縮合複素環誘導体およびその用途
【課題】優れたSmo阻害活性を有し、低毒性であり、かつ医薬品として十分満足できる化合物を提供すること。
【解決手段】式
〔式中、環Aは置換基を有していてもよい5ないし7員環を示し、置換基同士が結合して環を形成してもよく;XはO、SまたはNR1(R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)を示し;R2は置換基を有していてもよいカルバモイルを示し;R3は置換基を有していてもよいヒドロキシを示す。〕で表される化合物またはその塩。
【解決手段】式
〔式中、環Aは置換基を有していてもよい5ないし7員環を示し、置換基同士が結合して環を形成してもよく;XはO、SまたはNR1(R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)を示し;R2は置換基を有していてもよいカルバモイルを示し;R3は置換基を有していてもよいヒドロキシを示す。〕で表される化合物またはその塩。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式
【化1】
〔式中、
環Aは、置換基を有していてもよい5ないし7員環を示し、置換基同士が結合して環を形成してもよく;
Xは、O、SまたはNR1(R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)を示し;
R2は、置換基を有していてもよいカルバモイルを示し;
R3は、置換基を有していてもよいヒドロキシを示す。〕
で表される化合物[但し、下記化合物を除く;
【化2】
、N-[1-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-4-イル]-3-メトキシ-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-2-カルボキサミド、
N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-3-メトキシ-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-2-カルボキサミド、
3-エトキシ-6-エチル-N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1,6-ジメチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド、
6-エチル-N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド。]またはその塩。
【請求項2】
式
【化3】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
RAA1およびRAA2は、同一または異なって、水素原子または置換基を示すか、あるいはRAA1とRAA2が結合して置換基を有していてもよい5ないし7員環を形成してもよく、
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕
で表される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
式
【化4】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
RA1およびRA2は、同一または異なって、水素原子または置換基を示し、
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕
で表される、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Xが、O、SまたはN(C1−6アルキル)であり、
R2が、置換基を有していてもよいカルバモイルであり、
R3が、置換基を有していてもよいC1−6アルキルを有していてもよいヒドロキシであり、
RA1が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
RA2が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
R4が、水素原子または置換基を有していてもよいC1−6アルキルである、
請求項3記載の化合物。
【請求項5】
式
【化5】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
環Bは、置換基を有していてもよい6員環を示し;
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕で表される請求項1記載の化合物。
【請求項6】
環Bが、置換基を有していてもよい6員環であり、
Xが、O、SまたはN(C1−6アルキル)であり、
R2が、置換基を有していてもよいカルバモイルであり、
R3が、置換基を有していてもよいC1−6アルキルを有していてもよいヒドロキシであり、
R4が、水素原子または置換基を有していてもよいC1−6アルキルである、
請求項5記載の化合物。
【請求項7】
請求項1記載の化合物またはその塩を含有してなる医薬。
【請求項8】
Smo阻害剤である請求項7記載の医薬。
【請求項9】
癌の予防または治療剤である請求項7記載の医薬。
【請求項1】
式
【化1】
〔式中、
環Aは、置換基を有していてもよい5ないし7員環を示し、置換基同士が結合して環を形成してもよく;
Xは、O、SまたはNR1(R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)を示し;
R2は、置換基を有していてもよいカルバモイルを示し;
R3は、置換基を有していてもよいヒドロキシを示す。〕
で表される化合物[但し、下記化合物を除く;
【化2】
、N-[1-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-4-イル]-3-メトキシ-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-2-カルボキサミド、
N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-3-メトキシ-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-2-カルボキサミド、
3-エトキシ-6-エチル-N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1,6-ジメチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド、
6-エチル-N-[1-(ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル]-1-メチル-4-オキソ-5-(2-オキソ-2-フェニルエチル)-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド。]またはその塩。
【請求項2】
式
【化3】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
RAA1およびRAA2は、同一または異なって、水素原子または置換基を示すか、あるいはRAA1とRAA2が結合して置換基を有していてもよい5ないし7員環を形成してもよく、
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕
で表される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
式
【化4】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
RA1およびRA2は、同一または異なって、水素原子または置換基を示し、
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕
で表される、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Xが、O、SまたはN(C1−6アルキル)であり、
R2が、置換基を有していてもよいカルバモイルであり、
R3が、置換基を有していてもよいC1−6アルキルを有していてもよいヒドロキシであり、
RA1が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
RA2が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
R4が、水素原子または置換基を有していてもよいC1−6アルキルである、
請求項3記載の化合物。
【請求項5】
式
【化5】
〔式中、
X、R2およびR3は、請求項1と同意義を示し、
環Bは、置換基を有していてもよい6員環を示し;
R4は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。〕で表される請求項1記載の化合物。
【請求項6】
環Bが、置換基を有していてもよい6員環であり、
Xが、O、SまたはN(C1−6アルキル)であり、
R2が、置換基を有していてもよいカルバモイルであり、
R3が、置換基を有していてもよいC1−6アルキルを有していてもよいヒドロキシであり、
R4が、水素原子または置換基を有していてもよいC1−6アルキルである、
請求項5記載の化合物。
【請求項7】
請求項1記載の化合物またはその塩を含有してなる医薬。
【請求項8】
Smo阻害剤である請求項7記載の医薬。
【請求項9】
癌の予防または治療剤である請求項7記載の医薬。
【公開番号】特開2011−98978(P2011−98978A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−22188(P2011−22188)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【分割の表示】特願2010−533355(P2010−533355)の分割
【原出願日】平成21年2月25日(2009.2.25)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−22188(P2011−22188)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【分割の表示】特願2010−533355(P2010−533355)の分割
【原出願日】平成21年2月25日(2009.2.25)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
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