説明

組み立て式テント

【課題】天幕に必要な紫外線を遮蔽するなどの機能を向上させるとともに、環境変化にすみやかに対応させことができ、テントの強度を向上させるための組み立て式を提供する。
【解決手段】隣接する2本の支柱3を横梁構造体で連結し、支柱3の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みを有する組み立て式テント1であって、組み立て式テント1の骨組みの内側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにインナーシートを取り付け、組み立て式テント1の骨組みの外側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにフライシート7を取り付けることにより、2枚のシートを天幕として重ねて設置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、隣接する2本の支柱を横梁構造体で連結し、支柱の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みを有する組み立て式テントであって、テントの骨組みを構成する屋根構造体と横梁構造体を覆うようにテントの内側からインナーシートを取り付け、外側からフライシートを取り付けることにより、2枚のシートを天幕として重ねて設置した組み立て式テントに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一般的な組み立て式テントは、隣接する2本の支柱を横梁構造体で連結し、支柱の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みに、天幕としてテントの骨組みの外側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにフライシートを取り付けて組み立てる。
【0003】
しかしながら、従来のテントは天幕がフライシート1枚であるために、雨を遮蔽する水不透過性や、風等の外力に対する強靱性は有するものの、屋外でのあらゆる環境に対して人を守るためのあらゆる機能を十分に備えることは困難であり、例えば、紫外線を遮蔽する機能は必ずしも十分なものではなかった。
【0004】
また、野外では気象変化による気温や湿度等の変化が著しく、このような環境変化に応じて、天幕の種類を適宜選びながら使用することができるような構造とすることが好ましい。
【0005】
一方、組み立て式テントには、隣接する2本の支柱間を伸縮可能な横梁構造体で連結し、支柱を左右に押し開くと横梁構造体が展開してテントを容易に設置することが可能な折り畳み式テントが知られている(特許文献1)。
【0006】
しかしながら、横梁構造体を構成するシザー組立体は2本のバーを連結ピンで回動自在に軸着したX字状のフレームを連結して構成したものであり、これを横梁構造体とした折り畳み式テントは横方向からの応力に対する剛性が必ずしも十分とはいえず、テントの剛性を高めることができるような天幕の取り付け構造を開発することがさらに望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−201823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、紫外線を遮蔽するなどの機能を充実させるとともに、環境の変化に対応して適宜天幕を切り替えて使用することができ、さらにテントの強度を向上することを可能とした組み立て式テントを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために本発明者が検討を行った結果、隣接する2本の支柱を横梁構造体で連結し、支柱の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みを有する組み立て式テントにおいて、テントの骨組みの内側と外側から屋根構造体と横梁構造体を覆うように2枚のシートを取り付け、天幕として異なる2枚のシートを設置することで、天幕の機能を高めながら、外側のシートの脱着により環境変化に迅速に対応でき、さらシートの取り付け方法によってテントの強度が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち本発明は、隣接する2本の支柱を横梁構造体で連結し、支柱の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みを有する組み立て式テントであって、テントの骨組みの内側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにインナーシートを取り付け、テントの骨組みの外側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにフライシートを取り付けることにより、2枚のシートを天幕として重ねて設置することを特徴とした組み立て式テントである。
【0011】
さらに本発明は、横梁構造体が、2本のシザーバーをX字状に回動自在に連結してなるシザーユニットを単独又は複数連結しパンタグラフ状に伸縮自在としたシザー組立体であって、該シザー組立体の端部にある2本のシザーバーを支柱の上部に固定される固定ブラケットと支柱に沿って摺動するスライドブラケットに回動自在に取り付けることにより支柱に連結されることを特徴とする組み立て式テントである。
【0012】
さらに本発明は、略方形状のインナーシートの中央部を屋根構造体に取り付け、インナーシートの角部をスライドブラケットの下端面に当接させながら支柱に摺動可能に取り付けることにより、インナーシートを展張するとともに、展張したインナーシートの張力でスライドブラケットを上方に付勢し、シザー組立体の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることを特徴とする組み立て式テントである。
【0013】
さらに本発明は、略方形状のインナーシートの中央部を屋根構造体に取り付け、インナーシートの角部をスライドブラケットに取り付けることにより、インナーシートを展張するとともに、展張したインナーシートの張力でスライドブラケットを上方に付勢し、シザー組立体の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることを特徴とする組み立て式テントである。
【0014】
さらに本発明は、略方形状のインナーシートの対角線上にフックを連結し、該フックを屋根構造体の骨組部材に引っかけることにより、インナーシートを屋根構造体に取り付けることを特徴とする組み立て式テントである。
【0015】
さらに本発明は、略方形状のインナーシートの角部に1対の面ファスナーを突設し、当該1対の面ファスナーを接合することによりインナーシートの角部を支柱又はスライドブラケットに取り付けることを特徴とする組み立て式テントである。
【0016】
さらに本発明は、展張したインナーシートの張力が面ファスナーを介してスライドブラケットを上方に付勢することを特徴とする組み立て式テントである。
【0017】
さらに本発明は、インナーシートがメッシュ素材からなることを特徴とする組み立て式テントである。
【0018】
さらに本発明は、インナーシートが紫外線防止機能を有するシート素材からなることを特徴とする組み立て式テントである。
【発明の効果】
【0019】
天幕として2枚のシートを重ねて設置することができるため、異なる特性のシートを自由に組み合わせることが可能となり、天幕の機能を向上させることができる。特に、紫外線防止機能を有する素材からなるインナーシートを用いることにより、紫外線を効果的に遮蔽することができる。
【0020】
また、屋根構造体と横梁構造体をテントの内側と外側から2枚のシートで挟むように取り付け、シートを展張することで、テントの屋根部と横梁部の剛性が向上し、テントの強度を高めることができる。
【0021】
フライシートを取り外し、インナーシートのみを取り付けた状態で使用することができるため、例えば、太陽光や雨等を遮蔽する必要がない場合や適度に日差しを取り入れたい場合等には、フライシートを取り外し、メッシュ素材からなるインナーシートのみでテントを使用することもできる。また、必要な場合には、防水性のフライシートをテントの外側から覆うことにより雨を遮蔽することができ、さらにフライシートとインナーシートには、所定の間隔で空間が設けられているために、仮に雨がフライシートに浸透したとしても、フライシートに沿って流れ落ちるため、インナーシートに達することはなく、内部の人がインナーシートに触れたとしても雨水に濡れることはない。
【0022】
横梁構造体がパンタグラフ状に伸縮自在としたシザー組立体からなるテントでは、インナーシートの張力を利用してスライドブラケットを上方に付勢することにより、リンク構造体の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】組み立て式テントの完成斜視図
【図2】フライシートを取り外しインナーシートのみを取り付けた状態の斜視図
【図3】フライシートを取り外しインナーシートのみを取り付けた状態の正面図
【図4】A部の拡大図((a)留め具を支柱に取り付けた状態、(b)留め具をスライドブラケットに取り付けた状態)
【図5】フライシートの展開図((a)フライシート全体図、(b)留め具(面ファスナー)の拡大図)
【図6】インナーシートの展開図
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の組み立て式テントについて、図を参照して以下に説明する。
【0025】
組み立て式テント(1)は、隣接する2本の支柱(3)を横梁構造体(4)で連結し、支柱(3)の上部に屋根を支える屋根構造体(5)を連結した骨組み(2)を有し(図2)、テントの骨組みの内側から屋根構造体(5)と横梁構造体(4)を覆うようにインナーシート(6)を取り付け、テントの骨組みの外側から屋根構造体(5)と横梁構造体(4)を覆うようにフライシート(7)を取り付け、インナーシート(6)とフライシート(7)による2枚のシートを天幕として重ねて設置することにより設営する(図1)。
【0026】
横梁構造体(4)は、2本のシザーバー(4a,4a)をX字状に回動自在に連結してなるシザーユニット(4b)を単独又は複数連結しパンタグラフ状に伸縮自在としたシザー組立体(4c)とし、該シザー組立体(4c)の端部にある2本のシザーバー(4a,4a)を支柱の上部に固定される固定ブラケット(8)と支柱に沿って摺動するスライドブラケット(9)に回動自在に取り付けて支柱(3)に連結する(図2)。このような構造とすることにより、4本の支柱を束ねた状態から前後左右に押し開くと、スライドブラケット(9)が支柱(3)に沿って上昇し、シザー組立体(4c)を張設することができる(図2)。
【0027】
屋根構造体(5)は、図2に示すように、屋根の頂点に位置するトップジョイント(5c)を中心として、4本の支柱に取り付けられた固定ブラケット(8)に向けて伸びだす4本の第1ポール(5a)が連結される。トップジョイント(5c)と第1ポール(5a)とは、屋根構造体(5)が張設された図2の状態から第1ポール(5a)が下方向に閉じられるよう回動自在に連結される。また、第2ポール(5b)はポールジョイント(5e)により第1ポール(5a)と連結されるが、第2ポール(5b)と第1ポール(5a)との連結は、屋根構造体(5)が張設された図2の状態からポールジョイント(5e)を中心として2本のポールが上方向に閉じることができるが、下方向には閉じられないようにポールジョイント(5e)で回動を規制して連結される。
【0028】
第2ポール(5b)の下方の先端は、固定ブラケット(8)に回動自在に連結される。また、第2ポール(5b)の途中部分には、一端をスライドブラケット(9)に回動自在に連結した補助ポール(5d)の他端が回動自在に連結される(図2)。
【0029】
屋根構造体(5)をこのような構造とすることにより、4本の支柱を束ねた状態から前後左右に押し開くと、スライドブラケット(9)が支柱(3)に沿って上昇し、補助ポール(5d)が第2ポール(5b)を押し上げ、第1ポール(5a)が第2ポールによって押し上げられながら、ポールジョイント(5e)を中心に回動して張設され、屋根構造体(5)を素早く展開することができる。ただし、屋根構造体(5)は、このような支柱の動きにともなって張設される構造のものに限定されず、例えば、支柱と横梁構造体を組み立てた後、これらとは別に組み立てた屋根構造体を支柱に取り付けるものであってもよい。
【0030】
組み立てた骨組み(2)の内側から屋根構造体(5)と横梁構造体(4)を覆うように取り付けるインナーシート(6)は略方形状のシートであって、インナーシート(6)の対角線上にはフック(6b)が設けられており(図6)、屋根構造体(5)を構成する第1ポール(5a)と第2ポール(5b)にフック(6b,6b)を引っかけることにより、シートの中央部(6c)を屋根構造体(5)に懸下することができる(図2)。その他、インナーシートを屋根構造体に取り付ける方法としては、インナーシートの対角線上に両端開口のスリーブを設け、当該スリーブにポールを通してインナーシートを屋根構造体に取り付けるなど種々の方法があり、屋根構造体の構造やテントの組立方法により取り付け方法を適宜選択することができる。
【0031】
インナーシート(6)の4つの角部(6d)には、シートの角部(6d)を支柱に脱着可能に取り付けるための留め具(6a)が突設して備えられる。留め具(6a)としては、例えば、「ベルクロ(ベルクロ インダストリーズ ベスローテン フエンノートチャップ社の商品名)」や「マジックテープ(株式会社クラレの商品名)」などの1対の面ファスナーを用いることができる。
【0032】
インナーシート(6)は、通常、シートの中央部(6c)を屋根構造体(5)に懸下し、その後シートの角部(6d)を支柱(3)に取り付けるが、角部(6d)の支柱(3)への取り付けは、角部(6d)に突設された1対の面ファスナー(6a)を支柱(3)に巻き付け、面ファスナーを接合することにより行う。そうすると、図4(a)に示す通り、インナーシート(6)の角部(6d)は、インナーシートの角部(6d)をスライドブラケット(9)の下端面に当接させながら面ファスナー(6a)を使用して支柱(3)に摺動可能に取り付けることができる。このようにしてインナーシート(6)を支柱(3)に取り付けると、展張したインナーシート(6)の張力によりスライドブラケット(9)は上方に付勢され、シザー組立体(4)の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることができる。
【0033】
また、インナーシート(6)は、図4(b)に示すように、面ファスナー(6a)をスライドブラケット(9)に巻き付けることで、シートの角部(6d)をスライドブラケット(9)に取り付けることもできる。このようにしてインナーシート(6)をスライドブラケット(9)に取り付けると、図4(a)に示される取り付け方法と同様に、展張したインナーシート(6)の張力は面ファスナー(6a)を介してスライドブラケット(9)に伝えられ、スライドブラケット(9)は上方に付勢され、シザー組立体(4)の伸張が助勢されてテント側面の強度を向上させることができる。
【0034】
スライドブラケット(9)と支柱(3)には、シザー組立体(4)が伸張され、テントの骨組み(2)が完成する位置でスライドブラケットが固定されるよう互いに係合するためのロック機構を設けることが一般的であるが、展張したインナーシート(6)の張力によりスライドブラケット(9)は上方に付勢することで、シザー組立体(4)の伸張が助勢し、突発的な強風が生じた場合にも、ロック機構の故障や破損を防ぎ、テントを強固に維持することができる。
【0035】
組み立てたテントの骨組み(2)の外側から屋根構造体(5)と横梁構造体(4)を覆うように取り付けるフライシート(7)は略方形状のシートであって、4つの角部(7e)には、ゴム等の弾性体(7a)を介してフック(7b)が取り付けられている(図5(a))。フライシートで屋根構造体を覆った後、弾性体(7a)を引き伸ばしながらフック(7b)を支柱側面にあるフック穴(3a)に係合することにより、フライシートをテント骨組み(2)に取り付ける(図2)。
【0036】
また、フライシート(7)は、略方形をなす各辺の辺沿いに、留め具(7c)が取り付けられており、当該留め具(7c)によりフライシートの一辺をシザー組立体(4c)を構成するシザーバー(4a)に脱着可能に止着することができる(図5(b))。留め具(6a)としては、例えば、1対の面ファスナー(7c)を用いることができ、フライシートの止着は、一方の面ファスナー(6a)をシザーバー(4a)に巻き付けて折り返し、他方の面ファスナーに接合することにより行うことができる。
【0037】
インナーシート(6)には、メッシュ素材を用いることができる。フライシートを取り外し、メッシュ素材のインナーシートのみを取り付けることにより(図2に示す状態)、太陽光や風をテント内部に多く取り入れることができる。メッシュ素材は多数の孔を有するものであれば、材質は特に限定されるものではないが、ポリエステルやナイロン等であれば、軽量で強度に優れることから好適である。
【0038】
またインナーシート(6)には、紫外線防止機能を有するシート素材を用いることができる。紫外線の照射量が多い場合には、フライシートだけでは紫外線が透過してしまい、内部の人に紫外線が当たる可能性がある。このような場合に、フライシートの下に紫外線防止機能を有するインナーシートを取り付ければ(図1に示す状態)、紫外線の透過を確実に防止することができる。紫外線防止機能を有するシートは、例えば、シート表面に紫外線防止剤をコーティングするか、紫外線防止剤を添加した合成樹脂をシート状に成形することにより得ることができる。紫外線を遮蔽する機能としては、280〜400nmの波長領域における平均光透過率が20%以下であることが好ましい。
【符号の説明】
【0039】
1 組み立て式テント
2 テント骨組み
3 支柱
3a フック穴
4 横梁構造体
4a シザーバー
4b シザーユニット
4c シザー組立体
5 屋根構造体
5a 第1ポール
5b 第2ポール
5c トップジョイント
5d 補助ポール
5e ポールジョイント
6 インナーシート
6a 留め具(面ファスナー)
6b フック
6c シート中央部
6d シート角部
7 フライシート
7a 弾性体(ゴム)
7b フック
7c 留め具(面ファスナー)
7d シート中央部
7e シート角部
8 固定ブラケット
9 スライドブラケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接する2本の支柱を横梁構造体で連結し、支柱の上部に屋根を支える屋根構造体を連結した骨組みを有する組み立て式テントであって、テントの骨組みの内側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにインナーシートを取り付け、テントの骨組みの外側から屋根構造体と横梁構造体を覆うようにフライシートを取り付けることにより、2枚のシートを天幕として重ねて設置することを特徴とした組み立て式テント。
【請求項2】
横梁構造体が、2本のシザーバーをX字状に回動自在に連結してなるシザーユニットを単独又は複数連結しパンタグラフ状に伸縮自在としたシザー組立体であって、該シザー組立体の端部にある2本のシザーバーを支柱の上部に固定される固定ブラケットと支柱に沿って摺動するスライドブラケットに回動自在に取り付けることにより支柱に連結されることを特徴とする請求項1記載の組み立て式テント。
【請求項3】
略方形状のインナーシートの中央部を屋根構造体に取り付け、インナーシートの角部をスライドブラケットの下端面に当接させながら支柱に摺動可能に取り付けることにより、インナーシートを展張するとともに、展張したインナーシートの張力でスライドブラケットを上方に付勢し、シザー組立体の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることを特徴とする請求項2記載の組み立て式テント。
【請求項4】
略方形状のインナーシートの中央部を屋根構造体に取り付け、インナーシートの角部をスライドブラケットに取り付けることにより、インナーシートを展張するとともに、展張したインナーシートの張力でスライドブラケットを上方に付勢し、シザー組立体の伸張を助勢しテントを展張してテント側面の強度を向上させることを特徴とする請求項2記載の組み立て式テント。
【請求項5】
略方形状のインナーシートの対角線上にフックを連結し、該フックを屋根構造体の骨組部材に引っかけることにより、インナーシートを屋根構造体に取り付けることを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の組み立て式テント。
【請求項6】
略方形状のインナーシートの角部に1対の面ファスナーを突設し、該1対の面ファスナーを接合することによりインナーシートの角部を支柱又はスライドブラケットに取り付けることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の組み立て式テント。
【請求項7】
展張したインナーシートの張力が面ファスナーを介してスライドブラケットを上方に付勢することを特徴とする請求項6に記載の組み立て式テント。
【請求項8】
インナーシートがメッシュ素材からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の組み立て式テント。
【請求項9】
インナーシートが紫外線防止機能を有するシート素材からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の組み立て式テント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−108289(P2013−108289A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254454(P2011−254454)
【出願日】平成23年11月21日(2011.11.21)
【出願人】(500010967)株式会社ニューテックジャパン (15)
【Fターム(参考)】