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脳内セロトニン増加剤
説明

脳内セロトニン増加剤

【課題】脳内セロトニンに対して経口摂取により増加作用を発揮する組成物の提供。
【解決手段】ツバキ葉を蒸煮、乾燥して乾燥ツバキ葉を得、得られた乾燥ツバキ葉を蒸留水またはエタノール抽出した抽出物をイオン交換樹脂カラムにかけ、20%エタノール溶出液を濃縮乾燥することにより得られたエピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脳内セロトニンの増加を及ぼす剤及びそれを含む飲食品に関する。
【背景技術】
【0002】
セロトニン(5−ヒドロキシトリプタミン;5−HT)は生理的活性アミンの一種であり、インドールアミン類に属する。人体には約10mgあり、その2%が中枢神経系に存在し、重要な神経伝達物質として知られている。縫線核など脳幹から大脳・脊髄に広範囲に投射する中枢セロトニン作動性経路は、その多くの受容体サブタイプを介して、情緒と気分、睡眠と覚醒、食欲、運動、体温及び認知の調節に関与している(非特許文献1、2)。
【0003】
脳内神経伝達物質セロトニンは、精神の安定に関わる物質であり、5−HTの増加はストレスに対しそれを軽減させる効果がある。ストレスに特に関係するのが5−HT、γ−アミノ酪酸(GABA)、ドーパミン(DA)、およびノルアドレナリン(NA)であり(非特許文献3)、5−HTが不足すると、気分が不安定となり、寝付きや寝起きが悪くなる等、精神的に不安定な状態になる。目覚めとともに5−HTの増加が起こり、5−HTが増加すると脳が活性化し、すっきりした状態となり、精神的にも前向きで、落ち着いた気分になることが一般的に知られている(非特許文献4)。
例えばうつ発症時には脳内の情動や睡眠に関係する中枢のモノアミン神経細胞においてNAや5−HTの欠乏が生じ、その結果、化学的伝達が不十分となり、抑うつの症状が心身両面におこると考えられている(非特許文献5)。特に抑うつに関与する主要な因子は5−HTであると考えられており(非特許文献6)、自殺者の脳では5−HT濃度が低下していることも知られている(非特許文献7)。従って、5−HTを増加させることができれば、朝、昼間のすっきり感を向上させ、気分を落ち着かせ、ストレス緩和、抑うつの改善につながると考えられる。
【0004】
これまでにセロトニン放出促進作用、セロトニン再吸収阻害作用等、脳内セロトニンの増加作用が報告されている素材には、ケール、プロポリス又はその抽出物(特許文献11)、N−アニソイル−γ−アミノ酪酸又はp−アニス酸(特許文献12)、グリシン(非特許文献9)、セントジョーンズワート(非特許文献10)などがあり、薬剤としても、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)があるが、食欲不振や体重増加、または減少、性欲異常などの副作用を伴う場合もあり、セロトニン増加素材の選択肢の一つとして、安定性及び安全性がある素材が必要とされている。
【0005】
エピカテキンすなわち3,3’,4’,5,7−ペンタヒドロキシフラバンは、カテキン類に含まれるフラボノイドの一つで、樹脂の皮や幹に広く含まれ、ガンビア、ビンロウシなどに特に多量に含まれる。また、構造上2位と3位の炭素が不斉炭素になっており、同一化学構造でも4種の構造をとり得る。これらは(−)−カテキン、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)−エピカテキンと区別される。ここでのエピカテキンは(−)−エピカテキンであり、さまざまな生理作用を有することが知られている。例えばこれまでに膵β細胞保護剤(特許文献1)、認知機能改善のための方法及び組成物(特許文献2)、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤(特許文献3)、抗酸化剤及びその製造方法並びに該抗酸化剤を含有する飲食品(特許文献4)、美白用皮膚外用剤(特許文献5)、ビフィズス菌増殖促進剤(特許文献6)、血管系の健康改善に有用な熱処理されたカカオ製品(特許文献7)、アディポネクチン分泌促進組成物および該組成物を含有する飲食品(特許文献8)、消臭剤組成物(特許文献9)、トリプターゼ活性阻害剤およびその利用(特許文献10)等が開示されている。
【0006】
脳、あるいは5−HTに関しては、マイクロダイアリシス法を用いた脳内灌流試験で、カテキン類がラット脳海馬の5−HT放出増加作用を有し、特にエピカテキンは、エピカテキンガレートや(+)−カテキンなど、他のカテキン類に比べ、約100倍以上の増加作用があることがわかっている。また、カテキンについては経口投与でも5−HTの放出がみられた(非特許文献8)。また、シナプトソームを単離培養した試験系において、エピカテキンにセロトニン調節に寄与するセロトニン取り込み阻害効果があることも報告されている(非特許文献11)。しかしながら、これら研究では、エピカテキンを経口摂取した場合については評価しておらず、また、エピカテキンを摂取しても腸管吸収により硫酸抱合、グルクロン酸抱合され、エピカテキンそのものとして脳には移行しないため、非特許文献11の結果では、セロトニンへの作用が抱合体にあるかどうかは判断できない。
なお、エピカテキンを含む原料素材としては、緑茶葉、カカオ豆、ぶどうの種、リンゴの皮、大豆、ソラマメ、ツバキの葉等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2008−7452号公報
【特許文献2】特表2009−539991号公報
【特許文献3】特開平06−9391号公報
【特許文献4】特開2007−254508号公報
【特許文献5】特開平10−120546号公報
【特許文献6】特開2006−298821号公報
【特許文献7】特表2009−501161号公報
【特許文献8】特開2006−131512号公報
【特許文献9】特開平09−38183号公報
【特許文献10】特開2007−186457号公報
【特許文献11】特開2003−300892号公報
【特許文献12】特開2002−154956号公報
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】Annuals New York Academy of Science, 600, 9-35, 1990
【非特許文献2】Pharmacology Biochemistry and Behavior,54,129-141,1996
【非特許文献3】「新バイオサイエンスシリーズ ストレス探求−分子レベルで見ると−」、科学同人、京都、81−91、1994
【非特許文献4】セロトニン欠乏脳−キレる脳・欝の脳を鍛え直す−、日本放送出版協会、東京、49−56、2003
【非特許文献5】「うつ病の科学と健康−一般医のための−」、朝倉書店、東京、15−20、1987
【非特許文献6】Journal of Pharmacy and Pharmacology, 57, 651-656, 2005
【非特許文献7】The British Journal of Psychiatry, 113(505), 1407-1411, 1967
【非特許文献8】日本栄養食糧学会要旨集、2D−13p、2008
【非特許文献9】Psychiatry and Clinical Neurosciences, 65, 142-149, 2011
【非特許文献10】British Journal of Pharmacology, 142, 414-418, 2004
【非特許文献11】Phytomedicine, 14, 396-402, 2007
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
脳内セロトニンに対して経口摂取により増加作用を発揮する組成物の提供。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記したように、従来技術においては、エピカテキンを経口摂取した場合についての検討は全くなされていない。そこで、本発明はエピカテキンを経口摂取させた場合においても脳内セロトニンを増加させるか否かについて詳細に検討した。その結果、ラットにエピカテキンを胃内投与することにより単回経口摂取させるだけで、脳内セロトニンが増加することを確認した。また、エピカテキンの原料素材としてツバキ葉を見出し、抽出物中のエピカテキンを高濃度化した組成物について、脳内セロトニンが増加することを確認した。つまり、本発明の解決手段は、エピカテキン含有物、特にツバキ葉抽出物を経口摂取することで脳内セロトニン増加作用を発揮させることである。
すなわち、本発明の目的は、脳内セロトニン量を増加させることであり、研究の結果、エピカテキンを胃内投与することにより単回摂取させるだけで、脳内セロトニンが増加することを見出した。さらに、ツバキ葉から他のカテキン類を含まず、エピカテキンだけを高含有する組成物の調製方法を確立し、脳内セロトニンに対する増加作用を見出した。
【発明の効果】
【0011】
エピカテキンの経口摂取においても脳内セロトニンを有効に増加させ、さらに、ツバキ葉から他のカテキン類を含まず、エピカテキンだけを高含有する組成物の調製方法を確立した。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】エピカテキン投与による5−HT放出量を示すグラフである。
【図2】カテキン混合物投与による5−HT放出量を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明は、エピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤に関する。
【0014】
また、本発明は、エピカテキンがツバキ葉から抽出されたことを特徴とするエピカテキン高含有画分を含有する脳内セロトニン増加剤に関する。
【0015】
さらに、本発明は、ツバキ葉からのエピカテキンの調製方法であって、ツバキ葉を蒸煮、乾燥して乾燥ツバキ葉を得、得られた乾燥ツバキ葉の蒸留水またはエタノール抽出物をイオン交換樹脂カラムにかけ、20%エタノール溶出液を濃縮乾燥することによりエピカテキン高含有画分を得ることを特徴とする方法に関する。
【0016】
さらにまた、本発明は、エピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤を含有する食品に関する。
【0017】
本発明は、経口摂取した場合に脳内セロトニンレベルを上昇させる効果を発揮する組成物に関する。セロトニンは気分や覚醒との関連がある脳内神経伝達物質であり、一般的に、気分をスッキリさせたり、集中力を高めたりすると言われている。よって、セロトニンレベルを上昇させる組成物には、気分転換、集中力アップといった効能を付与できる可能性があり、菓子や健康食品の機能性素材としての製品応用が期待できる。
【0018】
また、本発明は、前記エピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤を含有する飲食品を提供する。飲食品とは、生鮮食品、肉、魚などの動物性食品、穀物、野菜などの植物性食品、乳製品、パン、インスタント食品などの加工食品、菓子類などの嗜好食品、甘味料、調味料等の調理調味用材料、健康食品、特別用途食品、水、清涼飲料水、アルコール飲料、茶などの飲料、食品加工材料、食品添加物などを含む。
【実施例】
【0019】
[実施例1]
エピカテキンの脳内セロトニン放出促進効果試験
【0020】
(試験動物)
本試験では、Wistar系雄性ラット(270〜310g、8〜10週齢)を用いた。ラットは、室温約24℃及び湿度45〜50%の環境下で、12時間明暗サイクルで飼育した。また飼育中の食餌と水は自由摂取とした。
【0021】
(試薬類)
本試験で用いた試薬は、(−)−エピカテキン[EC(Wako、大阪)、純度98%以上]およびカテキン混合物[Mix (Wako、大阪)、カテキン類として85%以上;(−)−エピガロカテキンガレート(以下、EGCG)約36.2%、(−)−エピガロカテキン(以下、EGC)約23.2%、(−)−エピカテキンガレート(以下、ECG)約10.6%、EC 約7.4%、(+)−カテキン(以下、CA)約2.4%、(−)−ガロカテキン約5.7%、(−)−ガロカテキンガレート約1.6%などを含有]をそれぞれ1mg/kg、10mg/kg、50mg/kg、100mg/kgとなるよう調製し、各試薬を0.5mlもしくは1mlの生理食塩水(0.9% NaCl)に溶解させ、各溶液を、経口ゾンデを使用して直接ラット胃内に投与した。なお、コントロールとしては同量の生理食塩水を用いた。ここで各投与群は、一群あたりラット4〜5匹を使用した。
【0022】
(試験法)
ラットをペントバルビタール・ナトリウムで麻酔し、ガイドカニューレをPaxinosとWatsonの脳地図を参考にして埋め込んだ。ガイドカニューレが完全に固定されていることを確認し、ダミーカニューレを挿入した。ラットが回復後、ペントバルビタール・ナトリウムで麻酔し、ガイドカニューレに透析用プローブを挿入して、透析液(標準リンゲル液)を灌流(灌流速度1μl/min)した。透析液は20分ごとに、5−HT量を高速液体クロマトグラフィーにより測定した。60分後、ECあるいはMixをラット胃内に投与し、5−HTの最大放出量が観察されるまで測定を続けた。データはすべて平均値(mean)±標準偏差値(SD)で表し、統計処理は、統計解析ソフトSPSS17.0Jを用いMann−Whitney検定(non−paired and non−parametric)および一元配置分散分析を用い、危険率5%未満で有意差ありと判定した。
【0023】
(結果)
上記脳内5−HT放出促進効果試験で得られた結果を図1及び2に示す。
図1から判るように、ECを投与した場合、5−HTの放出量はEC 1mg/kg投与で110±16%、10mg/kg投与で133±10%、50mg/kg投与で513±535%、100mg/kg投与で987±643%となり、5−HTの放出量はEC濃度依存的に増加した(図1)。EC 1mg/kg、10mg/kg投与での5−HT放出量に大きな差異はなかった。また、最も高濃度のEC 100mg/kgを投与した場合の5−HT放出量は、EC 1mg/kg、10mg/kgを投与した場合のそれと比較して有意な増加がみられた。
一方、図2に示すように、カテキン混合物であるMixを投与した場合、5−HTの放出量は、Mix 1mg/kg投与で113±12%、10mg/kg投与で135±17%、50mg/kg投与で148±39%、100mg/kg投与で227±112%であり、Mix投与の場合でも濃度依存的に5−HT量は増加する傾向を示した。
【0024】
Mix 1mg/kgおよび10mg/kg投与の5−HT放出量を比較すると同程度の増加を示し、EC、Mixどちらも10mg/kg程度では、脳海馬からの5−HT放出量を大幅に増加させる濃度ではないことが判明した。
さらに、EC 1mg/kg投与とEC 100mg/kg投与を比較すると、5−HT放出量に約9倍の差があった。それに対し、Mix 1mg/kg投与とMix 100mg/kg投与においては、カテキン類濃度に100倍の差がありながら5−HT放出量の差は約2倍であった。
また、EC 50mg/kg及び100mg/kg投与は、Mix 50mg/kg及び100mg/kg投与よりも約4〜5倍も高い5−HT放出量の増加を示した。
以上より、経口摂取においてカテキン混合物投与よりもエピカテキン投与の方がより顕著に脳内セロトニンが増加することを確認した。
【0025】
[実施例2]
ツバキ葉からのエピカテキン高含有組成物の調製−1
ツバキ(Camellia japonica)の葉5.477kgを沸騰水浴上で5分間蒸煮処理後に温風乾燥し、乾燥ツバキ葉1.89kgを得た。乾燥ツバキ葉に18.9Lの蒸留水を加え、4時間室温で静置抽出した。不溶物を濾過で除去し、濾液をダイヤイオンHP−20(三菱化学株式会社製)を3L充填したカラムに供し、6Lの蒸留水、6Lの10%エタノール、6Lの20%エタノールで順に溶出した。20%エタノール溶出液を減圧濃縮し、凍結乾燥を行い、23.52gのエピカテキン高含有画分(エピカテキン含有率24.7%)を得た。
【0026】
[実施例3]
ツバキ葉からのエピカテキン高含有組成物の調製−2
ツバキ葉151.64gを沸騰水浴上で5分間蒸煮処理後に温風乾燥し、乾燥ツバキ葉58.48gを得た。乾燥ツバキ葉に1.175Lの蒸留水を加え、一晩室温で静置抽出した。不溶物を濾過で除去後、濾液を凍結乾燥し、ツバキ葉水抽出物12.18gを得た。ツバキ葉水抽出物のエピカテキン含有率は3.12%であった。得られたツバキ葉水抽出物10gを1Lの蒸留水に溶解し、ダイヤイオンHP−20(三菱化学株式会社製)を250mL充填したカラムに供し、1Lの蒸留水、1Lの10%エタノール、1Lの20%エタノールで順に溶出した。20%エタノール溶出液を減圧濃縮し、凍結乾燥を行い、0.932gのエピカテキン高含有画分(エピカテキン含有率32.94%)を得た。
【0027】
[実施例4]
ツバキ葉からのエピカテキン高含有組成物の調製−3
ツバキ葉90.12gを沸騰水浴上で5分間蒸煮処理後に温風乾燥し、乾燥ツバキ葉34.50gを得た。乾燥ツバキ葉に690mLの70%エタノールを加え、一晩室温で静置抽出した。不溶物を濾過で除去後、濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥を行い、ツバキ葉70%エタノール抽出物6.58gを得た。ツバキ葉70%エタノール抽出物のエピカテキン含有率は6.75%であった。得られたツバキ葉70%エタノール抽出物1gを1Lの蒸留水に溶解し、ダイヤイオンHP−20(三菱化学株式会社製)を250mL充填したカラムに供し、1Lの蒸留水、1Lの10%エタノール、1Lの20%エタノールで順に溶出した。20%エタノール溶出液を減圧濃縮し、凍結乾燥を行い、0.12gのエピカテキン高含有画分(エピカテキン含有率44.09%)を得た。
【0028】
[実施例5]
エピカテキン高含有画分の脳内5−HT放出促進効果試験
実施例2で得たエピカテキン高含有画分を試料とし、実施例1と同様の方法で脳内5−HTレベルに対する効果を検証し、エピカテキン高含有画分の経口投与により脳内5−HTレベルが増加することを確認した。
【0029】
[実施例6]
本発明のエピカテキン高含有画分含有脳内セロトニン増加剤を含有するチョコレート、トローチ、チューインガム、キャンディ、グミゼリー、飲料を常法にて製造した。以下にそれらの処方を示した。なお、これらによって本発明品の範囲を制限するものではない。
【0030】
チョコレートの処方
カカオマス 20.0重量%
砂糖 42.0
全脂粉乳 20.0
ココアバター 17.0
エピカテキン 0.4
レシチン 0.5
香料 0.1
100.0
【0031】
チョコレートの処方
カカオマス 20.0重量%
砂糖 41.4
全脂粉乳 20.0
ココアバター 17.0
実施例2のエピカテキン高含有画分 1.0
レシチン 0.5
香料 0.1
100.0
【0032】
トローチの処方
ブドウ糖 73.3重量%
乳糖 16.0
アラビアガム 6.0
香料 1.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7
エピカテキン 1.0
乳糖 2.0
100.0
【0033】
トローチの処方
ブドウ糖 72.3重量%
乳糖 16.0
アラビアガム 6.0
香料 1.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7
実施例3のエピカテキン高含有画分 2.0
乳糖 2.0
100.0
【0034】
チューインガムの処方
ガムベース 20.0重量%
砂糖 54.7
グルコース 15.3
水飴 9.3
エピカテキン 0.2
香料 0.5
100.0
【0035】
チューインガムの処方
ガムベース 20.0重量%
砂糖 54.4
グルコース 15.3
水飴 9.3
実施例4のエピカテキン高含有画分 0.5
香料 0.5
100.0
【0036】
キャンディの処方
砂糖 50.0重量%
水あめ 34.0
クエン酸 2.0
エピカテキン 0.6
香料 0.2
水 残
100.0
【0037】
キャンディの処方
砂糖 50.0重量%
水あめ 34.0
クエン酸 2.0
実施例3のエピカテキン項含有画分 1.0
香料 0.2
水 残
100.0
【0038】
グミゼリーの処方
ゼラチン 60.0重量%
水あめ 20.5
砂糖 8.5
植物油脂 4.5
マンニトール 3.0
リンゴ酸 2.0
エピカテキン 1.0
香料 0.5
100.0
【0039】
グミゼリーの処方
ゼラチン 59.0重量%
水あめ 20.0
砂糖 8.5
植物油脂 4.5
マンニトール 3.0
リンゴ酸 2.0
実施例2のエピカテキン高含有画分 2.5
香料 0.5
100.0
【0040】
飲料の処方
オレンジ果汁 30.0重量%
異性化糖 15.24
クエン酸 0.10
ビタミンC 0.04
香料 0.10
エピカテキン 0.10
水 残
100.0
【0041】
飲料の処方
オレンジ果汁 30.0重量%
異性化糖 15.24
クエン酸 0.10
ビタミンC 0.04
香料 0.10
実施例2のエピカテキン高含有画分 0.50
水 残
100.0
【産業上の利用可能性】
【0042】
ツバキ葉抽出物含有脳内セロトニン増加剤は、種々の製品への適用が可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤。
【請求項2】
前記エピカテキンがツバキ葉から抽出されたエピカテキン高含有画分であることを特徴とする請求項1に記載の脳内セロトニン増加剤。
【請求項3】
ツバキ葉からのエピカテキン高含有画分の調製方法であって、
ツバキ葉を蒸煮、乾燥して乾燥ツバキ葉を得、
得られた乾燥ツバキ葉を蒸留水またはエタノール抽出した抽出物をイオン交換樹脂カラムにかけ、
20%エタノール溶出液を濃縮乾燥することによりエピカテキン高含有画分を得ることを特徴とする方法。
【請求項4】
エピカテキンを含有する脳内セロトニン増加剤を含有する食品。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−28546(P2013−28546A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−164454(P2011−164454)
【出願日】平成23年7月27日(2011.7.27)
【出願人】(307013857)株式会社ロッテ (101)
【出願人】(300029592)学校法人中村学園 (9)
【Fターム(参考)】