説明

繊維材料用前処理装置

【課題】容易に、過剰となった液剤をさらに活用することができる繊維材料用前処理装置を提供する。
【解決手段】繊維材料用前処理装置(1)は、液剤(11)を作業領域(5、7)内に移送する噴射噴霧装置(8、9)、吸収されなかった液剤用の捕集皿(20)、ならびに液剤を貯蔵容器(12)から噴射噴霧装置(8、9)へと移送するポンプ装置(10)を有する液剤循環装置を備える。捕集皿(20)の上部縁(25)から下方に所定距離だけ離れた地点で捕集皿(20)から分岐する流出部を介して、捕集皿(20)が、オーバーフロー管(24)と結合されており、オーバーフロー管(24)は、オーバーフロー部(22)を備え、このオーバーフロー部(22)が貯蔵容器(12)と結合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維材料用前処理装置に関する。特には、液剤を作業領域内に移送する液剤供給装置、吸収されなかった液剤用の捕集皿、ならびに液剤を貯蔵容器から液剤供給装置へと移送するポンプ装置を有する液剤循環装置を備えた繊維材料用前処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
互いに隣接して配置された糸の態様で存在する繊維材料をサイジング剤塗布用に準備した前処理装置を例に挙げ、以下に説明する。
【0003】
「プレウェッティング」では、液剤として基本的に水が使用され、この水が繊維材料に塗布される。そして、繊維材料は、作業領域を通過して導かれるようになっている。なお、この作業領域は、繊維材料が配置される、例えば複数のシリンダまたはドラムなどから構成されている。また、繊維材料の完全な濡れを達成するために過剰量の液剤が用いられる。すなわち、すべての水が繊維材料に吸収されるのでなく、水の一部は捕集皿内に滴る。しかしながら、この捕集皿内に滴った水は繊維材料のばらけた部分を伴っており、これにより汚染されている。また、このとき、例えば綿毛などのばらけた部分が捕集皿内に混在しており、この捕集皿内にある液剤を再利用することは困難である。このため、一般的には、捕集皿内にある液剤に対して比較的手間のかかる浄化または濾過が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に、過剰となった液剤をさらに活用することができる繊維材料用前処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題は、冒頭で言及した種類の前処理装置において、捕集皿の上部縁から下方に所定距離だけ離れた地点で捕集皿から分岐する流出部を介して、この補集皿が、オーバーフロー管と結合されており、前記オーバーフロー管は、オーバーフロー部を備え、該オーバーフロー部が前記貯蔵容器と結合された構成によって達成されうる。
【0006】
上記した構成では、液剤に導かれる汚染物質は浮かんでいる粒子から構成されているものとみなすことができる。つまり、この汚染物質は、液剤の表面に留まるっていると推測されうる。しかしながら、この表面より下方にある液剤は、再び使用できる程度に十分に清浄である。つまり液剤の表面より下方部分を捕集皿から分流させると、この分流された液剤は浮かんでいる汚染された粒子を含んでいないため、引き続き使用することができる。
【0007】
オーバーフロー管は、その上端に排水口を備えており、この排水口が捕集皿の上部縁と同じ高さに配置されている。そして、このオーバーフロー管と捕集皿とによって連通管を形成するように構成されていることが好ましい。この連通管内では、液剤は(鉛直方向に対して)常に同じ高さとなる。捕集皿に液剤が持続的に供給されると、液剤は遅かれ早かれあふれ出ることになる。この液剤があふれ出た時に、浮かんでいる汚染物質粒子も、捕集皿の上部縁を超えて混入する。この結果、過剰量の汚染物質粒子が捕集皿内に溜まることを防止することができる。一方、オーバーフロー管から出ていく液剤は、捕集皿内にある液剤の表面よりも下方領域から取り出されたものであるため、これらの汚染物質粒子を含んでいない。
【0008】
また、オーバーフロー管は、高さ調整可能なオーバーフロー管端部を有することが好ましい。このオーバーフロー管端部が鉛直方向に対する、排水口の高さを規定する。高さ調整可能なオーバーフロー管端部によって、排水口の位置を、捕集皿の上部縁の高さ位置に対して相対的に幾分か変更することが可能となる。その際、排水口は、基本的には捕集皿の上部縁と同じ高さ位置に維持される。しかしオーバーフロー管端部の高さ調整によって、捕集皿の上部縁を超えて流出できる液体量を、言うなれば制御することができる。つまり、オーバーフロー管端部を捕集皿の上部縁よりも多少高くなるように設定すると、捕集皿の上部縁を超えてこの捕集皿から流出する液剤もそれに応じてより多くなり、そのため、それに応じて多くの割合の汚染物質もまた流出することとなる。一方、オーバーフロー管端部を幾分か低く設定した場合、捕集皿の上部縁を超えてこの捕集皿から流出する液剤もそれに応じて少なくなり、そのため、それに応じて流出される汚染物質も少なくなる。しかしながら、このときは、「失われる」液剤もまた少なくなる。オーバーフロー管端部の高さ設定によって、液剤循環装置は異なる種類の繊維材料に合わせて調整することができる。つまり、別の繊維材料よりも多くの汚染物質を含む繊維材料が存在し、汚染物質が多く含まれる場合、オーバーフロー管端部の高さは、汚染物質の少ない繊維材料の場合よりも高くなるように位置決めされる。
【0009】
また、オーバーフロー管は、その上端部に、ねじブッシュを備えることが好ましい。このようにねじブッシュを備える構成の場合、オーバーフロー管上でこのねじブッシュを回転させることによって、オーバーフロー管端部の高さ位置を調整することができる。この調整は、ブッシュがオーバーフロー管にねじ止めされているため、ごく繊細に行うことができる。
【0010】
また、捕集皿が床部を備え、この床部に流出部が配置されるように構成されていることが好ましい。この構成によると、液剤が捕集皿内にある限り、浮かんでいる汚染物質粒子がオーバーフロー管内に一緒に達することは実際には不可能となる。液剤が常に床部領域内から取り出されるので、いわば捕集皿内で液剤の連続循環を達成することができる。
【0011】
また、オーバーフロー管が、捕集皿の外側に配置されるように構成されていてもよい。このように構成することで、オーバーフロー管から流出する液剤を捕集して、貯蔵容器に供給することが容易となる。
【0012】
また、捕集皿が皿オーバーフロー部を備え、この皿オーバーフロー部が汚染物質除去装置と結合されるように構成されていてもよい。皿オーバーフロー部では、捕集皿の上部縁を超えて流出した液剤を受け入れており、それゆえ、そこは汚染物質粒子でいっぱいとなっている。そして、これらの汚染物質粒子は汚染物質除去装置によって液剤から取り除くことができる。
【0013】
また、汚染物質除去装置が、フィルタ装置を備え、このフィルタ装置が貯蔵容器と結合されるように構成されていてもよい。このフィルタ装置は、汚染物質粒子を液剤から取り除くための単純な装置である。このフィルタ装置の流出口では、液剤を再び液剤供給装置に供給できるほどに浄化されており、再利用可能となっている。
【0014】
好ましくは、貯蔵容器は、液位調節部(Fuellstandsregelung)と第1体積流量センサとを有する流入部を備えるように構成されていてもよい。この構成によると、どれだけの量の液剤が繊維材料に達したかについて、近似的に求めることができる。そして、捕集皿からオーバーフロー管を介して供給される液剤の割合を考慮することができるので、あまりにも多くの液剤が貯蔵容器内に補充されることのないように液位調節部によって確保することができる。つまり、どれだけの量の液剤を補充するかについては体積流量センサが決定することができる。
【0015】
この場合、皿オーバーフロー部が、第2体積流量センサを備えるように構成されていることが好ましい。この第2体積流量センサを備えることによって、捕集皿の上部縁を超えて流出する液剤の割合を決定することができる。そして、この液剤の割合を、流入部を介して貯蔵容器に至ると決定された体積流量から差し引く。その場合、この差は、基本的に、繊維材料によって吸収された液剤の量である。
【0016】
また、本発明は、上述したような繊維材料用前処理装置に用いるための液剤循環装置に関するものでもある。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る繊維材料用前処理装置は、以上に説明したように構成され、容易に、過剰となった液剤をさらに活用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態を示すものであり、繊維材料用前処理装置の要部構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す繊維材料用前処理装置の拡大詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、好ましい実施例に基づき、図面を参照して本発明の実施形態に係る繊維材料用前処理装置(以下、前処理装置)1の構成について説明する。
【0020】
図1は、繊維材料2用のプレウェッティング装置の形態で利用されるものとして前処理装置1を示している。なお、ここでの繊維材料2は、互いに隣接して配置された糸の態様で提供されるものである。ところで、プレウェッティングは、例えばサイジング剤塗布の準備に利用されている。このプレウェッティングを実施する場合、繊維材料2は第1ドラム3を介して供給される。第1ドラム3は、第2ドラム4とともにニップ(作業領域)5を形成しており、このニップ5を繊維材料2が通過するように案内される。同様にして、第2ドラム4が第3ドラム6とともにニップ7を形成しており、このニップ(作業領域)7を繊維材料2が通過するように案内される。ニップ5の入口に、第1噴射噴霧装置(液剤供給装置)8が配置され、第2ニップ7の入口に第2噴射噴霧装置(液剤供給装置)9が配置されている。これら2つの噴射噴霧装置8、9にはポンプ(ポンプ装置)10によって貯蔵容器12から液剤11が供給されている。このため、ポンプ10は管路13を介して噴射噴霧装置8、9と結合されている。
【0021】
貯蔵容器12は、液位調節部14を備えている。そして、この液位調節部14は、最大センサ15と最少センサ16とに接続されている。また、液位調節部14は、貯蔵容器12内の液剤11の液位が常に最大センサ15によって設定された上限値と最少センサ16によって設定された下限値との間となるように、水管路(流入部)18内の注入弁(液位調整部)17を動作させる。
【0022】
また、水管路18の表面または内部には第1体積流量センサ19が備えられている。この第1体積流量センサ19は、貯蔵容器12へと供給される液剤11の体積流量を求める。
【0023】
若干、過剰となる液剤11が繊維材料2に塗布される。このため繊維材料2によって全ての液剤11を吸収することはできない。そして、繊維材料2により吸収されず残った液剤11、すなわち過剰となった液剤11は下方に流れ、もしくは下方に滴らせられ、捕集皿20内に捕集される。
【0024】
捕集皿20は、該捕集皿20の床部22に流出部21が配置されている。流出部21は、管路23を介して、捕集皿20の外側に配置されているオーバーフロー管24と結合されている。
【0025】
また、この捕集皿20は、上部縁25を備えている。この上部縁25を越えて捕集皿20から流出した液剤11は、同様に少なくとも1つの流出部27を備えた皿オーバーフロー部26内に達する。なお、この流出部27は、流出管路28と結合されている。そして、流出管路28を通じて皿オーバーフロー部26から流れ出る液剤11の体積流量を、第2体積流量センサ29が求める。
【0026】
図2に示すように、オーバーフロー管24はオーバーフロー管端部30を備えている。このオーバーフロー管端部30は(鉛直方向に対して)捕集皿20の上部縁25と同じ高さとなるように配置されている。なお、ここで「同じ高さ」とは数学的に厳密な意味として理解すべきではない。なぜならば、オーバーフロー管24のオーバーフロー管端部30には、オーバーフロー管24の上端にねじ止めされたブッシュ(ねじブッシュ)31が配置されているからである。この点に関して、ねじ山32が概略図により図示されている。ブッシュ31がオーバーフロー管24に対して回転させられると、オーバーフロー管端部30の高さ位置が変化する。そして、このオーバーフロー管端部30は排水口と境を接することとなる。
【0027】
オーバーフロー管端部30を越えて流出する液剤は、貯蔵容器12と結合されているオーバーフロー部33内に達する。
【0028】
また、捕集皿20とオーバーフロー管24とによって連通管システム(連通管)を形成している。このようなシステム内において、液剤11はどこでも同じ高さとなる。この同じ高さを図2において破線34で示してある。
【0029】
繊維材料2によって吸収されずに捕集皿20内に達した液剤は2つの経路で捕集皿20から再び漏れ出ることができる。つまり、液剤11の一部は捕集皿20の上部縁25を越えて流出する。この過程において、浮いている汚染物質粒子の少なくとも一部も一緒に上部縁25を越えて流され、皿オーバーフロー部26内に達する。その他の液剤部分は、オーバーフロー管24のオーバーフロー管端部30を介して排出される。この排出された液剤部分は捕集皿20の床部22の領域から生じている。この捕集皿20の床部22の領域から導かれた液剤11は、浮かんでいる汚染物質粒子を含んでいないため、再利用することが可能となる。そこで、この液剤11をオーバーフロー部33によって捕集し、貯蔵容器12に戻す。そして、そこからポンプ10によって再び噴射噴霧装置8、9へと供給することができる。
【0030】
ところで、捕集皿20の上部縁25を越えて流出する液剤部分とオーバーフロー管24のオーバーフロー管端部30を介して流出する液剤部分との割合は、オーバーフロー管端部30の設定によって調整することができる。
【0031】
例えば、オーバーフロー管端部30を鉛直方向に捕集皿20の上部縁25よりもいくらか高くなる位置(例えば1mmまたは2mm程度高くなる位置)に位置決めすると、液剤11の大部分は、捕集皿20の上部縁25を越えて流出する。これに対して、オーバーフロー管端部30を、捕集皿20の上部縁25よりも低い位置、つまり低い高さに位置決めすると、液剤11の大部分はオーバーフロー管端部30を越えて流出する。
【0032】
この設定はそれぞれ繊維材料2に応じて行うことができる。ひどく汚染された繊維材料2、または汚染物質粒子が容易に分離するような繊維材料2の場合、汚染の少ない繊維材料2、またはほとんど汚染物質粒子が分離しない繊維材料2の場合よりもオーバーフロー管端部30が高くなるように設定される。
【0033】
どれだけの量の液剤11が繊維材料2に還元したかについては、2つの体積流量センサ19、29によって、精度よく求めることができる。この液剤11の量を求めるためには、水管路18を流通する液剤11の体積流量と流出管路28内を流通する液剤11の体積流量との差を求めさえすればよい。
【0034】
また、流出管路28を流通して流出する液剤11の少なくとも一部を、再利用できるように処理することもできる。この処理を行うために、流出管路28を、例えばフィルタ装置を備えた汚染物質除去装置35と結合する。この構成の場合、汚染物質除去装置35は、管路36を介して貯蔵容器12と結合される。また、この管路36の内部または表面には、体積流量センサ37を配置する。そして、液剤11の繊維材料2への投入量を求めるためには、体積流量センサ37によって求められた体積流量に、上記した差を加える必要があるが、この演算は容易にできる。
【0035】
貯蔵容器12、ポンプ10、噴射噴霧装置8、9(または別の液剤供給装置)、捕集皿20、およびオーバーフロー管24を備えた、図示する液剤循環装置は、浮かんでいる汚染物質粒子が付着した液剤11またはいくつかの別の液剤を循環させるべき別の課題においても当然利用することができる。いずれにしても、ここで液剤11は、液剤が汚染されていない捕集皿20の下側領域から取り出される。そして、この取り出された液剤部分を、再び貯蔵容器12に戻すことができる。
【0036】
上記した構成では、浮かんでいる汚染物質粒子のみを取り除くため、別の液剤成分はこの液剤内に留めることができる。繊維材料2が、例えばリグニンまたは顔料を含むより糸によって形成される場合、液剤11によって、汚染物質が繊維材料2から洗い落とされると、これらのリグニンまたは顔料を再び供給する。
【0037】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0038】
1 繊維材料用前処理装置
2 繊維材料
5 ニップ(作業領域)
7 ニップ(作業領域)
8 第1噴射噴霧装置(液剤供給装置)
9 第2噴射噴霧装置(液剤供給装置)
10 ポンプ(ポンプ装置)
11 液剤
12 貯蔵容器
14 液位調整部
17 注入弁(液位調整部)
18 水管路(流入部)
19 第1体積流量センサ
20 捕集皿
21 流出部
22 床部
24 オーバーフロー管
25 上部縁
26 皿オーバーフロー部
29 第2体積流量センサ
30 オーバーフロー管端部
31 ブッシュ(ねじブッシュ)
33 オーバーフロー部
35 汚染物質除去装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液剤を作業領域内に移送する液剤供給装置、吸収されなかった液剤用の捕集皿、ならびに液剤を貯蔵容器から液剤供給装置へと移送するポンプ装置を有する液剤循環装置を備えた繊維材料用前処理装置において、
前記捕集皿の上部縁から下方に所定距離だけ離れた地点で該捕集皿から分岐する流出部を介して、この捕集皿が、オーバーフロー管と結合されており、
前記オーバーフロー管は、オーバーフロー部を備え、該オーバーフロー部が前記貯蔵容器と結合されていることを特徴とする繊維材料用前処理装置。
【請求項2】
前記オーバーフロー管は、その上端に排水口を備えており、この排水口が前記捕集皿の上部縁と同じ高さに配置されていることを特徴とする請求項1記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項3】
前記オーバーフロー管は、高さ調整可能なオーバーフロー管端部を有することを特徴とする請求項2記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項4】
前記オーバーフロー管は、その上端部に、ねじブッシュを備えることを特徴とする請求項3記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項5】
前記捕集皿が床部を備え、この床部に前記流出部が配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項6】
前記オーバーフロー管が、前記捕集皿の外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項7】
前記捕集皿が皿オーバーフロー部を備え、この皿オーバーフロー部が汚染物質除去装置と結合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項8】
前記汚染除去装置が、フィルタ装置を備え、このフィルタ装置が前記貯蔵容器と結合されていることを特徴とする請求項7記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項9】
前記貯蔵容器は、液位調節部と第1体積流量センサとを有する流入部を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項10】
前記皿オーバーフロー部が、第2体積流量センサを備えることを特徴とする請求項9記載の繊維材料用前処理装置。
【請求項11】
請求項1から10のいずれか1項記載の繊維材料用前処理装置に用いるための液剤循環装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−108205(P2013−108205A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−245188(P2012−245188)
【出願日】平成24年11月7日(2012.11.7)
【出願人】(591008465)カール マイヤー テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング (45)
【氏名又は名称原語表記】KARL MAYER TEXTILMASCHINENFABRIK GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
【Fターム(参考)】