説明

脂質異常症治療剤

【課題】優れた脂質異常症治療剤、例えば、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防のための薬剤を提供すること。
【解決手段】(a)少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤またはフィブリン酸誘導体;ならびに(b)式(I)で表される化合物および/またはその医学上許容される塩を含有する、医薬組成物。
【化1】


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下を含有する、医薬組成物;
(a)少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤;ならびに
(b)下記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩。
【化1】

[式中、
Xは、−S(O)−または−O−、ただしrは、0、1、または2を表し、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、炭素数6〜10のアリール基、または酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、−S(O)0〜2、Glucuronide、−O(CH0〜6CONRC(R7b7c、糖、多価アルコール、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、ならびに1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状または二環状のヘテロアリール基からなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、および−ORからなる群から独立して選択される基を表し、
mは、0、1、2、3、または4を表し、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状または二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、および−S(O)0〜2からなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含ん
でも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、炭素数6〜10のアリール基、または酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cアルキレン基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、−S(O)0〜2、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、ならびに1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状または二環状のヘテロアリール基からなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
Yは、結合手または−CR5a−を表し、
およびR5aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、およびハロゲン原子からなる群より選択される基を表し、
Zは、−CR6a−を表し、
およびR6aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、および−NRCONR7aからなる群より選択される基を表し、または
とR6aは一緒になってオキソ基を形成することができ、
およびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上のC〜Cアルコキシ基で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、C〜Cシクロアルキル基、1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基、または1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよいC〜C12アラルキル基を表し、
7bは、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、または1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基を表し、
7cは、式Aで表される基を表し、
【化2】

は、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、または1〜
5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基で置換されたC〜Cアルキル基を表し、
10およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、または1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基を表し、
ここでR10およびR11としてのC〜Cアルキル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、カルボキシ基、C〜Cアルコキシ基、(C〜Cアルキル)シリル基、N−(C〜Cアルキル)アミノ基、N,N−(C〜Cアルキル)アミノ基、C〜CアルキルS(O)0〜2基、C〜Cシクロアルキル基、1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基からなる群から独立して選択される1〜6個の基で置換されてもよく、
は、それぞれ独立して、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上のC〜Cアルコキシ基で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、−PO12a12b、糖、または多価アルコールを表し、
12aおよびR12bは、それぞれ独立して、水素原子、またはC〜Cアルキル基を表す。]
【請求項2】
前記式(I)において、Xは、−S(O)−または−O−、ただしrは、0、1、または2を表し、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、炭素数6〜10のアリール基、または酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、−S(O)0〜2、およびGlucuronideからなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、および−ORからなる群から独立して選択される基を表し、
mは、0、1、2、3、または4を表し、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状または二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、および−S(O)0〜2からなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
Arは、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、炭素数6〜10のアリール基、または酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基を表し、
は、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上の−ORで置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cアルキレン基、C〜Cシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−COOR、−COR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、−NRCONR7a、−NRSO7a、−SONR7a、−S(O)0〜2、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、ならびに1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状または二環状のヘテロアリール基からなる群から独立して選択される基を表し、
同一のR基における独立した2個のR同士またはRとR7aは結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
隣り合う2個の独立したR基は結合して、3個以下の酸素原子または窒素原子を含んでも良い員数3〜8の環構造を形成することができ、
Yは、結合手または−CR5a−を表し、
およびR5aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、およびハロゲン原子からなる群より選択される基を表し、
Zは、−CR6a−を表し、
およびR6aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、−OR、−OCOR、−OCOOR、−OCONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、および−NRCONR7aからなる群より選択される基を表し、または
とR6aは一緒になってオキソ基を形成することができ、
およびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上のC〜Cアルコキシ基で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、C〜Cシクロアルキル基、1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよい、酸素原子、硫黄原子、および窒素原子からなる群から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する、炭素数1〜9の単環状もしくは二環状のヘテロアリール基、または1〜5個の同一もしくは異なるR基で置換されていてもよいC〜C12アラルキル基を表し、
は、それぞれ独立して、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、1個以上のC〜Cアルコキシ基で置換されたC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、またはカルボキシル基を表す、請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記式(I)において、Arが、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、フェニル基、ピリジル基、ピリミジル基、またはピリダジニル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアル
キル基、ハロゲン原子、−OR、−COOR、およびGlucuronideからなる群から独立して選択される基を表す、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記式(I)において、Arが、少なくとも1つのヒドロキシ基で置換されている、フェニル基またはピリジル基を表す、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記式(I)において、Arが、少なくとも4位がヒドロキシ基で置換されているフェニル基を表す、
請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記式(I)において、Rが、ハロゲン原子を表す、請求項1〜5のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項7】
前記式(I)において、mが0を表す、請求項1〜5のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記式(I)において、Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピラジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基、フラニル基、チエニル基、ピロリジニル基、ピラゾリル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、インドリル基、イソインドリル基、ベンゾチエニル基、ベンズイミダゾリル基、またはベンズオキサゾリル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COOR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表す、請求項1〜7のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項9】
前記式(I)において、Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピラジル基、またはピリミジル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表す、請求項1〜7のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項10】
前記式(I)において、Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、3−ピリジル基、2−ピラジル基、または5−ピリミジル基を表す、請求項1〜7のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項11】
前記式(I)において、Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、3−ピリジル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表す、請求項1〜7のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項12】
前記式(I)において、Xが、−S−を表し、
Yが、−CH−を表し、
Zが、−CH(OH)−、または−CO−を表す、請求項1〜11のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項13】
前記式(I)において、Arが、1〜5個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、フェニル基、ピリジル基、フラニル基、チエニル基、チアゾリル基、ナフチル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、またはベンゾチアゾリル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、−OR、−CONR7a、−NR7a、−NRCOR7a、C〜Cアルキレンオキシ基、およびC〜Cアルキレンジオキシ基からなる群から独立して選択される基を表す、請求項1〜12のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項14】
前記式(I)において、Arが、1〜5個の同一または異なるR基で置換されているフェニル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、C〜Cアルキレンオキシ基、およびC〜Cアルキレンジオキシ基からなる群から独立して選択される基を表す、請求項1〜12のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項15】
前記式(I)において、Arが、無置換のベンゾフラニル基を表す、請求項1〜12のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項16】
前記式(I)において、Arが、4−ヒドロキシフェニル基、2,4−ジヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル基、または2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル基を表し、
mが、0を表し、
Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピラジル基、またはピリミジル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表し、
Arが、1〜5個の同一または異なるR基で置換されているフェニル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、C〜Cアルキレンオキシ基、およびC〜Cアルキレンジオキシ基からなる群から独立して選択される基を表し、
Xが、−S−を表し、
Yが、−CH−を表し、
Zが、−CH(OH)−、または−CO−を表す、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項17】
前記式(I)において、Arが、4−ヒドロキシフェニル基、2,4−ジヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル基、または2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル基を表し、
mが、0を表し、
Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピラジル基、またはピリミジル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表し、
Arが、1個以上のハロゲン原子で置換されているフェニル基を表し、
Xが、−S−を表し、
Yが、−CH−を表し、
Zが、−CH(OH)−を表す、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項18】
前記式(I)において、Arが、4−ヒドロキシフェニル基、2,4−ジヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル基、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル基、または2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル基を表し、
mが、0を表し、
Arが、Arが結合するフェニレン基の4位に結合し、かつ1〜4個の同一または異なるR基で置換されていてもよい、3−ピリジル基、2−ピラジル基、または5−ピリミジル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、−OR、−COR、−CONR7a、および−NR7aからなる群から独立して選択される基を表し、
Arが、1〜5個の同一または異なるR基で置換されているフェニル基を表し、
が、C〜Cアルキル基、1個以上のハロゲン原子で置換されたC〜Cアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、C〜Cアルキレンオキシ基、およびC〜Cアルキレンジオキシ基からなる群から独立して選択される基を表し、
Xが、−S−を表し、
Yが、−CH−を表し、
Zが、−CH(OH)−、または−CO−を表す、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項19】
前記式(I)で示される化合物、またはその医学上許容される塩が、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(2−メトキシピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリミジン−5−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(4−メトキシピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(6−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(6−ジメチルアミノピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3
−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[2−(4−フルオロフェニル)−2−オキソエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(3,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−((2R)−2−ベンゾ[b]フラン−5−イル−2−ヒドロキシエチルチオ)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(2H−ベンゾ[3,4−d]1,3−ジオキソレン−5−イル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチルフェニル)エチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−アセチルピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
N−エチル−5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−メトキシピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピラジン−2−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−クロロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチ
ルチオ]−4−(2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−2−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(4−メトキシピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリミジン−5−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルバルデヒド、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
5−(4−{(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−2−オキソアゼチジニル}フェニル)ピリジン−3−カルボニトリル、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−フルオロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−((2R)−2−ベンゾ[b]チオフェン−5−イル−2−ヒドロキシエチルチオ)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)フェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−クロロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(6−ジメチルアミノピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(6−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−クロロピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(6−クロロピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(6−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−クロロピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1−[4−(6−メチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−1−[4−(5−トリフルオ
ロメチルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−1−[4−(ピリミジン−5−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(ピラジン−2−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、もしくは
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(5−アセチルピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−[4−(6−アセチルピリジン−3−イル)フェニル]−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[4−(5−プロパノイルピリジン−3−イル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−{4−[5−(2−メチルプロパノイル)ピリジン−3−イル]フェニル}アゼチジン−2−オン、
(3R,4R)−3−[(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルチオ]−1−{4−[5−(シクロプロピルカルボニル)ピリジン−3−イル]フェニル}−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン、
またはその医学上許容される塩である、請求項1または2記載の医薬組成物。
【請求項20】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、およびロスバスタチンからなる群から選ばれる、請求項1〜19のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項21】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチンおよびアトルバスタチンからなる群から選ばれる、請求項1〜19のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項22】
コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防のための請求項1〜21のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項23】
(a)少なくとも1種のフィブリン酸誘導体;ならびに
(b)請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩を含有する、医薬組成物。
【請求項24】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラート、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、シプロフィブラレート、ベザフィブラート、クリノフィブラート、ビニフィブラレート、およびリフィブロールからなる群から選ばれる、請求項23記載の医薬組成物。
【請求項25】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラートである、請求項23記載の医薬組成物。
【請求項26】
コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防のための請求項23〜25のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項27】
コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防するための薬剤の製造のための、
(a)少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤;ならびに
(b)請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩の使用。
【請求項28】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、およびロスバスタチンからなる群から選ばれる、請求項27記載の使用。
【請求項29】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチンおよびアトロバスタチンからなる群から選ばれる、請求項27記載の使用。
【請求項30】
コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防するための薬剤の製造のための、
(a)少なくとも1種のフィブリン酸誘導体;ならびに
(b)請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩の使用。
【請求項31】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラート、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、シプロフィブラレート、ベザフィブラート、クリノフィブラート、ビニフィブラレート、およびリフィブロールからなる群から選ばれる、請求項30記載の使用。
【請求項32】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラートである、請求項30記載の使用。
【請求項33】
(a)第一量の少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤;ならびに
(b)第二量の、請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩を含む併用使用であって、第一量と第二量は、一緒になって、コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症を治療、発症予防、または進展予防するための有効量を構成する、併用使用。
【請求項34】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩と同時に使用される、請求項33記載の併用使用。
【請求項35】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤と、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩とが、別々の薬剤中に存在している、請求項33または34記載の併用使用。
【請求項36】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、およびロスバスタチンからなる群から選ばれる、請求項33〜35のいずれかに記載の併用使用。
【請求項37】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチンおよびアトロバスタチンからなる群から選ばれる、請求項33〜35のいずれかに記載の併用使用。
【請求項38】
(a)第一量の少なくとも1種のフィブリン酸誘導体;ならびに
(b)第二量の、請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩を含む併用使用であって、第一量と第二量は、一緒になって、コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症を治療、発症予防、または進展予防するための有効量を構成する、併用使用。
【請求項39】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩と同時に使用される、請求項38記載の併用使用。
【請求項40】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体と、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩とが、別々の薬剤中に存在している、請求項38または39記載の併用使用。
【請求項41】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラート、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、シプロフィブラレート、ベザフィブラート、クリノフィブラート、ビニフィブラレート、およびリフィブロールからなる群から選ばれる、請求項38〜40のいずれかに記載の併用使用。
【請求項42】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラートである、請求項38〜40のいずれかに記載の併用使用。
【請求項43】
(a)少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤;ならびに
(b)請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩を含む、コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防するための薬剤キット。
【請求項44】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、およびロスバスタチンからなる群から選ばれる、請求項43記載の薬剤キット。
【請求項45】
前記少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤が、シンバスタチンおよびアトルバスタチンからなる群から選ばれる、請求項43記載の薬剤キット。
【請求項46】
(a)少なくとも1種のフィブリン酸誘導体;ならびに
(b)請求項1〜19のいずれかに記載の、前記式(I)で示される化合物および/またはその医学上許容される塩を含む、コレステロールを低下させるか、脂質代謝障害、高脂血症、もしくはアテローム性動脈硬化症の治療、発症予防、または進展予防するための薬剤キット。
【請求項47】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラート、クロフィブレート
、ゲムフィブロジル、シプロフィブラレート、ベザフィブラート、クリノフィブラート、ビニフィブラレート、およびリフィブロールからなる群から選ばれる、請求項46記載の薬剤キット。
【請求項48】
前記少なくとも1種のフィブリン酸誘導体が、フェノフィブラートである、請求項46記載の薬剤キット。

【公開番号】特開2010−83879(P2010−83879A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−204816(P2009−204816)
【出願日】平成21年9月4日(2009.9.4)
【出願人】(503369495)帝人ファーマ株式会社 (159)
【Fターム(参考)】