説明

自動注射装置

【課題】患者が安全に使用することができ、生物学的療法投薬計画を支持する患者を育成する自己治療送達装置、キット、視聴覚装置、印刷材料を提供し、その方法を開示する。
【解決手段】使用者が自動注射装置10を使用するように訓練する装置は、窓130を有する収容部12と、収容部の第1の端部20に連結された起動ボタン32と、収容部内に移動可能に配置され、使用者が起動ボタンを起動した後に、収容部の窓と一直線に並ぶ表示器とを含み、キットは(a)針と医薬品のない実演用自動注射装置と、(b)自動注射装置の使用指示書とを含む。また、自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練するための視聴覚装置又は印刷材料が提供される。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が第1の端部から突出するように、収容部の第1の端部方向に注射器をまず移動させ、続いて栓を加圧するための注射器作動部であって、栓を選択的に加圧するための加圧器と、圧縮可能な膨張した中央部と、注射器作動部の第2の端部と圧縮可能な膨張した中央部との間のフランジとを含む注射器作動部、及び
収容部の第1の開口端部方向に注射器作動部を付勢するための第1の付勢機構であって、注射器作動部のフランジと収容部の第2の端部との間に配置された第1の付勢機構
を含む、自動注射装置。
【請求項2】
収容部に連結され、注射器作動部を作動させるための起動ボタンを更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項3】
起動ボタンによって作動され、起動ボタンによる作動の前の引っ込んだ位置で注射器作動部に掛金をかけるための掛金を更に含む、請求項2の自動注射装置。
【請求項4】
収容部の内部を見るための窓を収容部上に更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項5】
注射器が空になったときを示すための表示器を更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項6】
注射器が、使用者に注射する1回分のTNF阻害剤を含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項7】
収容部の第1の端部と第2の端部の一方を覆うための着脱可能な蓋を更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項8】
物質を注射器から射出した後に、針に沿って前進して、第1の端部を通して突出する針外筒を更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項9】
注射器の円筒部に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項1の自動注射装置。
【請求項10】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が収容部の開口した第1の端部から延在するように、収容部の第1の端部方向に注射器を選択的に移動させる作動器、及び
注射器が収容部の開口した第1の端部方向に移動した後に、注射器から物質を吐出させるための作動器、
収容部の第1の端部を覆うための第1の着脱可能な蓋
を含む、自動注射装置。
【請求項11】
注射器の円筒部に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項10の自動注射装置。
【請求項12】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部、第2の端部、及び収容部の内部を見るために側壁に配置された窓を有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が収容部の第1の端部から延在するように、収容部の第1の端部方向に注射器を選択的に移動させるための作動器、及び
注射器が収容部の第1の端部方向に移動した後に、注射器から物質を吐出させるための作動器
を含む、自動注射装置。
【請求項13】
窓が実質的に鍵穴の形状を有する、請求項12の自動注射装置。
【請求項14】
窓が、物質の総量を示すための充填線を窓中のある位置に含む、請求項12の自動注射装置。
【請求項15】
注射器の円筒部に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項12の自動注射装置。
【請求項16】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
栓を選択的に加圧するための注射器作動部であって、注射器の円筒部に挿入されるように構成された加圧器と、圧縮可能な膨張した中央部と、圧縮可能な膨張した中央部と注射器作動部の第2の端部との間に配置され、注射器の内容物が吐出されたときを示すための表示器とを含む注射器作動部
を含む、自動注射装置。
【請求項17】
注射器の円筒部に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項16の自動注射装置。
【請求項18】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と、第2の端部と、収容部の側壁に形成された窓とを有する収容部、
物質を貯蔵し、開口した第1の端部から選択的に射出するために収容部内に移動可能に配置された注射器、及び
注射器に物質が実質的にないときに側壁の窓と一直線に並ぶ表示器
を含む、自動注射装置。
【請求項19】
注射器に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項18の自動注射装置。
【請求項20】
自動注射装置であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する実質的に管状の収容部、
収容部内に移動可能に配置され、1回分のTNF阻害剤を含み、収容部内を移動して、TNF阻害剤を使用者に注射する注射器
を含む、自動注射装置。
【請求項21】
TNF阻害剤が注射器から射出されたときを示すための表示器を更に含む、請求項20の自動注射装置。
【請求項22】
収容部の内部を見ることができるように収容部に形成された窓を更に含む、請求項20の自動注射装置。
【請求項23】
TNF阻害剤が注射器から射出されたときに窓と一直線に並ぶ表示器を更に含む、請求項22の自動注射装置。
【請求項24】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する収容部、
第1の端部において注射器の栓に接続されるように構成されたロッドと、圧縮可能な膨張した中央部と、ロッドの第2の端部と圧縮可能な膨張した中央部との間のフランジとを含むプランジャー、及び
収容部の第1の開口端部方向にプランジャーを付勢するために、フランジと収容部の第2の端部との間のロッドの第2の端部の周囲に配置された付勢機構
を含む、自動注射装置。
【請求項25】
プランジャーを作動させるために収容部に連結された起動ボタンを更に含む、請求項24の自動注射装置。
【請求項26】
起動ボタンによって作動され、起動ボタンによる作動の前の引っ込んだ位置でプランジャーに掛金をかけるための掛金を更に含む、請求項25の自動注射装置。
【請求項27】
収容部の内部を見るための窓を収容部上に更に含む、請求項24の自動注射装置。
【請求項28】
自動注射装置用収容部であり、
開口した第1の端部と第2の端部とを有し、収容部中で注射器を摺動可能に受けるように構成された、中空の実質的に管状の収容部、
第1の方向の注射器の移動を制限するための、収容部内面の第1の止め具、及び
第2の方向の注射器の移動を制限するための、収容部内面の第2の止め具
を含む、収容部。
【請求項29】
注射器を付勢するための付勢機構を収容部の第1の端部から離れて設置するために、開口した第1の端部と第1の止め具との間に形成された棚を更に含む、請求項28の収容部。
【請求項30】
収容部の内部を見ることができるように収容部の側壁に形成された窓を更に含む、請求項29の収容部。
【請求項31】
注射器を選択的に起動して、第1の引っ込んだ位置から、注射器の針が第1の端部から突出する第2の突出した位置まで移動させ、注射器が第2の突出した位置にある間に、加圧して、物質を注射器から射出するための、管状収容部の第2の端部に連結された起動ボタンを更に含む、請求項28の収容部。
【請求項32】
自動注射装置用注射器であり、
物質を含有するための円筒部、
円筒部と流体が通るように連通した中空針、
円筒部を密閉し、円筒部内を移動して、円筒部内の圧力を増加させて、中空針を通して物質を押し出すための栓、
円筒部の中間部分に形成され、自動注射装置の収容部内の止め具に当接して、第1の方向の注射器の移動を制限するための第1の止め具、及び
円筒部の遠位端部に形成され、自動注射装置の収容部に対する第2の方向の注射器の移動を制限するための第2の止め具
を含む、注射器。
【請求項33】
まず、針が第1の端部から突出するように、自動注射装置の収容部の開口した第1の端部の方向に注射器を選択的に移動させ、続いて栓を加圧して、注射器が中空針を通して物質を射出するようにするためのプランジャーを更に含む、請求項32の注射器。
【請求項34】
プランジャーが、第1の端部において栓に接続されたロッドと、圧縮可能な膨張した中央部とを含む、請求項33の注射器。
【請求項35】
プランジャーが、注射器が中空針を通して物質の実質的に全部を射出したときを示すための表示器を更に含む、請求項33の注射器。
【請求項36】
注射器の円筒部に充填された1回分のTNF阻害剤を更に含む、請求項32の注射器。
【請求項37】
更に1回分のアダリムマブを製剤中に含み、該製剤が、アダリムマブ、塩化ナトリウム、一塩基性リン酸ナトリウム二水和物、二塩基性リン酸ナトリウム二水和物、クエン酸ナトリウム、クエン酸一水和物、マンニトール、ポリソルベート80及び水を含む、請求項32の注射器。
【請求項38】
1回分のアダリムマブ40mgを更に含む、請求項37の注射器。
【請求項39】
水酸化ナトリウムを更に含む、請求項36又は37の注射器。
【請求項40】
注射装置用注射器作動部であり、
第1の端部と、第2の端部と、圧縮可能な膨張した中央部とを有するロッド部分、及び
ロッド部分の第1の端部に形成され、注射器の栓を加圧するための加圧器
を含む、注射器作動部。
【請求項41】
ロッド部分の第2の端部に形成され、コイルばねを注射器作動部に固定するための固定用部分を更に含む、請求項40の注射器作動部。
【請求項42】
圧縮可能な膨張した中央部と第2の端部との間の堅いロッド部分に形成された、注射の終了を示すための表示器を更に含む、請求項40の注射器作動部。
【請求項43】
作動までコイルばねを圧縮位置に保持するための保持用フランジを更に含む、請求項42の注射器作動部。
【請求項44】
固定用端部と保持用フランジの間に延在するコイルばねのばね基部を更に含む、請求項43の注射器作動部。
【請求項45】
ばね基部が、ばねコイルの周囲に柔軟な脚部を含む、請求項44の注射器作動部。
【請求項46】
固定用端部が、基部から延在するタブ付き足部であって、起動ボタンに解除可能に係合するように構成されたタブ付き足部を含む、請求項45の注射器作動部。
【請求項47】
請求項40から46のいずれか一項の注射器作動部を含む、自動注射装置。
【請求項48】
1回分のTNFα阻害剤を含む、請求項1から27のいずれか一項の自動注射装置。
【請求項49】
TNFα阻害剤が、抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分、TNF融合タンパク質又は組換えTNF結合タンパク質からなる群から選択される、請求項48の自動注射装置。
【請求項50】
TNF融合タンパク質がエタネルセプトである、請求項49の自動注射装置。
【請求項51】
TNFα阻害剤が、インフリキシマブ、CDP 571、CDP 870、抗TNF dAb、ゴリムマブ、アダリムマブ、エタネルセプト、p55TNFRIgG及びr−TBP−1からなる群から選択される、請求項49の自動注射装置。
【請求項52】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、キメラ抗体、ヒト化抗体及び多価抗体からなる群から選択される、請求項49の自動注射装置。
【請求項53】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、インフリキシマブ、ゴリムマブ及びアダリムマブからなる群から選択される、請求項49の自動注射装置。
【請求項54】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がヒト抗体である、請求項49の自動注射装置。
【請求項55】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、表面プラズモン共鳴によって測定して、1×10−8M以下のK及び1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、並びに標準インビトロL929アッセイにおいてヒトTNFα細胞傷害性を1×10−7M以下のIC50で中和する、請求項54の自動注射装置。
【請求項56】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が以下の特性を有する、すなわち、
a)表面プラズモン共鳴によって測定して1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、
b)配列番号3のアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3ドメイン、1、4、5、7若しくは8位における単一のアラニン置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメイン、又は1、3、4、6、7、8及び/又は9位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメインを有し、
c)配列番号4のアミノ酸配列を含む重鎖CDR3ドメイン、2、3、4、5、6、8、9、10若しくは11位における単一のアラニン置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメイン、又は2、3、4、5、6、8、9、10、11及び/又は12位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメインを有する、
請求項54の自動注射装置。
【請求項57】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、配列番号1のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)及び配列番号2のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)を含む、請求項54の自動注射装置。
【請求項58】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がアダリムマブである、請求項54の自動注射装置。
【請求項59】
アダリムマブ40mgを更に含む、請求項58の自動注射装置。
【請求項60】
物質が、アダリムマブ、塩化ナトリウム、一塩基性リン酸ナトリウム二水和物、二塩基性リン酸ナトリウム二水和物、クエン酸ナトリウム、クエン酸一水和物、マンニトール、ポリソルベート80及び水を含む製剤である、請求項1から27のいずれか一項の自動注射装置。
【請求項61】
1回分のアダリムマブ40mgを更に含む、請求項60の自動注射装置。
【請求項62】
1回分が、アダリムマブ、塩化ナトリウム、一塩基性リン酸ナトリウム二水和物、二塩基性リン酸ナトリウム二水和物、クエン酸ナトリウム、クエン酸一水和物、マンニトール、ポリソルベート80及び水を含む製剤を含む、1回分のアダリムマブを含む自動注射装置。
【請求項63】
1回分のアダリムマブ40mgを更に含む、請求項62の自動注射装置。
【請求項64】
水酸化ナトリウムを更に含む、請求項60から63のいずれか一項の自動注射装置。
【請求項65】
1回分のTNFα阻害剤を含む充填済み注射器を有する自動注射装置、及び
アルコール調製物のパッド
を含み、
自動注射装置を用いて使用者の皮膚に1回分を注射することによって関節炎を治療するのに使用するための使用説明が同梱された、製品。
【請求項66】
a)包装材料、及び
b)1回分のTNFα阻害剤を含む、請求項1から27のいずれか一項の自動注射装置
を含む、製品。
【請求項67】
アルコール調製物(prep)及び投与トレイ(dose tray)を含み、投与トレイが、1回分のTNFα阻害剤を含む請求項1から27の自動注射装置のいずれか1つを含む、製品。
【請求項68】
TNFα阻害剤が、抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分、TNF融合タンパク質又は組換えTNF結合タンパク質からなる群から選択される、請求項65から67のいずれか一項の製品。
【請求項69】
TNF融合タンパク質がエタネルセプトである、請求項68の製品。
【請求項70】
TNFα阻害剤が、インフリキシマブ、CDP 571、CDP 870、抗TNF dAb、ゴリムマブ、アダリムマブ、エタネルセプト、p55TNFRIgG及びr−TBP−1からなる群から選択される、請求項68の製品。
【請求項71】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、キメラ抗体、ヒト化抗体及び多価抗体からなる群から選択される、請求項68の製品。
【請求項72】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、インフリキシマブ、ゴリムマブ及びアダリムマブからなる群から選択される、請求項68の製品。
【請求項73】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がヒト抗体である、請求項68の製品。
【請求項74】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、表面プラズモン共鳴によって測定して1×10−8M以下のK及び1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、並びに標準インビトロL929アッセイにおいてヒトTNFα細胞傷害性を1×10−7M以下のIC50で中和する、請求項73の製品。
【請求項75】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が以下の特性、
a)表面プラズモン共鳴によって測定して1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、
b)配列番号3のアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3ドメイン、1、4、5、7若しくは8位における単一のアラニン置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメイン、又は1、3、4、6、7、8及び/又は9位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメインを有し、
c)配列番号4のアミノ酸配列を含む重鎖CDR3ドメイン、2、3、4、5、6、8、9、10若しくは11位における単一のアラニン置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメイン、又は2、3、4、5、6、8、9、10、11及び/又は12位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメインを有する、
を有する請求項73の製品。
【請求項76】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、配列番号1のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)及び配列番号2のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)とを含む、請求項73の製品。
【請求項77】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がアダリムマブである、請求項73の製品。
【請求項78】
アダリムマブの用量が40mgである、請求項77の製品。
【請求項79】
更に1回分のアダリムマブを製剤中に含み、該製剤が、アダリムマブ、塩化ナトリウム、一塩基性リン酸ナトリウム二水和物、二塩基性リン酸ナトリウム二水和物、クエン酸ナトリウム、クエン酸一水和物、マンニトール、ポリソルベート80及び水を含む、請求項65から67のいずれか一項の製品。
【請求項80】
1回分のアダリムマブ40mgを更に含む、請求項79の製品。
【請求項81】
水酸化ナトリウムを更に含む、請求項79又は80の製品。
【請求項82】
a)包装材料、及び
b)アダリムマブを含む自動注射装置
を含む、製品。
【請求項83】
開口した第1の端部、第2の端部を有する収容部、収容部内に移動可能に配置され、物質を含む注射器、第1の端部を覆う第1の蓋及び第2の端部上の起動用ボタンを覆う第2の蓋を含む自動注射装置を用意する段階、
第1の蓋を除去する段階、
第2の蓋を除去して、起動用ボタンを露出させる段階、
使用者の皮膚に隣接して、装置の開口した第1の端部を位置決めする段階、
起動用ボタンを作動させて、開口した第1の端部から使用者の皮膚に注射器の針をまず突出させ、続いて物質を針を通して使用者の皮下領域に射出する段階、並びに
物質が射出された後に装置を除去する段階
を含む、物質を注射する方法。
【請求項84】
自動注射装置が使用者の皮膚に対して約90度の角度で保持される、請求項83の方法。
【請求項85】
表示器が、注射器に物質が実質的にないときを使用者に知らせる、請求項83の方法。
【請求項86】
充填され、注射器から射出される物質が、1回分のTNF阻害剤である、請求項83の方法。
【請求項87】
TNF阻害剤を使用者に投与するために請求項1から27のいずれか一項の自動注射装置を使用する方法。
【請求項88】
(a)使用者の注射部位に自動注射装置を位置決めすること、
(b)起動機構を係合させて、使用者への物質の注射を開始すること、
(c)起動機構の係合を所定時間維持して、物質の注射を継続すること、及び
(d)所定時間経過後に、自動注射装置を注射部位から除去すること
を更に含む、請求項87の方法。
【請求項89】
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めすること、
(b)起動機構を係合させて、使用者への物質の注射を開始すること、
(c)終了の可視表示器が検出されるまで、起動機構の係合を維持して、物質の注射を継続すること、及び
(d)終了の可視表示器が検出された後に、自動注射装置を注射部位から除去すること
を更に含む、請求項87の方法。
【請求項90】
TNFα阻害剤が、抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分、TNF融合タンパク質又は組換えTNF結合タンパク質からなる群から選択される、請求項83から89のいずれか一項の方法。
【請求項91】
TNF融合タンパク質がエタネルセプトである、請求項90の方法。
【請求項92】
TNFα阻害剤が、インフリキシマブ、CDP 571、CDP 870、抗TNF dAb、ゴリムマブ、アダリムマブ、エタネルセプト、p55TNFRIgG及びr−TBP−1からなる群から選択される、請求項90の方法。
【請求項93】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、キメラ抗体、ヒト化抗体及び多価抗体からなる群から選択される、請求項90の方法。
【請求項94】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がヒト抗体である、請求項90の方法。
【請求項95】
抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、表面プラズモン共鳴によって測定して1×10−8M以下のK及び1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、標準インビトロL929アッセイにおいてヒトTNFα細胞傷害性を1×10−7M以下のIC50で中和する、請求項94の方法。
【請求項96】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が以下の特性、
a)表面プラズモン共鳴によって測定して1×10−3−1以下のKoff速度定数でヒトTNFαから解離し、
b)配列番号3のアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3ドメイン、1、4、5、7若しくは8位における単一のアラニン置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメイン、又は1、3、4、6、7、8及び/又は9位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号3から改変された軽鎖CDR3ドメインを有し、
c)配列番号4のアミノ酸配列を含む重鎖CDR3ドメイン、2、3、4、5、6、8、9、10若しくは11位における単一のアラニン置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメイン、又は2、3、4、5、6、8、9、10、11及び/又は12位における1から5個の保存的アミノ酸置換によって配列番号4から改変された重鎖CDR3ドメインを有する、
を有する請求項94の方法。
【請求項97】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分が、配列番号1のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)及び配列番号2のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)を含む、請求項94の方法。
【請求項98】
ヒト抗TNFα抗体若しくはその抗原結合性部分がアダリムマブである、請求項94の方法。
【請求項99】
使用者が、リウマチ様関節炎、乾せん、クローン病、強直性脊椎炎、乾せん性関節炎及び若年性関節リウマチからなる群から選択される、TNFαが有害である障害を有する、請求項83から98のいずれか一項の方法。
【請求項100】
請求項1から27のいずれか一項の自動注射装置の使用に関して使用者を訓練する方法。
【請求項101】
自動注射装置を使用する使用者を訓練するための装置であり、
窓を有する収容部、
収容部の第1の端部に連結された起動ボタン、及び
収容部内に移動可能に配置され、使用者が起動ボタンを起動した後に、収容部の窓と一直線に並ぶ表示器
を含む、装置。
【請求項102】
表示器を隠れた位置から窓と一直線に並ぶ位置に選択的に移動させる起動部品を更に含む、請求項101の装置。
【請求項103】
起動部品が、第1の端部上に起動ボタンによって選択的に掛金のかけられた固定用部分を有するロッド、収容部の第1の端部方向に付勢機構を保持するフランジ付き部分を含み、表示器が、ロッドの第2の端部とフランジ付き部分の間に形成された、請求項102の装置。
【請求項104】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練するためのキットであり、
自動注射装置が針及び医薬品を含み、キットが、
(a)針と医薬品のない実演用自動注射装置、及び
(b)自動注射装置の使用説明
を含む、キット。
【請求項105】
自動注射装置の使用説明が、印刷文書又は視聴覚装置として提供される、請求項104のキット。
【請求項106】
視聴覚装置がVideo Home System(VHS)カセット又はデジタルビデオディスク(DVD)である、請求項105のキット。
【請求項107】
使用説明が、実演用自動注射装置を使用する方法をレシピエントに更に伝え、方法が、
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めすること、
(b)起動機構を係合させて、医薬品の注射を開始すること、
(c)起動機構の係合を所定時間維持して、医薬品の注射を継続すること、及び
(d)所定時間経過後に、自動注射装置を注射部位から除去すること
を含む、請求項104から106のいずれか一項のキット。
【請求項108】
所定時間が10秒である、請求項107のキット。
【請求項109】
所定時間が少なくとも10秒である、請求項107のキット。
【請求項110】
使用説明が、起動機構の最初の係合が可聴音を伴うことを更に伝える、請求項104から109のいずれか一項のキット。
【請求項111】
使用説明が、医薬品注射の終了が終了の可視表示器を伴うことを更に伝える、請求項104から110のいずれか一項のキット。
【請求項112】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に注射部位が殺菌されることを更に伝える、請求項104から111のいずれか一項のキット。
【請求項113】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に自動注射装置が医薬品の適切な投与量及び処方について検査されることを更に伝える、請求項104から112のいずれか一項のキット。
【請求項114】
使用説明が、
(a)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも痛みが少ない、
(b)自動注射装置は、充填済み注射器に比べて、患者による使用に好ましい、
(c)自動注射装置は、充填済み注射器よりも患者による使用が容易である、
(d)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも簡便である、
(e)自動注射装置は、針が装置中に見えないので、充填済み注射器に比べて、針恐怖症の患者の不安を軽減する、及び
(f)自動注射装置は、装置の最初の使用から使用しやすいように設計されている
からなる群から選択される少なくとも1つのメッセージをレシピエントに更に伝える、請求項104から113のいずれか一項のキット。
【請求項115】
レシピエントが、医薬品を処方する医師である、請求項104から114のいずれか一項のキット。
【請求項116】
レシピエントが、医薬品を使用する患者である、請求項104から114のいずれか一項のキット。
【請求項117】
実演用自動注射装置が、
窓を有する収容部、
収容部の第1の端部上の起動ボタン、及び
収容部内に移動可能に配置され、使用者が起動ボタンを起動した後に、収容部の窓と一直線に並ぶ表示器
を含む、請求項104から116のいずれか一項のキット。
【請求項118】
医薬品を含む自動注射装置をレシピエントに推奨するための視聴覚装置又は印刷材料であり、
(a)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも痛みが少ない、
(b)自動注射装置は、充填済み注射器に比べて、患者による使用に好ましい、
(c)自動注射装置は、充填済み注射器よりも患者による使用が容易である、
(d)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも簡便である、
(e)自動注射装置は、針が装置中に見えないので、充填済み注射器に比べて、針恐怖症の患者の不安を軽減する、及び
(f)自動注射装置は、装置の最初の使用から使用しやすいように設計されている
からなる群から選択される少なくとも1つのメッセージをレシピエントに伝える、視聴覚装置又は印刷材料。
【請求項119】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練するための視聴覚装置又は印刷材料であり、
自動注射装置又は印刷材料が起動機構及び医薬品を含み、視聴覚装置が、
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めし、
(b)起動機構を係合させて、医薬品の注射を開始し、
(c)起動機構の係合を所定時間維持して、医薬品の注射を継続し、並びに
(d)所定時間経過後に、自動注射装置を注射部位から除去する
使用説明をレシピエントに伝える、視聴覚装置又は印刷材料。
【請求項120】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練するための視聴覚装置又は印刷材料であり、
自動注射装置又は印刷材料が、起動機構及び医薬品を含み、視聴覚装置が、
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めし、
(b)起動機構を係合させて、医薬品の注射を開始し、
(c)終了の可視表示器が検出されるまで、起動機構の係合を維持して、医薬品の注射を継続し、及び
(d)終了の可視表示器が検出された後に、自動注射装置を注射部位から除去する
使用説明をレシピエントに伝える、視聴覚装置又は印刷材料。
【請求項121】
Video Home System(VHS)カセット又はデジタルビデオディスク(DVD)である、請求項118から120のいずれか一項の視聴覚装置。
【請求項122】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練する方法であり、
自動注射装置が針及び医薬品を含み、方法が、
(a)針と医薬品のない実演用自動注射装置、及び
(b)自動注射装置の使用説明
をレシピエントに提供することを含む、方法。
【請求項123】
レシピエントが、医薬品を処方する医師又は医薬品を使用する患者である、請求項122の方法。
【請求項124】
自動注射装置の使用説明が、印刷文書又は視聴覚装置として提供される、請求項122の方法。
【請求項125】
視聴覚装置がVideo Home System(VHS)カセット又はデジタルビデオディスク(DVD)である、請求項124の方法。
【請求項126】
実演用自動注射装置が、
窓を有する収容部、
収容部の第1の端部上の起動ボタン、及び
収容部内に移動可能に配置され、使用者が起動ボタンを起動した後に、収容部の窓と一直線に並ぶ表示器
を含む、請求項122から125のいずれか一項の方法。
【請求項127】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練する方法であり、
自動注射装置が起動機構及び医薬品を含み、方法が、
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めし、
(b)起動機構を係合させて、医薬品の注射を開始し、
(c)終了の可視表示器が検出されるまで、起動機構の係合を維持して、医薬品の注射を継続し、及び
(d)終了の可視表示器が検出された後に、自動注射装置を注射部位から除去する
使用説明をレシピエントに伝えることを含む、方法。
【請求項128】
自動注射装置が表示窓を含み、並びに終了の可視表示器が、表示窓に出現する色表示器を含む、請求項127の方法。
【請求項129】
色表示器が黄色の色表示器である、請求項128の方法。
【請求項130】
使用説明が、起動機構の最初の係合が可聴音を伴うことを更に伝える、請求項127の方法。
【請求項131】
使用説明が、起動機構の係合が所定時間維持されて、医薬品の注射が継続されることを更に伝える、請求項127の方法。
【請求項132】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に注射部位が殺菌されることを更に伝える、請求項127の方法。
【請求項133】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に自動注射装置が医薬品の適切な投与量及び処方について検査されることを更に伝える、請求項127の方法。
【請求項134】
自動注射装置の使用に関してレシピエントを訓練する方法であり、
自動注射装置が起動機構及び医薬品を含み、方法が、
(a)注射部位に自動注射装置を位置決めし、
(b)起動機構を係合させて、医薬品の注射を開始し、
(c)起動機構の係合を所定時間維持して、医薬品の注射を継続し、及び
(d)所定時間経過後に、自動注射装置を注射部位から除去する
使用説明をレシピエントに伝えることを含む、方法。
【請求項135】
所定時間が10秒である、請求項134の方法。
【請求項136】
所定時間が少なくとも10秒である、請求項134の方法。
【請求項137】
使用説明が、起動機構の最初の係合が可聴音を伴うことを更に伝える、請求項134から136のいずれか一項の方法。
【請求項138】
使用説明が、医薬品注射の終了が終了の可視表示器を伴うことを更に伝える、請求項134から136のいずれか一項の方法。
【請求項139】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に注射部位が殺菌されることを更に伝える、請求項134から136のいずれか一項の方法。
【請求項140】
使用説明が、注射部位に自動注射装置を位置決めする前に自動注射装置が医薬品の適切な投与量及び処方について検査されることを更に伝える、請求項134から136のいずれか一項の方法。
【請求項141】
自動注射装置が、抗体、サイトカイン、ワクチン、融合タンパク質及び成長因子からなる群から選択される医薬品を含む、請求項127から140のいずれか一項の方法。
【請求項142】
自動注射装置が、TNFα阻害剤である医薬品を含む、請求項141の方法。
【請求項143】
TNFα阻害剤が、インフリキシマブ、CDP 571、CDP 870、抗TNF dAb、ゴリムマブ、アダリムマブ、エタネルセプト、p55TNFRIgG及びr−TBP−1からなる群から選択される、請求項142の方法。
【請求項144】
TNFα阻害剤がアダリムマブである、請求項143の方法。
【請求項145】
レシピエントが、医薬品を処方する医師である、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項146】
レシピエントが、医薬品を使用する患者である、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項147】
使用説明がレシピエントに口頭で伝えられる、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項148】
使用説明が前記レシピエントに書面で伝えられる、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項149】
使用説明が視聴覚装置によってレシピエントに伝えられる、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項150】
自動注射装置が医薬品の皮下注射を提供する、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項151】
自動注射装置が、
開口した第1の端部と第2の端部とを有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が第1の端部から突出するように、収容部の第1の端部方向に注射器をまず移動させ、続いて栓を加圧するための注射器作動部であって、栓を選択的に加圧するための加圧器と、圧縮可能な膨張した中央部と、注射器作動部の第2の端部と圧縮可能な膨張した中央部との間のフランジとを含む注射器作動部、及び
収容部の第1の開口端部方向に注射器作動部を付勢するための第1の付勢機構であって、注射器作動部のフランジと収容部の第2の端部との間に配置された第1の付勢機構
を含む、請求項122から144のいずれか一項の方法。
【請求項152】
医薬品を含む自動注射装置をレシピエントに推奨する方法であり、
(a)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも痛みが少ない、
(b)自動注射装置は、充填済み注射器に比べて、患者による使用に好ましい、
(c)自動注射装置は、充填済み注射器よりも患者による使用が容易である、
(d)自動注射装置は、患者が使用するのに充填済み注射器よりも簡便である、
(e)自動注射装置は、針が装置中に見えないので、充填済み注射器に比べて、針恐怖症の患者の不安を軽減する、及び
(f)自動注射装置は、装置の最初の使用から使用しやすいように設計されている
からなる群から選択される少なくとも1つのメッセージをレシピエントに伝えることを含む、方法。
【請求項153】
自動注射装置は患者が使用するのに充填済み注射器よりも痛みが少ないというメッセージがレシピエントに伝えられる、請求項152の方法。
【請求項154】
臨床試験における患者の80%が自動注射装置を充填済み注射器よりも痛みが少ないと評価したというメッセージがレシピエントに伝えられる、請求項153の方法。
【請求項155】
自動注射装置は充填済み注射器に比べて患者による使用に好ましいというメッセージがレシピエントに伝えられる、請求項152の方法。
【請求項156】
臨床試験における患者の90%が充填済み注射器よりも自動注射装置を好むというメッセージがレシピエントに伝えられる、請求項155の方法。
【請求項157】
充填済み注射器の場合の3個の斜端の針に比べて自動注射装置は5個の斜端の針を含むというメッセージがレシピエントに更に伝えられる、請求項152の方法。
【請求項158】
自動注射装置が、抗体、サイトカイン、ワクチン、融合タンパク質及び成長因子からなる群から選択される医薬品を含む、請求項152の方法。
【請求項159】
自動注射装置が、TNFα阻害剤である医薬品を含む、請求項152の方法。
【請求項160】
TNFα阻害剤が、インフリキシマブ、CDP 571、CDP 870、抗TNF dAb、ゴリムマブ、アダリムマブ、エタネルセプト、p55TNFRIgG及びr−TBP−1からなる群から選択される、請求項159の方法。
【請求項161】
TNFα阻害剤がアダリムマブである、請求項159の方法。
【請求項162】
レシピエントが、医薬品を処方する医師である、請求項152の方法。
【請求項163】
レシピエントが、医薬品を使用する患者である、請求項152の方法。
【請求項164】
少なくとも1つのメッセージが口頭でレシピエントに伝えられる、請求項152の方法。
【請求項165】
少なくとも1つのメッセージが前記レシピエントに書面で伝えられる、請求項152の方法。
【請求項166】
少なくとも1つのメッセージがレシピエントに視聴覚装置によって伝えられる、請求項152の方法。
【請求項167】
自動注射装置が医薬品の皮下注射を提供する、請求項152の方法。
【請求項168】
自動注射装置が、
開口した第1の端部と第2の端部を有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が第1の端部から突出するように、収容部の第1の端部方向に注射器をまず移動させ、続いて栓を加圧するための注射器作動部であって、栓を選択的に加圧するための加圧器と、圧縮可能な膨張した中央部と、注射器作動部の第2の端部と圧縮可能な膨張した中央部との間のフランジとを含む注射器作動部、及び
収容部の第1の開口端部方向に注射器作動部を付勢するための第1の付勢機構であって、注射器作動部のフランジと収容部の第2の端部との間に配置された第1の付勢機構
を含む、請求項167の方法。
【請求項169】
物質を使用者に皮下注射するための自動注射装置であり、
開口した第1の端部と、第2の端部と、収容部の内部を見るために側壁に配置された窓とを有する収容部、
収容部に移動可能に配置された注射器であって、物質を保持するための円筒部と、流体が通るように円筒部と連通されて、物質を注射器から射出するための中空針と、円筒部を密閉し、物質を選択的に加圧して、中空針を通して物質を押し出すための栓とを含む注射器、
針が収容部の第1の端部から延在するように、収容部の第1の端部方向に注射器を選択的に移動させ、並びに注射器が収容部の第1の端部方向に移動した後に、注射器から物質を吐出させるための第1の付勢機構を含む作動器
を含む、自動注射装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate


【公開番号】特開2013−34869(P2013−34869A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−188259(P2012−188259)
【出願日】平成24年8月29日(2012.8.29)
【分割の表示】特願2009−518284(P2009−518284)の分割
【原出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【出願人】(503448572)アボツト・バイオテクノロジー・リミテツド (30)
【Fターム(参考)】