経路表示装置、経路表示方法および経路表示プログラム
【課題】地図上へ経路を表示する経路表示処理の速度を向上させる。
【解決手段】地図データは、地図表示用データであるパーセルデータと、経路探索用データであるリージョンデータとによって構成される。リージョンデータは、リージョンデータ収容単位で、経路探索用のリージョンリンクＩＤを、同じレベル（縮尺率）の地図表示用のパーセルリンクＩＤに変換するための変換テーブルを含む。ナビゲーション装置は、経路探索結果を経路探索用のリージョンリンクＩＤで保持しているが、この変換テーブルを使用することで、経路の探索により求められた個々のリージョンリンクＩＤを、経路表示に必要な形状点（ノード）を持つパーセルリンクＩＤに一括して変換することができる。
【解決手段】地図データは、地図表示用データであるパーセルデータと、経路探索用データであるリージョンデータとによって構成される。リージョンデータは、リージョンデータ収容単位で、経路探索用のリージョンリンクＩＤを、同じレベル（縮尺率）の地図表示用のパーセルリンクＩＤに変換するための変換テーブルを含む。ナビゲーション装置は、経路探索結果を経路探索用のリージョンリンクＩＤで保持しているが、この変換テーブルを使用することで、経路の探索により求められた個々のリージョンリンクＩＤを、経路表示に必要な形状点（ノード）を持つパーセルリンクＩＤに一括して変換することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、地図上へ経路を表示する経路表示装置、経路表示方法および経路表示プログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
ナビゲーション装置は、ＧＰＳ（Global Positioning System）装置などから取得した位置情報に基づいて、地図上にその現在位置や目的地を表示する。ナビゲーション装置では、地図情報をデジタルデータとして保持している。ナビゲーション装置では、「正しい目的地」に「適切なルート」で到着するために、使用する地図データが刻々と変化する道路や施設等の現実の状態を正確に表していることが望まれる。そのため、特許文献１は、地図データを更新する技術を開示する。
また、地図データは更新を容易にするためデータベース化されており、経路探索用道路リンクであるリージョンリンクと地図表示用道路リンクであるパーセルリンクとを各々の識別ＩＤで管理する技術が公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−１７８２４８号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記地図データでは、地図表示用のパーセルリンク情報内にリンクの形状情報を保持している。このため、現在地から目的地までの経路を地図上に表示する際、経路探索用のリージョンリンクＩＤを地図表示用のパーセルリンクＩＤに変換する必要がある。
しかしながら、経路探索用のリージョンリンクと地図表示用のパーセルリンクの対応関係は、地図表示用のパーセルデータ収容単位で「パーセルデータ範囲内に存在する経路探索用のリージョンリンクＩＤに対応する地図表示用のパーセルリンクＩＤリスト」として保持している。このため、地図表示範囲の全てのパーセルデータから経路探索用のリージョンリンクＩＤに対応する地図表示用のパーセルリンクＩＤを検索し、リンクの形状情報を取得する必要がある。このような処理では、参照するデータ量が多く、性能が悪化する。
【０００５】
本発明は、地図上へ経路を表示する経路表示処理の速度が向上した経路表示装置、経路表示方法および経路表示プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明の経路表示装置は、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルを記憶する記憶手段と、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得手段と、
前記変換テーブルに基づいて、前記経路探索用道路リンク取得手段によって取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段と、
前記地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得手段と、
前記形状情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示手段と、
を備えることを特徴とする。
【０００７】
また、本発明の経路表示方法は、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を備えることを特徴とする。
【０００８】
また、本発明の経路表示プログラムは、
コンピュータに、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、地図上へ経路を表示する経路表示処理の速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の一例を示すシステム構成図である。
【図２】地図データベースに格納されている地図データの構成の一例を示す図である。
【図３】探索経路と道路形状の一例を示す図である。
【図４】リージョンデータに格納されているリージョンデータ収容単位のテーブルの構成の一例を示す図である。
【図５】経路探索結果に格納されているデータの構成の一例を示す図である。
【図６】パーセルデータに格納されているパーセルデータ収容単位のテーブルの構成の一例を示す図である。
【図７】経路探索結果に格納されているデータと従来のパーセルリンクＩＤ検索に必要なテーブルの構成の一例を示す図である。
【図８】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置における経路表示処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図１は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置１の一例を示す。
ナビゲーション装置１は、制御装置１１、不揮発性メモリ１２、メモリ１３、現在地検出装置１４、入力装置１５、表示装置１６を有する。
【００１２】
現在地検出装置１４は車両等に搭載されているナビゲーション装置１の現在地を検出する装置であり、例えばＧＰＳ(Global Positioning System）衛星からの信号を検出するＧＰＳセンサ等である。
不揮発性メモリ１２は、本実施形態ではＨＤＤ(Hard Disk Drive)であり、地図データを格納している。なお、ＳＳＤ(Solid State Drive)や他の記録媒体であってもよい。
メモリ１３は、現在地検出装置１４によって検出された車両位置情報や、案内経路のノード情報やリンク情報等を格納する制御装置１１のワークエリアである。
表示装置１６は地図や経路、各種情報を表示する。ナビゲーション装置１の本体とケーブルなどによって接続し、分離した位置に設けるようにしてもよい。
入力装置１５は、経路探索時に車両の目的地等を入力したりする入力装置である。入力装置１５には、リモコンや、表示装置１６の画面上に設けられたタッチパネルなどが該当する。
【００１３】
制御装置１１は、現在地検出装置１４で検出された車両等の現在地情報と不揮発性メモリ１２に格納された地図データを使用して、道路地図の表示、経路探索、経路誘導等の各種のナビゲーション処理を行う。制御装置１１内部に設けられたＲＯＭ（不図示）にナビゲーション処理プログラムが組み込まれており、制御装置１１がナビゲーション処理プログラムを実行することによりナビゲーション装置１の機能が実現される。
【００１４】
ここで、不揮発性メモリ１２には地図データが格納された地図データベースが記録されている。地図データは、地図表示用道路データであるパーセルデータと、経路探索用道理データであるリージョンデータとによって構成される。
また、不揮発性メモリ１２には、拡張データとして画像データ、音声データ、ＶＩＣＳ(Vehicle Information and Communication System)データ、地点情報（施設情報など）データなどを記録してもよい。
【００１５】
図２に示すように、パーセルデータ２１、リージョンデータ２２は共に縮尺率が異なる複数の地図データを有する。地図の縮尺率はレベルで管理され、レベルが小さいほど、縮尺率の大きい詳細な地図データを表す。
パーセルデータ２１は、主要地図データ（表示・ロケータ・経路誘導用のデータ）を収容する単位である。レベル毎に基準となる大きさが決められており、パーセルＩＤ(Identifier)で識別する。パーセルＩＤは、例えば、レベルと緯度・経度を組み合わせて作成されたものが付与される。図２では、上位レベルのパーセル１枚が下位レベルではパーセル１６枚分で構成されている例を示している。パーセルデータ２１内に存在する地図表示用道路リンクはパーセルリンクと称し、個々のパーセルデータ内で一意となるパーセルリンクＩＤで識別される。そして、パーセルリンクＩＤに基づいてパーセルリンクの形状情報を含むパーセルリンク情報を取得することができる。
リージョンデータ２２は、経路探索用データを収容する単位である。決まった大きさを持たず、収容データ量によってその範囲を変え、リージョンＩＤで識別する。リージョンＩＤは、図２に示すように、例えば、レベル毎に１から番号が付与される。リージョンデータ２２内に存在する道路リンクはリージョンリンクと称し、個々のリージョンデータ２２内で一意となるリージョンリンクＩＤで識別される。
【００１６】
図３に、探索経路３１を破線で、実際の道路形状３２を実線で表している。探索経路は、交差点を示す白丸のノード３３同士を直線でつなげ合わせた形状であり、探索経路上に存在する一本以上のリージョンリンクで形成される。一方、実際の道路形状は、交差点から次の交差点までが直線道路とは限らないため、ノード３３および、道路形状を補正する黒丸の形状点を直線でつなぎ合わせた形状であり、一本以上のパーセルリンクで形成される。この形状点の情報はパーセルリンク情報として保持されている。従って、この形状点の座標はパーセルリンク情報にのみ存在する。
【００１７】
従来、リージョンリンクＩＤとパーセルリンクＩＤの対応情報は、パーセルデータ収容単位に図６に示すテーブルで保持していた。リージョンリンクＩＤ６２にはパーセルレベル以上の全レベルで、リージョンリンクに該当するパーセル範囲内のパーセルリンクを格納している。
ナビゲーション装置において、出発地から目的地に至る経路探索を行って、得られた結果のデータ構造を図７の経路探索結果７１に示す。経路探索結果７１には、目的地までの距離や旅行時間のほかに、リージョンリンク情報をリストで保持する。リージョンリンク情報７２には、リージョンレベルやリージョンＩＤ、リージョンリンクＩＤとともに、リンク距離やリンク旅行時間を格納している。
【００１８】
リンクの形状情報はパーセルリンク情報として保持しているが、経路を描画する際、リージョンリンクＩＤをパーセルリンクＩＤに変換する手段がない。そのため、地図表示範囲に存在するリージョンリンク情報７２のリージョンレベルと同じレベルのパーセル全てを対象に、図６で示すパーセル単位テーブルを持つリージョンリンク対応情報７３から経路に該当するパーセルリンクＩＤを検索する必要がある。図２の地図データの場合、地図表示レベルが経路探索レベルより１つ大きいと、１６倍のパーセル数となり経路表示処理に負荷がかかる。
【００１９】
そこで、本実施形態に係るナビゲーション装置１は、リージョンリンクＩＤと、パーセルＩＤおよびパーセルリンクＩＤを含むパーセルリンク情報との対応情報を図４に示すテーブルにリージョンデータ収容単位で保持する。図４は、リージョンデータ収容単位で、リージョンリンクＩＤを、同じレベル（縮尺率）のパーセルリンクＩＤに変換するための変換テーブルである。図４のテーブルは、リージョンリンクＩＤ４１と、そのリージョンリンクに対応するパーセルリンクＩＤ数４２と、各パーセルリンクのパーセルリンクＩＤ情報４３とで構成される。図４のテーブルには、リージョンリンク毎に、そのリージョンリンクＩＤに対応する全てのパーセルリンクＩＤの情報が格納される。各パーセルリンクＩＤ情報４３は、パーセルＩＤ４４とパーセルリンクＩＤ４５とで構成される。パーセルリンクＩＤ情報４３に存在するパーセルＩＤ４４は、リージョンデータと同一レベル（同一縮尺率）のものを示している。
なお、リージョン内に存在するパーセルＩＤとパーセルリンクＩＤを別のリストに保持し、そのリストの位置を個々のパーセルリンクＩＤ情報に保持する形でもよい。
【００２０】
図５に示すように、図４のテーブルで構成されるパーセルリンク対応情報５３を使用することで、地図表示レベルが経路探索レベルより大きい場合でも、リージョンデータのみを使用して、リージョンリンクＩＤをパーセルリンクＩＤに一括して変換可能となる。
【００２１】
図８は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置１における経路表示処理の流れの一例を示す。
ナビゲーション装置１の制御装置１１は、まず、出発地と目的地の間の経路を求めて、図５の経路探索結果５１を取得する（Ｓ１０１）。経路探索結果５１は、出発地と目的地の間の距離、出発地から目的地までの旅行時間、出発地と目的地の間の経路に存在するリージョンリンクについてのリージョンリンク情報のリストを含む。各リージョンリンク情報には、リージョンレベル、リージョンＩＤ、リージョンリンクＩＤ、リンク距離、およびリンク旅行時間が格納されている。
制御装置１１は、次に、図４のテーブルで構成されるパーセルリンク対応情報５３を使用して、経路探索結果５１の個々のリージョンリンク情報に含まれるリージョンリンクＩＤに対応する全てのパーセルリンクＩＤ情報を取得する（Ｓ１０２）。
制御装置１１は、各パーセルリンクＩＤ情報に含まれるパーセルＩＤとパーセルリンクＩＤとに基づいて各パーセルリンクの形状情報を取得する（Ｓ１０３）。
そして、制御装置１１は、各パーセルリンクの形状情報に基づいて各ノードを直線で接続して地図上に経路を表示する（Ｓ１０４）。
【００２２】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、リージョンリンクとパーセルリンクの対応情報をリージョンデータ収容単位で保持する構成としたため、リージョンリンクＩＤに対応する全パーセルリンクＩＤを一括して取得でき、経路表示速度性能を改善することができる。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明は、カーナビゲーション装置や携帯端末等の地図データを記憶し、利用する各種の端末装置に適用することができる。
【符号の説明】
【００２４】
１１…制御装置、１２…不揮発性メモリ、１３…メモリ、１４…現在地検出装置、１５…入力装置、１６…表示装置、２１…パーセル、２２…リージョン、３１…探索経路、３２…道路形状、３３…ノード、３４…形状点、４１、６２…リージョンリンクＩＤ、４２、６３…パーセルリンクＩＤ数、４３…パーセルリンクＩＤ情報、４４…パーセルＩＤ、４５、６４…パーセルリンクＩＤ、５１、７１…経路探索結果、５２、７２…リージョンリンク情報、５３…パーセルリンク対応情報、６１…リージョンレベル、７３…リージョンリンク対応情報。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、地図上へ経路を表示する経路表示装置、経路表示方法および経路表示プログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
ナビゲーション装置は、ＧＰＳ（Global Positioning System）装置などから取得した位置情報に基づいて、地図上にその現在位置や目的地を表示する。ナビゲーション装置では、地図情報をデジタルデータとして保持している。ナビゲーション装置では、「正しい目的地」に「適切なルート」で到着するために、使用する地図データが刻々と変化する道路や施設等の現実の状態を正確に表していることが望まれる。そのため、特許文献１は、地図データを更新する技術を開示する。
また、地図データは更新を容易にするためデータベース化されており、経路探索用道路リンクであるリージョンリンクと地図表示用道路リンクであるパーセルリンクとを各々の識別ＩＤで管理する技術が公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−１７８２４８号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記地図データでは、地図表示用のパーセルリンク情報内にリンクの形状情報を保持している。このため、現在地から目的地までの経路を地図上に表示する際、経路探索用のリージョンリンクＩＤを地図表示用のパーセルリンクＩＤに変換する必要がある。
しかしながら、経路探索用のリージョンリンクと地図表示用のパーセルリンクの対応関係は、地図表示用のパーセルデータ収容単位で「パーセルデータ範囲内に存在する経路探索用のリージョンリンクＩＤに対応する地図表示用のパーセルリンクＩＤリスト」として保持している。このため、地図表示範囲の全てのパーセルデータから経路探索用のリージョンリンクＩＤに対応する地図表示用のパーセルリンクＩＤを検索し、リンクの形状情報を取得する必要がある。このような処理では、参照するデータ量が多く、性能が悪化する。
【０００５】
本発明は、地図上へ経路を表示する経路表示処理の速度が向上した経路表示装置、経路表示方法および経路表示プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明の経路表示装置は、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルを記憶する記憶手段と、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得手段と、
前記変換テーブルに基づいて、前記経路探索用道路リンク取得手段によって取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段と、
前記地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得手段と、
前記形状情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示手段と、
を備えることを特徴とする。
【０００７】
また、本発明の経路表示方法は、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を備えることを特徴とする。
【０００８】
また、本発明の経路表示プログラムは、
コンピュータに、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、地図上へ経路を表示する経路表示処理の速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の一例を示すシステム構成図である。
【図２】地図データベースに格納されている地図データの構成の一例を示す図である。
【図３】探索経路と道路形状の一例を示す図である。
【図４】リージョンデータに格納されているリージョンデータ収容単位のテーブルの構成の一例を示す図である。
【図５】経路探索結果に格納されているデータの構成の一例を示す図である。
【図６】パーセルデータに格納されているパーセルデータ収容単位のテーブルの構成の一例を示す図である。
【図７】経路探索結果に格納されているデータと従来のパーセルリンクＩＤ検索に必要なテーブルの構成の一例を示す図である。
【図８】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置における経路表示処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図１は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置１の一例を示す。
ナビゲーション装置１は、制御装置１１、不揮発性メモリ１２、メモリ１３、現在地検出装置１４、入力装置１５、表示装置１６を有する。
【００１２】
現在地検出装置１４は車両等に搭載されているナビゲーション装置１の現在地を検出する装置であり、例えばＧＰＳ(Global Positioning System）衛星からの信号を検出するＧＰＳセンサ等である。
不揮発性メモリ１２は、本実施形態ではＨＤＤ(Hard Disk Drive)であり、地図データを格納している。なお、ＳＳＤ(Solid State Drive)や他の記録媒体であってもよい。
メモリ１３は、現在地検出装置１４によって検出された車両位置情報や、案内経路のノード情報やリンク情報等を格納する制御装置１１のワークエリアである。
表示装置１６は地図や経路、各種情報を表示する。ナビゲーション装置１の本体とケーブルなどによって接続し、分離した位置に設けるようにしてもよい。
入力装置１５は、経路探索時に車両の目的地等を入力したりする入力装置である。入力装置１５には、リモコンや、表示装置１６の画面上に設けられたタッチパネルなどが該当する。
【００１３】
制御装置１１は、現在地検出装置１４で検出された車両等の現在地情報と不揮発性メモリ１２に格納された地図データを使用して、道路地図の表示、経路探索、経路誘導等の各種のナビゲーション処理を行う。制御装置１１内部に設けられたＲＯＭ（不図示）にナビゲーション処理プログラムが組み込まれており、制御装置１１がナビゲーション処理プログラムを実行することによりナビゲーション装置１の機能が実現される。
【００１４】
ここで、不揮発性メモリ１２には地図データが格納された地図データベースが記録されている。地図データは、地図表示用道路データであるパーセルデータと、経路探索用道理データであるリージョンデータとによって構成される。
また、不揮発性メモリ１２には、拡張データとして画像データ、音声データ、ＶＩＣＳ(Vehicle Information and Communication System)データ、地点情報（施設情報など）データなどを記録してもよい。
【００１５】
図２に示すように、パーセルデータ２１、リージョンデータ２２は共に縮尺率が異なる複数の地図データを有する。地図の縮尺率はレベルで管理され、レベルが小さいほど、縮尺率の大きい詳細な地図データを表す。
パーセルデータ２１は、主要地図データ（表示・ロケータ・経路誘導用のデータ）を収容する単位である。レベル毎に基準となる大きさが決められており、パーセルＩＤ(Identifier)で識別する。パーセルＩＤは、例えば、レベルと緯度・経度を組み合わせて作成されたものが付与される。図２では、上位レベルのパーセル１枚が下位レベルではパーセル１６枚分で構成されている例を示している。パーセルデータ２１内に存在する地図表示用道路リンクはパーセルリンクと称し、個々のパーセルデータ内で一意となるパーセルリンクＩＤで識別される。そして、パーセルリンクＩＤに基づいてパーセルリンクの形状情報を含むパーセルリンク情報を取得することができる。
リージョンデータ２２は、経路探索用データを収容する単位である。決まった大きさを持たず、収容データ量によってその範囲を変え、リージョンＩＤで識別する。リージョンＩＤは、図２に示すように、例えば、レベル毎に１から番号が付与される。リージョンデータ２２内に存在する道路リンクはリージョンリンクと称し、個々のリージョンデータ２２内で一意となるリージョンリンクＩＤで識別される。
【００１６】
図３に、探索経路３１を破線で、実際の道路形状３２を実線で表している。探索経路は、交差点を示す白丸のノード３３同士を直線でつなげ合わせた形状であり、探索経路上に存在する一本以上のリージョンリンクで形成される。一方、実際の道路形状は、交差点から次の交差点までが直線道路とは限らないため、ノード３３および、道路形状を補正する黒丸の形状点を直線でつなぎ合わせた形状であり、一本以上のパーセルリンクで形成される。この形状点の情報はパーセルリンク情報として保持されている。従って、この形状点の座標はパーセルリンク情報にのみ存在する。
【００１７】
従来、リージョンリンクＩＤとパーセルリンクＩＤの対応情報は、パーセルデータ収容単位に図６に示すテーブルで保持していた。リージョンリンクＩＤ６２にはパーセルレベル以上の全レベルで、リージョンリンクに該当するパーセル範囲内のパーセルリンクを格納している。
ナビゲーション装置において、出発地から目的地に至る経路探索を行って、得られた結果のデータ構造を図７の経路探索結果７１に示す。経路探索結果７１には、目的地までの距離や旅行時間のほかに、リージョンリンク情報をリストで保持する。リージョンリンク情報７２には、リージョンレベルやリージョンＩＤ、リージョンリンクＩＤとともに、リンク距離やリンク旅行時間を格納している。
【００１８】
リンクの形状情報はパーセルリンク情報として保持しているが、経路を描画する際、リージョンリンクＩＤをパーセルリンクＩＤに変換する手段がない。そのため、地図表示範囲に存在するリージョンリンク情報７２のリージョンレベルと同じレベルのパーセル全てを対象に、図６で示すパーセル単位テーブルを持つリージョンリンク対応情報７３から経路に該当するパーセルリンクＩＤを検索する必要がある。図２の地図データの場合、地図表示レベルが経路探索レベルより１つ大きいと、１６倍のパーセル数となり経路表示処理に負荷がかかる。
【００１９】
そこで、本実施形態に係るナビゲーション装置１は、リージョンリンクＩＤと、パーセルＩＤおよびパーセルリンクＩＤを含むパーセルリンク情報との対応情報を図４に示すテーブルにリージョンデータ収容単位で保持する。図４は、リージョンデータ収容単位で、リージョンリンクＩＤを、同じレベル（縮尺率）のパーセルリンクＩＤに変換するための変換テーブルである。図４のテーブルは、リージョンリンクＩＤ４１と、そのリージョンリンクに対応するパーセルリンクＩＤ数４２と、各パーセルリンクのパーセルリンクＩＤ情報４３とで構成される。図４のテーブルには、リージョンリンク毎に、そのリージョンリンクＩＤに対応する全てのパーセルリンクＩＤの情報が格納される。各パーセルリンクＩＤ情報４３は、パーセルＩＤ４４とパーセルリンクＩＤ４５とで構成される。パーセルリンクＩＤ情報４３に存在するパーセルＩＤ４４は、リージョンデータと同一レベル（同一縮尺率）のものを示している。
なお、リージョン内に存在するパーセルＩＤとパーセルリンクＩＤを別のリストに保持し、そのリストの位置を個々のパーセルリンクＩＤ情報に保持する形でもよい。
【００２０】
図５に示すように、図４のテーブルで構成されるパーセルリンク対応情報５３を使用することで、地図表示レベルが経路探索レベルより大きい場合でも、リージョンデータのみを使用して、リージョンリンクＩＤをパーセルリンクＩＤに一括して変換可能となる。
【００２１】
図８は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置１における経路表示処理の流れの一例を示す。
ナビゲーション装置１の制御装置１１は、まず、出発地と目的地の間の経路を求めて、図５の経路探索結果５１を取得する（Ｓ１０１）。経路探索結果５１は、出発地と目的地の間の距離、出発地から目的地までの旅行時間、出発地と目的地の間の経路に存在するリージョンリンクについてのリージョンリンク情報のリストを含む。各リージョンリンク情報には、リージョンレベル、リージョンＩＤ、リージョンリンクＩＤ、リンク距離、およびリンク旅行時間が格納されている。
制御装置１１は、次に、図４のテーブルで構成されるパーセルリンク対応情報５３を使用して、経路探索結果５１の個々のリージョンリンク情報に含まれるリージョンリンクＩＤに対応する全てのパーセルリンクＩＤ情報を取得する（Ｓ１０２）。
制御装置１１は、各パーセルリンクＩＤ情報に含まれるパーセルＩＤとパーセルリンクＩＤとに基づいて各パーセルリンクの形状情報を取得する（Ｓ１０３）。
そして、制御装置１１は、各パーセルリンクの形状情報に基づいて各ノードを直線で接続して地図上に経路を表示する（Ｓ１０４）。
【００２２】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、リージョンリンクとパーセルリンクの対応情報をリージョンデータ収容単位で保持する構成としたため、リージョンリンクＩＤに対応する全パーセルリンクＩＤを一括して取得でき、経路表示速度性能を改善することができる。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明は、カーナビゲーション装置や携帯端末等の地図データを記憶し、利用する各種の端末装置に適用することができる。
【符号の説明】
【００２４】
１１…制御装置、１２…不揮発性メモリ、１３…メモリ、１４…現在地検出装置、１５…入力装置、１６…表示装置、２１…パーセル、２２…リージョン、３１…探索経路、３２…道路形状、３３…ノード、３４…形状点、４１、６２…リージョンリンクＩＤ、４２、６３…パーセルリンクＩＤ数、４３…パーセルリンクＩＤ情報、４４…パーセルＩＤ、４５、６４…パーセルリンクＩＤ、５１、７１…経路探索結果、５２、７２…リージョンリンク情報、５３…パーセルリンク対応情報、６１…リージョンレベル、７３…リージョンリンク対応情報。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルを記憶する記憶手段と、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得手段と、
前記変換テーブルに基づいて、前記経路探索用道路リンク取得手段によって取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段と、
前記地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得手段と、
前記形状情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示手段と、
を備えることを特徴とする経路表示装置。
【請求項２】
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を備えることを特徴とする経路表示方法。
【請求項３】
コンピュータに、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を実行させるための経路表示プログラム。
【請求項１】
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルを記憶する記憶手段と、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得手段と、
前記変換テーブルに基づいて、前記経路探索用道路リンク取得手段によって取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段と、
前記地図表示用道路リンクＩＤ情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得手段と、
前記形状情報取得手段によって取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示手段と、
を備えることを特徴とする経路表示装置。
【請求項２】
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を備えることを特徴とする経路表示方法。
【請求項３】
コンピュータに、
出発地と目的地の間の経路を求めて、当該経路に存在する経路探索用道路リンクＩＤを含む経路探索用道路リンク情報のリストを取得する経路探索用道路リンク取得ステップと、
経路探索用データ収容単位で、経路探索用道路リンクＩＤと、地図表示用道路データＩＤおよび地図表示用道路リンクＩＤを含む地図表示用道路リンクＩＤ情報との対応情報を含んでおり、経路探索用道路リンクＩＤを、同じ縮尺率の地図表示用道路リンクＩＤに変換するための変換テーブルに基づいて、前記取得された各経路探索用道路リンク情報に含まれる各経路探索用道路リンクＩＤに対応する地図表示用道路リンクＩＤ情報を取得する地図表示用道路リンクＩＤ情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクＩＤ情報に含まれる地図表示用道路データＩＤと地図表示用道路リンクＩＤとに基づいて、各地図表示用道路リンクの形状情報を取得する形状情報取得ステップと、
前記取得された各地図表示用道路リンクの形状情報に基づいて、地図上に経路を表示する経路表示ステップと、
を実行させるための経路表示プログラム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【公開番号】特開２０１３−２４７１５（Ｐ２０１３−２４７１５Ａ）
【公開日】平成２５年２月４日（２０１３．２．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１５９５１１（Ｐ２０１１−１５９５１１）
【出願日】平成２３年７月２１日（２０１１．７．２１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．ＶＩＣＳ
【出願人】（０００２３３０５５）株式会社日立ソリューションズ (1,610)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年２月４日（２０１３．２．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年７月２１日（２０１１．７．２１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．ＶＩＣＳ
【出願人】（０００２３３０５５）株式会社日立ソリューションズ (1,610)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]