組合せ式床板の支持部材
【課題】 作業効率を向上できる組合せ式床板基板を提供する
【解決手段】 基板1と、基板1の四隅上部に嵌合される接合部品2とを備える。基板1は周縁部に複数の支柱11が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒12が配列されている。補助棒12の間には複数の挿置孔13が形成され、組合せ床板の凸ほぞが挿置孔13に挿入される。基板1の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽14が形成され、収容凹槽14に対応する位置の支柱11には定位孔111が形成されている。接合部品2の底端部の係合ほぞ21が定位孔111の内部に挿入され、接合部品2は基板1の上部に嵌合される。したがって、接続部品2は基板1の上部に設置され、作業効率を向上できる。
【解決手段】 基板1と、基板1の四隅上部に嵌合される接合部品2とを備える。基板1は周縁部に複数の支柱11が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒12が配列されている。補助棒12の間には複数の挿置孔13が形成され、組合せ床板の凸ほぞが挿置孔13に挿入される。基板1の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽14が形成され、収容凹槽14に対応する位置の支柱11には定位孔111が形成されている。接合部品2の底端部の係合ほぞ21が定位孔111の内部に挿入され、接合部品2は基板1の上部に嵌合される。したがって、接続部品2は基板1の上部に設置され、作業効率を向上できる。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、組合せ式床板の支持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2に示すように、従来の組合せ式床板基板は、方形である基板5および基板5の四隅下部に嵌合される複数の接合部品6を備える。
基板5は、板面に補助棒51が配列され、補助棒51の間には複数の挿置孔52が形成され、組合せ床板が係合され組み合わされる。基板5は四隅に下方に延伸する係合定位凸棒53が設置され、接合部品6は四隅に係合定位凸棒53が係合定位される係合定位孔61が形成される。したがって、基板5と接合部品6は組み合わされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、接合部品6は基板5に突出して組み合わされ、基板5の上方に床板3が組み合わされるため、接合部品6は基板5の下部に組み合わさる。このため、基板5と接合部品6とが組み合わされるとき、基板5が回転され、接合部品6が基板5の底端部から係入されるため、非常に不便である。また、組み立て作業に多くの時間を必用とし、不経済である。
そこで、本考案の目的は、作業効率を向上できる組合せ式床板基板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案請求項記載の組合せ式床板基板によると、方形に形成されている基板と、基板の四隅上部に嵌合される接合部品とを備える。基板は周縁部に基板を支持する複数の支柱が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒が配列されている。
補助棒の間には複数の挿置孔が形成され、組合せ床板の底端部に形成されている凸ほぞが挿置孔に挿入される。基板の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽が形成され、収容凹槽に対応する位置の支柱には定位孔が形成されている。接合部品の底端部には定位孔の内部に挿入される係合ほぞが形成され、接合部品は基板上部に嵌合される。定位孔に挿入された係合ほぞは支柱と同じ長さであるため、基板は支持される。接合部品が基板に挿入されると、基板は接合部品の4分の1で被覆される。接合部品の厚さは収容凹槽の深さに対応して形成されているため、接合部品は完全に収容凹槽の内部に挿入され、基板と同一平面が形成される。
したがって、接続部品は基板の上部に設置されるため、作業効率を向上できる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図3および図4に示すように、本考案の一実施例による組合せ式床板基板によると、方形に形成されている基板1および基板1の四隅上部に嵌合される接合部品2を備える。
基板1は周縁部に基板1を支持する複数の支柱11が下方向に延伸し形成されている。基板1の板面上には補助棒12が配列され、補助棒12の間には複数の挿置孔13が形成されている。組合せ床板3の底端部に形成されている凸ほぞ31が挿置孔13に挿入され、基板1と組合せ床板3が組み合わされる。
【0006】
基板1の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽14が形成され、収容凹槽14に対応する位置の支柱11’には定位孔111が形成されている。定位孔111を有する支柱11’の長さは他の支柱11より短く形成され、接合部品2が基板1の下部に組み合わされる収容空間が提供される。
接合部品2は底端部に、定位孔111に挿入される係合ほぞ21が形成されている。底端部の係合ほぞ21により接合部品2には4枚の基板1が定位され、それぞれの基板1の上部は接合部品の4分の1で被覆される。挿入された係合ほぞ21は基板1の下方に延伸している支柱11と同じ長さであるため、基板1は支持される。さらに、定位孔111と係合ほぞ21は長円状の孔体構造であるため、相互に移動を防止することができる。
【0007】
接合部品2の厚さは収容凹槽14の深さに対応して形成されているため、接合部品2が挿入されると、接合部品2は収容凹槽14の内部に完全に設置され、基板1と同一平面が形成される。このため、組合せ床板3の凸ほぞ31は緊密な組合せ方法により挿置孔13に挿入されている。
図5に示すように、接合部品2は基板1の上部に組み合わされる。このため、基板1が配列され、接合部品2が相互に接続されている基板1の上部に嵌合され、作業効率は向上される。
図6に示すように、定位孔111を有する支柱11’の長さは他の支柱11より短く形成され、接合部品2が基板1の下部に組み合わされる収容空間が提供される。接合部品2が組み合わされると、支柱11’は支柱11と同じ長さになり、支柱11および支柱11’の長さは均一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組合せ式床板基板を示す分解斜視図である。
【図2】従来の組合せ式床板基板を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す分解斜視図である。
【図4】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す断面図である。
【図6】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 接合部品
3 組合せ床板
5 基板
6 接合部品
11 支柱
11’ 支柱
12 補助棒
13 挿置孔
14 収容凹槽
21 係合ほぞ
31 凸ほぞ
51 補助棒
52 挿置孔
53 係合定位凸棒
61 係合定位孔
111 定位孔
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、組合せ式床板の支持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2に示すように、従来の組合せ式床板基板は、方形である基板5および基板5の四隅下部に嵌合される複数の接合部品6を備える。
基板5は、板面に補助棒51が配列され、補助棒51の間には複数の挿置孔52が形成され、組合せ床板が係合され組み合わされる。基板5は四隅に下方に延伸する係合定位凸棒53が設置され、接合部品6は四隅に係合定位凸棒53が係合定位される係合定位孔61が形成される。したがって、基板5と接合部品6は組み合わされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、接合部品6は基板5に突出して組み合わされ、基板5の上方に床板3が組み合わされるため、接合部品6は基板5の下部に組み合わさる。このため、基板5と接合部品6とが組み合わされるとき、基板5が回転され、接合部品6が基板5の底端部から係入されるため、非常に不便である。また、組み立て作業に多くの時間を必用とし、不経済である。
そこで、本考案の目的は、作業効率を向上できる組合せ式床板基板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案請求項記載の組合せ式床板基板によると、方形に形成されている基板と、基板の四隅上部に嵌合される接合部品とを備える。基板は周縁部に基板を支持する複数の支柱が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒が配列されている。
補助棒の間には複数の挿置孔が形成され、組合せ床板の底端部に形成されている凸ほぞが挿置孔に挿入される。基板の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽が形成され、収容凹槽に対応する位置の支柱には定位孔が形成されている。接合部品の底端部には定位孔の内部に挿入される係合ほぞが形成され、接合部品は基板上部に嵌合される。定位孔に挿入された係合ほぞは支柱と同じ長さであるため、基板は支持される。接合部品が基板に挿入されると、基板は接合部品の4分の1で被覆される。接合部品の厚さは収容凹槽の深さに対応して形成されているため、接合部品は完全に収容凹槽の内部に挿入され、基板と同一平面が形成される。
したがって、接続部品は基板の上部に設置されるため、作業効率を向上できる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図3および図4に示すように、本考案の一実施例による組合せ式床板基板によると、方形に形成されている基板1および基板1の四隅上部に嵌合される接合部品2を備える。
基板1は周縁部に基板1を支持する複数の支柱11が下方向に延伸し形成されている。基板1の板面上には補助棒12が配列され、補助棒12の間には複数の挿置孔13が形成されている。組合せ床板3の底端部に形成されている凸ほぞ31が挿置孔13に挿入され、基板1と組合せ床板3が組み合わされる。
【0006】
基板1の四隅および四辺の中央部には凹形の収容凹槽14が形成され、収容凹槽14に対応する位置の支柱11’には定位孔111が形成されている。定位孔111を有する支柱11’の長さは他の支柱11より短く形成され、接合部品2が基板1の下部に組み合わされる収容空間が提供される。
接合部品2は底端部に、定位孔111に挿入される係合ほぞ21が形成されている。底端部の係合ほぞ21により接合部品2には4枚の基板1が定位され、それぞれの基板1の上部は接合部品の4分の1で被覆される。挿入された係合ほぞ21は基板1の下方に延伸している支柱11と同じ長さであるため、基板1は支持される。さらに、定位孔111と係合ほぞ21は長円状の孔体構造であるため、相互に移動を防止することができる。
【0007】
接合部品2の厚さは収容凹槽14の深さに対応して形成されているため、接合部品2が挿入されると、接合部品2は収容凹槽14の内部に完全に設置され、基板1と同一平面が形成される。このため、組合せ床板3の凸ほぞ31は緊密な組合せ方法により挿置孔13に挿入されている。
図5に示すように、接合部品2は基板1の上部に組み合わされる。このため、基板1が配列され、接合部品2が相互に接続されている基板1の上部に嵌合され、作業効率は向上される。
図6に示すように、定位孔111を有する支柱11’の長さは他の支柱11より短く形成され、接合部品2が基板1の下部に組み合わされる収容空間が提供される。接合部品2が組み合わされると、支柱11’は支柱11と同じ長さになり、支柱11および支柱11’の長さは均一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組合せ式床板基板を示す分解斜視図である。
【図2】従来の組合せ式床板基板を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す分解斜視図である。
【図4】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す断面図である。
【図6】本考案の一実施例による組合せ式床板基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 接合部品
3 組合せ床板
5 基板
6 接合部品
11 支柱
11’ 支柱
12 補助棒
13 挿置孔
14 収容凹槽
21 係合ほぞ
31 凸ほぞ
51 補助棒
52 挿置孔
53 係合定位凸棒
61 係合定位孔
111 定位孔
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 組合せ式床板が設置される支持部材であって、配列可能な方形状に形成されている基板と、前記基板の四隅に嵌合される接合部品とを備え、前記基板は周縁部に該基板を支持する複数の支柱が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒が配列し設置され、前記補助棒の間には複数の挿置孔が形成され、前記組合せ床板の底端部に形成されている凸ほぞが前記挿置孔に挿入可能であり、前記基板の四隅部および四辺部の中央には凹形の収容凹槽が形成され、前記収容凹槽に対応する位置の前記支柱には定位孔が形成され、前記接合部品の底端部には前記定位孔の内部に挿入される係合ほぞが配列して形成され、前記接合部品は前記基板上部に嵌合され、前記定位孔に挿入された前記係合ほぞは前記基板を支持可能に前記基板の下方に延伸する支柱と同じ長さに形成され、前記接合部品が前記基板に挿入されると、前記基板は前記接合部品の4分の1で被覆され、前記接合部品の厚さは前記収容凹槽の深さに対応して形成され、前記接合部品は完全に前記収容凹槽の内部に挿入され、前記基板と同一平面が形成されていることを特徴とする組合せ式床板の支持部材。
【請求項2】 前記基板の四辺の中央部には、前記収容凹槽が形成され、前記収容凹槽に対応する位置の前記支柱には前記定位孔が形成され、前記接合部品が前記基板の下部に組み合わされる収容空間が形成可能となるように、前記定位孔を有する前記支柱は他の前記支柱より短く形成されていることを特徴とする請求項1記載の組合せ式床板の支持部材。
【請求項3】 前記定位孔および前記係合ほぞは、相互に移動を防止するため長円状の孔体構造であることを特徴とする請求項1記載の組合せ式床板の支持部材。
【請求項1】 組合せ式床板が設置される支持部材であって、配列可能な方形状に形成されている基板と、前記基板の四隅に嵌合される接合部品とを備え、前記基板は周縁部に該基板を支持する複数の支柱が下方に延伸して形成され、板面上に補助棒が配列し設置され、前記補助棒の間には複数の挿置孔が形成され、前記組合せ床板の底端部に形成されている凸ほぞが前記挿置孔に挿入可能であり、前記基板の四隅部および四辺部の中央には凹形の収容凹槽が形成され、前記収容凹槽に対応する位置の前記支柱には定位孔が形成され、前記接合部品の底端部には前記定位孔の内部に挿入される係合ほぞが配列して形成され、前記接合部品は前記基板上部に嵌合され、前記定位孔に挿入された前記係合ほぞは前記基板を支持可能に前記基板の下方に延伸する支柱と同じ長さに形成され、前記接合部品が前記基板に挿入されると、前記基板は前記接合部品の4分の1で被覆され、前記接合部品の厚さは前記収容凹槽の深さに対応して形成され、前記接合部品は完全に前記収容凹槽の内部に挿入され、前記基板と同一平面が形成されていることを特徴とする組合せ式床板の支持部材。
【請求項2】 前記基板の四辺の中央部には、前記収容凹槽が形成され、前記収容凹槽に対応する位置の前記支柱には前記定位孔が形成され、前記接合部品が前記基板の下部に組み合わされる収容空間が形成可能となるように、前記定位孔を有する前記支柱は他の前記支柱より短く形成されていることを特徴とする請求項1記載の組合せ式床板の支持部材。
【請求項3】 前記定位孔および前記係合ほぞは、相互に移動を防止するため長円状の孔体構造であることを特徴とする請求項1記載の組合せ式床板の支持部材。
【図6】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【登録番号】実用新案登録第3077902号(U3077902)
【登録日】平成13年3月14日(2001.3.14)
【発行日】平成13年6月12日(2001.6.12)
【考案の名称】組合せ式床板の支持部材
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願2000−8343(U2000−8343)
【出願日】平成12年11月24日(2000.11.24)
【出願人】(500541221)
【登録日】平成13年3月14日(2001.3.14)
【発行日】平成13年6月12日(2001.6.12)
【考案の名称】組合せ式床板の支持部材
【国際特許分類】
【出願番号】実願2000−8343(U2000−8343)
【出願日】平成12年11月24日(2000.11.24)
【出願人】(500541221)
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