説明

背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法、この方法を実行するためのコンピュータプログラム製品、並びにこの方法を実施する電子装置

【課題】本発明は、背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法、更に、この方法を実施する電子装置並びにこの方法を実行するためのコンピュータプログラム製品を開示する。
【解決手段】前記方法においては、前記背景壁紙を分析することによって、前記背景壁紙で関心領域(Region of Interest;ROI)を指定する。前記背景壁紙を表示する。前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の領域に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータの壁紙関連の表示方法に関し、特に、背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法、この方法を実行するためのコンピュータプログラム製品、並びにこの方法を実施する電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現代の手持ち式電子装置の殆どは、静的壁紙、動的壁紙、待ち受け画面の背景のような個性的な壁紙を表示する機能を提供できる。つまり、ユーザーは、好みのイメージを選択して、その手持ち式電子装置のデスクトップに表示される背景壁紙とすることができる。デスクトップに表示されるアイコン、ウィジェット(widget)又は他のユーザーインターフェイスエレメントが、前記デスクトップに表示されるユーザーの好み物を覆うことがある。そのため、ユーザーは、その好み物が覆われないように、ユーザーインターフェイスエレメントの位置を再配置しなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、ユーザーの好み物が他のユーザーインターフェイスエレメントに覆われるのを防ぐ必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施例によると、背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法が提供される。前記方法において、背景壁紙を分析することによって、背景壁紙における関心領域(Region of Interest;ROI)を指定する。背景壁紙を表示する。一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、ROIが覆われないように表示された背景壁紙の領域に表示する。
【0005】
本発明のまた他の実施例によると、表示ユニットと、表示制御ユニットと、処理ユニットと、を備える電子装置が提供される。表示制御ユニットは、表示ユニットに電気的に接続され、且つ処理ユニットは、表示制御ユニットに電気的に接続される。表示制御ユニットは、表示ユニットを制御するように構成される。処理ユニットは、背景壁紙を分析することによって、背景壁紙でROIを指定する。表示制御ユニットは、背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、ROIが覆われないように表示された背景壁紙の領域に表示するように、表示ユニットを制御する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、多くの利点を実現できる。表示ユニットにおけるROI表示用領域が、いかなるユーザーインターフェイスエレメントに覆われることはない。つまり、ユーザーにとって関心のある領域が、視覚上において、いかなるユーザーインターフェイスエレメントに遮断されることはない。
【0007】
以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照すれば、本発明の前記又は他の特徴、態様、利点は、より分かりやすくなる。上記の一般的な説明及び下記の詳細な説明は、何れも例に過ぎなく、請求される本発明の更なる説明を提供することを図るものを、理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に関わる以下の詳細な説明を読むと、本発明をより十分的に理解することができ、下記添付図面を参照する。
【図1】本発明の一実施例による背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニット上に表示する方法を示すフロー図である。
【図2】背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法を実施する電子装置のブロック図の実施例を示す。
【図3A】ユーザーインターフェイスエレメントを移動する方式の実施例を示す。
【図3B】ユーザーインターフェイスエレメントを移動する方式の実施例を示す。
【図3C】ユーザーインターフェイスエレメントを移動する方式の実施例を示す。
【図4A】ユーザーインターフェイスエレメントを移動したり、調整したりする方式の実施例を示す。
【図4B】ユーザーインターフェイスエレメントを移動したり、調整したりする方式の実施例を示す。
【図4C】ユーザーインターフェイスエレメントを移動したり、調整したりする方式の実施例を示す。
【図5A】背景壁紙におけるROIを指定できる方式の実施例を示す。
【図5B】背景壁紙におけるROIを指定できる方式の実施例を示す。
【図5C】背景壁紙におけるROIを指定できる方式の実施例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の当面の実施例を参照して、示される添付図面とともに詳しく説明する。出来る限り、同一又は類似の素子を、図面及び明細書において同一の符号で表す。
【0010】
図1は、本発明の一実施例による背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニット上に表示する方法を示すフロー図である。背景壁紙は、静的壁紙、動的壁紙、待ち受け画面又はそれらの組み合わせであってよい。一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントは、少なくとも一つのアイコン、少なくとも一つのウィジェット、少なくとも一つの通知、少なくとも一つのボタン、又はそれらの任意の組み合わせであってよい。図2は、この方法を実施する電子装置のブロック図の実施例を示す。前記方法において、電子装置を提供して、前記電子装置の表示ユニットに表示される背景壁紙でROIを指定し、且つ背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、ROIが覆われないように前記電子装置の表示ユニットに表示する。
【0011】
前記方法は、コンピュータプログラム製品として実施されることができる。コンピュータプログラム製品は、電子装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラム製品に記憶されるコンピュータプログラムが、表示ユニットを有する電子装置にロードされると、電子装置は、前記方法を実行することができる。コンピュータプログラム製品は、例えば、読み出し専用メモリ(read only memory;ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(programmable read only memory;PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read only memory;EPROM)及び電気的消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read only memory;EEPROM)のような不揮発性メモリ、静的ランダムアクセスメモリ(static random access memory;SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory;DRAM)及びダブルデータレートランダムアクセスメモリ(double data rate random access memory;DDR-RAM)のような揮発性メモリ、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read only memories;CD-ROM)及びデジタル多目的コンパクトディスク読み出し専用メモリ(digital versatile disc read only memories;DVD-ROM)のような光学式メモリ、ハードディスクドライブ(hard disk drives;HDD)及びフロッピー(登録商標)ディスクのような磁気メモリ、を含むいかなる適切な記憶媒体に記憶されてよい。
【0012】
図1及び図2を参照する。電子装置200は、表示ユニット210と、表示制御ユニット220と、処理ユニット230と、を備える。表示制御ユニット220は、表示ユニット210に電気的に接続され、且つ処理ユニット230は、表示制御ユニット220に電気的に接続される。表示制御ユニット220は、表示ユニット210を制御するように構成される。表示制御ユニット220は、画像処理装置(Graphics Processing Unit;GPU)又はいかなる他のタイプの表示制御ユニットであってよい。処理ユニット230は、中央処理装置(Central Processing Unit;CPU)又はいかなる他のタイプの処理ユニットであってよい。
【0013】
前記方法のルーチン100は、工程110から始まり、そのうち、処理ユニット230は、背景壁紙を分析することによって、前記背景壁紙でROIを指定する。ROIは、関心テーマ、即ち、背景壁紙におけるユーザーにとって関心のある領域を含む。例えば、ユーザーは、人面を関心テーマとして設定することができる。そのため、処理ユニット230は、背景壁紙を分析することによって、背景壁紙で人面を含むROIを指定することができる。本発明のまた他の実施例において、背景壁紙が若干の連続像を含む動的壁紙である場合、処理ユニット230は、前記連続像を分析することによって、背景壁紙でROIを指定することができる。例えば、処理ユニット230は、関心テーマが表示される連続像の領域を指定して、前記指定される領域をROIとすることができる。他の実施例において、処理ユニット230の代わりに、工程110で指定される他の関心テーマを設定してもよい。
【0014】
次に、ルーチン100は、工程130へ進む。前記工程130において、表示制御ユニット220は、背景壁紙を表示するように、表示ユニット210を制御することが示される。
【0015】
工程140において、表示制御ユニット220は、一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、ROIが覆われないように表示された背景壁紙の領域に表示するように、表示ユニット210を制御する。そのため、関心テーマを有するROIは、いかなるユーザーインターフェイスエレメントに覆われない。つまり、ユーザーにとって関心のあるテーマは、視覚上において、遮断されないように表示ユニット210に表示されることができる。
【0016】
工程140の一実施例において、表示制御ユニット220は、一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、ROIが覆われないように表示背景壁紙に表示するように、表示ユニット210に表示される一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントの少なくとも一つを移動してよい。そのため、ユーザーインターフェイスエレメントを移動することによって、ユーザーにとって関心のあるテーマが、視覚上において遮断されるのを防ぐことができる。
【0017】
工程140のまた他の実施例において、表示制御ユニット220は、一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントをROI外の背景壁紙の領域に表示するように、表示ユニット210に表示される一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントの少なくとも一つのサイズを調整してよい。そのため、背景壁紙におけるROI外の領域が狭く、又はユーザーインターフェイスエレメントのサイズが大きくても、前記サイズを調整した後、ユーザーにとって関心のあるテーマが視覚上において遮断されるのを防ぐことができる。
【0018】
図3A〜図3Cは、ユーザーインターフェイスエレメントを移動する方式の実施例を示す。図3Aにおいて、表示ユニット210は、若干のユーザーインターフェイスエレメント211a、211bを表示する。図3Bにおいて、工程110で、関心テーマが人面であると設定する場合、処理ユニット230は、背景壁紙212で人面を含むROI212aを指定することができる。図3Cにおいて、工程130で、表示制御ユニット220は、背景壁紙を表示するように、表示ユニット210を制御する。なお、工程140において、表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211a、211bを、ROI212aが覆われないように表示背景壁紙212の領域に表示するように、表示ユニット210を制御する。一実施例において、表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211a、211bを、ROI212aが覆われないように表示するように、ユーザーインターフェイスエレメント211a、211bを移動する。本発明のまた他の実施例において、処理ユニット230は、更にROI212a外の領域(つまり、いかなる人面もない領域)を利用可能な領域212bとして指定してよい。そして、表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211a、211bを背景壁紙212の利用可能な領域212bに移動する。そのため、ユーザーインターフェイスエレメント211a、211bは、ROI212a外の背景壁紙212の領域に表示されることになる。
【0019】
図4A〜図4Cは、ユーザーインターフェイスエレメントを移動したり、調整したりする方式の実施例を示す。図4Aにおいて、表示ユニット210は、若干のユーザーインターフェイスエレメント211c、211d、211eを表示する。図4Bにおいて、工程110で、関心テーマが人面であると設定する場合、処理ユニット230は、背景壁紙212で人面を含むROI212aを指定することができる。図4Cにおいて、工程130で、表示制御ユニット220は、背景壁紙を表示するように、表示ユニット210を制御する。なお、工程140において、表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211c、211d、211eを、ROI212aが覆われないように表示背景壁紙212の領域に表示するように、表示ユニット210を制御する。表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211c、211dを、ROI212aが覆われないように表示するように、ユーザーインターフェイスエレメント211c、211dを移動する。なお、表示制御ユニット220は、表示ユニット210に表示されるユーザーインターフェイスエレメント211eのサイズを、ROI212aが覆われないように表示するのに十分小さく調整する。そのため、大きいユーザーインターフェイスエレメント211eが、視覚上においてユーザーにとって関心のあるテーマを遮断するのを防いだ。
【0020】
本発明のまた他の実施例において、処理ユニット230は、更に、ROI212a外の領域(つまり、いかなる人面もない領域)を利用可能な領域212bとして指定してよい。そして、表示制御ユニット220は、ユーザーインターフェイスエレメント211c、211dを、ROI212aが遮断されないように背景壁紙212の利用可能な領域212bに移動する。なお、表示制御ユニット220は、ROI212aが遮断されないように、表示ユニット210に表示されるユーザーインターフェイスエレメント211eのサイズを利用可能な領域212bより小さく、例えば、ユーザーインターフェイスエレメント211c、211dと合わせて利用可能な領域212bに収納可能なサイズまで調整する。
【0021】
処理ユニット230は、以下の3種類の分析方法によって、背景壁紙でROIを指定することができる。
【0022】
1.イメージの特性値によって分析する。処理ユニット230は、背景壁紙全体のイメージの特性値(例えば、背景壁紙におけるカラー、質感、ライン)を分析することができる。処理ユニット230は、背景壁紙全体のイメージの特性値の複雑性によって、背景壁紙を若干の小さなブロックに区分する。例えば、図5Aに示すように、複雑な質感又はカラーを持つ領域をより多くのブロックに区分して、簡単な質感又はカラーを持つ領域を、それぞれのサイズが割りに大きな、より少ないブロックに区分する。そして、図5Bに示すように、処理ユニット230は、背景壁紙でノイズを消去して代表的な特性値を維持するように、背景壁紙の区分されたブロックのサイズによって、平滑化フィルタを実行する。そして、処理ユニット230は、関心テーマが背景壁紙でハイライト表示されるまで、前記平滑化フィルタされたブロックを合併する。そのため、関心テーマを得て、且つその後でROIを指定することができる。
【0023】
2.特定な物件を検出する。異なる若干のアルゴリズムを使用して、例えば、人面、物体、ワード、車両、顔特徴等の意味ありげな物件をユーザーのために検出することができる。異なる物件に対して、対応的なアルゴリズムがある。処理ユニット230は、前記対応的なアルゴリズムを使用して、背景壁紙で物件を検出したり、前記検出された物件の表示された領域を検出したりして、前記領域を図3B及び図4Bに示すROIとすることができる。
【0024】
3.ユーザーがフィードバックする。当該方法を第1項及び第2項における方法と組み合わせてよい。処理ユニット230が2つ以上のROIを検出した場合、ユーザーは、好ましいROIの特性に関する入力が処理ユニット230に提供されるように、電子装置200のユーザーインターフェイスを介して前記ROIの一つを指定することができる。次回に、処理ユニット230が2つ又はそれ以上のROIを検出した場合、処理ユニット230は、異なる重みを異なるROIに割り当て、且つユーザーの好みのROIを予測することができる。そのため、2つ又は2つ以上のROIを検出する後の実例において、ユーザーが検出されたROIを選択する入力は、最低限に抑えられる。
【0025】
なお、処理ユニット230は、ROI技術によって、例えば、写真における人面又は建築物のような、ユーザーが重要視する背景壁紙におけるホットスポットを検出することができる。その後、処理ユニット230は、ホットスポット(ROI)を視覚上において遮断されるべきではない領域とし、且つユーザーインターフェイスエレメントを再配置する。なお、処理ユニット230は、利用可能な領域のサイズによって、ユーザーインターフェイスエレメントを移動したり、ユーザーインターフェイスエレメントのサイズを調整したりすることができる。そのため、ユーザーが電子装置200に表示される背景壁紙を変える場合、ユーザーは、自分でユーザーインターフェイスエレメントの位置に気をつかう必要がなく、且つROIは、ユーザーインターフェイスエレメントに覆われない。
【0026】
本発明は、多くの利点を実現できる。表示ユニットにおけるROI表示用領域がいかなるユーザーインターフェイスエレメントに覆われることはない。つまり、ユーザーにとって関心のある領域視覚上において、いかなるユーザーインターフェイスエレメントに遮断されることはない。
【0027】
本発明を、本発明のある実施例と合わせて詳しく説明したが、他の実施例も可能である。そのため、添付の特許請求の範囲の精神と範囲は、本文に含まれる実施例に対する説明に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲と精神から逸脱しない限り、本発明の構造に対して種々の修飾又は変更を加えることができることは勿論である。上記内容に鑑みて、本発明の修飾又は変更が以下の特許請求の範囲に含まれる限り、本発明は、本発明の修飾及び変更を含むことを図っている。
【符号の説明】
【0028】
100 ルーチン、110、130、140 工程、200 電子装置、210 表示ユニット、211a、211b、211c、211d、211e ユーザーインターフェイスエレメント、212 背景壁紙、212a ROI、212b 利用可能な領域、220 表示制御ユニット、230 処理ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
背景壁紙を分析することによって、前記背景壁紙で関心領域(ROI)を指定する工程と、
前記背景壁紙を表示する工程と、
一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の領域に表示する工程と、
を備え、
前記背景壁紙及び前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に電子装置の表示ユニットに表示するための方法。
【請求項2】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の前記領域に表示する前記工程は、
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つを移動する工程を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の前記領域に表示する前記工程は、
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つのサイズを調整する工程を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ROIは、前記背景壁紙で関心テーマを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記関心テーマは、人面である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記背景壁紙は、複数の連続像を含む動的壁紙であり、且つ前記背景壁紙を分析によって、前記背景壁紙で前記ROIを指定する前記工程は、
前記背景壁紙で前記ROIを指定するように、前記連続像を分析する工程を含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントのそれぞれは、アイコン、ウィジェット、通知又はボタンである請求項1に記載の方法。
【請求項8】
電子装置に用いられるコンピュータプログラムが前記電子装置にロードされると、前記電子装置が、背景壁紙及び一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを同時に前記電子装置の表示ユニットに表示するための方法を実行するコンピュータプログラム製品で、前記方法は
前記背景壁紙を分析することによって、前記背景壁紙でROIを指定する工程と、
前記背景壁紙を表示する工程と、
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の領域に表示する工程と、
を備えて、前記コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品。
【請求項9】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の前記領域に表示する前記工程は、
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つを移動する工程を含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項10】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の前記領域に表示する前記工程は、
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つのサイズを調整する工程を含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項11】
前記ROIは、前記背景壁紙で関心テーマを含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項12】
前記関心テーマは、人面である請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項13】
前記背景壁紙は、複数の連続像を含む動的壁紙であり、且つ前記背景壁紙を分析によって、前記背景壁紙で前記ROIを指定する前記工程は、
前記背景壁紙で前記ROIを指定するように、前記連続像を分析する工程を含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項14】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントのそれぞれは、アイコン、ウィジェット、通知又はボタンである請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項15】
表示ユニットと、
前記表示ユニットに電気的に接続され、前記表示ユニットを制御するように構成される表示制御ユニットと、
前記表示制御ユニットに電気的に接続される処理ユニットと、
を備え、
前記処理ユニットは、前記背景壁紙を分析することによって、前記背景壁紙でROIを指定し、
前記表示制御ユニットは、前記背景壁紙及び前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記表示された背景壁紙の領域に表示するように、前記表示ユニットを制御する、
電子装置。
【請求項16】
前記表示制御ユニットは、前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つを移動する請求項15に記載の電子装置。
【請求項17】
前記表示制御ユニットは、前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントを、前記ROIが覆われないように前記背景壁紙に表示するように、その少なくとも一つのサイズを調整する請求項15に記載の電子装置。
【請求項18】
前記ROIは、前記背景壁紙で関心テーマを含む請求項15に記載の電子装置。
【請求項19】
前記関心テーマは、人面である請求項18に記載の電子装置。
【請求項20】
前記背景壁紙は、複数の連続像を含む動的壁紙であり、
前記処理ユニットは、前記背景壁紙で前記ROIを指定するように、前記連続像を分析する請求項15に記載の電子装置。
【請求項21】
前記一つ又は複数のユーザーインターフェイスエレメントのそれぞれは、アイコン、ウィジェット、通知又はボタンである請求項15に記載の電子装置。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【公開番号】特開2013−97369(P2013−97369A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−287900(P2011−287900)
【出願日】平成23年12月28日(2011.12.28)
【出願人】(502160992)宏達國際電子股▲ふん▼有限公司 (97)
【Fターム(参考)】