル60bに突出するように配置されていることが分る。上述したようなタング24bと溝30aのスナップフィット結合を容易にするために、隆起62aは、タング24bを側方へ溝30aにはめ込むときにはわきへ動いて避け、タング24bの側方への挿入が完了するとチャネル60bにスナップバックして戻るように柔軟に構成され、配置されている。
【0030】
さらに図5,5A及び5Bを参照すると、二つの別々の隣接する部材又はセグメント10aと10bが連結されてシステムを形成すると、当接シーム(継ぎ目)48が、プレート12aと12bとの間に現れる。従来のシステムでは、このようなシームは、破片などが当接するプレートの間でアセンブリの一方の側から他方の側へ横方向に移動することを可能にするので望ましくない。このような現象を避けるために、本発明は上述したような破片排除シールド36aを提供する。シールド36aは、望ましくはプレート12aの端34aに位置し、シーム48並びにプレート12aと当接関係に配置された別のプレート12bの表面26bの隣接部分にオーバーラップするセグメント38aを含む。セグメント38aは、シールド36aの破片排除能力を大きくするために、垂直方向にプレート12aと12bの高さ全体に向かって延びていることが望ましい。シールド36aの破片排除能力をさらに大きくするために、シールド36aは、好ましくは水平に延びるセグメント40aを含み、それが望ましくは支持構造体14aの端42aに位置し、水平シーム54並びに支持構造体14aと当接関係に配置された別の支持構造体14bの表面58bの隣接部分56aにオーバーラップするように配置され、構成されている。
【0031】
図6は、部材10aの下側を示しており、射出成形工程を容易にするアングルがついたランプ64aが設けられている。ショルダ66aと68aはランプ64aの反対サイドの当接表面になって隣接部材10aと10bの組立と結合を容易にする。ショルダ66aと68aなしでは、部材10aの端42aは、組立時又はその後で、部材10bの端43bの上にスライドアップする傾向がある。
【0032】
図4に示されているように、ボンネット44aにホール70aを設け、ネイル・ボス18’bにホール72bを設けることができる。部材10aと10bが図3に示されているように連結されると、ホール70aと72bは整列し、図7を参照すると、スパイク71をホール70aと72bに挿入して部材10aと10bを一緒にして保持し、アセンブリを地面に保持することができると分る。
【0033】
図8は、造園施設を示す断面図であり、一連の部材10(一つしか示されていない)を用いて、草が生えている区域74と根おおいなどを含む造園区域76との間の境界が画成される。部材10を設置するために、プレート12の高さに対処するのに十分な深さまで区域76から土が除去される。次に、第一の部材10bが選ばれた位置に設置され、部材10bのネイル・ボス18bの一つ以上のホール72bを通って延びるスパイク71bによって地面に固定される。第一の部材10bの上の位置からスタートし(図4を参照)、タング24bを溝30aの中にスライドさせながら第二の部材10aを下方へ動かすことができる。部材10aの下方への動きは、部材10bのネイル・ボス18’bが部材10aのボンネット44aのソケット46aによって包囲され囲まれるまで続く。次に、スパイク71を、図7に示されるようにホール70aと72bを通して挿入して部材10aと10bを一緒に保持し、部材10aと10bから成るアセンブリ100を地面に保持することができる。ここで、リブ19bが与えられた施設における部材10bの一部として含まれている場合、ボンネット44には、対向する略U-形の開口78aをリブ19bを収容する位置に設けることができる。
【0034】
図9Aは、舗装施設に関連して特に価値がある本発明の一実施形態を示す。図9Aは、図3と類似の図であり、予め定められた場所で足又は車両交通にさらされる舗装石材やれんがなどの舗装物質を保持するのに特に価値がある細長いエッジング・アセンブリを示す。この実施形態では、支持構造体214aと214bが、外側へプレート212aと212bから101.6mm(4インチ)という大きな距離にわたって延びており、プレート212aと212bの垂直高さは、63.5mm(21/2インチ)乃至76.2mm(3インチ)になる。支持構造体214aと214bは、交通などによって加わる余分な荷重に耐えるために図3の支持構造体14aと14bよりも厚くなっている。さらに、部材210aと210bは、図3の細長いエッジング・アセンブリ100のリブ19aと19bの代わりにガセット280aと280bを含むことができる。ガセット280aと280bは、プレート212a、212bとネイル・ボス218a,218bとの間で延びる。その他の点では、図9Aの細長いエッジング・アセンブリ200は、本質的に図3のアセンブリ100と同じ一般的構成形態になっている。商業用途では、アセンブリ200の部材210aと210b等の各々は、長さが183cm(6フィート)乃至244cm(8フィート)になることが望ましい。
【0035】
図9Bは、本発明の一実施形態を示しており、これは、図2の実施形態と本質的に同じであるが、この場合は部材410のコネクタ422がリブ419のカバー493を含む点が異なる。このために、カバー493は、図示されているように、シールド436のセグメント438と440から部材410の長手方向に外側へ延びている。カバー493は、その対向端のボンネット444から延びて、外側部分494a,内側アーク状部分494b,及び垂直延伸部分494cを含むトンネル部材494となるのが望ましい。部分494cの上方セクション432は、図2の棚32に代わり、それと同じ機能を果たすと理想的である。トンネル部材494は、まず水平に部分494aを通って延び、次に部分494bで曲がり、部分494cを上向きに延びるトンネル495を形成し画成する。トンネル495は、リブ419及びタング424の外側形状と相補的な内側形態を有し、隣接部材を連結してアセンブリを形成するときに適合した確実な嵌合が得られるようになっている。トンネル495の上方部分は、溝430を形成し、画成し、それがタング424と連結して図2の溝30と本質的に同じ目的に役立てられる。この実施形態において、溝430は、隆起462を含み、タング424は、チャネル460を形成し、それらは、図5Aと5Bの隆起62a及びチャネル60bと本質的に同じであり、同じ機能を果たすことが望ましい。
【0036】
図9Cは、本発明の一実施形態を示し、それは図9Aの実施形態と本質的に同じであるが、この場合は部材510のコネクタ522がガセット580のカバー593を含み、トンネル595の内側が、ガセット580の外側表面と相補的になるように構成されている点だけが異なる。
【0037】
本発明の別の重要な様態が、図10から13までに示されている。本発明のこの様態は、関連物品の整然としたパケット300を提供する。一般に、関連物品は、図2の二つの細長い部材10と、図7と8のいくつかのスパイク71である。これに関連して、細長い部材10には、プレート12の上方エッジ35に一連の下向きに延びるホール382を設けることができることに注意すべきである(図2を参照)。さらに、部材10には、支持構造体14のキャッピング・ストリップ15に配置された一連の直立するペグ386を設けることができる。これらのホール382とペグ386は、図12と13に示されるように二つの別々の部材10cと10dを一緒にしてパケット300を形成するときに、各ペグ386に一つのホール382が有り、その逆も成り立つように配置されている。部材10cと10dは、各々の横断面形態が本質的にL-形であり、これらを一緒にして作製されるパケット300は略長方形の横断面形態を有する。すなわち、部材10cと10dは、開いた内部388を有する単一の細長い支持構造体を形成するように、構成され、配置され、整列され、及び接合される。
【0038】
パケット300は、部材10cと10dの付属品を含むのが望ましい。これらの付属品は一つ以上のスパイクを含み、それは対向する取り付け突起392が設けられたスパイダー・エレメント(spider element)390の形の固定エレメントを含むパック389の一部であるのが理想的である。スパイク371とスパイダー・エレメント390は、単一アイテムとして一緒に成形されるのが望ましい(図11を参照)。上述したように、部材10と同一であり、互いに同一である部材10cと10dは、ネイル・ボス18cと18dに設けられたホール72cと72dを含むのが望ましい。これらのホール72cと72dは、パケット300の内部388に開くように位置している。その場合、スパイダー・エレメント390と取り付けられたスパイク371は、開いた内部388に、突起392がホール72cと72dの内部に位置する形で取り付けられるのが望ましい。
【0039】
本発明の別の実施形態では、パック389は、鋼で作製された釘を収めたブリスター・パックの形の固定エレメントを含むのが望ましい。本発明のこの実施形態では、取り付け突起392はブリスター・パックの一部、又は付属物として形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】図1は、本発明のコンセプトと原理を具体化した細長いエッジャー部材の上方部分を示す等角図である。
【図2】図2は、図1の細長いエッジャー部材の上方区域を示す拡大等角部分図である。
【図3】図3は、二つの当接するエッジング部材から構成される細長いエッジング・アセンブリの上方部分を示す等角部分図である。
【図4】図4は、図3に類似するが、エッジング部材を垂直に分解した関係で示す分解図である。
【図5】図5は、図3のアセンブリを示す上面図である。
【図5A】図5Aは、図5のコネクタのタング・コンポーネントを示す拡大部分図である。
【図5B】図5Bは、図5のコネクタの溝コンポーネントを示す拡大部分図である。
【図6】図6は、図3の左側の部材の下側区域を示す等角部分図である。
【図7】図7は、図3のエッジング・アセンブリとそれを地面に保持するためのスパイクとの間の関係を示す、アングル部分正面図である。
【図8】図8は、図3のアセンブリを用いて造園施設を画成する方法を示す概略図である。
【図9A】図9Aは、図3に類似するが、本発明のコンセプトと原理を具体化した別の形の細長いエッジング・アセンブリを示す等角部分図である。
【図9B】図9Bは、図2に類似の、本発明のコンセプトと原理を具体化した別の形の細長いエッジャー部材を示す等角部分図である。
【図9C】図9Cは、図9Aのアセンブリの部材に類似の、本発明のコンセプトと原理を具体化した別の形の細長いエッジャー部材を示す等角部分図である。
【図10】図10は、本発明のコンセプトと原理を具体化した関連物品のパケットを示す分解等角図である。
【図11】図11は、図10の付属品のパケットを示す拡大等角図である。
【図12】図12は、図10の関連物品のパケットを示す部分正面図である。
【図13】図13は、図12の線13−13に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0041】
10 エッジャー部材
12 物質保持プレート
14 支持構造体
15 キャッピング・ストリップ
16 フーチング構造
18 ネイル・ボス(ブレース)
19 リブ
20 コネクタ
22 コネクタ
24 タング
26 プレート表面
28 プレート端部
30 タング収容溝
32 棚
34 プレート端部
35 プレート上方エッジ
36 破片排除シールド
38 セグメント
40 セグメント
41 セグメントのエッジ
42 構造体端部
43 構造体端部
44 ボンネット
46 ソケット
48 シーム
54 水平シーム
56 支持構造体表面の隣接部分
58 支持構造体表面
60 チャネル
62 隆起
64 ランプ
66 ショルダ
68 ショルダ
70 ホール
71 スパイク
72 ホール
78 開口
100 エッジング・アセンブリ
280 ガセット
300 パケット
382 ホール
386 ペグ
389 パック
390 スパイダー・エレメント
493 カバー
494 トンネル部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
造園物質及び/又は舗装物質などを予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング・アセンブリであって、
第一の細長い直立した物質保持プレートと該第一の部材の端に隣接して配置されたコネクタを含む、第一の細長いエッジャー部材と;
第二の細長い直立した物質保持プレートと該第二の部材の端に隣接して配置されたコネクタを含む、第二の細長いエッジャー部材;
を含むものにおいて、
前記コネクタは、前記端の近くで前記プレート上に配置された相互係合可能なメーティング・コンポーネントを含み、
前記コンポーネントは、協同して前記部材を連結しそれぞれのプレートの端をほぼ当接関係で前記プレートをほぼ整列させて維持することを特徴とする、
エッジング・アセンブリ。
【請求項2】
前記メーティング・コンポーネントは、一方の該プレートにタングを含み、他方の該プレートに相補的なタング収容溝を含むことを特徴とする、請求項1に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項3】
前記タングは、前記プレートの一方の表面に配置されることを特徴とする、請求項2に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項4】
前記タングと前記溝は、細長く且つ前記プレートの上方へ延びることを特徴とする、請求項2に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項5】
前記タングと前記溝は細長く、前記溝は、前記タングの後に配置された長手方向に延びる相互依存的チャネルの中に突出するように位置した長手方向に延びる隆起を形成するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項6】
前記溝は、前記プレートの他方の前記端から延びる棚に画成されることを特徴とする、請求項3に記載の、エッジング・アセンブリ。
【請求項7】
前記溝は、該プレートの高さの一部だけに向かって上方へ延びることを特徴とする、請求項4に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項8】
前記部材は各々、外側へ延びる支持構造体を含み、前記コネクタは、前記支持構造体に配置されたそれぞれの相互係合可能なメーティング・エレメントを含むことを特徴とする、請求項1に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項9】
前記支持構造体は、前記プレートにその下方エッジに隣接して取り付けられ、それがプレートの長手方向に延びるように構成され、配置されることを特徴とする、請求項8に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項10】
該プレートの一方の端に配置された破片排除シールドを含み、前記シールドは、他方のプレートの表面の隣接部分にオーバーラップするように構成され、配置されることを特徴とする、請求項1に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項11】
該プレートの一方の端に配置された破片排除シールドを含み、前記シールドは他方のプレートの表面の隣接部分にオーバーラップするように構成され、配置され、前記棚は、該シールドの外側エッジに取り付けられることを特徴とする、請求項6に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項12】
前記タングと前記溝は、該タングを該溝の中へ長手方向にスライドさせることによって係合するように構成され、配置されることを特徴とする、請求項2に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項13】
前記コネクタは、一方のコネクタを他方のコネクタにスナップ係合するように構成され、配置されることを特徴とする、請求項1に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項14】
前記タングと前記溝は、該タングを該溝にスナップ係合するように構成され、配置されることを特徴とする、請求項2に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項15】
前記部材は各々、対応するプレートの表面に取り付けられた外側へ延びる支持構造体を含むことを特徴とする、請求項1に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項16】
前記支持構造体は各々、複数の長手方向に間隔をおいた外側へ延びるフーチング構造を含むことを特徴とする、請求項15に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項17】
前記支持構造体は各々、それぞれのフーチング構造にブレースを含むことを特徴とする、請求項16に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項18】
前記ブレースは、ネイル・ボスを含むことを特徴とする、請求項17に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項19】
前記ブレースは、該対応するプレートの表面と該ネイル・ボスとの間に延びるガセットを含むことを特徴とする、請求項18に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項20】
前記支持構造体は各々、複数の長手方向に間隔をおいた外側に延びるフーチング構造を含むことを特徴とする、請求項8に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項21】
前記支持構造体は各々、それぞれのフーチング構造にブレースを含むことを特徴とする、請求項20に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項22】
前記ブレースは各々、ネイル・ボスを含むことを特徴とする、請求項21に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項23】
前記ブレースの各々は、該対応するプレートの表面と該ネイル・ボスとの間に延びるガセットを含むことを特徴とする、請求項22に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項24】
前記エレメントの一方は、前記ブレースの一つであり、前記エレメントの他方は、前記ブレースの一つのためのボンネットを含むことを特徴とする、請求項22に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項25】
前記エレメントの一方は、前記ブレースの一つであり、前記エレメントの他方は、前記ブレースの一つのためのボンネットを含むことを特徴とする、請求項23に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項26】
前記エレメントの一方は、前記ブレースの一つであり、前記エレメントの他方は、前記ブレースの一つのためのボンネット及びその対応するガセットのカバーを含むことを特徴とする、請求項23に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項27】
前記溝は、該プレートの上方部分に位置することを特徴とする、請求項7に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項28】
造園及び/又は舗装物質を予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング部材であって、
細長い直立する物質保持プレートと;
前記プレート上でその一端の近くに配置された第一コンポーネントを含む第一コネクタと;
前記プレート上でその反対端の近くに配置された第二コンポーネントを含む第二コネクタ;を含むものにおいて、
前記コンポーネントは、協同して、該部材が横方向にカットされて各々が別々のプレート・セグメントを有する前記二つの別々の長手方向に延びるセグメントになった場合、前記コネクタは、該部材の該セグメントを、それぞれのプレート・セグメントの隣接端がほぼ当接関係でほぼ長手方向に整列した形で連結することができるように、構成され、適合され、及び配置されることを特徴とする、
エッジング部材。
【請求項29】
前記メーティング・コンポーネントは、該プレートの一端にタングを含み、該プレートの反対端に相補的なタング収容溝を含むことを特徴とする、請求項28に記載のエッジング部材。
【請求項30】
前記タングは、前記プレートの表面に配置されることを特徴とする、請求項29に記載のエッジング部材。
【請求項31】
前記溝は、該プレートの前記反対端から離れて延びる棚に画成されることを特徴とする、請求項30に記載のエッジング部材。
【請求項32】
前記部材は、該プレートの長手方向に延びるように配置され、構成された外側へ延びる支持構造体を含み、前記コネクタは、前記支持構造体の対向端にそれぞれ配置された相互係合可能なメーティング・エレメントを含むことを特徴とする、請求項28に記載のエッジング部材。
【請求項33】
前記支持構造体は、該プレートの表面に、その下方エッジに隣接して取り付けられることを特徴とする、請求項32に記載のエッジング部材。
【請求項34】
該プレートの一端に配置された破片排除シールドを含み、前記シールドは別のプレート又はプレート・セグメントの表面の隣接部分にオーバーラップするように構成され、配置されることを特徴とする、請求項28に記載のエッジング部材。
【請求項35】
造園及び/又は舗装物質を予め定められた場所に適切に保持するための細長いエッジング・アセンブリであって、
第一の細長い直立した物質保持プレートと該第一プレートに取り付けられた外側へ延びる支持構造体を含む、第一の細長いエッジャー部材と;
第二の細長い直立した物質保持プレートと該第二プレートに取り付けられた外側へ延びる支持構造体を含み、それぞれのプレートの隣接端がそれらの間に当接シームを形成するほぼ当接関係で長手方向に整列して連結されるように適合され、配置される、第二の細長いエッジャー部材と;
該第一プレートの端に配置され、前記シームにオーバーラップするように配置され、構成された第一セグメントを含み、該部材が前記当接関係にあるとき、前記部材の他方の支持構造体と接触するように配置された第二セグメントを含む、破片排除シールド;
を含む、エッジング・アセンブリ。
【請求項36】
該シールドの前記第一セグメントは、前記部材の他方のプレート表面の一部にオーバーラップするように配置され、構成されることを特徴とする、請求項35に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項37】
該シールドの前記第二セグメントは、前記部材の他方の該支持構造体の上面の一部にオーバーラップするように配置され、構成されることを特徴とする、請求項35に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項38】
該シールドの前記第二セグメントは、前記部材の他方の該支持構造体の上面の一部にオーバーラップするように配置され、構成されることを特徴とする、請求項36に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項39】
該シールドの前記第一セグメントは、細長く且つ前記部材の他方の該プレートの高さ全体に向かって基本的に垂直に延びることを特徴とする、請求項36に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項40】
関連物品のパケットであって:
各々が略L-形の横断面形態を有し、開いた内部と略長方形の横断面形態を有する単一の細長い構造体になるように、構成、配置、整列、及び接合される一対の細長いピースと;
前記細長いピースのための少なくとも一つの付属品を含み、少なくとも一つの取り付け突起を有する固定エレメントを含む前記パック、を含むものにおいて、
前記細長いピースの少なくとも一つは、その中に設けられた取り付けホールを有し、前記ホールは、該構造体の内部に開くように配置され、
前記固定エレメントは、前記突起を前記ホールの中に延ばして前記内部に取り付けられることを特徴とする、
パケット。
【請求項41】
前記ピース、前記固定エレメント、及び前記付属品はすべて、成形プラスチックから形成されることを特徴とする、請求項40に記載のパケット。
【請求項42】
前記固定エレメントと前記付属品は、単一成形品として形成されることを特徴とする、請求項41に記載のパケット。
【請求項43】
前記ピースは、同一であることを特徴とする、請求項40に記載のパケット。
【請求項44】
前記ピースは、長尺のプラスチック製エッジングであり、前記付属品は、少なくとも一つのピースを地面の適所に保持するためのスパイクであることを特徴とする、請求項40に記載のパケット。
【請求項45】
前記ピースは各々、その中に一つの前記ホールを有し、前記固定エレメントは、二つの前記突起を有し、前記ホールは、間隔をおいて整列して配置され、前記突起は、間隔をおいて整列し、前記ホールは各々に、一つの前記突起があることを特徴とする、請求項40に記載のパケット。
【請求項46】
前記ピースは、同一であることを特徴とする、請求項45に記載のパケット。
【請求項47】
前記ピースは、長尺のプラスチック製エッジングであり、前記パックは、複数の前記付属品を含み、前記付属品は、該ピースを地面の適所に保持するためのスパイクであることを特徴とする、請求項46に記載のパケット。
【請求項48】
前記構造体は、該対応するプレートの表面と該ネイル・ボスとの間に延びるリブを含むことを特徴とする、請求項18に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項49】
前記構造体の各々は、該対応するプレートの表面と該ネイル・ボスとの間に延びるリブを含むことを特徴とする、請求項22に記載のエッジング・アセンブリ。
【請求項50】
前記エレメントの一方は、前記ブレースの一つであり、前記エレメントの他方は、前記ブレースの一つのためのボンネットとその対応するリブのカバーを含むことを特徴とする、請求項49に記載のエッジング・アセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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