説明

統合マルチパーティ調停を有した無線装置アプリケーションとサービスのための仮想市場

【課題】統合マルチパーティ調停を有した無線装置アプリケーションとサービスのための仮想市場を提供する。
【解決手段】仮想市場は、ビリングサーバーであり得る無線ネットワーク上のコンピューター装置によって主催され、通信事業者および無線装置上のエンドユーザーによりアクセス可能な1つ以上のアプリケーションまたはサービスをリストアップする。少なくとも1つのアプリケーションと対話するために通信事業者またはエンドユーザーから選択を受信すると、ビリングサーバーはそのエンドユーザーの対話のための請求書を発行する。次に、ビリングサーバーは、電子支払いまたは他の方法を介して通信事業者またはエンドユーザーから利益を集めることができ、利益の一部をその開発者のアプリケーションと対話する通信事業者エンドユーザーのための適切なアプリケーション開発者に分配する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は一般に遠隔通信およびコンピューターネットワークに関する。
【0002】
より具体的には、この発明は、無線遠隔通信ネットワークを介してサービスを配信するためのインフラストラクチャを供給するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
携帯電話のような無線装置は、無線ネットワークを介して音声およびデータを含むパケットを通信する。セルラー遠隔通信システムのような既存の無線遠隔通信システムにおいて、遠隔通信装置の最初の起動に対して加入者に料金が課せられ、継続中の通信時間および装置の使用に対して料金を課すことができる。しかしながら、既存のシステムは典型的に通信時間の使用を超える遠隔通信装置における他の活動に対して何らかの対策を取っていない。
【0004】
さらに、無線装置の加入者がソフトウエアアプリケーションをダウンロードして使用することを所望したり、遠隔通信装置の機能性をアップグレードすることを所望するなら、ユーザーは典型的にサービスプロバイダーに電話をかけるか、別個のインターネットアクセスを介してのように他の電子手段を介してサービスプロバイダーにコンタクトを取るであろう。場合によっては、サービスプロバイダーは、無線ネットワークを介して(1回のダイレクトアクセスダウンロードを介して)無線装置にアプリケーションを送信することができるかまたは無線ネットワークを介して無線装置を有したネットワークサイトをユーザーがアクセス可能にする。そのようなサイトにおいて、アプリケーションは、加入者にダウンロード可能でありまたはアクセス可能である。そうでなければ、プロバイダーのサービスマンは、ソフトウエアをインストールするために、またはソフトウエアのコンポーネントをアップグレードするために遠隔通信装置に物理的にアクセスしなければならない。
【0005】
さらに、コンピューター技術の急激な発展は、ソフトウエアアプリケーションを開発することをより簡単で、より安くした。コンピュータープログラマーは、パーソナルコンピューター上でビデオゲームまたはユーティリティアプリケーションを容易に開発することができる。そして、プログラマーは、無線ハンドセットを含む異なるコンピューターハードウエアプラットフォーム上で実行するためにゲームを調整することができる。しかしながら、個々のアプリケーション開発者は、製品を市場に出す際の困難に遭遇する。特に無線装置上で実行可能なアプリケーションの場合そうである。開発者は最初にアプリケーションのフルバージョンを作成しなければならず、何らかの収益を得るために通信事業者にそれを売らなければならない。従って、無線装置マーケットのためにアプリケーションを作成することは、利益の保証なしに開発者による巨大な投資である。
【0006】
従って、個々の開発者が製品およびアプリケーションを市場に持ち込み、これらの製品およびアプリケーションを無線サービス加入者に利用可能にするシステムと方法を提供することは利点があるであろう。そのようなシステムは、提供されるさらなるサービスから発生された利益においてアプリケーション開発者を含みながら、加入者がアプリケーションにアクセスする手段を無線サービスプロバイダーが与えることを可能にしなければならない。従って、この発明が主に向けられるそのような仮想市場を提供するそのようなシステムと方法である。
【発明の概要】
【0007】
この発明は複数のパーティ間のトランザクションをサポートする仮想市場を提供するためのシステムと方法を開示する。仮想市場は、独立したソフトウエア開発者がアプリケーションおよびサービスを仮想市場を介してネットワーク通信事業者および/または無線装置のエンドユーザーに販売することを可能とする。システムは1つ以上の無線遠隔通信装置を含む。この場合、各無線装置は、無線ネットワーク上の他のコンピューター装置と選択的に対話し、選択的にアプリケーションをダウンロードして実行し、少なくとも1つのビリングサーバーが無線ネットワーク上にある。仮想市場は、ビリングサーバーであり得る無線ネットワーク上のコンピューター装置によって主催され、通信事業者および無線装置上のエンドユーザーによりアクセス可能な1つ以上のアプリケーションまたはサービスをリストアップする。少なくとも1つのアプリケーションと対話するために通信事業者またはエンドユーザーから選択を受信すると、ビリングサーバーはそのエンドユーザーの対話のための請求書を発行する。次に、ビリングサーバーは、電子支払いまたは他の方法を介して通信事業者またはエンドユーザーから利益を集めることができ、利益の一部をその開発者のアプリケーションと対話する通信事業者エンドユーザーのための適切なアプリケーション開発者に分配する。
【0008】
複数の開発者からの1つ以上のアプリケーションまたはサービスにアクセスし、通信事業者および無線装置により無線ネットワークを介してアクセス可能な仮想市場を提供する方法は、仮想市場内の少なくとも1つ以上のアプリケーションをリストアップするステップと、仮想市場内の少なくとも1つのアプリケーションと対話するための通信事業者またはエンドユーザーからの選択を受信するステップと、少なくとも1つのアプリケーションと対話するエンドユーザーのための請求書を発行するステップとを含む。この方法は、さらに対話のための利益を受領するステップと、その開発者の少なくとも1つのアプリケーションの各対話に対して各開発者に利益の少なくとも一部を分配するステップを含む。
【0009】
従って、このシステムと方法は、個々の開発者がアプリケーションとサービスを既存の無線装置市場に持ち込むことを可能とし、必要なインフラストラクチャを所有する必要なしに無線サービス加入者に利用可能にする。このシステムと方法の使用を介して、無線サービスプロバイダーは、第三者の付加価値サービスをより容易に加入者に与えることができ、提供されるさらなるサービスから発生された利益において、第三者アプリケーション開発者を含むことができる。
【0010】
この発明の他の目的、利点および特徴は、以下に述べる図面の簡単な説明、発明の詳細な記載、およびクレームを参照した後明白になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、仮想市場システムをサポートする遠隔通信システムの一実施形態を描くシステム図である。
【図2】図2は複数の開発者、通信事業者および無線装置の間のインターフェースアーキテクチャの一実施形態を図解するブロック図である。
【図3】図3は仮想市場への開発者アプリケーションの提出プロセスと価格交渉を図解するフローチャートである。
【図4】図4は、エンドユーザーが仮想市場からアプリケーションまたはサービスを注文する一実施形態を図解するフローチャートである。
【図5】図5は、第三者のアプリケーションまたはサービスを購入する無線装置により加入または請求可能なイベントのためのトラッキングおよびビリングのビリングサーバープロセスの一実施形態を図解するフローチャートである。
【図6】図6は、ビリングサーバーのコンポーネントの一実施形態を図解するブロック図である。
【図7】図7はマルチパーティ調停マップを図解する図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この記載において、「通信装置」、「無線装置」、「ハンドヘルド電話]および「ハンドセット」という用語は、同義的に使用される。「サーバー」および「仮想市場]という用語は同義的に使用される。ここで使用される「アプリケーション」という用語は、実行可能なおよび実行不可能なソフトウエアファイル、生データ、総計値、パッチ、および他のコードセグメントを含むように意図される。さらに、いくつかの図にわたって類似の数字は類似のエレメントに言及する。第三世代(3G)無線通信技術の出現によって、より多くの帯域幅が無線通信のために利用可能となり、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンツ(PDAs)のような増大する能力を有した無線遠隔通信装置が利用可能となった。さて、ユーザーは天候をチェックすることができ、eメールを受信することができ、ページングメッセージを受信することができ、インターネットを妨害したり、無線ハンドセットを通してリモートパーティとインタラクティブゲームをプレイしたり、さらに他のパーティとのオーディオ通信を維持するために無線ハンドセットを用いたりすることができる。同時に、コンピューター技術の急激な発展によってデジタル媒体を容易かつ安価に開発しそれを無線装置に配信することができるようになった。ダウンロード可能なアプリケーションのようなより付加価値の高いサービスの提供により、利益を無線サービスプロバイダーまたは通信事業者にもたらすことができる。さらなる利益を得るための1つの方法は、独立したアプリケーション開発者にサポートを提供することである。従って、この発明は、第三者の独立したアプリケーション開発者のアプリケーションの提供のための少なくとも課金サポートを提供し、ここにさらに記載されるように独立したネットワーク通信事業者遠隔通信システムのエンドユーザーにサーバーを提供する。
【0013】
図1は、この発明に従って使用される通信ネットワーク100を描く。通信ネットワーク100は、無線通信ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)110、およびインターネット120を含む。無線通信ネットワークは1つ以上の通信タワー102を含む。各タワーは基地局(BS)104に接続され、通信装置106を有したユーザーにサービスする。通信装置106は、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンツ(PDAs)、ラップトップコンピューターまたは無線およびセルラー遠隔通信ネットワークを使用する他のハンドヘルド、固定またはポータブルの通信装置であり得る。
【0014】
各ユーザーにより入力されるコマンドとデータは通信タワー102へのデジタルデータとして送信される。通信装置106と通信タワー102を用いたユーザー間の通信は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、または無線通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用されてもよい他のプロトコルのような、異なる技術に基づくことができる。各ユーザーからのデータは通信タワー102から基地局(BS)104に送信され、モバイルスイッチングセンター(MSC)108に送られる。MSC108は、公衆交換電話網(PSTN)110に接続されていてもよい。
【0015】
PSTN110はインターネット120に接続され、MSC108を介して無線通信ネットワークに接続される。PSTN110はダイアルアップサービスを介して、コンピューター116を用いてインターネットをアクセスするユーザーをサポートする。ユーザーはコンピューター116を利用し、電話線118を介してダイアルし、インターネットサービスプロバイダー(ISP)122をアクセスする。ISP122は、コンピューター116におけるユーザーとインターネット120との間の接続を提供する。コンピューター114のユーザーは、デジタル加入者線(DSL)、TI接続等のような高速データ接続を介してISP122に直接アクセスしてもよい。インターネット120は高速データネットワークである。ユーザーは、インターネット120上のハブに接続することによりまたはインターネット120に接続されたISP122を介してアクセスすることにより直接インターネットにアクセスしてもよい。サーバー112は、インターネット120、MSC108またはPSTN110に接続されてもよい。望ましくは、サーバー112はMSC108に直接接続される。
【0016】
図2は仮想市場においてデータフローを描くインターフェースアーキテクチャ200である。一般的にコンピューター114または116にアクセスする複数の開発者202は、開発者イクストラネットとしても知られているインターフェースを介して製品を仮想市場206に提出することができる。仮想市場はサーバー112上に常駐し、ここにさらに定義されるように利益の完全なビリングと収集を備えた全体の仮想市場を提供するサーバーであり得る。また、複数の開発者202は通信事業者イクストラネットを介して製品を提出してもよい。通信事業者イクストラネットはそれを仮想市場206に送る。インターフェース204はサーバーと通信しているウエブサイトまたはサーバー112上のファイル転送プロトコル(FTP)同調ポートであってもよい。通信事業者イクストラネット208は、通信事業者のプライベートネットワークへのインターフェースであってもよい。
【0017】
開発者202が仮想市場206に、アプリケーションのような製品を提出することが可能となる前に、開発者202は、製品が仮想市場206により確立された規格に同調することを証明しなければならないことが望ましい。仮想市場206は、仮想市場206に製品を提出したい複数の開発者により従わなければならない環境のための規格のセットを発行する。
【0018】
製品を規格化することは製品が仮想市場の環境をサポートするユーザーハンドセット上の問題なしに製品が実行できることを保証する。そのような環境の1つの例は、Qualcomm株式会社によって開発された無線のためのバイナリランタイム環境(BREW(tm))およびBREW分散システム(BDS)である。また、製品は国立ソフトウエア試験研究室(NSTL)のような第三者試験組織により一致するために試験する必要があるようにしてもよい。
【0019】
開発者202が製品を提出した後、通信事業者212は、仮想市場206を介して、開発者202と製品の価格を交渉することができる。一実施形態において、開発者202と通信事業者212は、仮想市場212において、エンティティ−エンティティ価格プラン交渉を実行することができる。さらに、開発者202は、同じ仮想市場212内の同じアプリケーションのための異なる価格プラン構造を有する複数の通信事業者との独立した交渉を有することができる。価格プラン構造は、異なる通貨および開発者と通信事業者との間のサービスのバーターに対する潜在性、または値のための任意の他の潜在的な交換に対して交渉することができることに留意する必要がある。交渉は、通信事業者イクストラネット208と複数の開発者202を介して、通信事業者212と複数の開発者202との間で、または仮想市場202自体と複数の開発者202との間で、直接行ってもよい。通信事業者212がアプリケーションを購入しており、それをその通信事業者の無線加入者に利用可能にしているなら、製品は、製品カタログに含めることができ、通信装置106のエンドユーザー210に利用可能になる。複数の開発者202と通信事業者212との間の価格に関連して、相互に同意された製品価格構成は、開発者に対する通信事業者の支払いの処理を介して、仮想市場206に記憶され、供給者の製品カタログにより製品のエンドユーザー消費者購入者に伝搬される。サーバー112は、無線装置106へのカタログを追跡し、そのときに実質的に同意された価格プラン構成に基づいて開発者に支払われることを保証することができる。典型的に、通信事業者212は、通信事業者212と開発者202との間で交渉した価格とは異なる無線サービス加入者(仮想市場212のエンドユーザー消費者)に対する独立したカタログ記載価格を管理する。
【0020】
通信事業者212を介して無線遠隔通信サービスをアクセスするエンドユーザー210は、加入サービスの一部として通信事業者212から製品カタログを受信する。エンドユーザー210は、製品カタログを見て、製品カタログから製品を選択することができる。「選択」のステップは、アプリケーションダウンロード、メニュー表示、データ転送、診断ツール、アップグレード、デモンストレーション、予約申し込み、プリインストール、または無線装置106とサーバー112または他の通信装置との間の任意の他のコンピューター対話であり得る。また、エンドユーザーへの価格構成は、トランザクションあたり定額費用にすることができ、またそのエンドユーザーによるアプリケーションまたはサービスの使用回数、アプリケーションまたはサービスがいつでも使える日数(例えば、90日間使用可能なアプリケーション)、アプリケーションの使用の期間、付加価値コンピューターアプリケーションおよびサービスに対して請求書を作成するための任意の他の周知の方法に基づくことができる。従って、仮想市場206を介して、開発者202はそのアプリケーションを単一の仮想記憶装置に保持することができ、供給者(すなわち、通信事業者)がその開発者202の製品を販売するため視認性を有するものを制御することができる。
【0021】
選択はユーザーハンドセット106から通信事業者212に送信される。通信事業者は、注文されたアプリケーションをエンドユーザーに送信することができる。または他の実施形態において、通信事業者は、アプリケーションが通信事業者212に存在していないならサーバーに要求を送ることができる。サーバー112は選択をチェックし製品を検索する。製品は、通信事業者212を介してエンドユーザーハンドセット106に送られる。製品を受信した後に、ユーザー210はハンドセット106上でそれを動かすことができる。ある製品の場合、通信事業者212またはサーバー112は製品の全体をユーザー装置106に送る必要はないが、製品のユーザーインターフェース部分のみ送る必要がある。ユーザーインターフェースは、ユーザーハンドセット106を介してユーザー210と対話し、製品が実行しているサーバー112に情報を返送する。
【0022】
図3は、開発者がアプリケーションを仮想市場206に提出する開発者アプリケーション提出プロセス300と価格交渉の一実施形態を図解する。仮想市場206は、ステップ302において示されるように、遠隔地に位置する開発者202から製品の提出を受信する。製品は、ネットワークを介して開発者202により電子的に開発者イクストラネット204に送信することができる。開発者202はまた、仮想市場206に提出する前に製品を試験センターに提出することができる。製品が適合性試験に合格したあと、次に試験センターは製品を仮想市場に送信する。
【0023】
ステップ304で示されるように、仮想市場206は、製品が受信された後開発者と価格を交渉する。そのような交渉はさらに上述される。上述したように、開発者に支払われる価格スキームは、ユーザー210に請求される価格スキームとは異なっていてもよい。開発者に支払われた価格は、定額であってもよいし、ユーザーに課される金額のパーセンテージであってもよいし、定額とパーセンテージの組み合わせ等であってもよい。
【0024】
価格協定が開発者202と仮想市場206内の通信事業者212との間で成立した後で、ステップ306に示されるように、仮想市場206は、製品のための製品カタログを作成し、または製品を既存のカタログに含める。仮想市場206は、通信事業者212に利用可能なまたは無線装置106に直接利用可能な製品をリストアップするいくつかの製品カタログを維持してもよく、製品は、カテゴリによってこれらのカタログにリストアップされる。例えば、仮想市場206は、ソフトウエア製品のためのカタログおよび一般消費者が買う商品のための他の別個のカタログを保持してもよい。ステップ308に示されるように、製品をユーザー210に利用可能にさせる前に、仮想市場206は、製品のためのエンドユーザー価格を設定し、製品を価格リストに入れる。
【0025】
図4は、無線装置106におけるエンドユーザープロセス400の一実施形態を図解する。ステップ404に示されるように、ハンドセット106に電源が入り、通信事業者と通信しているとき、ハンドセット106は、ユーザーに利用可能な通信事業者212からの製品とサービスのカタログを受信し、そのカタログをハンドセットの表示スクリーン上に表示する。ユーザーに利用可能な製品とサービスは、インタラクティブゲーム、パーソナルアポイントメントアプリケーション、および他のユーティリティープログラムを含んでいてもよい。ステップ406に示されるように、ユーザーはカタログから製品を選択することができ、選択はハンドセット106により受信される。ステップ408に示されるように、ハンドセット106は、データチャネルを介してユーザー選択を通信事業者212に送信し、この実施形態において、通信事業者212は、選択をユーザー情報と一緒に仮想市場のサーバー112に送る。サーバー112は選択された製品を検索しユーザーハンドセット106を送る。ステップ410に示されるようにユーザーハンドセット106が製品を受信すると、ユーザーハンドセット106は、ユーザーのための製品を作動させる。あるいは、製品が通信事業者212に存在していたなら、製品は、単にステップ408における要求の後で通信事業者から送信されたであろう。「価格ハンドルid」はカタログおよびエンドユーザアプリケーションダウンロードで広めることができ、仮想市場206内の「交渉された」開発者価格に対して開発者の支払いが処理されるのを強制する。カタログを用いた「価格ハンドルid」の伝搬は単一のアプリケーションが価格プランおよびトランザクションを変更することを可能にし、アプリケーションダウンロードのときに実施されていた価格プランに調停する。それゆえ、ビリングサーバーは、非同期トランザクション伝搬により一度にいくつかの異なる価格ハンドルを調停することができる。より古い価格ハンドルを参照する、待ち行列に入れられたダウンロードされたアプリケーションは、カタログ内の「現在」の価格ハンドルを参照する最近のダウンロードを用いて収集することができる。
【0026】
図5は特に加入イベントのために仮想市場206を提供するサーバー上で実行するプロセス500の一実施形態を図解する。ステップ502に示されるように、サーバー112は通信事業者212からユーザー選択を、ユーザー情報とともに受信し、ステップ504に示されるように加入情報を発生する。例えば、その加入は1回限りの加入または月1回の加入であってもよい。エンドユーザーは、ペイパーユース(pay per use)または月1回の加入のオプションを持つことができる。また、サーバー112はステップ506に示されるようにビリング情報も発生し、ステップ508に示されるように、ビリング情報を通信事業者212に送信する。通信事業者は、ユーザー210に請求するためにビリング情報を使用する。最後に、ステップ510に示されるように、サーバー112は選択された製品を検索しそれをハンドセット106に送信する。他の実施形態において、サーバー112は、アプリケーションを無線装置106に供給し、アプリケーションに対して請求する両方の通信事業者212装置であり得る。
【0027】
図6は、仮想市場を供給するサーバー112のコンポーネントの一実施形態を図解する。サーバー112は、インボイス発生器552、加入記録器554、提出インターフェース556、コントローラー558、製品ライブラリ560、カタログライブラリ562、開発者アカウントマネージャ564、通信事業者インターフェース566を有する。インボイス発生器552は通信事業者へのインボイスを発生する。トランザクション記録器554は、加入のようなユーザー選択を記録する。開発者インターフェース556は複数の開発者から製品提出を受信し複数の開発者と対話する。製品ライブラリ560は提出されたすべての製品を記憶する。カタログライブラリ562は異なる通信事業者およびハードウエアプラットフォームのために考案されたすべてのカタログを記憶する。開発者アカウントマネージャ564は加入情報または他のデータを複数の開発者に供給し、複数の開発者への支払いをする。通信事業者インターフェース566は通信事業者とインターフェースする。コントローラー558はサーバー112の動作を監視する。
【0028】
図7は、複数の開発者202、仮想市場206、通信事業者212、およびエンドユーザー210との間の金融関係を図解する関係マップ600である。仮想市場206は2つ以上の通信事業者212をサポートしてもよいし、各通信事業者212に対して別個にインボイスを発生する。発生されたインボイスは、複数の開発者202により見るために利用可能である。各通信事業者212は加入したまたは製品カタログから製品またはサービスを使用した各個々のユーザー210に請求書を送信し、各ユーザー210から支払いを受信する。通信事業者212はインボイスを仮想市場206に支払い、仮想市場206は利益を集め複数の開発者202に分配することができる。
【0029】
関係600は、この発明の利点を示す。複数の開発者202のために、この発明は、製品の容易なマーケティングを可能にし、個々のバイヤーに対処するという面倒なことまたは製品を扱っている発行者を探すとう問題を消去する。通信事業者212のために、この発明は、エンドユーザー210に利用可能なより多くの製品を作る方法を提供し、多数のソフトウエア開発者を採用する必要なく、より多くの利益を発生するための新しい場を提供する。ユーザー210のために、この発明は、ユーザー210に利用可能なより多くのアプリケーションを作り、ユーザー210がページャー、パーソナルデジタルアシスタンツ(PDAs)、またはゲーム装置のような複数の電子装置を持ち運ぶ必要性を無くすかもしれない。
【0030】
従って、このシステムは複数のパーティをサポートする仮想市場206を供給することであって、仮想市場は、複数の開発者202からの1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供し、無線装置106上の少なくとも通信事業者装置によりアクセス可能な仮想市場中の1つ以上のアプリケーションをリストアップするステップまたは提供するステップを含む無線装置106のための少なくとも通信事業者212により無線ネットワークを介してアクセス可能にし、仮想市場206内のアプリケーションの少なくとも1つと対話するためにエンドユーザー106からの選択を受信し、少なくとも1つのアプリケーションとのエンドユーザーの対話のための請求書を発生するための方法を生じる。そのような方法はさらにエンドユーザー対話のための利益を受領するステップと、開発者202の少なくとも1つのアプリケーションとの各エンドユーザーの対話のための各開発者202に利益の少なくとも一部を分配するステップを含む。
【0031】
図3および図4に示されるように、また、この方法は、さらに開発者202からアプリケーションを受信するステップと、通信事業者212および/または仮想市場202カタログ内のアプリケーションをリストアップするステップと、カタログをエンドユーザー106に表示するステップと、そのアプリケーションをダウンロードするためにエンドユーザー106からの選択を受信するステップと、アプリケーションをエンドユーザー106に送信するステップを含むことができる。そのように具現化されるなら、この方法はさらにアプリケーションまたは他のサービスのための価格を交渉するステップを含むことができる。
【0032】
エンドユーザー対話のための請求書を送信するシステムが具現化されるなら、エンドユーザー対話のために請求書を送信するステップは、ネットワーク通信事業者212または無線装置106に直接送信することができる。また、この方法は、通信事業者から受信したエンドユーザー106情報からマーケティング情報を抽出するステップと、使用情報を発生するまたは複数のハードウエアプラットフォーム上で製品を試験するステップを含むことができる。
【0033】
ビリングサーバー112または無線装置106のようなコンピューター装置のコンピュータープラットフォーム上で実行可能な方法を考慮して、この発明は、コンピューター読み取り可能媒体に常駐するプログラムを含む。プログラムはサーバーまたはコンピュータープラットフォームを有する他のコンピューター装置にこの方法のステップを実行するように指示する。コンピューター読み取り可能媒体は、ビリングサーバー112のメモリであり得、または接続可能なデータベース内に存在し得る。さらに、コンピューター読み取り可能媒体は、磁気ディスクまたはテープ、光ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または技術的に知られている他の記憶媒体のように、無線装置コンピュータープラットフォーム上にロード可能である二次記憶媒体内に存在することができる。
【0034】
図3、図4、及び図5のコンテキストにおいて、この方法は例えば、無線装置106またはビリングサーバー112のように機械読み取り可能命令のシーケンスを実行するために無縁ネットワークの部分(複数の場合もある)を動作させることにより実施してもよい。
【0035】
命令は種々のタイプの信号保持またはデータ記憶一次、二次または三次媒体に常駐することができる。媒体は、無線ネットワークのコンポーネントによりアクセス可能なまたはコンポーネント内に常駐するRAM(図示せず)を備えていてもよい。RAM、ディスケット、または他の二次記憶媒体に含まれていようとなかろうと、命令はさまざまな機械読み取り可能データ記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、DASD記憶装置(例えば、一般的な「ハードドライブ」またはRAIDアレイ)、磁気テープ、電子リーオンリメモリ(例えば、ROM、EPROM、またはEEPROM)、フラッシュメモリカード、光記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD,デジタル光テープ)、紙「パンチ」カードまたはデジタルおよびアナログ送信媒体を含む他の適切なデータ記憶媒体に記憶されてもよい。
【0036】
この発明は好適実施形態を参照して特に示され記載されたけれども、形式および詳細における種々の変更は以下のクレームに記載されたこの発明の精神および範囲から逸脱することなく実施してもよいことは当業者により理解されるであろう。さらに、この発明のエレメントは単数で記載またはクレームされてもよいけれども、単一への限定が明示的に述べられない限り複数が意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のパーティをサポートする仮想市場を提供する方法であって、前記仮想市場は複数の開発者からの1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供し、無線ネットワークを介して無線装置によりアクセス可能である方法において、
少なくとも通信事業者装置によりアクセス可能な仮想市場内の1つ以上のアプリケーションをリストアップすることであって、各通信事業者装置は、その通信事業者のための加入者の前記無線装置のための無線装置通信をサポートするステップと、
前記仮想市場内のアプリケーションの少なくとも1つとの対話のために少なくとも前記通信事業者から選択を受信するステップと、
前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記対話のために請求書を発生するステップと、
を備えた方法。
【請求項2】
前記対話のための利益を受領するステップと、
前記利益の少なくとも一部をその開発者の前記少なくとも1つのアプリケーションとの各対話に対して各開発者に分配するステップと、
をさらに備えた、請求項1の方法。
【請求項3】
開発者からアプリケーションを受信するステップと、
カタログ内にアプリケーションをリストアップするステップと、
前記カタログをエンドユーザーに表示するステップと、
そのアプリケーションをダウンロードするために前記エンドユーザーから選択を受信するステップと、
前記アプリケーションを前記エンドユーザーに送信するステップと、
をさらに備えた、請求項1の方法。
【請求項4】
前記アプリケーションの価格を交渉するステップをさらに備えた、請求項1の方法。
【請求項5】
前記価格を交渉するステップは、少なくとも開発者と通信事業者との間で生じる、請求項4の方法。
【請求項6】
前記通信事業者から受信されたエンドユーザー情報から情報を抽出するステップをさらに備えた、請求項1の方法。
【請求項7】
使用情報を発生するステップをさらに備えた、請求項5の方法。
【請求項8】
無線装置におけるエンドユーザーから前記仮想市場においてアプリケーションを選択するステップと、
前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記エンドユーザーの対話に対して請求書を発生するステップと、
をさらに備えた、請求項1の方法。
【請求項9】
前記エンドユーザーの対話に対して通信事業者に請求するステップをさらに備えた、請求項8の方法。
【請求項10】
前記対話はアプリケーションダウンロードである、請求項1の方法。
【請求項11】
複数のパーティをサポートする仮想市場を提供する方法であって、前記仮想市場は複数の開発者からの1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供し、無線ネットワークを介して無線装置のための無線ネットワークの通信事業者によりアクセス可能である方法において、
無線ネットワークを介して少なくとも通信事業者装置にアクセス可能な開発者アプリケーションを有する仮想市場の作成ステップであって、前記アプリケーションは前記通信事業者の無線装置にダウンロード可能であるステップと、
前記アプリケーションの少なくとも1つを、少なくとも前記通信事業者との対話のために選択するステップと、
前記少なくとも1つのアプリケーションとの対話のための請求書発生ステップと、
を備えた方法。
【請求項12】
前記対話の利益を収集するための利益収集ステップと、
前記利益の少なくとも一部を、前記少なくとも1つのアプリケーションとの各対話に対して各開発者に分配する利益分配ステップと、
をさらに備えた、請求項11の方法。
【請求項13】
複数のパーティをサポートする仮想市場を提供するシステムであって、前記仮想市場は複数の開発者から1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供し、無線ネットワークを介して無線装置によりアクセス可能であるシステムにおいて、
1つ以上の無線遠隔装置であって、各無線装置は前記無線ネットワーク上の他のコンピューター装置と選択的に対話し、アプリケーションを選択的にダウンロードし実行する、無線遠隔装置と、
通信事業者の加入者に無線ネットワークを提供する少なくとも1つの通信事業者装置であって、前記通信事業者装置は、前記無線ネットワークと選択的に通信し、その通信事業者の前記加入者の前記無線装置に1つ以上のダウンロード可能なアプリケーションを供給する通信事業者装置と、
前記無線ネットワーク上の少なくとも1つのビリングサーバーと、
前記無線ネットワーク上のコンピューター装置により保持される仮想市場であって、前記仮想市場は少なくとも前記通信事業者装置によりアクセス可能な1つ以上のアプリケーションをリストアップする、仮想市場と、
を備え、
前記アプリケーションの少なくとも1つとの対話に対して少なくとも前記通信事業者装置から選択を受信すると、前記ビリングサーバーは、前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記対話に対して請求書を発生する、システム。
【請求項14】
前記少なくとも1つの通信事業者装置にアクセス可能なアプリケーションを保持する前記無線ネットワーク上の1つ以上の独立した開発者サーバーをさらに備えた、請求項13のシステム。
【請求項15】
前記仮想市場は、カタログ内に通信事業者に利用可能なアプリケーションをリストアップし、前記カタログを前記通信事業者に表示し、アプリケーションをダウンロードするために前記通信事業者からの選択を受信すると、前記アプリケーションを前記通信事業者に送信する、請求項13のシステム。
【請求項16】
前記通信事業者は前記アプリケーションに対して前記開発者と価格を交渉することができる、請求項15のシステム。
【請求項17】
前記ビリングサーバーは、前記対話のための請求書をネットワーク通信事業者に送信する、請求項16のシステム。
【請求項18】
前記無線装置のエンドユーザーは、前記仮想市場上のアプリケーションと対話することができる、請求項13のシステム。
【請求項19】
前記仮想装置を保持する前記コンピューター装置はビリングサーバーである、請求項13のシステム。
【請求項20】
前記仮想市場を保持する前記コンピューター装置は、前記無線ネットワーク上の他のサーバーである、請求項13のシステム。
【請求項21】
前記仮想市場を保持する前記コンピューター装置は、独立した開発者サーバーである、請求項14のシステム
【請求項22】
前記エンドユーザーの対話はアプリケーションダウンロードである、請求項13のシステム。
【請求項23】
前記ビリングサーバーはさらに前記対話に対する利益を受領し、前記利益の少なくとも一部を前記仮想市場内のその開発者の少なくとも1つのアプリケーションとの各対話に対し各開発者に分配する、請求項13のシステム。
【請求項24】
複数の開発者からの1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供し、無線ネットワークを介して無線装置によりアクセス可能な仮想市場を提供するシステムにおいて、
前記無線ネットワーク上の他のコンピューター装置と選択的に対話し、アプリケーションを選択的にダウンロードし実行する無線遠隔通信手段であって、前記無線遠隔通信手段は、無線通信サポートを提供する通信事業者を有する、手段と、
前記無線ネットワーク上のコンピューター装置により保持され、前記無線遠隔通信手段の通信事業者によりアクセス可能な1つ以上のアプリケーションをリストアップするアプリケーション供給手段と、
前記アプリケーション供給手段上のアプリケーションの少なくとも1つとの対話に対して請求する前記無線ネットワーク上の請求手段であって、前記請求手段はさらに前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記対話に対して請求書をさらに発生する請求手段と、
を備えたシステム。
【請求項25】
無線サービスを無線装置に供給する通信事業者のための仮想市場を提供するためのサーバーであって、前記サーバーは、無線装置によりアクセス可能な仮想市場においてサポートされる1つ以上のアプリケーションとの少なくとも通信事業者の対話に対して請求し、前記アプリケーションは1つ以上の開発者により作成され、各通信事業者は、選択的にその通信事業者のそれぞれの無線加入者の前記無線装置にアプリケーションをダウンロードして供給し、前記仮想市場が前記アプリケーションの少なくとも1つとの対話に対して通信事業者から選択を受信すると、前記ビリングサーバーは、前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記対話に対し請求書を発生する、サーバー。
【請求項26】
前記通信事業者は、前記アプリケーションに対して前記開発者と価格を交渉することができる、請求項25のサーバー。
【請求項27】
前記サーバーは、前記対話に対する請求書をネットワーク通信事業者に送信する、請求項25のサーバー。
【請求項28】
前記サーバーはさらに無線装置が常駐するアプリケーションと対話することを可能にする、請求項25のサーバー。
【請求項29】
前記サーバーはさらに前記対話から前記利益を収集し、前記利益の適切な部分を少なくとも前記通信事業者により対話されたアプリケーションの複数の開発者に分配する、請求項25のサーバー。
【請求項30】
無線通信サービスを無線装置に供給する1つ以上の通信事業者を有する無線ネットワーク上のコンピューター装置により実行されるとき、複数のパーティをサポートする仮想市場を提供し、前記コンピューター装置に下記のステップを実行させることにより1つ以上のアプリケーションまたはサービスへのアクセスを提供するコンピュータープログラムにおいて、前記ステップは、
その通信事業者の無線装置にダウンロード可能なものとして保持するために通信事業者によりアクセス可能な前記仮想市場内の1つ以上のアプリケーションをリストアップするステップと、
前記アプリケーションの少なくとも1つとの対話に対して前記通信事業者から選択を受信することと、
前記少なくとも1つのアプリケーションとの前記対話に対して請求書を発生することと、
を備えた、コンピュータープログラム。
【請求項31】
前記プログラムは前記コンピューター装置にさらに、
前記対話に対する利益を受領するステップと、
前記利益の少なくとも一部をその開発者の前記アプリケーションとの各対話に対して前記開発者に分配するステップと、
を実行させる、請求項30のプログラム。
【請求項32】
前記プログラムは、さらに前記コンピューター装置に前記通信事業者により前記アプリケーションとの対話に対する価格を交渉するステップを実行させる、請求項30のプログラム。
【請求項33】
前記プログラムは、さらに前記コンピューター装置に、前記対話に対する請求書を前記ネットワーク上の他のコンピューター装置に送信するステップを実行させる、請求項30のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−58226(P2013−58226A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−236628(P2012−236628)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【分割の表示】特願2010−178027(P2010−178027)の分割
【原出願日】平成17年6月27日(2005.6.27)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】