説明

自動車の車体構造

【課題】電装部品等のメンテナンス性と、車体の剛性との両立させる自動車の車体構造を提供すること。
【解決手段】車体100Aのフロアパネ後部ル11Bに開口部11Bcを設け、この開口部11Bcからアクセス可能な空間M2に電装部品15を配置した車体構造100において、開口部11Bcの周縁部を通って車体100Aの前後方向に延びる補強部材17を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車の車体構造に係り、特に、車体に設けられる電装部品を保護する車体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車体の床部に開口部を設け、その開口部からアクセス可能な空間に電装部品などを収納して、その開口部から電装部品などのメンテナンスを可能にした車体構造が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−344955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の車体構造では、車体の床部に開口部を設けているため、その開口部分が脆弱になり、例えば、前後方向から大きな衝撃をうけた場合に車体が大きく変形して、電装部品などを損傷させてしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、電装部品等のメンテナンス性と、車体の剛性とを両立させる車体構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、車体構造において、車体の床部に開口部を設け、この開口部からアクセス可能な空間に電装部品を配置した車体構造において、前記開口部の周縁部を通って前記車体の前後方向に延びる補強部を設けたこと特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電装部品へアクセスするための開口部の周縁部を通る補強部が設けられているため、例えば、車体が前後から衝撃を受けて前後方向に変形するような場合に、この開口部の変形が抑制される。
【0008】
このため、開口内の電装部品を保護することができ、電装部品等のメンテナンス性と車体の剛性との両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明に係る実施例の車体構造が採用された車体の内部を示す斜視図である。
【図2】図1のメンテナンスハッチ12を外した状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すメンテナンスハッチ12およびフロアパネル11を外した状態を示す斜視図である。
【図4】図1のメンテナンスハッチ12を示す斜視図である。
【図5】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図6】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図7】図1のC−C線に沿った断面図である。
【図8】図1の車体の補強部材およびサイドメンバーの配置図である。
【図9】図8に示す各メンバーの作用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る自動車の車体構造の実施例を図面に従って説明する。
【実施例】
【0011】
図1において、左下方は車体前部側を、右上方は車体後部側をそれぞれ示している。
車体構造100は、図1ないし図3に示すように、車体100Aの後部の車室19の床部となるフロアパネル後部11Bと、フロアパネル後部11Bの側端に一体に形成されるボディサイドシル18,18(一部不図示)と、フロアパネル後部11Bの下面側においてボディサイドシル18,18の下部内壁面に設けられるリアサイドメンバ14,14(図8参照)と、このフロアパネル後部11Bの裏面中央に取り付けられる補強部となる補強部材17,17と、フロアパネル後部11Bの裏面側の補強部材17,17間に配置される電装部品15と、フロアパネル後部11Bの下面側に配置されるモータ16等(図7参照)を有している。
【0012】
前記フロアパネル後部11Bの中央には、開口部11Bcが形成されている(図2参照)。この開口部11Bcは車体100Aの前側に向かうにつれて開口幅が狭くなっており、開口部11Bcは車室19の車体後壁部22まで延びている。
【0013】
この開口部11Bcの両側の縁部に車室19の内側に向かって逆L字状のフランジ11Baがそれぞれ形成され(図6参照)、このフランジ11Ba,11Baの上壁部11BFには等間隔にボルト孔11Bd,・・・が形成されている。
【0014】
また、このフランジ11Baの後端は車体後壁部22に当接している。フランジ11Baの後端には車体100Aの側方に突出した接続板部11Beが形成されており、この接続板部11Beは車体後壁部22に固定されている。
【0015】
フロアパネル後部11Bの前端側には、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcのフランジ11Baの前端に連続して断面がハット状の接続部11Bbが形成されている。
【0016】
車体100Aの前部の車室19内の床を形成するフロアパネル前部11Aには、その中央に車室19の前後方向に延び車室19の内側に突出し且つ断面がハット状の突条部が形成され、この突条部はトンネル部21となっている(図1のA−A線に沿った断面の図5参照)。
【0017】
このトンネル部21は、車室19内の前側にあるダッシュパネル(前壁部)24(図3参照)から車体100A後方へ向かって延びており、その後端はフロアパネル後部11Bの接続部11Bbの前端に接続されている(図2参照)。これにより、トンネル部21内の空間M1がフロアパネル後部11Bの開口内の空間M2に連通している(図2参照)。
<補強部材17>
この連通した空間内M1,M2において、一対の補強部材17,17が、例えば車体100Aの横方向に掛け渡したクロスメンバ25,・・・により支持されている(図3参照)。
【0018】
補強部材17,17は、車体100Aに対して前後方向で左右対称に配置され、それぞれフロアパネル11A,11Bの裏面に取り付けられている。
【0019】
各補強部材17は、例えばアルミ合金製で、断面S字の長尺レール状を呈して車体前後方向に延在する長尺部材である。
【0020】
補強部材17,17は、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcの周縁部(フランジ11Baの下側)およびフランジ11Baの接続部11Bbの内部、そして車体100Aの前部のトンネル部21内を通って車体100Aの前後方向に延びている。
【0021】
補強部材17,17の後端は車体後壁部22に固定され、前端は車室19前側のダッシュパネル24(図3参照)に固定されている(不図示)。
【0022】
補強部材17は、図2、図3、図5ないし図7に示すように、基部17Aと、基部17Aの上部に連続形成され一側方へ突出した接合部17aと、基部17Aの下部に連続形成され他側方へ突出した接合部17bを有している。
【0023】
フロアパネル前部11Aが設けられている車体100Aの前部において、補強部材17の接合部17aはトンネル部21の裏面にスポット溶接23され、接合部17bはトンネル部21の近傍のフロアパネル前部11Aの裏面にスポット溶接23されている。
【0024】
フロアパネル前部11Aのトンネル部21の両側壁部および上壁部の左右側部分と補強部材17,17とで略四角形の閉断面I,Jが図5に示すように左右に形成されている。
他方、フロアパネル後部11Bが設けられている車体100Aの後部において、補強部材17の接合部17aはフランジ11Baの上壁部11BFにスポット溶接23され、接合部17bはフランジ11Baの近傍のフロアパネル後部11Bの裏面にスポット溶接23されている。
【0025】
フロアパネル後部11Bの開口部11Bcのフランジ11Baと補強部材17とで略四角形の閉断面K,Lを形成している。
【0026】
略四角形の閉断面I〜Lを形成することに拠り、車体100Aの車体前後方向の耐衝撃性を高めている。
【0027】
また、この一対の補強部材17,17は、図3および図8に示すように、車体100Aの後方へ拡開するように形成された屈曲部(湾曲部)17c,17cを有している。この屈曲部17c,17cは、後述する電装部品15を囲うように湾曲している。また、この屈曲部17cは、ボディサイドシル18のリアサイドメンバ14と互いに所定間隔離間し且つ両者は車体上下方向の高さ位置が略一致している。
【0028】
このように、所定間隔離間させているのは、前後方向から衝撃を受けた場合に、リアサイドメンバ14や補強部材17が衝撃を吸収して曲がった場合に変形を許容できるルームを確保するためである。
【0029】
上記した固定は、スポット溶接23に限らず他の固定方法で固定してもよい。また、補強部材17にビード部を設けてさらに剛性を高めてもよい。また、補強部材17をトンネル部21の少なくとも一辺をなすように一体形成してもよい。
<電装部品15とモータ16>
モータ(電装部品)16は、図2および図7に示すように、車体100Aの後部のフロアパネル後部11Bの裏面に(図示しない支持部材により取り付けられて支持されている。このモータ16とフロアパネル後部11B裏面との間にはゴムなど弾性部材(不図示)により緩衝されている。
【0030】
このモータ16の上部には一対の支持フレーム28,28が設けられており、この支持フレーム28,28は電子駆動ユニットなどの電装部品15を支持している。
【0031】
この状態で、モータ16はフロアパネル後部11Bの開口部11Bc(図7に示す)からメンテナンスできる程度のアクセス可能な空間M2内の位置に配置されている。
【0032】
また、この電装部品15からは、車体100Aの他の部分(ECUなど)へ配線するために電気ハーネス27(図2参照)が車体100A前部のトンネル部21に沿って延設されている。
【0033】
このように、電気ハーネス27や電装部品15等の電圧の高い部品は車体100Aが前後方向からの衝撃を受けた際の安全性を考慮して車体100Aの中央部に配置され保護されることが多いが、この補強部材17,17により前記電気ハーネス27および電装部品15が囲まれており、さらに保護されることとなる。
<メンテナンスハッチ(カバー部材)12>
メンテナンスハッチ12は、図1および図4に示すように、後面および下面(図2おいて下側、図4において上側)が開口された断面コ字の筐体12Aから構成されている。
【0034】
この筐体12Aの先端部12aは、車体100Aの前方にいくにしたがってその高さが低くなると共に幅が狭くなるように形成されている。そのため、メンテナンスハッチ12の先端部12aは、補強部材17,17の屈曲部17c,17c(図3参照)と同様に後方へ拡開した形状となっている。
【0035】
また、先端部12aの上壁部の先端にはフランジ12fcが形成され、筐体12Aの側壁部12Aaの下端には側方へ突出するフランジ12fa,12fbが形成されている。また、筐体12Aの後端にはフランジ12fdが形成されている。
【0036】
フランジ12faとフランジ12fbは、フランジ12fcを介して連続して一体となっている。
【0037】
また、フランジ12fa,12fb,12fcには、複数のボルト孔12d,・・・が等間隔に形成されており、このうちフランジ12fa,12fbは、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcのフランジ11Baの上壁部11BFに接合されてボルト止めされている(図1および図2比較参照、図6および図7参照)。
【0038】
これにより、メンテナンスハッチ12が開口部11Bcにフランジ11Baを介して取り付けられフランジ11Ba,11Ba間の開口を閉塞している。また、フランジ12fcは車体後壁部22にボルト止めされている。
【0039】
つまり、メンテナンスハッチ12は、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcと車体後壁部22の双方に固定されている。
【0040】
次に、本実施例の作用、効果を説明する。
【0041】
フロアパネル後部11Bの開口部11Bcの周縁部を通って車体100Aの前後方向に延びる補強部材17を設けたので、例えば車体100Aが前後からの衝撃を受けた際に車体100Aが変形しても、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcの変形を抑制して、電装部品15を保護することができる。
【0042】
また、モータ16がフロアパネル後部11Bの開口部11Bc(図7に示す)からメンテナンスできる程度のアクセス可能な空間M2内の位置に配置されているので、開口部11Bcからモータ16に容易にアクセスしてメンテナンスできる。
【0043】
このため、開口部11Bcの開口内のモータ16や電装部品15等のメンテナンス性と車体100Aの剛性との両立を図ることができる。
【0044】
また、補強部材17,17によりフロアパネル後部11Bの開口部11Bcが補強されるので、メンテナンスハッチ12による脱着よってフロアパネル後部11Bの開口部11Bcが変形することがない。また、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcのみならずその周りの剛性を高めることができる。
【0045】
補強部材17は車体後壁部22から車体100Aの前部の車室19前端のダッシュパネル24に至るまで挿通されているので、車体100A全体の強度を高めることができる。
車室19においては、その前部から後部まで補強部材17が延在しており、例えば、車体100Aが前後からの衝撃を受けた際に車体100Aが変形しても補強部材17により補強されているため車室19の変形を抑制できる。
【0046】
補強部材17はトンネル部21の少なくとも一辺をなすように形成してもよい。トンネル部21はフロアパネル前部11Aの一部であり、またフロアパネル前部11Aは車室19の一部であるため、このように構成することで、車体100Aの軽量化が図れるとともに車室19の変形がより抑制される。
【0047】
補強部材17,17を左右一対に設けるとともに、この一対の補強部17,17の少なくとも一部である屈曲部17c,17cは、車体100Aの後方に拡開しており、フロアパネル後部11Bの開口部11Bcを挟み込んでいるので、車体100Aが前後方向からの衝撃をうけると、図9に示すように、受けた衝撃が補強部材17,17を介してその屈曲部17c,17cに伝わる。
【0048】
補強部材17,17の屈曲部17c,17cは車体100Aの後方へ拡開しているので、この衝撃に拠り補強部材17の屈曲部17c,17cは車体100Aの外方向側方へ凸となるように変形する。つまり、補強部材17,17は電装部品15から離れていくように変形する。
【0049】
このため、開口部11Bcの周縁部が電装部品15やモータ16へ当接しにくいものとなり、電装部品15やモータ16が保護される。また、このとき、リアサイドメンバ14は車体100Aの内側へ向かって凸となるようにやや湾曲変形する。
【0050】
そして、リアサイドメンバ14,14と補強部材17,17は高さ位置がほぼ一致しているので、両者の湾曲変形が進んで互いに接し、これにより、衝撃力が分散されるとともに前後方向の対衝撃吸収性が増してさらに加えられる衝撃に対する耐衝撃性が増す。このように、電装部品15やモータ16へ向かう衝撃力を分散させてそらすことができる。
補強部材17,17の屈曲部を車体100Aの前方へ拡開する構成としてもよい。
【0051】
一対の補強部材17,17を車体100Aに対して前後方向で左右対称に設けたので、車体100Aが受けた衝撃を均等に分散することができる。
【0052】
補強部材17,17は、車体100Aの前後方向に延在する断面が略S字の長尺部材であって、フロアパネル11の一部とで略四角形状の閉断面I〜K(図5ないし図7参照)を形成するため、より車体100Aの耐衝撃強度が増す。
【0053】
この閉断面I〜Kの形状は、5〜8角の多角形としてもよい。このようにすることで、さらに車体100Aの耐衝撃強度を高めることができる。
【0054】
メンテナンスハッチ12をフロアパネル後部11Bの開口部11Bcに設けているので、メンテナンスハッチ12の固定剛性(支持剛性)が高まる。
メンテナンスハッチ12を開口部11Bcに着脱可能に設けているので、メンテナンスハッチ12を取り外して、開口部11Bcのフランジ11Ba,11Ba間の開口から突出する電装部品15を容易にメンテナンスすることができる。
【0055】
以下、本発明に係る実施例の車体構造のその他の作用効果を下記に説明する。
【0056】
メンテナンスハッチ12の先端部12aも後方に拡開した形状となっているので、車体100Aが前後からの衝撃を受けると、補強部材17,17の屈曲部17c,17cと同様に電装部品15から離れるように車体100Aの外側に凸となるように湾曲して電装部品15の保護に寄与し、車体100Aの変形の抑制にも寄与する。
【0057】
フロアパネル前部11Aの中央のトンネル部21に沿って補強部材17が延在しているため、このトンネル部21内に通される電気ハーネス27を保護できる。
また、補強部材17がトンネル部21の裏面に固定されトンネル部21の内部に設けられているので、車室19内のスペースを不必要に占領することもなく、車室19内の意匠性も損ねることがない。
【0058】
補強部材17で車体100Aの中央部を補強するため、車体100Aの左右両サイドを補強する場合に比べて車体100Aの軽量化が図れ効率強く補強することができる。
【0059】
以上、本発明に係る車体構造を上記実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【符号の説明】
【0060】
11 フロアパネル
11A フロアパネル前部
11B フロアパネル後部
11Ba フランジ
11Bb 接続部
11Bc 開口部
11Bd ボルト孔
11Be 接続板部
11BF 上壁部
12 メンテナンスハッチ
12A 筐体
12a 先端部
12A 筐体
12Aa 側壁部
12d ボルト孔
12fa,12fb,12fc,12fd フランジ
14 リアサイドメンバ
15 電装部品
16 モータ
17 補強部材
17A 基部
17a,17b 接合部
17c 屈曲部
18 ボディサイドシル
19 車室
21 トンネル部
22 後壁部
22 車体後壁部
23 スポット溶接
24 ダッシュパネル
25 クロスメンバ
27 電気ハーネス
28 支持フレーム
100 車体構造
100A 車体
M1 空間
M2 空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体の床部に開口部を設け、
この開口部からアクセス可能な空間に電装部品を配置した車体構造において、
前記開口部の周縁部を通って前記車体の前後方向に延びる補強部を設けたこと特徴とする車体構造。
【請求項2】
前記補強部は、前記車体の車室前部から後部まで延在していることを特徴とする請求項1の車体構造。
【請求項3】
前記車体の床部には、少なくとも前記車室前部から前記開口部前方にわたって前記車室内側に突出するトンネル部が形成され、前記補強部でこのトンネル部の少なくとも一辺を形成したことを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
【請求項4】
前記補強部材を左右一対に設けるとともに、該一対の補強部の少なくとも一部は、車体後方または前方へ拡開して、前記開口部を挟み込むように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の車体構造。
【請求項5】
前記一対の補強部を左右対象に設けたことを特徴とする請求項4に記載の車体構造。
【請求項6】
前記補強部は、車体前後方向に延在する長尺部材であって、前記床部の一部と閉断面を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の車体構造。
【請求項7】
前記開口部を覆うカバー部材を設け、このカバー部材を前記補強部に着脱可能に固定した請求項1乃至6のいずれか1つに記載の車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−215196(P2010−215196A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−67264(P2009−67264)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】