説明

胸部サポート衣類

【課題】 バストが膨らみ始める前でも身体にフィットするとともに、バストを保護し、かつ、バストの成長に追随できる、胸部サポート衣類を提供する。
【解決手段】 本発明の胸部サポート衣類は、胸部サポート衣類であって、前身頃101および後身頃103を含み、前身頃101は、平面状のクッション材101Bを含み、クッション材101Bには、バストトップを中心に、バストトップを囲むように複数のスリット104が設けられていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、胸部サポート衣類に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、バストの膨らみが形成される成長段階からブラジャーを着用する例が増加している。成長段階のバストは、大人のバストと比較すると、張り及び硬さがある、またはバージスラインがあいまいであるなどの特徴を有する。また、成長段階のバストは、段階に応じて形状が変化する。このため、大人用のブラジャーとは別に、成長段階のバストの特徴を考慮して設計されたブラジャーが提案されている。例えば、特許文献1には、バストが下部から成長してくることを考慮し、カップ下側部材とカップ上側部材とを縫着してカップ部を形成し、カップ下側部材の伸びをカップ上側部材の伸びよりも大とするブラジャーが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−139592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バストの成長過程において、バストが膨らむ前段階として、バストトップ周りが大きくなり始める。そして、この時期は、刺激で痛みを感じることもある。そのため、バストが全く膨らんでいない状態からバストトップが膨らみ始める段階においても、バストを保護する必要がある。しかし、従来のブラジャーは、バストがある程度膨らみ始めてからの着用を想定したものであった。
【0005】
図9に、バストの成長過程の図を示す。図9(a)は、バストの成長の第1ステップを示す図である。図示のように、バストは、バストトップ周りから大きくなり始める。次に、図9(b)は、バストの成長の第2ステップを示す図である。図示のように、第2ステップでは、バスト下部が大きくなり、バストの輪郭がわかるようになる。次に、図9(c)は、バストの成長の第3ステップを示す図である。図示のように、第3ステップになると、バスト全体が大きくなり、大人のバストに近づいていく。これまで、前記第1ステップから第3ステップの各段階を対象としたブラジャーは提供されていたが、前記第1ステップの前の段階(バストが全く膨らんでいない段階)から第1ステップに移行する時期にかけての着用に適した胸部サポート衣類は存在しなかった。そして、バストが全く膨らんでいない時期に、従来品のようにカップ部が立体的に形成されているブラジャーを着用すると、身体にフィットしないため、動くとずれる、擦れるという問題があった。また、バストは日々成長するため、バストが全く膨らんでいない状態にブラジャーがフィットするだけではなく、バストが膨らみ始めても、バストの成長に追随できる必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、バストが膨らみ始める前でも身体にフィットするとともに、バストを保護し、かつ、バストの成長に追随できる、胸部サポート衣類を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の胸部サポート衣類は、
胸部サポート衣類であって、
前身頃および後身頃を含み、
前記前身頃は、平面状のクッション材を含み、
前記クッション材には、バストトップを中心に、バストトップを囲むように複数のスリットが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の胸部サポート衣類は、前身頃に平面状のクッション材を含んでいるので、バストが全く膨らんでいない状態においても身体にフィットする。また、前記前身頃はクッション材を含むため、膨らみ始めたバストトップを保護することができる。そして、本発明の胸部サポート衣類は、前記クッション材に、両バストトップを中心に、バストトップを囲むようにスリットが入っているため、バストの成長に追随して、前身頃をカップ状に立体的に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る胸部サポート衣類100の正面図である。図1(b)は、本発明の第1の実施形態に係る胸部サポート衣類100の斜視図である。
【図2】図2は、前記第1の実施形態に係る胸部サポート衣類におけるスリットの形状のその他の例を示す図である。
【図3】図3は、前記第1の実施形態に係る胸部サポート衣類の着用状態を示す図である。
【図4】図4(a)、(b)、(c)、(d)は、前記第1の実施形態に係る胸部サポート衣類における複数のスリットが形成する形状の変形例を示す図である。
【図5】図5は、本発明の胸部サポート衣類におけるスリットの形状のバリエーションを示す図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施形態に係る胸部サポート衣類の正面図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施形態に係る胸部サポート衣類の正面図である。
【図8】図8は、本発明の第4の実施形態に係る胸部サポート衣類の正面図である。
【図9】図9(a)、(b)、(c)は、バストの成長段階を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の胸部サポート衣類において、前記複数のスリットにより、複数の環形状が形成され、前記複数の環形状が、バストトップ中心からバスト周辺部に向かって、小さい環形状から大きい環形状になるように形成されていることが好ましい。
【0011】
本発明の胸部サポート衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。
【0012】
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る胸部サポート衣類100を示す。図1(a)は、胸部サポート衣類100の正面図である。図1(b)は、胸部サポート衣類100の斜視図である。本実施形態の胸部サポート衣類100は、前身頃101、一対の肩ストラップ102、後身頃103を備えた、バストが成長段階にある若年女性用(ジュニア用)のブラジャーとしての機能を有する。本実施形態においては、一対の肩ストラップ102は、前身頃101の上部に取り付けられている。
【0013】
図1(a)および(b)において、左側のバストを覆う部分は、構造を分かりやすくするために、表布を外した状態で図示している。前身頃101は、肌側と反対側から順に、表布101A、クッション材101B、裏打ち布(図示せず)で構成されており、これらは互いに固着されている。非着用時において、前身頃は、平面状である。これにより、成長の初期の段階において、バストの膨らみが全くない状態でも、本発明は身体にしっかりフィットし、動きによってずれてしまうことを防ぐことができる。
【0014】
図1(a)および(b)に示すように、クッション材101Bには、バストトップTを中心に、バストトップTを囲むように、複数のスリット104が入っている。本実施形態において、クッション材101Bには、複数のスリット104により、複数の略ひし形の環形状が形成され、前記複数の環形状は、バストトップTからバスト周辺部に向かって、小さい環形状から大きい環形状になるように形成されている。スリット104の各スリットは、直線状であることが好ましいが、これに限られず、曲線状であってもよい。
【0015】
なお、本実施形態では、複数のスリット104が略ひし形の環形状を形成する例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示すように、スリット104が形成する複数の環形状の外周が、略八角形を呈するように、スリット104を刻設してもよい。
【0016】
図3は、バストが膨らみ始めた時の着用状態におけるクッション材101Bの横から見た状態を、模式的に示した図である。図3に示すように、スリット104によって、バスト周辺のクッション材101Bはその他の部位よりも伸びやすくなる。そのため、クッション材101Bは、バストが膨らみ始めると、バストの形状に追随して立体のカップ状に変化する。図3は、バストトップ周りが大きくなり始めた段階の図であるため、バストトップ周りのスリットが開いてクッション材101Bが立体的になり、バストの形状に追随している。一方、バストが膨らんでいない部分のスリットは開かず、平面状のままである。このように、本発明は、バストがまだ膨らみ始めていない初期の段階から、ある程度膨らみ始める段階まで、フィット感を維持することができる。
【0017】
なお、バストの膨らみが大きくなるにつれてバスト下部に汗をかきやすくなるが、着用状態におけるスリット104の開き具合も、バストの膨らみが大きくなるのに伴って大きくなり、通気性も高まる。このため、バスト下部が蒸れ難いというメリットもあり、ブラジャーに不慣れな人に好適である。
【0018】
本発明において、スリット104の各スリットの長さは、特に制限されないが、3mm〜7mmの範囲が好ましく、より好ましくは4mm〜6mmの範囲、さらに好ましくは5mm程度である。また、スリット104が入る領域は、特に制限されないが、バストトップを中心に5cm〜10cmの範囲が好ましく、より好ましくは6cm〜8cmの範囲、さらに好ましくは7cm程度である。
【0019】
図1(a)および(b)に示すように、本発明において、複数のスリット104は、バスト下部において、略V字形状を形成するように形成されていることが好ましい。これにより、スリットが互いに平行に形成されている場合よりも、クッション材101Bが伸びやすくなる。
【0020】
本実施形態において、スリット104の各スリットは、等間隔で入っているが、本発明はこれに限られない。例えば、バストトップの次に膨らみ始めるのは、バスト下部であるため、バスト下部に位置する箇所がより伸びやすくなるように、バストトップより下の部分にスリットを多く入れてもよい。
【0021】
本発明において、クッション材101Bの素材は、ウレタンフォームであることが好ましいが、本発明はこれに限定されない。クッション材101Bに使用する素材としては、ウレタンフォームの他、例えば、伸縮性のあるダブルラッセル、シリコン等が挙げられる。このように、前身頃にクッション材101Bを使用することにより、バストトップが膨らみ始め、刺激による痛みを感じるようになったバストを保護することができる。
【0022】
本発明において、クッション材101Bの厚みは、2mm〜10mmの範囲が好ましく、より好ましくは2mm〜6mmの範囲であり、さらに好ましくは2〜3mmの範囲である。これにより、軽い着心地とバストの保護を同時に実現することができる。そして、スリット104は、クッション材101Bを打ち抜いて(貫通させて)形成されてもよいが、これに限られず、肌側面までは打ち抜かずに肌側と反対の面にのみ形成されてもよい。スリットの深さは、クッション材101Bの厚みに応じて決定することができる。また、例えば、バストトップ周辺およびバスト下部等の、バストの成長が早い部分にのみスリットを深くいれ、その他の部分はスリットを浅くする等、伸ばしたい部分に応じてスリットの深さを調節してもよい。
【0023】
また、クッション材101Bは、肌側面および肌側と反対側の面の少なくとも一方の面に、さらに、皮膜状のシート材を貼り付けて形成してもよい。これにより、スリットの開き具合をより好適に調整することができる。
【0024】
本実施形態において、前身頃101は、左右一体に形成されているが、本発明はこれに限られず、左右を別部材で構成し、固着してもよい。
【0025】
表布101A、肩ストラップ102、後身頃103に用いる素材は、特に制限されないが、例えば、弾性糸を用いた編地または生地等があげられる。中でも、ベア天竺が好ましい。また、裏打ち布に用いる素材は、例えば、伸縮性のある素材等があげられる。中でも、肌触りの良さの点から、ポリウレタン入りのツーウェイトリコットが好ましい。
【0026】
ここで、肩ストラップ102は、前身頃101を肩から吊り下げるものであればよい。肩ストラップ102は、本実施形態のように、タンクトップのような幅の広い、いわゆるラウンドタイプのストラップには限定されず、例えば、紐または布テープであってもよい。また、肩ストラップ102の態様は、例えば、背中側で2本の肩ストラップ102が一体となり、後身頃103に取り付けられる態様であってもよい。また、肩ストラップ102は、前身頃101のみに取り付けられている、いわゆる「ホルターネック」タイプであってもよい。肩ストラップ102の取り付け位置は、デザインによって決定することができる。また、肩ストラップ102を有しない、ストラップレスの形態とすることもできる。
【0027】
本実施形態において、クッション材101Bは、バストの周辺部は伸びずに固定されていることが好ましい。バストの成長時期は、バストが揺れることによっても痛みを感じることがある。そこで、バスト周辺部にはスリット104を設けないようにし、バストの周辺部は伸びないようにして固定することによって、バストが揺れるのを防ぐことができる。
【0028】
図4(a)〜(d)に、前記第1の実施形態に係る胸部サポート衣類100における複数のスリット104が形成する形状の変形例を示す。
【0029】
図4(a)に示すように、スリット104は、第1の実施形態と同様に、複数の略ひし形の環形状が形成されている。最も外側の略ひし形の環形状のさらに外側には、外郭が略正方形となるように、直線状に複数のスリットが形成されてもよい。前記環形状は、四角形に限られず、三角形、五角形や六角形等の多角形の角環でもよい。前記環形状が角環である場合は、前記略V字形状を形成し得る角部分が、バスト下部に形成されるように、スリット104を形成することが好ましい。また、前記環形状は、円環や楕円環であってもよく、図4(b)に示すように、スリット104は、バストトップを中心に同心円状に形成されてもよい。
【0030】
このように、本発明において、スリットにより形成される形状は、立体的に変形させたい形状に応じて様々な態様にすることができる。スリットにより形成される形状は、環形状に限られず、例えば、渦巻き形状であってもよい。前記渦巻き形状は、バストトップを中心とし、かつ、バストトップからバスト周辺部に向かって広がる形状とするとよい。前記渦巻き形状は、図4(c)に示すような、角状の渦巻き形状であってもよいし、図4(d)に示すように、円形の渦巻き形状であってもよい。前記渦巻き形状が、角状の渦巻き形状である場合は、前記略V字形状を形成し得る角部分が、バスト下部に形成されるように、スリット104を形成することが好ましい。
【0031】
本実施形態において、スリット104の各スリットは、幅を有しない切り込み形状であるが、本発明はこれに限られない。図5に、本発明におけるスリットの形状のバリエーションを示す。図5(a)に示すように、本発明において、スリットには、幅があってもよい。図5(b)は、図5(a)のΙ−Ιにおける断面図である。また、図5(c)に示すように、スリットは貫通させずに、クッション材101Bの厚み方向の途中まで形成してもよい。図5(d)に示すように、スリットは、クッション材の肌側面と肌側と反対の面の両方に形成してもよい。スリットの形成位置は、図5(e)に示すような、互い違いになるように形成してもよい。図5(f)に示すように、クッション材101Bに空洞部を設けてもよい。また、図5(g)および(h)に示すように、スリットは、その断面形状が、クッション材の肌側と反対の面が幅広で、肌側面に向かうにしたがい幅が狭くなる、楔形状であってもよい。スリットが幅を有している場合、その断面形状は、矩形状、楔形状、半円形状等の形状とすることができる。また、前述のように、スリットがクッション材を貫通していない場合には、図5(i)または(j)に示すように、スリットをつなげて直線状または曲線状に形成することもできる。
【0032】
(第2の実施形態)
図6に、本発明の胸部サポート衣類の第2の実施形態に係る胸部サポート衣類200を示す。同図において、左側のバストを覆う部分は、構造を分かりやすくするために、表布を外した状態で図示している。本実施形態においては、肩ストラップ202の一端は後身頃203の上部に取り付けられ、他端は、前身頃201の上辺部に取り付けられた円環、Z環、エイト環などの係止具208Aを通って反転し、エイト環からなる長さ調節具208Bに導入されることによって、肩ストラップ202の長さ調整が可能な状態で、前身頃201の上辺部に取り付けられている。その他は、第1の実施形態と同様である。肩ストラップ202の他端は、前身頃201の上辺部に直接固着されても良い。このように、本発明は、肩ストラップの取り付け方を変化させることによって、デザインのバリエーションを増やすことができる。
【0033】
(第3の実施形態)
次に、図7に、本発明の胸部サポート衣類のその他の例である、第3の実施形態に係る胸部サポート衣類300の正面図を示す。
【0034】
本実施形態の胸部サポート衣類300は、キャミソールとして使用することができる。この胸部サポート衣類300のバスト部分は、図1で示した胸部サポート衣類100とほぼ同一の概念のもとに設計されている。本実施形態においては、胸部サポート衣類300は、前身頃101の下側に身頃301を有しているが、前面全体を身頃301で形成し、バスト部分の肌側にクッション材101Bおよび裏打ち布を配置する態様であってもよい。後者の場合、クッション材101Bおよび裏打ち布は、両脇側において身頃301と縫着されていると、縫着ラインが表布に出ないため、好ましい。
【0035】
(第4の実施形態)
次に、図8に、本発明の胸部サポート衣類のその他の例である、第4の実施形態に係る胸部サポート衣類400の正面図を示す。
【0036】
本実施形態の胸部サポート衣類400は、半そでシャツとして使用することができる。この胸部サポート衣類400のバスト部分の肌側には、図1で示した胸部サポート衣類100とほぼ同一概念のもとに設計されたクッション材101Bおよび裏打ち布が配置されている。本実施形態は、半そでシャツの態様であるため、同世代でブラジャーを着用している割合が少ないことにより、ブラジャーの着用に抵抗を感じる年代層の子どもであっても着用しやすい。このように、本発明は、様々なバリエーションの衣類に用いることができる。
【0037】
以上、実施の形態の具体例として、ブラジャー、キャミソールおよび半そでシャツとして使用できる胸部サポート衣類をあげて本発明を説明したが、本発明の胸部サポート衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のようなファンデーション衣類以外にも、スリップ、水着、レオタード、その他各種の衣類に適用できる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明の胸部サポート衣類は、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のようなファンデーション衣類以外にも、スポーツ衣類、アウターなど、各種の衣類に適用できる。
【符号の説明】
【0039】
100、200 胸部サポート衣類(ブラジャー)
101、201 前身頃
101A 表布
101B クッション材
102、202 肩ストラップ
103、203 後身頃
104 スリット
208A 係止具
208B 長さ調節具
300 胸部サポート衣類(キャミソール)
301 身頃
400 胸部サポート衣類(半そでシャツ)

T バストトップ点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
胸部サポート衣類であって、
前身頃および後身頃を含み、
前記前身頃は、平面状のクッション材を含み、
前記クッション材には、バストトップを中心に、バストトップを囲むように複数のスリットが設けられていることを特徴とする、胸部サポート衣類。
【請求項2】
前記複数のスリットにより、複数の環形状が形成され、前記複数の環形状が、バストトップ中心からバスト周辺部に向かって、小さい環形状から大きい環形状になるように形成されていることを特徴とする、請求項1記載の胸部サポート衣類。
【請求項3】
前記複数の環形状の外周が、略八角形を呈していることを特徴とする、請求項2記載の胸部サポート衣類。
【請求項4】
前記複数のスリットにより、渦巻き形状が形成され、前記渦巻き形状は、バストトップを中心とし、かつ、バストトップからバスト周辺部に向かって広がる形状であることを特徴とする、請求項1記載の胸部サポート衣類。
【請求項5】
前記複数のスリットにより、バスト下部において、略V字形状が形成されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の胸部サポート衣類。
【請求項6】
前記クッション材が、ウレタンフォームであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の胸部サポート衣類。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−83026(P2013−83026A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−225288(P2011−225288)
【出願日】平成23年10月12日(2011.10.12)
【出願人】(306033379)株式会社ワコール (116)
【Fターム(参考)】