説明

自動二輪車のハンドルスイッチ

【課題】走行中におけるハンドル操作を行っている際のスイッチ操作性を向上することができる自動二輪車のハンドルスイッチを提供する。
【解決手段】前輪を操向するハンドルバー13と、ハンドルバー13の一端に装着されたスロットルグリップ15と、スロットルグリップ15に隣接した位置でハンドルバー13に装着されたスイッチボックス17と、スイッチボックス17に設けられた複数の各種スイッチ21〜23と、スイッチボックス17の下部に運転者の右手親指で操作可能な走行特性切替スイッチ24と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行中にハンドル操作を行っている際のスイッチ操作性を向上することができる自動二輪車のハンドルスイッチに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動二輪車のハンドルバー付近には、様々なスイッチが配置されており、走行中におけるスイッチ操作によって、所望の動作等を得るようにしている。
【0003】
一方、近年のオートマチック方式の変速装置を備えた自動二輪車にあっても、例えば、電子制御CVT(Continuously
Variable Transmission)を有する自動二輪車のように、低回転域のエンジン回転数を使用するように設定して静粛性と燃費向上を目的としたエコノミーモードと、高回転域のエンジン回転数を使用するように設定して高負荷時の走行や瞬間的な加速性能の向上を目的としたパワーモードと、を切り替える運転モード切替スイッチ(走行特性切替スイッチ)のように、複数の運転モードを有するものがある。
【0004】
このような運転モード切替スイッチは、通常走行時にはエコノミーモードを使用するが、例えば、追い越しをスムーズに行うために瞬間的にパワーモードを使用するといった使い分けを行う。
【0005】
また、このような運転モード切替スイッチを、車体右側のスロットルグリップを備えたハンドルバー付近に設置されたハンドルスイッチに配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
この際、特許文献1では、自動変速モードと手動変速モードとに切り替える押しボタン方式の運転モード切替スイッチは、車体右側のハンドルグリップを右手で掴んだ状態で人差し指で運転者が操作するように、車体前側上面、即ち、ハンドルバーの中心よりも上方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−121059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、上記の如く構成された自動二輪車のハンドルスイッチにあっては、車体右側のシフトレバーが配置されたハンドルバーの中心よりも車体前側上面に配置された押しボタン方式のシフトスイッチでは、例えば、運転者が加速のためのスロットル操作を行う際に、電子制御CVTをエコノミーモードからパワーモードへと切り替えようとしても、右手人指し指は、スロットル操作に連動して押しボタン方式のシフトスイッチから離間してしまい、切替操作を行い難いといったように、スロットル操作とスイッチ操作とを連動して行うことが困難であるという問題が生じていた。
【0009】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、走行中におけるハンドル操作を行っている際のスイッチ操作性を向上することができる自動二輪車のハンドルスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の自動二輪車のハンドルスイッチは、前輪を操向するハンドルバーと、該ハンドルバーの一端に装着されたスロットルグリップと、該スロットルグリップに隣接した位置で前記ハンドルバーに装着されたスイッチボックスと、該スイッチボックスに設けられた複数の各種スイッチと、を備えた自動二輪車のハンドルスイッチにおいて、前記スイッチボックスの下部に運転者の右手親指で操作可能な走行特性切替スイッチを設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、走行特性切替スイッチを操作する際に運転者の右手親指を大きく動かさずにスイッチ操作を行うことができ、ハンドル操作性を損なうこと無くスイッチ操作を行うことができる。また、スロットルグリップの加速操作の際に、そのグリップ操作と連動して走行特性切替スイッチを同時に操作することができるため、操作時間の短縮化を実現することができる。
【0012】
請求項2に記載の自動二輪車のハンドルスイッチは、前記走行特性切替スイッチは、前記スロットルグリップの回動中心よりも下方に配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、スロットルグリップを把持するときの右手親指はスロットルグリップの回動中心よりも下方に位置するため、そのスロットルグリップの回動中心よりも下方に配置された走行特性切替スイッチのスイッチ操作を動作量の少ない右手親指で行うことができる。
【0014】
この際、走行特性(例えば、運転モード・変速モード・変速比等)の切替操作の間も右手親指の根本部分はスロットルグリップを覆う位置に常に置かれるので、前後方向への乗員の体重移動を抑制することができ、車体安定性を確保することができる。
【0015】
請求項3に記載の自動二輪車のハンドルスイッチは、前記走行特性切替スイッチは、エンジン出力が高出力側となる状態へとモード切替するためのスイッチであることを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、乗員が迅速な加速を要求する際、加速操作と併せて高出力側への走行特性の切り替えを実現できるため、加速性能に優れた走行特性への切り替えを敏速に行うことができ、スムーズな加速が可能となる。
【0017】
請求項4に記載の自動二輪車のハンドルスイッチは、前記走行特性切替スイッチは、トランスミッションの変速比が低速側となる状態へとモード切替するためのスイッチであることを特徴とする。
【0018】
請求項4に記載の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、乗員が迅速な加速を要求する際、加速操作と併せてトルク重視の低速側となる状態への切り替えを実現できるため、加速性能に優れた走行特性への切り替えを敏速に行うことができ、スムーズな加速が可能となる。
【0019】
請求項5に記載の自動二輪車のハンドルスイッチは、前記走行特性切替スイッチは、前記スイッチボックスの外側面から車幅方向外側に突出していることを特徴とする。
【0020】
請求項5に記載の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、右手親指を車幅方向に大きく移動させること無くスイッチ操作を行うことができ、スイッチ操作時間の短縮化を実現し得て、しかも周辺の他のスイッチとの誤操作を防止することができる。
【0021】
請求項6に記載の自動二輪車のハンドルスイッチは、前記走行特性切替スイッチは、スイッチ操作入力を受けていないオフ状態へと常時付勢する自動復帰機構を備えていることを特徴とする。
【0022】
請求項6に記載の自動二輪車のハンドルスイッチによれば、スイッチ操作後の各スイッチをオフ状態へと手動復帰させる必要が無くなり、ハンドル操作性を損なうこと無くスイッチ操作を行うことができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明の自動二輪車のハンドルスイッチは、走行中におけるハンドル操作を行っている際のスイッチ操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施形態に係るハンドルスイッチを備えた自動二輪車の平面図である。
【図2】(A)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチの背面図、(B)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチの側面図である。
【図3】(A)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチにおける走行特性切替スイッチ操作前の平面図、(B)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチにおける走行特性切替スイッチ操作後の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に、本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチについて、図面を参照して説明する。
【0026】
図1は本発明の一実施形態に係るハンドルスイッチを備えた自動二輪車の平面図、図2(A)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチの背面図、図2(B)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチの側面図、図3(A)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチにおける走行特性切替スイッチ操作前の平面図、図3(B)は本発明の一実施形態に係る自動二輪車のハンドルスイッチにおける走行特性切替スイッチ操作後の平面図である。
【0027】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る自動二輪車11は、前輪12を操向する左右一対のハンドルバー13,14と、一方(右手操作側)のハンドルバー13の一端に装着されたスロットルグリップ(ハンドルグリップ)15と、他方(左手操作側)のハンドルバー14の一端に装着されたハンドルグリップ16と、各グリップ15,16に隣接した位置でハンドルバー13,14に装着されたスイッチボックス17,18と、各グリップ15,16の車体前方に配置されたブレーキレバー19,20と、を備えている。
【0028】
スロットルグリップ15は、それを把持して手前側に回動させる(捻る)ことでスロットルバルブを開動作させることができる。
【0029】
尚、ハンドルグリップ16、スイッチボックス18、ブレーキレバー19,20に関しては、公知の技術が採用されているため、以下の説明においては、右手操作側のスロットルグリップ15に隣接するスイッチボックス17に関して説明する。
【0030】
スイッチボックス17は、図2及び図3に示すように、基本的には、運転者側から目視可能な位置に複数のスイッチが配置されており、本実施の形態においては、スイッチボックス17の上面寄りに配置されたキルスイッチ21と、スイッチボックス17の背面中央付近に配置されて車幅方向に揺動可能なハザードスイッチ22と、スイッチボックス17の背面下部に配置されたセルスイッチ(スタータスイッチ)23と、スイッチボックス17の外側面下部に配置された走行特性切替スイッチ24と、を備えている。
【0031】
尚、これら各種スイッチ21〜24は、その機能は公知のスイッチング機能を備えていると共に、そのスイッチ種類(揺動式スイッチ等)もスイッチ操作性を考慮した適宜種類のものが用いられている。また、これら各種スイッチ21〜24の操作は、運転者の右手親指を基本としてスイッチ操作されるものである。
【0032】
走行特性切替スイッチ24は、運転者の右手親指で操作可能となるように、車体前後方向に可倒式とされると共に、スイッチボックス17の外側面下部、即ち、スロットルグリップ15の中心よりも下方に配置され、好ましくは、スイッチボックス17の外側面から車幅方向外側に突出している。また、走行特性切替スイッチ24は、エンジン回転数が低回転域を使用するように設定して静粛性と燃費向上を目的としたエコノミーモードと、エンジン回転数が高回転域を使用するように設定して高負荷時の走行や瞬間的な加速性能の向上を目的としたパワーモードと、を切り替えるモード切替スイッチとして用いられている。
【0033】
尚、走行特性切替スイッチ24は、スイッチ操作入力を受けていないオフ状態へと常時付勢する公知のスイッチング機能における自動復帰機構(図示せず)を備えている。
【0034】
従って、スロットルグリップ15を把持したときに、スイッチボックス17に近い指は右手親指となるため、この右手親指でのスイッチ操作は直感的に操作するには最適となる。
【0035】
また、走行特性切替スイッチ24にあっては、スロットルグリップ15の下側で且つスロットルグリップ15を把持する手の方向に突出するように、即ち、スイッチボックス17の外側面下部から車幅方向外側に突出するように設置されている。
【0036】
従って、右手親指にあっては、例えば、図3(A)に示すように、スイッチ操作直前に走行特性切替スイッチ24に右手親指を添え、図3(B)に示すように、スロットルグリップ15のスロットル開操作に連動して走行特性切替スイッチ24を右手親指にて車両進行方向に向かって押し出すことでスイッチ入力が可能となる。
【0037】
これにより、スイッチ操作時に右手親指がスロットルグリップ15よりも上方に移動することがなくなるため、ハンドル操作性を損なうこと無くスイッチ操作を行うことができる。
【0038】
この際、走行特性切替スイッチ24を、スイッチボックス17の外側面下部から車幅方向外側に突出させることで、他のスイッチ、例えば、走行特性切替スイッチ24に近接配置されたセルスイッチ23との区別化が可能となり、誤操作を抑制することができる。
【0039】
特に、スイッチ操作の際の右手親指の動きをスロットル開操作のためにスロットルグリップ15を捻る方向への動きと合致させることで、走行特性切替スイッチ24を操作したままの動きで加速時の後方への体重移動に備えた姿勢を維持することができるため、コーナー走行時等であっても、車両安定性を確保することができる。
【0040】
この際、走行特性切替スイッチ24を可倒式(揺動式)としたことにより、スイッチ手前側から車体前方へと右手親指を動かす動作によりスイッチ操作を行うことができ、スイッチ操作時の右手親指操作をした後で親指を手前側に戻すこと無くそのままスロットルグリップ15の把持動作へと移行させることができ、スイッチ操作時間を大幅に短縮することができる。
【0041】
ところで、上記実施の形態では、本発明の走行特性切替スイッチ24を自動変速機のモード切替スイッチ(パワーモードとエコノミーモードとで切り替えるもの)として説明したが、例えば、エンジン出力特性を変更する運転モード切替スイッチ(高出力モードと、低出力モードと、該高出力モードと低出力モードの中間の出力特性を有する中間出力モードの3種類のモードを切り替えるもの)、或いは、マニュアル運転モード付き自動変速装置を備えた自動二輪車におけるマニュアル変速用シフトスイッチ等に適用することができる。
【0042】
この際、右手親指で操作する走行特性切替スイッチ24をパワーモード切り替えスイッチ或いはシフトダウンスイッチとして使用するのが好ましい。
【0043】
詳しくは、運転モード切替スイッチにおいては、走行特性切替スイッチ24を押すごとに低出力モード→中間出力モード→高出力モードへと切り替え、マニュアル変速用シフトスイッチにおいては、走行特性切替スイッチ24を押すごとに低速側の変速段側へ1速段ずつシフトダウンするように設定する。
【0044】
そして、高出力モード→中間出力モード→低出力モードへの切り替え、またはシフトアップ操作は別に設けたスイッチ操作により行なうのでよい。
【0045】
このように、本発明のハンドルスイッチにあっては、ハンドルバー13の下側にスロットルグリップ15を把持する方向に突き出すように走行特性切替スイッチ24を設置し、この走行特性切替スイッチ24を車両進行方向(スロットルグリップ15の保持時に右手親指の向く方向)に押し出すことでスイッチ入力を可能としたことにより、加速時に行いたい運転モードの変更(低出力モード→中間出力モード→高出力モード)や自動変速モードの変更(エコノミーモードからパワーモードへの切り換え)、並びに、加速のためのシフトダウン操作を、この走行特性切替スイッチ24に割り当てることで、スイッチ入力のためだけの独自操作を殆ど行うこと無く、加速時のスイッチ入力が可能となる。
【0046】
また、スイッチ操作のために右手親指がスロットルグリップ15よりも上に上がることがなくなるために、スイッチ操作時におけるスロットルグリップ15の保持状態を容易に維持することができる。
【0047】
さらに、走行特性切替スイッチ24をスイッチボックス17の車幅方向に突出していることから、セルスイッチ(スタータスイッチ)23やハザードスイッチ22等の既存のスイッチ配列を維持したまま、走行特性切替スイッチ24を配置することができ、スイッチ誤操作を抑制することも可能となる。
【0048】
しかも、スロットルグリップ15を保持した時に右手親指の向く方向をスイッチ入力方向とすることによって、スイッチ入力操作後と右手親指の元の位置への復帰動作とを同じ動作で行うことができるので、スイッチ操作のために右手親指をスロットルグリップ15から離している時間を大幅に短縮することでき、変速操作時等における車両挙動に対する対応の迅速化を向上することができる。
【0049】
換言すれば、本発明の走行特性切替スイッチ24を、エコノミーモードとパワーモードとで切り替えるモード切替スイッチとして割り当てることにより、加速のためにスロットルを開くとき、右手親指をスイッチ側に少し突き出しながらスロットルを開くことにより、スムーズにパワーモードへの自動変速モードの切り替えが可能となる。
【0050】
従って、コーナーからの立ち上がり時のように、スロットルグリップ15操作とスロットル開操作とを同時に行うような状態であっても、そのタイミングでの走行特性切替スイッチ24操作を容易に並立して行うことが可能となる。
【0051】
尚、本発明の走行特性切替スイッチ24は、上述した自動変速でなく、スイッチ入力によりエンジン出力特性を変更したり変速比を切り替える手動変速のときでも、このスイッチに運転モード切り替えやシフトダウンを行う機能を割り当てておけば、同様の効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0052】
11…自動二輪車
12…前輪
13…ハンドルバー
14…ハンドルバー
15…スロットルグリップ(ハンドルグリップ)
16…ハンドルグリップ
17…スイッチボックス
18…スイッチボックス
21…キルスイッチ
22…ハザードスイッチ
23…セルスイッチ(スタータスイッチ)
24…走行特性切替スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前輪を操向するハンドルバーと、該ハンドルバーの一端に装着されたスロットルグリップと、該スロットルグリップに隣接した位置で前記ハンドルバーに装着されたスイッチボックスと、該スイッチボックスに設けられた複数の各種スイッチと、を備えた自動二輪車のハンドルスイッチにおいて、
前記スイッチボックスの下部に運転者の右手親指で操作可能な走行特性切替スイッチを設けたことを特徴とする自動二輪車のハンドルスイッチ。
【請求項2】
前記走行特性切替スイッチは、前記スロットルグリップの回動中心よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のハンドルスイッチ。
【請求項3】
前記走行特性切替スイッチは、エンジン出力が高出力側となる状態へとモード切替するためのスイッチであることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のハンドルスイッチ。
【請求項4】
前記走行特性切替スイッチは、トランスミッションの変速比が低速側となる状態へとモード切替するためのスイッチであることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のハンドルスイッチ。
【請求項5】
前記走行特性切替スイッチは、前記スイッチボックスの外側面から車幅方向外側に突出していることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の自動二輪車のハンドルスイッチ。
【請求項6】
前記走行特性切替スイッチは、操作入力を受けていないオフ状態へと常時付勢する自動復帰機構を備えていることを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車のハンドルスイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−173393(P2010−173393A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−16228(P2009−16228)
【出願日】平成21年1月28日(2009.1.28)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】