説明

腫瘍治療のための組成物及び方法

【課題】ヒトを含む哺乳動物における腫瘍細胞成長及び増殖の診断及び治療のための組成物及び方法を提供する。
【解決手段】腫瘍細胞のゲノムにおいて増幅される遺伝子の同定方法。このような遺伝子増幅は、同じ組織型の正常細胞と比較して遺伝子産物の過剰な発現に関連し、腫瘍形成に寄与すると予測される。従って、増幅された遺伝子にコードされるタンパク質は、或る種の癌の診断及び/または治療(予防を含む)に有用であると考えられ、腫瘍治療の予後を予知するように作用する。新規なポリペプチド及び当該ポリペプチドをコードする核酸分子。また、当該核酸配列を含むベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合した本発明のポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド分子、本発明のポリペプチドに結合する抗体、及びポリペプチドの製造方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドに結合する単離された抗体。
【請求項2】
前記ポリペプチドに特異的に結合する請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
前記ポリペプチドを発現する細胞の死を誘発する請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
前記細胞が前記ポリペプチドを同じ組織型の正常細胞に比較して過剰に発現する癌細胞である請求項3に記載の抗体。
【請求項5】
モノクローナル抗体である請求項1に記載の抗体。
【請求項6】
非ヒトの相補性決定領域(CDR)又はヒトフレームワーク領域(FR)を含む請求項5に記載の抗体。
【請求項7】
標識された請求項1に記載の抗体。
【請求項8】
抗体断片又は一本鎖抗体である請求項1に記載の抗体。
【請求項9】
製薬的に許容される担体と混合された請求項1に記載の抗体を含む物質の組成物。
【請求項10】
前記抗体の治療的有効量を含有する請求項9に記載の物質の組成物。
【請求項11】
細胞毒性又は化学治療薬をさらに含有する請求項9に記載の物質の組成物。
【請求項12】
請求項1に記載の抗体をコードする単離された核酸分子。
【請求項13】
請求項12に記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項14】
請求項13に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項15】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドに結合する抗体の製造方法において、請求項14に記載の宿主細胞を前記抗体を発現させるのに十分な条件下で培養し、細胞培養物から前記抗体を回収することを含んでなる方法。
【請求項16】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドのアンタゴニスト。
【請求項17】
前記アンタゴニストが腫瘍細胞成長を阻害する請求項16に記載のアンタゴニスト。
【請求項18】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドをコードする核酸配列もしくはその相補鎖にハイブリダイズする単離された核酸分子。
【請求項19】
前記ハイブリッド形成が緊縮性のハイブリッド形成及び洗浄条件下である請求項18に記載の単離された核酸分子。
【請求項20】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを含有すると推測される試料中で前記ポリペプチドの存在を測定する方法において、当該試料を抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体に曝露し、前記抗体の試料中の前記ポリペプチドへの結合を測定することを含んでなる方法。
【請求項21】
前記試料が、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを含むと推測される細胞を含有する請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記細胞が癌細胞である請求項21に記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物における腫瘍を診断する方法において、(a)哺乳動物から得た組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の知られた正常組織細胞の対照試料中でのPRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出することを含んでなり、対照試料に比較した試験試料における高い発現レベルが、当該試験組織細胞を得た哺乳動物における腫瘍の存在を示す方法。
【請求項24】
哺乳動物における腫瘍を診断する方法において、(a)抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体を哺乳動物から得た組織細胞の試験試料と接触させ、そして(b)前記抗体と試験試料中のPRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドとの間の複合体の形成を検出することを含んでなり、複合体の形成が前記哺乳動物における腫瘍の存在を示す方法。
【請求項25】
前記抗体が検出可能に標識された請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記組織細胞の試験試料が、腫瘍性細胞成長又は増殖を有すると推測される個体から得られる請求項24に記載の方法。
【請求項27】
抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体及び担体を適切な包装内に含んでなる癌診断用キット。
【請求項28】
前記抗体が、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを含有することが推測される試料中のそれらの存在を検出するために用いられるという説明書をさらに具備する請求項27に記載のキット。
【請求項29】
腫瘍細胞の成長を阻害する方法において、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを発現する腫瘍細胞を、前記ポリペプチドの生物学的活性を阻害する薬剤の有効量に曝露することを含んでなり、それにより前記腫瘍細胞の成長が阻害される方法。
【請求項30】
前記腫瘍細胞が、同じ組織型の正常細胞に比較して前記ポリペプチドを過剰発現する請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記薬剤が、抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体である請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体が細胞死を誘発する請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記腫瘍細胞に、放射線処理、細胞毒性薬又は化学治療薬をさらに施す請求項29に記載の方法。
【請求項34】
腫瘍細胞の成長を阻害する方法において、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを発現する腫瘍細胞を、前記ポリペプチドの発現を阻害する薬剤の有効量に曝露することを含んでなり、それにより前記腫瘍細胞の成長が阻害される方法。
【請求項35】
前記腫瘍細胞が、同じ組織型の正常細胞に比較して前記ポリペプチドを過剰発現する請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記薬剤が、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドをコードする核酸もしくはその相補鎖にハイブリッド形成するアンチセンスオリゴヌクレオチド、である請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記腫瘍細胞に、放射線処理、細胞毒性薬又は化学治療薬をさらに施す請求項36に記載の方法。
【請求項38】
容器;
当該容器上のラベル;及び
当該容器内に収容された活性剤を含有する組成物とを具備し、当該組成物が腫瘍細胞の成長を阻害するのに有効であり、容器上のラベルが当該組成物は前記腫瘍細胞中での同じ組織型の正常細胞に比較してPRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドの過剰発現を特徴とする状態の治療に有効であることを表示する製造品。
【請求項39】
前記活性剤が、PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドの生物学的活性及び/又は発現を阻害する請求項38に記載の製造品。
【請求項40】
前記活性剤が抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体である請求項39に記載の製造品。
【請求項41】
前記活性剤が、アンチセンスオリゴヌクレオチドである請求項39に記載の製造品。
【請求項42】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性を阻害する化合物を同定する方法において、候補化合物を前記ポリペプチドと、2つの成分が相互作用するのに十分な条件下及び時間で接触させ、前記ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性が阻害されるか否かを測定することを含んでなる方法。
【請求項43】
前記候補化合物が、抗-PRO381、抗-PRO1269、抗-PRO1410、抗-PRO1755、抗-PRO1780、抗-PRO1788、抗-PRO3434、抗-PRO1927、抗-PRO3567、抗-PRO1295、抗-PRO1293、抗-PRO1303、抗-PRO4344、抗-PRO4354、抗-PRO4397、抗-PRO4407、抗-PRO1555、抗-PRO1096、抗-PRO2038又は抗-PRO2262抗体である請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記候補化合物又はPRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドが固体支持体に固定化される請求項42に記載の方法。
【請求項45】
非固定化成分が検出可能に標識される請求項44に記載の方法。
【請求項46】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法において、(a)細胞とスクリーニングすべき候補化合物とを、前記ポリペプチドの存在下で、前記ポリペプチドによって通常誘発される細胞性反応の誘発に適した条件下で接触させ、そして(b)前記細胞性反応の誘発を測定して試験化合物が有効なアンタゴニストか否かを決定することを含んでなり、前記細胞性反応の誘発を欠くことが前記化合物が有効なアンタゴニストであることを示す方法。
【請求項47】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドを発現する細胞で前記ポリペプチドの発現を阻害する化合物を同定する方法において、前記細胞を候補化合物と接触させ、前記ポリペプチドの発現が阻害されるか否かを測定することを含んでなる方法。
【請求項48】
前記候補化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである請求項47に記載の方法。
【請求項49】
Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を持つ単離された核酸。
【請求項50】
Fig1(配列番号:1)、Fig3(配列番号:6)、Fig5(配列番号:8)、Fig7(配列番号:10)、Fig9(配列番号:12)、Fig11(配列番号:17)、Fig13(配列番号:22)、Fig15(配列番号:24)、Fig17(配列番号:26)、Fig19(配列番号:28)、Fig21(配列番号:30)、Fig23(配列番号:32)、Fig25(配列番号:34)、Fig27(配列番号:39)、Fig29(配列番号:41)、Fig31(配列番号:46)、Fig33(配列番号:48)、Fig35(配列番号:50)、Fig37(配列番号:52)、及びFig39(配列番号:54)に示すヌクレオチド配列からなる群から選択されるヌクレオチド配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を持つ単離された核酸。
【請求項51】
Fig1(配列番号:1)、Fig3(配列番号:6)、Fig5(配列番号:8)、Fig7(配列番号:10)、Fig9(配列番号:12)、Fig11(配列番号:17)、Fig13(配列番号:22)、Fig15(配列番号:24)、Fig17(配列番号:26)、Fig19(配列番号:28)、Fig21(配列番号:30)、Fig23(配列番号:32)、Fig25(配列番号:34)、Fig27(配列番号:39)、Fig29(配列番号:41)、Fig31(配列番号:46)、Fig33(配列番号:48)、Fig35(配列番号:50)、Fig37(配列番号:52)、及びFig39(配列番号:54)に示すヌクレオチド配列の完全長コード化配列からなる群から選択されるヌクレオチド配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を持つ単離された核酸。
【請求項52】
ATCC登録番号209808、203226、203277、203471、203467、203480、203651、203537、203662、203287、203292、203232、203865、203891、132- PTA、203969又は203322
の下で寄託されたDNAの完全長コード化配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を持つ単離された核酸。
【請求項53】
請求項49から52のいずれか一項に記載の核酸を含むベクター。
【請求項54】
当該ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列に作用可能に結合した請求項53に記載のベクター。
【請求項55】
請求項53に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項56】
前記細胞がCHO細胞である請求項55に記載の宿主細胞。
【請求項57】
前記細胞が大腸菌である請求項55に記載の宿主細胞。
【請求項58】
前記細胞が酵母菌細胞である請求項55に記載の宿主細胞。
【請求項59】
前記細胞がバキュウロウイルス感染昆虫細胞である請求項55に記載の宿主細胞。
【請求項60】
PRO381、PRO1269、PRO1410、PRO1755、PRO1780、PRO1788、PRO3434、PRO1927、PRO3567、PRO1295、PRO1293、PRO1303、PRO4344、PRO4354、PRO4397、PRO4407、PRO1555、PRO1096、PRO2038又はPRO2262ポリペプチドの製造方法において、請求項55に記載の宿主細胞を前記ポリペプチドを発現させるのに十分な条件下で培養し、細胞培地から前記ポリペプチドを回収することを含んでなる方法。
【請求項61】
Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配と少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を持つ単離されたポリペプチド。
【請求項62】
Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列と比較した場合、少なくとも80%ポジティブのスコアをつけられる単離されたポリペプチド。
【請求項63】
ATCC登録番号209808、203226、203277、203471、203467、203480、203651、203537、203662、203287、203292、203232、203865、203891、132- PTA、203969又は203322の下で寄託されたDNAの完全長コード化配列によってコードされるアミノ酸配列と少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を持つ単離されたポリペプチド。
【請求項64】
異種アミノ酸配列に結合した請求項61から63のいずれか一項に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項65】
異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列である請求項64に記載のキメラ分子。
【請求項66】
異種アミノ酸配列が免疫グロブリンのFc領域である請求項64に記載のキメラ分子。
【請求項67】
請求項61から63のいずれか一項に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体。
【請求項68】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である請求項67に記載の抗体。
【請求項69】
(a)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドであって付随するシグナルペプチドを欠くものをコードするヌクレオチド配列;
(b)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドの細胞外ドメインであってそれに付随するシグナルペプチドを持つものをコードするヌクレオチド配列;又は
(c)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドの細胞外ドメインであってそれに付随するシグナルペプチドを欠くものをコードするヌクレオチド配列と少なくとも80%の核酸配列同一性を持つ単離された核酸。
【請求項70】
(a)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドであって付随するシグナルペプチドを欠くもの;
(b)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドの細胞外ドメインであってそれに付随するシグナルペプチドを持つもの;又は
(c)Fig2(配列番号:2)、Fig4(配列番号:7)、Fig6(配列番号:9)、Fig8(配列番号:11)、Fig10(配列番号:13)、Fig12(配列番号:18)、Fig14(配列番号:23)、Fig16(配列番号:25)、Fig18(配列番号:27)、Fig20(配列番号:29)、Fig22(配列番号:31)、Fig24(配列番号:33)、Fig26(配列番号:35)、Fig28(配列番号:40)、Fig30(配列番号:42)、Fig32(配列番号:47)、Fig34(配列番号:49)、Fig36(配列番号:51)、Fig38(配列番号:53)、及びFig40(配列番号:55)に示すポリペプチドの細胞外ドメインであってそれに付随するシグナルペプチドを欠くもの
と少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を持つ単離されたポリペプチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【公開番号】特開2009−114(P2009−114A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−166460(P2008−166460)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【分割の表示】特願2000−603371(P2000−603371)の分割
【原出願日】平成11年12月2日(1999.12.2)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】