説明

背負式作業機の背負バンド

【課題】容易に長さを調整でき、長さ調整時の作業者の負担を軽減できる背負式作業機の背負バンドを提供する。
【解決手段】作業者が肩に背負うバンド本体20と、バンド本体20の長さを調整するためのバックル11と、を備え、バックル11は、環状のフレーム部材12と当該フレーム部材12の内側を仕切る棒状部材13とを有し、バンド本体20は、フレーム部材12と棒状部材13との間に挿通されるように背負バンドを構成し、このバンド本体20上に、複数の目盛16を設け、バックル11のフレーム部材12上に、目盛16と対応させるための指標19を設ける。これにより、目盛16とフレーム部材12の指標19との位置合わせによるバンド本体20の長さ調整を可能とし、背負式作業機の本体部を背負うことなく背負バンドの長さを調整できるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、背負式作業機の背負バンドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、背負式作業機の背負バンドとして、長さを調整可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−289816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている背負式作業機では、背負バンドの長さを作業者の体形に合う長さとすることができ、作業の快適性が得られる。しかし、背負式作業機は、重量が大きい動力源や薬剤タンクなどを含む本体部を背負うものであるため、本体部を背負った状態で長さを調節するには大きな労力を必要とする。特に複数の作業者で同じ背負式作業機を共用する場合などには、作業の都度背負バンドの長さを調整する必要があり、調整作業時に費やす労力が作業者の負担となる場合があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、容易に長さを調整でき、長さ調整時の作業者の負担を軽減できる背負式作業機の背負バンドの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による背負式作業機の背負バンドは、背負式作業機(100)用の背負バンド(2a,2b)であって、作業者が肩に背負う帯状のバンド本体(20)と、バンド本体(20)の長さを調整するためのバックル(11)と、バンド本体(20)上に設けられ、当該バンド本体(20)の長手方向に並べて配置された複数の目盛(16)と、を備え、バックル(11)は、環状のフレーム部材(12)と、当該フレーム部材(12)の内側を仕切るように設けられた棒状部材(13)と、を有し、バンド本体(20)は、フレーム部材(12)と棒状部材(13)との間に挿通され、フレーム部材(12)は、目盛(16)と対応させるための指標(19)を含むことを特徴とする。
【0007】
このような背負バンド(2a,2b)によれば、作業者の体形に合った背負バンド(2a,2b)の長さに対応した目盛(16)を背負時に記憶しておき、その目盛(16)とフレーム部材(12)の指標(19)との位置を合わせるだけで背負バンド(2a,2b)の長さを調整することができる。このため、背負式作業機(100)の本体部を背負うことなく背負バンド(2a,2b)の長さを調整することができ、背負バンド(2a,2b)の長さ調整時の作業者の負担を軽減することができる。
【0008】
ここで、上記作用を効果的に奏する構成として、バンド本体(20)は、長さが一定となるようバックル(11)に連結された固定長バンド(9)と、長さが変更可能となるようバックル(11)に連結された可変長バンド(10)と、を有し、複数の目盛(16)は、可変長バンド(10)上に設けられ、可変長バンド(10)の一端側は、棒状部材(13)周りに折り返され、フレーム部材(12)と棒状部材(13)との間に挿通され、当該可変長バンド(10)の他端側とフレーム部材(12)との間に挟まれるものが挙げられる。
【0009】
また、フレーム部材(12)又は目盛(16)は、バンド本体(20)と色の異なる部分を含む構成であると、フレーム部材(12)とバンド本体(20)との境界が明確になり、大まかな長さ調整をするのが容易となるため、背負バンド(2a,2b)の長さ調整がさらに容易となる。
【0010】
また、上記作用を効果的に奏する構成として、それぞれの目盛(16)は、バンド本体(20)の長手方向に交差する方向に線状に延びているものが挙げられる。
【0011】
また、目盛(16)の端部に連設され、当該目盛(16)に対して斜行する複数の斜行目盛(17)を備えた構成であると、複数の目盛(16)を斜行目盛(17)でつなぎ、斜行目盛(17)でつながれた目盛(16)を一本縫いの縫目として構成することができるため、背負バンド(2a,2b)の製造が容易になる。
【0012】
また、複数の目盛(16)及び複数の斜行目盛(17)は複数のグループ(18)に分割され、それぞれのグループ(18)に属する複数の目盛(16)及び複数の斜行目盛(17)の端部同士が互いにつながれている構成であると、例えば、フレーム部材(12)とグループ(18)との位置関係に基づいて大まかな長さ調整をし、その後に目盛(16)と指標(19)との位置関係に基づいて細かな長さ調整をすることが可能となり、背負バンド(2a,2b)の長さ調整が一層容易となる。
【0013】
また、それぞれのグループ(18)は、バンド本体(20)の長手方向での長さが所定長以上となるように構成され、当該所定長は、グループ(18)上にフレーム部材(12)が位置している状態であっても、当該グループ(18)の一部が視認可能となる長さであると、フレーム部材(12)とグループ(18)との位置関係に基づいて大まかな長さ調整をする際に、該当するグループ(18)を見失うことが防止される。
【0014】
また、複数の目盛(16)は、互いに長さが異なる構成であると、目盛(16)を単純な線状の構成としつつ、作業者の体形に合った背負バンド(2a,2b)の長さに対応した目盛(16)と他の目盛(16)とを見分けやすくなる。
【0015】
また、複数の目盛(16)は、長さ順に並んでいる構成であると、作業者の体形に合った背負バンド(2a,2b)の長さに対応した目盛(16)を見つけやすくなる。
【発明の効果】
【0016】
このように本発明の背負式作業機の背負いバンドによれば、容易に長さを調整でき、長さ調整時の作業者の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態に係る背負バンドが適用された背負式作業機の前方斜視図である。
【図2】背負バンドの正面図である。
【図3】図2中のIII-III矢視図である。
【図4】バックル及び目盛の正面図である。
【図5】目盛と指標の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る背負式作業機の背負バンドの好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の説明において、上下、前後、左右の語は、背負式作業機を背負った作業者を基準とした方向を表すものとする。
【0019】
図1は、本発明の実施形態に係る背負バンドが適用された背負式作業機の前方斜視図、図2は、背負バンドの正面図、図3は、図2中のIII-III矢視図、図4は、バックル及び目盛の正面図、図5は、目盛と指標の関係を示す図であり、本実施形態では背負式作業機を薬剤等の散布に用いる背負式動力散布機として説明する。
【0020】
図1に示すように、本実施形態に係る背負バンドが適用された背負式動力散布機100は、動力源を含む本体部1と、作業者が本体部1を背負うための左右一対の背負バンド2a,2bと、背負時に本体部1及び作業者の背中の間に介在する背当部材3と、を備えている。また、この背負式動力散布機100は、本体部1から送り出された薬剤を作業者が散布する散布噴頭を備えている。なお、ここでは散布噴頭は取り外されている。
【0021】
本体部1は、作業者が背負う背負枠4と、背負枠4の下端に連設され後側に突出した架台5とを備え、この架台5の上に、液体や粉粒体からなる薬剤(ここでは粒剤)を散布噴頭へ圧送するための送風機6及びその動力源(ここでは内燃エンジン)7が載置され、さらに薬剤を収容するタンク8が送風機6上に載置されて構成されている。また、背当部材3は、背負枠4の前側に取り付けられている。
【0022】
左右一対の背負バンド2a,2bの上端部は、それぞれ背負枠4の上側に着脱自在な構造で取り付けられ、背負バンド2a,2bの下端部は、それぞれ背負枠4の下側に着脱自在な構造で取り付けられている。そして、背負バンド2a,2b及び背負枠4のなす左右一対のループに作業者が両肩を通し、本体部1を背負うことが可能となっている。
【0023】
図2に示すように、背負バンド2a,2bは、作業者が肩に背負う帯状のバンド本体20と、バンド本体20の長さを調整するためのバックル11とを備えている。バンド本体20は、長さが一定となるようバックル11に連結された固定長バンド9と、長さが変更可能となるようバックル11に連結された可変長バンド10と、を有し、可変長バンド10上には、当該可変長バンド10の長手方向に並べて複数の目盛16が設けられている(図4参照)。
【0024】
固定長バンド9は、背負枠4の上側に取り付けるための上端連結部14を上端部に有し、可変長バンド10は、固定長バンド9の下端部にバックル11を介して連結され、背負枠4の下側に取り付けるための下端連結部15を下端部に有している。図2及び図3に示すように、バックル11は、環状のフレーム部材12と、フレーム部材12の内側を仕切るように設けられた棒状部材13とを有している。可変長バンド10の上端側(下端連結部15の逆側)は、棒状部材13周りに折り返され、フレーム部材12と棒状部材13との間に挿通され、当該可変長バンド10の下端側(下端連結部15側)とフレーム部材12との間に挟まれている。棒状部材13における可変長バンド10の折り返し位置を変えると、下端連結部15とバックル11との距離が変わり、可変長バンド10の長さが変更される。これにより、背負バンド2a,2bの全長が調整される。
【0025】
図4に示すように、可変長バンド10上には、複数の目盛16が設けられている。複数の目盛16は、可変長バンド10の長手方向に並べて配置されている。この目盛16は、糸の縫目によって構成されており、それぞれの目盛16は、可変長バンド10の長手方向に交差する方向(ここでは直交する方向)に線状に延びている。複数の目盛16は、互いに長さが異なっており、可変長バンド10の長手方向に長さ順に並べられている。また、可変長バンド10上には、隣り合う目盛16,16の間を斜行する複数の斜行目盛17が設けられている。すなわち、斜行目盛17は、目盛16に連設され、当該目盛16に対して斜行している。それぞれの斜行目盛17も、目盛16と同様に糸の縫目によって構成されている。複数の目盛16及び複数の斜行目盛17は、複数のグループ18に分割されており、それぞれのグループ18に属する複数の目盛16及び複数の斜行目盛17の端部同士(目盛16の左端部と斜行目盛17の左端部、目盛16の右端部と斜行目盛17の右端部)が互いにつながれている。それぞれのグループ18は、可変長バンド10の長手方向での長さが所定長以上となるように構成されている。当該所定長は、グループ18上にフレーム部材12が位置している状態であっても、当該グループ18の一部が視認可能となる長さであり、具体的には、フレーム部材12が可変長バンド10を覆う範囲の長さLである(図5参照)。なお、目盛16及び斜行目盛17は、可変長バンド10と色の異なる部分を含んでいることが好ましく、可変長バンド10と色の異なるインクで印刷されたものであってもよい。
【0026】
フレーム部材12は、バックル11に連結された可変長バンド10上の目盛16と対応させるための指標19を含んでいる。指標19は、フレーム部材12上に印刷されたものであってもよいし、フレーム部材12上の凹凸として構成されたものであってもよく、矢印や△印等(ここでは△印)により、可変長バンド10のうちフレーム部材12内に位置している部分を指し示すように構成されている。さらに、フレーム部材12は、指標19以外の部分に、可変長バンド10と色が異なる部分を含んでいる。
【0027】
以上のように構成された背負式動力散布機100の背負バンド2a,2bによれば、作業者の体形に合った背負バンド2a,2bの長さに対応した目盛16を背負時に記憶しておき、その目盛16とフレーム部材12の指標19との位置を合わせるだけで背負バンド2a,2bの長さを調整することができる(図5参照)。このため、本体部1を背負うことなく背負バンド2a,2bの長さを調整することができ、背負バンド2a,2bの長さ調整時の作業者の負担を軽減することができる。
【0028】
また、フレーム部材12は、指標19以外の部分にバンド本体20を構成する可変長バンド10と色の異なる部分を含んでいるため、フレーム部材12と可変長バンド10との境界が明確になり、大まかな長さ調整をするのが容易となるため、背負バンド2a,2bの長さ調整がさらに容易となる。
【0029】
また、隣り合う目盛16,16の間を斜行する複数の斜行目盛17が可変長バンド10上に設けられているため、複数の目盛16を斜行目盛17でつなぎ、斜行目盛17でつながれた目盛16を一本縫いの縫目として構成することができ、背負バンド2a,2bの製造が容易になる。
【0030】
また、複数の目盛16及び複数の斜行目盛17は複数のグループ18に分割され、それぞれのグループ18に属する複数の目盛16及び複数の斜行目盛17は互いにつながれているため、例えば、フレーム部材12とグループ18との位置関係に基づいて大まかな長さ調整をし、その後に目盛16と指標19との位置関係に基づいて細かな長さ調整をすることが可能となり、背負バンド2a,2bの長さ調整が一層容易となる。
【0031】
また、それぞれのグループ18は、バンド本体20を構成する可変長バンド10の長手方向での長さが所定長以上となるように構成され、当該所定長は、グループ18上にフレーム部材12が位置している状態であっても、当該グループ18の一部が視認可能となる長さであるため、フレーム部材12とグループ18との位置関係に基づいて大まかな長さ調整をする際に、該当するグループ18を見失うことが防止される。
【0032】
また、複数の目盛16は、互いに長さが異なっているため、目盛16を単純な線状の構成としつつ、作業者の体形に合った背負バンド2a,2bの長さに対応した目盛16と他の目盛16とを見分けやすくなっている。
【0033】
また、複数の目盛16は、長さ順に並んでいるため、作業者の体形に合った背負バンド2a,2bの長さに対応した目盛16を見つけやすくなっている。
【0034】
なお、本実施形態では背負式作業機を背負式動力散布機として説明したがこれに限られるものではなく、例えば背負式ブロワ、背負式噴霧機等にも応用可能である。
【0035】
また、バンド本体20の構成は、固定長バンド9と可変長バンド10とを有するものとして説明したがこれに限られるものではなく、バックル11によってバンド本体20全体の長さを調整できるものであれば他のどのような構成であってもよい。例えば、バンド本体20を一本の帯状部材とし、バックル11に通したバンド本体20の一端側を背負枠との連結部近傍で折り返し、その折り返し部の末端を、バンド本体20の途中に配置されたバックル11に連結したものであっても良い。このような構成であると、バックル11の一方側ではバンド本体20が一重となり、他方側ではバンド本体20が二重となる。そして、バンド本体20上のバックル11の位置を変えると、一重の部分と二重の部分との比率が変わり、バンド本体20の長さが変わる。
【符号の説明】
【0036】
2a,2b…背負バンド、9…固定長バンド、10…可変長バンド、11…バックル、12…フレーム部材、13…棒状部材、16…目盛、17…斜行目盛、18…グループ、19…指標、20…バンド本体、100…背負式動力散布機。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
背負式作業機(100)用の背負バンド(2a,2b)であって、
作業者が肩に背負う帯状のバンド本体(20)と、
前記バンド本体(20)の長さを調整するためのバックル(11)と、
前記バンド本体(20)上に設けられ、当該バンド本体(20)の長手方向に並べて配置された複数の目盛(16)と、を備え、
前記バックル(11)は、環状のフレーム部材(12)と、当該フレーム部材(12)の内側を仕切るように設けられた棒状部材(13)と、を有し、
前記バンド本体(20)は、前記フレーム部材(12)と前記棒状部材(13)との間に挿通され、
前記フレーム部材(12)は、前記目盛(16)と対応させるための指標(19)を含むことを特徴とする背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項2】
前記バンド本体(20)は、長さが一定となるよう前記バックル(11)に連結された固定長バンド(9)と、長さが変更可能となるよう前記バックル(11)に連結された可変長バンド(10)と、を有し、
前記複数の目盛(16)は、前記可変長バンド(10)上に設けられ、
前記可変長バンド(10)の一端側は、前記棒状部材(13)周りに折り返され、前記フレーム部材(12)と前記棒状部材(13)との間に挿通され、当該可変長バンド(10)の他端側と前記フレーム部材(12)との間に挟まれることを特徴とする請求項1記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項3】
前記フレーム部材(12)又は前記目盛(16)は、前記バンド本体(20)と色の異なる部分を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項4】
それぞれの前記目盛(16)は、前記バンド本体(20)の長手方向に交差する方向に線状に延びていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項5】
前記目盛(16)の端部に連設され、当該目盛(16)に対して斜行する複数の斜行目盛(17)を備えたことを特徴とする請求項4記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項6】
前記複数の目盛(16)及び前記複数の斜行目盛(17)は複数のグループ(18)に分割され、それぞれの前記グループ(18)に属する前記複数の目盛(16)及び前記複数の斜行目盛(17)の端部同士が互いにつながれていることを特徴とする請求項5記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項7】
それぞれの前記グループ(18)は、前記バンド本体(20)の長手方向での長さが所定長以上となるように構成され、当該所定長は、前記グループ(18)上に前記フレーム部材(12)が位置している状態であっても、当該グループ(18)の一部の目盛が視認可能となる長さであることを特徴とする請求項6記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項8】
前記複数の目盛(16)は、互いに長さが異なることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。
【請求項9】
前記複数の目盛(16)は、長さ順に並んでいることを特徴とする請求項8記載の背負式作業機(100)の背負バンド(2a,2b)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−76064(P2012−76064A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−226547(P2010−226547)
【出願日】平成22年10月6日(2010.10.6)
【出願人】(000141174)株式会社丸山製作所 (134)
【Fターム(参考)】