説明

自動化学分析装置

【課題】試薬間干渉情報を効果的に入手、提供すること。
【解決手段】複数の自動分析装置101と、複数の自動分析装置と接続された外部装置107とを備え、自動分析装置それぞれは、試薬情報を入力するまたは試薬容器に付された試薬情報を読み取り、試薬情報に基づいて干渉試験を行い、干渉試験の結果を分析して、試薬間干渉情報を生成し、試薬間干渉情報を外部装置に送信する機能を有し、外部装置107は、自動化学分析装置それぞれから試薬間干渉情報を受信し、試薬間干渉情報を一元的に管理する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検試料を試薬と反応させ、それらの反応液を測定して対象試料を分析する自動化学分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、人体の各種体液を試料としてこれに所望の試薬を加えて化学反応を起こさせ、試料中の特定成分の濃度、活性値を求めて診断に供する自動化学分析装置が知られている。
【0003】
このような自動化学分析装置では複数の項目が同時に測定されるが、この時、各試薬間の干渉が分析結果に影響する可能性があるため、装置の導入時には総当り方式での試薬間干渉試験が実施される。
【0004】
また同様に、新たな項目を追加する場合や、試薬を変更する場合にも試薬間干渉試験が実施される。
【0005】
ところで、このような自動化学分析装置で測られる項目は多数あり、多くの試薬メーカーが其々の項目用の試薬を販売しているため、試薬メーカーを跨いだ試薬間干渉は一般に把握しづらい。
【0006】
また、試薬間干渉試験のための測定依頼の作成、試験結果からの試薬干渉の判定は大変手間のかかる作業である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、試薬間干渉情報を効果的に入手、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1局面は、複数の自動分析装置と、前記複数の自動分析装置と接続された外部装置とを備え、前記自動分析装置それぞれは、試薬情報を入力する、または試薬容器に付された試薬情報を読み取る手段と、前記試薬情報に基づいて干渉試験を行う手段と、前記干渉試験の結果を分析して、試薬間干渉情報を生成する手段と、前記試薬間干渉情報を外部装置に送信する手段とを備え、前記外部装置は、前記自動化学分析装置それぞれから前記試薬間干渉情報を受信する手段と、前記試薬間干渉情報を一元的に管理する保管手段とを備えることを特徴とする試薬間干渉情報提供システムである。
本発明の第2局面は、複数の自動分析装置と、前記複数の自動分析装置と接続された外部装置とを備え、前記自動分析装置それぞれは、試薬情報を入力する、または試薬容器に付された試薬情報を読み取る手段と、前記試薬情報に基づいて干渉試験を行う手段と、前記干渉試験の結果を外部装置に送信する手段とを備え、前記外部装置は、前記自動分析装置それぞれから干渉試験の結果を受信する手段と、前記干渉試験の結果を分析して、試薬間干渉情報を生成する手段と、前記試薬間干渉情報を一元的に管理する保管手段とを備えることを特徴とする試薬間干渉情報提供システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、試薬間干渉情報を効果的に入手、提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明を好ましい実施形態により説明する。
図1は本実施形態に係る試薬間干渉情報提供システムの全体構成を示す図である。複数の自動化学分析装置101が、一般公衆回線、専用線等の電子的通信回線103を経由して、サーバ105に接続されている。サーバ105には、試薬間干渉情報を保管するために磁気、光、光磁気等の任意方式の記録媒体を備えるデータベース107が接続される。自動化学分析装置101は、サーバ105から試薬間干渉情報等の各種サービスの提供を受けるクライアントとして位置付けられる。
【0011】
図2には、自動化学分析装置101の本体の典型的な構造を示している。自動化学分析装置101の本体は、被検試料の各種成分と反応する試薬を納めた複数の試薬ボトル7を収納した試薬ラック1を設置可能な試薬庫2及び3と、円周上に複数の反応管4を配置した反応ディスク5と、被検試料が納められた被検試料容器がセットされるディスクサンプラ6とを有している。試薬庫2、3、反応ディスク5及びディスクサンプラ6は、それぞれ駆動装置により回動されるようになっている。測定に必要な試薬は、試薬庫2或いは試薬庫3の試薬ラック1に収納されている試薬ボトル7から、それぞれ試薬分注アーム8及び9の試薬プローブ14及び15を用いて反応ディスク5上の反応管4に分注される。
【0012】
ディスクサンプラ6上に配置されている被検試料容器17に納められた被検試料は、サンプルアーム10を用いて反応ディスク5上の反応管4に分注される。被検試料と試薬を分注された反応管4は、反応ディスク5の回動により撹拌位置まで移動し、撹拌ユニット11により被検試料と試薬の混合液が撹拌される。その後、測光ユニット13は、測光位置まで移動した反応管4に対して光を照射して混合液の吸光度変化を測定することにより、被検試料の成分分析を行う。そして、分析の終了した反応管4内の混合液は廃棄され、その後、反応管4は洗浄ユニット12により洗浄される。
【0013】
図3には、自動化学分析装置101とサーバ105の主要部の構成がブロック図として示されている。自動化学分析装置101は、図2に示した分析装置本体111が、データ/制御バス112を経由してホストコントローラ113及び分析作業の手順に従って各部の動作を制御するための専用コントローラとしてのシーケンスコントローラ114が接続されている。データ/制御バス112には操作パネル115、ディスプレイ116、通信回線103を経由して外部のサーバ105と通信するための通信装置117が接続されている。
【0014】
サーバ105は、ホストコントローラ152を中心に、データ/制御バス158を経由して、通信装置151、操作パネル153、試薬間干渉情報データベース107に対して情報の入出力及び情報更新等を担当するデータベースコントローラ154が接続される。さらにデータ/制御バス158には、干渉情報生成部155、試験オーダ生成部156、試験結果分析部157、推奨測定順序決定部159が接続される。
【0015】
図4には、試薬間干渉情報データベース107に保管される試薬間干渉情報の例を示している。試薬間干渉情報は典型的にはテーブル形式で構築されており、そのテーブルには、他の測定に干渉を及ぼす「与える項目(測定項目)」欄に対して、与える項目から干渉を「受ける項目」欄が対応付けされ、その対応する測定項目間で使用する「試薬間の干渉情報」欄と、その「回避方法」欄とが加えられている。さらに「与える項目」欄と「受ける項目」欄とには、各項目で使用する試薬情報として、測定項目(項目名)と、試薬特定情報としての試薬名及びその試薬の販売元(製造又は販売メーカ名)とが列記される。また、干渉情報欄には、干渉を受けなかったときの正常な試料濃度値、干渉により正常な値が何度(又は何パーセント)変化することを示す干渉率、そしてその干渉による変化が濃度上昇(Up)なのか又は下降(Down)なのかを示すUp/Downとが含まれる。さらに、「回避方法」欄には、試薬間干渉の回避方法として、洗浄剤の種類と、その洗浄回数と、洗浄対象(試薬プローブ、撹拌子、反応管)が記されている。
【0016】
次に、本実施形態の動作について、図5を参照して説明する。まず、自動化学分析装置101の操作パネル115を介して、試薬間干渉情報を所望する複数の測定項目が、測定方法、試薬情報(試薬名、試薬メーカ名)とともに、入力される(S1)。入力方法は、操作パネル115を介したオペレータによる直接入力に限定されず、分析検査情報からホストコンピュータ113で抽出する方法であってもよいし、試薬バーコードなどによる自動読み取りでもかまわない。
【0017】
次に自動化学分析装置101のホストコンピュータ113の制御のもとで、入力された複数の測定項目が試薬情報等とともに、試薬間干渉検討依頼として、サービスセンター等に設置のサーバ105に、通信装置117から通信回線103を経由して送信される(S2)。
【0018】
S3で試薬間干渉検討依頼を受け付けたサーバ105のホストコントローラ152では、データベースコントローラ154経由で、検討依頼のあった測定項目名及び試薬名をキーワードとしてデータベース107を検索する(S4;データベース照会)、この試薬間の干渉情報がデータベース107に保管されていれば(S5の要試験でNO)、その干渉情報を、その干渉情報に基づいて推奨測定順序決定部159で決定した干渉を軽減するための推奨測定順序情報と共に通信装置151から通信回線103を経由して依頼元としての自動化学分析装置101に返信する(S8)。
【0019】
試薬間干渉情報と推奨測定順序情報とを受け取った自動化学分析装置101では、ホストコントローラ113の制御により、その試薬間干渉情報と推奨測定順序情報とがディスプレイ116に表示される(S9)。オペレータは、表示された試薬間干渉情報と推奨測定順序情報とを参照して、実際の測定項目を試料毎にその順番と共に好適に設定することができる。
【0020】
ここで、検討依頼のあった測定項目間、試薬間についての試薬間干渉情報がデータベース107に保管されていない場合(要試験でYES)、その試薬間の干渉に関してはその干渉試験のために、試験オーダ生成部156で、試験依頼情報が生成され、ホストコントローラ152の制御のもとで、通信装置151から通信回線103を経由して、依頼元又は干渉試験専用で設置されている自動化学分析装置101に送信される(S10)。図6に、試験オーダ情報の一例を示している。試験オーダ情報には、試料番号、サンプラの位置、さらに試験の必要(又は不要)とされる測定項目が含まれる。図6のオーダは、サンプラ位置ごとに、丸印の付いた全ての測定項目の測定を要求することを表している。
【0021】
試験オーダ情報を受け取った検討依頼元の自動化学分析装置101又は試験専用として設置されている他の自動化学分析装置101では、ホストコントローラ113の制御のもとで、試験オーダ情報に従って準備された試料と試薬とを使って試薬間干渉試験が繰り返される(S12)。
【0022】
この干渉試験で得られた測定結果として例えば試料濃度情報は、自動化学分析装置101のホストコントローラ113の制御のもとで通信装置117から通信回線103を経由してサーバ105に送信され(S13)、サーバ105の試験結果分析部157で、試料濃度情報に基づいて試薬間干渉に関する分析が行われる(S14)。ここで、分析とは、干渉を受ける測定項目において、干渉を受けなかったときの既知の値に対して、送信されてきた試験結果としての試料濃度が、何度数又は何パーセント、数値又はパーセンテージが上昇又は下降するかを取得することである。なお、この分析は、自動化学分析装置101内で行われるようにしてもよい。つまり、自動化学分析装置101内に試験結果分析部157を装備して、そこで取得された分析結果を、サーバ105に送信するようにしてもかまわない。
【0023】
試薬間干渉に関する分析結果は、サーバ105のサイトのオペレータに報告されると共に、その分析結果に基づいて干渉情報生成部155で新規に干渉情報が生成され、その新規な干渉情報がDBコントローラ154を経由して試薬間干渉データベース107に登録される(S15)。その後、上述したS7,S8,S10の過程を経て、オペレータは、表示された試薬間干渉情報と推奨測定順序情報とを参照して、実際の測定項目を試料毎にその順番と共に好適に設定することができる。
【0024】
以上のように本実施形態によれば、試薬間干渉情報を一元的な管理を可能にすることで、試薬間干渉情報データベースの拡充を図り、それによりクライアントに対し試薬販売元をまたいだ試薬間干渉に関する情報提供サービスを容易に行うことが可能となる。また、試薬間干渉試験に際しては、測定依頼の作成、測定結果の分析という煩雑な作業を自動化し、検査作業の効率化に貢献することが可能である。
【0025】
なお、上述では、データベース集中管理型のサーバ・クラウアント方式で全体構成を説明したものであるが、これに限定されることはない。
例えば、図7(a)には、データベース分散型のサーバ・クラウアント方式の全体構成を示している。この構成では、複数の自動化学分析装置201が通信回線103を経由してサーバ305とともにグループを構成している。複数の自動化学分析装置201それぞれはローカルデータベース207を装備又は付帯している。ローカルデータベース207には、それぞれ対応する自動化学分析装置201で実施した試薬間干渉試験によって発生した試薬間干渉情報が主に保管されている。
【0026】
グループ内において、各自動化学分析装置201には、他の自動化学分析装置201のローカルデータベース207に対するアクセス権が相互付与されており、他の自動化学分析装置201のローカルデータベース207に対して試薬間干渉情報の提供を要求することができる。
【0027】
グループ内の複数のローカルデータベース207に保管されている試薬間干渉情報に関するアドレス及びアクセス方法に関する情報が、アクセスポイント情報データベース307で一元的に管理されており、サーバ305は、グループ内のいずれかの自動化学分析装置201から試薬間干渉情報の提供依頼があったときには、その試薬キーワードでアクセスポイント情報データベース307を検索し、それに対応する試薬間干渉情報を保管しているローカルデータベース207のアドレス及びアクセス方法に関する情報を入手し、依頼元の自動化学分析装置201に返信する。
【0028】
依頼元の自動化学分析装置201では、返信されてきたアクセス方法に従って当該ローカルデータベース207に対してアクセスしアドレスにより所望とする試薬間干渉情報を通信回線103を経由して入手することができる。
【0029】
また、サーバ305は、グループ内のいずれかの自動化学分析装置201から試薬間干渉情報の提供依頼があったときには、その試薬キーワードでアクセスポイント情報データベース307を検索し、それに対応する試薬間干渉情報を保管しているローカルデータベース207のアドレス及びアクセス方法に関する情報を入手し、そのアクセス方法に従って当該ローカルデータベース207に対してアクセスしアドレスの試薬間干渉情報を、依頼元の自動化学分析装置201に通信回線103を経由して送信するように、保管先のローカルデータベース207に指示制御するようにしてもよい。
【0030】
このようにデータベース分散型のサーバ・クラウアント方式を採用することにより、図1の例に比較すると、データベースの規模負担を軽減することができるという優位性がある。なお、この方式を採用することに伴って、各自動分析装置201は、図1のサーバ105が備えていたデータベースコントローラ154、干渉情報生成部155、試験オーダ生成部156、試験結果分析部157、推奨測定順序決定部159を装備する必要がある。
【0031】
図7(b)には、データベース自立分散型の全体構成を示している。この構成では、複数の自動化学分析装置201が通信回線103を経由してグループを構成している。複数の自動化学分析装置201それぞれはローカルデータベース207を装備又は付帯している。ローカルデータベース207には、それぞれ対応する自動化学分析装置201で実施した試薬間干渉試験によって発生した試薬間干渉情報が主に保管されている。グループ内において、各自動化学分析装置201には、他の自動化学分析装置201のローカルデータベース207に対するアクセス権が相互付与されており、他の自動化学分析装置201のローカルデータベース207に対して試薬間干渉情報の提供を要求することができる。
【0032】
各自動化学分析装置201は、図1のサーバ105が備えていたデータベースコントローラ154、干渉情報生成部155、試験オーダ生成部156、試験結果分析部157、推奨測定順序決定部159を装備し、データベースコントローラ154で他の自動化学分析装置201のデータベース207にアクセスし、検索して、所望とする試薬間干渉情報を入手することができる。
【0033】
このデータベース自立分散型では、グループ内の情報管理を一元管理する必要がないので、システム構築が容易でしかもグループ拡張にも柔軟に対処する事が可能となる。
【0034】
(変形例)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態による試薬間干渉情報提供システムの全体構成を示す図。
【図2】図1の自動化学分析装置の典型的な構造を示す図。
【図3】図1の自動化学分析装置とサーバの主要部の構成を示すブロック図。
【図4】図1の試薬間干渉データベースに保管される干渉情報の一例を示す図。
【図5】本実施形態における情報の種類と流れを示すワークフロー。
【図6】図3の試験オーダ生成部で生成される試薬間干渉試験用測定依頼情報の一例を示す図。
【図7】本実施形態において、試薬間干渉情報提供システムの他の構成例を示す図。
【符号の説明】
【0036】
101…自動化学分析装置、103…電子的通信回線、105…サーバ、107…試薬間干渉データベース、1…試薬ラック、2…試薬庫、3…試薬庫、4…反応管、5…反応ディスク、6…サンプラ、7…試薬ボトル、8…試薬アーム、9…試薬アーム、10…サンプルアーム、11…撹拌ユニット、12…洗浄ユニット、13…測光ユニット、14…試薬プローブ、15…試薬プローブ、16…サンプルプローブ、17…被検試料設置位置、111…分析装置本体、112…データ/制御バス、113…ホストコントローラ、114…シーケンスコントローラ、115…操作パネル、116…ディスプレイ、117…通信装置、151…通信装置、152…ホストコントローラ、153…操作パネル、154…データベースコントローラ、155…干渉情報生成部、156…試験オーダ生成部、157…試験結果分析部、158…データ/制御バス、159…推奨測定順序決定部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の自動分析装置と、前記複数の自動分析装置と接続された外部装置とを備え、
前記自動分析装置それぞれは、
試薬情報を入力する、または試薬容器に付された試薬情報を読み取る手段と、
前記試薬情報に基づいて干渉試験を行う手段と、
前記干渉試験の結果を分析して、試薬間干渉情報を生成する手段と、
前記試薬間干渉情報を外部装置に送信する手段とを備え、
前記外部装置は、
前記自動化学分析装置それぞれから前記試薬間干渉情報を受信する手段と、
前記試薬間干渉情報を一元的に管理する保管手段とを備えることを特徴とする試薬間干渉情報提供システム。
【請求項2】
複数の自動分析装置と、前記複数の自動分析装置と接続された外部装置とを備え、
前記自動分析装置それぞれは、
試薬情報を入力する、または試薬容器に付された試薬情報を読み取る手段と、
前記試薬情報に基づいて干渉試験を行う手段と、
前記干渉試験の結果を外部装置に送信する手段とを備え、
前記外部装置は、
前記自動分析装置それぞれから干渉試験の結果を受信する手段と、
前記干渉試験の結果を分析して、試薬間干渉情報を生成する手段と、
前記試薬間干渉情報を一元的に管理する保管手段とを備えることを特徴とする試薬間干渉情報提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−47324(P2006−47324A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−308645(P2005−308645)
【出願日】平成17年10月24日(2005.10.24)
【分割の表示】特願2001−395243(P2001−395243)の分割
【原出願日】平成13年12月26日(2001.12.26)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】