説明

緑化舗装材

【課題】地表緑化によってヒートアイランド現象を大幅に緩和し、かつ、緑化によって景観を向上し得る緑化舗装材を提供する。
【解決手段】整地された地盤にパネル本体を敷設し、上記パネル本体に植生土を充填し、かつ、植生土に地被植物を植え付けるようにした緑化舗装材について、パネル本体はプラスチックの成形体より成る凹凸構造を有する中空のものであり、上記凹凸構造は複数個の突部11とそれらの突部間に設けた空所12とによって構成され、上記パネル本体を構成している突部11が基部に14て前後左右に複数個結合されているものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、整地された地盤にパネル本体を敷設し、上記パネル本体に植生土を充填し、かつ、植生土に地被植物を植え付けるようにした緑化舗装材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
都市化に伴うヒートアイランド現象の抑制や、二酸化炭素の増加に伴う温暖化抑制などの対策として、様々な緑化策が講じられている。その一環として、都市部においては、建造物の屋上や壁面の緑化であるとか、駐車場などの敷地の緑化等が試みられている。建造物の緑化については、例えばツタその他のつる性植物を這わせることで、壁面等を覆う手法が取られており、その効果をうたう報道なども良く見聞きするところである。しかし、駐車場等の広大な敷地について大掛かりな緑化が行なわれている例は、あまり報じられていないようである。
【0003】
先行技術を見ると、一つには舗装そのものを緑化舗装とするものがあり、その例に特開2009−185456がある。同発明は、施工対象地に敷き並べられた路盤材から成る路盤の厚み内に、接着性溶液により路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結して成る連続空隙を有する格子状の荷重分散構造体が形成され、路盤が内包する空隙に植生基盤材が保持されて成る緑化舗装という構成を有する。そして、路盤の厚み内に格子状の荷重分散構造体が形成されているので、車両等の荷重に耐えることができるという効果を奏するとされているが、この場合、路盤の舗装技術の差によって成果が左右されると考えられ、舗装工事に耐える場所でなければ実施することができない。
【0004】
また、緑化パネルを用いるものに特開2011−43040号がある。同発明は複数の支持用の凸部を有し、上記凸部の間に形成された凹部に充填された下地にスナゴケを活着させる緑化舗装という構成を有し、箱状の枠体と上記枠体の底部と一体に形成された複数の支持用の凸部と、上記凸部と一体に連接されて、上記凸部とともに複数の凹部を形成する隔壁を備えた緑化パネル用枠体を使用する。そして、スナゴケが隔壁でセパレートされずに、繋がった状態で生育するので、隣接する凹部に充填されたスナゴケも一様に繋がった状態になるとされている。しかし、気温に関するスナゴケの研究では、スラブ面の温度40℃よりもコケ単用区の方が60℃とむしろ高いという結果もあり、功罪相償うという状態である(「スナゴケ植栽による断熱並びに気温緩和について」桐蔭横浜大学論文)。
【0005】
【特許文献1】特開2009−185456号
【特許文献2】特開2011−43040号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は前記の経緯に基づいてなされたもので、その課題は、地表緑化によってヒートアイランド現象を大幅に緩和し、かつ、緑化によって景観を向上し得る緑化舗装材を提供することである。また、本発明の他の課題は、簡単な接続手段により容易に施工でき、任意の位置で切断可能であることによって、あらゆる平面形状の地盤に敷設することができる緑化舗装材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の課題を解決するため、本発明は、整地された地盤にパネル本体を敷設し、上記パネル本体に植生土を充填し、かつ、植生土に地被植物を植え付けるようにした緑化舗装材について、上記パネル本体はプラスチックの成形体より成る凹凸構造を有する中空のものとし、上記凹凸構造は複数個の突部とそれらの突部間に設けた空所とによって構成されており、上記パネル本体を構成している突部が基部にて前後左右に複数個結合されているものとするという手段を講じたものである。
【0008】
本発明の緑化舗装材は、整地した地盤にパネル本体を敷設し、上記パネル状本体に植生土を充填し、かつ、植生土に地被植物を植え付けるようにしたものである。パネル本体を敷設する方式を取るので、舗装工事の必要性はなく、比較的容易な施工が可能である。地被植物については、地表を被う、いわゆる雑草、蘚苔類等を含むので、設置場所に応じて最も適したものの中から選択することができる。本発明において適用を想定している地被植物としては、例えば、シバ(イネ科シバ属)、タマリュウ(ユリ科ジャノヒゲ属)等が適切である。
【0009】
上記パネル本体はプラスチックの成形体より成る凹凸構造を有する中空のものである。そのため、後述するようにパネル本体を切断加工することができ、所望の形状、構造のものを、比較的廉価に量産することが可能になる。上記切断加工は、結合されている基部にて肉薄く形成されていることにより可能である。
【0010】
上記凹凸構造は複数個の突部とそれらの突部間に設けた空所によって構成されており、上記パネル本体を構成している突部が基部にて前後左右に複数個結合されており、かつ、上記結合された基部にて切断可能に形成されているものとする。
【0011】
上記パネル本体には、1個又は2個以上の突部に取り付けて、パネル本体の上面に線、区画、位置決め部又は境界を設けるための補助具を併用することができる。この種の補助具を併用することによって、パネル本体の敷設表面に、例えば1台ごとの駐車範囲を示す直線や車止めを設置し、装置として機能性を具備させることができる。
【0012】
中空のパネル本体については、その内外を通じる開口部を突部の側面に有していることが望ましい。開口部を設けることによって通気性が備わり、植え付けた植物の維持、育成に好適である。
【0013】
パネル本体は、複数個の突部とそれらの突部間に設けた空所とが前後左右に結合された方形状パネル本体を構成しており、上記方形状パネル本体はその本体同士を辺部にて接続し前後左右に敷設するための接続手段を有しており、上記接続手段として、一方の方形状パネル本体に設けた凸部とその凸部の上部又は下部に重なるように他方の方形状パネル本体に設けた相手凸部及び上記凸部と相手凸部を貫通する上下方向の貫通孔、上記凸部又は相手凸部を囲むように相手凸部又は凸部の外部に設けた連結用爪片とその連結用爪片の連結相手部、接続する上記方形状パネル本体の一方の辺部に設けた突起及び上記突起と係合する凹みの3要素の内の少なくとも1要素を具備しているものとする。しかし、上記3要素のどれを具備すべきかについては自由に決めることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は以上のように構成されかつ作用するものであるから、パネル本体を敷設して充填した植生土のほぼ全面を地被植物で覆えるので、得られる地表緑化によってヒートアイランド現象を大幅に緩和し、かつ、緑化によって景観を向上することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、簡単な接続手段により容易に施工でき、任意の位置で切断可能であるから、あらゆる平面形状に対応した形状に加工し、緑化舗装を敷設することができ、かつまた、補助具を用いてパネル本体の上面に線、区画、位置決め部又は境界を具備した各種の設備を設けることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る緑化舗装材10の一例を示す平面図であり、図示の緑化舗装材10は、縦横8行8列合計64個の個々に独立した突部11が前後左右に結合され、平面形状が方形状のパネル本体を構成している。上記パネル本体はプラスチックの成形体より成る凹凸構造を有する中空のものである。上記の突部間には空所12が設けられており、空所12は全てが平面的に通じていて、そこに植生土13が充填される(図13参照)。なお、パネル本体の平面形状は方形に限定されるものではなく、長方形、三角形その他の連接可能な多角形状又はそれらの組み合わせを選択することができる。
【0016】
個々の突部11は 基部14から頂部15へ向けて先細に形成されたほぼ四角錐台と言える形状を有しており(図3参照)、基部14にて前後左右に上記の個数だけ結合されている(図4参照)。突部11はその内外を通じる開口部16を各々の4面に有しており、外角部には放射方向外向きの補強リブ17が形成されている。また、上記開口部16の左右両側には上下方向の袖状リブ18、18がほぼ平行に形成されており、袖状リブ18、18は外方の端部で閉じているか、或いは、後述する接続手段20を設けた部分ではやや内方の位置で閉じており、隣接する突部11の袖状リブ18、18は外方の端部で結合している。
【0017】
上記開口部16には、図4に示すように閉じたものと突部11の下端まで達しているものとがある。下端まで開いた開口部とすることで、植物の根が基部に絡み付き、パネル本体と一体化する度合いを高めることができ、開口部16が下端まで開いていることにより水をパネル本体から抜けやすくするという利点もある。また、突部11に補強リブ17と袖状リブ18、18を2種類設けたことで、リブ高さを低くしても所期の強度を得ることができる。
【0018】
上記パネル本体は、頂部15にも小開口部19を有しており、それを前記補強リブ17の上端部が取り囲んでいる。小開口部19は、後述する補助具32、34の取り付け等にも利用されるが、側面の開口部16と同様に通気性、通水性向上の機能も有している。さらに、上記基部14の四隅は少しばかり面取り状に切除され、それらによって菱形の空所14aが形成されるようになっており、また、パネル本体はそれを構成している結合された基部14にて切断可能に形成されている。なお、パネル本体を切断することによって、敷地の形状や他の要因に応じて緑化舗装材10を敷設することが容易にできる。
【0019】
本発明の実施形態では、パネル本体は、複数個の突部11とそれらの突部間に設けた空所12とが前後左右に結合された方形状パネル本体を構成しているが、上記方形状パネル本体は、その本体同士を辺部にて接続し前後左右に敷設するための接続手段20を有している。接続手段20には、一方の方形状パネル本体に設けた凸部21とその凸部21の上部又は下部に重なるように、隣接する他方の方形状パネル本体に設けた相手凸部22、上記凸部21と相手凸部22を貫通する上下方向の貫通孔23、24、上記凸部21又は相手凸部22を囲むように相手凸部22又は凸部22の外部に設けた連結用爪片25とその連結用爪片25の連結相手部26、接続する上記方形状パネル本体の一方の辺部に設けた突起27及び上記突起27と係合する凹み28の3要素があり、これら3要素の内の1要素を具備していれば良い。
【0020】
図示の場合、接続手段20として3要素の全てを具備した例を示しており、第1の要素である凸部21は相手凸部22の上に重なるように設けられている(図5〜図8及び図11参照)。上記の凸部21及び相手凸部22には上下方向の貫通孔23、24をそれぞれ設けているが、パネル本体を前後左右に敷設したときに、これらの貫通孔23、24にペグ等の止めくぎを嵌め込み、隣接パネル本体同士を接続する手段として使用可能である。また、さらにはパネル本体を地盤に固定するために、アンカリング用の部材を打ち込む孔としても使用することができる。
【0021】
また、接続手段20の第2の要素である連結用爪片25は、相手凸部22の側に設けられた上向きテーパー状の一対の縦片25a、25aとそれらを結合した結合片25bを有している(図3参照)。そして、連結用爪片25は、最下位に位置する相手凸部22に設けてあってその外部にて上方へ突出した構造を取り、隙間25′に凸部21から連結用相手部26にかけての部分が入り込んで係合する構成になっている(図8参照)。上記連結相手部26は、開口部16の左右両側に形成された袖状リブ18、18と、それを閉じている外方の部分で囲まれた部分によって構成されている(図3、図5等参照)。また、第3の要素としての突起27は凸部21の左右に一対設けられ、凸部27と係合する位置の連結用爪片25の左右に凹み28が一対設けられている(図12参照)。
【0022】
上記のように構成されている接続手段20は、図示の実施例では図1から明らかであるように、平面形状が方形状のパネル本体の4辺の内の隣接する2辺に連結用爪片25と凹み28が設けられ、他の隣接する2片に凸部21、連結相手部26及び突起27、27がそれぞれ設けられている。即ち、連結用爪片25を設けた1辺と平行な他の1辺には連結相手部26が設けられているものである(図9、図10参照)。上記の如く、図示の例におけるパネル本体は3要素の接続手段、構成によって前後左右に敷設することができる。しかし、例えば、第1の要素と第2の要素を同位置に設けずに分離配置し、第3の要素を省略するような変形も可能である。
【0023】
このような構成を有する本発明の緑化舗装材10は、路盤G1に敷き砂G2を敷きならして整地された地盤に敷設して使用する(図13参照)。その場合、緑化舗装材10は、パネル本体同士をその接続手段20によって接続し、かつ、必要に応じて地盤に固定するなどして前後左右に敷設し、パネル本体の突部11の頂部15が、整地前の地盤の表面とほぼ一致するようにする。上記の如く敷設されたパネル本体の空所12に植生土13を充填し、かつ、植生土13には地被植物29を植え付けるようにする。地被植物29には、前述のシバを用いた。かくして、本発明の緑化舗装材10により所望の範囲の敷地を緑化舗装することができるものである。
【0024】
本発明の緑化舗装材10においては、さらに、パネル本体の1個又は2個以上の突部に取り付けて、パネル本体の上面に線、区画、位置決め部又は境界を設けるための補助具を併用することができ、それによって、駐車範囲を示す直線や車止め等を設置し、装置としての多機能性が備わることになる。図14はその一例として、本発明の緑化舗装材10を用いて構築した緑化駐車場30を示すもので、緑化駐車場30それ自体が、本発明に係る緑化舗装材10を上記の接続手段20を用いて前後左右に敷設されている。
【0025】
そして、緑化駐車場30には駐車範囲を示す直線を設けるラインマーカー31に用いるためのブロック32や車止め33に用いるためのブロック34等が前記の補助具として設置されている。上記各ブロック32、34は、それらをパネル本体の頂部15に取り付けるために、頂部15の形状構造、例えば小開口部19と係合可能な係合構造を有している。図15はマーカーブロック32の例示であり、ほぼ正方形に形成されたブロック下面に係合手段32aのクリップを複数個有していて、隣接する2個の突部11、11の頂部15、15の小開口部19に係合させて取り付けるという構成になっている(図16参照)。また、車止めブロック34はタイヤを受け止めるために横長に形成されており(図17参照)、その四隅近くのブロック下部にボルト止め用の小穴34aを設け、図示されないボルト、ナットを用いて4箇所の突部11の頂部15、15の小開口部19の部分にて取り付けるように構成されている(図18参照)。
【0026】
このように構成されている本発明の緑化舗装材10によれば、より広大な敷地の緑化を容易に行なうことが可能になる。特に本発明の緑化舗装材10は中空構造のパネル本体の内外を通じる開口部16、19を突部11の側面及び頂部に有しているので、通気性の広範囲な調節が可能であり、実際に緑化に用いる地被植物29としては前記シバ、タマリュウの他にも、リュウノヒゲ、ヘデラ、シバザクラ等を用いることができ、高い適応能力を期待することができる。なお、本発明に係る緑化舗装材10上記ブロック32、34等は各種のプラスチック、強化プラスチック等を材料として型成形することによって量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る緑化舗装材の一例を示す平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上における突部の上方から見た形態を示す斜視図である。
【図4】同上における突部の下方から見た形態を示す斜視図である。
【図5】同じく突部と接続手段の一部を示す平面図である。
【図6】同上の側面図である。
【図7】同じく突部と接続手段の他の部分を示す平面図である。
【図8】同上の側面図である。
【図9】同じく接続手段の一部を示す断面図である。
【図10】同じく接続手段の他の部分を示す断面図である。
【図11】同じく接続手段の一部の接続状態を示す断面図である。
【図12】同じく接続手段の他の部分の接続状態を示す断面図である。
【図13】本発明に係る緑化舗装材の施工例を示す断面図である。
【図14】同じく本発明を駐車場の緑化に用いた例を示す全体斜視図である。
【図15】ラインマーカー用ブロックの例を示すもので、Aは上面の斜視図、Bは下面の斜視図である。
【図16】ラインマーカー用ブロックを突部に取り付けた状態を示す断面図である。
【図17】車止め用ブロックを示すもので、Aは下面の斜視図、Bは上面の斜視図である。
【図18】同じく車止め用ブロックを示す下面図である。
【符号の説明】
【0028】
10 緑化舗装材
11 突部
12 空所
13 植生土
14 基部
15 頂部
16 開口部
17 補強リブ
18 袖状リブ
19 小開口部
20 接続手段
21 凸部
22 相手凸部
23、24 貫通孔
25 連結用爪片
26 連結用相手部
27 突起
28 凹み
29 地被植物
30 緑化駐車場
31 ラインマーカー
32 ラインマーカーブロック
33 車止め
34 車止め用ブロック
G1 路盤、G2 敷き砂

【特許請求の範囲】
【請求項1】
整地された地盤にパネル本体を敷設し、上記パネル本体に植生土を充填し、かつ、植生土に地被植物を植え付けるようにした緑化舗装材であって、
上記パネル本体はプラスチックの成形体より成る凹凸構造を有する中空のものであり、
上記凹凸構造は複数個の突部とそれらの突部間に設けた空所とによって構成されており、
上記パネル本体を構成している突部が基部にて前後左右に複数個結合されている
ことを特徴とする緑化舗装材。
【請求項2】
パネル本体には、1個又は2個以上の突部に取り付けて、パネル本体の上面に線、区画、位置決め部又は境界を設けるための補助具を併用する
請求項1記載の緑化舗装材。
【請求項3】
中空のパネル本体は、その内外を通じる開口部を突部の側面及び頂部に有している
請求項1記載の緑化舗装材。
【請求項4】
パネル本体は、複数個の突部とそれらの突部間に設けた空所とが前後左右に結合された方形状パネル本体を構成しており、上記方形状パネル本体はその本体同士を辺部にて接続し前後左右に敷設するための接続手段を有しており、
上記接続手段として、一方の方形状パネル本体に設けた凸部とその凸部の上部又は下部に重なるように他方の方形状パネル本体に設けた相手凸部、上記凸部と相手凸部を貫通する上下方向の貫通孔、上記凸部又は相手凸部を囲むように相手凸部又は凸部の外部に設けた連結用爪片とその連結用爪片の連結相手部、接続する上記方形状パネル本体の一方の辺部に設けた突起及び上記突起と係合する凹みの3要素の内の少なくとも1要素を具備している請求項1ないし3の何れかに記載の緑化舗装材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2013−44218(P2013−44218A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185107(P2011−185107)
【出願日】平成23年8月26日(2011.8.26)
【出願人】(000115337)ヨシコン株式会社 (4)
【Fターム(参考)】