説明

脚立収納袋

【課題】脚立または踏み台を持ち運ぶための、脱着が容易で運搬の過程において脚立による外部破損が発生しにくく損傷を防ぐ脚立収納袋を提供する。
【解決手段】耐緩衝性のある繊維を用いて袋状に脚立収納袋1を形成し、この脚立収納袋1の胴体部2に肩に掛けて運搬するためのベルト3を設け、脚立収納袋1の側面と底部に側面のすべり止め部材7と底面のすべり止め部材6を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は脚立を用いる作業に係わり、詳しくは脚立の運搬および収納する脚立収納袋に関するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
脚立または踏み台はむき出しの状態で運搬されることが多く、室内への持込み時などに壁や廊下などに接触させ損傷させてしまう問題があった。さらに保管時は埃や粉塵がかかってしまうという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0003】
この発明に関わる脚立収納袋は、防汚素材と耐緩衝の素材を用いて袋状に加工されたものである。また、袋側面と底面に床に置いたときのすべり止めと防汚を目的としたすべり止め部材を設ける。さらに、脚立収納袋は運搬時のためにベルトを設けたものである。
【発明の効果】
【0004】
この発明のは、防汚素材と耐緩衝の素材を袋状に加工したものを脚立に被せることで運搬時に壁や廊下など外部に接触させたときの損傷を防ぐことができる。また、保管時は埃や粉塵を防ぐことができる。また、ベルトを設けたので、肩に掛けて運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】この発明の脚立収納袋を示す正面図である。
【図2】この発明の脚立収納袋を脚立全体に被せた正面図である。
【図3】この発明の側面と底部にすべり止めを示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1はこの発明の実施の形態を示す脚立収納袋の正面図である。図において1は脚立収納袋の繊維素材の部分であり、防汚素材と耐緩衝の素材を用いてある。2はゴム編み部であり5の開口部から約2cmで加工されている。3はベルト部であり、脚立収納袋の側面に取り付けられており、長さは脚立本体の大きさによって30cmから50cm程度である。
【0007】
図2はこの発明の実施の形態を示す脚立収納袋の正面図で脚立本体を収納させた図であり、4は脚立本体の格の部分である。脚立を脚立収納袋に被せない状態で運搬すると脚立の格の部分を肩に掛けて運搬するため肩に格の硬い部分があたり痛くなるため、3のように脚立を横にした状態で上部にベルトを設けている。また、ベルトの内側に持ち手をとりつけてもよい。2のゴム編みは脚立を被せるときに容易に着脱させることができる。
【0008】
図3はこの発明の実施の形態を示す脚立収納袋の側面と底部にすべり止めを示した斜視図である。図6は底面のすべり止め部材、7は側面のすべり止め部材であり大きさは5cm×3cmで厚みは1cm程度である部材が四隅に取り付けられている。すべり止め部材の素材はゴム製で脚立を立てて保管するときや横に置いたときの転倒防止になる。すべり止め部材を取り付けることで脚立収納袋の繊維部分が床面に直接接触しないため、脚立収納袋の防汚になる。
【符号の説明】
【0010】
1 脚立収納袋 2 ゴム編み部 3 ベルト 4 脚立本体の格の部分 5 開口部 6 底面のすべり止め部材 7 側面のすべり止め部材
明細書 1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
衣料用繊維素材を袋状に加工したものを特徴とする脚立収納袋
【請求項2】
脚立収納袋に肩に掛けて運搬するためのベルトを設けている特徴のある請求項1記載の脚立収納袋。
【請求項3】
脚立収納袋の側面と底部にすべり止め部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の脚立収納袋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−100127(P2013−100127A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−258243(P2011−258243)
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【出願人】(511287248)
【Fターム(参考)】