説明

経皮送達

本発明は、皮膚の真皮レベルに関連する障害および/または状態を処置するための系および方法を記載している。そのような障害としては、ざ瘡、多汗症、臭汗症、色汗症、酒さ、抜け毛、真皮の感染症および/または光線性角化症が挙げられる。方法は、通常、ボツリヌス毒素などの少なくとも1つの治療薬を含むナノエマルション(例えば、ナノ粒子組成物)の投与を包含する。いくつかの実施形態において、ナノエマルションは、例えば、高圧の微小流動化によって調製され、もっぱら10nm〜300nmという粒子サイズ分布を含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚の真皮レベルに関連する障害の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項2】
ざ瘡の少なくとも1つの症状を示す患者を提供する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項3】
多汗症の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項4】
前記ナノエマルションが、約50%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ナノエマルションが、約60%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記ナノエマルションが、約70%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記ナノエマルションが、約75%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記ナノエマルションが、約80%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記ナノエマルションが、約85%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
前記ナノエマルションが、約90%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項11】
前記ナノエマルションが、約95%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項12】
前記ナノエマルションが、約98%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
前記ナノエマルションが、約99%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項14】
前記ナノエマルションが、少なくとも50%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項15】
前記ナノエマルションが、少なくとも60%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
前記ナノエマルションが、少なくとも70%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記ナノエマルションが、少なくとも75%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
前記ナノエマルションが、少なくとも80%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記ナノエマルションが、少なくとも85%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項20】
前記ナノエマルションが、少なくとも90%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項21】
前記ナノエマルションが、少なくとも95%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項22】
前記ナノエマルションが、少なくとも98%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項23】
前記ナノエマルションが、少なくとも99%の汗の減少を達成するのに十分な量で投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項24】
臭汗症の少なくとも1つの症状を示す患者を提供する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項25】
色汗症の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項26】
酒さの少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項27】
抜け毛の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項28】
乾癬の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項29】
真皮の感染の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項30】
光線性角化症の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項31】
湿疹性皮膚炎の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項32】
皮脂過剰生成障害の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項33】
レイノー現象の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項34】
エリテマトーデスの少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項35】
色素沈着過剰障害の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項36】
色素脱失障害の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項37】
皮膚癌の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項38】
真皮の感染症の少なくとも1つの症状を示す患者を同定する工程;および
該患者の皮膚にナノエマルションを投与して、該症状の少なくとも1つを減少させる工程
を含む方法であって、ここで、該ナノエマルションは、粒子の集団を含み、該粒子の大部分は、およそ10からおよそ300ナノメートルの直径を有し、該ナノエマルションは、少なくとも1つの治療薬を含む、方法。
【請求項39】
前記ナノエマルションが、望まれない著しい副作用を伴わずに前記患者の皮膚に投与される、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約50%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項41】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約60%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約70%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約80%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約90%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
前記患者の皮膚への前記ナノエマルションの投与が、同じ治療薬の注射または経口投与と比べて、少なくとも1つの望まれない副作用を約95%減少させる、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項46】
前記望まれない副作用が、打撲傷、血腫、疼痛、斑状出血、望まれない全身作用、望ましくない血中濃度、ボツリヌス中毒、下層神経組織に対する損傷、神経麻痺、筋肉に対する望まれない作用、筋麻痺およびインフルエンザ様症状からなる群から選択される、請求項40〜46のいずれか1項に記載の方法。
【請求項47】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ250ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ200ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項49】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ150ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項50】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ120ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ100ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項52】
前記粒子の大部分が、およそ10からおよそ50ナノメートルの範囲の直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項53】
前記粒子の集団が、300nmを超える直径を有する粒子を実質的に含まない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項54】
前記粒子の50%未満が、300nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項55】
前記粒子の25%未満が、300nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項56】
前記粒子の10%未満が、300nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項57】
前記粒子の5%未満が、300nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項58】
前記粒子の1%未満が、300nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項59】
前記粒子の集団が、200nmを超える直径を有する粒子を実質的に含まない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項60】
前記粒子の50%未満が、200nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項61】
前記粒子の25%未満が、200nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項62】
前記粒子の10%未満が、200nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
前記粒子の5%未満が、200nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項64】
前記粒子の1%未満が、200nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項65】
前記粒子の集団が、120nmを超える直径を有する粒子を実質的に含まない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項66】
前記粒子の50%未満が、120nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項67】
前記粒子の25%未満が、120nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項68】
前記粒子の10%未満が、120nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項69】
前記粒子の5%未満が、120nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項70】
前記粒子の1%未満が、120nmを超える直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項71】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ600nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項72】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ500nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項73】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ400nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項74】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ300nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項75】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ200nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項76】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ100nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項77】
最小粒子直径と最大粒子直径との差が、およそ50nmを超えない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項78】
前記粒子が、300nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項79】
前記粒子が、200nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項80】
前記粒子が、150nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項81】
前記粒子が、100nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項82】
前記粒子が、75nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項83】
前記粒子が、50nmという平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項84】
前記粒子が、100〜300nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項85】
前記粒子が、50〜250nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項86】
前記粒子が、60〜200nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項87】
前記粒子が、65〜150nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項88】
前記粒子が、70〜130nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項89】
前記粒子が、80〜110nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項90】
前記粒子が、90〜100nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項91】
前記粒子が、10〜100nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項92】
前記粒子が、25〜100nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項93】
前記粒子が、50〜100nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項94】
前記粒子が、75〜100nmに及ぶ平均直径を有する、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項95】
前記ナノエマルションが、毒性溶媒を実質的に含まない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項96】
前記ナノエマルションが、50%未満の毒性溶媒を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項97】
前記ナノエマルションが、25%未満の毒性溶媒を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項98】
前記ナノエマルションが、10%未満の毒性溶媒を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項99】
前記ナノエマルションが、5%未満の毒性溶媒を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項100】
前記ナノエマルションが、1%未満の毒性溶媒を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項101】
前記ナノエマルションが、安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項102】
前記粒子の大部分が、少なくとも1日間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項103】
前記粒子の大部分が、少なくとも2週間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項104】
前記粒子の大部分が、少なくとも2ヶ月間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項105】
前記粒子の大部分が、少なくとも5ヶ月間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項106】
前記粒子の大部分が、少なくとも12ヶ月間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項107】
前記粒子の大部分が、少なくとも24ヶ月間安定である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項108】
前記ナノエマルションが、高剪断力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項109】
前記ナノエマルションが、10分未満にわたって高剪断力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項110】
前記ナノエマルションが、2分未満にわたって高剪断力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項111】
前記ナノエマルションが、1分未満にわたって高剪断力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項112】
前記ナノエマルションが、30秒未満にわたって高剪断力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項113】
前記ナノエマルションが、3,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項114】
前記ナノエマルションが、10,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項115】
前記ナノエマルションが、18,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項116】
前記ナノエマルションが、24,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項117】
前記ナノエマルションが、30,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項118】
前記ナノエマルションが、40,000psiを超える圧力に曝露されることによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項119】
前記ナノエマルションが、微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項120】
前記ナノエマルションが、3,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項121】
前記ナノエマルションが、10,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項122】
前記ナノエマルションが、18,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項123】
前記ナノエマルションが、21,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項124】
前記ナノエマルションが、24,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項125】
前記ナノエマルションが、30,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項126】
前記ナノエマルションが、40,000psiを超える圧力における微小流動化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項127】
前記微小流動化が、シングルパス微小流動化によって生成された、請求項119〜126のいずれか1項に記載の方法。
【請求項128】
前記ナノエマルションが、キャビテーションによって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項129】
前記ナノエマルションが、高圧均質化によって生成された、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項130】
前記治療薬が、ボツリヌス毒素である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項131】
前記ボツリヌス毒素が、前記粒子内に被包されている、請求項130に記載の方法。
【請求項132】
前記ボツリヌス毒素が、前記粒子の表面上に吸着されている、請求項130に記載の方法。
【請求項133】
前記ボツリヌス毒素が、前記粒子の界面に会合されている、請求項130に記載の方法。
【請求項134】
前記ボツリヌス毒素が、A型、B型、C1型、C2型、D型、E型、F型およびG型を含む群から選択される請求項130に記載の方法。
【請求項135】
前記ボツリヌス毒素が、A型ボツリヌス毒素である、請求項130に記載の方法。
【請求項136】
前記ボツリヌス毒素が、ボツリヌス毒素複合体である、請求項130に記載の方法。
【請求項137】
前記ボツリヌス毒素複合体が、非毒性の赤血球凝集素タンパク質または無毒性の非赤血球凝集素タンパク質を含む、請求項136に記載の方法。
【請求項138】
前記ボツリヌス毒素が、アルブミンマトリックス内に組み込まれている、請求項130に記載の方法。
【請求項139】
前記アルブミンが、ヒトアルブミンである、請求項138に記載の方法。
【請求項140】
前記ボツリヌス毒素が、アルブミンマトリックス内に組み込まれていない、請求項130に記載の方法。
【請求項141】
前記ボツリヌス毒素が、精製されたボツリヌス毒素タンパク質またはそのフラグメントである、請求項130に記載の方法。
【請求項142】
前記ボツリヌス毒素が、他のタンパク質から単離されているか、または実質的に単離されている、請求項130に記載の方法。
【請求項143】
前記ボツリヌス毒素が、非毒性のタンパク質から単離されているか、または実質的に単離されている、請求項130に記載の方法。
【請求項144】
前記ボツリヌス毒素が、Clostridium botulinumから単離されている、請求項130に記載の方法。
【請求項145】
前記ボツリヌス毒素が、化学的に合成される、請求項130に記載の方法。
【請求項146】
前記ボツリヌス毒素が、組換え的に生成される、請求項130に記載の方法。
【請求項147】
前記ボツリヌス毒素が、野生型毒素と比べて、少なくとも1つの変異を含む、請求項130に記載の方法。
【請求項148】
前記ボツリヌス毒素が、野生型毒素のフラグメントである、請求項130に記載の方法。
【請求項149】
前記治療薬が、ポリペプチドである、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項150】
前記治療薬が、核酸である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項151】
前記治療薬が、脂質である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項152】
前記治療薬が、炭水化物である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項153】
前記治療薬が、小分子である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項154】
前記治療薬が、A型ボツリヌス毒素、B型ボツリヌス毒素、C型ボツリヌス毒素、C型ボツリヌス毒素、D型ボツリヌス毒素、E型ボツリヌス毒素、F型ボツリヌス毒素、G型ボツリヌス毒素、局所用殺菌薬、過酸化ベンゾイル、トリクロサン、グルコン酸クロルヘキシジン、経口用抗生物質、局所用抗生物質、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、メトロニダゾール、マクロライド抗生物質、ペニシリン、ジクロキサシリン、セファレキシン、エリスロマイシン、クリンダマイシン、ゲンタマイシン、スティーマイシン、ムピロシン、ホルモン、コルチゾン、局所用レチノイド、トレチノイン、アダパレン、タザロテン、レチノール、抗ざ瘡活性を有する天然物、アロエベラ、アルーナ、ウコン、パパイヤ、ティーツリー油、アゼライン酸、ニコチンアミド、制汗薬、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウム−ジルコニウム化合物、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン、アンモニウムミョウバン、経口イソトレチノイン、局所用スルファセタミド、局所硫黄、局所用カルシニューリンインヒビター、タクロリムス、ピメクロリムス、局所用ペルメトリン、植物起源のメチルスルホニルメタン(MSM)とシリマリンとの組み合わせ、アザ−ステロイド、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル、抗アンドロゲン、ケトコナゾール、フルコナゾール、スピロノラクトン、ソーパルメット、カフェイン、銅ペプチド、窒素酸化物スピン標識TEMPOおよびTEMPOL、不飽和脂肪酸、ガンマリノレン酸、ヘッジホッグアゴニスト、アゼライン酸と亜鉛との組み合わせ、ツルドクダミ、カボチャの種子、亜鉛、イラクサ、コールタール、ジトラノール、コルチコステロイド、デスオキシメタゾン、ビタミンD3アナログ、カルシポトリオール、アルガンオイル、長波長紫外線(UVA)への曝露を伴う局所用ソラレン、マリアアザミ、メトトレキサート、シクロスポリン、チオグアニン、ヒドロキシ尿素、スルファサラジン、ミコフェノール酸モフェチル、アザチオプリン、タクロリムス、ピメクロリムス、アレファセプト、エタネルセプト、インフリキシマブ、リツキシマブ、エファリツマブ、アダリムマブ、ウステキヌマブ、バシトラシンとポリミキシンとの局所用混合物、局所用フシジン酸クリーム、抗ウイルス治療剤、アシクロビル、ファムシクロビル、バラシクロビル、トリクロロ酢酸、サリチル酸、ポドフィリン、canthacur、イミキモド、テルビナフィン、クロトリマゾール、エコナゾール、硫化セレンシャンプー、ケトコナゾールシャンプー、イトラコナゾール、5−フルオロウラシル、イミキモド、ジクロフェナク、クロコダイル油およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項155】
前記治療薬が、抗生物質である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項156】
前記治療薬が、抗体である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項157】
前記治療薬が、過酸化ベンゾイルである、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項158】
前記治療薬が、イソトレチノインである、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項159】
前記治療薬が、アゼライン酸(azeliac acid)である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項160】
前記ナノエマルションが、皮膚を変質または変化させずに該皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項161】
前記ナノエマルションが、皮膚透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項162】
前記ナノエマルションが、皮膚透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚の最上層に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項163】
前記皮膚の最上層が、角質層の表面である、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
前記皮膚の最上層が、皮膚孔を含む、請求項162に記載の方法。
【請求項165】
前記皮膚の最上層が、皮膚腺を含む、請求項162に記載の方法。
【請求項166】
前記ナノエマルションが、化学的透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項167】
前記ナノエマルションが、機械的透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項168】
前記粒子が、皮膚を変質または変化させずに該皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項169】
前記粒子が、皮膚透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項170】
前記ボツリヌス毒素が、皮膚を変質または変化させずに該皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項171】
前記ボツリヌス毒素が、皮膚透過促進剤または表皮剥脱物質を使用せずに皮膚に浸透し得る、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項172】
前記ナノエマルションが、油を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項173】
前記油が、アーモンドオイル、杏仁油、アボカド油、ババス油、ベルガモット油、ブラックカラントシードオイル、ルリヂサ油、カデ油、カモミールオイル、カノーラ油、カラウェー油、カルナバオイル、ひまし油、桂皮油、カカオバター、やし油、タラ肝油、コーヒーオイル、トウモロコシ油、綿実油、エミューオイル、ユーカリ油、月見草油、魚油、アマニ油、ゲラニオール油、ヒョウタン油、ブドウ種油、ヘーゼルナッツオイル、ヒソップ油、ミリスチン酸イソプロピル、ホホバ油、ククイナッツ油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、アオモジ油、マカダミアナッツ油、ゼニアオイ油、マンゴー種子油、メドウフォーム種子油、ミンク油、ナツメグ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラフィー油、パーム油、パーム核油、桃仁油、落花生油、ケシ種子油、パンプキンシードオイル、菜種油、米糠油、ローズマリー油、ベニバナ油、ビャクダン油、サザンカ油、セイボリーオイル、クロウメモドキオイル、ゴマ油、シアバター油、シリコーン油、ダイズ油、ヒマワリ油、ティーツリー油、アザミ油、ツバキ油、ベチベル油、クルミ油、麦芽油および1349オイルならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
前記油が、ダイズ油である、請求項172に記載の方法。
【請求項175】
前記油が、中鎖トリグリセリドである、請求項172に記載の方法。
【請求項176】
前記油が、1349オイルである、請求項172に記載の方法。
【請求項177】
前記油が、ステアリン酸ブチル、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、シクロメチコン、セバシン酸ジエチル、ジメチコーン360、ミリスチン酸イソプロピル、鉱油、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、シリコーン油およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項172に記載の方法。
【請求項178】
前記ナノエマルションが、1つより多い油を有しない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項179】
前記ナノエマルションが、界面活性物質を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項180】
前記界面活性物質が、非イオン性洗浄剤である、請求項179に記載の方法。
【請求項181】
前記界面活性物質が、ホスホグリセリド;ホスファチジルコリン;ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC);ジオレイルホスファチジルエタノールアミン(DOPE);ジオレイルオキシプロピルトリエチルアンモニウム(DOTMA);ジオレオイルホスファチジルコリン;コレステロール;コレステロールエステル;ジアシルグリセロール;ジアシルグリセロールスクシネート;ジホスファチジルグリセロール(DPPG);ヘキサンデカノール;ポリエチレングリコール(PEG)などの脂肪アルコール;ポリオキシエチレン−9−ラウリルエーテル;パルミチン酸またはオレイン酸などの表面活性脂肪酸;脂肪酸;脂肪酸モノグリセリド;脂肪酸ジグリセリド;脂肪酸アミド;トリオレイン酸ソルビタン(Span85)グリココレート;ソルビタンモノラウレート(Span20);ポリソルベート20(TWEEN(登録商標)20);ポリソルベート60(TWEEN(登録商標)60);ポリソルベート65(TWEEN(登録商標)65);ポリソルベート80(TWEEN(登録商標)80);ポリソルベート85(TWEEN(登録商標)85);超精製ポリソルベート20(SR TWEEN(登録商標)20);超精製ポリソルベート60(SR TWEEN(登録商標)60);超精製ポリソルベート65(SR TWEEN(登録商標)65);超精製ポリソルベート80(SR TWEEN(登録商標)80);超精製ポリソルベート85(SR TWEEN(登録商標)85);モノステアリン酸ポリオキシエチレン;スルファクチン;ポロキソマー;トリオレイン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル;レシチン;リゾレシチン;ホスファチジルセリン;ホスファチジルイノシトール;スフィンゴミエリン;ホスファチジルエタノールアミン(ケファリン);カルジオリピン;ホスファチジン酸;セレブロシド;ジセチルホスフェート;ジパルミトイルホスファチジルグリセロール;ステアリルアミン;ドデシルアミン;ヘキサデシル−アミン;パルミチン酸アセチル;リシノール酸グリセリン;ステアリン酸ヘキサデシル;ミリスチン酸イソプロピル;チロキサポール;ポリ(エチレングリコール)5000−ホスファチジルエタノールアミン;ポリ(エチレングリコール)400−モノステアレート;リン脂質;高い界面活性物質の特性を有する合成および/または天然の洗浄剤;デオキシコレート;シクロデキストリン;カオトロピック塩;イオン対形成剤;ならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項179に記載の方法。
【請求項182】
前記界面活性物質が、Tween80である、請求項179に記載の方法。
【請求項183】
前記ナノエマルションが、1つより多い界面活性物質を有しない、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項184】
前記ナノエマルションが、油および界面活性物質を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項185】
前記油および界面活性物質が、0.5〜2.0に及ぶ比で存在する、請求項184に記載の方法。
【請求項186】
前記油および界面活性物質が、0.5〜1.5に及ぶ比で存在する、請求項184に記載の方法。
【請求項187】
前記油および界面活性物質が、0.5〜1.0に及ぶ比で存在する、請求項184に記載の方法。
【請求項188】
前記油および界面活性物質が、1.0〜2.0に及ぶ比で存在する、請求項184に記載の方法。
【請求項189】
前記油および界面活性物質が、1.5〜2.0に及ぶ比で存在する、請求項184に記載の方法。
【請求項190】
前記ナノエマルション中の油のパーセントが、1%〜30%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項191】
前記ナノエマルション中の油のパーセントが、1%〜20%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項192】
前記ナノエマルション中の油のパーセントが、1%〜10%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項193】
前記ナノエマルション中の油のパーセントが、およそ8%である、請求項184に記載の方法。
【請求項194】
前記ナノエマルション中の油のパーセントが、およそ5%である、請求項184に記載の方法。
【請求項195】
前記ナノエマルション中の界面活性物質のパーセントが、1%〜30%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項196】
前記ナノエマルション中の界面活性物質のパーセントが、1%〜20%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項197】
前記ナノエマルション中の界面活性物質のパーセントが、1%〜10%に及ぶ、請求項184に記載の方法。
【請求項198】
前記ナノエマルション中の界面活性物質のパーセントが、およそ8%である、請求項184に記載の方法。
【請求項199】
前記ナノエマルション中の界面活性物質のパーセントが、およそ5%である、請求項184に記載の方法。
【請求項200】
前記油が、アーモンドオイル、杏仁油、アボカド油、ババス油、ベルガモット油、ブラックカラントシードオイル、ルリヂサ油、カデ油、カモミールオイル、カノーラ油、カラウェー油、カルナバオイル、ひまし油、桂皮油、カカオバター、やし油、タラ肝油、コーヒーオイル、トウモロコシ油、綿実油、エミューオイル、ユーカリ油、月見草油、魚油、アマニ油、ゲラニオール油、ヒョウタン油、ブドウ種油、ヘーゼルナッツオイル、ヒソップ油、ミリスチン酸イソプロピル、ホホバ油、ククイナッツ油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、アオモジ油、マカダミアナッツ油、ゼニアオイ油、マンゴー種子油、メドウフォーム種子油、ミンク油、ナツメグ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラフィー油、パーム油、パーム核油、桃仁油、落花生油、ケシ種子油、パンプキンシードオイル、菜種油、米糠油、ローズマリー油、ベニバナ油、ビャクダン油、サザンカ油、セイボリーオイル、クロウメモドキオイル、ゴマ油、シアバター油、シリコーン油、ダイズ油、ヒマワリ油、ティーツリー油、アザミ油、ツバキ油、ベチベル油、クルミ油、麦芽油および1349オイルならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項184に記載の方法。
【請求項201】
前記油が、ダイズ油である、請求項184に記載の方法。
【請求項202】
前記油が、中鎖トリグリセリドである、請求項184に記載の方法。
【請求項203】
前記油が、1349オイルである、請求項184に記載の方法。
【請求項204】
前記油が、ステアリン酸ブチル、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、シクロメチコン、セバシン酸ジエチル、ジメチコーン360、ミリスチン酸イソプロピル、鉱油、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、シリコーン油およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項184に記載の方法。
【請求項205】
前記界面活性物質が、非イオン性洗浄剤である、請求項184に記載の方法。
【請求項206】
前記界面活性物質が、ホスホグリセリド;ホスファチジルコリン;ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC);ジオレイルホスファチジルエタノールアミン(DOPE);ジオレイルオキシプロピルトリエチルアンモニウム(DOTMA);ジオレオイルホスファチジルコリン;コレステロール;コレステロールエステル;ジアシルグリセロール;ジアシルグリセロールスクシネート;ジホスファチジルグリセロール(DPPG);ヘキサンデカノール;ポリエチレングリコール(PEG)などの脂肪アルコール;ポリオキシエチレン−9−ラウリルエーテル;パルミチン酸またはオレイン酸などの表面活性脂肪酸;脂肪酸;脂肪酸モノグリセリド;脂肪酸ジグリセリド;脂肪酸アミド;トリオレイン酸ソルビタン(SPAN(登録商標)85)グリココレート;ソルビタンモノラウレート(SPAN(登録商標)20);ポリソルベート20(TWEEN(登録商標)20);ポリソルベート60(TWEEN(登録商標)60);ポリソルベート65(TWEEN(登録商標)65);ポリソルベート80(TWEEN(登録商標)80);ポリソルベート85(TWEEN(登録商標)85);超精製ポリソルベート20(SR TWEEN(登録商標)20);超精製ポリソルベート60(SR TWEEN(登録商標)60);超精製ポリソルベート65(SR TWEEN(登録商標)65);超精製ポリソルベート80(SR TWEEN(登録商標)80);超精製ポリソルベート85(SR TWEEN(登録商標)85);モノステアリン酸ポリオキシエチレン方法;スルファクチン;ポロキソマー;トリオレイン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル;レシチン;リゾレシチン;ホスファチジルセリン;ホスファチジルイノシトール;スフィンゴミエリン;ホスファチジルエタノールアミン(ケファリン);カルジオリピン;ホスファチジン酸;セレブロシド;ジセチルホスフェート;ジパルミトイルホスファチジルグリセロール;ステアリルアミン;ドデシルアミン;ヘキサデシル−アミン;パルミチン酸アセチル;リシノール酸グリセリン;ステアリン酸ヘキサデシル;ミリスチン酸イソプロピル;チロキサポール;ポリ(エチレングリコール)5000−ホスファチジルエタノールアミン;ポリ(エチレングリコール)400−モノステアレート;リン脂質;高い界面活性物質の特性を有する合成および/または天然の洗浄剤;デオキシコレート;シクロデキストリン;カオトロピック塩;イオン対形成剤;ならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項184に記載の方法。
【請求項207】
前記界面活性物質が、TWEEN(登録商標)80である、請求項184に記載の方法。
【請求項208】
前記ナノエマルションが、水性分散媒内に分散されている油性粒子を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項209】
前記水性分散媒が、水、食塩溶液、リン酸緩衝食塩水、短鎖アルコール、5%デキストロース、リンガー溶液、乳酸化リンガー注射液、乳酸化リンガー+5%デキストロース注射液、アシル化リンガー注射液、Normosol−M、Isolyte Eおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項208に記載の方法。
【請求項210】
前記水性分散媒が、水である、請求項208に記載の方法。
【請求項211】
前記油性粒子が、アーモンドオイル、杏仁油、アボカド油、ババス油、ベルガモット油、ブラックカラントシードオイル、ルリヂサ油、カデ油、カモミールオイル、カノーラ油、カラウェー油、カルナバオイル、ひまし油、桂皮油、カカオバター、やし油、タラ肝油、コーヒーオイル、トウモロコシ油、綿実油、エミューオイル、ユーカリ油、月見草油、魚油、アマニ油、ゲラニオール油、ヒョウタン油、ブドウ種油、ヘーゼルナッツオイル、ヒソップ油、ミリスチン酸イソプロピル、ホホバ油、ククイナッツ油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、アオモジ油、マカダミアナッツ油、ゼニアオイ油、マンゴー種子油、メドウフォーム種子油、ミンク油、ナツメグ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラフィー油、パーム油、パーム核油、桃仁油、落花生油、ケシ種子油、パンプキンシードオイル、菜種油、米糠油、ローズマリー油、ベニバナ油、ビャクダン油、サザンカ油、セイボリーオイル、クロウメモドキオイル、ゴマ油、シアバター油、シリコーン油、ダイズ油、ヒマワリ油、ティーツリー油、アザミ油、ツバキ油、ベチベル油、クルミ油、麦芽油および1349オイルならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される油を含む、請求項208に記載の方法。
【請求項212】
前記油性粒子が、ダイズ油を含む、請求項208に記載の方法。
【請求項213】
前記油性粒子が、中鎖トリグリセリドを含む、請求項208に記載の方法。
【請求項214】
前記油性粒子が、1349オイルを含む、請求項208に記載の方法。
【請求項215】
前記油性粒子が、ステアリン酸ブチル、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、シクロメチコン、セバシン酸ジエチル、ジメチコーン360、ミリスチン酸イソプロピル、鉱油、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、シリコーン油およびそれらの組み合わせからなる群から選択される油を含む、請求項208に記載の方法。
【請求項216】
前記ナノエマルションが、油性分散媒内に分散されている水性粒子を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項217】
前記水性粒子が、水、食塩溶液、リン酸緩衝食塩水、短鎖アルコール、5%デキストロース、リンガー溶液、乳酸化リンガー注射液、乳酸化リンガー+5%デキストロース注射液、アシル化リンガー注射液またはNormosol−M、Isolyte Eからなる群から選択される水性物質を含む、請求項216に記載の方法。
【請求項218】
前記水性粒子が、水を含む、請求項216に記載の方法。
【請求項219】
前記油性分散媒が、アーモンドオイル、杏仁油、アボカド油、ババス油、ベルガモット油、ブラックカラントシードオイル、ルリヂサ油、カデ油、カモミールオイル、カノーラ油、カラウェー油、カルナバオイル、ひまし油、桂皮油、カカオバター、やし油、タラ肝油、コーヒーオイル、トウモロコシ油、綿実油、エミューオイル、ユーカリ油、月見草油、魚油、アマニ油、ゲラニオール油、ヒョウタン油、ブドウ種油、ヘーゼルナッツオイル、ヒソップ油、ミリスチン酸イソプロピル、ホホバ油、ククイナッツ油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、アオモジ油、マカダミアナッツ油、ゼニアオイ油、マンゴー種子油、メドウフォーム種子油、ミンク油、ナツメグ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラフィー油、パーム油、パーム核油、桃仁油、落花生油、ケシ種子油、パンプキンシードオイル、菜種油、米糠油、ローズマリー油、ベニバナ油、ビャクダン油、サザンカ油、セイボリーオイル、クロウメモドキオイル、ゴマ油、シアバター油、シリコーン油、ダイズ油、ヒマワリ油、ティーツリー油、アザミ油、ツバキ油、ベチベル油、クルミ油、麦芽油および1349オイルならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項216に記載の方法。
【請求項220】
前記油性分散媒が、ダイズ油である、請求項216に記載の方法。
【請求項221】
前記油性分散媒が、中鎖トリグリセリドである、請求項216に記載の方法。
【請求項222】
前記油性分散媒が、1349オイルである、請求項216に記載の方法。
【請求項223】
前記油が、ステアリン酸ブチル、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、シクロメチコン、セバシン酸ジエチル、ジメチコーン360、ミリスチン酸イソプロピル、鉱油、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、シリコーン油およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項216に記載の方法。
【請求項224】
前記ナノエマルションが、該ナノエマルションおよび少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤を含む薬学的組成物として提供される、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項225】
前記組成物が、クリーム、ローション、リニメント剤、ゲル、軟膏、スプレー、粉末、軟化薬、エアロゾルおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項224に記載の方法。
【請求項226】
前記組成物が、クリームである、請求項224に記載の方法。
【請求項227】
前記組成物が、ローションである、請求項224に記載の方法。
【請求項228】
前記組成物が、リニメント剤である、請求項224に記載の方法。
【請求項229】
前記組成物が、粘着性パッチを用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項230】
前記組成物が、スパーテルを用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項231】
前記組成物が、スワブを用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項232】
前記組成物が、針なし注射器を用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項233】
前記組成物が、手袋をはめた指を用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項234】
前記組成物が、保護されていない指を用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項235】
前記組成物が、デオドラントスティックを用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項236】
前記組成物が、皮膚の非標的部位に該組成物を適用することなく該皮膚上の標的部位への該組成物の適用を可能にするデバイスを用いて経皮的に投与される、請求項224に記載の方法。
【請求項237】
前記ボツリヌス毒素のすべてが、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項238】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも99%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項239】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも95%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項240】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも90%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項241】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも75%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項242】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも50%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項243】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも25%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項244】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも10%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。
【請求項245】
前記ボツリヌス毒素の少なくとも1%が、皮膚を透過する、請求項224に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【公表番号】特表2011−526302(P2011−526302A)
【公表日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−516743(P2011−516743)
【出願日】平成21年6月26日(2009.6.26)
【国際出願番号】PCT/US2009/048972
【国際公開番号】WO2009/158687
【国際公開日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【出願人】(510336598)アンテリオス, インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】