説明

美容器具

【課題】液体を適量髪に吹き付けて整髪できるようにする。
【解決手段】ヘアドライヤにおける風洞1内の吐出口9側に、水Wを貯留するタンク17と、タンク17内を加圧するポンプ51を設ける。タンク17内の液体流路31の下流側端部には、不織布などの半透過性の膜39を設け、さらにその前方には多孔質体43を設ける。ポンプ51を作動させることで、加圧された水Wが、空気流路35から液体流路31に空気を巻き込みつつ半透過性の膜39を通過した後、多孔質体43の多数の小孔から微細化した水が噴射される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を髪に吹き付けて髪のケア(お手入れ)を行う美容器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、美容器具として例えばヘアドライヤにおいては、乾いた熱風ばかりでなく、適宜液体を髪に吹き付けて整髪ができるようにしたものが知られている(下記特許文献1参照)。
【0003】
このヘアドライヤは、液体を吹き付けて使用する際に、外部に設けた押ボタンを押すことで、内蔵しているポンプによって、熱風吹出口近傍に設けてあるスプレーノズルから液体が噴射される。
【0004】
【特許文献1】実公昭51−32631号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記した従来のヘアドライヤは、手動によって押ボタンを押す毎に液体を噴射する構成であることから、液体が一気に多量に噴射される恐れがあり、髪がべたつくなどの課題がある。
【0006】
そこで本発明は、液体を適量髪に吹き付けて整髪できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、液体を貯留する液体貯留部及びこの液体貯留部内に圧力を付与する加圧部をハウジング内にそれぞれ設けるとともに、前記液体貯留部内に液体が流通する液体流路を設け、この液体流路の下流側の液体流出口に、前記前記加圧部によって加圧された液体が通過可能な多孔質部材を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の美容器具であって、前記多孔質部材の液体流入側に、規定以上の圧力が付与したときに前記液体が通過可能な耐圧部材を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載の美容器具であって、前記耐圧部材は、液体が透過可能な半透過性の膜であることを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項2に記載の美容器具であって、前記耐圧部材は、前記規定以上の圧力の液体によって開口する流通部を備える弾性膜であることを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4に記載の美容器具であって、前記弾性膜は、外周側から中心部に向けて厚さが徐々に薄くなるよう構成したことを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の美容器具であって、前記液体流路に、前記液体貯留部内に形成される空気領域に一端が開口する空気流路の他端を連通接続し、前記加圧部の加圧時に前記空気流路から前記液体流路に空気を送り込むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明によれば、加圧部によって液体が加圧された状態で、多孔質部材の多数の孔から液体が分散して流出するので、液体を適量髪に吹き付けて整髪することができる。
【0014】
請求項2〜5の発明によれば、加圧されていない状態での液体の多孔質部材からの漏れを耐圧部材によって阻止することができる。
【0015】
請求項6の発明によれば、液体流路を流れる液体に空気が混入することで、多孔質部材から流出する液体をより微細化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0017】
図1は、本発明の第1の実施形態を示す美容器具であるヘアドライヤの一部を省略した側面断面図、図2は、図1のA矢視図である。このヘアドライヤは、中空筒状のハウジングとしての風洞1を備えるとともに、この風洞1の長手方向一方の端部外周に把持部3を備えている。
【0018】
風洞1内の前記した把持部3を備えた側には送風手段である送風ファン5を備え、送風ファン5の回転駆動により、風洞1の一方の端部に設けた吸入口7から風洞1内に空気を吸い込み、他方の端部に設けた吐出口9から風洞1外に空気を吐出して送風する。送風ファン5は、モータ11及び、モータ11によって回転する羽車13をそれぞれ備え、これらがファンシュラウド15を介して風洞1の内壁に取り付けられている。
【0019】
風洞1内の吐出口9の中心位置には、液体貯留部としてのタンク17を設置し、このタンク17内に液体である水Wを貯留している。タンク17は、風洞1の前端部と前面がほぼ同一面となっている円板状の端板19と、端板19の送風ファン5側に、端板19側が開口している円筒カップ状のケース21とを備え、端板19の外周部に複数の支持具23を介して風洞1の内壁に取り付けられている。
【0020】
図3は、上記図1におけるタンク17を拡大した断面図である。端板19の中心位置の内面には、液体配管25の一端を接続し、これら端板19と液体配管25とを一体的に構成している。液体配管25は、端板19に対し直角方向に延びる下流部27と、下流部27の端板19と反対側の端部から図3中で下方に延びる上流部29とを備え、これら下流部27及び上流部29内に液体流路31を形成している。
【0021】
また、下流部27の図3中で上部には、空気導入管33を接続し、空気導入管33内に形成される空気流路35の一端35aを液体流路31に連通接続する一方、他端35bをタンク17内の水Wの上方に形成される空気領域37内に開口させる。
【0022】
上記した液体配管25の上流部29の先端、すなわち液体流路31の水W内の開口31aは、タンク17の図3中で下部近傍に位置し、水Wの吸込口を構成している。一方、液体流路31の下流側端部の開口31bは、端板19の中心部に液体配管25と反対側の外部から凹となるよう形成してある空隙19aに開口して水Wの吐出口を構成している。
【0023】
上記した空隙19aには、空隙19aを閉塞するようにして耐圧部材としての半透過性の膜39を設けている。この膜39は、規定以上の圧力が付与したときに水Wが通過可能な、例えば不織布で構成している。
【0024】
そして、上記した空隙19aを覆うようにして端板19の外側の面には、多孔質体保持ブロック41を取り付けている。多孔質体保持ブロック41は、空隙19aと外部とを連通する貫通孔41aを有している。貫通孔41aは空隙19a側が狭く(小径)、空隙19aと反対の外部側が広く(大径)なるような円錐形状を呈しており、この貫通孔41aに、該貫通孔41aと同形状の多孔質部材としての多孔質体43を収容固定している。
【0025】
多孔質体43は、小径側に対応する空隙19aと、大径側に対応する外部とを連通する多数の小孔を備え、例えばセラミックや金属で構成される。
【0026】
また、端板19の上記した多孔質体保持ブロック41を取り付けた部位よりも図3中で上部には、液体注入口45を貫通させて設けてあり、この液体注入口45には、Oリング47を介して蓋49を着脱可能に取り付けている。
【0027】
一方、図1に示すように、風洞1の吐出口9近傍の上部内面には、加圧部としてのポンプ51を取り付けてあり、このポンプ51と前記したタンク17とを、空気供給管53によって互いに連通接続している。この空気供給管53は、内部に形成してある空気供給通路55の流出口55aが、前記した端板19の近傍に位置し、かつ空気流路35の他端35bに一部が対向している。
【0028】
このように構成したヘアドライヤは、把持部3を手に持ち図示しない電源スイッチを操作することで、送風ファン5が回転駆動して送風空気を吐出口9から吐出させ人の髪に当てて使用する。
【0029】
このとき、上記のスイッチ操作と同時に、または別のスイッチ操作によってポンプ51が作動し、空気供給通路55からタンク17内に空気を送ってタンク17内を加圧する。
【0030】
タンク17内を加圧することで、この加圧力がタンク17内の水Wに付与され液体流路31を経て空隙19a内に作用し、その結果水Wが膜39を透過してその前方に流出し、多孔質体43の多数の小孔を通して外部に微細化して放出される。
【0031】
このとき、タンク17内の空気領域37の空気が、前記した加圧作用によって空気流路35から液体流路31に流出して水W中に混入するので、上記多孔質体43から放出される水Wは、より微細化して噴霧状に放出されることになる。
【0032】
したがって、本実施形態では、上記したような微細化した霧を髪に噴射することで、従来のように多量の水が一気に噴射されて髪がべたつくなどの不具合を招くことなく整髪することが可能となる。
【0033】
また、多孔質体43の上流側の空隙19a内に半透過性の膜39を設けることで、タンク17内が加圧されていない状態での多孔質体43からの水漏れを阻止することができ、信頼性のあるヘアドライヤとなる。
【0034】
なお、本ヘアドライヤの使用形態によっては、空気流路35の空気導入口である他端35bが水W内に水没する場合も考えられるが、空気流路35の空気導入口が水W内に水没して液体流路31に空気を導入できない場合であっても、水Wへの加圧力で吐出する水Wの微細化は可能である。
【0035】
図4は、本発明の第2の実施形態を示す、前記図3に対応する断面図である。この実施形態は、前記図3の構造における半透過性の膜39に代えて、ゴムなどからなる弾性膜57を使用している。
【0036】
弾性膜57は、図4中で左右両側の面に円錐状の凹部を形成するように、外周側から中心部に向けて厚さが徐々に薄くなるよう構成し、その最も薄くなっている中心部に、規定以上の圧力の水Wによって開口して該水Wが流通可能な流通部57aを形成している。
【0037】
この流通部57aは、図5に示すように、中心部に極めて微細な針状の小孔57bを設けておき、水Wの圧力が流通部57aに作用したときに、小孔57bが押し広げられて大きくなり、水Wの流通が可能となる。
【0038】
したがって、この第2の実施形態においても、タンク17内を加圧することで、タンク17内の水Wが、弾性膜57の流通部57aを経てその前方に流出し、多孔質体43の多数の小孔を通して外部に微細化して放出されるので、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】
図6は、本発明の第3の実施形態を示す、美容器具であるヘアアイロンの斜視図、図7は同側面図、図8は、図7のB−B断面図である。この実施形態は、上記したヘアアイロンに、図1に示してあるタンク17と同等のタンク17Aや、図1に示してあるポンプ51と同等のポンプ51Aなど、水Wを微細化して噴出するための構成を適用している。なお、第3の実施形態では、前記図1に示した第1の実施形態と同様の構成要素には、同一の番号の後に、アルファベットの大文字Aを付して説明することとする。
【0040】
すなわち、このヘアアイロンは、ハウジングとしてのヘアアイロン本体59の基端部と挟持板61の基端部とが回動支持部63にて回動可能であって先端側が開閉可能であり、その先端側の互いに対向する面に加熱板65と加熱板67とをそれぞれ設けている。そして、この加熱した状態の各加熱板65,67相互間に髪を挟むことで髪のケア(お手入れ)を行う。
【0041】
このようなヘアアイロンには、図8に示すように、その長手方向ほぼ中央位置の幅方向(図8中で上下方向)両側に、側方に突出する一対の膨出部69を設け、この各膨出部69内に前記したタンク17Aをそれぞれ収容配置している。
【0042】
タンク17Aは、端板19Aを膨出部69に設けた開口69aに露出させた状態で取り付けている。この開口69aは、加熱板65を設けてある前方側(図7中で左側)に向けて開口している。
【0043】
そして、タンク17A内には、第1の実施形態と同様にして、液体流路31Aを有する液体配管25A及び、液体流路31Aに連通接続する空気流路35Aを有する空気導入管33Aを、それぞれ収容配置している。また端板19Aには、空隙19aA内に半透過性の膜39Aを設けるとともに、その前方の多孔質体保持ブロック41Aに形成してある円錐形状の貫通孔41aAには、多孔質体43Aを収容固定している。
【0044】
また、前記したポンプ51Aは、タンク17Aと回動支持部63との間のヘアアイロン本体59内に設けており、このポンプ51Aとタンク17Aとを、内部に空気供給通路55Aを備える空気供給管53Aによって互いに連通接続している。
【0045】
さらに、一対のタンク17Aの互いに対向する側の側部には、水Wをタンク17A内に注入するための注入管71の一端を接続し、注入管71の他端は、ヘアアイロン本体59内に形成してある注入空間73に接続している。そして、この注入空間73には、図示しないOリングを介して蓋49Aを着脱可能に取り付けている。
【0046】
ここで、上記した注入管71及び注入空間73は、ヘアアイロン本体59内に収納配置しており、蓋49Aの頭部は挟持板61に対向する側に露出しており、該頭部を掴んで蓋49Aを取り外すことができる。
【0047】
このような構成のヘアアイロンにおいては、ヘアアイロン本体59の側部に設けてある電源スイッチ75を操作することで、加熱板65,67が加熱され、該加熱された加熱板65,67相互で髪を挟持して使用する。
【0048】
このとき、上記のスイッチ操作と同時に、または別のスイッチ操作によって、第1の実施形態と同様に、ポンプ51Aが作動し、タンク17Aの水が微細化された状態で多孔質体43Aの多数の小孔から噴出されるので、多量の液体が一気に噴射されて髪がべたつくなどの不具合を招くことなく整髪することが可能となる。
【0049】
図9は、本発明の第4の実施形態を示す、美容器具であるヘアブラシの正面図、図10は、図9のC−C断面図である。この実施形態は、上記したヘアブラシに、図1に示してあるタンク17と同等のタンク17Bや、図1に示してあるポンプ51と同等のポンプ51Bなど、水を微細化して噴出するための構成を適用している。なお、第4の実施形態では、前記図1に示した第1の実施形態と同様の構成要素には、同一の番号の後に、アルファベットの大文字Bを付して説明することとする。
【0050】
すなわち、このヘアブラシは、ハウジングとしてのヘアブラシ本体77の先端側の外部表面77aに多数のブリッスル79を設けてブラシを構成しており、このブリッスル79を設けた外部表面77aの内側に前記したタンク17Bを収容固定している。
【0051】
そして、タンク17B内には、第1の実施形態と同様にして、液体流路31Bを有する液体配管25B及び、液体配管25Bに連通接続する空気流路35Bを有する空気導入管33Bを、それぞれ収容配置しており、その端板19Bを外部表面77aの内側に固定し、外部表面77aに設けた貫通孔77bに多孔質体保持ブロック41Bを挿入配置している。なお、貫通孔77bは、多数のブリッスル79を設けた領域のほぼ中心に設けてある。
【0052】
また、前記したポンプ51Bは、ヘアブラシ本体77の把持部77c内に一部が位置するようヘアブラシ本体77内に設けてあり、このポンプ51Bとタンク17Bとを、内部に空気供給通路55Bを備える空気供給管53Bによって互いに連通接続している。空気供給通路55Bのタンク17B側の端部には、タンク17Bからポンプ51Bへの水の逆流を阻止する逆止弁81を設けている。
【0053】
さらに、タンク17Bのポンプ51Bと反対側の図10中で上部には、水Wをタンク17B内に注入するための注入管83の一端を接続し、注入管83の他端はヘアブラシ本体77の先端部に設けて開口77dに連通させ、この開口77dに、図示しないOリングを介して蓋49Bを着脱可能に取り付けている。
【0054】
このような構成のヘアブラシにおいては、髪をブラッシングして髪のケア(お手入れ)を行う際に、ヘアブラシ本体77に設けてある電源スイッチ85を操作すると、電源ランプ87が点灯するとともに、第1の実施形態と同様に、ポンプ51Bが作動し、タンク17Bの水Wが微細化された状態で多孔質体43Bの多数の小孔から噴出されるので、多量の液体が一気に噴射されて髪がべたつくなどの不具合を招くことなく整髪することが可能となる。
【0055】
なお、前記した図6〜図8に示したヘアアイロン及び図9,図10に示したヘアブラシにおける耐圧部材としての半透過性の膜39A及び39Bに代えて、第1の実施形態と同様に、図5に示したような中心部に小孔を備えるゴムなどからなる弾性膜を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す美容器具であるヘアドライヤの一部を省略した側面断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1におけるタンクを拡大した断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す、図3に対応する断面図である。
【図5】(a)は図4の弾性膜を拡大した断面図、(b)は図4の弾性膜を拡大した正面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す、美容器具であるヘアアイロンの斜視図である。
【図7】図6のヘアアイロンの側面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す、美容器具であるヘアブラシの正面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【符号の説明】
【0057】
W 水(液体)
1 風洞(ハウジング)
17,17A,17B タンク(液体貯留部)
31,31A,31B 液体流路
35,35A,35B 空気流路
37,37A,37B タンク内の空気領域
39,39A,39B 半透過性の膜(耐圧部材)
43,43A,43B 多孔質体(多孔質部材)
51,51A,51B ポンプ(加圧部)
57 弾性膜
57a 弾性膜の流通部
59 ヘアアイロン本体(ハウジング)
77 ヘアブラシ本体(ハウジング)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を貯留する液体貯留部及びこの液体貯留部内に圧力を付与する加圧部をハウジング内にそれぞれ設けるとともに、前記液体貯留部内に液体が流通する液体流路を設け、この液体流路の下流側の液体流出口に、前記加圧部によって加圧された液体が通過可能な多孔質部材を設けたことを特徴とする美容器具。
【請求項2】
前記多孔質部材の液体流入側に、規定以上の圧力が付与したときに前記液体が通過可能な耐圧部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の美容器具。
【請求項3】
前記耐圧部材は、液体が透過可能な半透過性の膜であることを特徴とする請求項2に記載の美容器具。
【請求項4】
前記耐圧部材は、前記規定以上の圧力の液体によって開口する流通部を備える弾性膜であることを特徴とする請求項2に記載の美容器具。
【請求項5】
前記弾性膜は、外周側から中心部に向けて厚さが徐々に薄くなるよう構成したことを特徴とする請求項4に記載の美容器具。
【請求項6】
前記液体流路に、前記液体貯留部内に形成される空気領域に一端が開口する空気流路の他端を連通接続し、前記加圧部の加圧時に前記空気流路から前記液体流路に空気を送り込むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の美容器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−136564(P2009−136564A)
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−317282(P2007−317282)
【出願日】平成19年12月7日(2007.12.7)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】