置換されたジピペリジンCCR2アンタゴニスト
CCR2アンタゴニストであり、そして予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される炎症性症候群、障害もしくは疾患を予防すること、処置することもしくは改善することにおいて有用である、式(I)
【化1】
の置換されたジピペリジン化合物またはその塩、異性体、プロドラッグ、代謝産物もしくは多形体。
【化1】
の置換されたジピペリジン化合物またはその塩、異性体、プロドラッグ、代謝産物もしくは多形体。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中、
X1は存在しないか、アルキル、カルボニル、アルキルカルバモイルもしくはアルキルカルバモイルアルキルであり、
R1はアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルは場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子は場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルは各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよく、
X2は存在しないかもしくはアルキルであり、
R2はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、シアノ、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアシルアリール、オキシアクリリル、オキシアクリリルアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイル、カルバモイルアルキル、尿素もしくは尿素アルキル(ureaalkyl)であり、
X3はカルボニル、カルボキシル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、アルキルカルバモイル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3は場合により存在していてもよく、そして
R3は各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである]
の化合物またはその塩、異性体、プロドラッグ、代謝産物もしくは多形体。
【請求項2】
X1が存在しないか、アルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルである請求項1の化合物。
【請求項3】
X1がアルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルである請求項1の化合物。
【請求項4】
X1が存在しない請求項1の化合物。
【請求項5】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項6】
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項7】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項8】
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置
換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項9】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項10】
X2が存在しない請求項1の化合物。
【請求項11】
X2がアルキルである請求項1の化合物。
【請求項12】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、シアノ、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアシルアリール、オキシアクリリル、オキシアクリリルアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイル、カルバモイルアルキル、尿素もしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項13】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルアリール(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項14】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルフェニル(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項15】
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよい請求項1の化合物。
【請求項16】
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよい請求項1の化合物。
【請求項17】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、
カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはフェニル(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項18】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項19】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはフェニル(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項20】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項21】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項22】
R3が場合によりアリールで置換されていてもよいシクロアルキルであり、ここで、アリールが場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項23】
R3が場合によりアリールで置換されていてもよいシクロアルキルであり、ここで、アリールが場合によりハロゲンの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項24】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいアリールである請求項1の化合物。
【請求項25】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいフェニルである請求項1の化合物。
【請求項26】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいアリールである請求項1の化合物。
【請求項27】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいフェニルである請求項1の化合物。
【請求項28】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項29】
R3が場合によりハロゲンの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項30】
X1が存在しないか、アルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルであり、
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよく、
X2が存在しないかもしくはアルキルであり、
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルアリール(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルであり、
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよく、そして
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである
請求項1の化合物。
【請求項31】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
よりなる群から選択される化合物。
【請求項32】
請求項1の化合物の有効量および製薬学的に許容しうる担体を含んでなる組成物。
【請求項33】
局所的に適用される組成物、鼻腔内に適用される組成物もしくは眼球に適用される組成物から選択される請求項32の組成物。
【請求項34】
請求項1の化合物および製薬学的に許容しうる担体を混合する段階を含んでなる請求項33の組成物の製造方法。
【請求項35】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される炎症性症候群、障害もしくは疾患を予防、処置もしくは改善する方法。
【請求項36】
有効量が約0.1ng/kg/日〜約300mg/kg/日である請求項35の方法。
【請求項37】
症候群、障害もしくは疾患が上昇したMCP−1発現もしくはMCP−1過剰発現と関連するか、または上昇したMCP−1発現もしくはMCP−1過剰発現と関連する症候群、障害もしくは疾患に付随する炎症症状である請求項35の方法。
【請求項38】
症候群、障害もしくは疾患が眼科疾患、ブドウ膜炎、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、腎炎、臓器同種移植片拒絶反応、肺線維症、腎不全、糖尿病および糖尿病性合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性細小血管症、結核、慢性閉塞性肺疾患、サルコイドーシス、侵襲性ブドウ球菌感染症、白内障手術後の炎症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、慢性蕁麻疹、喘息、アレルギー性喘息、歯周病、歯周炎、歯肉炎、歯肉疾患、拡張期心筋症、心筋梗塞、心筋炎、慢性心不全、血管狭窄、再狭窄、再かん流障害、糸球体腎炎、充実性腫瘍および癌、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、悪性骨髄腫、ホジキン病、または膀胱、乳房、頸部、結腸、肺、前立腺もしくは胃の癌腫から選択される請求項35の方法。
【請求項39】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される眼科疾患、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、慢性閉塞性肺疾患、アレルギー性鼻炎、喘息、アレルギー性喘息、歯周病を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【請求項40】
眼科疾患がブドウ膜炎もしくはアレルギー性結膜炎から選択され、そして歯周病が歯周炎、歯肉炎もしくは歯肉疾患から選択される請求項39の方法。
【請求項41】
ブドウ膜炎が急性、再発性もしくは慢性ブドウ膜炎から選択される請求項40の方法。
【請求項42】
ブドウ膜炎が前部ブドウ膜炎、中間部ブドウ膜炎、後部ブドウ膜炎もしくは汎ブドウ膜炎(panuveitis)から選択される請求項40の方法。
【請求項43】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される急性ブドウ膜炎、再発性ブドウ膜炎、慢性ブドウ膜炎、アレルギー性結膜炎、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、慢性閉塞性肺疾患、アレルギー性鼻炎、喘息、アレルギー性喘息、歯周炎、歯肉炎もしくは歯肉疾患を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【請求項44】
1種もしくはそれ以上の抗炎症薬、抗感染薬もしくは免疫抑制剤との組み合わせ治療において請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される炎症性症候群、障害もしくは疾患を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中、
X1は存在しないか、アルキル、カルボニル、アルキルカルバモイルもしくはアルキルカルバモイルアルキルであり、
R1はアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルは場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子は場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルは各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよく、
X2は存在しないかもしくはアルキルであり、
R2はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、シアノ、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアシルアリール、オキシアクリリル、オキシアクリリルアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイル、カルバモイルアルキル、尿素もしくは尿素アルキル(ureaalkyl)であり、
X3はカルボニル、カルボキシル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、アルキルカルバモイル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3は場合により存在していてもよく、そして
R3は各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである]
の化合物またはその塩、異性体、プロドラッグ、代謝産物もしくは多形体。
【請求項2】
X1が存在しないか、アルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルである請求項1の化合物。
【請求項3】
X1がアルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルである請求項1の化合物。
【請求項4】
X1が存在しない請求項1の化合物。
【請求項5】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項6】
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項7】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシ、ニトロ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシ、スルホニルアルキル、アルキルカルボキシもしくはアルキルカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルキルカルボキシ、アルキルカルボニルアルコキシ、アルコキシカルボキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、スルホニルアミノ、スルホニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノアルキル、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項8】
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置
換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項9】
R1がフェニルもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、フェニルおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項10】
X2が存在しない請求項1の化合物。
【請求項11】
X2がアルキルである請求項1の化合物。
【請求項12】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、シアノ、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアシルアリール、オキシアクリリル、オキシアクリリルアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイル、カルバモイルアルキル、尿素もしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項13】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルアリール(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項14】
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルフェニル(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルである請求項1の化合物。
【請求項15】
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよい請求項1の化合物。
【請求項16】
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよい請求項1の化合物。
【請求項17】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、
カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはフェニル(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項18】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはアリール(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項19】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキルもしくはフェニル(場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上でフェニル上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項20】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項21】
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、フェニルもしくはヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項22】
R3が場合によりアリールで置換されていてもよいシクロアルキルであり、ここで、アリールが場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項23】
R3が場合によりアリールで置換されていてもよいシクロアルキルであり、ここで、アリールが場合によりハロゲンの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい請求項1の化合物。
【請求項24】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいアリールである請求項1の化合物。
【請求項25】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノアルキル、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボキシ、アシル、カルボニルアルコキシ、カルバモイルもしくはカルバモイルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいフェニルである請求項1の化合物。
【請求項26】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいアリールである請求項1の化合物。
【請求項27】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいフェニルである請求項1の化合物。
【請求項28】
R3が場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノもしくはアミノアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項29】
R3が場合によりハロゲンの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいヘテロサイクリルである請求項1の化合物。
【請求項30】
X1が存在しないか、アルキルもしくはアルキルカルバモイルアルキルであり、
R1がアリールもしくはヘテロサイクリルであり、ここで、ヘテロサイクリルが場合により存在していてもよい窒素原子を有し、そしてここで、窒素原子が場合により酸化されていてもよく、そしてここで、アリールおよびヘテロサイクリルが各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ(場合によりアルキル、アシル、カルボニルアルコキシもしくはスルホニルアルキルの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、カルボキシ、アシルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよく、
X2が存在しないかもしくはアルキルであり、
R2がヒドロキシ、ハロゲン、アミノ(場合によりアルキル、ホルミル、アシル、スルホニルアルキルもしくはカルボニルアルコキシの1つもしくはそれ以上で置換されていてもよい)、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアルコキシ、オキシアシル、オキシアクリリルアリール(場合によりハロゲンもしくはニトロの1つもしくはそれ以上でアリール上で置換されていてもよい)、オキシカルボニルアルコキシ、アミノアシルアミノ、アミノアシルアミノアルキル、カルバモイルもしくは尿素アルキルであり、
X3がカルボニル、アシル、アシルオキシ、アクリリル、カルボニルアルキニル、カルボニルアルコキシ、カルバモイル、カルバモイルアルキル、チオカルバミルもしくはイミノメチルアミノカルボニルであり、ここで、X3がカルボニルアルコキシである場合、R3が場合により存在していてもよく、そして
R3が各々場合によりアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルキルトリハロ、アルコキシトリハロ、ニトロ、チオアルキル、チオアルキルトリハロ、カルボニルアルコキシもしくはアリール(場合により1つもしくはそれ以上のハロゲンでアリール上で置換されていてもよい)の1つもしくはそれ以上で置換されていてもよいシクロアルキル、アリールもしくはヘテロサイクリルである
請求項1の化合物。
【請求項31】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
よりなる群から選択される化合物。
【請求項32】
請求項1の化合物の有効量および製薬学的に許容しうる担体を含んでなる組成物。
【請求項33】
局所的に適用される組成物、鼻腔内に適用される組成物もしくは眼球に適用される組成物から選択される請求項32の組成物。
【請求項34】
請求項1の化合物および製薬学的に許容しうる担体を混合する段階を含んでなる請求項33の組成物の製造方法。
【請求項35】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される炎症性症候群、障害もしくは疾患を予防、処置もしくは改善する方法。
【請求項36】
有効量が約0.1ng/kg/日〜約300mg/kg/日である請求項35の方法。
【請求項37】
症候群、障害もしくは疾患が上昇したMCP−1発現もしくはMCP−1過剰発現と関連するか、または上昇したMCP−1発現もしくはMCP−1過剰発現と関連する症候群、障害もしくは疾患に付随する炎症症状である請求項35の方法。
【請求項38】
症候群、障害もしくは疾患が眼科疾患、ブドウ膜炎、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、腎炎、臓器同種移植片拒絶反応、肺線維症、腎不全、糖尿病および糖尿病性合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性細小血管症、結核、慢性閉塞性肺疾患、サルコイドーシス、侵襲性ブドウ球菌感染症、白内障手術後の炎症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、慢性蕁麻疹、喘息、アレルギー性喘息、歯周病、歯周炎、歯肉炎、歯肉疾患、拡張期心筋症、心筋梗塞、心筋炎、慢性心不全、血管狭窄、再狭窄、再かん流障害、糸球体腎炎、充実性腫瘍および癌、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、悪性骨髄腫、ホジキン病、または膀胱、乳房、頸部、結腸、肺、前立腺もしくは胃の癌腫から選択される請求項35の方法。
【請求項39】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される眼科疾患、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、慢性閉塞性肺疾患、アレルギー性鼻炎、喘息、アレルギー性喘息、歯周病を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【請求項40】
眼科疾患がブドウ膜炎もしくはアレルギー性結膜炎から選択され、そして歯周病が歯周炎、歯肉炎もしくは歯肉疾患から選択される請求項39の方法。
【請求項41】
ブドウ膜炎が急性、再発性もしくは慢性ブドウ膜炎から選択される請求項40の方法。
【請求項42】
ブドウ膜炎が前部ブドウ膜炎、中間部ブドウ膜炎、後部ブドウ膜炎もしくは汎ブドウ膜炎(panuveitis)から選択される請求項40の方法。
【請求項43】
請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される急性ブドウ膜炎、再発性ブドウ膜炎、慢性ブドウ膜炎、アレルギー性結膜炎、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、慢性閉塞性肺疾患、アレルギー性鼻炎、喘息、アレルギー性喘息、歯周炎、歯肉炎もしくは歯肉疾患を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【請求項44】
1種もしくはそれ以上の抗炎症薬、抗感染薬もしくは免疫抑制剤との組み合わせ治療において請求項1の化合物またはその組成物もしくは薬剤の有効量を患者に投与することを含んでなる予防、処置もしくは改善を必要とする患者におけるCCR2に媒介される炎症性症候群、障害もしくは疾患を予防、処置もしくは改善することをさらに含んでなる請求項35の方法。
【公表番号】特表2008−514700(P2008−514700A)
【公表日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−534623(P2007−534623)
【出願日】平成17年9月12日(2005.9.12)
【国際出願番号】PCT/US2005/032500
【国際公開番号】WO2006/036527
【国際公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年9月12日(2005.9.12)
【国際出願番号】PCT/US2005/032500
【国際公開番号】WO2006/036527
【国際公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】
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