説明

美容液ハンドマスク及びフットマスクとその製造方法

【課題】手と足の肌の活性化を促進し、乾燥およびくすみを回避することにより、美容成分が手と足に浸透し皮膚の老化や肌荒れを防止し、高い美白・美肌高価が得られる手足用マスクを開発すること。
【解決手段】手と足の全体又は手と足の任意の部分を覆う美肌用のハンドマスク、フットマスク。手と足全体又は手と足の任意の部分を覆う美肌用マスクであって、アウター用の手及び足のマスクは保湿液を外に逃さない為に装着することを特徴とする。また、インナー用の手と足のマスクは、不織布で出来ており、美容液は保湿液を浸透する不織布で構成されたものであり、2枚のインナー用とアウター用が一体化を特徴とする美肌用の手足用パックマスクとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手と足専用の美容液ハンドマスク及びフットマスク製造に関する技術分野
【背景技術】
【0002】
従来の美容液マスクには、女性用に開発された、不織布に美容液成分を浸透させ、顔に密着させて肌の状態を整える商品として広く普及している(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、手や足を簡単にケアするパックは商品化されておらず、本発明は、手や足が冬の寒さによる乾燥、太陽による紫外線、酸化等から皮膚を保護し、最も老化要因にさらされている部分を潤いある美肌に保つ、保湿力、美白効果、乾燥肌、シミ、しわ、くすみ、たるみ、しもやけ対策を手と足専用の美容液ハンドマスク及びフットマスク製造に関する技術分野。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
美顔用トリートメントマスク及びアイパットとその製造方法
【特許文献1】特開2005−168587
【発明の概要】
【0004】
本発明は使用単位毎の品質維持性、品質の長期安定性を至極向上させる上、長保存後においても至極優れた美容液ハンドマスク及びフットマスクとその製造方法を提供することを目的とするものである。女性にとって、年齢を感じさせる要因としてしわや肌のくすみなど多くの要素がある。その対策として、美顔以外にもボディケアとしてネイルサロンで実施しているハンドケアや、リフレクソロジーで実施しているフットケアがある。これらは、専門のエステ要員が施術を行う為に、時間が掛かると同時に、その時間に見合ったサービス価格となっている。以前よりフェイスパックは化粧品の一部商品として販売されていた、近年になって不織布に美容液を浸透させたタイプが発売される様になり、商品の多様化が見られる様になっている。本発明は、家事や仕事をしながら手足のケアを簡単にできる個別包装され、自宅で簡単に使用できる手足用パックである。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来から、ハンドクリームやフットスクラブ入りのクリームは肌荒れに効果的とあるとされている。しかしながら、これからのクリームは塗った後、すぐに乾いてしますことがあり、冬場の乾燥が激しいときは保湿力や皮膚本来持つ自然治癒力までは回復できない。又、精製水に香料、防腐剤、酸化防止剤などが使用されている、皮膚を害する成分も含まれている。皮膚にとって、有害な乾燥や、紫外線、酸化から皮膚を保護し、自然の成分を活用することで本来、人間が持つ自然治癒力を高め、維持・回復を図る。そのため、しみ、くすみ、しわ、たるみなどの老化現象を遅らせ、肌荒れ、乾燥肌、にきび、しもやけ、かぶれ、アレルギー、アトピー性皮膚炎等の症状の改善や予防効果を発揮する美容液ハンドマスク及びフットマスクの提供。
【0006】
手と足の老廃物の排出を促し、細胞の活性化と再生のサイクルを促し、肌が本来持つ力を呼び覚ませ、活性化させ、不織布を手と足に密着させることで、高いトリートメント効果を有する美容液ハンドマスク及びフットマスクの提供。又、美容液成分は生命活動に必要不可欠な海洋深層水のミネラル、緑の自然治癒力を高める植物成分である、ハーブ抽出液や漢方エキス、米ぬか成分、竹塩抽出物少なくとも3種の混合物を有効成分として含有する美容成分を配合した、美容液ハンドマスク及びフットマスクである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために、本発明における手と足専用の美容液ハンドマスク及びフットマスクは、インナー用の手と足のマスクは、不織布で出来ており、美容液は保湿液を浸透する不織布で構成されたものであり、2枚のインナー用とアウター用が一体化を特徴とする美肌用の手足用パックマスクを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、美容液成分は生命活動に必要不可欠なミネラル、緑の自然治癒力を高める植物成分である、ハーブや漢方エキス、米ぬか、竹塩を配合したことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、「海洋深層水」とは、人が生きるために不可欠なミネラル分を陸にある水よりも多種含まれており、必須微量元素やミネラル成分がバランス良く配合され、約60種類含まれ、人の身体の細胞の働きを構成するカルシウムやマグネシウムなどの成分が非常にバランスよく配合されていることを特徴とする。約2000年もの間、海の奥底を循環し続けてきた水であり、海面にある水と違い産業廃水や生活廃水や大気からの化学物質による汚染がほとんどない状態である。又、陸水からくる大腸菌などの一般菌にもほとんど汚染されておらず、光の届かない場所の水なので、海洋植物による光合成が行えないため、海洋性細菌の数も海面の水に比べて非常に少ない。バクテリアにより分解された栄養物質が非常に多く含まれていることを特徴とする。
【0010】
又、「ハーブ」とはハーブは利用価値のある植物の総称で、植物の中で薬効や効能などがある成分を含む薬草や薬用植物と呼ばれている。ハーブは健康の維持や増進、病気の予防や手当てなど伝統療法などで昔から活用されてきたため、近頃、心と身体をリラックスさせる効果を備えることを特徴とする。ハーブには老化を食い止める抗酸化作用を持つ有効成分が含まれている。又、免疫の強化があり、有害物質が体内に侵入してきた時に免疫系で防御する自然治癒力がある。細菌やウィルスへの抵抗力を高め、殺菌する働きを持つ、さらに、食生活で不足しがちな食物繊維を豊富に含んでいる。身体の不調に適切にサポートし改善する自然の力があることを特徴とする。
又、「漢方」とは生薬ともいわれ、自然界にある動植物の中から薬効成分を持つ部分を薬として利用できるようにしたものである。多くは草木類で、種子、花、果実、葉、樹皮、茎、根である。
【0011】
又、米ぬかは、昔から日本人の生活の中、いろいろなところで愛用され、肌の汚れを落として老化の防止に、ツヤのある肌を作る美容法としても、使われてきた。米ぬかを使用した化粧品も多くあるが、くすみ除去くすみのもとになる厚く硬くなった手ごわい角質もおだやかに除去する作用があることを特徴とする。がさがさ荒れ肌もしっとりなめらか、うるおいとつややかさを保ち、洗顔だけで落とせないメラニンを含んだ角質を落とし、透明美白へ導く成分を特徴とするものである。
又、「竹塩」とは古くは「黄松竹」と呼ばれ、天日塩を青竹に入れ釜に入れ8時間800℃で焼いた塩であり、本工程を1回から9回まで繰り返します。抗酸化物質として優れたいのちの塩を配合したことを特徴とする美容液ハンドマスク及びフットマスク。
【発明の効果】
【0012】
今まで、顔の美容マスクはいつまでも美しくありたいと思う女性層に浸透してきたが、この発明により外気にさらされる体の表面である顔のみならず、顔よりも普段使うことが多い部分である手と足は年齢が如実にあらわれる部分であり、乾燥による肌荒れや皮膚の老化が進みやすいが、手と足に至るまで使用することで、外気にふれる表面を乾燥や紫外線による皮膚の老化や肌荒れを防止する効果がある。また、掃除や水仕事、庭の手入れなどの家事やデスクワークをしながらパックすることができる、また、ネイルサロンやリラクゼーションサロンの待ち時間や手と足以外を施術している時に着用が可能なため、忙しく働く女性の間で時間を効率的に活用することか可能であり生活を豊かにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】「実施形態を示したフットマスクの平面図である。」
【図2】「実施形態を示したハンドマスクの平面図である。」
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の特徴とする構成は、ハンドとフットマスクに手形と足型の美容成分を含めた不織布とアウター用の手形と足型のマスクが備えられた点にある。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
美容液に海洋深層水を配合したことを特徴とする美容液ハンドマスク及びフットマスク。
【請求項2】
竹塩抽出物と漢方エキス、ハーブエキス、米ぬかエキスを含有することを特徴とする美肌用の手足用パックマスク。
【請求項3】
インナー用の手と足のマスクは、不織布で出来ており、美容液は保湿液を浸透する不織布で構成されたものであり、2枚のインナー用とアウター用が一体化を特徴とする美肌用の手足用パックマスク。
【請求項4】
不織布シートマスクが美容液で含浸されていることを特徴とする美容液ハンドマスク及びフットマスク。
【請求項5】
不織布シートマスクの繊維はポリオレフィン繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアクリル酸系繊維、ポリ乳酸繊維、ポリウレタン繊維、綿繊維のいずれかの繊維であることを特徴とする美肌用の手足用パックマスク。
【請求項6】
マスクがハンド用、フット用のいずれか1種である請求項1から5に記載の美肌用トリートメントフット・ハンドパックマスク。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−63575(P2011−63575A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−234606(P2009−234606)
【出願日】平成21年9月15日(2009.9.15)
【出願人】(509280567)
【Fターム(参考)】