説明

背負式送風作業機

【課題】衣類等が吸い込まれないように、より快適に作業することが可能な背負式送風作業機を提供する。
【解決手段】ミストブロワ1は、背負枠7と、背負枠7の後面側に配設された送風機5と、背負枠7の前面に配設された背当部材8と、を有し、送風機5の空気吸入口5bは、背負枠7の後面と対向するように配設され、背負枠7には、送風機5の空気吸入口5bの正面に、貫通穴7aが設けられ、背当部材8は、隔8a、8bを有して配置される複数の背当パッドと、背当パッド80の前面に配設され、通風性が高い布地で形成されたシート89と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が背負いながら使用して、送風することによって各種の作業が可能な背負式送風作業機に関する。この背負式送風作業機は、例えば、ブロワ、ミストブロワ、散粉機である。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特に、図4)には、通気性を良好とする目的で、背当パッドに通気孔が形成されている技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公平5−17163号公報(実願昭61−141759号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法においては、通気孔に髪や衣類等が吸い込まれ、作業がしにくくなる場合がある。
【0005】
本発明の目的は、衣類等が吸い込まれないように、より快適に作業することが可能な背負式送風作業機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の背負式送風作業機は、背負枠と、前記背負枠の後面側に配設された送風機と、前記背負枠の前面に配設された背当部材と、を有し、前記送風機の空気吸入口は、前記背負枠の後面と対向するように配設され、前記背負枠には、前記送風機の空気吸入口の正面に、貫通穴が設けられ、前記背当部材は、間隔を有して配置される複数の背当パッドと、前記背当パッドの前面に配設され、通風性が高い布地で形成されたシートと、を有する。
【0007】
好適には、前記背当パッドは肩部材と腰部材で構成されている。
【0008】
好適には、前記肩部材は2つの部材で構成され、前記肩部材は、背負った時に前記肩部材が作業者の左右の肩甲骨に当接する位置に配設される。
【0009】
好適には、前記シートはメッシュ状の布地である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によって、衣類等が吸い込まれないように、より快適に作業することが可能な背負式送風作業機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ミストブロワの概要の説明図である。
【図2】ミストブロワの空気流及び薬液の流れの説明図である。
【図3】液タンクの断面の説明図である。
【図4】背当部材の構造の説明図である。
【図5】ミストブロワの空気吸入口を作業者が掃除する状況の説明図であり、ミストブロワを前後方向かつ垂直に切った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、ミストブロワ1の概要の説明図である。
【0013】
方向を定義する、ミストブロワ1の送風機5に対して背負枠7がある方向(作業者がミストブロワ1を背負った場合に、作業者の上半身が向いている方向)を、前方向と定義する。この逆の方向を後方向と定義する。
ミストブロア1を後方向からみた場合の右(作業者がミストブロワ1を背負った場合に、作業者の右手方向)を右方向と定義する。この逆の方向を左方向と定義する。
【0014】
以下、背負式送風作業機の一例として、ミストブロワ1における実施形態を説明する。
ミストブロワ1は、作業者に背負われる事で使用され得る。
図1のように、ミストブロワ1は、エンジン3、送風機5、背負枠7、送風管9、ノズル11、混合部13、スロットルレバー15、コック17及び加圧管19を有する。
液タンクは、背負枠7としても機能する。
背負枠7の後面側に、送風機5、エンジン3がこの順に配置される。
背負枠7を背負う作業者の右手方向位置に、作業者の前方に延びる円筒形状の送風管9が配置される。
つまり、送風管9は、背負枠7の右側面位置、かつ、下方位置から作業者の前方に延びるように形成されている。
この送風管9は部分的に蛇腹管9aで構成してあり、ある程度ノズル11の方向を変更可能に形成される。
液タンク7には、散布用の薬液が貯蔵されている。
この液タンク7からの薬液を圧送するための、タンク側送液管21と混合部側送液管23が送風管9に沿って配設される。
このタンク側送液管21と混合部側送液管23との間には、送液の供給をON/OFFするコック17が配設される。
【0015】
エンジン3によって生じた駆動力によって送風機5が回転する。
送風機5の回転数は、ハンドル33に形成されたスロットルレバー15によって制御される。また、このハンドル33が送風管9に取り付けられている位置の近傍にスロットルレバー15が取り付けられている。
なお、本実施形態では、エンジン3によって送風機5は駆動されるが、エンジン3に限る趣旨ではなく、モータ等によって送風機5が駆動されてもよい。
【0016】
背負枠7には、貫通穴7aが形成されている。背負枠7の前面7d側にある空気はこの貫通穴7aを通過して、送風機5に吸い込まれる。
【0017】
この背負枠7の前面7dには、背当部材8が配設される。より具体的には、背負枠7の前面7dに背当部材8が装着される(背当部材8の詳細について、図4についての説明も参照のこと)。
背当部材8には、クッションの機能を果たすために弾性を有する複数の背当パッド80を有する。
そして、複数の背当パッド80は、間隔(縦間隔8a、横間隔8b)を有して配設されている。
この背当パッド80は、左側肩部材81、右側肩部材83、腰部材85、シート89及びシート87を有する。
この左側肩部材81及び右側肩部材83と、腰部材85との間に形成される横間隔8bは、水平方向に延びている。
この左側肩部材81と右側肩部材83との間に形成される縦間隔8aは、鉛直方向に延びている。
腰部材85は、作業者の腰及び臀部の上側に対応する位置に当接する。
【0018】
図2は、ミストブロワ1の空気流及び薬液の流れの説明図である。
【0019】
図2のように、送風機5の回転によって、ミストブロワ1の周囲に存在する空気が取り込まれ、空気の流れ(空気流)となって送風機5から送出される。
より具体的には、エンジン3によって生み出された回転力によって、遠心ファン5aが回転する。この遠心ファン5aの回転によって、背当部材8及び背負枠7の貫通穴7aを通過した空気、及び、背負枠7の後面7cと送風機5との間の空間から吸いこまれる空気が送風機5に吸い込まれる。
この送風機が、周囲の空気を吸い込む際には、これらの空気は空気吸入口5bを通過する。この空気吸入口5bはドーム状の形状で、複数の穴が形成されている。つまり、この複数の穴が形成されることによって、網目状の柵が形成されておいることになる。
空気吸入口5bは、換言すると、ざる(Sieve)の様な形状を有している。
この空気吸入口5bが網目状の柵を有する形状を有しているのは、送風機5が周囲の木の葉などを吸い込んでしまうことを防ぐためである。
また、ドーム状の形状を有するのは、空気吸入口5bに付着してしまった木の葉などを取り除くのを容易にするためである。
【0020】
またこの、空気吸入口5bの形状に対応するように、背負枠7の後面7cにも窪み部7bが形成されている。この窪み部7bによって、ドーム状を有する空気吸入口5bに背負枠7の後面7cと送風機5との間の空間からの空気が効率よく吸入される。
【0021】
遠心ファン5aの回転によって背当部材8及び背負枠7の貫通穴7aを通過する空気は、以下の3つの経路で貫通穴7aに流入する。
(1) 背当部材8の両サイドの空気が、背当部材8の左側肩部材81及び右側肩部材83と腰部材85との間に形成された横間隔8bを通過して流入する。
(2) 背当部材8の上方の空気が、左側肩部材81と右側肩部材83との間の縦間隔8aを通過して流入する(図1及び図4も参照のこと)。
(3) 作業者の背面にある空気が、シート89を貫通して、横間隔8b及び縦間隔8aを経過して流入する。
【0022】
送風機5から送出された空気の流れは送風管9のエルボ部分9bに送られ、この送風管9を流れる。送風管9は、前述のように、蛇腹管9a及びハンドル33を有する。
他方では、薬液を加圧送出するための空気の流れは加圧管19及び液タンク内加圧管25を介して液タンク7に送られる。なお、加圧管19及び液タンク内加圧管25を液タンク7に挿入する部分にはタンクグロメット29が形成されており、液タンク7を密閉状態に保っている(図3も参照のこと)。
液タンク7内の液タンク内加圧管25の端部位置に分岐部31が形成される。
この分岐部31は、空気を2つ以上に分岐させて液タンク7内部に放出する。
タンク側送液管21の開口部21aは液タンク7の底面若しくは底面付近に配設され、液タンク7内に貯蔵された薬液はタンク側送液管21及び混合部側送液管23を介して混合部13へ圧送される。
混合部側送液管23を圧送された薬液の流れは、混合部13内の混合部側送液管23の混合部側開口部23aから、ディフューザ構造のディフューザ部13aに放出される。
そして、このディフューザ部13aにおいて、送風管9内を流れてきた空気の流れと混合し霧状となり、薬液がミストとしてノズル11から送出される。
換言すると、このノズル11では、空気の流れと薬液の流れが混ざった混合流として送出される。
【0023】
図3は、液タンク7の断面の説明図である。
【0024】
液タンク7は、キャップ27によって密閉される。
キャップ27は、螺着によって液タンク7に固定される。また、キャップ27が取り外されることによって、作業者は液タンク7内に薬液の補給が可能である。
加圧管19は液タンク7に装着されるタンクグロメット29に接続され、液タンク内加圧管25は、液タンク7内でタンクグロメット29に接続される。
タンクグロメット29は、加圧管19及び液タンク内加圧管25によって運ばれる空気を液タンク7内に導入する機能、及び、液タンク7を密閉状態に保つ機能を有している。
そして、液タンク内加圧管25はホースで形成され、液タンク7内を上方から下方に延びている。
そして、液タンク内加圧管25の終端部には分岐部31が配設され、この分岐部31は液タンク7の下部に位置する。
液タンク内加圧管25を介して送られた空気は、薬液の内部で分岐部31から空気を放出することによって薬液を撹拌している。
【0025】
液タンク7のほぼ中心位置には、貫通穴7aが掲載されており、この貫通穴7aの裏側方向には空気吸入口5bが位置している。
また、図3のように、貫通穴7aは、横方向の長さよりも縦方向の長さが長く形成されている。
【0026】
図4は、背当部材8の構造の説明図である。
図4のA図は、前方向位置からみた背当部材8の正面図である。
図4のB図は、左方向側位置からみた背当部材8の側面図である。
図4のC図は、図4のA図でのC−Cにおける断面図である。
【0027】
図4のA図〜図4のC図のように、背当部材8には、クッションの機能を果たすために弾性を有する複数の背当パッド80を有する。
【0028】
左側肩部材81、右側肩部材83及び腰部材85はシート87にそれぞれ接続されている。より具体的には、左側肩部材81、右側肩部材83及び腰部材85はシート87に縫込み、接着等で接続されている。
このため、左側肩部材81、右側肩部材83及び腰部材85はシート87との接続は、通常の使用等では分離不能に形成される。もっとも、左側肩部材81、右側肩部材83及び腰部材85と、シート87との接続は面ファスナー(パイルアンドフック)、ボタン、フック、等で、脱着可能としてもよい。
左側肩部材81、右側肩部材83及び腰部材85はシート89にも、それぞれ接続される。
腰部材85はシート89との接続は、縫込み、接着等で接続される。もっとも、腰部材85と、シート89との接続は面ファスナー(パイルアンドフック)、ボタン、フック、等で、脱着可能とすることも可能である。
他方、左側肩部材81とシート89との間の接続面は、左側肩部材81側に面ファスナーの左側一方81aを設け、シート89に面ファスナーの左側他方89aLを設けることによって、脱着可能に形成される。
また、右側肩部材83とシート89との間の接続面は、右側肩部材83側に面ファスナーの右側一方83aを設け、シート89に面ファスナーの右側他方89aRを設けることによって、脱着可能に形成される。
なお、面ファスナー(パイルアンドフック)は、ボタン、フック、等で、容易に脱着可能に形成されるものに置換可能である。
また、以上の例では、シート89は、腰部材85に脱着不能に、左側肩部材81及び右側肩部材83に脱着可能としていたが、腰部材85に脱着可能に、左側肩部材81及び右側肩部材83に脱着不能としても、両方に対して脱着可能であっても良い。
【0029】
シート89及びシート87は、貫通方向に通風性をよくするためにメッシュ状の形状を有した布地で形成される。もっとも、通風性が高ければメッシュ形状に限る趣旨ではない。また、シート87のメッシュ形状は必須ではない。
シート87には、シート87を背負枠7に装着した時、貫通穴7aに該当する位置に貫通穴87aが形成されている。
なお、複数の背当パッド80及びシート89は熱伝達率が高く、水の吸収率が高い方が作業者に清涼感をより与えることが可能であり好適である。
また、腰部材85は、図4のA図のように、下方に行くほど前後方向の厚さが薄くなるように形成されているが、これは、作業者の臀部が張り出してくるため、背負い心地を良く、これに合わせるためである。
【0030】
また、背当部材8には、背当部材8を背負枠7に取り付けるための、取付孔87bが、右側上方位置、左側上方位置及び中央下方位置に設けられている。
背当部材8は、シート89が表面となるように、シート87を背負枠7の前面7dに装着し、取付孔87bで背負枠7にねじ止めされる。
【0031】
以上のように構成したこと、つまり、作業者側にメッシュ状のシート89を形成したことから、送風機5の空気吸入口5bとの距離が離れて、作業者の衣類等を吸い込むことを十分に防ぐことが可能となる。
また、以上のように構成したことから、背当部材8の縦間隔8a及び横間隔8bを通じて、空気が常に流れることから、常に、作業者に清涼感を与えることができる。
特に、熱の籠りやすい、背骨の周りの部分に縦間隔8a及び腰部分に横間隔8bが形成されることから、作業者の汗等を蒸発させることが可能となる。
また、シート89も貫通方向に通風性が高いことから、直接、作業者に触れる風を取り込むことができ、作業者の汗を蒸発させることができる。
【0032】
図5は、ミストブロワ1の空気吸入口5bを作業者が掃除する状況の説明図であり、ミストブロワ1を前後方向かつ垂直に切った断面図である。
【0033】
上述のように、右側肩部材83の面ファスナーの右側一方83aとシート89の面ファスナーの右側一方89aRとは工具を使用することなく脱着可能である。
また、貫通穴7aは、横方向の長さよりも縦方向の長さが長く形成されている。これによって、作業者はそのまま手首をねじらずに、貫通穴7aに手を容易に挿入することが可能となる。
さらに、縦方向に長いため、作業者はかがんで貫通穴7aの高さに目線を合わせなくても、貫通穴7aを通して空気吸入口5bを視認することが容易になる。
このため、送風機5の空気吸入口5bに木の葉などが付着しても、背当部材8の側からドーム状の空気吸入口5bを容易に清掃できる。
【0034】
<実施形態の構成及び効果>
本実施形態のミストブロワ1は、背負枠7と、背負枠7の後面側に配設された送風機5と、背負枠7の前面に配設された背当部材8と、を有し、送風機5の空気吸入口5bは、背負枠7の後面と対向するように配設され、背負枠7には、送風機5の空気吸入口5bの正面に、貫通穴7aが設けられ、背当部材8は、間隔8a、8bを有して配置される複数の背当パッドと、背当パッド80の前面に配設され、通風性が高い布地で形成されたシート89と、を有する。
このような構成を有することから、つまり、作業者側に通風性の良いシート89を形成したことから、作業者の衣類等を吸い込むことを十分に防ぐことが可能となり、背当部材8に衣類等が張りつくことを防ぐことが可能となる。
また、以上のように構成したことから、背当部材8の縦間隔8a及び横間隔8bを通じて、空気が常に流れることから、常に、作業者に清涼感を与えることができる。
特に、熱の籠りやすい、背骨の周りの部分に縦間隔8a及び腰部分に横間隔8bが形成されることから、作業者の汗等を蒸発させることが可能となる。
また、シート89も貫通方向に通風性が高いことから、直接、作業者に触れる風を取り込むことができ、作業者の汗を蒸発させることができる。
【0035】
背当パッド80は肩部材(左側肩部材81及び右側肩部材83)と腰部材85で構成されている。
この構成は、つまり、作業者がミストブロワ1を背負うのに適切な位置に、背当パッド80が配置されていることを意味する。その結果、作業者は長時間のミストブロワ1を背負っての作業が可能となる。
さらに、横間隔8bが、作業者の腰部分に形成されていることから、汗のかきやすい位置に配置されていることになり、この作業者の腰部分を効率的に通風、汗の蒸発、冷却することが可能となる。
【0036】
肩部材は左側肩部材81及び右側肩部材83の2つの部材で構成され、左側肩部材81及び右側肩部材83は、背負った時に左側肩部材81及び右側肩部材83が作業者の左右の肩甲骨に当接する位置に配設される。
この構成は、つまり、作業者がミストブロワ1を背負うのに適切な位置に、背当パッド80が配置されていることを意味する。その結果、作業者は長時間のミストブロワ1を背負っての作業が可能となる。
さらに、縦間隔8aが、作業者の背骨部分に形成されていることから、汗のかきやすい位置に配置されていることになり、この作業者の背骨部分を効率的に通風、汗の蒸発、冷却することが可能となる。
【0037】
シート89はメッシュ状の布地である。
このような構成を有することから、シート89の通風性がよくなり、当接する作業者の体の部分、及び、この作業者の体の部分の近傍位置をより確実に冷却、汗の蒸発、冷却することが可能となる。
【0038】
また、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な変化した構造、構成、を有していて良い。
【符号の説明】
【0039】
1 ミストブロワ
3 エンジン
5 送風機
5a 遠心ファン
5b 空気吸入口
7 背負枠(液タンク)
7a 貫通穴
7c 後面
7d 前面
8 背当部材
8a 縦間隔
8b 横間隔
80 背当パッド
81 左側肩部材
83 右側肩部材
85 腰部材
87 シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
背負枠と、
前記背負枠の後面側に配設された送風機と、
前記背負枠の前面に配設された背当部材と、を有し、
前記送風機の空気吸入口は、前記背負枠の後面と対向するように配設され、
前記背負枠には、前記送風機の空気吸入口の正面に、貫通穴が設けられ、
前記背当部材は、
間隔を有して配置される複数の背当パッドと、
前記背当パッドの前面に配設され、通風性が高い布地で形成されたシートと、を有する
背負式送風作業機。
【請求項2】
前記背当パッドは肩部材と腰部材で構成されている
請求項1に記載の背負式送風作業機。
【請求項3】
前記肩部材は2つの部材で構成され、
前記肩部材は、背負った時に前記肩部材が作業者の左右の肩甲骨に当接する位置に配設される
請求項2に記載の背負式送風作業機。
【請求項4】
前記シートはメッシュ状の布地である
請求項1に記載の背負式送風作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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