説明

置換されたピラゾロピリミジン

本発明は化学組成物、その製造方法および組成物の使用に関する。特に、本発明は式(I):
【化1】


[式中、R、R、R、R、R、X、Wおよび環Aは本明細書に定義したとおりである]
の置換された複素二環式ピリミジンを含む組成物;式(I)の置換された複素二環式ピリミジンの製薬学的組成物;ならびに慢性神経変性疾患、神経外傷性疾患、鬱病および/もしくは糖尿病の処置におけるそれらの使用に関する。さらに特に、本発明は式(I)の置換されたピラゾロピリミジンに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中:
WはCHもしくはNであり;
環Aは
【化2】

であり;
各存在でR、R、RおよびRはH、ハロ、−OR11、−NO、−CN、−CF、−CHF、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、−NR1314、−NHOR13a、−C(=O)R15、−C(=O)OR15、−OC(=O)R15、−C(=O)NR1314、−NR13aC(=O)R15、−NR13aCO15、−OC(=O)NR1314、−NR13aC(=S)R15、−SR15、−S(=O)R15、−S(=O)15、−S(=O)NR1314、および0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルから独立して選択され;
はH、C〜Cアルキルもしくはアミノ基のプロドラッグであり;
はH;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルケニル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキニル;および0〜3個のR22で置換されたC〜Cシクロアルキルから選択され;
はH、−NO、ハロ、C〜Cアルキルもしくは−NR2324であり;
XはH、−NR10、ハロ、OR12、−NO、−CN、−CF、−CHF、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、−CHNR10、−CHOR12、−NHOR16、−C(=O)R18、−C(=O)OR18、−OC(=O)R18、−C(=O)NR10、−NR16C(=O)R18、−NR16CO18、−OC(=O)NR10、−NR16C(=S)R18、−SR18、−S(=O)R18、−S(=O)18、−S(=O)NR10および−NR16S(=O)18から選択され;
各存在でRおよびR10はH、−NH;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR19で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR19で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から各々独立して選択され;
あるいはまた、RおよびR10は、それらが結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、該3〜7員の複素環は窒素原子ならびに場合によりN、O、S、S(=O)およびS(=O)から選択される第二の原子を含有し、ここで、該3〜7員の複素環は0〜1個のR17で置換され;
各存在でR11はH、C〜CアルキルおよびC〜Cハロアルキルから独立して選択され;
各存在でR12はH、C〜Cハロアルキルおよび0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルから独立して選択され;
各存在でR13およびR14はH、0〜3個のR30で置換されたC〜Cアルキル;および0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリールから独立して選択され;
各存在でR13aはH、C〜CアルキルおよびC〜C10アリールから独立して選択され;
各存在でR15はH、0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR30で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から独立して選択され;
各存在でR16はHおよびC〜Cアルキルから独立して選択され;
17はH、−NR2324、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cハロアルキル、−NHOH、OR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NR23aC(=O)R25、NR23aCO25、OC(=O)NR2324、NR23aC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324、−NR23aS(=O)25、もしくは0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルであり;
各存在でR18はH;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR30で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から独立して選択され;
各存在でR19はH、−NR2324、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cハロアルキル、−NHOH、OR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NR23aC(=O)R25、NR23aCO25、OC(=O)NR2324、NR23aC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324、−NR23aS(=O)25、0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR30で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から独立して選択され;
22はH、−NR2324、−N、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cカルボサイクリル、フェニル、−NHOH、OR25、−CHOR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NR23aC(=O)R25、NR23aCO25、OC(=O)NR2324、NR23aC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324もしくは−NR23aS(=O)25であり;
各存在でR23およびR24はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;
あるいはまた、R23およびR24は、それらが結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、該3〜7員の複素環は窒素原子ならびに場合によりN、O、およびSから選択される第二の原子を含有し;ここで、該3〜7員の複素環は0〜1個のC〜Cアルキルで置換され;
各存在でR23aはHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;
各存在でR25はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;そして
30はH、F、Cl、Br、−CF、C〜CアルキルおよびC〜Cアルコキシであり;
ただし、環Aが
【化3】

である場合、
Xは−NR10である]
の化合物およびその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、プロドラッグもしくは製薬学的に許容しうる塩形態。
【請求項2】
環Aが
【化4】

である請求項1の化合物。
【請求項3】
環Aが
【化5】

である請求項1の化合物。
【請求項4】
環Aが
【化6】

である請求項1の化合物。
【請求項5】
各存在でR、R、RおよびRがH、ハロ、−OR11、−NO、−CNおよび−CFから独立して選択される請求項1の化合物。
【請求項6】
、RおよびRが各々Hであり、そしてRがH、F、Cl、Br、−OCH、−NO、−CNおよび−CFから選択される請求項1の化合物。
【請求項7】
XがH、−NR10、ハロ、C〜CアルキルもしくはOR12である請求項1の化合物。
【請求項8】
Xが−NR10である請求項1の化合物。
【請求項9】
式(II):
【化7】

[式中:
環Aは
【化8】

であり;
各存在でR、R、RおよびRはH、ハロ、−OR11、−NO、−CN、−CF、−CHF、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜CハロアルキルおよびC〜Cアルキルから独立して選択され;
はH、C〜Cアルキルもしくはアミノ基のプロドラッグであり;
はH;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルケニル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキニル;および0〜2個のR22で置換されたC〜Cシクロアルキルから選択され;
はH、−NO、ハロ、C〜Cアルキルもしくは−NR2324であり;
XはH、−NR10、ハロ、OR12、C〜CアルキルもしくはC〜Cアルケニルであり;
各存在でRおよびR10はH、−NH;0〜1個のR19で置換されたC〜C
アルキル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR19で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR19で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から各々独立して選択され;
あるいはまた、RおよびR10は、それらが結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、該3〜7員の複素環は窒素原子ならびに場合によりN、O、S、S(=O)およびS(=O)から選択される第二の原子を含有し、ここで、該3〜7員の複素環は0〜1個のR17で置換され;
各存在でR11はH、C〜CアルキルおよびC〜Cハロアルキルから独立して選択され;
各存在でR12はH、C〜Cハロアルキルおよび0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルから独立して選択され;
17はHもしくは0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルであり;
各存在でR19はH、−NR2324、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cハロアルキル、−NHOH、OR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NR23aC(=O)R25、NR23aCO25、OC(=O)NR2324、NR23aC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324、−NR23aS(=O)25、0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR30で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から独立して選択され;
22はH、−NR2324、−N、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cカルボサイクリル、フェニル、−NHOH、OR25、−CHOR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NR23aC(=O)R25、NR23aCO25、OC(=O)NR2324、NR23aC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324もしくは−NR23aS(=O)25であり;
各存在でR23およびR24はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;
あるいはまた、R23およびR24は、それらが結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、該3〜7員の複素環は窒素原子ならびに場合によりN、OおよびSから選択される第二の原子を含有し、ここで、該3〜7員の複素環は0〜1個のC〜Cアルキルで置換され;
各存在でR23aはHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;
各存在でR25はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;そして
30はH、F、Cl、Br、−CF、C〜CアルキルおよびC〜Cアルコキシである]
の請求項1の化合物およびその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、プロドラッグもしくは製薬学的に許容しうる塩形態。
【請求項10】
環Aが
【化9】

である請求項9の化合物。
【請求項11】
環Aが
【化10】

である請求項9の化合物。
【請求項12】
各存在でR、R、RおよびRがH、F、Cl、Br、−OCH、−NO、−CNおよび−CFから独立して選択される請求項9の化合物。
【請求項13】
、RおよびRが各々Hであり、そしてRがH、F、Cl、Br、−OCH、−NO、−CNおよび−CFから選択される請求項9の化合物。
【請求項14】
Xが−NR10である請求項9の化合物。
【請求項15】
がシクロペンチルである請求項9の化合物。
【請求項16】
式(III):
【化11】

[式中:
環Aは
【化12】

であり;
はH、ハロ、−OR11、−NO、−CN、−CF、−CHF、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜CハロアルキルおよびC〜Cアルキルから選択され;
はH、メチルもしくはアミノ基のプロドラッグであり;
はH;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルケニル;0〜2個のR22で置換されたC〜Cアルキニル;および0〜2個のR22で置換されたC〜Cシクロアルキルから選択され;
XはH、−NR10、ハロ、OR12、C〜CアルキルもしくはC〜Cアルケニルであり;
各存在でRおよびR10はH、−NH;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR19で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR19で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR19で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から各々独立して選択され;
あるいはまた、RおよびR10は、それらが結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、該3〜7員の複素環は窒素原子ならびに場合によりN、O、S、S(=O)およびS(=O)から選択される第二の原子を含有し、ここで、該3〜7員の複素環は0〜1個のR17で置換され;
各存在でR11はH、C〜CアルキルおよびC〜Cハロアルキルから独立して選択され;
各存在でR12はH、C〜Cハロアルキルおよび0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルから独立して選択され;
17はHもしくは0〜1個のR19で置換されたC〜Cアルキルであり;
各存在でR19はH、−NR2324、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cハロアルキル、−NHOH、OR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NHC(=O)R25、NHCO25、OC(=O)NR2324、NHC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324、−NHS(=O)25、0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルケニル;0〜1個のR30で置換されたC〜Cアルキニル;0〜5個のR30で置換されたC〜C10アリール;0〜5個のR30で置換されたC〜Cカルボサイクリル;および0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロサイクリル基(ここで、該ヘテロサイクリル基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる);0〜5個のR30で置換された5〜14員のヘテロアリール基(ここで、該ヘテロアリール基はN、OおよびSから選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子を含んでなる)から独立して選択され;
22はH、−NR2324、−N、ハロ、−NO、−CN、−CF、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cカルボサイクリル、フェニル、−NHOH、OR25、C(=O)R25、C(=O)OR25、OC(=O)R25、C(=O)NR2324、NHC(=O)R25、NHCO25、OC(=O)NR2324、NHC(=S)R25、SR25、S(=O)R25、S(=O)25;S(=O)NR2324もしくは−NHS(=O)25であり;
各存在でR23およびR24はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;
各存在でR25はHもしくはC〜Cアルキルから各々独立して選択され;そして
30はH、F、Cl、Br、−CF、C〜CアルキルおよびC〜Cアルコキシである]
の請求項1の化合物およびその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、プロドラッグもしくは製薬学的に許容しうる塩形態。
【請求項17】
がシクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルである請求項9の化合物。
【請求項18】
がシクロペンチルである請求項9の化合物。
【請求項19】
Xが−NR10である請求項9の化合物。
【請求項20】
がシクロペンチルであり、そしてXが−NR10である請求項9の化合物。
【請求項21】
式(II)
【化13】

[式中:
環Aは
【化14】

であり;
各存在でR、R、RおよびRはH、F、Cl、Br、−OCH、−NO、−CNおよび−CFから独立して選択され;
はHであり;
はH、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、アリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、−CHCHOCH、−CHCHOCHCH、−CHCHCHおよび−CH
CHCHNHCHから選択され;
はHもしくは−NOであり;
XはH、Cl、メチル、エチル、プロピル、ブチル、−OH;−OCHCHN(CH;−OCHCH(ピリド−3−イル);−NHCH;−NCHCH;−NHCH(CH;−NHCHCHCHCH;−NHCHCH(CH;−NHCHCHCF;−NHCH=CH;−NHCHCH=CH;−NHCHCHN(CH;−N(CH)CHCHN(CH;−NHCHCHCHN(CH;−NHCHCHCHNH(CH);−NHCHCHNH;−NHCHCHCHNH;−N(H)CHCH(NH)CH;−N(CH)CHCHN(CHCH;−NHNH;−NHCHCHNHC(=O)CH;−N(CHCHOCH;−N(H)CHCHOCH;−N(H)CHCHCHOCH;−N(H)CHCHOCHCH;−N(H)CHCHOCHCHCH;−N(CHCHOH);−N(H)CHCH(OH)CH;−N(H)CHCH(OH)CHCH;−N(H)CHCH(OH)CHOH;−NH(ピリド−3−イル);−NH(4−F−ピリド−3−イル);−NH(4−MeO−ピリド−3−イル);ピペラジン−1−イル;
【化15】

から選択される]
の請求項1の化合物およびその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体もしくは製薬学的に許容しうる塩形態。
【請求項22】
以下の実施例:
実施例30;実施例31;実施例32;実施例33;実施例34;実施例35;
実施例36;実施例37;実施例38;実施例39;実施例40;実施例41;実施例42;実施例43;実施例45;実施例46;実施例47;実施例48;実施例49;実施例50;実施例51;実施例52;実施例53;実施例54;実施例55;実施例56;実施例57;実施例58;実施例59;実施例60;実施例61;実施例62;実施例63;実施例64;実施例65;実施例66;実施例67;実施例68;実施例69;実施例70;実施例71;実施例72;実施例73;実施例74;実施例75;実施例76;実施例82;実施例83;実施例84;実施例85;実施例86;実施例89;実施例90;実施例93;実施例94;実施例95;実施例96;実施例97;実施例98;実施例99;実施例100;実施例108;実施例109;実施例111;実施例113;実施例114;実施例115;実施例116;実施例117;実施例118;実施例119;実施例120;実施例121;実施例122;実施例123;実施例124;実施例125;実施例126;実施例127;実施例128;実施例129;実施例130;実施例131;実施例132;実施例133;実施例134;実施例135;実施例136;実施例137;実施例138;実施例139;実施例140;実施例141;実施例142;実施例143;実施例144;実施例148;実施例149;実施例150;実施例151;実施例152;実施例153;実施例154;実施例155;実施例156;実施例157;実施例158;実施例159;実施例160;実施例161;実施例162;実施例163;実施例164;実施例165;実施例166;実施例167;実施例168;実施例169;実施例170;実施例171;実施例172;実施例173;実施例174;実施例175;実施例176;実施例177;実施例178;実施例179;実施例180;実施例181;実施例182;実施例183;実施例184;実施例185;実施例186;実施例187;実施例188;実施例189;実施例190;実施例191;実施例192;実施例193;実施例194;実施例195;実施例196;実施例197;実施例198;実施例199;実施例200;実施例201;実施例202;実施例203;実施例204;実施例205;実施例211;実施例212;実施例213;実施例214;実施例215;実施例216;実施例217;実施例218;実施
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【請求項23】
請求項1〜22の1項に記載の化合物および1つもしくはそれ以上の製薬学的に許容しうる賦形剤を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項24】
請求項1〜22の1項に記載の化合物の治療的に有効な量を哺乳類に投与することを含んでなる慢性神経変性疾患を処置する方法であって、ここで、該慢性神経変性疾患がアルツハイマー病、パーキンソン病、進行性核上麻痺、亜急性全脳炎パーキンソニズム、脳炎後パーキンソニズム、拳闘家認知症、グアム島パーキンソン認知症複合、ピック病、大脳皮質基底核変性症、パーキンソニズムを伴う前頭側頭認知症、ハンチントン病、エイズ関連認知症、筋萎縮性側索硬化症および多発性硬化症から選択される方法。
【請求項25】
請求項1〜22の1項に記載の化合物の治療的に有効な量を哺乳類に投与することを含んでなる神経外傷性疾患を処置する方法であって、ここで、該神経外傷性疾患が急性脳卒中、統合失調症および双極性障害のような気分障害、脳卒中後の機能回復の促進、脳出血(孤立性脳アミロイド血管症)、脱毛、肥満症、アテローム硬化性心臓血管疾患、高血圧症、多嚢胞性卵巣症候群、症候群X、虚血、外傷性脳損傷、癌、白血球減少症、ダウン症候群、レヴィー小体病、炎症および免疫不全から選択される方法。
【請求項26】
請求項1〜22の1項に記載の化合物の治療的に有効な量を哺乳類に投与することを含んでなる鬱病を処置する方法。
【請求項27】
請求項1〜22の1項に記載の化合物の治療的に有効な量を哺乳類に投与することを含んでなる糖尿病を処置する方法。

【公表番号】特表2009−537531(P2009−537531A)
【公表日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−511022(P2009−511022)
【出願日】平成19年5月15日(2007.5.15)
【国際出願番号】PCT/US2007/011619
【国際公開番号】WO2008/063232
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(599133646)セフアロン・インコーポレーテツド (10)
【Fターム(参考)】