説明

缶体の整列搬送用ガイド装置および整列搬送装置

【課題】缶体搬送コンベヤのガイド部材間に缶体を変形させることなく集積整列させることができる缶体の整列搬送装置を提供する。
【解決手段】缶体供給コンベヤの一側に缶体搬送コンベヤを並列し、その缶体供給コンベヤと缶体搬送コンベヤに跨るように配置された整列ガイドに缶体供給コンベヤによって搬送される複列の缶体Aの各列の缶体Aを缶体搬送コンベヤの搬送面上に搬送方向に等間隔に設けられたガイド部材間に誘導する複数の案内路を設け、各案内路の一側部に一方向に回転して必要数の缶体Aをガイド部材間に送り込む送りホィール30を設ける。送りホィール30を、上部送りホィール32と下部送りホィール33とで形成し、その上部送りホィール32により缶体Aの強度の高い上側折曲げ部bを受け止めて送り出すと共に、下部送りホィール33により缶体Aの強度の高い下側折曲げ部cを受け止めて送り出すようにして、缶体Aが変形するのを防止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ビールやジュース等の液体が封入された缶体を目的位置に向けて送り込むようにした缶体の整列搬送用ガイド装置および缶体搬送コンベヤの搬送面上に等間隔に設けられたガイド部材間において縦および横方向に整列させて搬送する缶体の整列搬送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
搬送面上にガイド部材が等間隔に設けられた缶体搬送コンベヤとケース搬送コンベヤとを並列に配置し、上記缶体搬送コンベヤによって各ガイド部材間に縦および横方向に整列された集積缶体を下流側に搬送し、一方、ケース搬送コンベヤによってラップアラウンドケースを集積缶体と同方向に同速度で搬送し、その集積缶体およびラップアラウンドケースの搬送時に、ガイド部材間の集積缶体を集積状態でラップアラウンドケースの底面パネル上に押出し、そのラップアラウンドケースの搬送中に、そのラップアラウンドケースを組立てて、集積缶体を包装するようにしたラップアラウンドケーサは、特許文献1において既に知られている。
【0003】
上記のようなラップアラウンドケーサにおいては、図4に示すように、缶体供給コンベヤ40の一側方に缶体搬送コンベヤ41を並列に設け、その缶体供給コンベヤ40によって搬送される複列の缶体Aの各列の缶体Aを整列ガイド42に形成された複列の案内路43のそれぞれによって缶体搬送コンベヤ41の搬送面上に搬送方向に等間隔に設けられたガイド部材44間に誘導し、各案内路43内に外周の一部が位置する送りホィール45の回転によって、ガイド部材44間に必要数の缶体Aを送り込むようにしている。
【0004】
ここで、整列ガイド42に形成された複列の案内路43の缶体出口46は、隣接する案内路43の缶体出口46が缶体搬送コンベヤ41の搬送面の幅方向と缶体搬送方向の両方向に位置がずれる配置とされ、幅方向の位置のずれ量は缶体Aの外径に略等しい大きさとされている。
【0005】
また、送りホィール45は、図5(イ)、(ロ)に示すように、外周の等角度位置に缶体Aの胴部aが嵌合可能な案内溝47を有している。この送りホィール45は缶体搬送コンベヤ41の缶体搬送速度に関連する周速度でもって一方向に連続回転し、上記案内溝47で缶体Aを受け止めるような状態で缶体搬送コンベヤ41のガイド部材44間に必要数の缶体Aを送り込むようにしている。このようにして各列の案内路43からガイド部材44間に缶体Aを送り込むことによって、缶体Aは隣り合うガイド部材44間に縦および横方向に整列され、その整列状態で缶体搬送コンベヤ41によって下流側に搬送される。
【0006】
【特許文献1】特開2004−299709号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図4および図5に示す従来の缶体の整列搬送装置においては、送りホィール45が缶体Aの比較的強度の弱い胴部aを受け止めて送り出すようにしているため、案内溝47で缶体Aが受け止められた際に、後続の缶体Aが先の缶体Aを押圧するラインプレッシャにより缶体Aの胴部aが送りホィール45と接触する部分で変形、窪み、傷が発生するという不都合があった。特に、缶体Aがアルミニウムによって形成されていると、胴部aの強度が弱いため、変形することが多く、改良すべき点が残されていた。
【0008】
この発明の課題は、缶体を変形させることなく目的位置に向けて送り込むことができるようにした缶体の整列搬送用ガイド装置、および缶体搬送コンベヤの搬送面上に設けられたガイド部材間に缶体を変形させることなく集積整列させることができるようにした缶体の整列搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、この発明に係る第1の缶体の整列搬送用ガイド装置においては、搬送される円筒状の缶体を誘導する案内路を有する整列ガイドと、缶体の胴部が嵌合可能な案内溝が外周の等角度位置に形成され、その外周一部が案内路の一側のガイド板に形成された切欠部から案内路内に位置する状態で一方向に回転して必要数の缶体を送り込む送りホィールとからなる缶体の整列搬送用ガイド装置において、前記送りホィールの案内溝を、缶体の上側折曲げ部と下側折曲げ部との間に位置する缶体の胴部全域を受け止める長さとした構成を採用したのである
【0010】
また、この発明に係る第2の缶体の整列搬送用ガイド装置においては、搬送される円筒状の缶体を誘導する案内路を有する整列ガイドと、缶体の胴部が嵌合可能な案内溝が外周の等角度位置に形成され、その外周一部が案内路の一側のガイド板に形成された切欠部から案内路内に位置する状態で一方向に回転して必要数の缶体を送り込む送りホィールとからなる缶体の整列搬送用ガイド装置において、
前記送りホィールが、缶体の上側折曲げ部を受け止める上部送りホィールと、缶体の下側折曲げ部を受け止める下部送りホィールとを備えてなる構成を採用したのである。
【0011】
ここで、上部送りホィールと下部送りホィールを剛性のある軸部で一体化することにより、単一の回転駆動装置によって上部送りホィールと下部送りホィールとを同時に同一位相で回転させることができるため、缶体の整列搬送装置の構成の簡素化を図ることができる。
【0012】
また、上部送りホィールの軸方向長さを、高さが異なる数種の缶体のそれぞれの上側折曲げ部を受け止めて送り出し力を付与し得る長さとすることによって、単一の上部送りホィールにより高さが異なる缶体のそれぞれを受け止めて送り出すことができるため、整列対象の缶体が高さの異なる缶体に変更された場合に、缶体の上側折曲げ部の位置に応じて上部送りホィールの位置を変更するという位置調整作業を不要にすることができる。
【0013】
この発明に係る第2の缶体の整列搬送用ガイド装置において、案内路の一側のガイド板に形成された切欠部が、上部送りホィールと下部送りホィールのそれぞれの外周一部が挿入される単一の切欠部であると、上部送りホィールと下部送りホィールのそれぞれで缶体が送り出されるとき、缶体は切欠部の下流側一側縁と各ホィールの隣接する案内溝間に形成された送り爪部とで挟持されて変形する可能性がある。
【0014】
そこで、上記切欠部を、上部送りホィールの外周一部が挿入される上部切欠部と、下部送りホィールの外周一部が挿入される下部切欠部で形成して、上部切欠部と下部切欠部間に缶体の胴部が案内される案内板部を設けることにより、缶体の送り出し時に缶体は案内板部で案内されるため、缶体の変形を確実に防止することができる。
【0015】
上記の課題を解決するため、この発明に係る缶体の整列搬送装置においては、円筒状の缶体を搬送面の幅方向に並ぶ複列の状態で一方向に搬送する缶体供給コンベヤと、前記缶体供給コンベヤの一側方において並列に配置され、缶体供給コンベヤの搬送面と略同一高さに保持された搬送面上にガイド部材が等間隔に設けられた缶体搬送コンベヤと、前記第1の整列搬送用ガイド装置または第2の整列搬送用ガイド装置とを備え、前記整列搬送用ガイド装置における整列ガイドを、缶体供給コンベヤによって搬送される各列の缶体を缶体搬送コンベヤのガイド部材間に誘導するよう設けた構成を採用したのである。
【発明の効果】
【0016】
上記のように、この発明に係る第1の整列搬送用ガイド装置においては、送りホィールの案内溝を、缶体の上側折曲げ部と下側折曲げ部との間に位置する缶体の胴部全域を受け止める長さとしたことにより、缶体を変形させることなく目的位置に送り出すことができる。
【0017】
また、この発明に係る第2の整列搬送用ガイド装置においては、送りホィールを上部送りホィールと下部送りホィールとで形成し、その上部送りホィールにより缶体の強度の高い上側折曲げ部を受け止めて送り出すと共に、下部送りホィールにより缶体の強度の高い下側折曲げ部を受け止めて送り出すようにしたので、缶体を変形させることなく目的位置に送り出すことができる。
【0018】
さらに、この発明に係る缶体の整列搬送装置においては、送りホィールを上部送りホィールと下部送りホィールとで形成し、その上部送りホィールにより缶体の強度の高い上側折曲げ部を受け止めて送り出すと共に、下部送りホィールにより缶体の強度の高い下側折曲げ部を受け止めて送り出すようにしたので、缶体搬送コンベヤのガイド部材間において缶体を変形させることなく集積整列させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、缶体Aを複列の状態で一方向に搬送する缶体供給コンベヤ1の一側方には缶体搬送コンベヤ10が並列に配置され、その缶体搬送コンベヤ10の搬送面上に、その搬送面の幅方向に長く延び、缶体搬送コンベヤ10と一体的に同じ方向に移動するガイド部材11が搬送方向に等間隔に設けられている。
【0020】
缶体供給コンベヤ1の搬送面と缶体搬送コンベヤ10の搬送面上には、両搬送面に跨るようにして整列ガイド20が設けられている。整列ガイド20には、缶体供給コンベヤ1によって搬送される複列の缶体Aの各列の缶体Aを缶体搬送コンベヤ10のガイド部材11間に誘導する複数の案内路21が形成されている。
【0021】
案内路21は、缶体供給コンベヤ1の搬送面上に配置された直線路21aの下流側端に下流側に向けて傾斜する傾斜路21bを連続させ、この傾斜路21bが缶体供給コンベヤ1の搬送面から缶体搬送コンベヤ10の搬送面へと延びて跨るような構成とされている。必要数の缶体Aが隣り合うガイド部材11間に縦および横方向に整列されるように、この複数の案内路21の缶体出口22は、隣接する案内路21の缶体出口22が缶体搬送コンベヤ10の搬送面の幅方向と缶体搬送方向の両方向に位置がずれる配置とされ、搬送面の幅方向の位置のずれ量は缶Aの外径に略等しい大きさとされている。
【0022】
複数の案内路21における傾斜路21bのそれぞれ一側方には、缶体搬送コンベヤ10の各ガイド部材11間に必要数の缶体Aを送り込む送りホィール30が設けられている。
【0023】
図2および図3に示すように、送りホィール30は、合成樹脂の成形品からなり、外周の等角度位置に缶体Aの胴部が嵌合可能な案内溝31が形成されている。この送りホィール30は外周の一部が案内路21の一側のガイド板23に形成された窓状の切欠部24から案内路21内に臨む配置とされている。
【0024】
また、送りホィール30は案内溝31で缶体Aを受け止めるような状態で缶体搬送コンベヤ10のガイド部材11間に必要数の缶体Aを送り込むよう缶体搬送コンベヤ10の缶体搬送速度に関連する周速度でもって図2の矢印で示す方向に回転駆動され、その複数の送りホィール30のそれぞれの回転によりそれぞれの案内路21から図1に示すように隣り合うガイド部材11間に缶体Aを送り込むことによって、缶体Aは縦および横方向に整列し、その整列状態で下流側に搬送される。
【0025】
ここで、送りホィール30によって送り出される缶体Aは、図3(a)に示すように、円筒状の胴部aの上下の端部がテーパ状に縮径されて強度の高い折曲げ部b、cを上下端部に有している。また、缶体Aには、高さが異なる数種の缶体があり、図3(a)では、2種類の缶体A、Aが示されている。
【0026】
一方、送りホィール30は、上部送りホィール32と、その上部送りホィール32と同一形状で同一大きさの下部送りホィール33と、その両ホィール32、33を同一位相で一体化する上下方向に延びる軸部34とからなり、上記上部送りホィール32は缶体Aの少なくとも上側折曲げ部bを受け止めてその上側折曲げ部bに送り出し力を付与し、下部送りホィール33は缶体Aの少なくとも下側折曲げ部cを受け止めてその下側折曲げ部cに送り出し力を付与するようになっている。また、軸部34は剛性が高く、上部送りホィール32と下部送りホィール33を常に同一の位相で回転させるようになっている。
【0027】
上部送りホィール32の軸方向長さLは、高さが異なる数種の缶体A、Aのそれぞれの上側折曲げ部bを隣接する案内溝31間に形成された送り爪部31aで受け止めて送り出し力を付与し得る長さとされている。
【0028】
送りホィール30が挿入される切欠部24は、上部送りホィール32が挿入される上部切欠部24aと、下部送りホィール33が挿入される下部切欠部24bとからなり、その上部切欠部24aと下部切欠部24bとの間に缶体Aの胴部aを案内する案内板部25が形成されている。
【0029】
実施の形態で示すように、送りホィール30を上部送りホィール32と下部送りホィール33とで一体的に形成し、その上部送りホィール32により缶体Aの強度の高い上側折曲げ部bを受け止めて送り出すと共に、下部送りホィール33により缶体Aの強度の高い下側折曲げ部cを受け止めて送り出すようにすることによって、缶体搬送コンベヤ10のガイド部材11間において缶体Aに変形、窪み、傷を発生させることなく、しかも安定よくスムーズに集積整列させることができる。
【0030】
実施の形態では、上部送りホィール32の軸方向長さを、高さが異なる数種の缶体A、Aのそれぞれの上側折曲げ部bを受け止めて送り出し力を付与し得る長さとしたが、上部送りホィール32を上下方向に位置調整自在に支持し、集積整列される缶体Aの上側折曲げ部bの高さに応じてその上部送りホィール32の高さを調整するようにしてもよい。
【0031】
実施の形態で示すように、上部送りホィール32の軸方向長さを、高さが異なる数種の缶体A、Aのそれぞれの少なくとも上側折曲げ部bを受け止めて送り出し力を付与し得る長さとすることにより、単一の上部送りホィール32により高さが異なる缶体のそれぞれを受け止めて送り出すことができるため、整列対象の缶体Aが高さの異なる缶体Aに変更された場合に、缶体Aの上側折曲げ部bの位置に応じて上部送りホィール32の位置を変更するという位置調整作業を不要にすることができる。
【0032】
また、案内路21の一側のガイド板23に形成された切欠部24を、上部送りホィール32の外周一部が挿入される上部切欠部24aと、下部送りホィール33の外周一部が挿入される下部切欠部24bで形成して、上部切欠部24aと下部切欠部24b間に缶体Aの胴部aが案内される案内板部25を設けることにより、缶体Aの送り出し時に缶体Aの胴部aは案内板部25で案内されるため、缶体Aは切欠部24の下流側の一側縁と送りホィール30の案内溝31間に形成された送り爪部31aにより挟持されるという不都合の発生はなく、缶体Aの変形を確実に防止することができる。
【0033】
図3(a)では、送りホィール30が、缶体Aの少なくとも上側折曲げ部bを受け止めてその上側折曲げ部bに送り出し力を付与する上部送りホィール32と、缶体Aの少なくとも下側折曲げ部cを受け止めてその下側折曲げ部cに送り出し力を付与する下部送りホィール33とからなるものを示したが、図3(b)に示すように、案内溝31が、缶体の上側折曲げ部と下側折曲げ部との間に位置する缶体Aの胴部全域を受け止める長さとされた送りホィール30を用いるようにしてもよい。そのような送りホィール30を採用した場合においても缶体Aを変形させることなく送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明に係る缶体の整列搬送装置の実施の形態を示す平面図
【図2】図1に示す送りホィールの組込み部を示す一部切欠平面図
【図3】(a)は図2のIII−III線に沿った断面図、(b)は送りホィールの他の例を示す断面図
【図4】従来の缶体の整列搬送装置を示す平面図
【図5】(イ)は、図4に示す送りホィールの組込み部を示す平面図、(ロ)は、(イ)のV−V線に沿った断面図
【符号の説明】
【0035】
A 缶体
b 上側折曲げ部
c 下側折曲げ部
1 缶体供給コンベヤ
10 缶体搬送コンベヤ
11 ガイド部材
20 整列ガイド
21 案内路
22 缶体出口
23 ガイド板
24 切欠部
24a 上部切欠部
24b 下部切欠部
25 案内板部
30 送りホィール
31 案内溝
32 上部送りホィール
33 下部送りホィール
34 軸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送される円筒状の缶体を誘導する案内路を有する整列ガイドと、
缶体の胴部が嵌合可能な案内溝が外周の等角度位置に形成され、その外周一部が案内路の一側のガイド板に形成された切欠部から案内路内に位置する状態で一方向に回転して必要数の缶体を送り込む送りホィールと、
からなる缶体の整列搬送用ガイド装置において、
前記送りホィールの案内溝が、缶体の上側折曲げ部と下側折曲げ部との間に位置する缶体の胴部全域を受け止める長さとされていることを特徴とする缶体の整列搬送用ガイド装置。
【請求項2】
搬送される円筒状の缶体を誘導する案内路を有する整列ガイドと、
缶体の胴部が嵌合可能な案内溝が外周の等角度位置に形成され、その外周一部が案内路の一側のガイド板に形成された切欠部から案内路内に位置する状態で一方向に回転して必要数の缶体を送り込む送りホィールと、
からなる缶体の整列搬送用ガイド装置において、
前記送りホィールが、缶体の上側折曲げ部を受け止める上部送りホィールと、缶体の下側折曲げ部を受け止める下部送りホィールとを備えていることを特徴とする缶体の整列搬送用ガイド装置。
【請求項3】
前記上部送りホィールと下部送りホィールを剛性の高い軸部で一体化した請求項2に記載の缶体の整列搬送用ガイド装置。
【請求項4】
前記上部送りホィールの軸方向長さを、高さが異なる数種の缶体のそれぞれの上側折曲げ部を受け止め得る長さとした請求項2又は3に記載の缶体の整列搬送用ガイド装置。
【請求項5】
前記切欠部が、上部送りホィールの外周一部が挿入される上部切欠部と、下部送りホィールの外周一部が挿入される下部切欠部で形成されて、その上部切欠部と下部切欠部間に缶体の胴部が案内される案内板部が設けられた構成からなる請求項2乃至4のいずれか1項に記載の缶体の整列搬送用ガイド装置。
【請求項6】
円筒状の缶体を搬送面の幅方向に並ぶ複列の状態で一方向に搬送する缶体供給コンベヤと、
前記缶体供給コンベヤの一側方において並列に配置され、缶体供給コンベヤの搬送面と略同一高さに保持された搬送面上にガイド部材が等間隔に設けられた缶体搬送コンベヤと、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の整列搬送用ガイド装置と、
を備え、前記整列搬送用ガイド装置における整列ガイドを、缶体供給コンベヤによって搬送される各列の缶体を缶体搬送コンベヤのガイド部材間に誘導するよう設けた缶体の整列搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−285170(P2008−285170A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−128798(P2007−128798)
【出願日】平成19年5月15日(2007.5.15)
【出願人】(000001904)サントリー株式会社 (319)
【出願人】(000115980)レンゴー株式会社 (502)
【Fターム(参考)】