説明

自動車の前部構造

【課題】 自動車の前部構造において、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合、その衝突荷重を十分に受け止めてシュラウドロアが後方へ変位しないようにすること。
【解決手段】 自動車の前部構造は、エンジンルームの前部の車体に取付けられ熱交換器を支持する合成樹脂製シュラウド3と、車体前端部に配設されるバンパーフェースと、前端がバンパーフェースの裏面に近接する位置まで延び且つ後端がシュラウドロア5に取付けられるプレート部材20と、シュラウドサイド6の側方下端部とバンパーレインフォースメント10のフランジ部13に形成された非重合部13cとを連結する連結部材30とを設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の前部構造に関し、特にプレート部材に対して前方から大きな衝突荷重が作用した場合に、プレート部材から伝達される衝突荷重によってシュラウドロアが後方へ変位しないようにしたものに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車にはラジエータやコンデンサー等の熱交換器を取付ける為のシュラウドが設けられ、このシュラウドはシュラウドアッパーとシュラウドロアと左右1対のシュラウドサイドとで矩形枠状に形成され、フロントバンパーの後側近くに配置され自動車前部に支持されて取付けられている。シュラウドロアの前側には合成樹脂製のプレート部材が配設され、歩行者との衝突時に、プレート部材で歩行者の脚を払って歩行者が自動車下部に潜り込まないようにしている。
【0003】
特許文献1には、シュラウドロアの車幅方向長さとほぼ同じ長さのプレート部材をシュラウドロアの前側に取付けた車両の前部構造が開示されており、歩行者に対する前方からの衝突時にプレート部材で歩行者の脚を払うようになっている。
【特許文献1】特開2006−1358号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両の前部構造においては、シュラウドロアの前端部に形成された板状の延出部にプレート部材がボルトで締結されており、衝突時に作用する衝突荷重がプレート部材からシュラウドロアに伝達されて、この衝突荷重をシュラウドロアで受け止めるように構成されているが、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合、その衝突荷重をシュラウドロアで受け止めることができずシュラウドロアが後方に変位してしまう。この場合、シュラウドロアが熱交換器に衝突し、シュラウドロアや熱交換器が破損する虞がある。
【0005】
本発明の目的は、自動車の前部構造において、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合、その衝突荷重を十分に受け止めてシュラウドロアが後方へ変位しないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の自動車の前部構造は、自動車の前部構造において、エンジンルームの前部の車体に取付けられ熱交換器を支持する合成樹脂製シュラウドと、車体前端部に配設されるバンパーフェースと、前端がバンパーフェースの裏面に近接する位置まで延び且つ後端がシュラウドロアに取付けられるプレート部材と、前記シュラウドの下部とその後方の車体とを連結する連結部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この自動車の前部構造では、合成樹脂製シュラウドとバンパーフェースとプレート部材が設けられ、シュラウドの下部とその後方の車体とが連結部材により連結されている。
歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合、衝突荷重がプレート部材からシュラウドロアに伝達されるが、連結部材を介してシュラウドの下部がシュラウドの後方の車体で支持されるため、その衝突荷重をシュラウドの後方の車体で十分に受け止めることができる。
【0008】
請求項2の自動車の前部構造は、請求項1の発明において、フロントサイドフレームと、フロントサイドフレームの前端に着脱可能に締結されるバンパーレインフォースメントとを備え、前記シュラウドがフロントサイドフレームより前方に配設され、前記連結部材の後端がバンパーレインフォースメントに取付けられたことを特徴とする。
【0009】
請求項3の自動車の前部構造は、請求項2の発明において、前記バンパーレインフォースメントはフロントサイドフレームの前端に連結されるクラッシュカンを有し、このクラッシュカンにフロントサイドフレームのフランジ部と重合状に締結する為のフランジ部が形成され、前記連結部材の後端が、バンパーレインフォースメントのフランジ部下部に取付けられたことを特徴とする。
【0010】
請求項4の自動車の前部構造は、請求項3の発明において、前記バンパーレインフォースメントのフランジ部に、フロントサイドフレームのフランジ部と重合しない非重合部が形成され、前記連結部材の後端が非重合部に取付けられたことを特徴とする。
【0011】
請求項5の自動車の前部構造は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記シュラウドは、シュラウドロアの両端から上方に向かって延びるシュラウドサイドを有し、連結部材の前端がシュラウドサイドの側方下部に取付けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、合成樹脂製シュラウドと、バンパーフェースと、プレート部材と、シュラウドの下部とその後方の車体とを連結する連結部材とを備えたので、シュラウドの下部を支持する支持剛性が向上する。その結果、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合、プレート部材から伝達された衝突荷重をシュラウドの後方の車体で十分に受け止めることができ、シュラウドロアの後方への変位を抑制することができる。
【0013】
請求項2の発明によれば、フロントサイドフレームと、フロントサイドフレームの前端に着脱可能に締結されるバンパーレインフォースメントとを備え、シュラウドがフロントサイドフレームより前方に配設され、連結部材の後端がバンパーレインフォースメントに取付けられたので、プレート部材からシュラウドロアへ伝達された衝突荷重が、連結部材を介してバンパーレインフォースメントに伝達され、バンパーレインフォースメントでその衝突荷重を十分に受け止めることができる。それ故、このときに作用する衝突荷重が、バンパーレインフォースメントの後端に締結されたフロントサイドフレームへ伝達されるのを抑制できるので、フロントサイドフレームが変形するのを抑制できる。
【0014】
請求項3の発明によれば、バンパーレインフォースメントはフロントサイドフレームの前端に連結されるクラッシュカンを有し、このクラッシュカンにフロントサイドフレームのフランジ部と重合状に締結する為のフランジ部が形成され、連結部材の後端が、バンパーレインフォースメントのフランジ部下部に取付けられたので、連結部材の前後端の取付位置において上下方向のオフセット量を小さくすることができ、シュラウドの下部を支持する支持剛性が一層向上する。
【0015】
請求項4の発明によれば、バンパーレインフォースメントのフランジ部に、フロントサイドフレームのフランジ部と重合しない非重合部が形成され、連結部材の後端が非重合部に取付けられたので、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材に作用した場合に、連結部材を介してバンパーレインフォースメントに伝達された衝突荷重によって非重合部を変形させることで衝突エネルギーを吸収し、このときに作用する衝突荷重をバンパーレインフォースメントのフランジ部で確実に受け止めることができる。
【0016】
請求項5の発明によれば、シュラウドは、シュラウドロアの両端から上方に向かって延びるシュラウドサイドを有し、連結部材の前端がシュラウドサイドの側方下部に取付けられたので、連結部材の前後端の取付位置において上下方向のオフセット量を小さくすることができ、シュラウドの下部を支持する支持剛性が一層向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の自動車の前部構造は、エンジンルームの前部の車体に取付けられ熱交換器を支持する合成樹脂製シュラウドと、車体前端部に配設されるバンパーフェースと、前端がバンパーフェースの裏面に近接する位置まで延び且つ後端がシュラウドロアに取付けられるプレート部材と、シュラウドの下部とその後方の車体とを連結する連結部材とを設けたものである。
【実施例】
【0018】
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、自動車の前部構造には、前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム1と、フロントサイドフレーム1の前端に着脱可能に締結されるバンパーレインフォースメント10と、エンジンルーム(図示略)の前部の車体に取付けられ、熱交換器(図示略)を支持する合成樹脂製シュラウド3と、後述のシュラウドサイド6の下端部とバンパーレインフォースメント10とを連結する連結部材30と、バンパーレインフォースメント10の前側に配設される発泡合成樹脂製の衝撃吸収体(図示略)と、後端が後述のシュラウドロア5に取付けられるプレート部材20と、車体前端部に配設される合成樹脂製のバンパーフェース8等が設けられている。
【0019】
図2〜図5に示すように、左右のフロントサイドフレーム1の前端にはフランジ部2が夫々形成され、これらフランジ部2の後面には、全周に亙って周壁2aが夫々形成されている。フランジ部2には、バンパーレインフォースメント10の角筒状のクラッシュカン12が夫々固定されている。バンパーレインフォースメント10は、左右のフロントサイドフレーム1の前端に連結される左右のクラッシュカン12と、左右のクラッシュカン12の前端に連結される本体部11とを有する。左右のクラッシュカン12は、車両との衝突時に本体部11を介して前方から加わる衝突荷重により圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収し、所期のエネルギー吸収機能を達成し得るサイズ、形状に構成されている。
【0020】
左右のクラッシュカン12の後端には、フロントサイドフレーム1のフランジ部2と重合状に締結する為のフランジ部13が夫々形成され、フロントサイドフレーム1のフランジ部2とクラッシュカン12のフランジ部13はボルト14とナット14aで夫々締結されている。これらのフランジ部13の前面には、全周に亙って周壁13aが形成され、フランジ部13の上端部には、フランジ部13の上端を前方に屈曲させた屈曲部13bが夫々形成され、これら屈曲部13bの上面に、シュラウドサイド6の上端部分の後端部がボルトとナットでもって夫々締結されている。
【0021】
フランジ部13の下端部には、フロントサイドフレーム1のフランジ部2と重合しない正面視にて矩形状の非重合部13cが夫々形成されている。本体部11は、左右方向に延びる閉断面形状に構成され、この本体部11は、左右のクラッシュカン12の前端に連結されている。
【0022】
図2に示すように、シュラウド3は、フロントサイドフレーム1より前方にほぼ鉛直姿勢に配置され、熱交換器の上部を支持するシュラウドアッパー4と、熱交換器の下部を支持するシュラウドロア5と、シュラウドロア5の左右の両端部からシュラウドアッパー4の左右の両端部に向かって延びるシュラウドサイド6とで正面視にて矩形枠状に一体成形されている。
【0023】
シュラウドアッパー4とシュラウドロア5の車幅方向の中央部分よりやや右側には、シュラウドアッパー4とシュラウドロア5を連結する鋼製のシュラウドステー7がほぼ縦向きに配設され、シュラウド3の剛性確保が図られている。左右1対のシュラウドサイド6の前側において中段部分には、シュラウドサイド6に本体部11を連結するための連結部材9がボルト9aとナットでもって固定され、連結部材9の前面に本体部11が結合されている。図6に示すように、左右1対のシュラウドサイド6の側方下端部には、連結部材30の締結用ボルト32を螺合させる為のナット32aがインサート成形によって設けられている。
【0024】
次に、プレート部材20について説明する。
図1〜図6に示すように、シュラウドロア5の前側には、車幅方向に延びるプレート部材20が設けられ、プレート部材20は、歩行者との衝突時に歩行者の脚を払う所期の脚払い性能を達成し得るサイズ、形状に構成されている。
【0025】
プレート部材20は、プレート本体部20aと、その左右両側に形成された張出し部20bなどで構成され、プレート部材20の下面は、周壁20cにより全周を囲繞されている。プレート部材20の前端は、車幅方向中央部から側方に移行する程後方に後退するような湾曲形状に形成され、プレート部材20の前端は、バンパーフェース8の裏面に近接する位置まで延びている。プレート部材20の後端は、プレート部材20をシュラウドロア5に取付けた状態でシュラウドロア5の前端に当接している。
【0026】
プレート本体部20aの上面の前半部分には段落ち部20dが形成され、バンパーフェース8の後端部がプレート本体部20aに接触しないようになっている。プレート部材20の張出し部20bを含む左右両端部分の上面には、シュラウドサイド6とバンパーフェース8間の隙間の少なくとも一部を遮蔽するシール壁部21が夫々立設されている。プレート本体部20aと張出し部20bの下面には、複数の縦リブ22が車幅方向に所定間隔おきに前後方向に延びるように配設され、複数の横リブ23が前後方向に所定間隔おきに車幅方向に延びるように配設されている。
【0027】
次に、連結部材30について説明する。
図2〜図6に示すように、連結部材30は、プレート本体部20aの左右両端部の直ぐ後側に夫々設けられ、連結部材30はシュラウドサイド6の側方下端部とクラッシュカン12のフランジ部13とを連結している。連結部材30は、クラッシュカン12のフランジ部13の非重合部13cに連結される後板部30aと、後方へ行く程上方且つ車幅方向外側に移行する傾斜部30bと、シュラウドサイド6の側方下端部に連結される側板部30cとを有し、連結部材30の車幅方向外側において上端と下端には、周壁30dが夫々設けられている。連結部材30の後板部30aが非重合部13cの前面にボルト31とナット31aでもって締結され、連結部材30の側板部30cがシュラウドサイド6の側方下端部にボルト32とナット32aでもって締結されている。
【0028】
次に、自動車の前部構造の作用、効果について説明する。
合成樹脂製シュラウド3とバンパーフェース8とプレート部材20が設けられ、シュラウドサイド6の側方下端部とクラッシュカン12のフランジ部13の非重合部13cとが連結部材30により連結されている。歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材20に作用した場合、衝突荷重がプレート部材20からシュラウドロア5に伝達されるが、連結部材30を介してシュラウドサイド6の側方下端部がシュラウド3の後方に配設されるクラッシュカン12のフランジ部13で支持されるため、その衝突荷重をクラッシュカン12のフランジ部13で十分に受け止めることができる。
【0029】
このように、合成樹脂製シュラウド3と、バンパーフェース8と、プレート部材20と、シュラウドサイド6の側方下端部とクラッシュカン12とを連結する連結部材30とを備えたので、シュラウド3の下部を支持する支持剛性が向上する。その結果、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材20に作用した場合、プレート部材20から伝達された衝突荷重をシュラウド3の後方のクラッシュカン12で十分に受け止めることができ、シュラウドロア5の後方への変位を抑制することができる。加えて、このときに作用する衝突荷重が、クラッシュカン12の後端に締結されたフロントサイドフレーム1へ伝達されるのを抑制できるので、フロントサイドフレーム1が変形するのを抑制できる。
【0030】
さらに、クラッシュカン12にフロントサイドフレーム1のフランジ部2と重合状に締結する為のフランジ部13が形成され、連結部材30の前端がシュラウドサイド6の側方下端部に取付けられ、且つ連結部材30の後端が、クラッシュカン12のフランジ部13の下部に取付けられたので、連結部材30の前後端の取付位置において上下方向のオフセット量を小さくすることができ、シュラウド3の下部を支持する支持剛性が一層向上する。しかも、連結部材30はプレート本体部20aの左右両端部の直ぐ後側に設けられているので、プレート部材20から伝達された衝突荷重をクラッシュカン12のフランジ部13に確実に伝達することができる。
【0031】
さらに、クラッシュカン12のフランジ部13に、フロントサイドフレーム1のフランジ部2と重合しない非重合部13cが形成され、連結部材30の後端が非重合部13cに取付けられたので、歩行者や縁石等との衝突時に前方から大きな衝突荷重がプレート部材20に作用した場合に、非重合部13cを変形させることで衝突エネルギーを吸収し、このときに作用する衝突荷重をクラッシュカン12のフランジ部13で確実に受け止めることができる。
【0032】
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1]上記実施例において、連結部材の前端と後端の取付位置がほぼ同じ高さ位置となるように、フランジ部13の非重合部13cを大型化し、且つ連結部材の傾斜部を上下方向に移行させずに車幅方向外側に移行するように形成してもよい。
2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施例に係る自動車前部の斜視図である。
【図2】自動車の前部構造の要部斜視図である。
【図3】自動車の前部構造の要部底面図である。
【図4】自動車の前部構造の要部側面図である。
【図5】シュラウドロアとクラッシュカンに対する連結部材の連結部分の要部拡大斜視図である。
【図6】図2のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 フロントサイドフレーム
3 シュラウド
6 シュラウドサイド
8 バンパーフェース
10 バンパーレインフォースメント
12 クラッシュカン
13 フランジ部
13c 非重合部
20 プレート部材
30 連結部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の前部構造において、
エンジンルームの前部の車体に取付けられ熱交換器を支持する合成樹脂製シュラウドと、
車体前端部に配設されるバンパーフェースと、
前端がバンパーフェースの裏面に近接する位置まで延び且つ後端がシュラウドロアに取付けられるプレート部材と、
前記シュラウドの下部とその後方の車体とを連結する連結部材と、
を備えたことを特徴とする自動車の前部構造。
【請求項2】
フロントサイドフレームと、フロントサイドフレームの前端に着脱可能に締結されるバンパーレインフォースメントとを備え、
前記シュラウドがフロントサイドフレームより前方に配設され、前記連結部材の後端がバンパーレインフォースメントに取付けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の前部構造。
【請求項3】
前記バンパーレインフォースメントはフロントサイドフレームの前端に連結されるクラッシュカンを有し、このクラッシュカンにフロントサイドフレームのフランジ部と重合状に締結する為のフランジ部が形成され、
前記連結部材の後端が、バンパーレインフォースメントのフランジ部下部に取付けられたことを特徴とする請求項2に記載の自動車の前部構造。
【請求項4】
前記バンパーレインフォースメントのフランジ部に、フロントサイドフレームのフランジ部と重合しない非重合部が形成され、前記連結部材の後端が非重合部に取付けられたことを特徴とする請求項3に記載の自動車の前部構造。
【請求項5】
前記シュラウドは、シュラウドロアの両端から上方に向かって延びるシュラウドサイドを有し、連結部材の前端がシュラウドサイドの側方下部に取付けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自動車の前部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−18884(P2008−18884A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−193801(P2006−193801)
【出願日】平成18年7月14日(2006.7.14)
【出願人】(000003137)マツダ株式会社 (6,115)
【Fターム(参考)】