説明

臀部洗浄具

【課題】排泄介護に伴う精神的負担および肉体的負担を軽減し、排泄介護を衛生的に実行しうる臀部洗浄具を提供する。
【解決手段】手状基体部10を含む臀部洗浄具であって、手状基体部10は、指部11と、掌部12とを有し、弾性を有する樹脂材料を用いて形成されている。指部11は、関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能であり、掌部12と一体的に連続している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、臀部洗浄具に関する。
【背景技術】
【0002】
傷病者や障害者、及び、高齢者等の排泄介護では、排泄により肛門の周囲に付着した排泄物を、特許文献1記載の温水洗浄便座、又は、特許文献2記載の携帯用局部洗浄器により洗い流した後、便所紙や布巾(布巾等)を用いて水滴を拭き取る作業が行われる。
【0003】
ところで、この種の排泄介護では、衛生上の観点から、排泄物が介護する者(介護者)の手に付着しないように注意しなければならない。これに対し、従来の布巾等を用いた拭き取り作業は素手で行われる傾向にあり、水滴とともに拭き取られた排泄物が布巾等を介して介護者の手に付着する不具合が生じ、感染症を発症する原因となっている。
【0004】
また、介護される者(要介護者)が高齢者の場合、高齢者は加齢に伴って臀部の肉が垂れ下がっているから、介護者が手に持った布巾を要介護者の臀部の奥に差し込み、水滴等を拭き取る動作が乱雑になる傾向にある。その結果、要介護者が痛みを訴えるなど肉体的な負担が生じる。
【0005】
さらに、この種の介護作業において、排泄介護は、肉体的な負担のみならず、精神的な負担も大きいことが知られている。特に近年の少子高齢化や核家族化の進行に伴い、介護者と、要介護者とが、互いに家族であるケースが増えている。このようなケースでは、介護者が排泄介護を行う際に感じる要介護者の臀部の触感、及び、要介護者が排泄介護を受ける際に感じる介護者の手の触感が、介護者及び要介護者の双方に精神的な負担となる。
【0006】
上述した問題は、特許文献1及び2に開示されている発明では解決することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−255366号公報
【特許文献2】特開2008−295843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、排泄介護に伴う精神的負担および肉体的負担を軽減しうる臀部洗浄具を提供することである。
【0009】
本発明のもう1つの課題は、排泄介護を衛生的に実行しうる臀部洗浄具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するため、本発明に係る臀部洗浄具は、手状基体部を含む。前記手状基体部は、指部と、掌部とを有し、弾性を有する樹脂材料を用いて形成されている。前記指部は、関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能であり、掌部と一体的に連続している。
【0011】
上述したように、本発明に係る臀部洗浄具を構成する手状基体部は、指部と、掌部とを有し、前記指部は、関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能であり、掌部と一体的に連続している。この構造によると臀部洗浄具は、人間の手と同じ構造を有しているから、介護者は、臀部洗浄具を自分の手の替わりとして保持しながら、臀部洗浄具を介して排泄介護を行うことが可能となる。従って、介護者は、要介護者の臀部の触感を直接感じることはなく、泄介護に伴う介護者の精神的負担を軽減することができる。
【0012】
他方、介護者が、臀部洗浄具を介して排泄介護を行うことにより、要介護者もまた、排泄介護を受けている際に感じる介護者の手の触感を感じることはなくなる。従って、排泄介護に伴う要介護者の精神的負担を軽減することができる。
【0013】
さらに、介護者は、臀部洗浄具を自分の手の替わりとして保持しながら、臀部洗浄具を介して排泄介護を行うことが可能となることにより、排泄物が介護者の手に付着する不具合を回避することができる。従って、排泄介護を衛生的に実行することができる。
【0014】
臀部洗浄具を構成する手状基体部は、弾性を有する樹脂材料を用いて形成されているから、要介護者の肉体的な負担を軽減することができる。しかも、手状基体部を構成する指部は、関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能である。従って、排泄介護の際に要介護者が痛みを訴えるなどしたときには、要介護者とコミニュケーションを取りながら、指部を適宜曲げ伸ばしすることにより、要介護者の肉体的負担を軽減することができる。
【発明の効果】
【0015】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)排泄介護に伴う精神的負担および肉体的負担を軽減しうる臀部洗浄具を提供することができる。
(2)排泄介護を衛生的に実行しうる臀部洗浄具を提供することができる。
【0016】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態に係る臀部洗浄具の平面図である。
【図2】図1の臀部洗浄具の右側面図である。
【図3】図2の臀部洗浄具について動作後の状態を示す側面図である。
【図4】図1乃至図3の臀部洗浄具の使用方法について一部を省略して示す図である。
【図5】本発明のもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具について一部を省略して示す平面図である。
【図6】図4の臀部洗浄具について一部を省略して示す側面図である。
【図7】本発明の更にもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具の部分断面図である。
【図8】本発明の更にもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1乃至図8において同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。図1乃至図3の臀部洗浄具は、傷病者、障害者及び高齢者等の排泄介護で用いられるものであって、周知の樹脂材料を一体成形したものである。樹脂材料としては、人が触ったときに人体と同じ皮膚感覚(触感)、又は、人体に近い触感が得られる程度の弾性又は可撓性の何れかを有するものが好ましい。換言すれば、上述した触感の再現されるものであれば、天然樹脂、合成樹脂、天然ゴム、合成ゴムのいずれも用いることが可能である。一例として、用いられる合成樹脂材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレンまたはスチロール樹脂(PS)、塩化ビニル樹脂(PVC)などの熱可塑性樹脂が好ましい。図示の臀部洗浄具は、一見、手袋と類似するように見えるが、手袋との決定的な相違点は、手指を挿入するための袋状空間を持たず、全体として中身の詰まった中実構造になっている点にある。
【0019】
また、臀部洗浄具の樹脂材料には、蓄熱性を有する樹脂材料を用いて形成することができる。本明細書において「蓄熱性」とは、例えば熱湯に漬けることにより、熱が樹脂内に一定期間蓄積され、人が触ったときに温かく感じるものをいう。
【0020】
次に、図1乃至図3の臀部洗浄具の各部の構造について説明すると、臀部洗浄具は、複数の指部11と、掌部12とを有している。指部11は、関節に相当する部分13で曲げ伸ばし可能であり、掌部12と一体的に連続している。違う言葉で表現すれば、臀部洗浄具は、人体の手首から先の部分(手)と同一の外形形状及び構造に成形されており、5本の指部11のそれぞれが、相互に独立し非連続の状態となっている。例えば図3に示すように、複数の指部11のうち、中指に相当する指部11は、第一関節に相当する部分(13)で折り曲げして、内側方向に起き上がらせることができる。さらにいえば、指部11は、掌部12との関節に相当する部分13でも曲げ伸ばし可能である。
【0021】
図4は、図1乃至図3の臀部洗浄具の使用方法について一部を省略して示す図である。排泄介護では、排泄により肛門の周囲に付着した排泄物を、温水洗浄便座、又は、携帯用局部洗浄器により洗い流した後、布巾3を用いて水滴を拭き取る作業が行われる。
【0022】
図4は、上述した拭き取り作業を示すものであり、図示しない介護者は、臀部洗浄具1の内側であって、要介護者の臀部2に向かい合う面側に布巾3を載置し、臀部洗浄具1を手で持ちながら臀部2の奥に差し込み、載置した布巾3で水滴等を拭き取る作業を行う。拭き取り作業後は、布巾3を廃棄し、又は、布巾3を洗濯する。
【0023】
ところで、この種の排泄介護では、衛生上の観点から、排泄物が介護者の手に付着しないように注意しなければならない。これに対し、従来の拭き取り作業は素手で行われる傾向にあり、水滴とともに拭き取られた排泄物が布巾3等を介して介護者の手に付着する不具合が生じ、感染症を発症する原因となっている。
【0024】
また、要介護者が高齢者の場合、高齢者は加齢に伴って臀部2の肉が垂れ下がっているから、介護者が手に持った布巾3を要介護者の臀部2の奥に差し込み、水滴等を拭き取る動作が乱雑になる傾向にある。その結果、要介護者が痛みを訴えるなど肉体的な負担が生じる。
【0025】
さらに、この種の介護作業において、排泄介護は、肉体的な負担のみならず、精神的な負担も大きいことが知られている。特に近年の少子高齢化や核家族化の進行に伴い、介護者と、要介護者とが、互いに家族であるケースが増えている。このようなケースでは、介護者が排泄介護を行う際に感じる要介護者の臀部2の触感、及び、要介護者が排泄介護を受ける際に感じる介護者の手の触感が、介護者及び要介護者の双方に精神的な負担となる。
【0026】
図1乃至図4を参照して説明した臀部洗浄具1の構造によると、上述した従来の問題を全て解消することができる。すなわち、臀部洗浄具1は、触ったときに人体と同程度の触感が得られる弾性又は可撓性の何れかを有する樹脂材料を用いて形成されている。指部11は、関節に相当する部分13で曲げ伸ばし可能であり、掌部12と一体的に連続している。この構造によると臀部洗浄具1は、人間の手と同じ構造を有しているから、介護者は、臀部洗浄具1を自分の手の替わりとして保持しながら、載置した布巾3で水滴等を拭き取る作業を行うことが可能となる。換言すれば、介護者は、要介護者の臀部2の触感を手で直接感じることはなく、臀部洗浄具1に載置した布巾3により排泄介護を行うことが可能となる。従って、泄介護に伴う介護者の精神的負担を軽減することができる。
【0027】
他方、介護者が、臀部洗浄具1を介して排泄介護を行うことにより、要介護者もまた、排泄介護を受けている際に感じる介護者の手の触感を感じることはなくなる。従って、排泄介護に伴う要介護者の精神的負担を軽減することができる。
【0028】
さらに、介護者は、臀部洗浄具1を自分の手の替わりとして保持しながら、臀部洗浄具1を介して排泄介護を行うことが可能となることにより、排泄物が介護者の手に付着する不具合を回避することができる。例えば、臀部洗浄具1に載置した布巾3で水滴等の拭き取り作業を行った場合、拭き取り作業後の布巾3は、直接手で触れることなく廃棄されるから、排泄介護を衛生的に実行することができる。
臀部洗浄具1を構成する手状基体部10は、触ったときに人体と同程度の触感が得られる弾性又は可撓性の何れかを有する樹脂材料を用いて形成されているから、要介護者の肉体的な負担を軽減することができる。しかも、手状基体部10を構成する指部11は、関節に相当する部分13で曲げ伸ばし可能であるから、排泄介護の際に要介護者が痛みを訴えるなどしたときには、介護者は、その場で要介護者とコミニュケーションを取りながら、指部11を適宜曲げ伸ばしすることにより、要介護者の肉体的負担を軽減することができる。
【0029】
図5は本発明のもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具について一部を省略して示す平面図、図6は図4の臀部洗浄具について一部を省略して示す側面図である。図5及び図6の臀部洗浄具は、図1乃至図4の臀部洗浄具と基本的に同一の構造を有する手状基体部10に、被覆部14を組み合わせた点に特徴を有している。
【0030】
図5及び図6の臀部洗浄具は、手状基体部10と、被覆部14とを含む。手状基体部10は、指部11と、掌部12とを有し、指部11は、関節に相当する部分13で曲げ伸ばし可能であり、掌部12と一体的に連続している。
【0031】
手状基体部10は、触ったときに人体と同程度の触感が得られる弾性を有する樹脂材料を用いて形成されている。用いられる樹脂材料としては、図1乃至図4で説明したものを用いることができる。さらに図5及び図6において、手状基体部10はゲル状の樹脂材料で構成されている。本明細書において「ゲル」とは、「コロイド溶液が固まって、半固体ないし固体の状態になったもの」をいう。
【0032】
被覆部14は、非透水性を有する材料で構成され、手状基体部10の全体を着脱可能に覆っている。被覆部14としては、いわゆるゴム手袋を用いることができる。被覆部14として、ゴム手袋を用いる場合、手の差込口を例えば縛って閉塞しておくことが好ましい。
【0033】
図5及び図6の臀部洗浄具によっても、図1乃至図4を参照して説明した利点を全て有することができる。さらに、図5及び図6の臀部洗浄具は、被覆部14によって手状基体部10の全体が着脱可能に覆われているから、排泄介護の拭き取り作業後に被覆部14を手状基体部10から剥ぎ取って廃棄し、使い捨てとすることにより、排泄介護を衛生的に実行しうる臀部洗浄具を提供することができる。
【0034】
また、図5及び図6の臀部洗浄具は、被覆部14によって手状基体部10の全体が覆われているから、手状基体部10の耐久性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐水性、耐薬品性を向上することができる。その結果、例えば手状基体部10が拭き取り作業中の摩擦により破損する不具合を回避することができる。
【0035】
さらに、図5及び図6の臀部洗浄具は、被覆部14によって手状基体部10の全体が覆われているから、手状基体部10をゲル状の樹脂材料で構成したとしても、手状基体部10の形状及び構造を保持することができるとともに、手状基体部10が拭き取り作業中の摩擦により破損する不具合を回避することができる。
【0036】
図7は本発明の更にもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具の部分断面図である。図7の臀部洗浄具は、手状基体部10の内部に骨状支持部15を有する以外は、図5乃至図6の臀部洗浄具と基本的に同一の構造を有している。以下、相違点を中心に説明する。
【0037】
図7の臀部洗浄具は、複数の骨状支持部15を含む。骨状支持部15は、天然樹脂、合成樹脂のほか、繊維強化プラスチック、金属材料や木材などを用いることができる。もっとも、骨状支持部15は、手の骨に相当するものであって、樹脂材料で成形された手状基体部10の内部に埋設されていることにより、手状基体部10を支えるものである。従って、骨状支持部15としては、機械的強度の観点からは剛性が高い素材ものが好ましい。
図7からは必ずしも明らかではないが、臀部洗浄具は、人体の手首から先の部分(手)と同一の形状及び構造に成形されており、複数の骨状支持部15は、関節に相当する部分13で曲げ伸ばしに連結されており、且つ、曲げた位置または伸ばした位置で停止させることができる。
【0038】
図7の臀部洗浄具によっても、図1乃至図6を参照して説明した利点を全て有することができる。図7の臀部洗浄具において、手状基体部10は、複数の骨状支持部15の関節に相当する部分13で曲げ伸ばしに連結されており、且つ、曲げた位置または伸ばした位置で停止させることができる。よって、排泄介護の際に要介護者が痛みを訴えるなどしたときには、要介護者とコミニュケーションを取りながら、指部11を適宜曲げ伸ばしすることにより、肉体的負担を軽減することができる。
【0039】
図7の臀部洗浄具は、複数の骨状支持部15が、樹脂材料で成形された手状基体部10の内部に埋設されているから、手状基体部10の形状及び構造を保持することができる。従って、介護者が臀部洗浄具を手で保持して拭き取り作業を行う際に持ちやすくなり、排泄介護に伴う介護者の精神的負担および肉体的負担を軽減することができる臀部洗浄具を提供することができる。
【0040】
図7の臀部洗浄具は、複数の骨状支持部15が、樹脂材料で成形された手状基体部10の内部に埋設されているから、手状基体部10が拭き取り作業中の摩擦により破損する不具合を回避することができる。さらに、折り曲げ調節した指部11が、拭き取り作業中の摩擦により延びてしまう不具合を回避することができる。
【0041】
図8は、本発明の更にもう一つの実施形態に係る臀部洗浄具の部分断面図である。図8の臀部洗浄具は、ハンドル部16を有する以外は、図7の臀部洗浄具と基本的に同一の構造を有している。ハンドル部16は、骨状支持部15に結合されており、手状基体部10および被覆部14の外部に突出している。ハンドル部16は、好ましくはそのハンドル操作により、指部11の開閉を制御できる。
【0042】
図8の臀部洗浄具によっても、図7を参照して説明した利点を全て有することができる。さらにハンドル部16を有することにより、介護者が拭き取り作業を行う際に持ちやすくなる。従って、排泄介護に伴う介護者の精神的負担および肉体的負担を軽減することができる臀部洗浄具を提供することができる。
【0043】
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。例えば、図1乃至図8の臀部洗浄具は、傷病者、障害者及び高齢者等の入浴介護などにも用いることができる。
【0044】
また、図1乃至図8の臀部洗浄具は、人体の構造に忠実に5本指構造となっているが、例えば指部11の設置数は作業効率や、排泄介護に伴う精神的負担および肉体的負担を低減する観点から適宜増減させることができる。
【符号の説明】
【0045】
1 臀部洗浄具
10 手状基体部
11 指部
12 掌部
13 関節に相当する部分
14 被覆部
15 骨状支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手状基体部を含む臀部洗浄具であって、
前記手状基体部は、指部と、掌部とを有し、弾性を有する樹脂材料を用いて形成されており、
前記指部は、関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能であり、掌部と一体的に連続している、
臀部洗浄具。
【請求項2】
請求項1に記載された臀部洗浄具であって、
前記手状基体部は、蓄熱性を有する樹脂材料を用いて形成されている、
臀部洗浄具
【請求項3】
請求項1又は2に記載された臀部洗浄具であって、さらに複数の骨状支持部を含み、
前記複数の骨状支持部は、前記手状基体部の内部に埋設され、前記関節に相当する部分で曲げ伸ばし可能に連結されている、
臀部洗浄具
【請求項4】
請求項1乃至3の何れかに記載された臀部洗浄具であって、さらに被覆部を含み、
前記被覆部は、非透水性を有する材料で構成され、前記手状基体部を着脱可能に覆っている、
臀部洗浄具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−27471(P2013−27471A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−164257(P2011−164257)
【出願日】平成23年7月27日(2011.7.27)
【出願人】(505226150)
【Fターム(参考)】