説明

腎髄質外部カリウムチャネルの阻害剤

【課題】腎髄質外部カリウム(ROMK)チャネル(Kir1.1)阻害剤の提供。
【解決手段】下記式Iの化合物及び薬学的に許容されるその塩。式Iの化合物は、利尿薬及びナトリウム利尿薬として有用であり、従って、高血圧症、並びに慢性及び急性心不全のような循環器病を含む過剰の塩及び水分保持に起因する障害の治療及び予防に有用である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式I:
【化1】

[式中、
【化2】

は:
【化3】

からなる群から選択される複素環を表わし;
は:
【化4】

からなる群から選択され;
は:
【化5】

からなる群から選択され;
Xは、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHからなる群から選択され;
Yは、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHからなる群から選択され;
及びYは、それぞれ独立して−H及び−CHからなる群から選択され;
及びYは、それぞれ−O−であり(ただし、Xがオキソである場合にはXは存在せず、Yがオキソである場合にはYは存在せず;更に、XもYも存在しない場合には、X及びYの少なくとも一方は、−OH、−OC1−3アルキル、−F及びオキソからなる群から選択され);
及びRは、それぞれ独立して−H、−ハロ、−C−Cシクロアルキル、−OR、−SR、−SOR、−SO、−(CHOR及び1〜3個の−Fで置換されていてもよいC−Cアルキルからなる群から選択され;
3a及びR3bの一方は、−CN及び−NOからなる群から選択され、他方はRであり;
4a及びR4bの一方は、−CN及び−NOからなる群から選択され、他方はRであり;
及びRは、それぞれ独立して−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−CF、−CHF、−CHF及び−CHOHからなる群から選択され;
は、−H、−CH、−CF、−CHF、−CHF及び−CHOHからなる群から選択され;
及びRは、それぞれ独立して、(a)−H、(b)ハロ、(c)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−C1−6アルキル、(d)−C3−6シクロアルキル、(e)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−OC1−3アルキル、(f)−OR、(g)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−COアルキル、(h)−(CHOR、(i)−SR、(j)−SOR、(k)−SO、(l)−NHCOR及び(m)−NHSOからなる群から選択され;
及びRは、それぞれ独立して、(a)−H、(b)ハロ、(c)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−C1−6アルキル、(d)−C3−6シクロアルキル、(e)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−OC1−3アルキル、(f)−OR、(g)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−COアルキル、(h)−(CHOR、(i)−SR、(j)−SOR、(k)−SO、(l)−NHCOR及び(m)−NHSOからなる群から選択され;
及びRは、それぞれ独立して、(a)−H、(b)ハロ、(c)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−C1−6アルキル、(d)−C3−6シクロアルキル、(e)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−OC1−3アルキル、(f)−OR、(g)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−COアルキル、(h)−(CHOR、(i)−SR、(j)−SOR、(k)−SO、(l)−NHCOR及び(m)−NHSOからなる群から選択され;
nは1、2及び3から選択される整数であり;そして
は、各存在において独立して、−H、−C3−6シクロアルキル及び1〜3個の−Fで置換されていてもよい−C1−6アルキルからなる群からなる群から選択される]を有する化合物又は薬学的に許容されるその塩(但し、Zが、z1−ivであるときは、Zは、z2−ivとはならない)。
【請求項2】
X、Y、X及びYの少なくとも1個が存在し、XもYも存在しない場合には、X及びYの少なくとも一方は、−OH、−OC1−3アルキル、−F及びオキソからなる群から選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項3】
が:
【化6】

からなる群から選択され;
が:
【化7】

からなる群から選択され;
Xが、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHからなる群から選択され;
Yが、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHからなる群から選択され;
及びYが、それぞれ独立して−H及び−CHからなる群から選択され;
及びYが、それぞれ−O−であり;
ただし、Xがオキソである場合、Xは存在せず、Yがオキソである場合、Yは存在せず;
更にX及びYの少なくとも一方は、−OH、−OC1−3アルキル、−F及びオキソからなる群から選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項4】
が:
【化8】

からなる群から選択され;
が:
【化9】

からなる群から選択される、請求項2記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項5】
【化10】

が、
【化11】

からなる群から選択される、請求項3記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項6】
がz1−ivである、請求項5記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項7】
構造式VIII:
【化12】

を有する、請求項3記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項8】
X及びYが、それぞれ独立して、−H、−OH、−F及び−CHから選択され、ただし、X及びYの少なくとも一方が−OH及び−Fから選択される、請求項7記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項9】
が、z2−i、z2−ii、z2−v及びz2−viからなる群から選択される、請求項8記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項10】
及びRが、それぞれ独立して、(a)−H、(b)−F、(c)−Cl、(d)−Br、(e)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−C1−3アルキル、(f)シクロプロピル、(g)1〜3個の−Fで置換されていてもよい−OC1−3アルキル及び(h)−(CH1−3アルキル−OHからなる群から選択される、請求項9記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項11】
4a及びR4bの一方が−CNであり、他方がRである、請求項10記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項12】
が、−H、−CH、−OCH及び−Fからなる群から選択される、請求項11記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項13】
及びRが、それぞれ独立して、−H及びCHからなる群から選択される、請求項12記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項14】
及びRが、それぞれ独立して、−H、CH及び−OCHからなる群から選択され、Rが、−H、CH及び−Fからなる群から選択される、請求項13記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項15】
構造式VIIIを有し、
【化13】

が、z2−viiiであり
Xが、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHからなる群から選択され、そして
が、−H及び−CHからなる群から選択されるか;又は
がz2−ix及びz2−xから選択され、そして
X及びYの少なくとも一方が、−OH、−OC1−3アルキル、−F及びオキソからなる群から選択され、及び他方は、−H、−OH、−OC1−3アルキル、−F、オキソ、NH及び−CHから選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項16】
構造式VIIIa:
【化14】

を有し、
が、−H、−CH及び−O−CHからなる群から選択され;Rが、−H及び−CHからなる群から選択され;
が、
【化15】

からなる群から選択され;
Yが、−H、−OH、−F及び−CHからなる群から選択され;Rが、−H、−CH及び−OCHからなる群から選択され;
が、−H及び−CHからなる群から選択され;そして
4bが、−H、−OCH及び−Fからなる群から選択される、請求項3記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項17】
構造式X
【化16】

を有し
【化17】

が、
【化18】

から選択され;
が、−H及び−CHから選択され;
が、−H及び−CHから選択され;そして
が、z2−ii、z2−v及びz2−viから選択される、請求項3記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項18】
6−({4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−8,9−ジヒドロ−1H−フロ[3,4−f]イソクロメン−3(6H)−オン
6−({4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−1,6,7,8−テトラヒドロ−3H−インデノ[4,5−c]フラン−3−オン
4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル2−(メチルオキシ)−4−オキシラン−2−イルベンゾニトリル;
5−フルオロ−4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
5−フルオロ−4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル
6−フルオロ−3−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−メチルベンゾニトリル
5−クロロ−4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−5−メチル−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
5−フルオロ−4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−3−メチル−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
2−フルオロ−4−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)ベンゾニトリル;
4−(2−{4−[2−フルオロ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(2−{4−[2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)−2−(メチルオキシ)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(2−{4−[2−(エチルオキシ)−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}−1−メチルエチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
4−(2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}プロピル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル
4−(1−フルオロ−2−{4−[2−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル
1−(4−ニトロフェニル)−2−{4−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−(4−ニトロフェニル)−2−{4−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}エタノール;
1−[2−フルオロ−2−(4−ニトロフェニル)エチル]−4−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]ピペラジン
2,2’−ピペラジン−1,4−ジイルビス[1−(4−ニトロフェニル)エタノール];
1,4−ビス[2−フルオロ−2−(4−ニトロフェニル)エチル]ピペラジン;
1,1’−(ピペラジン−1,4−ジイルジメタンジイル)ビス(3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−5−カルボニトリル);
1−({4−[2−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−5−カルボニトリル;
1−({4−[2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−5−(メチルオキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−6−カルボニトリル;
1,1’−(ピペラジン−1,4−ジイルジメタンジイル)ビス[7−(メチルオキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−6−カルボニトリル];
1−({4−[2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−7−(メチルオキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−6−カルボニトリル;
6−(1−ヒドロキシ−2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−4−メトキシピリジン−3−カルボニトリル
5−フルオロ−1−({4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−カルボニトリル
4−(2−{4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル−1,1−ジメチルエチル)−2−(メチルオキシ)ベンゾニトリル;
6−(1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)ピリジン−3−カルボニトリル;
6−(1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−4−メチルピリジン−3−カルボニトリル;
6−(1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル)−5−メチルピリジン−3−カルボニトリル;
6−[1−ヒドロキシ−2−[4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−3H−イソベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル]エチル]−2−メチル−ピリジン−3−カルボニトリル;
5−クロロ−6−[1−ヒドロキシ−2−[4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−3H−イソベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル]エチル]ピリジン−3−カルボニトリル;
4−[1−ヒドロキシ−2−[4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−3H−イソベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル
5−(2−{4−[2−(2,1,3−ベンゾオキサジアゾール−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}−1−ヒドロキシエチル)−2−ベンゾフラン−1(3H)−オン
5−[(1R)−2−{4−[2−(2,1,3−ベンゾオキサジアゾール−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}−1−ヒドロキシエチル]−4−メチル−2−ベンゾフラン−1(3H)−オン;
5−[(1R)−2−{4−[(2S)−2−(2,1,3−ベンゾオキサジアゾール−5−イル)−2−ヒドロキシエチル]ピペラジン−1−イル}−1−ヒドロキシエチル]−4−メチル−2−ベンゾフラン−1(3H)−オン;及び
5−[(1R)−2−{4−[(2R)−2−(2,1,3−ベンゾオキサジアゾール−5−イル)−2−ヒドロキシエチル]ピペラジン−1−イル}−1−ヒドロキシエチル]−4−メチル−2−ベンゾフラン−1(3H)−オンからなる群から選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項19】

からなる群から選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項20】
(6S)−6−({4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−8,9−ジヒドロ−1H−フロ[3,4−f]イソクロメン−3(6H)−オン;
(6R)−6−({4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−8,9−ジヒドロ−1H−フロ[3,4−f]イソクロメン−3(6H)−オン
6−({4−[2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}メチル)−1,6,7,8−テトラヒドロ−3H−インデノ[4,5−c]フラン−3−オン;
6−[(1S)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−4−メトキシピリジン−3−カルボニトリル
6−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−4−メトキシピリジン−3−カルボニトリル;
6−[(1S)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]ピリジン−3−カルボニトリル;
6−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]ピリジン−3−カルボニトリル;
6−[(1S)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−4−メチルピリジン−3−カルボニトリル;
6−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−4−メチルピリジン−3−カルボニトリル;
6−[(1S)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−2−メチルピリジン−3−カルボニトリル;及び
6−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−{4−[(2R)−2−ヒドロキシ−2−(4−メチル−1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}エチル]−2−メチルピリジン−3−カルボニトリル;からなる群から選択される、請求項1記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項21】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩、薬学的に許容される担体、及び場合により他の活性薬剤、を含む医薬組成物。
【請求項22】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む、ROMKを阻害するための医薬。
【請求項23】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む、利尿、ナトリウム利尿又はその両者を引き起こすために有効な医薬。
【請求項24】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む、高血圧症の治療のための医薬。
【請求項25】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む、心不全の治療のための医薬。
【請求項26】
請求項1〜20のいずれかの請求項に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む、慢性腎機能不全の治療のための医薬。

【公開番号】特開2013−14607(P2013−14607A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−200561(P2012−200561)
【出願日】平成24年9月12日(2012.9.12)
【分割の表示】特願2012−509848(P2012−509848)の分割
【原出願日】平成22年4月29日(2010.4.29)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】