説明

肥満症の処置のためのアリールアルキル酸誘導体の製造および使用

本発明は、ある種のアリールアルキル酸化合物、組成物、ならびに肥満症および関連疾患を処置するかもしくは予防するための方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

[式中、
QはO、SもしくはNRであり;
Aは
【化2】

(ここで、pは1もしくは2である)
および
【化3】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である)
から選択されるリンカーであり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRは水素、ハロ、(C−C)アルキルおよび(C−C)アルコキシから独立して選択され;
は水素、場合によりヒドロキシで置換されていてもよい(C−C)アルキル、および場合により(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはハロで置換されていてもよいフェニルから選択され;
は水素、ニトロおよび(C−C)アルキルから選択されるか;または
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ、そして該ベンゼン環置換基の
2個が(C−C)アルキルであり且つベンゼン環の隣接する炭素原子に結合している場合、それらは一緒になって5〜7員の炭素環式環を形成することができ;
は水素もしくは(C−C)アルキルであり;
は水素であり;
は水素、あるいは場合により(C−C)アルコキシ、ビス[(C−C)アルキル]アミノまたは場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはシアノで置換されていてもよいフェニルで置換されていてもよい(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは両方とも(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜5員の炭素環式環、または
【化4】

(ここで、WはCH、C(CH、O、NR、SもしくはSOである)
で表される6員環を形成することができ;
は(C−C)アルキルであり;そして
は水素もしくは(C−C)アルキルである]
の化合物またはその製薬学的に許容しうる塩およびエステル。
【請求項2】
QがNRであり;
Aが
【化5】

(ここで、pは1もしくは2である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、R、R、R、R、R、RおよびWが請求項1で定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項3】
QがNRであり;
Aが
【化6】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、R、RおよびRが請求項1に定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項4】
QがOであり;
Aが
【化7】

(ここで、pは1もしくは2である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、R、R、R、R、RおよびWが請求項1で定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項5】
QがOであり;
Aが
【化8】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、RおよびRが請求項1で定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項6】
QがSであり;
Aが
【化9】

(ここで、pは1もしくは2である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、R、R、R、R、RおよびWが請求項1で定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項7】
QがSであり;
Aが
【化10】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である)
であり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRが、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ;そして
、RおよびRが、請求項1で定義されているとおりである
請求項1の化合物。
【請求項8】
4−[4’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(5−メトキシ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
トランス−2−{[4’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−メトキシ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−[(4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5,6−ジフルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−{[4’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルアミノ)−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(5−メトキシ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;および
トランス−(1R,2R)−2−[(3’−フルオロ−4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸
よりなる群から選択される請求項1の化合物。
【請求項9】
4−[4’−(1,3−ベンゾオキサゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−4−オキソ−2−(2−フェニルエチル)ブタン酸;
2,2−ジメチル−4−{4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−{4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−{4’−[(4−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−オキソ−4−[4’−(5,6,7,8−テトラヒドロナフト[2,3−d][1,3]オキサゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]ブタン酸;
4−{4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(5−イソプロピル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−オキソ−4−{4’−[(5−プロピル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}ブタン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5,6−ジメチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾオキサゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペン
タン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−[(4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロヘキサン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロヘキサン−カルボン酸;
4−{4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソ−2−(2−フェニルエチル)ブタン酸;
トランス−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(5−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;および
トランス−(1R,2R)−2−[(3’−フルオロ−4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸
よりなる群から選択される請求項1の化合物。
【請求項10】
4−[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−オキソ−4−[4’−(1,3−チアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]ブタン酸;
4−[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル
−4−イル]−2−(2−メトキシエチル)−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2−(2−メトキシエチル)−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2−(2−メトキシエチル)−4−オキソブタン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロブタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
4−{4’−[(5−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
2,2−ジメチル−4−{4’−[(6−ニトロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(4−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
トランス−(1R,2R)−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソ−2−(2−フェニルエチル)ブタン酸;
2−(2−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2−オキソエチル)ペンタン酸;
トランス−2−({4’−[(5−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−ニトロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソブタン酸;
2−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−{4’−[(5−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
2−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−{4’−[(6−ニトロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−エトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
2,2−ジメチル−4−{4’−[(5−ニトロ−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソブタン酸;
4−(4’−{[4−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
シス−3−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロヘキサン−カルボン酸;
シス−3−({4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロヘキサン−カルボン酸;
トランス−2−[(4’−{[6−(トリフルオロメトキシ)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−[(4’−{[6−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5,7−ジメチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボ
ン酸;
トランス−2−[(4’−{[6−(メチルスルホニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5,6−ジメチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
4−{4’−[(6−エトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
4−{4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}−2,2−ジメチル−4−オキソブタン酸;
トランス−2−({4’−[(5,7−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−[(4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロヘキサン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(5,7−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロブタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロブタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(4−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロブタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−イソプロピル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾー
ル−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1S,2S)−2−({4’−[(4,6−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−[(3’−フルオロ−4’−{[6−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(5−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(4−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(5−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(5,7−ジメチル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({4’−[(5,7−ジフルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−[(3’−フルオロ−4’−{[5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−[(3’−フルオロ−4’−{[6−(トリフルオロメトキシ)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロブタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロブタン−カルボン酸;
トランス−2−{[4’−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルアミノ)−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル]カルボニル}シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−メトキシ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロプロパン−カルボン酸;
トランス−(1R,2R)−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−イソプロピル−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−({3’−フルオロ−4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−1,1’−ビフェニル−4−イル}カルボニル)シクロペンタン−カルボン酸;
トランス−2−[(3’−フルオロ−4’−{[6−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アミノ}−1,1’−ビフェニル−4−イル)カルボニル]シクロペンタン−カルボン酸;
4−{4’−[(6−クロロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]−3’−フルオロ−1,1’−ビフェニル−4−イル}−4−オキソ−2−(2−フェニルエチル)ブタン酸;および
(1R,2R)−2−[{3’−フルオロ−4’−[(6−フルオロ−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アミノ]ビフェニル−4−イル}(ヒドロキシ)メチル]シクロペンタンカルボン酸
よりなる群から選択される請求項1の化合物。
【請求項11】
式(Ia)
【化11】

[式中、
QはO、SもしくはNRであり;
Aは
【化12】

(ここで、pは1もしくは2である)
および
【化13】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である)
から選択されるリンカーであり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRは水素、ハロ、(C−C)アルキルおよび(C−C)アルコキシから独立して選択され;
は水素、場合によりヒドロキシで置換されていてもよい(C−C)アルキル、および場合により(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはハロで置換されていてもよいフェニルから選択され;
は水素、ニトロおよび(C−C)アルキルから選択されるか;または
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ、そして該ベンゼン環置換基の2個が(C−C)アルキルであり且つベンゼン環の隣接する炭素原子に結合している場合、それらは一緒になって5〜7員の炭素環式環を形成することができ;
は水素もしくは(C−C)アルキルであり;
は水素であり;
は水素、あるいは場合により(C−C)アルコキシ、ビス[(C−C)アルキル]アミノまたは場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはシアノで置換されていてもよいフェニルで置換されていてもよい(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは両方とも(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜5員の炭素環式環、もしくは
【化14】

(ここで、WはCH、C(CH、O、NR、SもしくはSOである)
で表される6員環を形成することができ;
は(C−C)アルキルであり;そして
は水素もしくは(C−C)アルキルである]
の化合物またはその製薬学的塩およびエステル。
【請求項12】
式(Ib)
【化15】

[式中、
QはO、SもしくはNRであり;
Aは
【化16】

(ここで、pは1もしくは2である)
および
【化17】

(ここで、mは0であり、そしてnは1、2、3もしくは4であるか、または
mは1であり、そしてnは1、2もしくは3である。)
から選択されるリンカーであり、そしてここで、該リンカーは場合により1もしくは2個のR基で置換されていてもよく;
およびRは水素、ハロ、(C−C)アルキルおよび(C−C)アルコキシから独立して選択され;
は水素、場合によりヒドロキシで置換されていてもよい(C−C)アルキル、および場合により(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはハロで置換されていてもよいフェニルから選択され;
は水素、ニトロおよび(C−C)アルキルから選択されるか;または
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になる場合に、場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ニトロ、シアノ、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、アミノカルボニル、(C−C)アルキルアミノカルボニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノカルボニル、アミノスルホニル、(C−C)アルキルアミノスルホニル、ビス[(C−C)アルキル]アミノスルホニル、(C−C)アルキルカルボニルアミノ、(C−C)アルキルスルホニルアミノ、ヒドロキシ−(C−C)アルキルアミノカルボニル、1−モルホリニルカルボニルおよび1−ピペリジニルカルボニルから選択される2個までの置換基で置換されていてもよいベンゼン環を形成することができ、そして該ベンゼン環置換基の2個が(C−C)アルキルであり且つベンゼン環の隣接する炭素原子に結合している場合、それらは一緒になって5〜7員の炭素環式環を形成することができ;
は水素もしくは(C−C)アルキルであり;
は水素であり;
は水素、あるいは場合により(C−C)アルコキシ、ビス[(C−C)アルキル]アミノ、または場合によりハロ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシもしくはシアノで置換されていてもよいフェニルで置換されていてもよい(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは両方とも(C−C)アルキルであるか;あるいは
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜5員の炭素環式環、もしくは
【化18】

(ここで、WはCH、C(CH、O、NR、SもしくはSOである)
で表される6員環を形成することができ;
は(C−C)アルキルであり;そして
は水素もしくは(C−C)アルキルである]
の化合物またはその製薬学的塩およびエステル。
【請求項13】
製薬学的に許容しうる担体と組み合わせて、治療的に有効な量の請求項1の化合物またはその製薬学的に許容しうる塩もしくはエステルを含んでなる製薬学的組成物。
【請求項14】
製薬学的に許容しうる担体および1つもしくはそれ以上の製薬学的薬剤(pharmaceutical agents)と組み合わせて、治療的に有効な量の請求項1の化合物またはその製薬学的に許容しうる塩もしくはエステルを含んでなる製薬学的組成物。
【請求項15】
該製薬学的薬剤がβ−3−アゴニスト、CB−1アンタゴニスト、神経ペプチドY5阻害剤、食欲抑制剤およびリパーゼ阻害剤よりなる群から選択される肥満抑制薬である請求項14の製薬学的組成物。
【請求項16】
該製薬学的薬剤がインシュリン、インシュリン誘導体、PPARリガンド、スルホニル尿素薬剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、ビグアニド、PTP−1B阻害剤、DPP−IV阻害剤、11−ベータ−HSD阻害剤、GLP−1およびGLP−1誘導体、GIPおよびGIP誘導体、PACAPおよびPACAP誘導体、ならびにセクレチンおよびセクレチン誘導体よりなる群から選択される糖尿病の処置のための薬剤である請求項14の製薬学的組成物。
【請求項17】
該製薬学的薬剤がHMG−CoA阻害剤、ニコチン酸、脂肪酸低下化合物、脂質低下薬、ACAT阻害剤、胆汁金属イオン封鎖剤(bile sequestrants)、胆汁酸再摂取阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送阻害剤およびフィブリン酸誘導体よりなる群から選択される脂質障害の処置のための薬剤である請求項14の製薬学的組成物。
【請求項18】
該製薬学的薬剤がβ−遮断薬、カルシウムチャンネル遮断薬、利尿薬、レニン阻害剤、ACE阻害剤、AT−1受容体アンタゴニスト、ET受容体アンタゴニストおよびナイトレート(nitrates)よりなる群から選択される抗高血圧薬である請求項14の製薬学的組成物。
【請求項19】
製薬学的に許容しうる担体と組み合わせて、治療的に有効な量の請求項8、9、10、11もしくは12の化合物またはその製薬学的に許容しうる塩もしくはエステルを含んで
なる製薬学的組成物。
【請求項20】
製薬学的に許容しうる担体および1つもしくはそれ以上の製薬学的薬剤と組み合わせて、治療的に有効な量の請求項8、9、10、11もしくは12の化合物またはその製薬学的に許容しうる塩もしくはエステルを含んでなる製薬学的組成物。
【請求項21】
治療的に有効な量の請求項1の化合物もしくは請求項13の組成物を処置を必要とする患者に投与する段階を含んでなる肥満症の処置方法。
【請求項22】
治療的に有効な量の請求項1の化合物もしくは請求項13の組成物を誘発を必要とする患者に投与する段階を含んでなる体重減少の誘発方法。
【請求項23】
治療的に有効な量の請求項1の化合物もしくは請求項13の組成物を予防を必要とする患者に投与する段階を含んでなる体重増加の予防方法。
【請求項24】
治療的に有効な量の請求項1の化合物もしくは請求項13の組成物を処置を必要とする患者に投与する段階を含んでなる肥満関連障害の処置方法。
【請求項25】
該肥満関連障害が異常脂質血症、コレステロール胆石、胆嚢疾患、痛風、癌、生理不順、不妊症、多嚢胞性卵巣、変形性関節症、睡眠時無呼吸、高トリグリセリド血症、症候群X(Syndrome X)、2型糖尿病、アテローム硬化性疾患、高脂血症、高コレステロール血症、低HDLレベル、高血圧、心臓血管疾患、冠状動脈性心臓病、冠状動脈疾患、脳血管疾患、脳卒中および末梢血管疾患よりなる群から選択される請求項24の方法。
【請求項26】
1つもしくはそれ以上の製薬学的薬剤と組み合わせて、治療的に有効な量の請求項1の化合物を処置を必要とする患者に投与する段階を含んでなる肥満症の処置方法。
【請求項27】
請求項1の化合物および1つもしくはそれ以上の製薬学的薬剤が単一の製薬学的投与製剤として投与される請求項26の方法。
【請求項28】
治療的に有効な量の請求項14、15、16、17もしくは18の組成物を処置を必要とする患者に投与する段階を含んでなる肥満症の処置方法。
【請求項29】
治療的に有効な量の請求項14、15、16、17もしくは18の組成物を処置を必要とする患者に投与する段階を含んでなる肥満関連障害の処置方法。
【請求項30】
肥満症および肥満関連障害の処置および/もしくは予防のための請求項1の化合物。
【請求項31】
少なくとも1つの製薬学的に許容しうる、製薬学的に安全な担体もしくは賦形剤と組み合わせて請求項1に記載の少なくとも1種の化合物を含有する薬剤。
【請求項32】
肥満症および肥満関連障害の処置および/もしくは予防用の薬剤を製造するための請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項33】
肥満症の処置および/もしくは予防のための請求項31に記載の薬剤。
【請求項34】
式(II)
【化19】

[式中、
Rは水素もしくは(C−C)アルキルであり;
XはCl、BrもしくはIであり;そして
およびAは請求項1で定義されているとおりである]
の化合物をボロン酸エステル試薬と反応させて式(X)
【化20】

[式中、
Rは水素もしくは(C−C)アルキルであり;そして
およびAは請求項1で定義されているとおりである]
の化合物を生成せしめる段階;
およびパラジウム触媒の存在下で、そして場合により塩基の存在下で式(X)の化合物を式(IX)
【化21】

[式中、
、R、RおよびQは請求項1で定義されているとおりである]
の化合物とカップリングさせて式(VIII)
【化22】

[式中、
Rは水素もしくは(C−C)アルキルであり、
、R、R、R、AおよびQは請求項1で定義されているとおりである]
の化合物を生成せしめる段階を含んでなる式(VIII)の化合物の製造方法。
【請求項35】
ボロン酸エステル試薬がピナコールボランであり、そして塩基が炭酸カリウムある請求項34の方法。

【公表番号】特表2007−502862(P2007−502862A)
【公表日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−532796(P2006−532796)
【出願日】平成16年5月6日(2004.5.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/014036
【国際公開番号】WO2004/100881
【国際公開日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(503211596)バイエル・フアーマシユーチカルズ・コーポレーシヨン (46)
【Fターム(参考)】