説明

自動車の熱遮蔽構造

【課題】温度上昇した空気の流入を確実に防止できるとともに、組み付け時の作業性を向上できる自動車の熱遮蔽構造を提供する。
【解決手段】クロスメンバ(車体部材)10と空調用コンデンサ7との隙間s1に熱遮蔽部材20を配設する。この熱遮蔽部材20を、前記隙間s1の熱遮蔽領域を上下方向に延びる帯板状のベース部20aと、前記隙間s1を閉塞するよう形成された弾性変形可能な遮熱材20b,20cとを有するものとする。前記ベース部20aに、前記クロスメンバ10の下縁部10dに係合するフック形状の第1係合部20dと、該第1係合部20dを下縁部10dに係合させた状態で上縁部10cに係合する爪形状の第2係合部20eとを形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラジエータを通過した空気やエンジンにより温度上昇した空気が空調用コンデンサに流入するのを防止する自動車の熱遮蔽構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車では、例えば停車時や低速走行時に、ラジエータを通過した空気やエンジンにより温度上昇した空気が前方に回り込んで空調用コンデンサに流入するのを防止する熱遮蔽構造を採用する場合がある。例えば、特許文献1には、フロントバンパのバンパネットに、空調用コンデンサに近接して延びる遮蔽部を一体に形成した構造が開示されている。
【0003】
一方、近年の自動車においては、車両衝突時のエネルギー吸収性能を高める観点から、車幅方向に延びる断面ハット形状のクロスメンバを前記フロントバンパと空調用コンデンサとの間に配設する場合がある。
【0004】
このようなクロスメンバを配設した場合には、該クロスメンバが邪魔になって前記フロントバンパに遮蔽部を形成することができない。このため容易に弾性変形する樹脂発泡材等をクロスメンバと空調用コンデンサとの間から挿入し、該クロスメンバに接着テープ等により貼り付けることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平7−223500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記特許文献1の、フロントバンパに遮蔽部を後方に突出形成する構造では、必然的に遮蔽部と空調用コンデンサとの間に隙間が生じることとなり、熱風の流入を確実に阻止できないという問題がある。
【0007】
また前記樹脂発泡材をクロスメンバと空調用コンデンサとの間から組み付ける場合には、発泡材の弾性変形により隙間を閉塞できるものの、狭い隙間に挿入して貼り付ける作業となることから、組み付けに手間がかかるとともに、ばらつきが生じ易いという問題がある。
【0008】
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、温度上昇した空気の流入を確実に防止できるとともに、組み付け時の作業性を向上できる自動車の熱遮蔽構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、フロントバンパの車両後方に空調用コンデンサを配設するとともに、該空調用コンデンサの後側にラジエータを配設し、前記フロントバンパと前記空調用コンデンサとの間の該空調用コンデンサの近傍に車幅方向に延びる車体部材を配設し、該車体部材と前記空調用コンデンサとの隙間から温度上昇した空気が流入するのを防止する自動車の熱遮蔽構造であって、前記車体部材と前記空調用コンデンサとの隙間に熱遮蔽部材を配設し、該熱遮蔽部材を、前記隙間の熱遮蔽領域を上下方向に延びる帯板状のベース部と、前記隙間を閉塞するよう形成された弾性変形可能な遮熱材とを有するものとし、前記ベース部に、前記車体部材の上縁部又は下縁部の何れか一方に係合するフック形状の第1係合部と、該第1係合部を係合させた状態で他方に係合する爪形状の第2係合部とを形成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る熱遮蔽構造によれば、熱遮蔽部材を、隙間の熱遮蔽領域を上下方向に延びるベース部と、該隙間を閉塞する弾性変形可能な遮熱材とを有するものとしたので、該遮熱材により車体部材と空調用コンデンサとの隙間を閉塞することができ、温度上昇した空気が空調用コンデンサに流入するのを防止できる。
【0011】
本発明では、前記ベース部に、車体部材の上縁部又は下縁部の何れか一方に係合する第1係合部と、該第1係合部を係合させた状態で他方に係合する第2係合部とを形成したので、ベース部を車体部材と空調用コンデンサとの隙間に挿入し、該ベース部の第1係合部を車体部材の一方の縁部に係合させ、この状態で第2係合部を他方の縁部に係合させることにより熱遮蔽部材を簡単に組み付けることができ、従来の接着テープ等により貼り付ける場合に比べて、組付け時の作業性を向上できるとともに、ばらつきを防止できる。これによりベース部が挿入可能な隙間であれば、従来の発泡材では困難であった狭い隙間であっても確実にかつ容易に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施例1による熱遮蔽部材が配設された自動車のフロント部の概略平面図である。
【図2】前記フロント部のフロントバンパの斜視図である。
【図3】前記フロントバンパの断面図(図2のIII-III線断面図)である。
【図4】前記フロントバンパの断面図(図2のIV-IV線断面図)である。
【図5】前記熱遮蔽部材の斜視図である。
【図6】前記熱遮蔽部材の第2係合部の断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0014】
図1ないし図6は、本発明の実施例1による自動車の熱遮蔽構造を説明するための図である。なお、本実施例の説明のなかで前後,左右という場合は、特記なき限り、車両に搭載されたシートに着座した状態で車両進行方向に見たときの前後,左右を意味する。
【0015】
図において、1は自動車のエンジンルームEを構成するフロント部を示している。このフロント部1は、車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ2,2と、該左,右のサイドメンバ2の前端部に取り付けられた矩形枠状のラジエータサポート3と、前記左,右のサイドメンバ2の車両前方に配設されたフロントバンパ4とを有する。
【0016】
前記左,右のサイドメンバ2間にはエンジンユニット5が搭載されており、該エンジンユニット5は、車両中心線に対して車幅方向右側に偏位させて配置されている。また左,右のサイドメンバ2の上方にはエンジンルームEを開閉するフード(不図示)が配設されている。
【0017】
前記フロントバンパ4の車両後方には、空調用コンデンサ7が配設されている。該空調用コンデンサ7の後側近傍には、ラジエータ8が車両前後方向に重なるように配設されている。
【0018】
前記フロントバンパ4と前記空調用コンデンサ7との間の該空調用コンデンサ7の近傍には、車幅方向に延びるクロスメンバ(車体部材)10が配設されている。
【0019】
前記空調用コンデンサ7及びラジエータ8は、前記ラジエータサポート3に取り付けられており、左,右のサイドメンバ2間の車両中心線に対して車幅方向左側に偏位させて配設されている。
【0020】
前記フロントバンパ4は、車幅方向に延びるバンパ本体4aと、該バンパ本体4aの左,右側縁に続いて後方に屈曲して延びる左,右サイド部4b,4bとを有する。
【0021】
前記バンパ本体4aの下部には、前記空調用コンデンサ7,ラジエータ8及びエンジンユニット5に冷却用の走行風(図1の矢印a参照)を供給する空気導入口4cが形成されている。この空気導入口4cには、バンパグリル12が装着されている。
【0022】
前記クロスメンバ10は、車両衝突時のエネルギー吸収部材として、あるいはバンパリインホースとして機能し、これの左,右端部10a,10aがそれぞれ左,右のサイドメンバ2の前端面に固定されている。
【0023】
前記クロスメンバ10は、上縁部10c及び下縁部10dと、該両縁部から前方に膨出する膨出部10eを有する大略断面ハット形状をなしている。
【0024】
前記クロスメンバ10は、両端部10aの上下寸法に対して中央部10bの上下寸法が小さくなるように形成されている。また両端部10aの膨出部10e′の膨出量(図3参照)より中央部10bの膨出部10eの膨出量(図4参照)が大きく形成されている。
【0025】
さらに前記クロスメンバ10は、平面視で、両端部10aに対して中央部10bが前方に位置するよう弓形に湾曲形成されている(図1参照)。このため、クロスメンバ10の中央部10bと空調用コンデンサ7との隙間s2は、左端部10aと空調用コンデンサ7との隙間s1より大きくなっている。
【0026】
前記空調用コンデンサ7の左,右縁部と前記フロントバンパ4との間には、両者の間を閉塞する左,右遮熱部材14,15が配設されている。この左,右遮熱部材14,15は、耐熱性,難燃性を有し、かつ容易に弾性変形する樹脂発泡材,例えばウレタン樹脂により形成されている。なお、左,右遮熱部材14,15をゴムにより形成してもよい。
【0027】
前記左,右遮熱部材14,15には、左,右シールプレート17,18が貼着固定されており、該左,右シートプレート17,18は前記ラジエータ8に取り付けられている。
【0028】
前記左遮熱部材14は、図3に示すように、前記フロントバンパ4と空調用コンデンサ7と間の空間のうち前記クロスメンバ10の膨出部10e′と空調用コンデンサ7との間のクロスメンバ後方空間を除く部分を閉塞するように形成されている。この左遮熱部材14の前面はフロントバンパ4の背面の略上下方向全長に渡って貼着固定されており、後面はクロスメンバ10の前面及び空調用コンデンサ7の前記クロスメンバ後方空間より上部分,下部分に貼着固定されている。
【0029】
前記右遮熱部材15は、図4に示すように、前記フロントバンパ4と空調用コンデンサ7と間の空間のうち前記クロスメンバ10の膨出部10e内部分を除く部分を閉塞するように形成されている。この右遮熱部材15の前面はフロントバンパ4の背面の略上下方向全長に渡って貼着固定されており、後面はクロスメンバ10の前面及び空調用コンデンサ7に貼着固定されている。
【0030】
ここで、左,右遮熱部材14,15は、前後寸法が前記フロントバンパ4と空調用コンデンサ7との間の空間より少し大きくなるように形成されており、前後方向に少し圧縮変形させた状態で取り付けられている。
【0031】
前記クロスメンバ10の左端部に位置する膨出部10e′と空調用コンデンサ7の左縁部との隙間(熱遮蔽領域)s1には左熱遮蔽部材20が配設されている(図3参照)。また前記クロスメンバ10の中央部に位置する膨出部10膨出部10eと空調用コンデンサ7の右縁部との隙間(熱遮蔽領域)s2には右熱遮蔽部材21が配設されている。
【0032】
前記左熱遮蔽部材20は、前記クロスメンバ10と略同じ上下寸法を有するベース部20aと、該ベース部20aの前面,後面にそれぞれ貼着された遮熱材20b,20cを有し、該両遮熱部材20b,20cは、前記クロスメンバ10と空調用コンデンサ7の左縁部との隙間s1を閉塞するよう形成され、かつ弾性変形可能となっている。
【0033】
前記右熱遮蔽部材21は、前記クロスメンバ10と略同じ上下寸法を有するベース部21aと、該ベース部21aの前面に貼着された遮熱材21bとを有し、該遮熱材21bは、前記クロスメンバ10の膨出部10e内を閉塞するように形成され、かつ弾性変形可能となっている。この遮熱材21bと、前記右遮熱部材15の、前記ベース部21a後方部分15′とで、前記クロスメンバ10と空調用コンデンサ7の右縁部との隙間s2を閉塞している。
【0034】
前記左,右熱遮蔽部材20,21のベース部20a,21aの下端部には、第1係合部20d,21dが、上端部には第2係合部20e,21eがそれぞれ形成されている。
【0035】
前記第1係合部20d,21dは、J字形のフック形状に折り曲げ形成されており、クロスメンバ10の下縁部10dに係合可能となっている。
【0036】
前記左熱遮蔽部材20の第2係合部20eは、図6に示すように、く字形のフック形状に折り曲げ形成されている。前記第1係合部20dを前記下縁部10dに係合させた状態で、前記第2係合部20eの爪部20fの傾斜面cをクロスメンバ10の上縁部10cに対して前方に押し付けると、該爪部20fが上方に弾性変形し、その係止面dが前記上縁部10cを後方に押圧し、これにより第2係合部20eがクロスメンバ10の上縁部10cに係合する。なお、右熱遮蔽部材21の第2係合部21eも同じ構造となっている。
【0037】
前記ベース部20a,21aは、硬質樹脂又は金属からなり、該ベース部20a,21aの下端に第1係合部20d,21dが、上端に第2係合部20e,21eがそれぞれ一体に形成されている。この左側のベース部20aの上下長さはクロスメンバ10の左端部10aの上下長さに対応した長さに設定され、右側のベース部21aの上下長さはクロスメンバ10の中央部10bの上下長さに対応した長さに設定されている。前記クロスメンバ10には、ベース部20a,21aに当接することにより該ベース部20a,21aの横ずれ防止する凸部(不図示)が形成されている。
【0038】
前記遮熱材20b,20c及び21bは、前記左,右遮熱部材14,15と同様に耐熱性,難燃性を有し、かつ容易に弾性変形する樹脂発泡材により形成されている。なお、各遮熱材20b,20c,21bをゴムにより形成してもよい。
【0039】
前記左熱遮蔽部材20の前側の遮熱材20bは、ベース部20aの前面に貼着固定され、クロスメンバ10の膨出部10e′の断面形状に沿うように形成されている。後側の遮熱部材20cは、ベース部20aの後面に貼着固定され、該ベース部20aと空調用コンデンサ7との隙間を閉塞するように形成されている。
【0040】
前記右熱遮蔽部材21の遮熱材21bはベース部21aの前面に接着固定され、クロスメンバ10の膨出部10eの断面形状に沿うように形成されている。なお、前記ベース部21aと空調用コンデンサ7との隙間s2は、隙間s1比べて広いことから、この隙間s2に右遮熱部材15を容易に組み付けることが可能である。
【0041】
本実施例の左熱遮蔽部材20を組み付けるには、ベース部20aを持って上方からクロスメンバ10と空調用コンデンサ7との間に挿入し、該ベース部20aの第1係合部20dをクロスメンバ10の下縁部10dに引っ掛け、第2係合部20eを上縁部10cに対して前方に押し付けることにより、該第2係合20eが弾性変形して上縁部10cに係合する(図6参照)。この組み付けと同時に前側の遮熱材20bがクロスメンバ10の膨出部10e′内に進入し、後側の遮熱材20cが空調用コンデンサ7に当接して隙間s1を閉塞する。右熱遮蔽部材21についても前記同様の手順にて組み付ける。この後、左,右遮熱部材14,15を組み付ける。ここで、第1係合部,第2係合部を上下逆にした状態で組み付けてもよい。
【0042】
これにより、空調用コンデンサ7,ラジエータ8を通過することにより温度上昇した空気や、エンジンユニット5を通ることで温度上昇した空気が前方に回り込むことにより空調用コンデンサ7に流入するのを阻止している(図1の矢印b参照)。
【0043】
本実施例によれば、左,右熱遮蔽部材20,21を、隙間s1,s2からなる熱遮蔽領域を上下方向に延びるベース部20a,21aと、隙間s1,s2を閉塞する弾性変形可能な遮熱材20b,20c及び21bとを有するものとしたので、遮熱材20b,20c及び21bによりクロスメンバ10と空調用コンデンサ7との隙間s1,s2を確実に閉塞することができ、温度上昇した空気が空調用コンデンサ7やラジエータ8に流入するのを防止でき、停車時や低速走行時の冷却性を高めることができる。
【0044】
本実施例では、前記ベース部20a,21aに、クロスメンバ10の下縁部10dに係合するフック形状の第1係合部20d,21dと、該第1係合部20d,21dを係合させた状態で上縁部10cに係合させる第2係合部20e,21eとを形成したので、左,右熱遮蔽部材20,21をクロスメンバ10に簡単に組み付けることができ、従来の接着テープ等により貼り付ける場合に比べて、組付け時の作業性を向上できるとともに、ばらつきを防止できる。これによりベース部20a,21aが挿入可能な隙間であれば、従来の発泡材では困難であった狭い隙間であっても確実にかつ容易に組み付けることができる。
【0045】
なお、前記実施例では、左,右遮熱部材14,15及び左,右熱遮蔽部材20,21の各遮熱材20b,20c,21bを同じ材質のものとしたが、本発明では、右側の遮熱材を左側の遮熱材より耐熱性,難燃性の高い材質のものにより構成してもよい。このようにすることで、コストを抑えつつ、エンジン側の高温の空気による熱的損傷を防止できる。即ち、ラジエータ8を通過した空気がエンジンユニット側を通ることでさらに温度上昇し易いが、該エンジン側に位置する遮熱材の耐熱性等を高くしたので、効果的である。
【符号の説明】
【0046】
4 フロントバンパ
7 空調用コンデンサ
8 ラジエータ
10 クロスメンバ(車体部材)
10c 上縁部
10d 下縁部
20,21 熱遮蔽部材
20a,21a ベース部
20b,20c,21b 遮熱材
20d,21d 第1係合部
20e,21e 第2係合部
s1,s2 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロントバンパの車両後方に空調用コンデンサを配設するとともに、該空調用コンデンサの後側にラジエータを配設し、
前記フロントバンパと前記空調用コンデンサとの間の該空調用コンデンサの近傍に車幅方向に延びる車体部材を配設し、
該車体部材と前記空調用コンデンサとの隙間から温度上昇した空気が流入するのを防止する自動車の熱遮蔽構造であって、
前記車体部材と前記空調用コンデンサとの隙間に熱遮蔽部材を配設し、
該熱遮蔽部材を、前記隙間の熱遮蔽領域を上下方向に延びる帯板状のベース部と、前記隙間を閉塞するよう形成された弾性変形可能な遮熱材とを有するものとし、
前記ベース部に、前記車体部材の上縁部又は下縁部の何れか一方に係合するフック形状の第1係合部と、該第1係合部を係合させた状態で他方に係合する爪形状の第2係合部とを形成した
ことを特徴とする自動車の熱遮蔽構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−46089(P2012−46089A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−190595(P2010−190595)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【出願人】(000002967)ダイハツ工業株式会社 (2,560)
【Fターム(参考)】