説明

自動車の運転操車時に、ブレーキペタルとアクセルペタルの誤踏込み防止用ボードをブレーキペタルに装着固定した自動車。

【課題】 自動車の運転操車中にブレーキペタルとアクセルペタルの踏み違いによる事故を防止するよい方法は無いものかと思案したが、先ず運転者の技術の向上、心の持ち方が第一であるが、物理的、機械的に事故を防止する方法は無いものかと、右足でアクセルペタルを踏み、左足でブレーキペタルを踏み込み操車する事が最適であり、その右足のアクセルペタルと左足のブレーキペタルの踏み違いが無い様に、ブレーキペタルのアームと踏み板を利用して踏み違い防止用ボードを装着固定して課題を解決した。
【解決手段】 自動車の運転操車中にブレーキペタルとアクセルペタルの踏み違いによる事故を防止する為、右足でアクセルペタル左足でブレーキペタルを踏み込み運転操車する事を自動車メーカー、自動車運転教習場などで徹底した教育が必要である事は元よりであるが、本案の踏み違い防止用ボードをメーカー修理業者などが装着設置する事で、解決する為の手段とした。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
本発明は、自動車の運転操作中に、ブレーキペタルとアクセルペタルの踏み違いが起きない様に、ブレーキペタルとアクセルペタルの中間に、踏込み違い防止いわゆる誤踏込み防止用ボードを装着固定したものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の運転操作中、車庫から車を出す時、コンビニ等に駐車する時、停車するのにブレーキを踏まなければならないのに、誤ってアクセルを踏み、商店のウインドガラスや商品等に多大な損害を与え重大な人身事故を起こしている例が多々ある。4階の駐車場からブレーキとアクセルの運転操作を間違って、ブレーキペタルを踏まずアクセルペタルを踏込み駐車場の囲いを破って、4階から道路に転落して、運転手と助手席の二人が即死した悲惨な事故が3日前に起きております。ギヤーの入れ違い、ブレーキペタルとアクセルペタルの踏違い等の操作ミスの事故が、警察庁交通関係の調査では、2009年度年間1108件発生しております。
その対策として、最近の自動車には、運転席の正常のブレーキペタルとは別に、事故防止の為に助手席に近い左側場所にブレーキペタルを増設してある。ブレーキペタルとアクセルペタルの踏違い防止の一つの方法であるが、正常なブレーキペタルと同等のペタルを一個増設する事は、経費の上からブレーキペタルの機材や取付調整など相当な経費増になるのである。その上、安全の為に増設した筈のブレーキペタルが場合によっては一番危険なブレーキペタルになる可能性がある。助手席に近いと、助手席の人が誤ってブレーキペタルを踏んだり、助手席の子供が興味本位にブレーキペタルを踏んだ場合等走行中重大な事故に繋がる事件が起きる可能性が大である。
今 世界中で問題になっている、運転者が自動車のアクセルペタルとブレーキペタルを同時に踏んだ時、電子制御でブレーキを優先するシステムいわゆる、ブレーキ.オーバーライド.システムと言われるものについて、日本メーカーも安全対策に本腰を入れることになった。とあるが、一方日本メーカーは「アクセルペタルとブレーキペタルを同時に踏むことは通常ない」などとして乗り気ではないとして、採用を見合わせているとのことである。電子制御でブレーキを優先するシステムは本案のペタル踏み違い防止ボードを設置することでブレーキペタルとアクセルペタルを同時に踏むことは絶対無いので、必要では無くなり、急発進の原因がブレーキ.オーバーライド.システムであると指摘されているが、システムそのものが不要になり全てが解決するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自動車の運転操作中にブレーキペタルとアクセルペタルの踏違いによる、事故を防止する為よい方法は無いものかと思案したが、先ず運転者の技術の向上、心の持ち方が第一であるが、物理的機械的に事故を防止する方法は無いものかと、右足でアクセルペタルを踏み、左足でブレーキペタルを踏込み操作する事が最適であり、その右足のアクセルペタルと左足のブレーキペタルの踏違いが無い様に、両ペタルの中間に踏違い防止ボードを装着固定して課題を解決した。
【課題を解決するための手段】
【0004】
自動車の運転操作中にブレーキペタルとアクセルペタルの踏違いによる、事故を防止する為に右足でアクセルペタルを左足でブレーキペタルを踏込み運転操作するのを自動車メーカー、自動車教習場等で徹底した教育が必要である事は基よりであるが、本案の踏違い防止用のボードを設置して、解決する為の手段とした。
【発明の効果】
【0005】
このように、自動車のブレーキペタルとアクセルペタルの踏み違いが無い様に誤踏込み防止用ボードを運転席の足元に装着固定する事で、小額の経費で解決できて、運転操作も即対応が出来る。運転誤操作の為悲惨な死亡事故の防止に役立ち、この上もない社会的貢献であり、産業経済の発展に寄与するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、自動車の運転席の床6に誤踏込み防止用ボード1「横の長さ約30cm,縦約20cm」を垂直に立て奥の上方に取付けた付属帯8をハンドルの支柱9に巻きつけ装着固定して、ボード1の下方を床6に螺子で固定するものである。
2はアクセルペタル、3はブレーキペタルである、自動車を走行運転中右足でアクセルペタル2とブレーキペタル3を間違って踏み込まないよう、ペタル2,3の間に誤踏み込み防止ボード1を設置固定する。右足でアクセルペタル2を操作して誤って、ブレーキペタル3を踏み込もうとしても、踏み違い防止ボード1が有ると踏み違える事が無くなり、ブレーキを掛ける時は、左足でブレーキペタル3を踏まなければ成らず、右足はアクセルペタル2、左足はブレーキペタル3を確実に踏む事になり右足でアクセルペタルとブレーキペタル3を踏んでいた癖が、踏み違い防止ボード1を装着固定した事でアクセルペタル2専用となり、従来右足をブレーキペタル3の兼用で操作していたものが皆無となる。右足でブレーキペタル3を踏んでブレーキを掛けたつもりが、アクセルペタル2を踏み込んで逆の運転操作をしたことになり大事故に繋がっていた。
通常の運転時、、踏み違い防止ボード1が作用して、右足はアクセルペタル2、左足はブレーキペタル3を、それぞれ専用で操作することになり踏み違いが皆無となるので事故の防止ができる。
【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明の自動車アクセルペタル2とブレーキペタル3の踏み違い防止ボード1を固定装着する事で、低年令層は勿論の事、高齢化社会の自動車運転のミスに役立ち社会生活、自動車産業に貢献して、ひいては産業経済の発展に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の略図である。
【図2】本発明の踏み違い防止ボート1の左側面図
【符号の説明】
1は誤踏み込み防止ボード 7は誤踏み込み防止ボード1の左側の側面図
2はアクセルペタル 8はボード取付附属帯
3はブレーキペタル 9はハンドルの支柱
4はハンドル
5は運転席シート
6は運転席床

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の運転操作中に、ブレーキペタルとアクセルペタルの誤踏込み防止用ボードを装着固定した自動車。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−219074(P2011−219074A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−105823(P2010−105823)
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【出願人】(596167217)
【Fターム(参考)】