説明

結露水吸収用テープ

【課題】結露水の蒸発効果が高く、美観性が向上した結露水吸収用テープを提供する。
【解決手段】結露水吸収用テープ1は、結露水を吸収する吸収層2と、吸収層2の一方の面に設けられた接着層3とを備えている。吸収層2の少なくとも外周面には、その外周面の面積を拡大する周面拡大部13,18が形成されている。周面拡大部13は、吸収層2の両側の短辺である側面2aの少なくとも一部において吸収層2の長辺である下面2bに対して傾いた斜辺14を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、窓ガラス等の表面に結露した水を吸収する結露水吸収用テープに関する。
【背景技術】
【0002】
窓ガラス等の表面に結露した水を吸収するために、不織布などを基材とする結露水吸収用テープが種々開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1記載の結露水吸収用テープは、略長方形の吸収性不織繊維シートの表面に、合成樹脂製フィルムまたは多数の小孔をあけた多孔シートを接着した構造である。この結露水吸収用テープでは、結露水を吸収性不織繊維シートに吸収し、その後、吸収した結露水を多孔シートの小孔を通して蒸発させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平4−44346号公報(実願平2−84207号のマイクロフィルム)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1にみられるように、通常の結露水吸収用テープでは、不織布などの基材層は、長方形のシート状または帯状であるので、外気との接触面積を増やすことが難しく、結露水の蒸発効果を向上することが困難である。
【0006】
また、従来の結露水吸収用テープは長方形のシート状または帯状の形態であるので、美観性に乏しく、表面に絵柄を印刷するなど別の処理を施して美観性を向上しなければならないという問題もある。
【0007】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、結露水の蒸発効果が高く、美観性が向上した結露水吸収用テープを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためのものとして、本発明の結露水吸収用テープは、結露水を吸収する吸収層と、前記吸収層の一方の面に設けられた接着層とを備えており、前記吸収層の少なくとも外周面には、当該吸収層の周面の面積を拡大する周面拡大部が形成されており、前記周面拡大部は、前記吸収層の両側の短辺の少なくとも一部において前記吸収層の長辺に対して傾いた部分を有している、ことを特徴としている(請求項1)。
【0009】
この構成によれば、吸収層の少なくとも外周面には、当該吸収層の周面の面積を拡大する周面拡大部が形成されているので、少なくとも外周面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果が高くなる。
【0010】
なお、ここでいう吸収層の周面とは、吸収層の少なくとも外周面を含み、内周面および外周面の両方を含む概念である。
【0011】
また、周面拡大部によって吸収層を複雑かつ装飾的な形状にすることができ、美観性が向上する。
【0012】
また、この構成によれば、周面拡大部が吸収層の外周面に形成されているので、吸収層の外周面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。
【0013】
さらに、周面拡大部が吸収層の両側の短辺の少なくとも一部において吸収層の長辺に対して傾いた部分を有しているので、吸収層の外側面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。しかも、2枚の結露水吸収用テープを横に並べて窓ガラスなどの取付対象に貼って配置した場合、窓ガラスをつたって落下する結露水が吸収層の側面の傾いた部分によって確実に吸収される。したがって、結露水が継ぎ目を通って下方へ垂れるおそれがなくなり、結露水の吸収もれを防ぐことができる。
【0014】
さらに、前記周面拡大部は、前記吸収層の上側の長辺の少なくとも一部に形成されているのが好ましい(請求項)。
【0015】
この構成によれば、周面拡大部が吸収層の上側の長辺の少なくとも一部に形成されているので、吸収層の上面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。しかも、吸収層の上面における外周面の面積が拡大されているので、窓ガラスなどの取付対象をつたって落下する結露水を吸収する効果も高くなる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本発明の結露水吸収用テープによれば、周面拡大部を設けたことにより、結露水の蒸発効果が高くなり、それとともに美観性が向上する。
【0017】
また、2枚の結露水吸収用テープを横に並べて窓ガラスなどの取付対象に貼って配置することにより、窓ガラスをつたって落下する結露水が吸収層の側面の傾いた部分によって確実に吸収することができる。その結果、結露水が継ぎ目を通って下方へ垂れるおそれがなくなり、結露水の吸収もれを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態に係わる結露水吸収用テープの正面図である。
【図2】図1の結露水吸収用テープのII−II線断面図である。
【図3】図1の結露水吸収用テープの開口部を切り抜く前の状態を示す正面図である。
【図4】図1の結露水吸収用テープを連続的に横に並べ、それとともに開口部に対応する型抜き片も貼り付けられたガラス窓の斜視図である。
【図5】本発明の結露水吸収用テープの実験例1に用いられる型抜き片を開口に入れた状態の不織布を用いたサンプルIの正面図である。
【図6】本発明の結露水吸収用テープの実験例1に用いられる型抜き片を開口から取り出した状態の不織布を用いたサンプルIIの正面図である。
【図7】本発明の結露水吸収用テープの実験例1の実験結果である室温の環境下におけるサンプルI、IIの水分保持率の変化を示すグラフである。
【図8】本発明の結露水吸収用テープの実験例1の実験結果である50℃の高温の環境下におけるサンプルI、IIの水分保持率の変化を示すグラフである。
【図9】本発明の結露水吸収用テープの実験例2に用いられる外周デザインの無い棒状の不織布を用いたサンプルIIIの正面図である。
【図10】本発明の結露水吸収用テープの実験例2に用いられる外周デザインを有する不織布を用いたサンプルIVの正面図である。
【図11】本発明の結露水吸収用テープの実験例2の実験結果である室温の環境下におけるサンプルIII、IVの水分保持率の変化を示すグラフである。
【図12】本発明の結露水吸収用テープの実験例2の実験結果である50℃の高温の環境下におけるサンプルIII、IVの水分保持率の変化を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の結露水吸収用テープの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
図1〜2に示される結露水吸収用テープ1は、結露水を吸収する吸収層2と、吸収層2の一方の面(例えば、図2の下面)に設けられた接着層3と、剥離シート4とを備えている。吸収層2には、複数の開口5、6が形成されている。
【0021】
吸収層2は、例えば、不織布、織布、編布等からなり、綿、麻、絹、ウール、パルプ、レーヨン、アクリル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリアミド系などの繊維を用いて製造される。
【0022】
接着層3は、アクリル系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニル系等の合成樹脂または樹脂製の接着剤からなり、窓ガラスG等の取付対象の表面に再剥離できる程度の接着力を有するものが用いられる。
【0023】
剥離シート4は、結露水吸収用テープ1の使用前に接着層3を被覆する樹脂または紙製のシートである。結露水吸収用テープ1の使用時には、剥離シート4は接着層3から剥離される。
【0024】
本実施形態の結露水吸収用テープ1では、開口5、6の内周面および吸収層2の外周面(側面2aおよび上面2c)において、周面の面積を拡大する周面拡大部9、12、13、18が形成されている。以下、これらの周面拡大部について順に説明する。
【0025】
開口5の内周面からなる周面拡大部9は、凸部7および凹部8を有している。しかも、開口5は、凸部7および凹部8を複数個放射状に連続した雪の結晶の形状を有しているので、結露水の蒸発効果がさらに向上するとともに美観性も向上している。
【0026】
また、開口6の内周面からなる周面拡大部12は、凸部10および凹部11を有している。開口6は、凸部10および凹部11を組み合わせてうさぎの形状を有している。
【0027】
図1〜2に示される結露水吸収用テープ1では、吸収層2に開口5、6が形成されているので、開口5、6の内周面からなる周面拡大部9、12が空気と触れて結露水の蒸発効果を向上することができる。しかも、開口5、6の内周面からなる周面拡大部9、12は、凸部7、10および凹部8、11を有しているので、吸収層2の内周面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。
【0028】
また、このように、開口5、6の開口形状を雪の結晶やウサギのような複雑かつ装飾的な形状にしているので、結露水吸収用テープ1の美観が向上する。とくに、開口5の雪の結晶の形状および開口6のうさぎの形状は、白系の不織布からなる吸収層2の色に合わせて、冬を連想させる装飾に関するものであり、装飾性の高いデザインである。
【0029】
なお、開口5、6の形状は、上記の形状のほかにも、周面の面積を拡大できる形状であれば、種々の形状を採用することが可能である。
【0030】
吸収層2における開口5、6の開口率は、5〜30%であれば、結露水の吸収量を十分に確保できるとともに、結露水の蒸発効果が高いので、好ましい。なお、開口率が5%未満であれば、結露水の蒸発効果が低くなり、一方、30%よりも大きければ、結露水の吸収量を十分に確保できなくなる。したがって、上記の範囲内が好ましい。
【0031】
開口5、6は、1個あたりの面積0.5〜5cmの大きさで、吸収層2の面積100cm当たり、3〜60個形成されていれば、結露水の吸収量を十分に確保できるとともに、結露水の蒸発効果が高いので、好ましい。開口5、6が、1個あたりの面積が0.5cm未満の大きさでおよび/または吸収層2の面積100cm当たり3個未満の場合には、結露水の蒸発効果が低くなり、一方、1個あたりの面積が5cmよりも大きいおよび/または吸収層2の面積100cm当たり60個より多い場合には、結露水の吸収量を十分に確保できなくなる。したがって、上記の範囲内が好ましい。
【0032】
また、吸収層2の側面2aには、斜辺14からなる周面拡大部13が形成されている。周面拡大部13は、長方形の短辺のような長辺に直交した形状と異なり、側面2aの外周面の面積を大幅に拡大させる部分である。斜辺14は、吸収層2の両側の短辺である側面2aの全長にわたって吸収層2の長辺である下面2bに対して傾いている。
【0033】
吸収層2の側面2aに斜辺14からなる周面拡大部13が形成されていることにより、吸収層2の外側面で空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。
【0034】
また、図4に示されるように、2枚の結露水吸収用テープ1を横に並べて窓ガラスGに貼って配置した場合、窓ガラスGをつたって垂直方向に落下する結露水Wが斜辺14によって確実に吸収されるので、継ぎ目を通って下方へ垂れるおそれがなくなり、結露水の吸収もれを防ぐことができる。
【0035】
なお、吸収層2の側面2aに形成される周面拡大部13は、吸収層2の両側の短辺の少なくとも一部において吸収層2の長辺に対して傾いた部分を有していれば、結露水が結露水吸収用テープ1の継ぎ目を通って下方へもれるおそれがなくなる。したがって、吸収層2の側面2aの全長にわたって斜辺14を形成する以外にも、側面2aの一部に斜辺を形成してもよい。さらには、側面2aをジグザグ形状や波目形状にしても、結露水が吸収用テープ1の継ぎ目から下方へもれるおそれがなくなる。
【0036】
なお、前述のような開口5、6を有しなくても、吸収層2の側面2aに斜辺14からなる周面拡大部13を有していれば、継ぎ目を通って下方へ垂れるおそれがなくなり、結露水の吸収もれも生じなくなることはいうまでもない。
【0037】
また、吸収層2の上側の長辺である上面2cには、複数の装飾突起17からなる周面拡大部18が形成されている。周面拡大部18は、長方形の長辺のような直線状な形状と異なり、吸収層2の上面2cの外周面の面積を大幅に拡大させる部分である。
【0038】
装飾突起17は、吸収層2の上面2cと一体化された装飾的な突起であり、例えば、もみの木、うさぎ、雪だるま、白熊など、白系の不織布からなる吸収層2の色に合わせて、冬を連想させる装飾に関するものである。また、本実施形態では、これらの装飾突起17の図案に合わせて、吸収層2の上面2cの全体もなだらかな山の稜線の形状にしている。
【0039】
吸収層2の上面2cに複数の装飾突起17からなる周面拡大部18が形成されていることにより、吸収層2の上面2cで空気と触れる面積が拡大し、結露水の蒸発効果を向上することができる。
【0040】
しかも、複数の装飾突起17により、吸収層2の上面2cにおける外周面の面積が拡大されているので、図4に示されるように、結露水吸収用テープ1を窓ガラスGに貼って用いる場合には、装飾突起17によって窓ガラスGをつたって落下する結露水Wを吸収する効果も高くなる。
【0041】
上記のように構成された結露水吸収用テープ1を、図4に示されるように窓ガラスGに貼っておくことにより、例えば、夜のうちに外気で冷えた窓ガラスGの表面に生じた結露水を結露水吸収用テープ1が吸収しておき、昼になって日光または部屋の暖房等によって空気の温度が上昇すれば、結露水吸収用テープ1に吸収された結露水を迅速に蒸発させることができる。
【0042】
また、結露水吸収用テープ1を製造する場合、図3に示されるように、不織布からなる吸収層2の下面に、接着層3および剥離シート4を順次積層した後、開口5、6の部分を型抜き加工することにより製造される。
【0043】
この型抜き加工のときにできる開口5、6の形状に対応した外形形状を有する型抜き片
15、16は、図3に示されるように、型抜き後も剥離シート4に付いた状態で出荷される。この型抜き片15、16も周囲の結露水吸収用テープ1と同様に、吸収層2および接着層3を有しており、他の結露水吸収用テープとして機能するものである。
【0044】
そのため、図4に示されるように、結露水吸収用テープ1を窓ガラスGに貼り付けて用いるときに、型抜き片15、16も窓ガラスGに貼り付けて用いれば、これらの型抜き片15、16も結露水を吸収することが可能である。型抜き片15、16の外形形状は、開口5、6の内周面の凹凸に対応して凸部および凹部を有しており、外周面の面積が拡大しているので、型抜き片15、16に吸収された結露水の蒸発する効果が高い。
【0045】
さらに、雪の結晶形状をした型抜き片15およびうさぎの形状をした型抜き片16は、装飾性が高い形状なので、美観性が向上する。とくに、開口5、6と型抜き片15、16とは、ネガとポジの関係なので、これらを並べて配置することにより、美観性がより一層向上する。
【0046】
(実験例1)
つぎに、本発明の結露水吸収用テープ1の乾燥速度を検証するために、型抜き片の有無の違いで乾燥速度を比較する。
【0047】
図5に示されるサンプルIは、前述の型抜き片15、16を開口5、6の中に入れたままの状態の不織布21(前述の吸収層2の材料)を透明フィルム20の上に2枚配置されたものである。なお、不織布21としては、上面の装飾突起17がないものが用いられる。
【0048】
図6に示されるサンプルIIは、図5の不織布21の前述の型抜き片15、16を開口5、6から取り外し、不織布21の周囲に貼り付けたものである。
【0049】
不織布21の全体の重量に対する型抜き片15、16の重量の合計の重量比は、約9.3%である。
【0050】
以上の2つのサンプルI、IIの不織布21および型抜き片15、16に水を含浸させ、室温(25℃程度)の環境下において、水分量の変化を測定する。その測定結果から得られた水分保持率Rの経時的な変化を示したグラフが、図7である。なお、図7の曲線I、IIは、それぞれサンプルI、IIについての実験結果に対応する。
【0051】
図7のグラフに示されるように、経過時間tが350分後には、型抜き片15、16を開口5、6の外に取り出したサンプルIIの方が型抜き片15、16を取り出していないサンプルIよりも水分保持率が5%程度低くなったことを示している。
【0052】
さらに、図8には、2つのサンプルI、IIに水を含浸させ、高温(50℃程度)の環境下における水分保持率Rの経時的な変化を示したグラフが示されているが、図7の室温の環境下に比べて急速に水分保持率が低下することがわかる。図8のサンプルIIの実験結果では、経過時間200分(t1)で水分保持率が0%になった。
【0053】
(実験例2)
つぎに、他の実験例として、結露水吸収用テープ1の外周デザイン違いによる乾燥速度を比較する。
【0054】
図9に示されるサンプルIIIは、棒状(横長の長方形)の不織布23(前述の吸収層2の材料)を透明フィルム22の上に2枚配置されたものである。
【0055】
図10に示されるサンプルIVは、上面を少しなだらかな曲線にして前述の装飾突起17が追加された形状の不織布24を透明フィルム22の上に、これら装飾突起17を向かい合わせて2枚配置されたものである。
【0056】
サンプルIIIの不織布23とサンプルIVの不織布24とは、全体の重量がほぼ同じであるため、面積も同じと推定される。
【0057】
以上の2つのサンプルIII、IVの不織布23、24に水を含浸させ、室温(25℃程度)の環境下において、水分量の変化を測定する。その測定結果から得られた水分保持率Rの経時的な変化を示したグラフが、図11である。なお、図11の曲線III、IVは、それぞれサンプルIII、IVについての実験結果に対応する。
【0058】
図11のグラフに示されるように、経過時間tが290分後には、装飾突起17を有する複雑な形状のサンプルIVの方が棒状のサンプルIIIよりも水分保持率が5%程度低くなったことを示している。
【0059】
さらに、図12には、2つのサンプルIII、IVに水を含浸させ、高温(50℃程度)の環境下における水分保持率Rの経時的な変化を示したグラフが示されているが、図11の室温の環境下に比べて急速に水分保持率が低下することがわかる。図12のサンプルIVの実験結果では、経過時間260分(t2)で水分保持率が0%になった。
【符号の説明】
【0060】
1 結露水吸収用テープ
2 吸収層
2a 側面
2b 下面
2c 上面
3 接着層
4 剥離シート
5、6 開口
7 凸部
8 凹部
9 周面拡大部
10 凸部
11 凹部
12 周面拡大部
13 周面拡大部
14 斜辺
15、16 型抜き片
17 装飾突起
18 周面拡大部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
結露水を吸収する吸収層と、
前記吸収層の一方の面に設けられた接着層と
を備えており、
前記吸収層の少なくとも外周面には、当該吸収層の周面の面積を拡大する周面拡大部が形成されており、
前記周面拡大部は、前記吸収層の両側の短辺の少なくとも一部において前記吸収層の長辺に対して傾いた部分を有している、
結露水吸収用テープ。
【請求項2】
前記周面拡大部は、前記吸収層の上側の長辺の少なくとも一部に形成されている、
請求項に記載の結露水吸収用テープ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−213981(P2011−213981A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−189420(P2010−189420)
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【分割の表示】特願2010−83146(P2010−83146)の分割
【原出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000186588)小林製薬株式会社 (518)
【Fターム(参考)】