肥満ならびに肥満関連の疾患および障害の処置方法
肥満または肥満関連障害の処置方法を開示する。このような方法は、前脳に対する抗肥満剤と、後脳に対する抗肥満剤との組み合わせによる使用を含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療有効量の少なくとも2種類の異なる抗肥満剤を末梢投与することを含み、
該抗肥満剤の少なくとも1種類がアミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストであり、該抗肥満剤の少なくとも1種類がレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストであり;
被検体の体重を少なくとも10%減少させることを特徴とする、
被検体の肥満を処置する方法。
【請求項2】
治療有効量の少なくとも2種類の異なる抗肥満剤を末梢投与することを含み、
該抗肥満剤の少なくとも1種類がアミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストであり、該抗肥満剤の少なくとも1種類がレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストであり;
該抗肥満剤が、被検体の体重を少なくとも10%減少させるのに有効な量で投与されることを特徴とする、
被検体の体重を減少させる方法。
【請求項3】
少なくとも1種類の抗肥満アミリン薬剤がアミリンアゴニストである、請求項1または2のいずれか1項に記載の方法。
【請求項4】
アミリンアゴニストがアミリン類似体を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
アミリン類似体がプラムリンチドを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1種類の抗肥満レプチン薬剤がレプチンアゴニストである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
レプチンアゴニストがレプチン類似体を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
レプチン類似体が成熟ヒトレプチンを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
レプチン類似体がメトレレプチンを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
アミリン薬剤の有効量とレプチン薬剤の有効量が、アミリン薬剤をレプチン薬剤と組み合わせて前記被検体に投与した場合、いずれかの薬剤を単独で投与した場合に達成される体重減少量よりも大きな体重減少量が達成されるような量を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
2種類の薬剤が同時に投与される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
2種類の薬剤が一緒に混合される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが90〜400マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが150〜375マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180〜360マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが、360マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.0〜6.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25〜5.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが、2.0〜3.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが、2.5ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが90〜400マイクログラムを1日2回で投与され、レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.0〜6.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180〜360マイクログラムを1日2回で投与され、レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25〜2.5ミリグラムを1日2回または1.25〜5.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
2種類の薬剤が同時に投与される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが乾燥製剤であり、アミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストが液状製剤である、請求項1〜25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニスト乾燥製剤が、アミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニスト液状製剤により復元される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
乾燥製剤が凍結乾燥製剤である、請求項26および27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
アミリン薬剤とレプチン薬剤が、別々に製剤化されるが一緒にパッケージングされる、請求項1〜28のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
アミリン薬剤とレプチン薬剤を、別々のチャンバー型カートリッジ内に存在させる、請求項1〜29のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
アミリン薬剤とレプチン薬剤を、レプチン薬剤の復元前に、チャンバー型シリンジの別々のチャンバーに存在させる、請求項1〜30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
さらに、NPY1受容体アンタゴニスト、NPY5受容体アンタゴニスト、NPY2受容体アゴニスト、NPY4受容体アゴニスト、CNTF、CNTFアゴニスト/モジュレーター、CNTF誘導体、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアンタゴニスト、メラノコルチン4アゴニスト、MC4受容体アゴニスト、カンナビノイド受容体(CB−1)アンタゴニスト/インバースアゴニスト、グレリンアンタゴニスト、5HT2cアゴニスト、セロトニン再取り込み阻害薬、セロトニン輸送阻害薬、エキセンディン、エキセンディン誘導体、エキセンディンアゴニスト、GLP−1、GLP−1類似体、GLP−1アゴニスト、DPP−IVインヒビター、オピオイドアンタゴニスト、オレキシンアンタゴニスト、代謝型グルタミン酸サブタイプ5受容体アンタゴニスト、ヒスタミン3アンタゴニスト/インバースアゴニスト、トピラメート、CCK、CCK類似体、CCKアゴニストならびにPYY(3−36)、PYY(3−36)類似体、およびPYY(3−36)アゴニストからなる群より選択される少なくとも1種類の抗肥満剤を含む、請求項1〜31のいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
少なくとも1種類のさらなる抗肥満剤が、フェンテルミン、リモナバント、シブトラミンまたはトピラメートである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
被検体の体脂肪量を減少させる、請求項1〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
被検体が、肥満、肥満関連障害、肥満関連疾患、標準体重超過、肥満関連の病状、糖尿病、インスリン抵抗性症候群、リポジストロフィー、非アルコール性脂肪性肝炎、心血管疾患、多嚢胞性卵巣症候群、およびメタボリックシンドロームからなる群より選択される少なくとも1つの病状を有する、請求項1〜34のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
BMIが25より大きい、請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
BMIが25〜35である、請求項1〜36のいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
BMIが25〜40である、請求項1〜37のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
BMIが25〜45である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
BMIが35〜45である、請求項1〜39のいずれか1項に記載の方法。
【請求項41】
BMIを30未満に減少させる、請求項1〜40のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
BMIを25未満に減少させる、請求項1〜41のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
BMIを正常まで減少させる、請求項1〜42のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
体重減少が処置の4週間以内に達成される、請求項1〜43のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
体重減少が処置の8週間以内に達成される、請求項1〜44のいずれか1項に記載の方法。
【請求項46】
体重減少が処置の12週間以内に達成される、請求項1〜45のいずれか1項に記載の方法。
【請求項47】
体重減少が処置の20週間以内に達成される、請求項1〜46のいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
体重減少が処置の24週間以内に達成される、請求項1〜47のいずれか1項に記載の方法。
【請求項49】
被検体がヒトである、請求項1〜48のいずれか1項に記載の方法。
【請求項50】
被検体が肥満体のヒトである、請求項1〜49のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
被検体がヒト成人女性である、請求項1〜50のいずれか1項に記載の方法。
【請求項52】
体重減少が少なくとも12%の減少である、請求項1〜51のいずれか1項に記載の方法。
【請求項53】
体重減少が少なくとも15%の減少である、請求項1〜52のいずれか1項に記載の方法。
【請求項54】
体重減少が処置の8週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜53のいずれか1項に記載の方法。
【請求項55】
体重減少が処置の12週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜54のいずれか1項に記載の方法。
【請求項56】
体重減少が処置の20週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜55のいずれか1項に記載の方法。
【請求項57】
体重減少が処置の40週間以内に少なくとも15%の減少である、請求項1〜56のいずれか1項に記載の方法。
【請求項58】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の2時間以内に投与される、請求項1〜57のいずれか1項に記載の方法。
【請求項59】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の1時間以内に投与される、請求項1〜58のいずれか1項に記載の方法。
【請求項60】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の15分以内に投与される、請求項1〜59のいずれか1項に記載の方法。
【請求項61】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が朝食前に投与される、請求項1〜60のいずれか1項に記載の方法。
【請求項62】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が夕食前に投与される、請求項1〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
アミリン薬剤の有効量により500〜2000pg/mlの血漿濃度が達成される、請求項1〜62のいずれか1項に記載の方法。
【請求項64】
アミリン薬剤の有効量により750〜1500pg/mlの血漿濃度が達成される、請求項1〜63のいずれか1項に記載の方法。
【請求項65】
アミリン薬剤の有効量により約1500pg/mlの最大血漿濃度が達成される、請求項1〜64のいずれか1項に記載の方法。
【請求項66】
レプチン薬剤の有効量により20〜100pg/mlが達成される、請求項1〜65のいずれか1項に記載の方法。
【請求項67】
レプチン薬剤の有効量により25〜90pg/mlが達成される、請求項1〜66のいずれか1項に記載の方法。
【請求項68】
レプチン薬剤の有効量により25〜90pg/mlが達成される、請求項1〜67のいずれか1項に記載の方法。
【請求項69】
アミリン薬剤の有効量により500〜2000pg/mlの血漿濃度が達成され、レプチン薬剤の有効量により20〜100pg/mlが達成される、請求項1〜68のいずれか1項に記載の方法。
【請求項70】
さらに、体重減少を維持または継続させるためにアミリン薬剤またはレプチン薬剤のいずれかを単独で投与することを含む、請求項1〜69のいずれか1項に記載の方法。
【請求項71】
少なくともアミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体を、それを必要とする被検体をレプチンに対して感作するのに有効な量および時点で投与し、次いで、該被検体の体重を少なくとも10%減少させるためにレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニスト投与することを含む、被検体の体重を減少させる方法。
【請求項72】
被検体の体重を少なくとも10%減少させるために少なくともアミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体およびレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストを投与し、次いで、アミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体あるいはレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストのいずれかを単独で投与することを含む、被検体の体重を減少させる方法。
【請求項73】
有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、請求項1〜72のいずれか1項に記載の方法で用いるための医薬組成物。
【請求項74】
肥満の処置または体重減少の奏功を、それを必要とする被検体にもたらすための医薬組成物であって、有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、請求項1〜73のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項75】
有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、肥満の処置または体重減少の奏功を、それを必要とする被検体にもたらすための医薬組成物であって、有効量が、該薬剤を組み合わせて前記被検体に投与した場合、いずれかの薬剤を単独で投与した場合に達成される体重減少量よりも大きな体重減少量が達成されるような量を含む医薬組成物。
【請求項76】
肥満の処置または体重減少の奏功のための医薬の製造におけるアミリンアゴニストとレプチンアゴニストを含む、請求項1〜75のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項1】
治療有効量の少なくとも2種類の異なる抗肥満剤を末梢投与することを含み、
該抗肥満剤の少なくとも1種類がアミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストであり、該抗肥満剤の少なくとも1種類がレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストであり;
被検体の体重を少なくとも10%減少させることを特徴とする、
被検体の肥満を処置する方法。
【請求項2】
治療有効量の少なくとも2種類の異なる抗肥満剤を末梢投与することを含み、
該抗肥満剤の少なくとも1種類がアミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストであり、該抗肥満剤の少なくとも1種類がレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストであり;
該抗肥満剤が、被検体の体重を少なくとも10%減少させるのに有効な量で投与されることを特徴とする、
被検体の体重を減少させる方法。
【請求項3】
少なくとも1種類の抗肥満アミリン薬剤がアミリンアゴニストである、請求項1または2のいずれか1項に記載の方法。
【請求項4】
アミリンアゴニストがアミリン類似体を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
アミリン類似体がプラムリンチドを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1種類の抗肥満レプチン薬剤がレプチンアゴニストである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
レプチンアゴニストがレプチン類似体を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
レプチン類似体が成熟ヒトレプチンを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
レプチン類似体がメトレレプチンを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
アミリン薬剤の有効量とレプチン薬剤の有効量が、アミリン薬剤をレプチン薬剤と組み合わせて前記被検体に投与した場合、いずれかの薬剤を単独で投与した場合に達成される体重減少量よりも大きな体重減少量が達成されるような量を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
2種類の薬剤が同時に投与される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
2種類の薬剤が一緒に混合される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが90〜400マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが150〜375マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180〜360マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが、360マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180マイクログラムを1日2回で投与される、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.0〜6.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25〜5.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが、2.0〜3.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが、2.5ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが90〜400マイクログラムを1日2回で投与され、レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.0〜6.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
アミリン類似体またはアミリンアゴニストが180〜360マイクログラムを1日2回で投与され、レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが1.25〜2.5ミリグラムを1日2回または1.25〜5.0ミリグラムを1日2回で投与される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
2種類の薬剤が同時に投与される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニストが乾燥製剤であり、アミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニストが液状製剤である、請求項1〜25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
レプチン、レプチン類似体またはレプチンアゴニスト乾燥製剤が、アミリン、アミリン類似体またはアミリンアゴニスト液状製剤により復元される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
乾燥製剤が凍結乾燥製剤である、請求項26および27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
アミリン薬剤とレプチン薬剤が、別々に製剤化されるが一緒にパッケージングされる、請求項1〜28のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
アミリン薬剤とレプチン薬剤を、別々のチャンバー型カートリッジ内に存在させる、請求項1〜29のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
アミリン薬剤とレプチン薬剤を、レプチン薬剤の復元前に、チャンバー型シリンジの別々のチャンバーに存在させる、請求項1〜30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
さらに、NPY1受容体アンタゴニスト、NPY5受容体アンタゴニスト、NPY2受容体アゴニスト、NPY4受容体アゴニスト、CNTF、CNTFアゴニスト/モジュレーター、CNTF誘導体、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアンタゴニスト、メラノコルチン4アゴニスト、MC4受容体アゴニスト、カンナビノイド受容体(CB−1)アンタゴニスト/インバースアゴニスト、グレリンアンタゴニスト、5HT2cアゴニスト、セロトニン再取り込み阻害薬、セロトニン輸送阻害薬、エキセンディン、エキセンディン誘導体、エキセンディンアゴニスト、GLP−1、GLP−1類似体、GLP−1アゴニスト、DPP−IVインヒビター、オピオイドアンタゴニスト、オレキシンアンタゴニスト、代謝型グルタミン酸サブタイプ5受容体アンタゴニスト、ヒスタミン3アンタゴニスト/インバースアゴニスト、トピラメート、CCK、CCK類似体、CCKアゴニストならびにPYY(3−36)、PYY(3−36)類似体、およびPYY(3−36)アゴニストからなる群より選択される少なくとも1種類の抗肥満剤を含む、請求項1〜31のいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
少なくとも1種類のさらなる抗肥満剤が、フェンテルミン、リモナバント、シブトラミンまたはトピラメートである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
被検体の体脂肪量を減少させる、請求項1〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
被検体が、肥満、肥満関連障害、肥満関連疾患、標準体重超過、肥満関連の病状、糖尿病、インスリン抵抗性症候群、リポジストロフィー、非アルコール性脂肪性肝炎、心血管疾患、多嚢胞性卵巣症候群、およびメタボリックシンドロームからなる群より選択される少なくとも1つの病状を有する、請求項1〜34のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
BMIが25より大きい、請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
BMIが25〜35である、請求項1〜36のいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
BMIが25〜40である、請求項1〜37のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
BMIが25〜45である、請求項1〜38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
BMIが35〜45である、請求項1〜39のいずれか1項に記載の方法。
【請求項41】
BMIを30未満に減少させる、請求項1〜40のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
BMIを25未満に減少させる、請求項1〜41のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
BMIを正常まで減少させる、請求項1〜42のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
体重減少が処置の4週間以内に達成される、請求項1〜43のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
体重減少が処置の8週間以内に達成される、請求項1〜44のいずれか1項に記載の方法。
【請求項46】
体重減少が処置の12週間以内に達成される、請求項1〜45のいずれか1項に記載の方法。
【請求項47】
体重減少が処置の20週間以内に達成される、請求項1〜46のいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
体重減少が処置の24週間以内に達成される、請求項1〜47のいずれか1項に記載の方法。
【請求項49】
被検体がヒトである、請求項1〜48のいずれか1項に記載の方法。
【請求項50】
被検体が肥満体のヒトである、請求項1〜49のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
被検体がヒト成人女性である、請求項1〜50のいずれか1項に記載の方法。
【請求項52】
体重減少が少なくとも12%の減少である、請求項1〜51のいずれか1項に記載の方法。
【請求項53】
体重減少が少なくとも15%の減少である、請求項1〜52のいずれか1項に記載の方法。
【請求項54】
体重減少が処置の8週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜53のいずれか1項に記載の方法。
【請求項55】
体重減少が処置の12週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜54のいずれか1項に記載の方法。
【請求項56】
体重減少が処置の20週間以内に少なくとも10%の減少である、請求項1〜55のいずれか1項に記載の方法。
【請求項57】
体重減少が処置の40週間以内に少なくとも15%の減少である、請求項1〜56のいずれか1項に記載の方法。
【請求項58】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の2時間以内に投与される、請求項1〜57のいずれか1項に記載の方法。
【請求項59】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の1時間以内に投与される、請求項1〜58のいずれか1項に記載の方法。
【請求項60】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が食事前の15分以内に投与される、請求項1〜59のいずれか1項に記載の方法。
【請求項61】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が朝食前に投与される、請求項1〜60のいずれか1項に記載の方法。
【請求項62】
アミリン薬剤およびレプチン薬剤が夕食前に投与される、請求項1〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
アミリン薬剤の有効量により500〜2000pg/mlの血漿濃度が達成される、請求項1〜62のいずれか1項に記載の方法。
【請求項64】
アミリン薬剤の有効量により750〜1500pg/mlの血漿濃度が達成される、請求項1〜63のいずれか1項に記載の方法。
【請求項65】
アミリン薬剤の有効量により約1500pg/mlの最大血漿濃度が達成される、請求項1〜64のいずれか1項に記載の方法。
【請求項66】
レプチン薬剤の有効量により20〜100pg/mlが達成される、請求項1〜65のいずれか1項に記載の方法。
【請求項67】
レプチン薬剤の有効量により25〜90pg/mlが達成される、請求項1〜66のいずれか1項に記載の方法。
【請求項68】
レプチン薬剤の有効量により25〜90pg/mlが達成される、請求項1〜67のいずれか1項に記載の方法。
【請求項69】
アミリン薬剤の有効量により500〜2000pg/mlの血漿濃度が達成され、レプチン薬剤の有効量により20〜100pg/mlが達成される、請求項1〜68のいずれか1項に記載の方法。
【請求項70】
さらに、体重減少を維持または継続させるためにアミリン薬剤またはレプチン薬剤のいずれかを単独で投与することを含む、請求項1〜69のいずれか1項に記載の方法。
【請求項71】
少なくともアミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体を、それを必要とする被検体をレプチンに対して感作するのに有効な量および時点で投与し、次いで、該被検体の体重を少なくとも10%減少させるためにレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニスト投与することを含む、被検体の体重を減少させる方法。
【請求項72】
被検体の体重を少なくとも10%減少させるために少なくともアミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体およびレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストを投与し、次いで、アミリン、アミリンアゴニストまたはアミリン類似体あるいはレプチン、レプチン誘導体またはレプチンアゴニストのいずれかを単独で投与することを含む、被検体の体重を減少させる方法。
【請求項73】
有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、請求項1〜72のいずれか1項に記載の方法で用いるための医薬組成物。
【請求項74】
肥満の処置または体重減少の奏功を、それを必要とする被検体にもたらすための医薬組成物であって、有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、請求項1〜73のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項75】
有効量のアミリンアゴニストと有効量のレプチンアゴニストを含む、肥満の処置または体重減少の奏功を、それを必要とする被検体にもたらすための医薬組成物であって、有効量が、該薬剤を組み合わせて前記被検体に投与した場合、いずれかの薬剤を単独で投与した場合に達成される体重減少量よりも大きな体重減少量が達成されるような量を含む医薬組成物。
【請求項76】
肥満の処置または体重減少の奏功のための医薬の製造におけるアミリンアゴニストとレプチンアゴニストを含む、請求項1〜75のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
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【図30】
【図31】
【図32】
【公表番号】特表2011−503180(P2011−503180A)
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−534004(P2010−534004)
【出願日】平成19年11月14日(2007.11.14)
【国際出願番号】PCT/US2007/084733
【国際公開番号】WO2009/064298
【国際公開日】平成21年5月22日(2009.5.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(598133654)アミリン・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (38)
【氏名又は名称原語表記】AMYLIN PHARMACEUTICALS, INC.
【住所又は居所原語表記】9360 Towne Centre Drive, San Diego, CA 92121 USA
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年11月14日(2007.11.14)
【国際出願番号】PCT/US2007/084733
【国際公開番号】WO2009/064298
【国際公開日】平成21年5月22日(2009.5.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(598133654)アミリン・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (38)
【氏名又は名称原語表記】AMYLIN PHARMACEUTICALS, INC.
【住所又は居所原語表記】9360 Towne Centre Drive, San Diego, CA 92121 USA
【Fターム(参考)】
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