説明

緊急通報装置及びインターホン装置

【課題】携帯が容易で且つ使い勝手が良い緊急通報装置、及び携帯が容易で且つ使い勝手が良い室内子機を備えるインターホン装置を提供する。
【解決手段】 室内子機4に、ユーザが緊急通報を行うための緊急通報ボタン85と、ユーザにより緊急通報ボタン85が押下されることに基づいて、緊急通報信号を室内親機に無線通信回線を介して送信するアンテナ81と、紐状部材を係止するための係止部と、を備える第1本体部8と、音声を入力するマイク94と、室内親機から送信され、アンテナ81が受信した音声を出力するスピーカ93と、を備える第2本体部9と、を備え、第1本体部8は、第2本体部9に着脱可能に構成され、第1本体部8が第2本体部9に装着された際、第1本体部8と第2本体部9とが電気的に接続されるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急通報装置及びインターホン装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、連絡先端末と電話回線を介して接続された室内親機と、当該室内親機に接続された室内子機等を備えるインターホン装置が知られている(例えば、特許文献1〜4)。室内子機には、スピーカやマイク等を備えて通話可能なものと、スピーカやマイク等を備えず、緊急通報用のボタンのみを備え、通話不可能なものとがある。そして、通話可能な室内子機はスピーカやマイク等を備える分、比較的大型となり、通話不可能な室内子機はスピーカやマイク等を備えないため、小型かつ軽量となり、携帯しやすくなっている。
【0003】
また、例えば、スピーカの代わりにイヤホンを設けて小型化したもの(例えば、特許文献3)等も知られている。
【特許文献1】特開2005−151501号公報
【特許文献2】特開2001−057604号公報
【特許文献3】特開2004−185563号公報
【特許文献4】特開2001−189814号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献3では、スピーカをイヤホンに変更した分、小型化されているが、マイクを備える分だけ大きくなってしまうとともに、イヤホンがないと通話ができないとなると、使い勝手が悪いという問題がある。
【0005】
本発明の課題は、携帯が容易で且つ使い勝手が良い緊急通報装置、及び携帯が容易で且つ使い勝手が良い室内子機を備えるインターホン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、電話回線に接続される室内親機と、前記室内親機に接続され、前記室内親機に緊急通報するとともに、前記室内親機との間で通話を行う室内子機と、を備えるインターホン装置において、
前記室内子機は、
ユーザが前記緊急通報を行うための操作入力部と、ユーザにより前記操作入力部が操作されることに基づいて、緊急通報信号を前記室内親機に無線通信回線を介して送信する無線通信部と、紐状部材を係止するための係止部と、を備える第1本体部と、
音声を入力する音声入力部と、前記室内親機から送信され、前記無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部と、を備え、
前記第1本体部は、前記第2本体部に着脱可能に構成され、
前記第1本体部が前記第2本体部に装着された際、前記第1本体部と前記第2本体部とが電気的に接続されることを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載の発明は、外部装置に無線通信回線を介して接続され、前記外部装置に緊急通報するとともに、前記外部装置との間で通話を行う緊急通報装置において、
ユーザが前記緊急通報を行うための操作入力部と、ユーザにより前記操作入力部が操作されることに基づいて、緊急通報信号を前記外部装置に無線通信回線を介して送信する無線通信部と、を備える第1本体部と、
音声を入力する音声入力部と、前記外部装置から送信され、前記無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部と、を備え、
前記第1本体部は、前記第2本体部に着脱可能に構成され、
前記第1本体部が前記第2本体部に装着された際、前記第1本体部と前記第2本体部とが電気的に接続されることを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の緊急通報装置において、
前記第1本体部は、紐状部材を係止するための係止部を備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、ユーザにより操作入力部が操作されることに基づいて、無線通信部に緊急通報信号を室内親機に無線通信回線を介して送信させる第1本体部と、音声を入力する音声入力部と、室内親機から送信され、無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部とが着脱可能に構成され、第1本体部が第2本体部に装着された際、第1本体部と第2本体部とが電気的に接続されるので、第1本体部を第2本体部から離して使用することにより、当該第1本体部をより容易に携帯できるとともに、第1本体部を第2本体部に接続して使用することにより室内親機と通話ができることとなるので、必要に応じて第1本体部と第2本体部とを着脱して使用することにより、室内子機を携帯が容易で且つ使い勝手が良いものとすることができる。
【0010】
また、第1本体部は、紐状部材を係止するための係止部を備えるので、当該係止部に係止した紐状部材をユーザの首等に引掛けることにより、当該室内子機をさらに容易に携帯することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、ユーザにより操作入力部が操作されることに基づいて、無線通信部に緊急通報信号を外部装置に無線通信回線を介して送信させる第1本体部と、音声を入力する音声入力部と、外部装置から送信され、無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部とが着脱可能に構成され、第1本体部が第2本体部に装着された際、第1本体部と第2本体部とが電気的に接続されるので、第1本体部を第2本体部から離して使用することにより、当該第1本体部をより容易に携帯できるとともに、第1本体部を第2本体部に接続して使用することにより外部装置と通話ができることとなるので、必要に応じて第1本体部と第2本体部とを着脱して使用することにより、緊急通報装置を携帯が容易で且つ使い勝手が良いものとすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、第1本体部は、紐状部材を係止するための係止部を備えるので、当該係止部に係止した紐状部材をユーザの首等に引掛けることにより、当該緊急通報装置をさらに容易に携帯することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図を参照して、本発明に係る緊急通報装置及びインターホン装置を実施するための最良の形態を詳細に説明する。本実施形態では、外部装置として室内親機3を例示するとともに緊急通報装置として室内子機4を例示して説明する。
【0014】
本発明に係るインターホン装置1は、例えば、図1に示すように、電話回線Tを介して連絡先端末2と接続されている。なお、図1においては、インターホン装置1と連絡先端末2とが1対1で接続される場合を示したが、これに限られるものではなく、例えば、複数台の連絡先端末2に1台のインターホン装置1が接続されてもよい。
【0015】
インターホン装置1は、例えば、図1に示すように、電話回線Tに接続される外部装置としての室内親機3,当該室内親機3と無線通信回線(図示省略)を介して接続される緊急通報装置としての室内子機4,センサ子機5,玄関子機6等を備えて構成されている。また、固定電話機7は、室内親機3を介して、電話回線Tに接続されている。
【0016】
室内親機3は、例えば、図1,図2に示すように、無線部31,操作部32,スピーカ部33,マイク部34,制御部35等を備えて構成される。
【0017】
無線部31は、例えば、RFモジュール等を備えて構成され、室内子機4等と無線通信を行う。
【0018】
操作部32は、例えば、テンキー(図示省略),操作キー等を備えて構成され、これらキーがユーザに押下されることにより、各種操作信号,設定条件情報等をCPU36に出力する。
より具体的には、例えば、ユーザにより操作部32が操作されることにより、インターホン装置1に留守番モードが設定される。当該留守番モードが設定されている場合には、室内親機3は、室内子機4から送信された緊急通報信号を受信すると、連絡先端末2に電話回線Tを介して所定の緊急通報を行うようになっている。
ここで、連絡先端末2としては、例えば、ユーザの携帯電話,勤務先,介護センター,掛かり付けの病院,警備会社等が挙げられる。また、所定の緊急通報は、例えば、予め設定された「緊急です」等の音声であってもよいし、アラーム音等であってもよい。
【0019】
スピーカ部33は、例えば、スピーカ(図示省略),スピーカアンプ(図示省略)等を備えて構成され、室内子機4から送信された緊急通報信号に基づいて、所定の緊急通報(例えば、「緊急です」等の音声,アラーム音)を出力するとともに、室内子機4から受信した音声信号に基づいて、音声を出力する。
【0020】
マイク部34は、例えば、マイク(図示省略),マイクアンプ(図示省略)等を備えて構成され、ユーザにより入力された音声を音声信号に変換して、制御部35に出力する。
【0021】
制御部35は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)36,RAM(Random Access Memory)37,記憶部38等を備えて構成され、室内親機3全体を制御する。より具体的には、CPU36は、記憶部38に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM37に展開して実行することにより、室内親機3全体の制御を行う。
そして、制御部35は、留守番モードが設定されていない場合には、室内子機4から緊急通報信号及び音声信号を受信した際に、スピーカ部33を制御して当該緊急通報信号及び音声信号に基づく緊急通報及び音声を出力させるとともに、ユーザによりマイク部34から入力された音声信号を、無線部31を制御して室内子機4へ無線通信回線を介して送信させる。また、電話回線Tから着信を検出した場合には、固定電話機7を電話回線Tに接続させる。
一方、制御部35は、留守番モードが設定されている場合には、室内子機4から緊急通報信号及び音声信号を受信した際に、電話回線Tに接続して連絡先端末2へ所定の緊急通報及び音声信号を出力するとともに、連絡先端末2から受信した音声信号を、無線部31を制御して室内子機4へ無線通信回線を介して送信させる。
【0022】
室内子機4は、例えば、図3に示すように、第1本体部8,第2本体部9等を備えて構成され、第1本体部8は第2本体部9に着脱可能に構成されている。
【0023】
第1本体部8は、例えば、無線通信部としてのアンテナ81,RF(Radio Frequency)部82,電源83,電圧調整部84,操作入力部としての緊急通報ボタン85,制御部86等を備えて構成される。また、第1本体部8は、図4に示すように、紐状部材(図示省略)を係止するための係止部80を備えており、当該係止部80に係止された紐状部材をユーザの首等に引掛けることにより、携帯されるようになっている。
【0024】
アンテナ81は、例えば、モノポール型アンテナ等であって、無線通信回線を介して室内親機3との間の無線信号の送受信を行う。より具体的には、アンテナ81は、例えば、緊急通報ボタン85がユーザにより押下されることに基づく緊急通報信号を室内親機3に無線通信回線を介して送信する。
【0025】
RF部82は、例えば、ミキサー(図示省略),ローパスフィルタ(図示省略)等を備えて構成され、アンテナ81が受信した無線信号の中から所定周波数帯域の無線信号を抽出し、第2本体部9の後述するコンバンダ91に出力する。
【0026】
電源83は、例えば、電源回路(図示省略)等を備えて構成され、室内子機4の各部に必要な電圧を供給する。
【0027】
電圧調整部84は、例えば、電圧調整回路(図示省略)等を備えて構成され、電源83から供給される電圧を制御部86に供給可能な電圧に調整して、当該制御部86に供給する。
【0028】
緊急通報ボタン85は、ユーザにより押下されることにより、制御部86に緊急通報信号を出力する。
【0029】
制御部86は、例えば、図3に示すように、CPU87,RAM88,記憶部89等を備えて構成され、室内子機4全体を制御する。より具体的には、CPU87は、記憶部89に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM88に展開して実行することにより、室内子機4全体の制御を行う。
そして、制御部86は、RF部82及びアンテナ81を制御して、緊急通報ボタン85がユーザにより押下されることに基づく緊急通報信号を室内親機3に送信させるとともに、後述するマイク94及びマイクアンプ95を制御してユーザにより入力された音声を音声信号に変換させ、RF部82及びアンテナ81により室内親機3へ無線通信回線を介して送信させ、後述するスピーカ93及びスピーカアンプ92を制御して室内親機3から無線通信回線を介して受信した音声信号に基づく音声を出力させる。
【0030】
第2本体部9は、例えば、図3に示すように、コンバンダ91,スピーカアンプ92,音声出力部としてのスピーカ93,音声入力部としてのマイク94,マイクアンプ95,変換部96等を備えて構成される。
【0031】
コンバンダ91は、例えば、圧縮回路(図示省略),伸長回路(図示省略)等を備えて構成され、RF部82から入力された音声信号に圧縮処理等を行ってスピーカアンプ92に出力するとともに、マイクアンプ95等から入力された音声信号に伸長処理等を行ってRF部82に出力し、雑音及び漏話を軽減する。
【0032】
スピーカアンプ92は、増幅回路(図示省略)等を備え、コンバンダ91から入力された音声信号を増幅してスピーカ93に出力する。
【0033】
スピーカ93は、例えば、スピーカアンプ92から入力された音声信号に基づく音声を出力する。
【0034】
マイク94は、例えば、ユーザにより入力された音声を音声信号に変換し、マイクアンプ95に出力する。
【0035】
マイクアンプ95は、例えば、増幅回路(図示省略)等を備え、マイク94から入力された音声信号を増幅してコンバンダ91に出力する。
【0036】
変換部96は、例えば、パラレル/シリアル変換回路(図示省略)等を備えて構成され、制御部86から入力される各種制御信号をパラレル/シリアル変換して、第2本体部9の各部に出力する。
【0037】
次に、上述のような構成の第1本体部8と第2本体部9の接続について図4を参照しながら説明する。図4(a)に、第1本体部8と第2本体部9とを接続した室内子機4を示し、図4(b)に、第2本体部9を装着していない第1本体部8を示す。
【0038】
第1本体部8と第2本体部9とは、例えば、図4に示すように、コネクタ部10により接続されるようになっている。コネクタ部10は、例えば、第2本体部9の第1本体部8との接続面から突出する凸部10A、第1本体部8の第2本体部9との接続面に設けられた当該凸部10Aに嵌合される凹部10B等を備えて構成されている。
【0039】
第1本体部8の凹部10Bと第2本体部9の凸部10Aとが嵌合されることにより第1本体部8と第2本体部9とが電気的に接続される。より具体的には、第1本体部8の凹部10Bと第2本体部9の凸部10Aとが嵌合されることにより、例えば、第1本体部8のRF部82及び制御部86と第2本体部9のコンバンダ91及び変換部96とが接続される。そして、第1本体部8と第2本体部9が接続された状態では、室内子機4は、通話可能となっており、第1本体部8が第2本体部9を接続していない状態では、室内子機4は緊急通報のみが可能な状態となっている。
【0040】
センサ子機5は、例えば、防犯センサ,火災センサ,ガス漏れセンサ等であり、検出信号を無線通信回線を介して室内親機3に出力する。
【0041】
玄関子機6は、例えば、防犯センサ等を備えており、検出信号を無線通信回線を介して室内親機3に出力する。
【0042】
以上に説明した、本発明に係るインターホン装置1及び室内子機4によれば、ユーザにより緊急通報ボタン85が押下されることに基づいて、アンテナ81に緊急通報信号を室内親機3に無線通信回線を介して送信させる第1本体部8と、音声を入力するマイク94と、室内親機3から送信され、アンテナ81が受信した音声を出力するスピーカ93と、を備える第2本体部9とが着脱可能に構成され、第1本体部8が第2本体部9に装着された際、第1本体部8と第2本体部9とが電気的に接続されるので、第1本体部8を第2本体部9から離して使用することにより、当該第1本体部8をより容易に携帯できるとともに、第1本体部8を第2本体部9に接続して使用することにより室内親機3と通話ができることとなるので、必要に応じて第1本体部8と第2本体部9とを着脱して使用することにより、室内子機4を携帯が容易で且つ使い勝手が良いものとすることができる。
【0043】
また、第1本体部8は、紐状部材を係止するための係止部80を備えるので、当該係止部80に係止した紐状部材をユーザの首等に引掛けることにより、当該室内子機4をさらに容易に携帯することができる。
【0044】
なお、本実施形態では、外部装置としてインターホン装置1の室内親機3を、緊急通報装置として室内子機4を例示して説明したがこれに限られるものではない。例えば、緊急通報装置は病院内の各患者が携帯するものであって、外部装置は、病院内のナースセンターに備えられるものなどであってもよい。
また、室内子機4の制御部86が第1本体部8に設けられることとしたが、第2本体部9に設けられてもよく、その場合には、第1本体部8に緊急通報ボタン85が押下されることにより緊急通報信号を出力する所定の回路等を設ければよい。
電源83,電圧調整部84が第1本体部8のみに設けられることとしたが、第2本体部9に設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明に係るインターホン装置と連絡先端末の接続を説明する図である。
【図2】本発明に係る室内親機の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る室内子機の要部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る第1本体部と第2本体部とが接続された状態を示す図(図4(a)),第2本体部を装着していない第1本体部を示す図(図4(b))である。
【符号の説明】
【0046】
1 インターホン装置
3 室内親機(外部装置)
4 室内子機(緊急通報装置)
8 第1本体部
80 係止部
81 アンテナ(無線通信部)
85 緊急通報ボタン(操作入力部)
9 第2本体部
93 スピーカ(音声出力部)
94 マイク(音声入力部)
T 電話回線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電話回線に接続される室内親機と、前記室内親機に接続され、前記室内親機に緊急通報するとともに、前記室内親機との間で通話を行う室内子機と、を備えるインターホン装置において、
前記室内子機は、
ユーザが前記緊急通報を行うための操作入力部と、ユーザにより前記操作入力部が操作されることに基づいて、緊急通報信号を前記室内親機に無線通信回線を介して送信する無線通信部と、紐状部材を係止するための係止部と、を備える第1本体部と、
音声を入力する音声入力部と、前記室内親機から送信され、前記無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部と、を備え、
前記第1本体部は、前記第2本体部に着脱可能に構成され、
前記第1本体部が前記第2本体部に装着された際、前記第1本体部と前記第2本体部とが電気的に接続されることを特徴とするインターホン装置。
【請求項2】
外部装置に無線通信回線を介して接続され、前記外部装置に緊急通報するとともに、前記外部装置との間で通話を行う緊急通報装置において、
ユーザが前記緊急通報を行うための操作入力部と、ユーザにより前記操作入力部が操作されることに基づいて、緊急通報信号を前記外部装置に無線通信回線を介して送信する無線通信部と、を備える第1本体部と、
音声を入力する音声入力部と、前記外部装置から送信され、前記無線通信部が受信した音声を出力する音声出力部と、を備える第2本体部と、を備え、
前記第1本体部は、前記第2本体部に着脱可能に構成され、
前記第1本体部が前記第2本体部に装着された際、前記第1本体部と前記第2本体部とが電気的に接続されることを特徴とする緊急通報装置。
【請求項3】
前記第1本体部は、紐状部材を係止するための係止部を備えることを特徴とする請求項2に記載の緊急通報装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−116345(P2007−116345A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−304449(P2005−304449)
【出願日】平成17年10月19日(2005.10.19)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】