説明

自動製パン機

【課題】調理メニューの選択ミスを抑えることができる自動製パン機を提供する。
【解決手段】選択部11にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示部12が表示するように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭用として使用される自動製パン機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の自動製パン機としては、例えば、表示部にメニュー番号を表示するようにした自動製パン機が知られている(例えば、特許文献1:特開平9−201287号参照)。
【0003】
図5は、従来の自動製パン機が備える選択部及び表示部の正面図である。図5において、従来の自動製パン機は、メニュースイッチ101と、液晶表示部102と、メニュー番号一覧表103とを備えている。メニュースイッチ101は、調理メニューを選択可能なスイッチである。液晶表示部102は、現在選択しているメニュー番号や、でき上がり(完成)までの時間などを表示するものである。メニュー番号一覧表103は、メニュー番号と当該番号に関連付けられた調理メニューとの組合せが複数記載されたものである。
【0004】
使用者は、メニュー番号一覧表103を参照しつつ、液晶表示部102に表示されるメニュー番号が所望の調理メニューに対応したメニュー番号になるまでメニュースイッチ101を押圧することにより、所望の調理メニューを選択することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−201287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の自動製パン機においては、パンを製造する際に使用する酵母としてドライイーストが用いられることが通常であった。しかしながら、近年、天然酵母を用いて製造したパンが好まれる傾向にあり、当該パンを焼き上げることができる自動製パン機が普及してきている。また、パンには、例えば、食パンやフランスパン、ライ麦パンなど様々な種類がある。このため、ドライイーストを用いて製造した食パン、ドライイーストを用いて製造したフランスパン、天然酵母を用いて製造した食パンなど、酵母とパンの種類の組合せが数多く存在する。従って、これらのパンを焼き上げるための調理メニューも数多く存在し、それらの名称(メニュー名)は互いに混同しやすいものとなる。
【0007】
前記従来の自動製パン機では、液晶表示部102にメニュー番号のみを表示するようにしているため、メニュー番号一覧表103を参照した際に所望の調理メニューを他の調理メニューと混同して、当該他の調理メニューがメニュースイッチ101により選択された場合、使用者は当該混同した事実に気が付かないという課題がある。
【0008】
従って、本発明の目的は、前記従来の課題を解決することにあって、調理メニューの選択ミスを抑えることができる自動製パン機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記従来の課題を解決するために、本発明によれば、機器本体の内部に設けられた焼成室内に設けられ、調理材料を収納するパン焼き型と、
前記焼成室内を加熱する加熱部と、
前記パン焼き型内に設けられた練り羽根と、
前記練り羽根を回転駆動する駆動部と、
複数の調理メニューから特定の調理メニューを選択可能な選択部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに対応するメニュー番号を表示する表示部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに基づき、前記加熱部及び前記駆動部を制御する制御部と、
を備え、
前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示する、自動製パン機を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる自動製パン機によれば、選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示するようにしているので、調理メニューの選択ミスを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態にかかる自動製パン機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる自動製パン機が備える選択部及び表示部の正面図である。
【図3A】本発明の実施形態にかかる自動製パン機が備える選択部及び表示部の正面図であって、メニュー1を選択した状態を示す図である。
【図3B】本発明の実施形態にかかる自動製パン機が備える選択部及び表示部の正面図であって、メニュー2を選択した状態を示す図である。
【図3C】図3Aに示すメニュー1を状態からスタートスイッチが押圧され調理工程が開始された直後の状態を示す図である。
【図4】ドライイースト食パンメニューに対応する調理工程の一例を示す図である。
【図5】従来の自動製パン機が備える選択部及び表示部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の第1態様によれば、機器本体の内部に設けられた焼成室内に設けられ、調理材料を収納するパン焼き型と、
前記焼成室内を加熱する加熱部と、
前記パン焼き型内に設けられた練り羽根と、
前記練り羽根を回転駆動する駆動部と、
複数の調理メニューから特定の調理メニューを選択可能な選択部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに対応するメニュー番号を表示する表示部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに基づき、前記加熱部及び前記駆動部を制御する制御部と、
を備え、
前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示する、自動製パン機を提供する。
【0013】
なお、「混同を生じやすい調理メニュー」としては、例えば、「ドライイースト食パン」と「ドライイーストソフト食パン」、「ドライイーストパン生地」と「天然酵母パン生地」など、一部に重複部分があるようなものが挙げられる。
【0014】
また、「メニュー名」とは、調理メニューの全体(例えば、「ドライイースト食パン」)、一部(例えば、「食パン」のみ)、又は略称を意味する。
【0015】
本発明の第2態様によれば、前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名と共に前記メニュー番号を表示する、第1態様に記載の自動製パン機を提供する。
【0016】
本発明の第3態様によれば、前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューでない場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示しない、第1又は2態様に記載の自動製パン機を提供する。
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではない。
【0018】
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態にかかる自動製パン機の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、本実施形態にかかる自動製パン機は、当該自動製パン機の外郭となる機器本体1を備えている。機器本体1の内部には、焼成室2が設けられている。焼成室2の内部には焼成室2内を加熱する加熱部の一例であるヒータ3と、調理材料を収納するパン焼き型4とが設けられている。パン焼き型4は、焼成室2の内部に着脱自在に取り付けられている。
【0020】
パン焼き型4には、調理材料を混練する練り羽根5が回転可能に取り付けられている。練り羽根5の回転軸5aは、パン焼き型4の底壁を貫通し、プーリー6に接続されている。プーリー6は、ベルト7を介して駆動部の一例であるモータ8に連結されている。モータ8は、練り羽根5を回転する回転力を発生する。モータ8で発生した回転力は、ベルト7及びプーリー6を介して練り羽根5に伝達される。また、焼成室2には、焼成室2内の温度を検知する温度検知部の一例であるサーミスタ9が設けられている。
【0021】
また、機器本体1には、ヒータ3及びモータ8の駆動を制御する制御部10と、複数の調理メニューから特定の調理メニューを選択するなど各種情報の入力可能な選択部11と、選択部11にて選択された調理メニューなどの各種情報を表示する表示部12と、調理終了などの各種情報を報知する報知部13とが設けられている。制御部10には、例えば、マイクロコンピューターが搭載されている。制御部10は、選択部11にて選択された調理メニュー及びサーミスタ9の検知温度に基づき、ヒータ3及びモータ8を制御して、調理工程を行う。また、制御部10は、表示部12の表示及び報知部13の報知タイミングを制御する。
【0022】
図2は、選択部11及び表示部12の正面図である。
【0023】
選択部11は、メニュースイッチ21と、予約スイッチ22と、時間変更スイッチ23と、スタートスイッチ24と、取消スイッチ25とを備えている。メニュースイッチ21は、調理メニューを選択するためのスイッチである。予約スイッチ22は、調理メニューの予約設定を行うためのスイッチである。時間変更スイッチ23は、調理メニューの予約設定時間を変更するためのスイッチである。スタートスイッチ24は、メニュースイッチ21にて選択された調理メニューに基づく調理工程の開始など各種動作の開始を指示するためのスイッチである。取消スイッチ25は、調理工程の取消など各種動作の取消を指示するためのスイッチである。
【0024】
表示部12は、LED31と、メニュー番号一覧表32と、液晶表示部33とを備えている。LED31は、調理工程が行われているとき点灯し、使用者に自動製パン機が調理工程を行っていることを知らせるものである。メニュー番号一覧表32は、「1 ドライイースト食パン」、「2 天然酵母食パン」など、メニュー番号と当該番号に関連付けられた調理メニューとの組合せが複数記載されたものである。液晶表示部33は、現在選択している調理メニューや、でき上がり(完成)までの時間などを表示するものである。
【0025】
図2は、液晶表示部33が全表示を行っている状態を示している。本実施形態においては、ドライイーストに関する調理メニューが選択されたとき、液晶表示部33には、メニュー番号と共に、「食パン」又は「パン生地」などのメニュー名が表示されるようになっている。また、天然酵母に関するに関する調理メニューが選択されたとき、液晶表示部33には、メニュー番号のみが表示されるようになっている。これにより、ドライイーストを使用する調理メニューなのか、天然酵母を使用する調理メニューなのかが、メニュー名の表示の有無を確認することで、容易に分かるようになっている。
【0026】
次に、本実施形態にかかる自動製パン機を用いて食パンを製造するときの手順及び動作の一例について、図1、図3A〜図3C、及び図4を用いて説明する。なお、ここでは一例として、ドライイーストを用いて食パンを製造する「1 ドライイースト食パン」を調理メニューとして選択する場合の手順及び動作について説明する。図4は、ドライイースト食パンメニューに対応する調理工程の一例を示す図である。
【0027】
まず、パン焼き型4内に、調理材料として、強力粉、バター、砂糖、スキムミルク、塩、水、ドライイーストを所定の配合比率で投入する。その後、図3Aに示すように、メニュースイッチ13を押圧して、メニュー番号「1」を選択する。このとき、液晶表示部19には、「メニュー1」が表示されるのみならず、「食パン」も表示される。なお、メニュー番号「1」に対応する調理時間は4時間であり、液晶表示部19には「でき上がり4時間00分後」も表示されるようになっている。
【0028】
図3Aに示す状態から更にメニュースイッチ21を1回押圧すると、液晶表示部33には、図3Bに示すように、「メニュー2」が表示される。なお、メニュー番号「1」に対応する調理時間は6時間であり、液晶表示部33には、「でき上がり6時間00分後」も表示されるようになっている。また、液晶表示部33には、「食パン」は表示されないようになっている。従って、ドライイーストを使用する調理メニューなのか、天然酵母を使用する調理メニューなのかが、「食パン」の表示の有無を確認することで、容易に分かるようになっている。
【0029】
図3Bに示す状態から更にメニュースイッチ21を7回押圧すると、液晶表示部33には、「メニュー1」が表示される。この状態で、スタートスイッチ21を押圧すると、図3Cに示すように、LED31が点灯して、図4に示す調理工程がスタートする。当該調理工程は、制御部10の制御の下で行われる。
【0030】
前記調理工程がスタートすると、まず、前練り工程(1)がスタートする。前練り工程(1)は、練り羽根5を回転させてパン焼き型4内の調理材料を混錬する工程である。前練り工程(1)では、サーミスタ9で検知した焼成室2内の温度が20℃になるまで、ヒータ3が通電率10%で駆動される。サーミスタ9の検知温度が20℃に達すると、サーミスタ9の検知温度が20℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。また、前練り工程(1)では、モータ8が断続的に駆動され、練り羽根5が断続的に回転する。
【0031】
前練り工程(1)のスタートから15分経過して、調理材料の混錬によりパン生地が形成されると、ねかし工程(2)に移行する。ねかし工程(2)では、モータ8の駆動が停止されて練り羽根5の回転が停止する一方、サーミスタ9の検知温度が23℃になるまで、ヒータ3が通電率10%で駆動される。サーミスタ9の検知温度が23℃に達すると、サーミスタ9の検知温度が23℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。
【0032】
ねかし工程(2)に移行してから20分経過すると、後練り工程(3)に移行する。後練り工程(3)は、練り羽根5を再度回転させてパン焼き型4内のパン生地を混錬する工程である。後練り工程(3)では、サーミスタ9の検知温度が25℃になるまで、ヒータ3が通電率10%で駆動される。サーミスタ9の検知温度が25℃に達すると、サーミスタ9の検知温度が25℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。また、後練り工程(3)では、モータ8が断続的に駆動され、練り羽根5が断続的に回転する。
【0033】
後練り工程(3)に移行してから10分経過すると、発酵工程(4)に移行する。発酵工程(4)では、ねかし工程(2)と同様に、モータ8の駆動が停止されて練り羽根5の回転が停止する一方、サーミスタ9の検知温度が28℃になるまで、ヒータ3が通電率10%で駆動される。サーミスタ9の検知温度が28℃に達すると、サーミスタ9の検知温度が28℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。
【0034】
発酵工程(4)に移行してから35分経過すると、ガス抜き工程(5)に移行する。ガス抜き工程(5)では、ヒータ3への通電がオフされる一方、モータ8が断続的に駆動されて練り羽根5が断続的に回転する。これにより、パン生地内に発生したガスのガス抜きが行われる。
【0035】
ガス抜き工程(5)に移行してから1分経過すると、発酵工程(6)に移行する。発酵工程(6)では、ねかし工程(2)と同様に、モータ8の駆動が停止されて練り羽根5の回転が停止する一方、サーミスタ9の検知温度が28℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。
【0036】
発酵工程(6)に移行してから79分経過すると、ガス抜き工程(7)に移行する。ガス抜き工程(7)では、ガス抜き工程(5)と同様に、モータ8のみが断続的に駆動されて練り羽根5が断続的に回転する。これにより、パン生地内に新たに発生したガスのガス抜きが行われる。
【0037】
ガス抜き工程(7)に移行してから1分経過すると、成形発酵工程(8)に移行する。成形発酵工程(8)では、ねかし工程(2)と同様に、モータ8の駆動が停止されて練り羽根5の回転が停止する一方、サーミスタ9の検知温度が28℃で維持されるように、ヒータ3への通電が制御(オン又はオフ)される。
【0038】
成形発酵工程(8)に移行してから39分経過すると、焼き上げ工程(9)に移行する。焼き上げ工程(9)では、サーミスタ9の検知温度が160℃になるまで、ヒータ3が通電率100%で駆動される。サーミスタ9の検知温度が160℃に達すると、ヒータ3が通電率40%で駆動される。
【0039】
焼き上げ工程(9)移行してから40分経過すると、調理工程が終了する。これにより、ドライイーストを使用した食パンが焼き上がる。
【0040】
本実施形態にかかる自動製パン機によれば、選択部11にて選択された特定の調理メニュー(例えば、「ドライイースト食パン」)が、他の調理メニュー(例えば、「天然酵母食パン」)と混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名(例えば、「食パン」)を表示するようにしているので、調理メニューの選択ミスを抑えることができる。
【0041】
また、本実施形態にかかる自動製パン機によれば、選択部11にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名と共にメニュー番号を表示するようにしているので、使用者は混同の事実に気付きやすい。従って、調理メニューの選択ミスをより一層抑えることができる。
【0042】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものでははく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、メニュー名として「食パン」又は「パン生地」が表示されるようにしているが、本発明はこれに限定されない。メニュー名の表示は、使い勝手を考え、適宜変形すればよい。例えば、メニュー名として、調理メニューの全体を表示するようにしてもよいし、調理メニューの一部又は略称などを表示するようにしてもよい。
【0043】
また、前記では、図4を参照しつつ、各調理工程の工程時間や通電率、制御温度を具体的な数値を挙げて説明したが、本発明は、これらの数値に限定されるものではない。
【0044】
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明にかかる自動製パン機は、調理メニューの選択ミスを抑えることができるので、特に、一般家庭用として使用される自動製パン機として有用である。
【符号の説明】
【0046】
1 本体
2 焼成室
3 ヒータ
4 パン焼き型
5 練り羽根
6 プーリー
7 ベルト
8 モータ
9 サーミスタ
10 制御部
11 選択部
12 表示部
13 報知部
21 メニュースイッチ
22 予約スイッチ
23 時間変更スイッチ
24 スタートスイッチ
25 取消スイッチ
31 LED
32 メニュー番号一覧表
33 液晶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器本体の内部に設けられた焼成室内に設けられ、調理材料を収納するパン焼き型と、
前記焼成室内を加熱する加熱部と、
前記パン焼き型内に設けられた練り羽根と、
前記練り羽根を回転駆動する駆動部と、
複数の調理メニューから特定の調理メニューを選択可能な選択部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに対応するメニュー番号を表示する表示部と、
前記選択部にて選択された調理メニューに基づき、前記加熱部及び前記駆動部を制御する制御部と、
を備え、
前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示する、自動製パン機。
【請求項2】
前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューである場合、当該特定の調理メニューのメニュー名と共に前記メニュー番号を表示する、請求項1に記載の自動製パン機。
【請求項3】
前記表示部は、前記選択部にて選択された特定の調理メニューが、他の調理メニューと混同を生じやすい調理メニューでない場合、当該特定の調理メニューのメニュー名を表示しない、請求項1又は2に記載の自動製パン機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3A】
image rotate

【図3B】
image rotate

【図3C】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−63242(P2013−63242A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−51941(P2012−51941)
【出願日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】