説明

脂溶性磁化鉄分含有栄養組成物及びこれを用いた人口栄養食品

【課題】吸収性にすぐれ、心臓疾患、糖尿病、肥満、冷え性老化の防止及び回復を図ることができる食品組成物を提供する。
【解決手段】ヘム鉄などの脂溶性鉄分を、100000ガウス以下の永久磁石または電磁石に10日以上接触させることにより高度に磁化させ、該脂溶性磁化鉄分を含有する栄養組成物あるいはその栄養組成物が配合されている人工栄養食品を調製する。体内電流の発生力の低下に起因して、生じる肥満、冷え性の予防、改善、回復のため、該栄養組成物あるいは人工栄養食品を、一日6mg、100000ガウス以下の経口投与することがのぞましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は新規な栄養組成物及びこれを用いた人口栄養食品に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、大豆や肉を栄養組成物とし、これにゼラチン、グリセリン、脂肪酸エステル、結晶セルロース、微粒二酸化ケイ素、葉酸などを添加して得られる非磁化ヘム鉄及び非磁化鉄分が市販されている。
【特許文献1】特開2003−198号公報
【特許文献2】特許3467028号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は吸収性にすぐれ心臓疾患、糖尿病、肥満、冷え性 老化の防止及び回復を図ることができる食品組成物を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
体内電流を補う効果を有する食品組成物であって、100000ガウス以下の磁力を帯びているヘム鉄を10%質量以上含有している食品組成物。
【発明の効果】
【0005】
本発明の食品組成物は健康の保持、心臓疾患、糖尿病、 肥満、老化、冷え性などの生活習慣病予防のために基準となる体内電流を摂取するのに有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明で使用する脂溶性鉄分は、100000ガウス以下の永久磁石または電磁石に10日以上接触させることにより高度に磁化された脂溶性磁化鉄分となる。これらは体内のミトコンドリアを活性化し、体内電流の発生をつかさどる体内の背中、わき、心臓付近
副腎、首背面にある褐色脂肪細胞が減少することによって起こる、心拍の弱体化、糖尿病、老化、又、褐色脂肪細胞がエネルギーを消費し、体内電流に変える力が低下する為
起きる基礎代謝が落ちることによって、生じる肥満、冷え性の予防、改善、回復のため、一日6mg、100000ガウス以下の経口投与がのぞましい。
【0007】
食品の形態が錠剤、錠菓子、顆粒剤、ハードカプセル剤または、ソフトカプセル剤の形態である請求項1又は2記載の食品組成物に関する。
【産業上の利用可能性】
【0008】
家庭において安価で自作可能な脂溶性磁化鉄分の飲用により褐色脂肪細胞に起因する老化、心臓病、糖尿病、冷え性、肥満の改善が可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脂溶性の鉄分を含有するものからなりその一部または全部が磁化されることを特徴とする栄養組成物。
【請求項2】
請求項1の栄養組成物が配合されていることを特徴とする人工栄養食品。


【公開番号】特開2009−11284(P2009−11284A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−179569(P2007−179569)
【出願日】平成19年7月9日(2007.7.9)
【出願人】(307021391)
【Fターム(参考)】