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組み立て玩具
説明

組み立て玩具

【課題】組み立て後の外観が最後まで視認できず、意外性のある組み立て玩具を提供する。
【解決手段】頭部12を有する被装飾体11と、前記被装飾体11に取付可能な装飾体30と、前記装飾体30を収容する箱体20と、を有し、前記被装飾体11の頭部12からは、外方に向けて挿入部13が突出形成されており、前記装飾体30には、前記挿入部13を挿抜自在な挿入孔31が形成されるとともに、前記箱体20には、前記装飾体30の挿入孔31が露出するように開口部21が形成されており、前記挿入孔31に前記挿入部13を挿入した上で前記箱体20を取り除くことにより、前記被装飾体11と前記装飾体30とを結合して取り出し可能に形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、頭部を有する被装飾体に装飾体を取付可能に形成した組み立て玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数のパーツを組み合わせて人形などを組み立てる玩具が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の立体ピース等から組み立てられるパズル型フィギュアの発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−305275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記したような従来の組み立て玩具は、構成部材を直接結合するものであり、組み立て後の外観が視認できてしまうため、意外性がないものとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は、組み立て後の外観が最後まで視認できず、意外性のある組み立て玩具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
【0008】
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
【0009】
すなわち、請求項1に記載の組み立て玩具は、頭部を有する被装飾体と、前記被装飾体に取付可能な装飾体と、前記装飾体を収容する箱体と、を有し、前記被装飾体の頭部からは、外方に向けて挿入部が突出形成されており、前記装飾体には、前記挿入部を挿抜自在な挿入孔が形成されるとともに、前記箱体には、前記装飾体の挿入孔が露出するように開口部が形成されており、前記挿入孔に前記挿入部を挿入した上で前記箱体を取り除くことにより、前記被装飾体と前記装飾体とを結合して取り出し可能に形成されていることを特徴とする。
【0010】
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0011】
すなわち、前記箱体を水平方向に分解することにより、結合した前記被装飾体及び前記装飾体を取り出し可能であることを特徴とする。
【0012】
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0013】
すなわち、前記箱体は、複数段の箱部材を積み重ねて形成され、前記複数段の箱部材のそれぞれに前記装飾体を構成する装飾体構成部材が収容されていることを特徴とする。
【0014】
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0015】
すなわち、前記挿入部は、前記装飾体を構成するすべての前記装飾体構成部材を串刺し状に連結可能であることを特徴とする。
【0016】
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項3又は4記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0017】
すなわち、前記箱部材は、他の箱部材と連結するための連結部を有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、装飾体が箱体に収容されているため、この状態では装飾体は外部から視認できない。そして、装飾体の挿入孔に被装飾体の挿入部を挿入した上で箱体を取り除くことにより、被装飾体と装飾体とを結合して取り出し可能に形成されているため、箱体を取り除いたときに初めて装飾体が視認できる。よって、組み立て後の外観が最後まで視認できず、意外性のある組み立て玩具を提供することができる。
【0019】
また、被装飾体と装飾体とが別体として設けられているため、複数の被装飾体及び装飾体を組み合わせて遊ぶことができ、様々なバリエーションを有する、意外性のある組み立て玩具を提供することができる。
【0020】
また、箱体の外観と、この箱体に収容された装飾体と、の間に関連性を持たせることとすれば、玩具で遊ぶ者は、装飾体の形態を想像しつつ組み立てることができ、また、組み立て後に初めて外観を視認できるため、想像しつつ遊ぶ楽しさを得ることができる。
【0021】
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記箱体を水平方向に分解することにより、結合した前記被装飾体及び前記装飾体を取り出し可能に形成されている。このため、結合した玩具の取り出しが容易であるとともに、遊び終わった後においては、装飾体の箱体への収容も容易である。
【0022】
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記箱体は、複数段の箱部材を積み重ねて形成され、前記複数段の箱部材のそれぞれに前記装飾体を構成する装飾体構成部材が収容されているため、装飾体の組み合わせも楽しめる組み立て玩具を提供することができる。
【0023】
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記挿入部は、前記装飾体を構成するすべての前記装飾体構成部材を串刺し状に連結可能に形成されているため、装飾体構成部材を連結するための部材を設ける必要がない。
【0024】
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記箱部材は、他の箱部材と連結するための連結部を有しているため、複数段の箱部材を容易に積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】組み立て玩具の外観斜視図である。
【図2】組み立て玩具の内部を示す説明図である。
【図3】被装飾体を装飾体に取り付ける様子を示す説明図である。
【図4】被装飾体の挿入部及び装飾体の挿入孔の形状を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるX−X’断面図である。
【図5】装飾体を収容した箱体の外観斜視図である。
【図6】装飾体及び箱体の分解斜視図である。
【図7】装飾体を収容した箱体内部を示す説明図である。
【図8】箱体と装飾体との組み合わせを示す説明図である。
【図9】箱体を複数段の箱部材で形成した変形例に係る組み立て玩具の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
【0027】
本実施形態に係る組み立て玩具10は、図1及び図2に示すように、頭部12を有する被装飾体11と、前部材22及び後部材23からなる箱体20と、前記箱体20に収容された装飾体30と、を有している。
【0028】
被装飾体11は、図3に示すように、人形の形象を模したものであり、頭部12の下方から、胴体手足を模した挿入部13が突出形成されている。そして、この挿入部13を後述する装飾体30の挿入孔31に挿入することにより、装飾体30と合体可能に形成されている。
【0029】
装飾体30は、図3に示すように、被服を纏った首下胴体を模したものである。この装飾体30の上部には、前記挿入部13を挿抜自在な挿入孔31が形成されている。この挿入孔31は前述した挿入部13がとほぼ同じ長さ及び径に形成されているため、この挿入孔31の下端部32まで挿入部13を挿入すると、図4(a)に示すように、装飾体30の上に被装飾体11の頭部12が載置された状態となり、被服を纏った人形の形態となる。
【0030】
なお、図4(b)に示すように、挿入孔31の内周壁には、挿入部13の回転を防ぐとともに、挿入部13の挿抜動作を案内する縦筋状のガイド31aが形成されており、挿入部13はこのガイド31aに沿って挿抜される。このため、被装飾体11と装飾体30とを合体させたときに、被装飾体11の正面と装飾体30の正面とを容易に合致させることができるとともに、被装飾体11と装飾体30との相対回転を防止し、被装飾体11の正面と装飾体30の正面とが合致した状態で固定されるようになっている。
【0031】
ところで、上述した装飾体30は、図5に示すように、箱体20に収容された状態ではその形態が外部から視認できないようになっており、わずかに挿入孔31の入口が箱体20上部に設けられた開口部21から露出しているのみである。
【0032】
箱体20は、図6に示すように、前部材22と後部材23とからなり、この前部材22と後部材23とを水平方向に分解することにより、内部に収容した装飾体30を取り出し可能に形成されている。このため、挿入孔31に挿入部13を挿入して被装飾体11と装飾体30とを合体させた上で箱体20を分解すれば、結合した被装飾体11及び装飾体30を取り出せるようになっている。
【0033】
なお、このように取り出した装飾体30は、箱体20を分解した上で箱体20内部に収容し直すことができる。すなわち、装飾体30を箱体20内部に収容するには、図6に示すように、箱体20を分解した上で後部材23に装飾体30を嵌め込む。このとき、後部材23の脇固定部24の突起が、装飾体30の左右に穿たれた脇孔33を貫通するように配置する。そして、前部材22の嵌合凸部22aを後部材23の嵌合凹部23aに嵌合させる。
【0034】
このように装飾体30を箱体20内部に収容すると、図7に示すように、箱体20の脚固定部25が装飾体30の脚部34を保持し、箱体20の足固定部26が装飾体30の足部35を保持する。これにより、箱体20内部に収容された装飾体30が、箱体20上部の開口部21から挿入孔31の入口が露出させた状態で、しっかりと固定される。
【0035】
本実施形態に係る組み立て玩具10は以上のように構成されているため、箱体20内部に収容した装飾体30の挿入孔31が箱体20上部の開口部21から露出しており、この挿入孔31に被装飾体11の挿入部13を挿入すると、被装飾体11と装飾体30とを結合することができる。そして、箱体20を分解すれば、結合した被装飾体11及び装飾体30を取り出すことができる。
【0036】
このとき、装飾体30を箱体20内部に収容した状態では、装飾体30が外部から視認できないため、箱体20を取り除いたときに初めて装飾体30が視認できる。このため、単に被装飾体11と装飾体30とを合体させるのではなく、意外性のある組み立て玩具10となっている。
【0037】
また、被装飾体11と装飾体30とが別体として設けられているため、複数の被装飾体11及び装飾体30を組み合わせて遊ぶことができる。例えば、装飾体30として複数の衣装を表したものを用意すれば、これら装飾体30を適宜付け替えることで、着せ替え人形として遊ぶことができる。このとき、箱体20の外観と、この箱体20に収容された装飾体30と、の間に関連性を持たせることとしてもよい。例えば、図8(a)に示すように、パトカーの外観を有する箱体20に婦人警官の衣装を纏った装飾体30を収容したり、保育園の外観を有する箱体20に保母さんの衣装を纏った装飾体30を収容したりすれば、箱体20の外観から装飾体30の外観を想像しつつ組み立てて遊ぶことができる。
【0038】
なお、上記した実施形態においては、箱体20は、前部材22と後部材23とからなるとしたが、これに限らない。例えば、図9に示すように、箱体20を、複数段の箱部材40を積み重ねて形成することとしてもよい。この場合の装飾体30は、複数の装飾体構成部材42を組み合わせるものとし、これら複数の装飾体構成部材42は前記複数段の箱部材40のそれぞれに収容されることとすればよい。このように構成すれば、箱部材40の組み合わせによって装飾体30の構成を変化させることができ、更に意外性のある組み立て玩具10を提供できる。
【0039】
なお、装飾体30が複数の装飾体構成部材42からなる場合、これら複数の装飾体構成部材42を連結する方法としては、挿入部13で串刺し状に連結することが考えられる。このようにすれば、装飾体構成部材42同士を連結するための部材を設ける必要がない。
【0040】
また、箱体20が複数の箱部材40からなる場合、箱部材40に他の箱部材40と連結するための連結部41を設ければ、複数段の箱部材40を容易に積み重ねることができる。この連結部41は、例えば図9に示すように、上下で嵌合する凸部と凹部として設けることができる。
【0041】
また、上記した実施形態においては、被装飾体11は人形の形象を模したものであり、装飾体30は被服を纏った首下胴体を模したものであるとしたが、これに限らない。すなわち、任意の形象の玩具に適用でき、例えば、乗物の形象を模した被装飾体11と、当該乗物を装飾する装飾体30との組み合わせとすることができる。また、動物の形象を模した被装飾体11と、当該動物を装飾する装飾体30との組み合わせとしてもよい。
【符号の説明】
【0042】
10 組み立て玩具
11 被装飾体
12 頭部
13 挿入部
13a 突端部
20 箱体
21 開口部
22 前部材
22a 嵌合凸部
23 後部材
23a 嵌合凹部
24 脇固定部
25 脚固定部
26 足固定部
30 装飾体
31 挿入孔
31a ガイド
32 下端部
33 脇孔
34 脚部
35 足部
40 箱部材
41 連結部
42 装飾体構成部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭部を有する被装飾体と、前記被装飾体に取付可能な装飾体と、前記装飾体を収容する箱体と、を有し、
前記被装飾体の頭部からは、外方に向けて挿入部が突出形成されており、
前記装飾体には、前記挿入部を挿抜自在な挿入孔が形成されるとともに、
前記箱体には、前記装飾体の挿入孔が露出するように開口部が形成されており、
前記挿入孔に前記挿入部を挿入した上で前記箱体を取り除くことにより、前記被装飾体と前記装飾体とを結合して取り出し可能に形成されていることを特徴とする、組み立て玩具。
【請求項2】
前記箱体を水平方向に分解することにより、結合した前記被装飾体及び前記装飾体を取り出し可能であることを特徴とする、請求項1記載の組み立て玩具。
【請求項3】
前記箱体は、複数段の箱部材を積み重ねて形成され、前記複数段の箱部材のそれぞれに前記装飾体を構成する装飾体構成部材が収容されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の組み立て玩具。
【請求項4】
前記挿入部は、前記装飾体を構成するすべての前記装飾体構成部材を串刺し状に連結可能であることを特徴とする、請求項3記載の組み立て玩具。
【請求項5】
前記箱部材は、他の箱部材と連結するための連結部を有していることを特徴とする、請求項3又は4記載の組み立て玩具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−5754(P2012−5754A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−146394(P2010−146394)
【出願日】平成22年6月28日(2010.6.28)
【出願人】(000003584)株式会社タカラトミー (248)
【出願人】(591056846)株式会社東京ユニーク (15)
【Fターム(参考)】