老化細胞由来DNA合成阻害因子
【課題】本発明の課題は、機能的なアッセーを用いて、DNA合成阻害因子のクローニングを達成することである。
【解決手段】老化細胞から誘導される発現ベクターcDNAライブラリーを用いて、DNA合成の阻害因子をコードするcDNAクローンを単離する。かかる阻害因子類は、細胞老化、加齢、および腫瘍形成における役割を果たす。本発明は、このような分子類、これらの阻害因子類、アンタゴニスト類、これらに対するアンチセンス核酸および誘導体類に関係するものである。本発明は、このような全ての薬剤成分の診断的、治療的、およびインビトロ使用にも関係する。
【解決手段】老化細胞から誘導される発現ベクターcDNAライブラリーを用いて、DNA合成の阻害因子をコードするcDNAクローンを単離する。かかる阻害因子類は、細胞老化、加齢、および腫瘍形成における役割を果たす。本発明は、このような分子類、これらの阻害因子類、アンタゴニスト類、これらに対するアンチセンス核酸および誘導体類に関係するものである。本発明は、このような全ての薬剤成分の診断的、治療的、およびインビトロ使用にも関係する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号3の配列を含む、SDI−1アンチセンス核酸分子。
【請求項2】
配列番号1の配列に対するアンチセンス鎖の最初の127ヌクレオチド、または、配列番号1の配列に対するアンチセンス鎖の最初の318ヌクレオチドを含んでなる、SDI−1アンチセンス核酸分子。
【請求項3】
請求項1または請求項2のSDI−1アンチセンス核酸分子を含む、受容細胞におけるDNA合成阻害に使用するための医薬組成物。
【請求項4】
請求項1または請求項2の核酸分子を含むプラスミド。
【請求項5】
請求項1または請求項2の核酸分子を含む発現ベクター。
【請求項6】
ベクターがウイルスベクターである、請求項5の発現ベクター。
【請求項7】
緑内症の処置に使用するための、請求項3の医薬組成物。
【請求項8】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項3の医薬組成物。
【請求項9】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸1ないし71、アミノ酸1ないし82、アミノ酸1ないし123、またはアミノ酸16ないし52からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項10】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸42ないし58、またはアミノ酸42ないし71からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項11】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸42ないし47、アミノ酸53ないし58、またはアミノ酸66ないし71からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項12】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸48ないし65、アミノ酸49ないし53、アミノ酸52ないし71、またはアミノ酸58ないし61からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項13】
請求項9ないし12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントに結合し得る、抗体。
【請求項14】
請求項9ないし請求項12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントを含む、受容細胞におけるDNA合成阻害用医薬組成物。
【請求項15】
緑内症の処置に使用するための、請求項14の医薬組成物。
【請求項16】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である、腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項14の医薬組成物。
【請求項17】
請求項9ないし請求項12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントをコードする核酸分子。
【請求項18】
請求項17の核酸分子を含むプラスミド。
【請求項19】
請求項17の核酸分子を含む発現ベクター。
【請求項20】
ベクターがウイルスベクターである、請求項16の発現ベクター。
【請求項21】
請求項17の核酸分子、請求項18のプラスミド、または請求項19または請求項20の発現ベクターを含む、受容細胞におけるDNA合成阻害用医薬組成物。
【請求項22】
緑内症の処置に使用するための、請求項21の医薬組成物。
【請求項23】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である、腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項21の医薬組成物。
【請求項1】
配列番号3の配列を含む、SDI−1アンチセンス核酸分子。
【請求項2】
配列番号1の配列に対するアンチセンス鎖の最初の127ヌクレオチド、または、配列番号1の配列に対するアンチセンス鎖の最初の318ヌクレオチドを含んでなる、SDI−1アンチセンス核酸分子。
【請求項3】
請求項1または請求項2のSDI−1アンチセンス核酸分子を含む、受容細胞におけるDNA合成阻害に使用するための医薬組成物。
【請求項4】
請求項1または請求項2の核酸分子を含むプラスミド。
【請求項5】
請求項1または請求項2の核酸分子を含む発現ベクター。
【請求項6】
ベクターがウイルスベクターである、請求項5の発現ベクター。
【請求項7】
緑内症の処置に使用するための、請求項3の医薬組成物。
【請求項8】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項3の医薬組成物。
【請求項9】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸1ないし71、アミノ酸1ないし82、アミノ酸1ないし123、またはアミノ酸16ないし52からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項10】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸42ないし58、またはアミノ酸42ないし71からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項11】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸42ないし47、アミノ酸53ないし58、またはアミノ酸66ないし71からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項12】
配列番号2の配列に示されるアミノ酸48ないし65、アミノ酸49ないし53、アミノ酸52ないし71、またはアミノ酸58ないし61からなる、SDI−1ポリペプチドフラグメント。
【請求項13】
請求項9ないし12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントに結合し得る、抗体。
【請求項14】
請求項9ないし請求項12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントを含む、受容細胞におけるDNA合成阻害用医薬組成物。
【請求項15】
緑内症の処置に使用するための、請求項14の医薬組成物。
【請求項16】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である、腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項14の医薬組成物。
【請求項17】
請求項9ないし請求項12のいずれかに記載のSDI−1ポリペプチドフラグメントをコードする核酸分子。
【請求項18】
請求項17の核酸分子を含むプラスミド。
【請求項19】
請求項17の核酸分子を含む発現ベクター。
【請求項20】
ベクターがウイルスベクターである、請求項16の発現ベクター。
【請求項21】
請求項17の核酸分子、請求項18のプラスミド、または請求項19または請求項20の発現ベクターを含む、受容細胞におけるDNA合成阻害用医薬組成物。
【請求項22】
緑内症の処置に使用するための、請求項21の医薬組成物。
【請求項23】
脊髄細胞、B細胞リンパ腫、上皮細胞、グリオブラストーマ細胞、繊維芽細胞または卵巣腫瘍細胞である、腫瘍細胞の処置に使用するための、請求項21の医薬組成物。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6】
【公開番号】特開2006−174836(P2006−174836A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−368034(P2005−368034)
【出願日】平成17年12月21日(2005.12.21)
【分割の表示】特願平7−508203の分割
【原出願日】平成6年8月26日(1994.8.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(593209736)ベイラー カレッジ オブ メディスィン (6)
【氏名又は名称原語表記】Baylor College of Medicine
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年12月21日(2005.12.21)
【分割の表示】特願平7−508203の分割
【原出願日】平成6年8月26日(1994.8.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(593209736)ベイラー カレッジ オブ メディスィン (6)
【氏名又は名称原語表記】Baylor College of Medicine
【Fターム(参考)】
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