説明

臥床式電位治療装置

【課題】 設置環境にかかわらず容易に設置でき、しかも常に適正な治療効果などを得ることが可能な臥床式電位治療装置を提供する。
【解決手段】 電極線21が配設されたマット2と、上部電極36Aが配設された頭部スタンド3と、電極線21および上部電極36Aの少なくとも一方に電圧を印加する本体ユニット4と、を備えた臥床式電位治療装置1であり、頭部スタンド3をマット2に一体的に配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、人体の周囲に電界を形成することで、治療をしたり、快適な睡眠を補助したりする電位治療装置に関し、特に、人体を寝かした状態で治療などを行う臥床式電位治療装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電位治療装置は、絶縁された人体に電圧を与え、人体の周囲に形成された電界による生体刺激作用を利用して、治療などを行うものである。このような電位治療装置には、被治療者が寝た状態で治療などを受けられる臥床式のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この臥床式電位治療装置は、被治療者が寝るマットに第1の電極が配設され、電気スタンドのように独立して立て置くことができる頭部スタンドに第2の電極が配設され、マットと頭部スタンドとは独立した別体となっている。そして、例えば、第1の電極に電圧を印加し、第2の電極を接地することで、被治療者の人体の周囲に電界を形成するものである。
【特許文献1】実開昭59−140743号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、例えば、上記のような臥床式電位治療装置をベッドの上で使用する場合、マットをベッドの上に敷き、頭部スタンドをベッドの枕元近くに置く必要がある。しかしながら、枕元近くに頭部スタンドを置くスペースがない場合や、ベッドの状態などによっては頭部スタンドを安定して置くことが困難な場合などがある。このような場合には、ベッドにできるだけ近い棚や台などの上に頭部スタンドを置くことになり、被治療者の居住環境や被治療者による設置場所の選定などによって、頭部スタンドを置く場所が異なっていた。この結果、被治療者の頭部と電極との位置関係、あるいは電極間の位置関係が適正でない場合が生じ、適正な治療効果などが得られないおそれがあった。このように、頭部スタンドを安定して置くことができるスペースの確保が困難な場合があることや、適正な治療効果などが得られないおそれがある、といった問題があった。
【0004】
そこでこの発明は、設置環境にかかわらず容易に設置でき、しかも常に適正な治療効果などを得ることが可能な臥床式電位治療装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、第1の電極が配設されたマットと、第2の電極が配設された頭部スタンドと、前記第1の電極および前記第2の電極の少なくとも一方に電圧を印加する電圧発生装置と、を備え、前記頭部スタンドが前記マットに一体的に配設されていることを特徴とする臥床式電位治療装置である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の臥床式電位治療装置において、前記頭部スタンドは、前記マットに対して折り畳み自在となっていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の臥床式電位治療装置において、前記頭部スタンドは、前記マットに対して着脱自在となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、頭部スタンドがマットに一体的に配設されているため、例えば、マットをベッドの上に敷くことで、頭部スタンドも安定して設置され、頭部スタンドを置くスペースを別途確保する必要がなく、設置環境にかかわらず容易に設置することができる。また、頭部スタンドがマットに一体的に配設されているため、被治療者の頭部と頭部スタンドの第2の電極との位置関係、および電極間の位置関係が常にほぼ一定となり、設置環境にかかわらず適正な治療効果などを得ることが可能となる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、頭部スタンドがマットに対して折り畳み自在であるため、装置を使用しない場合に、頭部スタンドを折り畳むことで、運搬性や取扱性が高まり、さらに、収納スペースを減らすことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、頭部スタンドがマットに対して着脱自在であるため、頭部スタンドをマットから取り外すことで、マットのみを干したり、交換したりすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0012】
図1は、この発明の実施の形態に係る臥床式電位治療装置1を示す斜視図である。この臥床式電位治療装置1は、人体の周囲に電界を形成することで、治療をしたり、快適な睡眠を補助したりする装置であり、マット2と、頭部スタンド3と、本体ユニット(電圧発生装置)4とを備えている。
【0013】
マット2は、被治療者が寝るシート状のマットであり、絶縁性の基材で構成され、図2に示すように、電極線(第1の電極)21とヒータ線22とが埋設されている。電極線21は、マット2の中央よりも枕元側、つまり被治療者がマット2に寝た際に被治療者の胸部から腹部程度に位置するように配設され、後述するように、一端部が頭部スタンド3を介して本体ユニット4の第2の出力端子42(図11参照)に接続されている。ヒータ線22は、マット2の中央よりも足元側、つまり被治療者がマット2に寝た際に被治療者の腰部からつま先程度に位置するように配設され、後述するように、両端部が頭部スタンド3を介して本体ユニット4のヒータ端子(図示せず)に接続されている。このように、マット2内に電極線21とヒータ線22とを埋設することで、マット2外へのコードの露出量が削減されている。また、電極線21の一端部およびヒータ線22の両端部は、1つのマット側ソケット2Aに収容されている。
【0014】
また、マット2の枕元側の中央部には、図3に示すような取付リング23が配設されている。すなわち、マット2の基材に円形の取付孔2aが形成され、この取付孔2aの周縁をカバーするように、断面がコ字状で円環状の取付リング23が装着されている。そして、後述するように、この取付リング23を介して頭部スタンド3が取り付けられるようになっている。
【0015】
頭部スタンド3は、図4、5に示すように、主として、基台部31とヘッド部32とから構成されている。基台部31は、上基台部33と下基台部34とから構成され、基台ヒンジ31Aを介して開閉自在となっている。上基台部33と下基台部34はともに平板状で、下基台部34の下面は平坦状に形成され、設置の安定性が高められている。また、下基台部34の上面中央部には、円板状の装着部34aが形成され、その外径がマット2の取付リング23の内径よりもやや小さく設定され、図6に示すように、中央部には取付ボルト35が装着されている。また、上基台部33の上面には、上方に突出したヒンジ凸部33aが形成され、下面側にはネジ穴33bが形成されている。
【0016】
そして、図7に示すように、上基台部33と下基台部34との間にマット2の枕元側を位置させ、下基台部34の装着部34aを取付リング23内に挿入する。次に、上基台部33と下基台部34とでマット2を挟み、取付ボルト35をネジ穴33bに締め付ける。これにより、上基台部33と下基台部34とでマット2を挟持した状態で、頭部スタンド3がマット2に取り付けられる。このようにして、頭部スタンド3がマット2に一体的に配設されるものである。また、取付ボルト35をネジ穴33bから外して、装着部34aを取付リング23から抜くことで、頭部スタンド3がマット2から取り外れる。このようにして、頭部スタンド3がマット2に対して着脱自在となっているものである。
【0017】
ヘッド部32は、絶縁材で構成され、上側に位置して横長長方形の上ヘッド部36と、この上ヘッド部36の中央下端部から下方に延びる下ヘッド部37とから構成されている。上ヘッド部36には上部電極(第2の電極)36Aが内蔵され、後述するようにして、本体ユニット4の第1の出力端子41に接続されるようになっている。ここで、後述するようにしてヘッド部32を垂直に起こした状態で、上部電極36Aが適正な位置に位置するように、つまり、人体の周囲に電界が適正に形成されるように、上ヘッド部36および上部電極36Aの位置が設定されている。また、上ヘッド部36の上側両角部には、光を蓄積できる蓄光部材36Bが配設され、暗闇時などでも頭部スタンド3を視認でき、上ヘッド部36につまずくことを防止するようになっている。
【0018】
下ヘッド部37の下端部には、凹状のヒンジ凹37aが形成され、このヒンジ凹37aに基台部31のヒンジ凸部33aが挿入された状態でヒンジ軸(図示せず)が装着されて、主ヒンジ3Aが構成されている。そして、図8、9に示すように、この主ヒンジ3Aを介してヘッド部32を基台部31に対して、垂直に起こしたり水平に(並行に)寝かしたりすることができ、このようして頭部スタンド3がマット2に対して折り畳み自在となっている。また、主ヒンジ3Aは、90度ごとに回動が一旦抑止(制動)されるクリック機構を備え、ヘッド部32を垂直に起こした状態(図9の実線状態)で回動が停止し、ヘッド部32をマット2側に寝かした状態およびマット2の反対側に寝かした状態(図9の二点鎖線状態)で回動が停止するようになっている。なお、主ヒンジ3Aにクリック感を持たせることで直立状態を維持できるようにしたが、主ヒンジ3Aにフリクションを持たせるようにしてもよい。
【0019】
ヘッド部32の背面側には、図10に示すように、3つのソケット32A〜Cが設けられ、第1のソケット32Aに接続ケーブル5の一端部(プラグ)が装着され、上記のマット側ソケット2Aに接続ケーブル5の他端部が装着されている。また、第2のソケット32Bに本体ユニット4からの第1のケーブル4Bの一端部が装着され、第3のソケット32Cに本体ユニット4からの第2のケーブル4Cの一端部が装着されている。これらのケーブル5、4B、4Cを介しての電圧の印加などについては後述する。さらに、下ヘッド部37の側部には、ヒータ機能をオン、オフさせ、さらに、ヒータ温度(ヒータ線22への電力量)を調整するヒータスイッチ37Aが配設されている。このヒータスイッチ37Aからの信号は、後述するようにして、第2のケーブル4Cを介して本体ユニット4に伝送されるようになっている。
【0020】
本体ユニット4は、電極線21および上部電極36Aの少なくとも一方に電圧を印加するとともに、ヒータ線22に電力を供給する装置である。ここで、電極線21および上部電極36Aにどうような電圧を印加して、どのような電界を人体の周囲に形成するかは、人体を治療するのか、あるいは快適な睡眠を補助するのかなどの目的に応じて異なる。
【0021】
この本体ユニット4には、図11に示すように、3つのトランス43〜45が配設されている。第1のトランス43は、1000Vを超える交流高電圧を発生させるトランスであり、第1のスイッチSW1を介して商用電源G側に接続され、出力側は、第1の抵抗器46を介して第1の出力端子41に接続されている。第2のトランス44は、接地電位に対して負の電位である直流電圧を発生させるトランスであり、第2のスイッチSW2を介して商用電源G側に接続されている。また、第2のトランス44の出力側は、第2の抵抗器47を介して第2の出力端子42に接続され、さらに、第3のトランス45の出力側に接続されたコンデンサ48が接続され、このコンデンサ48によって直流発生のための平滑回路を構成するとともに、第3のトランス45側からの交流を第2の出力端子42側に通過させるようになっている。また、第2のトランス44の出力側で第2の抵抗器47との間には、分流器49が接続され、第2のスイッチSW2がオフのときに、この分流器49によって第3のトランス45側からの交流のみがコンデンサ48を通過するようになっている。
【0022】
第3のトランス45は、1000V以下の交流電圧を発生させるトランスであり、第3のスイッチSW3を介して商用電源G側に接続されている。また、第3のトランス45の出力側は、上記のようにコンデンサ48に接続され、コンデンサ48および第2の抵抗器47を介して第2の出力端子42側に出力されるようになっている。そして、このような回路において、スイッチSW1〜SW3を開閉制御するコントローラによって、スイッチSW1〜SW3が所定のタイミングでオン、オフされることで、所定の電圧が出力端子41、42に出力されるようになっている。
【0023】
また、本体ユニット4には、商用電源からの電力をヒータ用として出力するヒータ端子を備え、第1の出力端子41が第1のケーブル4Bに接続され、第2の出力端子42とヒータ端子と信号線端子(図示せず)とが、第2のケーブル4Cの各線に接続されている。そして、第1の出力端子41に出力された電圧が、第1のケーブル4Bを介して頭部スタンド3の上部電極36Aに印加されるようになっている。また、第2の出力端子42に出力された電圧が、第2のケーブル4Cおよび接続ケーブル5を介して、マット2の電極線21に印加されるようになっている。同様に、ヒータ端子に出力された電力が、第2のケーブル4Cおよび接続ケーブル5を介して、マット2のヒータ線22に供給されるようになっている。また、電源コード4Aは、コードリールによって本体ユニット4内に収納自在となっている。
【0024】
次に、このような構成の臥床式電位治療装置1の作用などについて説明する。
【0025】
まず、図1に示すように、マット2を床やベッドの上に敷き、頭部スタンド3のヘッド部32を垂直に起す。これにより、マット2とともに頭部スタンド3が設置される。次に、頭部を枕元に位置させるようにして被治療者がマット2の上に寝て、本体ユニット4を稼働させる。これにより、上記のようにして頭部スタンド3の上部電極36Aおよびマット2の電極線21が、所定の電位に印加され、被治療者の人体の周囲に電界が形成されて、この電界によって治療や睡眠補助がなされる。また、本体ユニット4のヒータ機能を稼動させると、上記のようにしてヒータ線22に電力が供給されてヒータ線22が加熱され、被治療者の足などが暖められる。
【0026】
また、臥床式電位治療装置1を使用しない場合には、すべてのケーブル5、4B、4Cを頭部スタンド3から取り外し、上記のようにして頭部スタンド3をマット2側に折り畳む。そして、頭部スタンド3とともにマット2を折り畳んで、押入れなどに収納する。さらに、マット2のみを干したり、交換したりする場合には、上記のようにして頭部スタンド3をマット2から取り外し、マット2のみの状態とする。
【0027】
以上のように、この電位治療装置1によれば、頭部スタンド3がマット2に一体的に配設されているため、マット2をベッドの上などに敷くことで、頭部スタンド3も安定して設置される。このため、頭部スタンド3を置くスペースを別途確保する必要がなく、設置環境にかかわらず容易に設置することができる。また、頭部スタンド3がマット2に一体的に配設されているため、被治療者の頭部と頭部スタンド3の上部電極36Aとの位置関係や、電極線21と上部電極36Aとの位置関係が常にほぼ一定となり、しかも、上記のように、上部電極36Aが適正な位置に設定されている。このため、人体の周囲に適正な電界が常に形成され、設置環境にかかわらず常に適正な治療効果などを得ることが可能となる。
【0028】
さらに、頭部スタンド3がマット2に対して折り畳み自在なため、頭部スタンド3を折り畳むことで、運搬性や取扱性が高まり、さらに、収納スペースを減らすことができる。また、頭部スタンド3がマット2に対して着脱自在なため、頭部スタンド3をマット2から取り外すことで、マット3のみを干したり、交換したりすることなどができる。
【0029】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、マット2に電極として1つの電極線21を配設しているが、複数の電極を配設してもよい。また、本体ユニット4の回路、つまり各電極21、36Aへの電位印加機構は、上記の回路以外であってもよいことは勿論である。例えば、単に、1つの昇圧トランスを備え、昇圧した高圧の交流電圧を電極線21に印加し、上部電極36Aをアース電位にするようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上のように、この発明に係る臥床式電位治療装置は、設置環境にかかわらず容易に設置でき、しかも常に適正な治療効果などを得ることが可能な装置として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】この発明の実施の形態に係る臥床式電位治療装置を示す斜視図である。
【図2】図1の臥床式電位治療装置のマットの平面図である。
【図3】図2のマットの取付リングの配設状態を示す断面図である。
【図4】図1の臥床式電位治療装置の頭部スタンドの正面図である。
【図5】図4の頭部スタンドの側面図である。
【図6】図4の頭部スタンドのマットへの取付方法を示す側面図(一部断面図)である。
【図7】図4の頭部スタンドのマットへの取付方法を示す斜視図である。
【図8】図1の臥床式電位治療装置の頭部スタンドをマット側に折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図9】図1の臥床式電位治療装置の頭部スタンドを折り畳む状態を示す側面図である。
【図10】図4の頭部スタンドの背面状態を示す図である。
【図11】図1の臥床式電位治療装置の本体ユニットの概略回路図である。
【符号の説明】
【0032】
1 臥床式電位治療装置
2 マット
2a 取付孔
2A マット側ソケット
21 電極線(第1の電極)
22 ヒータ線
23 取付リング
3 頭部スタンド
3A 主ヒンジ
31 基台部
31A 基台ヒンジ
32 ヘッド部
32A〜C ソケット
33 上基台部
33a ヒンジ凸部
33b ネジ穴
34 下基台部
34a 装着部
35 取付ボルト
36 上ヘッド部
36A 上部電極(第2の電極)
36B 蓄光部材
37 下ヘッド部
37a ヒンジ凹
37A 操作スイッチ
4 本体ユニット(電圧発生装置)
41、42 出力端子
43〜45 トランス
46、47 抵抗器
48 コンデンサ
49 分流器
SW1〜3 スイッチ
4A 電源コード
4B 第1のケーブル
4C 第2のケーブル
5 接続ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電極が配設されたマットと、
第2の電極が配設された頭部スタンドと、
前記第1の電極および前記第2の電極の少なくとも一方に電圧を印加する電圧発生装置と、を備え、
前記頭部スタンドが前記マットに一体的に配設されていることを特徴とする臥床式電位治療装置。
【請求項2】
前記頭部スタンドは、前記マットに対して折り畳み自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の臥床式電位治療装置。
【請求項3】
前記頭部スタンドは、前記マットに対して着脱自在となっていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の臥床式電位治療装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−183638(P2009−183638A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−29598(P2008−29598)
【出願日】平成20年2月8日(2008.2.8)
【出願人】(598162562)株式会社白寿生科学研究所 (15)
【Fターム(参考)】