説明

縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法、及び立体的形状の模様が形成された地。

【課題】縫製が可能な地に、矩形、台形状等の立体的模様を形成する方法、及び立体的模様が形成された地を提供すること。
【解決手段】縫製が可能な地の一面に、所望の大きさ及び形状の方形を、所望の数、所望の位置に描き、前記一の方形について、対角線の交点13または方形の一の隅1と交点との間の対角線10上にあるダーツ止まり点15から、該隅の方形の2辺上にあって該隅から等距離の所望の縫い始め点17,19に、対角線を中心とする左右対称のダーツ線21,23を引き、該2本のダーツ線を重ね合わせ、縫い始め点よりダーツ線に沿ってダーツ止まり点までを縫製することを、各隅、及び各方形について行うことを特徴とし、更に前記方法により、矩形、台形状等の立体的模様が形成された地である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布帛や皮革等の縫製が可能な地に立体形状を形成する方法、及び立体的形状の模様が形成された布帛や皮革等の縫製が可能な地に関する。
【背景技術】
【0002】
布帛に形成される立体的模様としては、ダーツ、タック、ギャザー、シャーリング等の手法による「ひだ取り」や、糸を巻上げて布を絞る「絞り技法」による「絞り」が従来から知られている。しかし「ひだ取り」は一方向にのみの立体模様であり、立体模様としては単純であり、「絞り」は、布帛の任意の箇所に凹凸を形成することができるが、その模様や形状までも任意とすることは不可能であった。
【0003】
また、布帛に凹凸を形成する別の技法のとして、プリーツ加工が知られている。しかしプリーツ加工は、機械的、強制的に折目を形成するものであるため、そのプリーツの形状は規則正しい直線で、且つ規則的な折目しか形成できないためデザイン的には、変化に乏しいものであった。
【0004】
布帛に凹凸を形成する方法として、従来のプリーツ加工や絞り技法とは異なり、熱収縮性の水溶性糸を用いてヒダやしわを形成することが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。熱可塑性素材からなる衣服の所望部分に熱収縮性を有する水溶性糸を使用して仮縫いし、加熱処理を施して前記熱収縮性の水溶性糸を収縮させてヒダを形成し、その後温水により熱収縮性の水溶性糸を溶解除去して衣服の所望部分にヒダを形成する方法が開示されている。
【0005】
また、収縮性を有する水溶性糸と非収縮性の糸とを交織し、収縮性水溶性糸を収縮させ、その後前記水溶性糸を溶解除去して、布にしわを形成することも提案されているが(例えば、特許文献3、特許文献4を参照。)。しかし、前記のいずれの方法も、使用できる繊維が限定され、その立体的形状は不定形で、デザイン的には不十分なものであった。
【0006】
【特許文献1】特開平8−218213号公報
【特許文献2】特開平9−87963号公報
【特許文献3】特開平9−31839号公報
【特許文献4】特開2000−345467号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、布帛や皮革等の縫製が可能な地の任意の位置に、矩形、台形状等の立体的模様を形成する方法、及び立体的模様が形成された布帛や皮革等の縫製が可能な地を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、布帛、皮革等の縫製が可能な地の一面に、所望の大きさ及び形状の方形を、所望の数、所望の位置に描き、前記一の方形について、対角線の交点上または方形の一の隅と交点との間の対角線上にあるダーツ止まり点から、該隅の方形の2辺上にあって該隅から等距離の所望の縫い始め点に、対角線を中心とする左右対称のダーツ線を引き、該2本のダーツ線を重ね合わせ、縫い始め点よりダーツ線に沿ってダーツ止まり点までを縫製することを、各隅、及び各方形について行うことを最も主要な特徴とする、布帛や皮革等の縫製が可能な地の任意の位置に、矩形、台形状等の立体的模様を形成する方法である。
更に本発明は、前記方法により、矩形、台形状等の立体的模様が形成された、布帛や皮革等の縫製が可能な地である。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、布帛や皮革等の縫製が可能な地の任意の位置に、矩形、台形状等の立体的模様を容易に形成することができ、該方法により形成された立体的模様を有する布帛や皮革等の縫製が可能な地は、従来にない模様を示し、衣服の裾や袖口等に用いることにより華やかさや意外性を与える効果を発揮し、新たな衣服のデザインを開拓することができる。
【0010】
また立体的模様を有する布帛等は、大量の空気を内包するために、保温効果をも有し、単独でショール、ストール、アスコット等に使用することも可能であり、華やかさや意外性のある新たな感覚のショール等を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の実施の形態を以下に説明する。
布帛や皮革等の縫製が可能な地の一面に、所望の大きさ及び形状の方形を、所望の数、所望の位置に描く。前記により描かれた一の方形について、方形の四隅から対角線を引き、対角線の交点上または方形の一隅と交点との間で対角線上にある所望の一点(以下、この点をダーツ止まり点という。) から、該隅からの方形の2辺上にあって該隅から等距離にある所望の二点 (以下、この点を縫い始め点という。) に向けて、対角線を中心とする左右対称の線 (以下、ダーツ線という。) を引く。前記2本のダーツ線と対角線により形成される部分をつまみ、該2本のダーツ線を重ね合わせ、縫い始め点よりダーツ線に沿ってダーツ止まり点までを縫製する。
【0012】
前記の縫製を他の三隅についても同様に行うことにより、一の方形について立体的形状を得ることができる。他の所望の位置及び数の方形についても、前記と同様工程の縫製を行うことにより、布帛や皮革等の縫製が可能な地に立体的形状の模様を得ることができる。
【0013】
前記ダーツ線が直線で、ダーツ止まり点が対角線の交点上または交点から2mm未満の対角線上にあるときは、頂点が丸い角錐を得ることができる。前記ダーツ止まり点が対角線の交点から2mm〜6mm未満の対角線上にあるときは、頂点がほぼ鋭角の角錐を得ることができる。前記ダーツ止まり点が対角線の交点から6m以上10mm未満の対角線上にあるときは、頂部がドーム型の角錐を得ることができる。前記ダーツ止まり点が対角線の交点から10m以上の対角線上にあるときは、台形状の模様を得ることができるが、明確な台形状を得るためには、ダーツ止まり点が対角線の交点から15mm以上の対角線上にあることが好ましく、方形の大きさにもよるが隅から5mm以上の対角線上にあることが好ましい。
【0014】
また前記ダーツ止まり点が対角線の交点から10mm以上の対角線上にあり、ダーツ線をL字形にすることにより変形した台形状を得ることもできる。該L字が形成する角度は必ずしも90°である必要はなく、80°以上から180°未満の範囲において、デザインに応じ選択することができる。
【0015】
前記2本のダーツ線により形成される角度(以下、ダーツ線角度という。) が鋭角であれば、頂角が鈍角の角錐を得ることができ、ダーツ角度が鈍角であれば、頂角が鋭角の角錐を得ることができる。安定した角錐や台形状を得るためには、該ダーツ線角度が10°〜70°であることが好ましい。
【0016】
更に前記ダーツ線を、直線に替えて波形状やジグザグ状等の非直線とすると、稜線がダーツ線に対応した非直線である角錐や台形状を得ることができる。
【0017】
また前記方形の組合せとしては、例えば連続した正方形の他に、正方形と長方形の組合せの連続や、共有する一辺が長辺である長方形と短辺である長方形の組合せの連続等を選択することにより、また不連続に方形を配置することにより、異なる立体的形状の模様を得ることもできる。また前記ダーツ止まり点の位置とダーツ角度、及びダーツ線の形状を選択することにより、多様な立体的形状の模様を得ることができる。
【0018】
本発明の方法により得られる立体的形状の模様について、縫製した面をそのまま用いれば、稜線に縞状、乃至は畝状を有した立体形状の模様を得ることができる。更に地の色彩と縫製に用いられる糸の色彩とを替えることにより、前記縞状または畝状の模様に、縫製した糸が顕在され、新たなデザインを提供する。
【0019】
本発明の方法により得られる立体的形状の模様を反転させて、方形を描いた面の他面を用いれば、縫製した部分は表に現れず、ダーツ線が稜線となった立体的形状の模様を得ることができる。
【0020】
更に、本発明により形成された立体的形状の模様の端部から先の地部分については立体的処理を施さないときは、先の地部分がドレープ状を形成する。
【0021】
本発明に用いられる縫製が可能な地は、縫製が可能なものであれば、布帛、皮革、合成皮革等のいずれの素材も用いることができる。また布帛等の素材の種類や厚さを異なるものとすることにより、得られる立体的形状の模様は、デザイン的に異なる効果を発揮する。したがって目的とする衣服等の種類、該衣服等における本発明の地を応用する部位、布帛等の素材等に応じ、立体的形状の模様を選択することができ、従来にない新しいデザインの世界を開拓できる。
【実施例】
【0022】
以下実施例により、本発明の更に詳細を、図に基づき説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
実施例1は、方形が1辺の長さ70mmの正方形で、ダーツ止まり点が交点から3mm、ダーツ線角度が20°とすることにより形成された角錐の立体形状の模様である。布帛としては、厚さ0.5mmの綿布を用いた。以下図に基づき製作手順を示す。
【0023】
図1は、綿布の裏面に、縫製前の正方形のマス目を描いたものである。該正方形は、上下、左右に連続して描かれたが、図1は連続したマス目は省略した。図1において、1、2、3、4はいずれも正方形の各隅を、6、7はいずれも正方形の一辺を、10,11はいずれも対角線を、13は対角線の交点を、15は一の隅1に対応するダーツ止まり点を、17及び19はそれぞれ正方形の一辺6、7における縫い始め点を、21及び23は一の隅1に対応するダーツ線をそれぞれ示す。
【0024】
前記対角線10を中心として、ダーツ線21と23を重ね合わせて、対角線10とダーツ線21、23により形成される部分を「つまみ」として、前記重ね合わせたダーツ線21、23に沿って直線縫いにより縫製をした。
【0025】
隅2、3、4についても、前記隅1と同様に、対角線とダーツ線により形成される部分を「つまみ」とし、前記重ね合わせたダーツ線に沿って直線縫いにより縫製をした。各隅に対応するダーツ線を縫製した状態を図2に示す。図2は正方形の一辺7よりの正面図を示めす説明図であり、連続する他の立体的形状は省略した。図2における符号は図1と同一である。
【0026】
前記図2の状態は、「つまみ」部分が袋とじされるため、角錐の上に更に袋とじ部分が立体として浮き出た特徴的な縞模様ないし畝模様を示す。図2の状態は縫製に用いた縫い糸が表出するため、縫い糸の色彩を選択することにより、特徴ある模様をも形成する。
【0027】
図3は、前記図2の角錐を反転させて、表面を示した斜視図である。図2と同様に、連続する他の立体形状は省略した。
【0028】
<実施例2>
実施例1の1辺が70mmの正方形に替えて、1辺が70mmの正方形と、1辺が70mm、他辺が100mmの長方形とが、交互に連続する方形を用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例2の立体形状の模様を作製した。
【0029】
図4に実施例2における、縫製後の裏面の状態を、図5に立体模様部分を反転させた表面の状態を示す。図4は縫い糸が残存した状態であるが、該縫い糸を切除することもできる。裏面の状態についても、糸が残存した状態、糸を切除した状態のいずれをも特徴ある模様を形成する。
【0030】
<実施例3>
実施例2の綿布に替えて、素材として厚さが1.5mmのコーデュロイ(別名コール天ともいう。)を用いた以外は実施例2と同様にして、実施例3の立体形状の模様を作製した。
【0031】
図6に実施例3における、縫製後の裏面の状態を、図7に立体模様部分を反転させた表面の状態を示す。素材の違いにより、実施例2とは、外観の模様、特に裏面の模様に差異が生じることがわかる。
【0032】
<実施例4>
実施例1のダーツ止まり点が交点から3mm、ダーツ線角度が20°に替えて、ダーツ止まり点が交点から20mm、ダーツ線角度が45°とした以外は実施例1と同様にして、実施例4の立体形状の模様を作製した。図8に縫製前の正方形を描いたものを示す。
【0033】
図8において、1、2、3、4はいずれも正方形の各隅を、6、7はいずれも正方形の一辺を、10,11はいずれも対角線を、13は対角線の交点を、25は一の隅1に対応するダーツ止まり点を、26及び27はそれぞれ正方形の一辺6、7における縫い始め点を、28及び29は一の隅1に対応するダーツ線をそれぞれ示す。
【0034】
図9に実施例4における、立体模様部分を反転させた表面の斜視図を示す。
<実施例5>
実施例1のダーツ止まり点が交点から3mm、ダーツ線角度が20°に替えて、ダーツ止まり点が交点から20mm、ダーツ線をL字型とした以外は実施例1と同様にして、実施例5の立体形状の模様を作製した。図10に縫製前の正方形を描いたものを示す。
【0035】
図10において、1、2、3、4はいずれも正方形の各隅を、6、7はいずれも正方形の一辺を、10,11はいずれも対角線を、13は対角線の交点を、31は一の隅1に対応するダーツ止まり点を、33及び35はそれぞれ正方形の一辺6、7における縫い始め点を、37及び39は一の隅1に対応するダーツ線をそれぞれ示す。
【0036】
図11に実施例5における、立体模様部分を反転させた表面の斜視図を示す。連続する他の立体的形状は省略した。
<実施例6>
実施例1における直線のダーツ線角度に替えて、ダーツ線を波型とした以外は実施例1と同様にして、実施例6の立体形状の模様を作製した。図12に縫製前の正方形を描いたものを示す。
【0037】
図12において、1は正方形の隅を、6、7はいずれも正方形の一辺を、10,11はいずれも対角線を、13は対角線の交点を、41は一の隅1に対応するダーツ止まり点を、43及び45はそれぞれ正方形の一辺6、7における縫い始め点を、47及び49は一の隅1に対応するダーツ線をそれぞれ示す。
【0038】
図13に実施例6における、立体模様部分を反転させた表面の、正方形の一辺7よりの正面図を示めす説明図であり、連続する他の立体的形状は省略した。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明により、布帛や皮革等の縫製が可能な地の表面に形成された角錐、台形状等の立体的模様は、従来にない幾何学的図形と空間的な広がり感を有する。この立体的模様は衣服の裾や袖口等に用いられることにより、新たな装飾的効果を発揮し、衣服等のデザインに新領域を開拓する。また立体的模様を有する布帛等は、大量の空気を内包するために、保温効果をも有し、単独でストール等に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】縫製前の正方形のマス目を描いた説明図である。(実施例1)
【図2】ダーツ線を縫製した裏面の状態を示す説明正面図である。(実施例1)
【図3】角錐を反転させて、表面を示した説明斜視図である。(実施例1)
【図4】縫製後の裏面の状態を示す全体図である。(実施例2)
【図5】立体模様部分を反転させた表面の状態を示す全体図である。(実施例2)
【図6】縫製後の裏面の状態を示す全体図である。(実施例3)
【図7】立体模様部分を反転させた表面の状態を示す全体図である。(実施例3)
【図8】縫製前の正方形のマス目を描いた説明図である。(実施4例)
【図9】立体模様部分を反転させて、表面を示した説明斜視図である。(実施例4)
【図10】縫製前の正方形のマス目を描いた説明図である。(実施例5)
【図11】立体模様部分を反転させて、表面を示した説明斜視図である。(実施例5)
【図12】縫製前の正方形のマス目を描いた説明図である。(実施例6)
【図13】立体模様部分を反転させて、表面を示した説明正面図である。(実施例6)
【符号の説明】
【0041】
1 正方形の隅
6 正方形の一辺
10 対角線
13 対角線の交点
15 ダーツ止まり点
17 縫い始め点
19 縫い始め点
21 ダーツ線
23 ダーツ線
25 ダーツ止まり点
26 縫い始め点
27 縫い始め点
28 ダーツ線
29 ダーツ線
31 ダーツ止まり点
33 縫い始め点
35 縫い始め点
37 ダーツ線
39 ダーツ線
41 ダーツ止まり点
43 縫い始め点
45 縫い始め点
47 ダーツ線
49 ダーツ線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
縫製が可能な地の一面に、所望の大きさ及び形状の方形を、所望の数、所望の位置に描き、前記一の方形について、対角線の交点上または方形の一の隅と交点との間の対角線上にあるダーツ止まり点から、該隅の方形の2辺上にあって該隅から等距離の所望の縫い始め点に、対角線を中心とする左右対称のダーツ線を引き、該2本のダーツ線を重ね合わせ、縫い始め点よりダーツ線に沿ってダーツ止まり点までを縫製することを、各隅、及び各方形について行うことを特徴とする、縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法。
【請求項2】
前記ダーツ線が直線で、前記ダーツ止まり点が、前記交点から2mm〜6mm未満の位置にある請求項1に記載の縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法。
【請求項3】
前記ダーツ線が直線で、前記ダーツ止まり点が、交点から10mm以上の位置にある請求項1に記載の縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法。
【請求項4】
前記ダーツ線がL字形で、前記ダーツ止まり点が、交点から10mm以上の位置にある請求項1に記載の縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法。
【請求項5】
請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のダーツ線が直線に替えて非直線である請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の縫製が可能な地に立体的形状の模様を形成する方法。
【請求項6】
前記請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の方法により立体的形状の模様が形成された縫製が可能な地。
【請求項7】
前記請求項5に記載の立体的形状の模様が形成された縫製が可能な地に、加工を施さない地が連続する地。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2009−108429(P2009−108429A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−279730(P2007−279730)
【出願日】平成19年10月28日(2007.10.28)
【出願人】(507357254)
【Fターム(参考)】