説明

自動改札機

【課題】色覚異常者であっても判別・視認しやすい通行案内表示部を実現することができる自動改札機を提供する。
【解決手段】この自動改札機は、両方向通行または片側通行の改札通路11を有し、改札機本体10A,10Bの入口側端面に、例えば緑色の進入可記号12Aと例えば赤色の進入不可記号12Bのうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部12を設け、進入可記号の表示位置と進入不可記号の表示位置を異ならせる、または進入可記号の表示面積と進入不可記号の表示面積を異ならせるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動改札機に関し、特に、色覚異常者にとって判別視認性が良好な通行案内表示部を備えた自動改札機に関する。
【背景技術】
【0002】
駅の改札口に設置された自動改札機であって例えば両方向への通行が可能な自動改札機においては、旅客(鉄道利用者)が自動改札機を利用して改札通路を通行するとき、当該自動改札機における機械本体の入口側端面に設けられた通行案内表示部の表示内容に基づいて通行の可否を判別する必要がある。反対側から既に旅客が改札通路に進入している場合があるからである。図6に、現在使用されている従来の通行案内表示部で表示される記号の代表例を示す。図6の(A)において、記号101は進入が可であり通行することが許可されることを示す表示記号であり、図6の(B)において記号102は進入が不可であり通行することが禁止されることを示す表示記号である。記号101は矢印の示す方向に進入して通行することができるということを直感的にイメージされるように示し、記号102は×印で通行することが禁止されることを直感的にイメージされるように示している。2つの記号101,102は、ほぼ正方形の発光表示面(ドット表示領域部)を有する1つの電気的表示装置103を共通的に利用し、表示内容を状況に応じて選択的に切り換え、発光表示させて使用している。いずれの記号101,102の場合にも同じ共通の同じ電気的表示装置103を利用するので、表示される記号の高さ位置は同じであり、単に表示される記号が色を異ならせて表示されるだけである。表示色については、通常的に、記号101の場合には矢印部分101aの全体は緑色でありかつ背景部分101bは黒色であり、他方、記号102の場合には×印部分102aは赤色でありかつ背景部分102bは黒色である。
【0003】
関連する従来技術として特許文献1に記載された指示標識灯が存在する。この指示標識灯は、交通管制灯に適し、すべての人に安定した指示を行え、さらに色弱者に対して指示内容を適切に伝えることができるように工夫された指示標識灯である。この指示標識灯は、単色のLEDを使用することを条件として、3種類の色(緑色、黄色、赤色)からなる単色の1つのLEDを1つの指示面の中に均一に集合させて使用し、当該LEDを点灯時間を連続させず、消灯による冷却時間を点灯の間に持つことでLEDチップを封入する樹脂等の熱劣化による光透過率の低下を少なくしている。表示灯は1つの灯として形成され、指示標識の面積を大きくし、色弱者にも有効に配慮されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−123025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
両方向通行が可能な改札通路または片側通行の改札通路を備えた自動改札機において入口側に設けられていた従来の通行案内表示部は、特定の色覚異常者にとってはその内容の判別を視認しづらいという問題があった。すなわち、先天的赤緑色覚異常の場合には、赤色と緑色の区別が困難であり、通行案内表示部の形や設置位置が同じであって色だけが異なるだけでは非常に判別しづらく、不十分な案内であった。このため、当該色覚異常者にとっては通行すべきか迷ったり、進入禁止の記号102が表示されているにもかかわらず、改札通路に進入し、例えば両方向通行の改札通路では反対側から進入してきた旅客と衝突するという懸念があった。
【0006】
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、特に色覚異常者、さらに健常者であっても判別・視認しやすい通行案内表示部を実現することができる自動改札機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る自動改札機は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
【0008】
第1の自動改札機(請求項1に対応)は、両方向通行または片側通行の改札通路を有し、機械本体の入口側端面に、例えば緑色の進入可記号と例えば赤色の進入不可記号のうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部を設けた自動改札機であって、進入可記号の表示位置と進入不可記号の表示位置を異ならせるように構成される。
【0009】
第2の自動改札機(請求項2に対応)は、両方向通行または片側通行の改札通路を有し、機械本体の入口側端面に、例えば緑色の進入可記号と例えば赤色の進入不可記号のうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部を設けた自動改札機であって、進入可記号の表示面積と進入不可記号の表示面積を異ならせるように構成される。
【0010】
第3の自動改札機(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、進入可記号の表示面積を進入不可記号の表示面積の一部としたことを特徴とする。
【0011】
第4の自動改札機(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、進入可記号または進入不可記号を表示するとき、表示された記号の表示領域の縁部を上記の進入可記号および進入不可記号とは異なる色で発光表示することを特徴とする。
【0012】
第5の自動改札機(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、縁部の色は白色であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る自動改札機によれば、両方向通行または片側通行の改札通路を有し、機械本体の入口側端面に、例えば緑色の進入可記号と例えば赤色の進入不可記号のうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部を設けるようにした構成において、進入可記号の表示位置と進入不可記号の表示位置を異ならせる、または進入可記号の表示面積と進入不可記号の表示面積を異ならせるようにしたため、色覚異常者、さらに健常者であっても判別・視認しやすい通行案内表示部を実現することができる。
さらに、本発明に係る自動改札機によれば、進入可記号または進入不可記号を表示するとき、表示された記号の表示領域の縁部を白等の上記の進入可記号および進入不可記号とは異なる色で発光表示するため、特に特定の色覚異常者にとって判別・視認しやすい通行案内表示部を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】自動改札機の一例を示す斜視図である。
【図2】自動改札機における通行案内表示部に関係するシステムの構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る自動改札機の通行案内表示部の第1の表示例(進入可(A)、進入不可(B))を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る自動改札機の通行案内表示部の第2の表示例(進入可(A)、進入不可(B))を示す図である。
【図5】表示記号の他の例(進入可(A)、進入不可(B))を示す図である。
【図6】従来の自動改札機における通行案内表示部の表示例(進入可(A)、進入不可(B))を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1を参照して自動改札機について説明する。自動改札機は駅の改札口に設置される機械で、入出場管理を行うゲート装置の代表例である。この自動改札機10は駅の改札口に設けられ、改札通路11を形成する平行に設置された一対の改札機本体10A,10Bによって構成されている。改札機本体10A,10Bの間には、通常、1人の旅客のみが通行できる通路幅を有する上記の改札通路11が形成される。この自動改札機10の改札通路11では、好ましくは両方向に通行することができる構成を有している。なお自動改札機10において改札通路11は片側通行として構成されていてもよい。改札通路11の両端部は、一方が入口となれば他方が出口になるように設定される。両方向通行の場合、改札通路11の一方の端部から1人の旅客が進入すれば、他方の端部は出口として機能する。このため、他の旅客は、この他方の端部から改札通路11に進入することができず、改札通路11の通行が禁止されることになる。そのため、自動改札機10の両端部の各々には通行案内表示部12が設けられている。自動改札機10において、図1中、右側の改札機本体10Aには図中手前側端面10A−1に通行案内表示部12が設けられ、左側の改札機本体10Bには図中反対側(向こう側)の端面に通行案内表示部12が設けられている。なお、自動改札機10の各改札機本体10A,10Bでは、入口側にICカードタッチ部13が備えられ、出口側に表示部14が備えられ、さらに両端部の内壁面に不正通行者の通行を阻止するための開閉ドア15等が備えられている。
【0017】
図2を参照して、上記の通行案内表示部12に関係するシステムの構成について説明する。自動改札機10では、改札通路11を通行する旅客の通行を制御する構成として、制御部16を備えている。制御部16はCPUと記憶部等を含むマイコンによって構成される。制御部16は、通常に、2台の改札機本体10A,10Bの各々の入口側のICカードタッチ部13における優先的なタッチ操作状態に係る情報に基づいて、当該入口側に対応する出口側における改札機本体10A,10Bの各々の通行案内表示部12の発光表示動作を制御するための通行制御機能を有している。このため、制御部16の記憶部には通行制御プログラム、およびこれに関連した通行案内表示制御プログラムが実装される。
【0018】
図2に示すように、自動改札機10を構成する一対の改札機本体10A,10Bの各々は通行案内表示部12を有する。さらに各通行案内表示部12は、通行が可能であることを意味する「進入可」の記号(進入可記号12A)に係る発光表示部と、通行が禁止されていることを意味する「進入不可」の記号(進入不可記号12B)に係る発光表示部とを有している。ただし、図2では説明の便宜上、各通行案内表示部12において進入可記号12Aと進入不可記号12Bの両方が示されているが、実際の動作状態では、各通行案内表示部12は進入可記号12Aと進入不可記号12Bのうち条件に応じていずれか一方を表示するように制御される。通行案内表示部12は、後述するように、例えば少なくとも緑色発光、赤色発光、白色発光を生じる所要数のLED素子を所定の表示パターンを形成するように配列して構成されたドット表示領域部であり、各改札機本体10A,10Bの入口側端面部の平面領域で電気的に発光表示作用を生じる機能を有している。
【0019】
具体的に説明する。自動改札機10の改札通路11の両端部の進入口のいずれにも旅客が進入しないときには、2台の改札機本体10A,10Bのいずれの通行案内表示部12においても「進入可」の記号12A)が発光表示されている。
【0020】
次に自動改札機10において、例えば、図1中の反対側(向こう側)の改札通路11の端部(入口側)から旅客が進入して携帯所持する非接触ICカードを改札機本体11BのICカードタッチ部13にタッチすると、そのタッチ信号を受信した制御部16は、改札機本体10Aにおける出口側に対応する端部の通行案内表示部12で「進入可」の記号12Aの発光表示を消し、「進入不可」の記号12Bを発光表示させる。
【0021】
反対に、自動改札機10において、図1中の手前側の改札通路10Aの端部から、「進入可」の記号12Aが表示されていることを条件に、旅客が進入して携帯所持する非接触ICカードを改札機本体10AのICカードタッチ部13にタッチすると、そのタッチ信号を受信した制御部16は、改札機本体10Bにおける出口側に対応する端部の通行案内表示部12において「進入不可」の記号12Bを発光表示させる。
【0022】
次に通行案内表示部12のおける第1の表示例を図3を参照して説明する。図3において(A)は「進入可」の記号12Aの表示例を示し、(B)は「進入不可」の記号12Bの表示例を示している。
【0023】
「進入可」の記号12Aの表示例(A)では、通行案内表示部12のドット表示領域部21は、改札機本体10A(10B)の入口側端面22においてその上下の長手方向に沿って設けられ、そして通行案内表示部12のドット表示領域部21において上側の位置にほぼ正方形の「進入可」の記号12Aの表示領域23(図3の(B)に示す)が設定されている。表示領域23において「進入可」の記号(矢印)12Aは複数のLED素子によって矢印部分12A−1は例えば緑色(背景部分12A−2は例えば黒色)に発光表示する。また「進入可」の記号12Aの表示領域23の縁部を形成するほぼ正方形の枠領域24を複数のLED素子により好ましくは白色に発光表示させている。ドット表示領域部21において、「進入可」の記号12Aの表示領域23の下側には「進入不可」の記号12Bの表示領域25が設定されているが、表示例(A)の場合にはこの表示領域25は消灯状態にある。
【0024】
「進入不可」の記号12Bの表示例(B)では、上記の通行案内表示部12のドット表示領域部21において下側の位置にほぼ正方形の「進入不可」の記号12Bの上記の表示領域25が設定されている。表示領域25において「進入不可」の記号(×印)12Bは複数のLED素子によって×印部分12B−1は例えば赤色(背景部分12B−2は例えば黒色)に発光表示する。また「進入不可」の記号12Bの表示領域25の縁部を形成するほぼ正方形の枠領域26を複数のLED素子により好ましくは白色に発光表示させている。ドット表示領域部21において、上側の位置に設定された「進入可」の記号12Aの表示領域23は表示例(B)の場合には消灯状態にある。
【0025】
上記の通り、図3に示した表示例によれば、1色覚または2型2色覚(赤と青の区別が困難)の色覚異常を有する旅客であっても、自動改札機10の改札通路11の入口部において、通行案内表示部12のドット表示領域21における「進入可」の記号12Aの発光表示場所と「進入不可」の記号12Bの発光表示場所を上下で異ならせるようにしたため、利用の可否の判別が極めて分かりやすくなる。また1型2色覚(赤色認識不可)の色覚異常を有する旅客であっても、枠領域24,26によって白色発光表示を行っているため、利用の可否の判別が極めて分かりやすい。
【0026】
次に通行案内表示部12のおける第2の表示例を図4を参照して説明する。図4において、上記の図3と同様にして、(A)は「進入可」の記号12Aの表示例を示し、(B)は「進入不可」の記号12Bの表示例を示している。
【0027】
「進入可」の記号12Aの表示例(A)では、通行案内表示部12のドット表示領域部31は、改札機本体10A,10Bの入口側端面22においてその上下の長手方向に沿って設けられ、そして通行案内表示部12のドット表示領域部31において最上位の一部の箇所にほぼ正方形の「進入可」の記号12Aの表示領域23(図3の(B)に示された表示領域23と同じ)が設定されている。図3に示したドット表示領域部21に比較して、ドット表示領域部31はより長く形成され、ほぼ1.5倍程度の長さになっている。
【0028】
上記の表示領域23において「進入可」の記号(矢印)12Aは、図3の表示例(A)の場合と同様に、複数のLED素子によって矢印部分12A−1は例えば緑色(背景部分12A−2は例えば黒色)に発光表示する。また「進入可」の記号12Aの表示領域23の縁部を形成する正方形の枠領域24を複数のLED素子により好ましくは白色に発光表示させている。
【0029】
「進入不可」の記号12Bの表示例(B)では、上記の通行案内表示部12のドット表示領域部31において、その全体の面積領域からなる表示領域32(ドット表示領域部31と実質的に同じ面積の領域)で、縦方向に並んだ3つ分の「進入不可」の記号(×印)12Bの発光表示が行われる。この表示領域32では、3つ分の「進入不可」の記号(×印)12Bの各々は複数のLED素子によって×印部分12B−1は例えば赤色(背景部分12B−2は例えば黒色)に発光表示する。また「進入不可」の記号12Bの表示領域32の縁部を形成する長方形の枠領域33を複数のLED素子により好ましくは白色に発光表示させている。ドット表示領域部31において、上側の位置に設定された「進入可」の記号12Aの表示領域23は表示例(B)の場合には表示されない状態にある。
【0030】
上記の通り、図4に示した第2の表示例によれば、前述した図3の第1の表示例で説明した利点に加えて、さらに、通行案内表示部12のドット表示領域部31の一部(表示領域23)で「進入可」の記号12Aの発光表示し、かつ当該ドット表示領域部31の全部(表示領域32)で「進入不可」の記号12Bの発光表示するために、表示位置および表示面積の差異によって視覚異常の旅客が利用の可否を判別しやすくなるという利点も有する。
【0031】
図5に表示記号の他の例(進入可(A)、進入不可(B))を示す。「進入可」の記号としては一方通行を意味する記号41が用いられる。記号41の要部の発光色は例えば赤であり、背景色は例えば黒である。また「進入不可」の記号としては、矢印の向きを変えた記号42,43または○形状の記号44が用いられる。記号42〜44の要部(矢印、円環)発光色は例えば緑で、背景色は例えば黒である。
【0032】
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係等については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
例えば、上記の実施形態で説明された各色(緑、赤、白等)については、状況に応じて最も効果が生じるように任意に変更することもできる。
また上記の実施形態では駅に設置された自動改札機について説明したが、本発明の特徴的部分は、自動改札機と実質的に同一の機能を有する入出場管理を行うためのゲート装置に対して適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明に係る自動改札機は、両方向通行可能な改札通路または片側通行の改札通路を有する自動改札機において、改札通路の両端部の入口に設けられた通行案内表示部で進入可の記号と進入不可の記号の表示態様を、表示位置の相違、表示位置と表示面積の相違、および表示領域縁に白色発光枠を設けるようにして色覚異常を有する旅客にとって判別性を高めるのに利用される。
【符号の説明】
【0034】
10 自動改札機
11 改札通路
10A,10B 改札機本体
12 通行案内表示部
12A 進入可記号
12B 進入不可記号
13 ICカードタッチ部
14 表示部
15 開閉ドア
16 制御部
21 ドット表示領域部
22 入口側端面
23 表示領域
24 枠領域
25 表示領域
26 枠領域
31 ドット表示領域部
32 表示領域
33 枠領域
41〜44 記号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機械本体の入口側端面に、進入可記号と進入不可記号のうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部を設けた自動改札機において、
前記進入可記号の表示位置と前記進入不可記号の表示位置を異ならせたことを特徴とする自動改札機。
【請求項2】
機械本体の入口側端面に、進入可記号と進入不可記号のうちのいずれか一方を条件に応じて電気的に選択し発光表示する通行案内表示部を設けた自動改札機において、
前記進入可記号の表示面積と前記進入不可記号の表示面積を異ならせたことを特徴とする自動改札機。
【請求項3】
前記進入可記号の表示面積を前記進入不可記号の表示面積の一部としたことを特徴とする請求項2記載の自動改札機。
【請求項4】
前記進入可記号または前記進入不可記号を表示するとき、表示された記号の表示領域の縁部を前記進入可記号および前記進入不可記号とは異なる色で発光表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動改札機。
【請求項5】
前記縁部の前記色は白色であることを特徴とする請求項4記載の自動改札機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−230613(P2012−230613A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−99515(P2011−99515)
【出願日】平成23年4月27日(2011.4.27)
【出願人】(000004651)日本信号株式会社 (720)
【Fターム(参考)】