説明

置換スピロクロマノン誘導体

本発明は、一般式(I)


[式中、Arはインドール、1H−インダゾール、2H−インダゾール、1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール、1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、ベンゾ[b]フラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサゾール及びイミダゾ[1,2−a]ピリジンからなる群より選択される芳香環から形成される基を意味し;R及びRは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、C2−C7アルカノイル基、ハロ−C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、ハロ−C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、カルバモイル−C1−C6アルコキシ基、カルボキシ−C2−C6アルケニル基若しくは−Q−N(R)−Q−Rで表される基か、置換基を有していてもよい、C1−C6アルキル基、アリール基若しくは複素環基か、又は該アリール基若しくは複素環基を有する、C1−C6アルキル基若しくはC2−C6アルケニル基を意味し;R及びRは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルキル基若しくはシクロ−C3−C6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、若しくは−N(R)Rで表される基か、置換されていてもよい、C2−C7アルカノイル基、C1−C6アルコキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6アルキルチオ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基若しくはシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基か、又は置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基を意味し;T及びUは、窒素原子又はメチン基を意味し;Vは酸素原子又は硫黄原子を意味する]で表される化合物等に関する。
本発明の化合物は、ACCが関与する各種の疾患の処置剤として有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)

[式中、
Arはインドール、1H−インダゾール、2H−インダゾール、1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール、1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、ベンゾ[b]フラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサゾール及びイミダゾ[1,2−a]ピリジンからなる群より選択される芳香環から形成される基であって、R及びRを有し、更にハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、シクロ−C3−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、カルボキシル基、及びカルバモイル基からなる群より選択される置換基を有していてもよい基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、C2−C7アルカノイル基、ハロ−C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、ハロ−C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、カルバモイル−C1−C6アルコキシ基、カルボキシ−C2−C6アルケニル基若しくは−Q−N(R)−Q−Rで表される基か、
ハロゲン原子、水酸基、アジド基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C2−C7アルカノイルオキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基及びC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、
ハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基か、又は該アリール基若しくは複素環基を有する、C1−C6アルキル基若しくはC2−C6アルケニル基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルキル基若しくはシクロ−C3−C6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子若しくは水酸基によって置換されていてもよい、C2−C7アルカノイル基、C1−C6アルコキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6アルキルチオ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基若しくはシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基(ここにおいて、該シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基又はシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基中のシクロ−C3−C6アルキル基は、酸素原子、硫黄原子又はイミノ基で中断されていてもよい)か、又は
ハロゲン原子、水酸基及びシクロ−C3−C6アルキル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基を意味し;
及びQは、それぞれ独立して、単結合又は−CO−、−SO−若しくは−C(R)(R)−で表される基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキル基、アラルキルオキシ基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、又は
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基により置換されていてもよい複素芳香環基を意味し;
、R、R、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味するか、又は一緒になって、酸素原子、硫黄原子若しくはイミノ基で中断されていてもよいC2−C5アルキレン基を意味し;
T及びUは、それぞれ独立して、窒素原子又はメチン基を意味し;
Vは酸素原子又は硫黄原子を意味する]で表される化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項2】
一般式(I−1)

[式中、
Arはインドール、1H−インダゾール、2H−インダゾール、1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール、1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、ベンゾ[b]フラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサゾール及びイミダゾ[1,2−a]ピリジンからなる群より選択される芳香環から形成される基であって、R30及びR40を有し、更にハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、シクロ−C3−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、カルボキシル基及び、カルバモイル基からなる群より選択される置換基を有していてもよい基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、C2−C7アルカノイル基、ハロ−C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、ハロ−C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、カルバモイル−C1−C6アルコキシ基、カルボキシ−C2−C6アルケニル基若しくは−Q−N(R)−Q−Rで表される基か、
ハロゲン原子、水酸基、アジド基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C2−C7アルカノイルオキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基及びC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、
ハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基か、又は該アリール基若しくは複素環基を有する、C1−C6アルキル基若しくはC2−C6アルケニル基を意味し;
30及びR40は、それぞれ独立して、ハロゲン原子、ニトロ基、シクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルキル基若しくはシクロ−C3−C6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子若しくは水酸基によって置換されていてもよい、C2−C7アルカノイル基、C1−C6アルコキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6アルキルチオ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基若しくはシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基(ここにおいて、該シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基又はシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基中のシクロ−C3−C6アルキル基は、酸素原子、硫黄原子又はイミノ基で中断されていてもよい)か、又は
ハロゲン原子、水酸基及びシクロ−C3−C6アルキル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基を意味し;
及びQは、それぞれ独立して、単結合又は−CO−、−SO−若しくは−C(R)(R)−で表される基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキル基、アラルキルオキシ基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、又は
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基により置換されていてもよい複素芳香環基を意味し;
、R、R、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味するか、又は一緒になって、酸素原子、硫黄原子若しくはイミノ基で中断されていてもよいC2−C5アルキレン基を意味し;
T及びUは、それぞれ独立して、窒素原子又はメチン基を意味し;
Vは酸素原子又は硫黄原子を意味する]で表される請求項1記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項3】
一般式(I−2)

[式中、
Arはインドール、1H−インダゾール、2H−インダゾール、1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール、1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、ベンゾ[b]フラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサゾール及びイミダゾ[1,2−a]ピリジンからなる群より選択される芳香環から形成される基であって、R30及びR40を有し、更にハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、シクロ−C3−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、カルボキシル基及びカルバモイル基からなる群より選択される置換基を有していてもよい基を意味し;
は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、C2−C7アルカノイル基、ハロ−C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、ハロ−C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、カルバモイル−C1−C6アルコキシ基、カルボキシ−C2−C6アルケニル基若しくは−Q−N(R)−Q−Rで表される基か、ハロゲン原子、水酸基、アジド基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C2−C7アルカノイルオキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基及びC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、
ハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基か、又は該アリール基若しくは複素環基を有する、C1−C6アルキル基若しくはC2−C6アルケニル基を意味し;
20は水素原子、ハロゲン原子、C1−C6アルキル基又はC1−C6アルコキシ基を意味し;
30及びR40は、それぞれ独立して、ハロゲン原子、ニトロ基、シクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルキル基若しくはシクロ−C3−C6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子若しくは水酸基によって置換されていてもよい、C2−C7アルカノイル基、C1−C6アルコキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6アルキルチオ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基若しくはシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基(ここにおいて、該シクロ−C3−C6アルキルオキシカルボニル基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、シクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルスルホニル基、シクロ−C3−C6アルキルチオ基又はシクロ−C3−C6アルキル−C1−C6アルキルチオ基中のシクロ−C3−C6アルキル基は、酸素原子、硫黄原子又はイミノ基で中断されていてもよい)か、又は
ハロゲン原子、水酸基及びシクロ−C3−C6アルキル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基を意味し;
及びQは、それぞれ独立して、単結合又は−CO−、−SO−若しくは−C(R)(R)−で表される基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C2−C6アルケニル基、C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキルオキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、シクロ−C3−C6アルキル基、アラルキルオキシ基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基若しくは−N(R)Rで表される基か、
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、又は
ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基により置換されていてもよい複素芳香環基を意味し;
、R、R、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味し;
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−C6アルキル基若しくはハロ−C1−C6アルキル基を意味するか、又は一緒になって、酸素原子、硫黄原子若しくはイミノ基で中断されていてもよいC2−C5アルキレン基を意味する]で表される請求項2記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項4】
30及びR40が、それぞれ独立して、ニトロ基、シクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルキル基若しくはシクロ−C3−C6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、水酸基に置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基又は水酸基に置換されていてもよいC1−C6アルキル基である請求項2記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項5】
30が水酸基に置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基であり、かつR40がシクロ−C3−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基又はC1−C6アルキル基である請求項2記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項6】
が−Q−N(R)−Q−Rで表される基か、ハロゲン原子、水酸基、アジド基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C2−C7アルカノイルオキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基及びC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基か、又は
ハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基又は複素環基である請求項3記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項7】
の−Q−N(R)−Q−Rで表される基において、Q及びQが単結合であり、Rが水素原子であり、かつRがハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、カルバモイル基及びC2−C7アルコキシカルボニル基からなる群より選択される置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基により置換されていてもよい複素芳香環基であるか、又はQが−CO−で表される基であり、Qが−C(R)(R)−で表される基であり、Rが水素原子であり、かつRがカルバモイル基である請求項6記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項8】
のハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基が、カルボキシル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいフェニル基;C1−C6アルキル基で置換されていてもよいピラゾリル基;1,2,4−トリアゾリル基;C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、カルボキシル基、C2−C7アルコキシカルボニル基若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいピリジル基;ピリミジニル基;オキソ基で置換されていてもよいジヒドロ−1,2,4−トリアゾリル基;オキソ基で置換されていてもよいジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾリル基;又はオキソ基で置換されていてもよいジヒドロピリジル基である請求項6記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項9】
のハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基が、カルボキシル基若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいフェニル基;C1−C6アルキル基で置換されていてもよいピラゾリル基;1,2,4−トリアゾリル基;C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;C1−C6アルコキシ基、カルボキシル基若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいピリジル基;オキソ基で置換されていてもよいジヒドロ−1,2,4−トリアゾリル基;又はオキソ基で置換されていてもよいジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾリル基である請求項6記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項10】
のハロゲン原子、水酸基、オキソ基、チオキソ基、C1−C6アルキル基、ハロ−C1−C6アルキル基、ヒドロキシ−C1−C6アルキル基、C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、ハロ−C1−C6アルコキシ基、ホルミル基、カルボキシル基、C2−C7アルカノイル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルスルホニル基及び−CO−N(R)Rで表される基からなる群より選択される置換基を有していてもよい、アリール基若しくは複素環基が、カルボキシル基若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいフェニル基;C2−C7アルカノイルオキシ−C1−C6アルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;C1−C6アルコキシ基、カルボキシル基若しくは−CO−N(R)Rで表される基で置換されていてもよいピリジル基;又はオキソ基で置換されていてもよいジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾリル基である請求項6記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項11】
がカルボキシル基で置換されたピリジル基である請求項2記載の化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項12】
以下から選択される請求項1記載の化合物、又はその塩若しくはエステル:
(1) 1−[(1−エチル−4−メトキシ−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(2) 1’−[(3−シクロプロピル−8−メトキシイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(3) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(4) 1’−{[1−エチル−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(5) ナトリウム=3−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ベンゾエート、
(6) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、
(7) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−3,4−ジヒドロスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸ナトリウム塩、
(8) 1’−{[1,4−ジメトキシ−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(9) 1’−{[1,4−ジメトキシ−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン・ナトリウム塩、
(10) 1’−[(1−エチル−4−メトキシ−1H−インダゾール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(11) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(12) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン・ナトリウム塩、
(13) 1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(14) 1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン・ナトリウム塩、
(15) 1’−[(1,4−ジエトキシ−1H−インダゾール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(16) 1’−[(3−クロロ−1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(17) 1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(18) 3−(1’−{[1−シクロプロピル−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル)安息香酸、
(19) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸ナトリウム塩、
(20) 2−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}イソニコチン酸ナトリウム塩、
(21) 4−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ピリジン−2−カルボン酸ナトリウム塩、
(22) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ピリジン−2−カルボン酸ナトリウム塩、
(23) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸ナトリウム塩、
(24) 5−{1’−[(3−クロロ−1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸ナトリウム塩、
(25) 1’−[(4−アセチル−7−メトキシ−1−ベンゾフラン−2−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(26) 1’−[(1−エチル−3−メチル−1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール−5−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(27) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、
(28) 1’−[(4−メトキシ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(29) N−カルバモイルメチル−1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−カルボキサミド、
(30) 1’−[(3−クロロ−1−シクロプロピル−7−エトキシ−1H−インドール−5−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(31) 1’−[(3−シクロプロピル−7−エトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−5−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(32) 1’−[(2−シクロプロピル−7−エトキシ−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(33) 1−シクロプロピル−4−エトキシ−6−{[4−オキソ−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル]カルボニル}−1H−インドール−3−カルボキサミド、
(34) N−カルバモイルメチル−1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−カルボキサミド、
(35) N−カルバモイルメチル−1’−[(1,4−ジエトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−カルボキサミド、
(36) 1’−{[1−シクロプロピル−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(37) 1−シクロプロピル−4−エトキシ−N−メチル−6−{[4−オキソ−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル]カルボニル}−1H−インドール−3−カルボキサミド、
(38) メチル=3−(1’−{[3−カルバモイル−1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル)ベンゾエート、
(39) 3−(1’−{[3−カルバモイル−1−シクロプロピル−4−エトキシ−1H−インドール−6−イル]カルボニル}−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル)安息香酸、
(40) 1−シクロプロピル−4−エトキシ−6−{[4−オキソ−6−(1H−ピラゾール−4−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル]カルボニル}−1H−インドール−3−カルボン酸、
(41) 1−シクロプロピル−4−エトキシ−6−({6−[(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル}カルボニル)−1H−インドール−3−カルボン酸、
(42) 4−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ピリジン−2−カルボン酸、
(43) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}−2−メチルニコチン酸、
(44) 6−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、
(45) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、
(46) 4−{1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ピリジン−2−カルボン酸、
(47) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸ナトリウム塩、
(48) 5−{1’−[(1,4−ジメトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、
(49) 6−(5−ブロモピリジン−3−イル)−1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(50) メチル=5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチネート、
(51) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(52) N−カルバモイルメチル−1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−カルボキサミド、
(53) ナトリウム=5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}−2−メチルニコチネート、
(54) 1’−[(1−エチル−4−モルホリン−4−イル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(55) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(56) 1’−[(1−エチル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(57) 5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド、
(58) 1’−[(1,3−ジエチル−7−メトキシ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン、
(59) 5−{1’−[(6−シクロプロピル−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸、又は
(60) 1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オン。
【請求項13】
3−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}安息香酸である化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項14】
5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソスピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸である化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項15】
1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オンである化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項16】
1’−[(1−シクロプロピル−4−エトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−6−(1H−テトラゾール−5−イル)スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−4−オンである化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項17】
5−{1’−[(1−シクロプロピル−4−メトキシ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−4−オキソ−スピロ[クロマン−2,4’−ピペリジン]−6−イル}ニコチン酸である化合物、又はその塩若しくはエステル。
【請求項18】
治療的に有効量の請求項1記載の化合物、又はその塩若しくはエステル及び薬学的に許容されうる添加剤からなる医薬組成物。
【請求項19】
請求項18記載の医薬組成物からなるメタボリックシンドローム、脂肪肝、高脂血症、肥満症、糖尿病、過食症、悪性新生物又は感染性疾患の処置剤。
【請求項20】
メタボリックシンドローム、脂肪肝、高脂血症、肥満症、糖尿病、過食症、悪性新生物又は感染性疾患の処置剤を製造するための請求項1記載の化合物、又はその塩若しくはエステルの使用。
【請求項21】
メタボリックシンドローム、脂肪肝、高脂血症、肥満症、糖尿病、過食症、悪性新生物又は感染性疾患の治療方法であって、治療的に有効量の請求項1記載の化合物、又はその塩若しくはエステルを、当該治療が必要な患者に投与することからなる方法。

【公表番号】特表2010−515733(P2010−515733A)
【公表日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−545577(P2009−545577)
【出願日】平成20年1月8日(2008.1.8)
【国際出願番号】PCT/US2008/000221
【国際公開番号】WO2008/088688
【国際公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【出願人】(000005072)萬有製薬株式会社 (51)
【Fターム(参考)】