説明

緑茶多糖体及び松茸抽出物を含有する抗炎症及び抗酸化用化粧料組成物

【解決課題】天然植物成分を使用して皮膚に安全で、且つ、皮膚炎症と酸化反応を抑制し、抗老化効果に優れた化粧料組成物を提供する。
【解決手段】有効成分として緑茶多糖体(green tea polysaccharide)及び松茸抽出物(Tricholoma matsutake extract)を含有し、皮膚炎症及び酸化現象を抑制することによって、紫外線、環境汚染など老化を促進させる外部有害環境因子に対応して皮膚老化現象を抑制することができる化粧料組成物である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線、環境汚染など老化を促進させる外部有害環境因子に対応して皮膚老化現象を抑制することができる化粧料組成物に関し、より詳細には、緑茶多糖体及び松茸抽出物を含有し、皮膚炎症及び酸化現象を抑制することによって、抗老化効果に優れた化粧料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、化粧品は、身体を清潔にし、自分を美しくて且つ魅力的に作り、紫外線や乾燥などから皮膚や毛髪を保護して老化を防止することを目的とする。最近、産業社会の発達と社会活動の増加に伴い、自分を積極的に表現しようとする自我意識が高くなるにつれて、化粧品を利用して自分の皮膚をきれいにし、健康に維持しようとする欲求が大きく増加している。それと同時に、急速な産業化による地球温暖化、大気汚染、水質汚染のような環境問題に対する関心が大きくなっている。参考として、気候変化政府間委員会(IPCC)によれば、去る50年間地球表面温度が0.65℃程度上昇するなどオゾン層破壊、温室効果による地球温暖化が深刻であると報告しているが、これは、すぐ大気汚染が急速に進行されていることを反映している。
【0003】
積極的な社会進出に伴い、従来より野外活動をさらに活発に行う現代女性の場合、外的有害因子である環境汚染の影響をますますさらに大きく受けている。また、このような外的有害因子である公害に対する盾の役目をするために存在する皮膚もますますさらに多く損傷され老化されている。最近、関連研究結果をよく見れば、オゾン、二酸化炭素、一酸化炭素、ホルムアルデヒド、環境ホルモン及びタバコの煙などの外部公害物質が皮膚老化を促進させるという報告が提示されている。さらに詳細にみれば、オゾンは、細胞増殖を鈍化させ、脂質過酸化などを誘発し、二酸化炭素は、皮膚かゆみを、タバコの煙は、皮膚炎症を、ホルムアルデヒドは、アレルギーや発疹を、環境ホルモンは、色素沈着や発疹を誘発させることができるといわれている。このような皮膚トラブルは、しわ生成を促進し、皮膚トンを暗くし、弾性を低下させるなど結局皮膚老化の時点を繰り上げるという点において、非常に重要な要素であると言える。
【0004】
消費者においては、若く見せたいという欲求、老化を遅延したいという欲求、そして化粧品の期待効能は増加しているが、むしろこのような外部有害環境因子に対して科学的に対応し、皮膚損傷を抑制する化粧品は、市場に珍しい状況である。大部分の抗老化化粧品は、40代以後に老化が既によほど進行された女性を対象にする場合が多く、関連成分も保湿、弾力改善、しわ改善などに焦点を合わせている。また、抗老化成分もレチノール、ビタミン類など合成成分である場合が多い。すなわち、公害による皮膚損傷を植物成分の組合で解決しようとする製品はまだ市販されていないと見られる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これより、本発明者らは、外部有害環境因子の攻撃から積極的に対応し、皮膚を保護することができる植物抽出物組合を開発するために研究を重ねた結果、緑茶多糖体と松茸抽出物で構成された配合物(combination)が皮膚炎症と酸化反応を抑制することによって、老化を最大限遅延させることを知見し、本発明を完成した。
【0006】
従って、本発明の目的は、天然植物成分を使用して皮膚に安全で且つ皮膚炎症と酸化反応を抑制し、抗老化効果に優れた化粧料組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、緑茶多糖体(green tea polysaccharide)及び松茸抽出物(Tricholoma matsutake extract)を有効成分として含有する化粧料組成物を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の緑茶多糖体と松茸抽出物を利用して水中油型エマルジョン及び可溶化ゼル剤形の化粧料を製造し、抗炎症及び抗酸化効果を確認した結果、皮膚中の炎症と酸化反応を抑制することによって、皮膚の若さを持続させる可能性があることを確認することができた。また、本発明は、緑茶多糖体と松茸抽出物の相乗作用により外部有害環境によって活性化される公害アンテナを強力に遮断して、外部有害環境と直接対抗する皮膚組職の健康を守る効果に優れた化粧料組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明の緑茶多糖体及び松茸抽出物の自動車煤煙による公害アンテナタンパク質の発現抑制効果を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、緑茶多糖体抽出物を有効成分として含有する化粧料組成物を提供する。以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明の有効成分として使用される緑茶多糖体は、緑茶から由来する効能成分であって、緑茶カテキンの陰で注目を受けなかったが、最近、新しく浮び上がっている。他の植物で発見される多糖体とは異なって、酸性多糖体群であって、光合性を通じて作られた糖成分とアミノ酸が結合されて生成される。緑茶多糖体は、外部有害環境によって発生することができる炎症を抑制し、刺激を緩和させる効果がある。
【0011】
本発明の緑茶多糖体は、当業界において通常の方法によって収得されることができ、その方法は、特に限定されない。具体的な例として、緑茶の葉を80〜90℃の熱水で抽出した後、濃縮し、フィルタで不純物を除去した後、これにエタノールを滴下(dropwise)方式で添加し、熱風乾燥することによって、緑茶多糖体を得ることができる。
【0012】
本発明の有効成分として使用される松茸抽出物には、ビタミン、無機質、アミノ酸及び糖成分が均一に含有されていて、エルゴステロールという松茸だけで発見される抗酸化成分があるものと知られている。このような多様な活性成分が皮膚の外部抵抗性を強化させる。本発明では、世界最高の品質として認定されている韓国産松茸から抽出した成分を使用して公害から誘発される皮膚酸化反応を遮断する。
【0013】
本発明の松茸抽出物は、当業界において通常的な方法によって収得されることができ、その方法は、特に限定されない。具体的な例として、まず、松茸から室温で精製水を利用して水溶性成分を抽出し、これにエタノールをさらに添加し、油溶性成分を抽出した後、3日間の熟成過程と除菌フィルタを利用した濾過過程を進行することによって、松茸抽出物を得ることができる。
【0014】
本発明の緑茶多糖体及び松茸抽出物は、組成物の全体重量に対して各々0.01〜20.0重量%、より好ましくは、0.1〜10.0重量%の量で含有される。0.01重量%未満では、所望の効果を期待することができず、20.0重量%を超過する場合には、変臭など化粧品変成のおそれがあり、化粧品剤形の粘度調節が容易でなく、エマルジョン剤形の製造時に、転相が起きやすいため、化粧料剤形として開発しにくく、生産経済性も劣化するようになる。
【0015】
本発明の化粧料組成物に含有された緑茶多糖体及び松茸抽出物の混合比は、1.0:10.0〜10.0:1.0である。このような混合比を外れる場合、2つの成分の相乗効果を期待しにくい。有害環境による皮膚中の老化の進行が炎症反応と酸化反応を共に経るという点から、2つの反応を同時に抑制しない場合、強力な抗老化効果を示すことが困難であるため、緑茶多糖体及び松茸抽出物を上記混合比で含有することが好ましい。
【0016】
本発明は、上記緑茶多糖体及び松茸抽出物を混合し、ヒューチャーレスポンスコンプレックス(Future Response Complex)を製造する。ヒューチャーレスポンスコンプレックスは、皮膚外に散在する各種公害が皮膚中に有害信号を伝達する時に活性化される公害アンテナを遮断して、皮膚老化兆候の拡散を早期に遮断する植物抽出物組合であって、皮膚角質形成細胞に存在する‘アリール炭化水素受容体(Arylhydrocarbon Receptor;AhR)をターゲットにしている。この受容体は、環境ホルモン、タバコの煙、オゾン及びUVによって活性化され、活性化後には、皮膚中の炎症因子とメラニンを増加させるなど皮膚老化を繰り上げるものと知られている。
【0017】
本発明によるヒューチャーレスポンスコンプレックスは、皮膚に対する科学的研究資料に基づく植物抽出物組合として緑茶多糖体と松茸抽出物とを配合して使用する場合、その効能に相乗作用があり、特にタバコの煙、排気ガスなど大気汚染物質による皮膚損傷を効果的に防御することによって、外部有害環境による老化症状発生を遅延させることができる。
【0018】
本発明の化粧料組成物は、皮膚抗老化用化粧品に使用することができ、その剤形については特に限定されるものではなく、例えば、柔軟化粧水、栄養化粧水、マッサージクリーム、栄養クリーム、パック、ゼルまたは皮膚粘着タイプ化粧料の剤形、または経皮投与型剤形であることができる。
【0019】
また、本発明の化粧料組成物には、上記有効成分以外に、必要に応じて通常的に化粧料組成物に配合される他の成分をさらに含むことができる。具体的な例として、油脂成分、保湿剤、エモルリエント剤、界面活性剤、有機及び無機顔料、有機粉体、紫外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、植物抽出物、pH調整剤、アルコール、色素、香料、血行促進剤、冷感剤、制汗剤及び精製水などが挙げられる。
【実施例】
【0020】
以下、実施例及び試験例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明の範囲が必ずこれらの例にのみ限定されるものではない。
【0021】
[試験例1] 緑茶多糖体及び松茸抽出物のタバコによって誘導された活性酸素抑制効果
1−1.タバコサンプルの製造
喫煙後、タバコ吸穀を集めて、フィルタ部分を除いて除去した。手入れされたフィルタ1個当たりDMSO 1mLを入れてシェーカ(shaker)利用して13時間反応を行った。このサンプルをボルテクサ(vortexer)利用して10分間振とうした後、フィルタは除去し、遠心分離機を用いて300rpm及び5分間の条件で遠心分離し、沈殿物を除去し、タバコサンプルを得た。
【0022】
1−2.細胞内活性酸素発生量測定
5%の牛胎児血清(FBS)及び100IUのペニシリンGを含むDMEM培地に、8ウェルチャンバースライド(well chamber slide)で5,000細胞数/ウェルとなるように、HaCaT細胞を分株した(HaCaT cells are seeded)。翌日、緑茶多糖体(購入先:バイオランド)50ppm、松茸抽出物(購入先:バイオランド)100ppmを単独又は一緒に24時間処理した。対照群は、DMSO単独で培地に1/1000で処理し、これは、緑茶多糖体と松茸抽出物の試料処理時に使用されたDMSOの濃度と同一である。
【0023】
次に、上記タバコサンプル250ppmを入れて3時間を追加にさらに反応させた。その後、PBSで2回洗浄した後、CFdaを20分間37℃で反応させ、HBSSでさらに洗浄する。FBS及びフェノールレッド(phenol red)を含まないDMEM培地に交替し、2時間後に蛍光光度計(Fluoremeter)を利用して発生した活性酸素の量を測定し、その結果を下記表1に示した。
【0024】
【表1】

【0025】
上記表1から分かるように、タバコを単独処理した群は、タバコによって誘導された活性酸素量が165%と増加し、緑茶多糖体と松茸抽出物を各々処理した試験群は、50%、77%と無処理対照群より低い水準に落ちた。しかし、緑茶多糖体及び松茸抽出物を一緒に処理した試験群は、タバコによって誘導された活性酸素量が22%と有意に減少し、これにより、各々の有効成分を単独で処理するより、一緒に処理することが、活性酸素量をさらに多く減少させることを確認することができた。
【0026】
従って、本発明の緑茶多糖体及び松茸抽出物を一緒に含有する化粧料組成物は、外部有害環境から誘導される活性酸素量を減少させることによって、効果的に皮膚酸化と老化を防止することができる。
【0027】
[試験例2] 緑茶多糖体及び松茸抽出物の自動車煤煙による公害アンテナ(アリール炭化水素受容体;Aryl hydrocarbon Receptor, AhR)タンパク質の発現抑制効果
2−1.自動車煤煙サンプルの製造
耳拭きを利用してディーゼル自動車の排気筒に付いた煤煙残渣を拭きだし後、耳拭きの煤煙が付いた綿部位だけをDMSOに浸漬し、13時間反応を行った。その後、10分間ボルテクシング(vortexing)をした後、綿を除去し、自動車煤煙サンプルを得た。
【0028】
2−2.AhR発現抑制確認
5%の牛胎児血清(FBS)及び100IUのペニシリンGを含むDMEM培地に、8ウェルチャンバースライドで5,000細胞数/ウェルとなるように、繊維芽細胞を分株した(Fibroblasts cells are seeded)。翌日、各ウェルは、FBS及びフェノールレッドを含まないDMEM培地に置換され、さらに24時間後に、全体3個の試験群(表2に示すサンプルの各々)で処理された。陰性対照群については、各ウェルは煤煙/排気ガスでのみ処理され、また、対照群については、各ウェルは0.1% DMSOで処理された。試験群については、各ウェルは、自動車煤煙200ppmと、緑茶多糖体50ppm及び松茸抽出物10ppmの一方又は双方とで処理した後、37℃温度で2日間培養した。
【0029】
処理された細胞は免疫蛍光検査(Immunofluorescence;IF)により解析された。1mM CaCl2と1mM MgCl2とを含むPBSを用いて各ウェルを洗浄した。3.5%パラホルムアルデヒド(paraformaldehyde)を用いて常温で10分間反応させて細胞を固定させた。固定された細胞を、PBSを利用してさらに10分間3回洗浄した。細胞を、0.1%トリトン(Triton)-100で5分間処理し、さらにPBSで10分間3回洗浄した。AhR抗体(santa cruz)を1:250で0.05% Tween 20含有PBS(PBST:0.05% Tween 20-containing PBST)に希釈して1次抗体として用い、細胞にこの1次抗体を4℃、O/Nで反応させた。さらに細胞をPBSTで3回10分間洗浄した後、ロダミンが付いた2次抗体(Rhodamine-conjugated secondary antibody)(1:400に希釈)を用いて常温で1時間反応させた。その後、PBSTを用いて細胞を10分間3回洗浄した。核を染色するために、DAPIを用いて細胞を約3分間染色し、さらにPBSTを用いて3回洗浄した後、マウンティング溶液(mounting solution)を添加し、スライドをカバーガラスで覆った。染色されたスライドを共焦点レーザー走査顕微鏡(Confocal microscopy, Ziess)を用いて撮影した。その結果を図1に示す。
【0030】
上記の方法で撮影されたイメージを用いて、Axiovert 4.7プログラムにより公害アンテナ(AhR)タンパク質の発現を定量した。無処理対照群のAhR発現の比率を100%と定め、この対照群に対する相対的な比率を各々計算した。
結果を下記の表2に示す。
【0031】
【表2】

【0032】
図1から明らかにように、緑茶多糖体と松茸抽出物の各々で処理した群では、AhRの発現がある程度減少したが、緑茶多糖体と松茸抽出物を一緒に用いて処理した場合には、煤煙/排気ガスで処理されない無処理対照群と類似の水準にまでAhRの発現を抑制することができた。
【0033】
また、上記表2から明らかにように、煤煙及び排気ガスは、AhR発現を対照群に比べて157%と増加し、角質形成細胞で公害アンテナタンパク質(AhR)を核中に移動させ、発現を増加させ、緑茶多糖体と松茸抽出物を一緒に処理すれば、公害アンテナタンパク質の発現量が129%、137%とある程度低減することができたが、緑茶多糖体及び松茸抽出物を一緒に処理する場合には、公害アンテナタンパク質の移動を抑制させると同時に、その発現量を無処理対照群水準に減少させることができた。
【0034】
従って、本発明の緑茶多糖体と松茸抽出物を一緒に含有する化粧料組成物は、皮膚中に有害信号を伝達する時に活性化される公害アンテナであるAhRの発現を効果的に減少させることによって、皮膚抗老化作用に優れていて、外部有害環境から皮膚を保護することができる。
【0035】
[試験例3] 緑茶多糖体及び松茸抽出物の抗炎症効果
3−1.プロスタグランジンE2(Prostaglandin E2;PGE2)生成抑制確認
DMEM培地に5%牛胎児血清、100IUのペニシリンGを添加した培地に繊維芽細胞を24ウェルプレートに104細胞数/ウェルとなるように分株した。
5%の牛胎児血清(FBS)及び100IUのペニシリンGを含むDMEM培地に、24ウェルプレートで104細胞数/ウェルとなるように、繊維芽細胞を分株した(Fibroblasts cells are seeded)。翌日、各ウェルは、FBS及びフェノールレッドを含まないDMEM培地に置換され、さらに24時間後に下記の表3に示すサンプルの各々で処理された。陰性対照群については、各ウェルは煤煙/排気ガスでのみ処理され、また、対照群については、各ウェルは0.1% DMSOで処理された。試験群については、各ウェルは、自動車煤煙400ppmと、緑茶多糖体50ppm及び松茸抽出物10ppmの一方又は双方とで処理した後、37℃温度で2日間培養した。
【0036】
このようにして得られた培養培地を集めて、PGE2 ELISA kit(KGE004, R&D systems)を用いてPGE2量を測定した。無処理対照群のPGE2生成量を100%として定め、これに対する相対的な比率を各々計算した。
結果を下記の表3に示す。
【0037】
【表3】

【0038】
上記表3から明らかなように、自動車煤煙によって185%にまで増加したPGE2の量が、緑茶多糖体又は松茸抽出物によって115%、135%に減少し、また、緑茶多糖体と松茸抽出物とを一緒に用いて処理した場合には、炎症誘発因子が67%と無処理対照群よりさらに減少することが確認された。これは、緑茶多糖体と松茸抽出物とによる抗炎症相乗効果を示すものである。
【0039】
従って、本発明の緑茶多糖体及び松茸抽出物を一緒に含む化粧料組成物は、皮膚で炎症を誘発するPGE2の発現を抑制することによって、優れた抗炎症効果を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
緑茶多糖体(Green tea polysaccharide)及び松茸(Tricholoma matsutake)抽出物を有効成分として含有する化粧料組成物。
【請求項2】
上記緑茶多糖体及び松茸抽出物を1.0:10.0〜10.0:1.0の混合比で含有することを特徴とする請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項3】
上記緑茶多糖体及び松茸抽出物を各々組成物の全体重量に対して0.01〜20.0重量%で含有することを特徴とする請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項4】
上記組成物が抗酸化効果を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料組成物。
【請求項5】
上記組成物が抗炎症効果を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料組成物。
【請求項6】
上記組成物が外部有害環境から皮膚を保護することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料組成物。
【請求項7】
上記組成物が抗老化効果を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料組成物。

【図1】
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【公開番号】特開2011−93903(P2011−93903A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−240422(P2010−240422)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(503327691)株式會社アモーレパシフィック (73)
【氏名又は名称原語表記】AMOREPACIFIC CORPORATION
【住所又は居所原語表記】181, Hangang−ro 2ga, Yongsan−gu, Seoul 140−777, Republic of Korea
【Fターム(参考)】