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自動チェックイン装置および自動チェックイン方法
説明

自動チェックイン装置および自動チェックイン方法

【課題】設定された目的地の施設に到着したときに、面倒な操作をわざわざ行うことなくチェックインを簡単に行える「自動チェックイン装置および自動チェックイン方法」を提供する。
【解決手段】誘導経路の目的地に到着したときに、ナビゲーション装置10からスマートフォン20に対して、チェックインアプリの起動コマンドを送信した後、目的地の位置情報および施設名情報を送信するとともに、チェックインボタンの押下コマンドを送信することにより、スマートフォン20におけるチェックインアプリの起動、施設の選択およびチェックインボタンの押下が自動的に行われるようにし、それらに関する操作をユーザがわざわざ行う必要をなくす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動チェックイン装置および自動チェックイン方法に関し、特に、携帯端末に搭載されたGPSを使って自分が今いる場所をウェブのソーシャルメディア上に知らせるチェックイン機能の制御を行う装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話の機能と携帯情報端末(PDA)の機能とを融合させた携帯端末が提供されている。この種の携帯端末は、スマートフォンと呼ばれており、通常の通話機能だけでなく、PDAが得意とする各種アプリケーションの実行機能を持っている。また、スマートフォンは、インターネットへの接続機能も有しており、所望のアプリケーションをインターネット経由でダウンロードすることが可能である。
【0003】
スマートフォンにダウンロード可能なアプリケーションの中には、インターネットと連動して動作するものもある。例えば、チェックインサービスを提供しているアプリケーションがある。チェックインサービスとは、スマートフォンに搭載されたGPSを使って自分が今いる場所をソーシャルメディア上に知らせることができるサービスのことである。
【0004】
なお、ソーシャルメディアとは、ウェブ上に形成されたコミュニティによる情報交換媒体のことで、コミュニティに所属しているユーザどうしで双方向的な会話を行うことができる仕組みが備えられている。多くのソーシャルメディアには、ユーザどうしのつながりを促進する様々なしかけが用意されており、互いの関係を視覚的に把握できるのが特徴となっている。
【0005】
上述のチェックインサービスにおいて「チェックイン」を行う手順は、以下の通りである。まず、ユーザがチェックインサービスのアプリケーションを起動させる。すると、GPSが現在地を自動的に認識し、周辺にある施設のリストが表示される。ユーザは、そのリストの中から自分がいる施設を選び、チェックインボタンを押す。このような手順でチェックインを行うことにより、自分が今どこにいるかを踏まえたコミュニケーションがソーシャルメディア上で簡単に行えるようになる。
【0006】
なお、車両の走行案内を行うナビゲーション装置において、目的地に到達したときに、携帯電話機を介して目的地の位置をサーバなどの情報センタに送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−303528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記スマートフォンのチェックインサービスを利用するには、ユーザは、アプリケーションの起動、施設の選択、チェックインボタンの押下という複数回の操作を行わなければならない。例えば、ナビゲーション装置の走行案内を利用して目的地の施設に到着したときにも、スマートフォンにおいて上述した複数回の操作をわざわざ行わなければならないという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、設定された目的地の施設に到着したときに、面倒な操作をわざわざ行うことなくチェックインを簡単に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した課題を解決するために、本発明では、設定された目的地に到着したことが検出されたときに、チェックイン機能を提供するアプリケーションの起動コマンドを出力するとともに、目的地の位置情報および施設名情報をアプリケーションに提供するようにしている。さらに、本発明の他の態様では、目的地の位置情報および施設名情報をアプリケーションに提供した後、チェックインボタンの押下コマンドをアプリケーションに提供するようにしている。
【発明の効果】
【0011】
上記のように構成した本発明によれば、目的地の施設に到着すると、チェックインを行うために必要なアプリケーションの起動、施設の選択(施設の位置情報および施設名情報の指定)が自動的に行われる。さらに、本発明の他の特徴によれば、これに加えてチェックインボタンの押下も自動的に行われる。そのため、目的地の施設に到着したときに、アプリケーションの起動、施設の選択、チェックインボタンの押下に関する操作をユーザがわざわざ行う必要がなくなり、チェックインを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施形態による自動チェックイン装置の機能を備えたナビゲーション装置の機能構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のナビゲーション装置による自動チェックイン制御の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による自動チェックイン装置の機能を備えたナビゲーション装置10の機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のナビゲーション装置10は、地図データ記憶部1、現在地検出部2、目的地設定部3、経路探索部4、誘導経路記憶部5、走行案内部6、目的地記憶部7、到着検出部8およびチェックイン制御部9を備えて構成されている。
【0014】
また、ナビゲーション装置10には、操作部11および表示部12が接続されている。さらに、ナビゲーション装置10には、スマートフォン20が着脱可能に接続されている。スマートフォン20には、チェックイン機能を提供するアプリケーション(以下、チェックインアプリという)がインストールされているものとする。
【0015】
操作部11は、ユーザがナビゲーション装置10に対して各種の情報(例えば、誘導経路の目的地)を設定したり、各種の操作を行ったりするためのものである。この操作部11は、例えばリモコン、タッチパネルまたは操作スイッチ等により構成される。表示部12は、各種の画像(例えば、自車周辺の地図画像や各種操作画面の画像など)を表示するためのものであり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
【0016】
地図データ記憶部1は、道路を表す道路データおよび道路に面する各種施設を表す施設データを含む地図データを記憶するものであり、例えばハードディスク等の記録媒体により構成される。なお、ここでは地図データを記憶する記録媒体としてハードディスクを用いているが、DVD−ROM、CD−ROM、半導体メモリ等の他の記録媒体を用いても良い。
【0017】
道路データは、マップマッチングや経路探索等の各種の処理に必要なデータである。この道路データは、道路を細かく分割して複数のベクトルのつながりで表したときの個々のベクトルに相当する道路リンクに関するリンク情報と、個々の道路リンクの両端点に相当するノードに関するノード情報とを含んでいる。施設データは、各種施設の位置情報や施設名情報を含むデータである。この施設データにより示される施設を、誘導経路の目的地として設定することが可能である。
【0018】
現在地検出部2は、車両の現在地を所定間隔毎に検出するものであり、自立航法センサ、GPS受信機、位置計算用CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含む。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
【0019】
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車両の相対的な位置および方位のデータに基づいて、絶対的な自車装置(推定車両位置)および車両方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
【0020】
目的地設定部3は、表示部12に表示されている目的地設定用の操作画面において、ユーザによる操作部11の操作を介して指定された地点を目的地として設定する。この目的地の設定は、地図データ記憶部1に記憶されている施設データを用いて行う。目的地設定部3により目的地が設定されると、目的地として設定された施設の位置情報および施設名情報が目的地記憶部7に記憶される。
【0021】
経路探索部4は、地図データ記憶部1に記憶されている地図データを用いて、現在地検出部2により検出された現在地から、目的地設定部3により設定され目的地記憶部7に記憶された目的地までを結ぶ最もコストが小さな経路を探索する。誘導経路記憶部5は、経路探索部4により探索された誘導経路のデータを一時的に記憶する。
【0022】
走行案内部6は、地図データ記憶部1に記憶されている地図データと、現在地検出部2により検出された現在地のデータと、誘導経路記憶部5に記憶された誘導経路のデータとに基づいて誘導経路案内を行う。具体的に、走行案内部6は、地図画像に重ねて誘導経路を他の道路とは異なる色で太く表示するとともに、案内交差点で交差点拡大図を表示することにより、目的地までの走行案内を行う。
【0023】
到着検出部8は、目的地設定部3により設定され目的地記憶部7に記憶された目的地のデータ(位置情報)と、現在地検出部2により検出された現在地のデータ(位置情報)とに基づいて、車両が目的地に到着したか否かを検出する。具体的には、現在地のデータが目的地のデータとほぼ一致したときに、到着検出部8は車両が目的地に到着したと判断する。
【0024】
チェックイン制御部9は、到着検出部8により目的地に到着したことが検出された場合に、スマートフォン20に対して、チェックインアプリの起動コマンドを送信する。また、チェックイン制御部9は、この起動コマンドに応じて起動されたチェックインアプリに提供する情報として、目的地記憶部7に記憶された目的地の位置情報および施設名情報をスマートフォン20に送信した後、チェックインボタンの押下コマンドをスマートフォン20に送信する。
【0025】
スマートフォン20側では、ナビゲーション装置10から送られてくる起動コマンドに応じて、チェックインアプリを起動する。起動されたチェックインアプリは、GPSを利用して現在地を自動的に認識し、現在地の周辺にある施設の位置情報および施設名情報を候補としてリストアップする。
【0026】
その後、チェックインアプリは、ナビゲーション装置10から送られてくる目的地の位置情報および施設名情報に基づいて、リストアップした複数の施設候補の中から、目的地と合致する施設を自動的に選択する。さらに、チェックインアプリは、ナビゲーション装置10から送られてくる押下コマンドに従って、チェックインボタンの押下動作を実行する。
【0027】
次に、上記のように構成したナビゲーション装置10における自動チェックイン制御の動作を説明する。図2は、本実施形態による自動チェックイン制御の動作例を示すフローチャートである。図2に示すフローチャートは、経路探索部4により探索された誘導経路のデータが誘導経路記憶部5に記憶され、走行案内部6により走行案内が開始されたときにスタートする。
【0028】
走行案内部6による走行案内の開始後、現在地検出部2は、車両の現在地を検出する(ステップS1)。そして、到着検出部8は、目的地設定部3により設定され目的地記憶部7に記憶された誘導経路の目的地の位置情報と、現在地検出部2により検出された現在地の位置情報とに基づいて、車両が目的地に到着したか否かを判定する(ステップS2)。
【0029】
ここで、車両がまだ目的地に到着していないと到着検出部8により判定された場合、処理はステップS1に戻る。一方、車両が目的地に到着したと到着検出部8により判定された場合、到着検出部8はその旨をチェックイン制御部9に通知する。この通知を受けてチェックイン制御部9は、チェックインアプリの起動コマンドをスマートフォン20に送信する(ステップS3)。
【0030】
その後、チェックイン制御部9は、目的地記憶部7に記憶された目的地の位置情報および施設名情報をチェックインアプリに提供するべくスマートフォン20に送信する(ステップS4)。さらに、チェックイン制御部9は、チェックインボタンの押下コマンドをチェックインアプリに提供するべくスマートフォン20に送信し(ステップS5)、図2に示すフローチャートの処理を終了する。
【0031】
以上詳しく説明したように、本実施形態では、ナビゲーション装置10において誘導経路の目的地として設定した施設に車両が到着したときに、ナビゲーション装置10からスマートフォン20に対して、チェックインアプリの起動コマンドを送信する。さらに、目的地の位置情報および施設名情報と、チェックインボタンの押下コマンドとを、チェックインアプリに提供するべくスマートフォン20に送信するようにしている。
【0032】
このように構成した本実施形態によれば、車両が目的地の施設に到着すると、スマートフォン20におけるチェックインアプリの起動、施設の選択(施設の位置情報および施設名情報の指定)およびチェックインボタンの押下が自動的に行われる。そのため、目的地の施設に到着したときに、アプリケーションの起動、施設の選択、チェックインボタンの押下に関する操作をユーザがわざわざ行う必要がなくなり、チェックインを簡単に行うことができる。
【0033】
なお、上記実施形態では、経路誘導機能を有するナビゲーション装置10とスマートフォン20とを接続して使用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、経路誘導機能を提供するアプリケーション(以下、ナビアプリという)をスマートフォン20にインストールさせ、ナビゲーション装置10の代わりに用いたナビアプリに本発明を適用することも可能である。すなわち、スマートフォン20のナビアプリに到着検出部8およびチェックイン制御部9の機能を持たせるようにしてもよい。
【0034】
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0035】
2 現在地検出部
3 目的地設定部
7 目的地記憶部
8 到着検出部
9 チェックイン制御部
10 ナビゲーション装置
20 スマートフォン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目的地設定部により設定された目的地のデータおよび現在地検出部により検出された現在地のデータに基づいて、目的地に到着したか否かを検出する到着検出部と、
上記到着検出部により目的地に到着したことが検出された場合に、チェックイン機能を提供するアプリケーションの起動コマンドを出力するとともに、上記目的地の位置情報および施設名情報を上記アプリケーションに提供するチェックイン制御部とを備えたことを特徴とする自動チェックイン装置。
【請求項2】
上記チェックイン制御部は、上記目的地の位置情報および施設名情報を上記アプリケーションに提供した後、チェックインボタンの押下コマンドを上記アプリケーションに提供することを特徴とする請求項1に記載の自動チェックイン装置。
【請求項3】
コンピュータの到着検出部が、目的地設定部により設定された目的地のデータおよび現在地検出部により検出された現在地のデータに基づいて、目的地に到着したか否かを検出する第1のステップと、
上記目的地に到着したことが検出された場合に、上記コンピュータのチェックイン制御部が、チェックイン機能を提供するアプリケーションの起動コマンドを出力するとともに、上記目的地の位置情報および施設名情報を上記アプリケーションに提供し、その後、チェックインボタンの押下コマンドを上記アプリケーションに提供する第2のステップとを有することを特徴とする自動チェックイン方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−76640(P2013−76640A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−216643(P2011−216643)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】